JPH0789412A - シートベルト用リトラクター - Google Patents

シートベルト用リトラクター

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JPH0789412A
JPH0789412A JP5256266A JP25626693A JPH0789412A JP H0789412 A JPH0789412 A JP H0789412A JP 5256266 A JP5256266 A JP 5256266A JP 25626693 A JP25626693 A JP 25626693A JP H0789412 A JPH0789412 A JP H0789412A
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webbing
rotation
winding shaft
lock
transmission means
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JP5256266A
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English (en)
Inventor
Iwata Hihata
岩太 日端
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NSK Ltd
Original Assignee
NSK Ltd
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Publication date
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Pending legal-status Critical Current

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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60RVEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60R22/00Safety belts or body harnesses in vehicles
    • B60R22/34Belt retractors, e.g. reels
    • B60R22/36Belt retractors, e.g. reels self-locking in an emergency
    • B60R22/415Belt retractors, e.g. reels self-locking in an emergency with additional means allowing a permanent locking of the retractor during the wearing of the belt

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  • Automotive Seat Belt Assembly (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 簡単な操作により緊急ロック機能を自動ロッ
ク機能に変換可能な制御手段が、不用意に自動ロック機
能を解除してしまうことがない使い勝手の良好なシート
ベルト用リトラクターを提供する。 【構成】 ウェビング巻取り状態に応じて慣性感知手段
31を起動し、ロックアーム24を巻取り軸4のラッチプレ
ート4aに対して係合位置又は非係合位置に従動させる制
御手段のレバー23を、可撓アーム23e に設けた係合凸部
23f とセンサーカバー30に設けた係止凸部34との反発力
によって前記慣性感知手段31を起動させる位置と起動さ
せない位置とにそれぞれ付勢させる。これと同時に、該
レバー23の係合部23a をそれぞれコントロールプレート
22の外側カム溝22a 又は内側カム溝22b に係合させ、該
レバー23の揺動をコントロールプレート22によって制御
させると共に該レバー23の不用意な揺動を阻止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、シートベルトのリト
ラクター(巻取装置)に関し、特に緊急ロック機構と自
動ロック機構とを兼ね備えたシートベルト用リトラクタ
ーの改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、車両の乗員等を座席に安全に保持
するためのシートベルトは、ウェビング,バックル,取
付け器具及びリトラクター(巻取り装置)から構成され
る。前記リトラクターは、シートベルト不使用時に自動
的にウェビングを引込む装置で、ウェビングの損傷を防
ぐと共に、シートベルト使用時には自由にウェビングの
長さが変えられる巻取り装置である。
【0003】このようなリトラクターには、自動ロック
式リトラクターや緊急ロック式リトラクター等がある
が、一般には、乗員を過度に拘束して装着者に圧迫感を
与えるといった問題を解決するために、急な加速、衝突
又は減速に反応する慣性感知手段によってリトラクター
の回転を物理的にロックする緊急ロック機構を備えて乗
員を効果的及び安全に拘束すると共にウェビングによる
圧迫感を低減する緊急ロック式リトラクターが用いられ
ている。
【0004】ところが、上記の如き緊急ロック式リトラ
クターでは、通常時ではウェビングの引き出しがロック
されないので、ウェビングを使用して荷物や子供用補助
椅子(チャイルドシート)等を座席に取り付ける際には
車両走行中の振動等でウェビングが次第にリトラクター
から引き出され、チャイルドシート等の取り付けが緩ん
でしまう恐れがある。
【0005】そこで、荷物やチャイルドシート等を座席
に取り付ける際には自動ロック機構が作動し、乗員を拘
束する際には緊急ロック機構が作動するシートベルト用
リトラクターが実開昭63−145747号及び実開平
3−126745号公報等に開示されている。これらの
シートベルト用リトラクターは、緊急ロック機構を有
し、且つ該リトラクターのウェビング巻取り状態を適宜
操作することにより自動ロック機構を作動状態と非作動
状態の間で切り換えることが可能に構成されている。
【0006】即ち、上記の如きシートベルト用リトラク
ターには、巻取り軸に係合して該巻取り軸のウェビング
引き出し方向の回転をロック可能な回転ロック手段と車
両緊急時に前記回転ロック手段を作動させる慣性感知手
段とを有する周知の緊急ロック機構と、ウェビング巻取
り状態に応じて前記慣性感知手段を起動し、前記回転ロ
ック手段を巻取り軸に対して適宜係合位置又は非係合位
置に従動させる制御手段とが設けられており、該制御手
段が前記回転ロック手段を巻取り軸に係合させることに
より巻取り軸のウェビング引き出し方向の回転をロック
して自動ロック機構が作動するように構成されている。
【0007】更に、こうしたシートベルト用リトラクタ
ーに用いられる前記制御手段としては、例えば、前記回
転ロック手段を巻取り軸に対して係合位置又は非係合位
置にもたらすべく、前記慣性感知手段を起動させる位置
と起動させない位置との間で移動可能な伝達手段(起動
レバー)と、巻取り軸の回転に対応して前記伝達手段と
相対変位する制御部材(起動部材)とを備えており、前
記伝達手段が該制御部材によって従動させられることに
より、前記巻取り軸のウェビング巻取り状態に応じて前
記伝達手段が前記慣性感知手段を起動させる位置又は起
動させない位置に揺動し、前記回転ロック手段を前記係
合位置又は前記非係合位置にもたらすように構成されて
いる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記の如き
制御部材により揺動させられる前記伝達手段は、オーバ
センタースプリングや圧縮コイルばね等のバネ部材を用
いて中立位置を境に適宜付勢方向が変わるように構成さ
れた付勢手段(所謂スナップアクションスプリング)に
よって、前記慣性感知手段を起動させる位置又は起動さ
せない位置に付勢されている。
【0009】そこで、自動ロック機構が作動状態の際、
前記伝達手段は前記回転ロック手段を前記係合位置に位
置させるべく、前記付勢手段の付勢力だけで前記慣性感
知手段を起動状態に維持しているが、車両走行中の振動
や衝撃等が伝達手段に作用して前記付勢手段が中立位置
を越えると、付勢手段の付勢方向が切り換わって伝達手
段は慣性感知手段を起動状態に維持しない方向に付勢さ
れてしまう。すると、前記伝達手段は前記回転ロック手
段を前記係合位置にもたらすことができなくなり、リト
ラクターの自動ロック状態が解除されてしまう可能性が
あった。
【0010】従って、ウェビングを使用して荷物やチャ
イルドシート等を座席に取り付けている際に、車両走行
中の振動や衝撃等でシートベルト用リトラクターが自動
ロック状態を解除されて緊急ロック状態に戻ってしまう
と、車両走行中にウェビングが次第にリトラクターから
引き出され、これら荷物やチャイルドシート等の取り付
けが緩んでしまう恐れがある。
【0011】即ち、本発明の目的は上記課題を解消する
ことに係り、緊急ロック式リトラクターに自動ロック機
構を組付けたリトラクターであって、簡単な操作により
緊急ロック機能を自動ロック機能に変換可能な制御手段
が、不用意に自動ロック機能を解除してしまうことがな
い使い勝手の良好なシートベルト用リトラクターを提供
することである。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明の上記目的は、ウ
ェビングを巻装するリトラクターの巻取り軸に係合して
該巻取り軸のウェビング引き出し方向の回転をロック可
能な回転ロック手段と、車両緊急時に前記回転ロック手
段を作動させる慣性感知手段とを有する緊急ロック機構
を備えたシートベルト用リトラクターであって、ウェビ
ング巻取り状態に応じて前記慣性感知手段を起動し、前
記回転ロック手段を巻取り軸に対して係合位置又は非係
合位置に従動させる制御手段が、前記慣性感知手段を起
動させる位置と起動させない位置との間で揺動可能な伝
達手段と、前記伝達手段を各揺動方向へ付勢可能な付勢
手段と、第1の案内部及び第2の案内部を備えて前記巻
取り軸の回転に対応して前記伝達手段と相対変位する制
御盤とを有しており、ウェビングが所定量引き出される
巻取り軸の回転までは前記伝達手段の揺動端部を前記制
御盤の第1の案内部に係合させて該伝達手段が前記慣性
感知手段を起動させない位置とすると共にウェビングが
所定量引き出される巻取り軸の回転で前記伝達手段の揺
動端部を前記制御盤の第2の案内部側に移動させて該伝
達手段が前記慣性感知手段を起動させる位置とし、その
後のウェビングが所定量巻取られる巻取り軸の回転で前
記伝達手段の揺動端部を前記制御盤の第1の案内部に復
帰させて該伝達手段が前記慣性感知手段を起動させない
位置とすることができるシートベルト用リトラクターに
より達成される。
【0013】
【作用】上記構成によれば、前記伝達手段の揺動端部が
前記制御盤の第1の案内部に係合している場合、該伝達
手段は前記付勢手段によって前記慣性感知手段を起動さ
せない位置に付勢される。そして、前記伝達手段の揺動
端部が前記制御盤の第2の案内部側に移動させられる
と、該伝達手段は前記付勢手段によって前記慣性感知手
段を起動させる位置に付勢される。
【0014】即ち、前記伝達手段は前記付勢手段によっ
て前記慣性感知手段を起動させる位置と起動させない位
置とにそれぞれ付勢されると同時に、該伝達手段の揺動
端部がそれぞれ制御盤の第1の案内部又は第2の案内部
に係合されて不用意な揺動を阻止された状態となるの
で、振動や衝撃等で伝達手段を付勢する付勢手段の付勢
方向が不所望に切り換わってしまうことがない。
【0015】
【実施例】以下、添付図面に基づいて本発明の一実施例
を詳細に説明する。図1乃至図3に示すシートベルト用
リトラクターの分解斜視図において、ベース1はその大
部分が略コの字状断面を有し、対向する側板1aには対
向してそれぞれ貫通孔1bが穿設されており、該貫通孔
1bにはウェビングが巻回されるボビン2を固設した巻
取り軸4が左右のプラスチックブッシュ3を介して回動
自在に橋架される。該巻取り軸4の一端には、公知の巻
取りバネ装置5が配置されており、巻取り軸4はウェビ
ングを巻取る方向に常時付勢されている。
【0016】一方、巻取り軸4の他端には緊急時にウェ
ビングの引き出しを阻止するための緊急ロック機構が配
置されている。この緊急ロック機構は、巻取り軸4の他
端部に固定された爪車であるラッチプレート4aと、該
ラッチプレート4aの歯に係合することによりラッチプ
レート4aのウェビング引き出し方向(矢印X1 方向)
の回転を抑止する爪部材であるポール11とからなる回
転ロック手段を有すると共に、車両緊急時に前記回転ロ
ック手段を作動させる慣性感知手段31を有する。
【0017】前記ラッチプレート4aの外方には巻取り
軸4の端部が突出され、そこには慣性感知手段31を構
成するべく、テンションプレート9とラッチ部材である
ラッチカップ13とが遊嵌されている。なお、ラッチカ
ップ13に形成されたスプリングハンガ13bとテンシ
ョンプレート9に形成されたスプリングハンガ9aとに
はリターンスプリング12が装着され、ラッチカップ1
3は矢印X2 方向に回動する付勢力が作用されている。
そして、前記ラッチカップ13の外側に位置する巻取り
軸4には、ラッチカップ13の内歯13dに係合するロ
ック部15aが形成されたロック部材15及びセンサー
スプリング16と共にロック手段を構成するフランジ1
4が固着されている。更に、ロック部材15の外側に
は、プレーンワッシャー33を介して前記巻取り軸4に
螺着されたタッピングスクリュー20に遊嵌された慣性
部材であるラチェットホイール17が設けられており、
その外周面には、後述の車体加速度感知手段32のセン
サーアーム28と係合するためのベルト引き出し方向を
向いた歯17aが複数個形成されている。又、該ラチェ
ットホイール17の内側に設けられた装着部には、フリ
クションスプリング19が摺動可能に装着されており、
該フリクションスプリング19がロック部材15に係合
されているので、ラチェットホイール17は巻取り軸4
と一体的に回転し、且つ該巻取り軸4に対して相対変位
が可能である。
【0018】また、前記ラッチプレート4aに係合する
ことによりラッチプレート4aのウェビング引き出し方
向(矢印X1 方向)の回転を抑止するポール11が、ポ
ールピン10を介してラッチプレート4aから係脱可能
に側板1a外方に枢支されている。該ポールピン10
は、側板1aに形成された貫通孔35に一端部を嵌挿さ
れると共に他端部をテンションプレート9の貫通孔9b
に嵌挿されており、ポール11とラッチプレート4aと
の噛み合い荷重により倒れるのを防止されている。そこ
で、前記ポール11は、ポールピン10を中心に揺動回
転することができる。そして、ポール11にはポールガ
イド突起11bが突設され、該ポールガイド突起11b
はラッチカップ13の外周部に突出形成されているポー
ルガイド孔13cに挿入される。
【0019】更に、前記側板1aの下部には車体加速度
感知手段32を構成するセンサーケース27が固設さ
れ、この中空部内にはセンサーであるボールウエイト2
9が載置されると共に、突起28aを有するセンサーア
ーム28が揺動可能に取り付けられている。そして、こ
れら緊急ロック機構を覆う側板1aの外側にはセンサー
カバー30が配設されている。
【0020】図3に示すように、前記センサーカバー3
0の内壁に突設された支軸30a,30bには、それぞ
れ前記タッピングスクリュー20に固定されたメインギ
ア18に歯合するアイドルギア21と、該アイドルギア
21の小歯車に歯合して減速回転される制御盤としての
コントロールプレート22とが回転自在に軸支されてい
る。該コントロールプレート22は合成樹脂で成形され
ており、その内表面には後述するレバー23とロックア
ーム24と共に制御手段を構成する案内部であるカム溝
40が適宜形成されている。
【0021】前記センサーカバー30の内壁に突設され
た枢支軸25には、合成樹脂製のレバー部材であるレバ
ー23が揺動自在に枢支されている。該レバー23は、
前記枢支軸25に遊貫される円筒状部23bと、該円筒
状部23bから半径方向外方へ延びるカムアーム部23
cと、該カムアーム部23cと反対側の半径方向外方へ
延びる可撓アーム部23eとから成る。前記カムアーム
部23cの揺動端部に突設された係合部である係合突起
23aは前記コントロールプレート22のカム溝40に
係合しており、該レバー23はカム溝40のカム面に従
って揺動させられる。また、図4に示すように、可撓ア
ーム部23eの揺動端部に形成された断面三角形の係合
凸部23fは、前記センサーカバー30の内壁に突設さ
れた断面三角形の係止凸部34に係合することにより、
該可撓アーム部23eの回転軸線方向の弾性力と、互い
に対向して圧接する傾斜面の抗力との作用によって、中
立位置を境に適宜付勢方向が変わるように該レバー23
を付勢可能な付勢手段を構成している。そこで、レバー
23は枢支軸25を中心として揺動自在であると共に、
各揺動端方向へ付勢されている。
【0022】更に、前記カムアーム部23cの内側カム
面23dには、前記ラッチカップ13の内方に突設した
枢支軸13aに揺動自在に枢支されたロックアーム24
の係合突起24bがラッチカップ13の開口13fを貫
通して係合可能とされている。該ロックアーム24の揺
動端は、ラッチカップ13に突設した係止片13eにそ
の一端部を係止されたねじりコイルばね38によって、
巻取り軸4の回転中心から離れる方向に付勢されてい
る。そして、前記レバー23と共に伝達手段を構成する
該ロックアーム24は、レバー23の揺動に伴ってその
係合部24aが前記ラッチプレート4aの歯に係合して
前記慣性感知手段31を起動させる位置、又は係合部2
4aが前記ラッチプレート4aの歯に係合せずに前記慣
性感知手段31を起動させない位置に従動させられる
(図5参照)。尚、前記ロックアーム24は、ラッチカ
ップ13の開口13fによって揺動範囲を規制されてい
る。
【0023】前記コントロールプレート22のカム溝4
0は、図6に示すように、レバー23の係合突起23a
をプレート外周近傍に位置させてロックアーム24をラ
ッチプレート4aと非係合な位置に保持する第1の案内
部である外側カム溝22aと、前記係合突起23aをプ
レート内周近傍に位置させてロックアーム24をラッチ
プレート4aと係合する位置に保持する第2の案内部で
ある内側カム溝22bと、ウェビングが所定量以上引き
出された際に前記係合突起23aを前記外側カム溝22
aから前記内側カム溝22bへ導入する第1の連通部で
ある切り欠き部22cと、その後、ウェビングが所定量
巻き取られた際に前記係合突起23aを前記内側カム溝
22bから前記外側カム溝22aへ移動する第2の連通
部である切り欠き部22dとを有している。
【0024】前記外側カム溝22aはプレート外周近傍
にほぼ全周に亘って延び、内側カム溝22bは該外側カ
ム溝22aよりもプレート内側にほぼ半周に亘って延び
ている。そして、前記レバー23の係合突起23aが外
側カム溝22aに位置している際には、図7の実線で示
した位置に位置させられるレバー23の係合凸部23f
が前記センサーカバー30の係止凸部34と反発し、該
レバー23は図6中、反時計回り方向(矢印W1 方向)
へ付勢される。又、前記係合突起23aが内側カム溝2
2bに位置している際には、前記係合凸部23fが中立
位置である前記係止凸部34の頂部Sを越えて図7の二
点鎖線で示した位置に位置させられるので、該係合凸部
23fが前記センサーカバー30の係止凸部34と反発
し、該レバー23は図6中、時計回り方向(矢印W2
向)へ付勢される。
【0025】即ち、これら内側カム溝22bと外側カム
溝22aは隔壁43によって隔てられており、何方か一
方のカム溝に位置している前記係合突起23aが該隔壁
43を乗り越えて不用意に他方のカム溝に移動してしま
うことがない。次に、上記シートベルト用リトラクター
の作動について説明する。先ず、ウェビング全量巻取り
状態においては、図8(b) に示す如く、前記レバー23
の係合突起23aがコントロールプレート22の外側カ
ム溝22aの一端部に位置すると共に前記係合凸部23
fと前記係止凸部34との反発力によって外側カム溝2
2aの外側壁面に押し付けられている。又、ロックアー
ム24は、前記ねじりコイルばね38によって巻取り軸
4の回転中心から離れる方向に付勢されており、図8
(a) に示すように係合部24aが前記ラッチプレート4
aの歯に係合せず、該ラッチカップ13は巻取り軸4と
相対的に回転可能である。
【0026】次に、ウェビングがリトラクターから引き
出され始めると、巻取り軸4が矢印X1 方向に回り始
め、該巻取り軸4の回転により回動されるタッピングス
クリュー20に固着されたメインギア18も同方向に回
り始める。そこで、コントロールプレート22はアイド
ルギア21に減速されて矢印Y1 方向に回り始め、レバ
ー23の係合突起23aは外側カム溝22aを追従す
る。そして、係合突起23aがコントロールプレート2
2の切り欠き部22dに差し掛かった時、該係合突起2
3aは外側カム溝22aの外側壁面に押し付けられる方
向に付勢されているので、前記内側カム溝22bに入る
ことはない。このように、係合突起23aがコントロー
ルプレート22の外側カム溝22a内にある間は、ロッ
クアーム24の係合部24aとラッチプレート4aの歯
が噛み合って慣性感知手段31が作動することはなく、
通常の緊急ロック機構作動状態であり、自動ロック機構
は非作動状態にある。
【0027】即ち、通常使用時には、図5に示すよう
に、ラッチカップ13はスプリングハンガ13bとテン
ションプレート9のスプリングハンガ9aとに装着され
たリターンスプリング12の付勢力によってウェビング
巻取り方向(矢印X2 方向)に付勢されており、ポール
ガイド孔13cにポールガイド突起11bが係合するポ
ール11はラッチプレート4aと非係合な方向に付勢さ
れており、更にロック部材15のロック部15aはセン
サースプリング16の付勢力によりラッチカップ13の
内歯13dと非歯合な位置に付勢されているので、ウェ
ビングの引き出しは自在である。
【0028】しかして、衝突等の緊急時に図示しないウ
ェビングにテンションがかかり、巻取り軸4に所定以上
の衝撃的なウェビング引き出し方向(矢印X1 方向)の
回動力が作用されると、前記ラチェットホイール17は
慣性力を受けて巻取り軸4のウェビング引き出し方向
(矢印X1 方向)の回転に対し回転遅れが生じる。そし
て、前記センサースプリング16の付勢力よりも、ラチ
ェットホイール17の装着部に装着されたフリクション
スプリング19の係合部がロック部材15をロック部1
5aが内歯13dと歯合する方向に押す力が勝ると、ロ
ック部材15はロック部15aが内歯13dと歯合する
方向に動かされる。すると、ロック部材15の係合部1
5aがラッチカップ13の内歯13dに係合するので、
図14に示すようにフランジ14の回動力がラッチカッ
プ13に伝達され、該ラッチカップ13をリターンスプ
リング12の付勢力に抗して矢印X1 方向へ回動する慣
性感知手段31が作動する。この時、ポールガイド突起
11bに係合するポールガイド孔13cがこのポールガ
イド突起11bを介してポール11を矢印Z1 方向へ回
動してラッチプレート4aに係合させる。この結果、巻
取り軸4の矢印X1 方向への回動、すなわちウェビング
の引き出しが阻止されてロックされる。尚、ラッチカッ
プ13が矢印X1 方向へ回動される際、該ラッチカップ
13の枢支軸13aに枢支されたロックアーム24もラ
ッチカップ13と共に回動されるが、該ロックアーム2
4はねじりコイルばね38によって巻取り軸4の回転中
心から離れる方向に付勢されており、ラッチプレート4
aとは係合しない。又、車両が緊急時、所定以上の速度
変化を受けると、ボールウエイト29が転動してセンサ
ーアーム28を揺動し、その先端28aをラチェットホ
イール17の歯17aに噛み合わせるので、ラチェット
ホイール17のベルト引き出し方向の回転が阻止され
る。そして、ラチェットホイール17が回動を阻止され
た状態で更にウェビングが引き出されると、ラチェット
ホイール17が巻取り軸4のウェビング引き出し方向の
回転に対し回転遅れを生じるので、ロック手段31が作
動して上述の如くウェビングの引き出しがロックされ
る。
【0029】そして、ウェビングに作用されたテンショ
ンが解除された時には、リターンスプリング12の付勢
力を介してラッチカップ13が矢印X2 方向に回転され
ることにより、ポール11が矢印Z1 方向と反対方向に
揺動され、ラッチプレート4aのロックが解除されてウ
ェビングの引き出しが自在とされる。次に、ウェビング
を全量引き出すと、図9(b) に示す如く、前記レバー2
3の係合突起23aが前記切り欠き部22cのカム面4
1に押されて内側カム溝22b内に入ると同時に、該レ
バー23が図9中、時計回り方向(矢印W2 方向)へ揺
動させられる。この時、前記可撓アーム部23eの揺動
端部に形成された係合凸部23fが前記係止凸部34の
頂部Sを乗り越えるので、これら係合凸部23fと係止
凸部34による反発力の方向が変わり、カムアーム部2
3cはロックアーム24をラッチプレート4aと係合さ
せる方向へ付勢する。そこで、ロックアーム24は、係
合凸部23fと係止凸部34の反発力によってレバー2
3に作用する図9中、時計回り方向(矢印W2 方向)の
付勢力によって、係合部24aがラッチプレート4aの
歯と係合させられる。
【0030】そして、ウェビングがリトラクターに巻き
取られ始めると、図10(a) に示すように、巻取り軸4
が矢印X2 方向に回り始め、ラッチプレート4aも同方
向に回転するが、ラッチプレート4aの歯に係合してい
るロックアーム24の係合部24aは弾かれてラッチプ
レート4aの歯を乗り越えるので、巻取り軸4の回転を
阻止することはない。この時、ロックアーム24は、係
合凸部23fと係止凸部34の反発力によってレバー2
3に作用する図10中、時計回り方向(矢印W2 方向)
の付勢力よって、ラッチプレート4aと係合する方向に
付勢されているので、ラッチプレート4aの歯と係合部
24aとの係合は保持される。更にこの時、レバー23
のカムアーム部23cも、ロックアーム24の係合突起
24bを介してラッチプレート4aの歯に弾かれるが、
図10(b) に示すように、弾かれたカムアーム部23c
の係合突起23aは内側カム溝22bの外側壁面に規制
されて隔壁43を乗り越えることはできないので、レバ
ー23に作用する図10中、時計回り方向(矢印W2
向)の付勢力が解除されてしまうことはない。
【0031】一方、ウェビングがリトラクターから引き
出され、巻取り軸4が矢印X1 方向に回り始めると、図
11に示すようにラッチプレート4aに係合しているロ
ックアーム24を介して巻取り軸4の回動力がラッチカ
ップ13に伝達され、該ラッチカップ13をリターンス
プリング12の付勢力に抗して矢印X1 方向へ回動する
慣性感知手段31が作動する。この時、ポールガイド突
起11bに係合するポールガイド孔13cがこのポール
ガイド突起11bを介してポール11を矢印Z1 方向へ
回動してラッチプレート4aに係合させる(図12参
照)。この結果、巻取り軸4の矢印X1 方向への回動、
すなわちウェビングの引き出しが阻止されてロックされ
る。
【0032】このように、係合突起23aがコントロー
ルプレート22の内側カム溝22bの中にある間は、ロ
ックアーム24の係合部24aとラッチプレート4aの
歯が常時噛み合っており、自動ロック機構作動状態であ
る。この状態からウェビングが更に巻き取られると、コ
ントロールプレート22は矢印Y2 方向に回り始め、レ
バー23の係合突起23aは内側カム溝22b内を移動
する。そして、更にウェビングが巻き取られると、図1
3(a) に示すように、係合突起23aが前記切り欠き部
22dのカム面42に押されて外側カム溝22a内に入
ると同時に、該レバー23が図13中、反時計回り方向
(矢印W1 方向)へ揺動させられる。この時、前記可撓
アーム部23eの揺動端部に形成された係合凸部23f
が前記係止凸部34の頂部Sを乗り越えるので、これら
係合凸部23fと係止凸部34による反発力の方向が変
わり、ロックアーム24をラッチプレート4aと係合さ
せる方向へ付勢しているレバー23の付勢力が解除され
る。
【0033】そして、ロックアーム24は、ねじりコイ
ルばね38の付勢力によって、係合部24aとラッチプ
レート4aの歯との係合を解除する方向に揺動させられ
るので、リトラクターは緊急ロック機構のみが作動状態
となったまま、ウェビングが全量巻き取られる。そこ
で、再びウェビングを全量引き出してレバー23の係合
突起23aをコントロールプレート22の内側カム溝2
2bの中に導入するまでは、緊急ロック機構の作動状態
のみが実現される。従って、緊急ロック機能から自動ロ
ック機能への変換は、ウェビングを全量引き出すという
極めて簡単な操作により切り換えることができる。
【0034】即ち、上記シートベルト用リトラクターの
レバー23は、可撓アーム部23eの係合凸部23fと
センサーカバー30の係止凸部34との反発力によっ
て、ロックアーム24をラッチプレート4aと係合させ
る方向又は係合させない方向へそれぞれ付勢すると同時
に、該レバー23の係合部23aがコントロールプレー
ト22の外側カム溝22a又は内側カム溝22bに係合
されて不用意な揺動を阻止された状態とされている。
【0035】そこで、例えば自動ロック機構が作動状態
の際、レバー23に振動や衝撃等が作用し、前記係合凸
部23fが係止凸部34の頂部Sを不用意に乗り越えよ
うとしても、係合部23aが内側カム溝22bに係合さ
れたレバー23は付勢方向が不所望に切り換わってしま
うことがなく、リトラクターの自動ロック状態が解除さ
れてしまうことがない。
【0036】従って、ウェビングを使用して荷物やチャ
イルドシート等を座席に取り付けている際に、車両走行
中の振動や衝撃等でシートベルト用リトラクターが自動
ロック状態を解除されて緊急ロック状態に戻ってしまう
ことがなく、車両走行中にウェビングが次第にリトラク
ターから引き出されてこれら荷物やチャイルドシート等
の取り付けが緩んでしまうのを確実に防止することがで
きる。
【0037】尚、本発明における制御盤、伝達手段、付
勢手段及び慣性感知手段等は、上記実施例の構成に限定
されるものではなく、種々の変更が可能であることは勿
論である。例えば、上記実施例においては、レバー23
を各揺動方向へ付勢可能な付勢手段として係合凸部23
fと係止凸部34との反発力を用いたが、オーバセンタ
ースプリングや圧縮コイルばね等のバネ部材を用いて中
立位置を境に適宜付勢方向が変わるように構成された他
の付勢手段を用いることもできる。
【0038】また、上記実施例においては、伝達手段が
ラッチプレート4aと係合することによって慣性感知手
段31を起動させたが、例えば伝達手段がウェビング巻
取り状態に応じてラチェットホイール17と係合するこ
とにより、慣性感知手段31を起動させるように構成す
ることもできる。
【0039】
【発明の効果】上述の如く、本発明のシートベルト用リ
トラクターは、慣性感知手段を起動させる位置と起動さ
せない位置との間で揺動可能な伝達手段の揺動端部が、
制御盤の第1の案内部に係合している場合、該伝達手段
は付勢手段によって前記慣性感知手段を起動させない位
置に付勢される。そして、前記伝達手段の揺動端部が前
記制御盤の第2の案内部側に移動させられると、該伝達
手段は前記付勢手段によって前記慣性感知手段を起動さ
せる位置に付勢される。
【0040】即ち、ウェビング巻取り状態に応じて前記
慣性感知手段を起動し、前記回転ロック手段を巻取り軸
に対して係合位置又は非係合位置に従動させる制御手段
の伝達手段が、前記付勢手段によって前記慣性感知手段
を起動させる位置と起動させない位置とにそれぞれ付勢
されると同時に、該伝達手段の揺動端部がそれぞれ制御
盤の第1の案内部又は第2の案内部に係合されて不用意
な揺動を阻止された状態となるので、振動や衝撃等によ
って該伝達手段を付勢する付勢手段の付勢方向が不所望
に切り換わってしまうことがない。
【0041】そこで、例えば自動ロック機構が作動状態
の際、前記伝達手段に振動や衝撃等が作用して付勢手段
の付勢方向が不所望に切り換わってしまい、リトラクタ
ーの自動ロック状態が解除されてしまうことがない。従
って、緊急ロック式リトラクターに自動ロック機構を組
付けたリトラクターであって、簡単な操作により緊急ロ
ック機能を自動ロック機能に変換可能な制御手段が、不
用意に自動ロック機能を解除してしまうことがない使い
勝手の良好なシートベルト用リトラクターを提供でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に基づくシートベルト用リト
ラクターの分解斜視図の一部である。
【図2】図1に示したシートベルト用リトラクターの残
り部分の分解斜視図の一部である。
【図3】図1及び図2に示したシートベルト用リトラク
ターの残り部分の分解斜視図である。
【図4】図3に示したレバー及びコントロールプレート
の概略構成図である。
【図5】図1乃至図3に示したシートベルト用リトラク
ターの動作説明用の要部拡大側面図である。
【図6】図3に示したレバー及びコントロールプレート
の正面図である。
【図7】レバーの係合凸部とセンサーカバーの係止凸部
との係合状態を説明する要部拡大断面図である。
【図8】(a) は自動ロック機構の作動説明用の要部拡大
図であり、(b) はこの時のレバーとコントロールプレー
トとの係合状態を示す正面図である。
【図9】(a) は自動ロック機構の作動説明用の要部拡大
図であり、(b) はこの時のレバーとコントロールプレー
トとの係合状態を示す正面図である。
【図10】(a) は自動ロック機構の作動説明用の要部拡
大図であり、(b) はこの時のレバーとコントロールプレ
ートとの係合状態を示す正面図である。
【図11】自動ロック機構の作動説明用の要部拡大図で
ある。
【図12】図1乃至図3に示したシートベルト用リトラ
クターの動作説明用の要部拡大側面図である。
【図13】(a) は自動ロック機構の作動説明用の要部拡
大図であり、(b) はこの時のレバーとコントロールプレ
ートとの係合状態を示す正面図である。
【図14】ウェビングの引出しロック動作説明用の要部
拡大図である。
【符号の説明】
1 ベース 2 ボビン 4 巻取り軸 4a ラッチプレート 5 巻取りバネ装置 11 ポール 13 ラッチカップ 13a 枢支軸 13b スプリングハンガ 13c ポールガイド孔 13d 内歯 13e 係止片 13f 開口 17 ラチェットホイール 18 メインギア 20 タッピングスクリュー 21 アイドルギア 22 コントロールプレート 22a 外側カム溝 22b 内側カム溝 22c 切り欠き部 22d 切り欠き部 23 レバー 23a 係合突起 23b 円筒状部 23c カムアーム部 23d 内側カム面 23e 可撓アーム部 23f 係合凸部 24 ロックアーム 24a 係合部 24b 係合突起 31 ロック手段 32 車体加速度感知手段 34 係止凸部 38 ねじりコイルばね 40 カム溝 41 カム面 42 カム面 43 隔壁

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ウェビングを巻装するリトラクターの巻
    取り軸に係合して該巻取り軸のウェビング引き出し方向
    の回転をロック可能な回転ロック手段と、車両緊急時に
    前記回転ロック手段を作動させる慣性感知手段とを有す
    る緊急ロック機構を備えたシートベルト用リトラクター
    であって、 ウェビング巻取り状態に応じて前記慣性感知手段を起動
    し、前記回転ロック手段を巻取り軸に対して係合位置又
    は非係合位置に従動させる制御手段が、前記慣性感知手
    段を起動させる位置と起動させない位置との間で揺動可
    能な伝達手段と、前記伝達手段を各揺動方向へ付勢可能
    な付勢手段と、第1の案内部及び第2の案内部を備えて
    前記巻取り軸の回転に対応して前記伝達手段と相対変位
    する制御盤とを有しており、 ウェビングが所定量引き出される巻取り軸の回転までは
    前記伝達手段の揺動端部を前記制御盤の第1の案内部に
    係合させて該伝達手段が前記慣性感知手段を起動させな
    い位置とすると共にウェビングが所定量引き出される巻
    取り軸の回転で前記伝達手段の揺動端部を前記制御盤の
    第2の案内部側に移動させて該伝達手段が前記慣性感知
    手段を起動させる位置とし、その後のウェビングが所定
    量巻取られる巻取り軸の回転で前記伝達手段の揺動端部
    を前記制御盤の第1の案内部に復帰させて該伝達手段が
    前記慣性感知手段を起動させない位置とすることができ
    るシートベルト用リトラクター。
JP5256266A 1993-09-21 1993-09-21 シートベルト用リトラクター Pending JPH0789412A (ja)

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WO2005039941A1 (ja) * 2003-10-24 2005-05-06 Autoliv Development Ab シートベルト装置
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