JP2003154488A - 鋼材固定用治具 - Google Patents

鋼材固定用治具

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JP2003154488A
JP2003154488A JP2001356306A JP2001356306A JP2003154488A JP 2003154488 A JP2003154488 A JP 2003154488A JP 2001356306 A JP2001356306 A JP 2001356306A JP 2001356306 A JP2001356306 A JP 2001356306A JP 2003154488 A JP2003154488 A JP 2003154488A
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Michio Tanaka
道夫 田中
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 クレーンにより吊り下げた状態においてもH
形鋼材への溶接対象鋼材の位置決めが容易に行え、か
つ、仮溶接後にクレーンを取り外しても、位置決め状態
を良好に保持することができる鋼材固定用治具を提供す
る。 【解決手段】 鋼材固定用治具1は、H形鋼材10に板
状もしくはT形の溶接対象鋼材12を仮固定するための
鋼材固定用治具である。鋼材固定用治具1は、H形鋼材
10のフランジ10aに固定可能な固定部2と、固定部
2に設けられ、H形鋼材10の向かい合うフランジ10
b方向に延びるとともに、固定部2からH形鋼材10の
向かい合うフランジ側に延びる長さを調整可能な溶接対
象鋼材配置位置調整部3と、溶接対象鋼材配置位置調整
部3の端部に設けられた溶接対象鋼材支持部4とを備え
ている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、H形鋼材に板状も
しくはT形の溶接対象鋼材を仮溶接のため仮固定する際
に用いられる鋼材固定用治具である。
【0002】
【従来の技術】従来より、ビルなどの建築の際に、H形
鋼材に板状もしくはT形の鋼材を溶接した溶接鋼材が多
く使用されている。H形鋼材に板状もしくはT形の溶接
対象鋼材を本溶接する前に仮溶接が行われる。仮溶接
は、例えば、H形鋼材を両サイドのフランジが垂直とな
りフランジ間の平板部が水平状態となるように、平地に
載置し、溶接対象のT形鋼材をクレーンにて吊り上げ、
H形鋼材への溶接位置に起立状態にて配置した後、その
状態を維持して行われる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】仮溶接が上記のように
行われるため、仮溶接終了まで、クレーンが拘束され、
クレーンの使用効率が悪い。また、仮溶接終了後、クレ
ーンが取り除かれるため、仮溶接のみにより、H形鋼材
と溶接対象鋼材を本溶接まで保持する必要がある。しか
し、溶接不良もしくは衝撃などにより、仮溶接部が破損
する危険性があり、作業安全性の点においても問題があ
る。また、クレーンにより吊り下げた状態における位置
決め作業も容易なものではない。そこで、本発明の目的
は、クレーンにより吊り下げた状態においてもH形鋼材
への溶接対象鋼材の位置決めが容易に行え、かつ、仮溶
接後にクレーンを取り外しても、位置決め状態を良好に
保持することが可能な鋼材固定用治具を提供する。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するもの
は、以下のものである。 (1) H形鋼材に板状もしくはT形の溶接対象鋼材を
仮固定するための鋼材固定用治具であって、該鋼材固定
用治具は、H形鋼材のフランジに固定可能な固定部もし
くはH形鋼材のフランジ内面に当接可能な当接部と、該
固定部もしくは当接部に設けられ、前記H形鋼材の向か
い合うフランジ方向に延びるとともに、該固定部もしく
は当接部から前記H形鋼材の向かい合うフランジ側に延
びる長さを調整可能な溶接対象鋼材配置位置調整部と、
該溶接対象鋼材配置位置調整部の端部に設けられた溶接
対象鋼材支持部とを備える鋼材固定用治具。 (2) 前記固定部は、前記フランジの外面に当接させ
るためにほぼ垂直に設けられた第1の板状部と、前記溶
接対象鋼材配置位置調整部を前記第1の板状部に対して
ほぼ直交するように配置する調整部挿通部もしくは調整
部固定部と、前記第1の板状部より前記H形鋼材の向か
い合うフランジ側に延びる第2の板状部と、該第2の板
状部より下方に延びるとともに前記第1の板状部より前
記フランジの厚さ以上離間する第3の板状部と該第3の
板状部に設けられた前記フランジに固定するための固定
部材とを備えるものである上記(1)に記載の鋼材固定
用治具。 (3) 前記溶接対象鋼材配置位置調整部は、棒状もし
くは細長い板状部材であり、前記固定部は、前記フラン
ジの外面に当接させるためにほぼ垂直に設けられた第1
の板状部を備え、該第1の板状部は、前記棒状もしくは
細長い板状部材からなる前記溶接対象鋼材配置位置調整
部を挿通させるための貫通孔もしくは切り欠きからな
り、前記溶接対象鋼材配置位置調整部を前記第1の板状
部に対してほぼ直交するように配置する調整部挿通部を
備えている上記(1)または(2)に記載の鋼材固定用
治具。 (4) 前記固定部は、前記フランジの外面に当接させ
るためにほぼ垂直に設けられた第1の板状部を備え、前
記溶接溶接対象鋼材配置位置調整部は、前記固定部の前
記第1の板状部材に固定されたベース部と、該ベース部
の先端より前記溶接対象鋼材支持部側に延びるシャフト
部とからなる本体部と、先端部が前記溶接対象鋼材支持
部に固定され、後端側より前記シャフト部を収納可能も
しくは前記シャフト部に収納可能な移動部を備えている
上記(1)または(2)に記載の鋼材固定用治具。
【0005】(5) 前記溶接対象鋼材支持部は、溶接
対象鋼材当接用板状部と該溶接対象鋼材当接用板状部に
設けられた前記溶接対象鋼材配置位置調整部の端部への
装着部を備えるものである上記(1)ないし(4)のい
ずれかに記載の鋼材固定用治具。(6) 前記溶接対象
鋼材支持部は、前記溶接対象鋼材配置位置調整部に対し
て傾斜可能となっている上記(1)ないし(5)のいず
れかに記載の鋼材固定用治具。 (7) 前記固定部は、前記第1の板状部または前記第
2の板状部もしくは前記第3の板状部に設けられ、前記
溶接対象鋼材配置位置調整部方向に延びる第4の板状部
と、該第4の板状部に設けられた前記溶接対象鋼材配置
位置調整部を挿通させるための貫通孔もしくは切り欠き
からなる調整部挿通部を備えている上記(1)ないし
(6)のいずれかに記載の鋼材固定用治具。 (8) 前記溶接対象鋼材配置位置調整部は、外面に形
成された雄ねじ部を備え、前記鋼材固定用治具は、該溶
接対象鋼材配置位置調整部もしくは前記固定部に設けら
れるとともに前記雄ねじ部と螺合可能な位置調整部固定
用のナットを備えている上記(1)ないし(7)のいず
れかに記載の鋼材固定用治具。 (9) 前記第3の板状部に設けられた前記フランジに
固定するための固定部材は、前記第3の板状部に設けら
れた孔もしくはナットと螺合し、かつ先端が前記H形鋼
材のフランジに当接可能なボルトからなるものである上
記(1)ないし(8)のいずれかに記載の鋼材固定用治
具。 (10) 前記鋼材固定用治具は、前記溶接対象鋼材支
持部の溶接対象鋼材当接面と前記固定部または前記当接
部間の長さを示すための長さ表示機能もしくは前記溶接
対象鋼材支持部の溶接対象鋼材当接面と前記フランジの
外面間の長さを示すための長さ表示機能を備えている上
記(1)ないし(9)のいずれかに記載の鋼材固定用治
具。
【0006】(11) 前記溶接対象鋼材配置位置調整
部は、ほぼ同一間隔毎に設けられた凹部もしくは凸部か
らなる移動側係合部を備え、前記固定部もしくは溶接対
象鋼材配置位置調整部は、該移動側係合部と係合可能な
凸部もしくは凹部からなる固定側係合部を備えている上
記(1)ないし(10)のいずれかに記載の鋼材固定用
治具。 (12) 前記第2の板状部は、前記第1の板状部に設
けられた調整部挿通部もしくは調整部固定部より、前記
フランジの他端側に位置し、かつ前記溶接対象鋼材支持
部は、溶接対象鋼材の端部側面部位を把持するための把
持機能を備えている上記(1)ないし(11)のいずれ
かに記載の鋼材固定用治具。 (13) 前記溶接対象鋼材支持部は、前記溶接対象鋼
材の端部側面部位を把持するための把持機能を備える溶
接対象鋼材把持部と、該溶接対象鋼材把持部に設けられ
た前記溶接対象鋼材配置位置調整部の端部への装着部を
備え、該装着部は、前溶接対象鋼材配置位置調整部への
前記溶接対象鋼材把持部の装着角度を調整可能な角度調
整機能を備えている上記(12)に記載の鋼材固定用治
具。 (14) 前記当接部は、前記H形鋼材のフランジの内
面に外側面が当接し、下面が前記H形鋼材の平坦面に当
接する当接部用部材を備え、前記溶接対象鋼材支持部
は、前記溶接対象鋼材の側面に外側面が当接し、下面が
前記H形鋼材の平坦面に当接する溶接対象鋼材支持部用
部材を備え、前記長さを調整可能な溶接対象鋼材配置位
置調整部は、前記当接部用部材の上部に設けられ前記溶
接対象鋼材支持部用部材方向に延びる第1の位置調整部
用部材と、前記溶接対象鋼材支持部用部材の上部に設け
られ前記当接部用部材方向に延びる第2の位置調整部用
部材と、前記第1の位置調整部用部材と前記第2の位置
調整部用部材とを長さ調整可能に固定する固定部材とを
備えているものである上記(1)に記載の鋼材固定用治
具。 (15) 前記前記第1の位置調整部用部材および/ま
たは前記第2の位置調整部用部材は、長さ調整作業用時
に把持するための操作部を備えている上記(14)に記
載の鋼材固定用治具。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の鋼材固定用治具に
ついて、添付図面を参照して詳細に説明する。図1は、
本発明の実施例である鋼材固定用治具を用いてH形鋼材
にT形鋼材を仮固定した状態を示す正面図であり、図2
は、本発明の実施例である鋼材固定用治具を用いてH形
鋼材にT形鋼材を仮固定した状態のH形鋼材の端部付近
を示す部分破断平面図であり、図3は、本発明の実施例
である鋼材固定用治具を用いてH形鋼材にT形鋼材を仮
固定した状態を示す省略断面図であり、図4は、本発明
の実施例である鋼材固定用治具を用いてH形鋼材にT形
鋼材を仮固定した状態のH形鋼材の端部付近を示す斜視
図であり、図5は、本発明の実施例である鋼材固定用治
具を用いてH形鋼材にT形鋼材を仮固定した状態を示す
部分省略平面図である。図6は、本発明の実施例である
鋼材固定用治具のH形鋼材のフランジへの固定部付近を
示す部分省略平面図である。図7は、本発明の他の実施
例である鋼材固定用治具のH形鋼材のフランジへの固定
部付近を示す部分省略断面図である。
【0008】本発明の鋼材固定用治具1は、H形鋼材1
0に板状もしくはT形の溶接対象鋼材12を仮固定する
ための鋼材固定用治具である。鋼材固定用治具1は、H
形鋼材10のフランジ10aに固定可能な固定部2と、
固定部2に設けられ、H形鋼材10の向かい合うフラン
ジ10b方向に延びるとともに、固定部2からH形鋼材
10の向かい合うフランジ側に延びる長さを調整可能な
溶接対象鋼材配置位置調整部3と、溶接対象鋼材配置位
置調整部3の端部に設けられた溶接対象鋼材支持部4と
を備えている。そこで、図1ないし図4に示す本発明の
一実施例の鋼材固定用治具1について説明する。
【0009】この鋼材固定用治具は、H形鋼材10のフ
ランジ10aに固定するための固定部2と、溶接対象鋼
材12側への突出長さを調整可能な溶接対象鋼材配置位
置調整部3と、溶接対象鋼材配置位置調整部3の端部に
設けられた溶接対象鋼材支持部4を備える。図1ないし
図4に示すように、この実施例の鋼材固定用治具1で
は、固定部2は、H形鋼材10のフランジ10aの外面
に当接させるためにほぼ垂直に設けられた第1の板状部
21と、第1の板状部21よりH形鋼材10の向かい合
うフランジ10b側に延びる第2の板状部23と、第2
の板状部23より下方に延びるとともに第1の板状部2
1よりフランジ10aの厚さ以上離間する第3の板状部
24を備えている。第2の板状部23の第1の板状部2
1との接合部付近の下面がH形鋼材10のフランジ10
aへの載置部となる。
【0010】第1の板状部21には、溶接対象鋼材配置
位置調整部3を挿通させるための貫通孔もしくは切り欠
きからなり、溶接対象鋼材配置位置調整部3を第1の板
状部21に対してほぼ直交するように配置する調整部挿
通部22が設けられている。第2の板状部23は、調整
部挿通部22より下方に設けられている。第3の板状部
24には、フランジ10aに固定するための固定部材2
5が設けられている。固定部材25は、第3の板状部2
4に設けられた孔もしくはナットと螺合し、かつ先端が
H形鋼材10のフランジ10aの内面に当接可能なボル
トにより構成されている。特に、この実施例の鋼材仮固
定用治具では、図2に示すように、第3の板状部24に
は、その両端部にそれぞれ固定部材25が設けられてい
る。特に、固定部材25は、図2に示すように、第4の
板状部26が設けられていない部位に設けることが好ま
しい。このようにすることにより、固定部材により固定
作業が容易となる。
【0011】さらに、固定部2は、第1の板状部21ま
たは第2の板状部23もしくは第3の板状部24に設け
られ、溶接対象鋼材配置位置調整部方向に延びる第4の
板状部26を備えている。特に、この実施例の鋼材固定
用治具1では、第4の板状部26は、第2の板状部23
もしくは第3の板状部24の端部付近より斜め上方に延
びるように形成されている。そして、第4の板状部26
には、溶接対象鋼材配置位置調整部3を挿通させるため
の貫通孔もしくは切り欠きからなる第2の調整部挿通部
27を備えている。第2の調整部挿通部27を備えるこ
とにより、溶接対象鋼材配置位置調整部3の第1の板状
部21に対して直交する状態を確実なものとすることが
できる。
【0012】また、この実施例の鋼材固定用治具1で
は、溶接対象鋼材配置位置調整部3は、棒状部材により
形成されている。なお、溶接対象鋼材配置位置調整部3
は、細長い板状部材により形成してもよい。さらに、こ
の実施例の鋼材固定用治具1では、溶接対象鋼材配置位
置調整部3は、外面に形成された雄ねじ部を備え、鋼材
固定用治具1は、溶接対象鋼材配置位置調整部3もしく
は固定部2に設けられた上記の雄ねじ部と螺合可能なナ
ットを備えている。具体的には、図1ないし図3に示す
ように、溶接対象鋼材配置位置調整部3は外面に雄ねじ
を有する棒状部材である。固定部2の第1の板状部21
に設けられた第1の調整部挿通部22および第4の板状
部26に設けられた第2の調整部挿通部27は、棒状部
材である溶接対象鋼材配置位置調整部3を貫通可能な貫
通孔である。そして、溶接対象鋼材配置位置調整部3
は、外面に雄ねじを有する棒状の本体部31と、その後
端部に設けられた回転作業用の把持部32を備えてい
る。
【0013】さらに、溶接対象鋼材配置位置調整部3の
本体部31には、第1の板状部21より把持部32側と
なる位置に本体部31上を螺合により移動可能な第1の
固定用ナット33が設けられており、さらに、第4の板
状部26より溶接対象鋼材支持部4側となる位置に本体
部31上を螺合により移動可能な第2の固定用ナット3
4を備えている。このように、溶接対象鋼材配置位置調
整部3の本体部31に螺合により移動可能な固定用ナッ
トを設けることにより、位置調整後の溶接対象鋼材配置
位置調整部3の移動を防止することができる。固定用ナ
ットは、上記のように2つ設けることが好ましいが、2
つの固定用ナット33および34のいずれか一方のみで
あってもよい。さらに、固定用ナットの配置位置も上記
のものに限定されるものではなく、溶接対象鋼材配置位
置調整部3の本体部31の第1の板状部21と第4の板
状部26間に配置してもよい。
【0014】そして、このような固定用ナットを設け、
溶接対象鋼材配置位置調整部3を所定の長さ溶接対象鋼
材12側に突出させた後、固定用ナットを固定部(具体
的には、第1の板状部もしくは第4の板状部)に当接す
るまで固定用ナットを螺合させることにより、溶接対象
鋼材配置位置調整部3の移動を防止することができる。
また、固定ナットを固定部2の第1の調整部挿通部22
もしくは第2の調整部挿通部27のいずれかもしくは両
者の内部と合致するように固定部2に設けてもよい。さ
らに、固定ナットを設けることなく、第1の調整部挿通
部22もしくは第2の調整部挿通部27のいずれかもし
くは両者の内面に、溶接対象鋼材配置位置調整部3の本
体部31の雄ねじ部と螺合可能な雌ねじを形成したもの
としてもよい。
【0015】さらに、鋼材固定用治具1は、溶接対象鋼
材支持部4の溶接対象鋼材当接面と固定部2もしくは溶
接対象鋼材支持部4の溶接対象鋼材当接面とフランジ1
0aの外面間の長さを示すための長さ表示機能を備えて
いることが好ましい。具体的には、鋼材固定用治具1
は、溶接対象鋼材支持部4の溶接対象鋼材当接面とフラ
ンジ10aの外面間の長さ、つまり、溶接対象鋼材支持
部4の溶接対象鋼材当接面と固定部2の第1の板状部2
1の内面間の距離を示すための長さ表示機能を備えてい
る。特に、この実施例の鋼材固定用治具1では、溶接対
象鋼材配置位置調整部3が、図6に示すように、長さ表
示機能を備えている。長さ表示機能は、溶接対象鋼材配
置位置調整部3の本体部31の外面に長手方向に目盛り
部を設けることにより構成されている。なお、目盛り部
は、複数設けることが好ましい。例えば、溶接対象鋼材
配置位置調整部3の本体部31の外面に、本体部31の
中心軸に対してほぼ向かい合うように2つ設けることが
好ましい。
【0016】また、溶接対象鋼材配置位置調整部3とし
ては、上述したように外面に雄ねじ部を有し、固定用ナ
ットにより固定部に固定される形態のものに限定される
ものではない。例えば、図7に示すように、溶接対象鋼
材配置位置調整部3の本体部31の下面にほぼ同一間隔
毎に設けられた凹部もしくは凸部からなる移動側係合部
(言い換えれば、位置調整部側係合部)36を備えるも
のとし、固定部2に、この溶接対象鋼材配置位置調整部
3の移動側係合部(位置調整部側係合部)36と係合可
能な凸部もしくは凹部からなる固定側係合部(言い換え
れば、固定部側係合部)29を備えるものとしてもよ
い。図7に示す実施例の鋼材固定用治具40では、溶接
対象鋼材配置位置調整部3の本体部31の下面に方形波
状の複数の凹部からなる位置調整部側係合部36が設け
られている。凹部36のピッチ、すなわち隣り合う凹部
36との距離は、2〜10mmが好ましく、凹部36の
本体部31の長手方向の幅は、2〜10mmが好まし
い。
【0017】そして、図7に示す実施例の鋼材固定用治
具40では、固定部2は、第1の板状部材21に設けら
れた対象鋼材配置位置調整部3の本体部31を貫通する
ための第1の貫通孔22と、第4の板状部材に設けられ
た第2の貫通孔27を備えている。また、固定部2は、
第1の板状部21に固定され、上端部が上記凹部36と
係合可能な凸部を形成する固定部側係合部29a、29
bを備えている。固定部側係合部29aは、第1の板状
部21の内面側に設けられていることが好ましいが、外
面側に設けてもよい。さらに、第1の板状部21には、
固定部2に溶接対象鋼材配置位置調整部3を固定するた
めの固定部材が設けられている。固定部材は、第1の板
状部21に設けられたナット部39aとこれに螺合可能
であるとともに先端部が溶接対象鋼材配置位置調整部3
の本体部31に当接可能なボルト38aにより構成され
ている。
【0018】さらに、第4の板状部26には、固定部2
に溶接対象鋼材配置位置調整部3を固定するための固定
部材が設けられている。固定部材は、第4の板状部26
に設けられたナット部39bとこれに螺合可能であると
ともに先端部が溶接対象鋼材配置位置調整部3の本体部
31に当接可能なボルト38bにより構成されている。
そして、この実施例の鋼材固定用治具においても、上述
したように溶接対象鋼材支持部4の溶接対象鋼材当接面
と固定部2もしくは溶接対象鋼材支持部4の溶接対象鋼
材当接面とフランジ10aの外面間の長さを示すための
長さ表示機能を備えていることが好ましい。長さ表示機
能としては、図6に示したような、目盛り部を設けるこ
とが好ましい。特に、本体部31の上面に目盛り部を設
けることが好ましい。
【0019】そして、本発明の鋼材固定用治具におい
て、溶接対象鋼材支持部4は、溶接対象鋼材当接部41
と溶接対象鋼材当接部41に設けられた溶接対象鋼材配
置位置調整部3の端部への装着部42を備えることが好
ましい。特に、図1ないし図4に示すように、溶接対象
鋼材当接部41としては、溶接対象鋼材との当接面側が
平坦な平面状となっている板状部材もしくはフレーム状
部材が用いられる。溶接対象鋼材当接部41としては、
板状部材であることが好ましく、特に、図4に示すよう
な円形ものが好適である。しかし、板状部材としては、
楕円などの変形円形のもの、さらには、四角形、六角形
などの多角形であってもよい。さらには、溶接対象鋼材
当接部41としては、その中心より放射方向に延びる複
数のフレームにより構成されたもの、格子状に形成され
たものなどであってもよい。
【0020】溶接対象鋼材当接部41に設けられた溶接
対象鋼材配置位置調整部3の端部への装着部42は、図
に示すように、溶接対象鋼材配置位置調整部3の溶接対
象鋼材非当接面にほぼ垂直に設けられるとともに、溶接
対象鋼材配置位置調整部3の本体部31の端部を固定も
しくは挿通するための孔もしくは凹部を備えている。図
示する実施例では、装着部42は、溶接対象鋼材配置位
置調整部3の本体部31の端部の外径より厚い厚さを有
する肉厚板状部材により形成されるとともに、本体部3
1の端部を挿通可能な挿通孔を備えている。そして、溶
接対象鋼材配置位置調整部3は、挿通孔部分において溶
接対象鋼材支持部4に固定されている。さらに、この実
施例の鋼材仮固定用治具では、溶接対象鋼材配置位置調
整部3の本体部31の先端は、溶接対象鋼材当接部41
に当接するとともに溶接対象鋼材当接部41に固定され
ている。
【0021】次に、本発明の鋼材仮固定用治具を用いた
H形鋼材への溶接対象鋼材の固定方法について説明す
る。本発明のH形鋼材への溶接対象鋼材の固定方法は、
H形鋼材のフランジの両端部付近および中間部付近に上
述の鋼材固定用治具を装着する工程と、装着された鋼材
固定用治具を調整してH形鋼材に溶接対象鋼材を保持さ
せる調整工程とを行うものである。そして、上記工程
は、可能な限り順序は不問である。
【0022】例えば、最初に、H形鋼材のフランジの両
端部付近及び中間部付近に上述の鋼材固定用治具を装着
する工程を行う。具体的には、図5に示すように、H形
鋼材の両端部と中間部にほぼ向かい合うように、上述し
た鋼材仮固定用治具1をその固定部2および固定部材2
5を用いて、H形鋼材10のフランジ10aの上部に固
定する。そして、図5における一方の側(例えば、右
側)に位置する鋼材仮固定用治具1の溶接対象鋼材配置
位置調整部3を調整して、溶接対象鋼材支持部4を目的
となる位置に配置した後、固定用ナット33,34を用
いてその状態を固定する。これにより、図5における一
方の側(例えば、右側)に位置する鋼材仮固定用治具1
の溶接対象鋼材支持部4はそれぞれフランジ10aより
所定長中央に突出した状態となる。また、図5における
他方の側(例えば、左側)に位置する鋼材仮固定用治具
1の溶接対象鋼材配置位置調整部3は、特別な位置調整
をこの段階では行わず、向かい合う鋼材仮固定用治具の
溶接対象鋼材支持部4より十分に離れた位置としてお
く。
【0023】そして、H形鋼材のフランジ間の平面部
に、板状もしくはT形の溶接対象鋼材を起立させて配置
する工程を行う。具体的には、溶接対象鋼材12をクレ
ーンを用いて起立させ、長手方向の底面がH形鋼材10
のフランジ10a,10b間の平面部に位置するように
配置し、さらに、溶接対象鋼材の一方の側面を位置調整
を行った鋼材仮固定用治具1の溶接対象鋼材支持部4に
当接させる。そして、装着された鋼材固定用治具を調整
してH形鋼材に溶接対象鋼材12を保持させる調整工程
を行う。調整工程は、上述の状態を維持し、位置調整を
行っていない鋼材仮固定用治具1の溶接対象鋼材配置位
置調整部3を調整して、溶接対象鋼材支持部4が溶接対
象鋼材12の他方の側面に当接するように調整すること
により行われる。そして、固定用ナットを用いてその状
態を固定する。その後、溶接対象鋼材12よりクレーン
を取り外す。このようにして、図5に示すように、H形
鋼材に溶接対象鋼材12(具体的にはT形鋼材)が仮固
定される。
【0024】そして、この状態のまま、溶接対象鋼材1
2の底部をH形鋼材に部分的に溶接する仮溶接が行われ
る。そして、溶接対象鋼材12が仮溶接されたH形鋼材
は、本発明の鋼材仮固定用治具を取り付けたまま、本溶
接作業場に運搬される。なお、H形鋼材への溶接対象鋼
材の固定方法における鋼材仮固定用治具の取付数は、H
形鋼材の両端部に一個ずつと中間部に1個取り付け、か
ついずれか1個が異なる側のフランジに取り付けられる
ようにすればよい。このため、鋼材仮固定用治具の取付
最低数としては3個である。なお、安定した仮固定を行
うためには、図5に示すように、H形鋼材の向かい合う
各フランジに3個、合計6個取り付けることが好まし
い。
【0025】次に、本発明の鋼材仮固定用治具の他の実
施例について説明する。図8は、本発明の他の実施例の
鋼材固定用治具の溶接対象鋼材支持部付近を示す部分省
略正面図である。図9は、図8のA−A線断面図であ
る。図10は、図8に示す実施例の鋼材固定用治具の作
用を説明するための説明図である。図8ないし図10に
示す鋼材仮固定用治具50の基本構成は、上述した鋼材
仮固定用治具1と同じであり、相違は溶接対象鋼材支持
部が溶接対象鋼材配置位置調整部に対して傾斜可能とな
っている点である。その他の点については、上述した実
施例の鋼材仮固定用治具と同じである。また、上述した
図7に示した変形例にも適用することができる。以下、
図8ないし図10を用いて相違点を中心に説明する。こ
の実施例の鋼材仮固定用治具50では、溶接対象鋼材支
持部4が溶接対象鋼材配置位置調整部3に対して傾斜可
能となっている。具体的には、溶接対象鋼材支持部4
は、溶接対象鋼材当接用板状部41と溶接対象鋼材当接
用板状部41に設けられた溶接対象鋼材配置位置調整部
3の本体部31の端部31aとの装着部42を備える。
装着部42は、溶接対象鋼材配置位置調整部3への溶接
対象鋼材当接用板状部41の装着角度を調整可能な角度
調整機能を備えている。
【0026】溶接対象鋼材当接用板状部41は、図9に
示すように、所定距離離間して配置された2枚の板状部
材41a、41bからなる。この実施例では、板状部材
41a、41bは、部分切断楕円状となっている。装着
部42は、向かい合う2枚の装着部用板状部材42a、
42bと、装着部用板状部材42aと42b間に配置さ
れた2つのスペーサ43a、43bにより構成されてい
る。装着部用板状部材42a、42bは、板状部材41
a、41b側に突出するとともに、板状部材41aと4
1b間に侵入する突出部42cと、円弧状に形成された
ルーズ孔42dと、ルーズ孔42d付近に形成された角
度表示部42eを備えている。スペーサ43a,43b
は、扇形に形成されている。さらに、装着部用板状部材
42a、42bは、溶接対象鋼材配置位置調整部3の本
体部31の端部31aの先端部分を固定するためのボル
トを貫通するための貫通孔を備えている。貫通孔は、装
着部用板状部材42a、42bの突出部42cに設けら
れている。
【0027】また、溶接対象鋼材配置位置調整部3の本
体部31の端部31aは、図9および図10に示すよう
に、装着部用板状部材42aと42b間さらには板状部
材41aと41b間に侵入可能な形状となっている。こ
の実施例の鋼材仮固定用治具では、本体部31の端部3
1aは、断面矩形状の棒状部となっている。さらに、本
体部31の端部31aは、装着部用板状部材42a、4
2bに設けられた貫通孔に挿入されるボルトを挿通する
ために、先端付近にボルト貫通用の第1の貫通孔を備え
る。さらに、先端より若干基端側には、装着部用板状部
材42a、42bに設けられたルーズ孔42dに挿入さ
れるボルトを挿通するための第2の貫通孔を備える。そ
して、溶接対象鋼材支持部4は、溶接対象鋼材配置位置
調整部3の先端部に、ボルト44およびボルト44と螺
合するナット(図示せず)およびボルト45aおよびナ
ット45bにより固定されている。
【0028】そして、ボルト44およびボルト45aを
緩めることにより、溶接対象鋼材支持部4は、溶接対象
鋼材配置位置調整部3の先端部に設けられたボルト44
を中心に回動可能である。そして、図10に示すよう
に、任意の角度に傾斜させた状態にて、2本のボルトを
締めることにより傾斜状態を保持できる。傾斜角度は、
角度表示部42eを用いることにより容易に設定可能で
ある。なお、溶接対象鋼材支持部4を溶接対象鋼材配置
位置調整部3に対して傾斜可能とするための機構は、上
述のものに限定されるものではない。
【0029】そして、上述した全ての実施例の鋼材仮固
定用治具において、溶接対象鋼材支持部4および溶接対
象鋼材配置位置調整部3は複数設けてもよい。上述した
溶接対象鋼材支持部4を溶接対象鋼材配置位置調整部3
に対して傾斜可能となっている鋼材仮固定用治具におい
ても上述のように溶接対象鋼材支持部4および溶接対象
鋼材配置位置調整部3は、複数設けてもよい。複数設け
る場合には、それぞれが平行となるように設けることが
好ましい。複数設ける場合には、図11に示すように、
第1の板状部21に対して水平に並ぶように設けてもよ
く、また、図12のように、垂直に並ぶように設けても
よい。さらには、斜め平行に並ぶように設けてもよい。
このように複数の溶接対象鋼材支持部4および溶接対象
鋼材配置位置調整部3を設けることにより、溶接対象鋼
材12の固定力がより確実なものとなる。
【0030】さらに、上述したすべての実施例におい
て、溶接溶接対象鋼材配置位置調整部3としては、上述
したような構造ものに限定されるものではない。例え
ば、図13および図14に示す構造の鋼材固定用治具7
0のような構造のものであってもよい。図13は、本発
明の他の実施例である鋼材固定用治具を用いてH形鋼材
にT形鋼材を仮固定した状態を示す正面図である。図1
4は、本発明の他の実施例である鋼材固定用治具を用い
てH形鋼材にT形鋼材を仮固定した状態の端部付近を示
す部分破断平面図である。この鋼材固定用治具70は、
溶接対象鋼材配置位置調整部3以外の構成は、上述した
鋼材固定用治具1と同じである。相違点の溶接対象鋼材
配置位置調整部3について説明する。
【0031】溶接対象鋼材配置位置調整部3は、固定部
2の第1の板状部材21に固定されたベース部31c
と、このベース部31の先端より溶接対象鋼材支持部4
方向に延びるシャフト部31aからなる本体部31と、
先端部が溶接対象鋼材支持部4に固定され、後端側より
シャフト部31aを収納可能もしくはシャフト部31a
に収納可能な移動部31bを備えている。そして、この
実施例の鋼材固定用治具70では、シャフト31aは外
面に雄ねじ部を備え、移動部31bは、後端側よりシャ
フト部31aを収納可能であるとともに、シャフト部3
1aの雄ねじ部と螺合可能な雌ねじ部を備える。この鋼
材固定用治具70では、移動部31bもしくは溶接対象
鋼材支持部4を回転させることにより、溶接対象鋼材支
持部4の先端位置を調整することができる。さらに、シ
ャフト部31bには、固定用ナット72が設けられてお
り、溶接対象鋼材支持部4の先端を目的とする位置に配
置した後、ナット72を回転させて移動部31bの後端
に当接させることにより、移動部31bの回転を抑制で
き、溶接対象鋼材支持部4が目的位置より動くことを規
制する。
【0032】また、移動部31bもしくは溶接対象鋼材
支持部4には、回転作業の保持部31dを設けてもよ
い。この実施例の鋼材固定用治具70では、移動部31
bの外面に外方に突出する把持部31dが設けられてい
る。また、この実施例の鋼材固定用治具70では、溶接
対象鋼材配置位置調整部3の後端部を実質的に固定部2
より外側に突出しない形態とすることができる。このた
め鋼材固定用治具を取り付けた状態での鋼材の運搬作業
が容易なものとなる。この実施例の鋼材固定用治具70
では、溶接対象鋼材配置位置調整部3のベース部31c
の後端は、固定部2の第1の板状部21より実質的に外
側に突出しないものとなっている。
【0033】また、鋼材固定用治具70では、固定部2
は、移動部31bが摺動可能に貫通する孔もしくは切り
欠きを有する第4の板状部26を備えている。第4の板
状部26は、先端部に移動部31bが摺動可能に貫通す
る孔もしくは切り欠きからなる挿通部74が形成されて
いる。この挿通部74の底面部が移動部31bの高さ位
置の確保を行っている。また、第4の板状部26の後端
は、第1の板状部21に固定されている。さらに、第4
の板状部26の中間部には、第5の板状部73が設けら
れており、この第5の板状部73は、ベース部31cの
先端部を保持している。さらに、鋼材固定用治具は、溶
接対象鋼材支持部4の溶接対象鋼材当接面と固定部もし
くは溶接対象鋼材支持部の溶接対象鋼材当接面とH形鋼
材のフランジの外面間の長さを示すための長さ表示機能
を備えていることが好ましい。この実施例の鋼材固定用
治具では、シャフト部31aの外面に目盛りが付されて
いる。目盛りは、移動部31bが溶接対象鋼材に近づく
にしたがって大きな数値となるように付されている。
【0034】なお、上述の実施例では、溶接溶接対象鋼
材配置位置調整部3は、先端部が溶接対象鋼材支持部4
に固定され、後端側よりシャフト部31aを収納可能な
移動部を備えているが、これに限定されるものではな
い。例えば、溶接溶接対象鋼材配置位置調整部3は、先
端部が溶接対象鋼材支持部4に固定され、シャフト部3
1aに収納可能な移動部31bを備えているものであっ
てもよい。この場合には、移動部が雄ねじ部を備え、シ
ャフト部がこの雄ねじ部と螺合可能な雌ねじ部を備える
ものとなる。
【0035】さらに、シャフト部と移動部により構成さ
れる長さ調整機構としては、図7に示すように、溶接対
象鋼材配置位置調整部3は、ほぼ同一間隔毎に設けられ
た凹部もしくは凸部からなる移動側係合部を備え、固定
部2もしくは溶接対象鋼材配置位置調整部3は、移動側
係合部と係合可能な凸部もしくは凹部からなる固定側係
合部を備えるものであってもい。この場合、溶接対象鋼
材配置位置調整部3の本体部31の移動部31bの下面
もしくは内面の下面に方形波状の複数の凹部からなる位
置調整部側係合部を設ける。凹部のピッチ、すなわち隣
り合う凹部との距離は、2〜10mmが好ましく、凹部
の本体部の長手方向の幅は、2〜10mmが好ましい。
そして、溶接対象鋼材配置位置調整部3の本体部31の
シャフト部31aの上面には、上記の凹部と係合可能な
複数の凸部を設ける。凹部のピッチ、すなわち隣り合う
凹部との距離は、2〜10mmが好ましく、凹部の本体
部の長手方向の幅は、2〜10mmが好ましい。
【0036】次に、図15および図16に示す本発明の
他の実施例の鋼材固定用治具60について説明する。図
15は、本発明の他の実施例の鋼材固定用治具を用いて
H形鋼材にT形鋼材を仮固定した状態の端部付近を示す
正面図であり、図16は、図15に示す実施例の鋼材固
定用治具を用いてH形鋼材にT形鋼材を仮固定した状態
を示す部分省略平面図であり、図17は、本発明の他の
実施例の鋼材固定用治具の溶接対象鋼材支持部付近を示
す部分省略正面図である。この実施例の鋼材固定用治具
60では、溶接対象鋼材支持部4は、溶接対象鋼材12
の端部側面部位を把持するための把持機能を備える。溶
接対象鋼材配置位置調整部3は、棒状もしくは細長い板
状部材であり、固定部2は、フランジ10aの一端の外
面に当接させるためにほぼ垂直に設けられた第1の板状
部61と、第1の板状部61に設けられた棒状もしくは
細長い板状部材からなる溶接対象鋼材配置位置調整部3
を挿通させるための貫通孔もしくは切り欠きからなり、
溶接対象鋼材配置位置調整部3を第1の板状部61に対
してほぼ直交するように配置する調整部挿通部22と、
調整部挿通部22よりフランジ10aの他端側となり、
かつ、第1の板状部61よりH形鋼材10の向かい合う
フランジ10b側に延びる第2の板状部62と、第2の
板状部62より下方に延びるとともに第1の板状部61
よりフランジ10aの厚さ以上離間する第3の板状部6
3と第3の板状部63に設けられたフランジ10aに固
定するための固定部材65とを備えている。
【0037】第1の板状部61には、溶接対象鋼材配置
位置調整部3を挿通させるための貫通孔もしくは切り欠
きからなり、溶接対象鋼材配置位置調整部3を第1の板
状部61に対してほぼ直交するように配置する調整部挿
通部22が設けられている。第2の板状部62は、調整
部挿通部22よりフランジ10aの他端側となるように
設けられている。第3の板状部63には、フランジ10
aに固定するための固定部材25が設けられている。固
定部材25は、第3の板状部63に設けられた孔もしく
はナットと螺合し、かつ先端がH形鋼材10のフランジ
10aの内面に当接可能なボルトにより構成されてい
る。特に、この実施例の鋼材仮固定用治具では、図15
に示すように上下に2つおよび図16に示すように水平
方向にさらに1つの計3つの固定部材25が設けられて
いる。
【0038】さらに、固定部2は、第1の板状部61ま
たは第2の板状部62もしくは第3の板状部63に設け
られ、溶接対象鋼材配置位置調整部3方向に延びる第4
の板状部64を備えている。特に、この実施例の鋼材固
定用治具60では、第4の板状部64は、第1の板状部
61および第3の板状部63に固定されるとともに、一
端側がH形鋼材の外方に屈曲した形状となっている。そ
して、第4の板状部64は、溶接対象鋼材配置位置調整
部3を挿通させるための貫通孔もしくは切り欠きからな
る第2の調整部挿通部27を備えている。
【0039】そして、この実施例の鋼材固定用治具60
においても、上述した実施例の鋼材固定用治具1と同様
に、溶接対象鋼材配置位置調整部3は、棒状部材により
形成されている。なお、溶接対象鋼材配置位置調整部3
は、上述した固定用治具1もしくは、固定用治具40
(図7)、さらには、固定用治具70(図13,図1
4)と同じものが好適に使用できる。さらに、鋼材固定
用治具60においても、溶接対象鋼材支持部4の溶接対
象鋼材当接面と固定部2もしくは溶接対象鋼材支持部4
の溶接対象鋼材当接面とフランジ10aの外面間の長さ
を示すための長さ表示機能を備えていることが好まし
い。長さ表示機能としても、上述したものが好適に使用
できる。また、この実施例では、溶接対象鋼材配置位置
調整部3は、上述した実施例と同様に、外面に雄ねじ部
を有し、固定用ナット33,34により固定部に固定さ
れる形態のものとなっている。しかし、このような形態
のものに限定されるものではなく、上述した、図7に示
すように、溶接対象鋼材配置位置調整部3の本体部31
の下面にほぼ同一間隔毎に設けられた凹部もしくは凸部
からなる位置調整部側係合部36を備えるものとし、固
定部2に、この溶接対象鋼材配置位置調整部3の位置調
整部側係合部36と係合可能な凸部もしくは凹部からな
る固定部側係合部29を備えるものとしてもよい。
【0040】そして、この実施例の鋼材固定用治具60
では、図15および図16に示すように、溶接対象鋼材
支持部4は、溶接対象鋼材12の端部側面部位を把持す
るための把持機能を備えている。この実施例の鋼材固定
用治具60の溶接対象鋼材支持部4は、溶接対象鋼材の
端部側面部分を把持するための把持部材66とこの把持
部材66に設けられた溶接対象鋼材配置位置調整部3の
端部との装着部67を備えている。把持部材66は、溶
接対象鋼材12の端部側面に装着可能とするために断面
コの字状に形成された本体部66aと、固定部材66b
を備えている。コの字状の本体部66aは、溶接対象鋼
材12の端部に装着可能な隙間を備えており、固定部材
66bは、本体部66aに設けられた孔の内面に形成さ
れた雌ねじと螺合可能な雄ねじを備えるボルトであり、
先端が溶接対象鋼材12の端部側側面に当接可能なもの
となっている。よって、このボルトを締めることによ
り、把持部材66は、溶接対象鋼材12の端部に装着可
能である。
【0041】なお、図16に示すように、この実施例の
鋼材仮固定用治具は、H形鋼材の端部でのみ使用可能な
ものであるので、H形鋼材の端部以外の部分、例えば、
H形鋼材の中間部分で、溶接対象鋼材を保持するために
は、上述した実施例の鋼材固定用治具1,40,70を
用いることが必要である。さらに、この実施例のよう
に、H形鋼材の端部保持用の鋼材仮固定用治具において
も、図17に示すように、溶接対象鋼材支持部4が溶接
対象鋼材配置位置調整部3に対して傾斜可能となってい
てもよい。
【0042】図17に示すものでは、溶接対象鋼材支持
部4は、溶接対象鋼材の端部側面部位を把持するための
把持機能を備える溶接対象鋼材把持部と、溶接対象鋼材
把持部に設けられた溶接対象鋼材配置位置調整部の端部
への装着部を備え、装着部は、溶接対象鋼材配置位置調
整部への溶接対象鋼材把持部の装着角度を調整可能な角
度調整機能を備えている。具体的には、溶接対象鋼材把
持部は、溶接対象鋼材当接用板状部と溶接対象鋼材当接
用板状部に設けられた溶接対象鋼材配置位置調整部3の
本体部31の端部31aとの装着部42を備える。装着
部42は、溶接対象鋼材配置位置調整部3への溶接対象
鋼材当接用板状部41の装着角度を調整可能な角度調整
機能を備えている。溶接対象鋼材支持部4(溶接対象鋼
材把持部)を溶接対象鋼材配置位置調整部3に対して傾
斜可能とする機構は、上述した実施例と同じである。
【0043】次に、図18および図20に示す本発明の
他の実施例の鋼材固定用治具80について説明する。こ
の鋼材固定用治具80は、H形鋼材に板状もしくはT形
の溶接対象鋼材を仮固定するための鋼材固定用治具であ
る。鋼材固定用治具80は、H形鋼材のフランジ10a
の内面に当接可能な当接部82と、この当接部82に設
けられ、H形鋼材の向かい合うフランジ方向に延びると
ともに、当接部82からH形鋼材の向かい合うフランジ
側に延びる長さを調整可能な溶接対象鋼材配置位置調整
部3と、溶接対象鋼材配置位置調整部3の端部に設けら
れた溶接対象鋼材支持部4とを備えている。
【0044】具体的には、当接部82は、H形鋼材のフ
ランジ10aの内面に外側面が当接し、下面がH形鋼材
の平坦面に当接する当接部用部材82aを備える。溶接
対象鋼材支持部3は、溶接対象鋼材の側面に外側面が当
接し、下面がH形鋼材の平坦面に当接する溶接対象鋼材
支持部用部材83を備える。長さを調整可能な溶接対象
鋼材配置位置調整部4は、当接部用部材82aの上部に
設けられ溶接対象鋼材支持部用部材84方向に延びる第
1の位置調整部用部材83aと、溶接対象鋼材支持部用
部材84の上部に設けられ当接部用部材82a方向に延
びる第2の位置調整部用部材83bと、第1の位置調整
部用部材83aと第2の位置調整部用部材83bとを長
さ調整可能に固定する固定部材85とを備えている。さ
らに、第1の位置調整部用部材および/または第2の位
置調整部用部材は、長さ調整作業用時に把持するための
操作部を備えていることが好ましい。特に、第1の位置
調整部用部材および第2の位置調整部用部材は、長さ調
整作業用時に把持するための操作部86,87を備えて
いることが好ましい。
【0045】図18および図19に示す実施例の鋼材固
定用治具80では、当接部82は、H形鋼材のフランジ
10aの内面に外側面が当接し、下面がH形鋼材の平坦
面10cに当接する平板状の当接部用部材82aを備え
る。溶接対象鋼材支持部4は、溶接対象鋼材12の側面
に外側面が当接し、下面がH形鋼材の平坦面10cに当
接する平板状の溶接対象鋼材支持部用部材84を備え
る。長さを調整可能な溶接対象鋼材配置位置調整部3
は、当接部用部材82aの上部に設けられ溶接対象鋼材
支持部用部材方向に延びる平板状の第1の位置調整部用
部材83aと、溶接対象鋼材支持部用部材84の上部に
設けられ当接部用部材方向に延びる平板状の第2の位置
調整部用部材83bと、第1の位置調整部用部材83a
と第2の位置調整部用部材83bとを長さ調整可能に固
定する固定部材85とを備えている。さらに、第1の位
置調整部用部材83aの上面および第2の位置調整部用
部材83bの上面には、長さ調整作業用時に把持するた
めの操作部86,87が設けられている。
【0046】平板状の当接部用部材82aとしては、一
方の外側面がH形鋼材のフランジ10aとの当接面を形
成し、下端部がH形鋼材10の平面部10cとの当接部
を形成する板状部材もしくはフレーム状部材または網状
部材、格子状部材などが用いられる。平板状の溶接対象
鋼材支持部用部材84としては、一方の外側面が溶接対
象鋼材12との当接面を形成し、下端部がH形鋼材10
の平面部10cとの当接部を形成する板状部材もしくは
フレーム状部材または網状部材、格子状部材などが用い
られる。当接部用部材としては、四角形、六角形などの
多角形が好ましく特に、4角形が好ましい。支持部用部
材としては、四角形、六角形などの多角形が好ましく特
に、4角形が好ましい。
【0047】そして、この実施例の鋼材固定用治具80
では、長さを調整可能な溶接対象鋼材配置位置調整部3
は、平板状の第1の位置調整部用部材83aと、平板状
の第2の位置調整部用部材83bと、第1の位置調整部
用部材83aと第2の位置調整部用部材83bとを長さ
調整可能に固定する固定部材85とを備えている。固定
部材85は、ボルト85aとナット85bにより構成さ
れている。第2の位置調整部用部材83bは、一端が溶
接対象鋼材支持部用部材82aの上端部に固定された板
状部材であり、固定部材85の構成物であるボルト85
aのシャフトを挿通するためのルーズ孔88を備えてい
る。ルーズ孔88は、溶接対象鋼材支持部用部材84と
直交するように形成されている。さらに、第1の位置調
整部用部材83aは、一端が当接部用部材82aの上端
部に固定された板状部材であり、下面に固定部材85の
構成物であるナット85bを備えるとともに、このナッ
ト85bのねじ穴に固定部材を構成するボルトを螺合さ
せるための貫通孔を備えている。さらに、第1の位置調
整部材83aの外面(上面)には、当接部82と溶接対
象鋼材支持部4間の距離を表示するための表示部が形成
されている。この表示部は、当接部のH形鋼材のフラン
ジとの当接面と溶接対象鋼材支持部の溶接対象鋼材との
当接面間の長さを表示する。さらに、第1の位置調整部
用部材83aの上面および第2の位置調整部用部材83
bの上面には、長さ調整作業用時に把持するための操作
部86,87がそれぞれ設けられている。
【0048】この鋼材固定用治具では、ボルト85aを
緩めた状態において、第1の位置調整部材および第2の
位置調整部材を目的とする長さに調整した後、ボルトを
締めることによりその状態を維持することができる。そ
のように長さを調整したものを、例えば、図20に示す
ように、配置することにより、鋼材を固定することがで
きる。さらに、この実施例の鋼材仮固定用治具において
も、溶接対象鋼材支持部4が溶接対象鋼材配置位置調整
部3に対して傾斜可能となっていてもよい。溶接対象鋼
材支持部4を溶接対象鋼材配置位置調整部3に対して傾
斜可能とする機構は、上述した実施例と同じ構成を用い
るものであってもよい。上述したすべての実施例の鋼材
仮固定用治具の形成材料としては、鉄鋼、ステンレス
鋼、アルミ、アルミ合金等の金属材料、フェノール樹
脂、ポリイミド樹脂、ユリア樹脂、ポリカーボネート、
スチレン系樹脂などの硬質樹脂を用いてることができ
る。
【0049】
【発明の効果】本発明の鋼材固定用治具は、H形鋼材に
板状もしくはT形の溶接対象鋼材を仮固定するための鋼
材固定用治具であって、該鋼材固定用治具は、H形鋼材
のフランジに固定可能な固定部もしくはH形鋼材のフラ
ンジ内面に当接可能な当接部と、該固定部もしくは当接
部に設けられ、前記H形鋼材の向かい合うフランジ方向
に延びるとともに、該固定部もしくは当接部から前記H
形鋼材の向かい合うフランジ側に延びる長さを調整可能
な溶接対象鋼材配置位置調整部と、該溶接対象鋼材配置
位置調整部の端部に設けられた溶接対象鋼材支持部とを
備えている。このため、溶接対象鋼材配置位置調整部に
より溶接対象鋼材支持部の配置位置を調整した固定用治
具をH形鋼材のフランジに取り付けておくことにより、
クレーンにより吊り下げた状態においてもH形鋼材への
溶接対象鋼材の位置決めが容易に行える。さらに、仮溶
接後にクレーンを取り外しても、位置決め状態および仮
溶接状態を良好に保持することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の実施例の鋼材固定用治具を用
いてH形鋼材にT形鋼材を仮固定した状態を示す正面図
である。
【図2】図2は、本発明の実施例の鋼材固定用治具を用
いてH形鋼材にT形鋼材を仮固定した状態の端部付近を
示す部分破断平面図である。
【図3】図3は、本発明の実施例の鋼材固定用治具を用
いてH形鋼材にT形鋼材を仮固定した状態を示す省略断
面図である。
【図4】図4は、本発明の実施例の鋼材固定用治具を用
いてH形鋼材にT形鋼材を仮固定した状態の端部付近を
示す斜視図である。
【図5】図5は、本発明の実施例の鋼材固定用治具を用
いてH形鋼材にT形鋼材を仮固定した状態を示す部分省
略平面図である。
【図6】図6は、本発明の実施例の鋼材固定用治具のH
形鋼材のフランジへの固定部付近を示す部分省略平面図
である。
【図7】図7は、本発明の他の実施例の鋼材固定用治具
のH形鋼材のフランジへの固定部付近を示す部分省略断
面図である。
【図8】図8は、本発明の他の実施例の鋼材固定用治具
の溶接対象鋼材支持部付近を示す部分省略正面図であ
る。
【図9】図9は、図8のA−A線断面図である。
【図10】図10は、図8に示す本発明の他の実施例の
鋼材固定用治具の作用を説明するための説明図である。
【図11】図11は、本発明の他の実施例の鋼材固定用
治具を用いてH形鋼材にT形鋼材を仮固定した状態の端
部付近を示す部分破断平面図である。
【図12】図12は、本発明の他の実施例の鋼材固定用
治具を用いてH形鋼材にT形鋼材を仮固定した状態を示
す省略断面図である。
【図13】図13は、本発明の他の実施例の鋼材固定用
治具を用いてH形鋼材にT形鋼材を仮固定した状態を示
す正面図である。
【図14】図14は、本発明の他の実施例の鋼材固定用
治具を用いてH形鋼材にT形鋼材を仮固定した状態の端
部付近を示す部分破断平面図である。
【図15】図15は、本発明の他の実施例の鋼材固定用
治具を用いてH形鋼材にT形鋼材を仮固定した状態の端
部付近を示す正面図である。
【図16】図16は、図15に示す実施例の鋼材固定用
治具を用いてH形鋼材にT形鋼材を仮固定した状態を示
す部分省略平面図である。
【図17】図17は、本発明の他の実施例の鋼材固定用
治具の溶接対象鋼材支持部付近を示す部分省略正面図で
ある。
【図18】図18は、本発明の他の実施例の鋼材固定用
治具を用いてH形鋼材にT形鋼材を仮固定した状態の端
部付近を示す斜視図である。
【図19】図19は、本発明の他の実施例の鋼材固定用
治具を用いてH形鋼材にT形鋼材を仮固定した状態を示
す省略断面図である。
【図20】図20は、本発明の他の実施例の鋼材固定用
治具を用いてH形鋼材にT形鋼材を仮固定した状態を示
す部分省略平面図である。
【符号の説明】
1 鋼材固定用治具 2 固定部 3 溶接対象鋼材配置位置調整部 4 溶接対象鋼材支持部 10 H形鋼材 10a フランジ 12 溶接対象鋼材

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 H形鋼材に板状もしくはT形の溶接対象
    鋼材を仮固定するための鋼材固定用治具であって、該鋼
    材固定用治具は、H形鋼材のフランジに固定可能な固定
    部もしくはH形鋼材のフランジ内面に当接可能な当接部
    と、該固定部もしくは当接部に設けられ、前記H形鋼材
    の向かい合うフランジ方向に延びるとともに、該固定部
    もしくは当接部から前記H形鋼材の向かい合うフランジ
    側に延びる長さを調整可能な溶接対象鋼材配置位置調整
    部と、該溶接対象鋼材配置位置調整部の端部に設けられ
    た溶接対象鋼材支持部とを備えることを特徴とする鋼材
    固定用治具。
  2. 【請求項2】 前記固定部は、前記フランジの外面に当
    接させるためにほぼ垂直に設けられた第1の板状部と、
    前記溶接対象鋼材配置位置調整部を前記第1の板状部に
    対してほぼ直交するように配置する調整部挿通部もしく
    は調整部固定部と、前記第1の板状部より前記H形鋼材
    の向かい合うフランジ側に延びる第2の板状部と、該第
    2の板状部より下方に延びるとともに前記第1の板状部
    より前記フランジの厚さ以上離間する第3の板状部と該
    第3の板状部に設けられた前記フランジに固定するため
    の固定部材とを備えるものである請求項1に記載の鋼材
    固定用治具。
  3. 【請求項3】 前記溶接対象鋼材配置位置調整部は、棒
    状もしくは細長い板状部材であり、前記固定部は、前記
    フランジの外面に当接させるためにほぼ垂直に設けられ
    た第1の板状部を備え、該第1の板状部は、前記棒状も
    しくは細長い板状部材からなる前記溶接対象鋼材配置位
    置調整部を挿通させるための貫通孔もしくは切り欠きか
    らなり、前記溶接対象鋼材配置位置調整部を前記第1の
    板状部に対してほぼ直交するように配置する調整部挿通
    部を備えている請求項1または2に記載の鋼材固定用治
    具。
  4. 【請求項4】 前記固定部は、前記フランジの外面に当
    接させるためにほぼ垂直に設けられた第1の板状部を備
    え、前記溶接溶接対象鋼材配置位置調整部は、前記固定
    部の前記第1の板状部材に固定されたベース部と、該ベ
    ース部の先端より前記溶接対象鋼材支持部側に延びるシ
    ャフト部とからなる本体部と、先端部が前記溶接対象鋼
    材支持部に固定され、後端側より前記シャフト部を収納
    可能もしくは前記シャフト部に収納可能な移動部を備え
    ている請求項1または2に記載の鋼材固定用治具。
  5. 【請求項5】 前記溶接対象鋼材支持部は、溶接対象鋼
    材当接用板状部と該溶接対象鋼材当接用板状部に設けら
    れた前記溶接対象鋼材配置位置調整部の端部への装着部
    を備えるものである請求項1ないし4のいずれかに記載
    の鋼材固定用治具。
  6. 【請求項6】 前記溶接対象鋼材支持部は、前記溶接対
    象鋼材配置位置調整部に対して傾斜可能となっている請
    求項1ないし5のいずれかに記載の鋼材固定用治具。
  7. 【請求項7】 前記固定部は、前記第1の板状部または
    前記第2の板状部もしくは前記第3の板状部に設けら
    れ、前記溶接対象鋼材配置位置調整部方向に延びる第4
    の板状部と、該第4の板状部に設けられた前記溶接対象
    鋼材配置位置調整部を挿通させるための貫通孔もしくは
    切り欠きからなる調整部挿通部を備えている請求項1な
    いし6のいずれかに記載の鋼材固定用治具。
  8. 【請求項8】 前記溶接対象鋼材配置位置調整部は、外
    面に形成された雄ねじ部を備え、前記鋼材固定用治具
    は、該溶接対象鋼材配置位置調整部もしくは前記固定部
    に設けられるとともに前記雄ねじ部と螺合可能な位置調
    整部固定用のナットを備えている請求項1ないし7のい
    ずれかに記載の鋼材固定用治具。
  9. 【請求項9】 前記第3の板状部に設けられた前記フラ
    ンジに固定するための固定部材は、前記第3の板状部に
    設けられた孔もしくはナットと螺合し、かつ先端が前記
    H形鋼材のフランジに当接可能なボルトからなるもので
    ある請求項1ないし8のいずれかに記載の鋼材固定用治
    具。
  10. 【請求項10】 前記鋼材固定用治具は、前記溶接対象
    鋼材支持部の溶接対象鋼材当接面と前記固定部または前
    記当接部間の長さを示すための長さ表示機能もしくは前
    記溶接対象鋼材支持部の溶接対象鋼材当接面と前記フラ
    ンジの外面間の長さを示すための長さ表示機能を備えて
    いる請求項1ないし9のいずれかに記載の鋼材固定用治
    具。
  11. 【請求項11】 前記溶接対象鋼材配置位置調整部は、
    ほぼ同一間隔毎に設けられた凹部もしくは凸部からなる
    移動側係合部を備え、前記固定部もしくは溶接対象鋼材
    配置位置調整部は、該移動側係合部と係合可能な凸部も
    しくは凹部からなる固定側係合部を備えている請求項1
    ないし10のいずれかに記載の鋼材固定用治具。
  12. 【請求項12】 前記第2の板状部は、前記第1の板状
    部に設けられた調整部挿通部もしくは調整部固定部よ
    り、前記フランジの他端側に位置し、かつ前記溶接対象
    鋼材支持部は、溶接対象鋼材の端部側面部位を把持する
    ための把持機能を備えている請求項1ないし11のいず
    れかに記載の鋼材固定用治具。
  13. 【請求項13】 前記溶接対象鋼材支持部は、前記溶接
    対象鋼材の端部側面部位を把持するための把持機能を備
    える溶接対象鋼材把持部と、該溶接対象鋼材把持部に設
    けられた前記溶接対象鋼材配置位置調整部の端部への装
    着部を備え、該装着部は、前溶接対象鋼材配置位置調整
    部への前記溶接対象鋼材把持部の装着角度を調整可能な
    角度調整機能を備えている請求項12に記載の鋼材固定
    用治具。
  14. 【請求項14】 前記当接部は、前記H形鋼材のフラン
    ジの内面に外側面が当接し、下面が前記H形鋼材の平坦
    面に当接する当接部用部材を備え、前記溶接対象鋼材支
    持部は、前記溶接対象鋼材の側面に外側面が当接し、下
    面が前記H形鋼材の平坦面に当接する溶接対象鋼材支持
    部用部材を備え、前記長さを調整可能な溶接対象鋼材配
    置位置調整部は、前記当接部用部材の上部に設けられ前
    記溶接対象鋼材支持部用部材方向に延びる第1の位置調
    整部用部材と、前記溶接対象鋼材支持部用部材の上部に
    設けられ前記当接部用部材方向に延びる第2の位置調整
    部用部材と、前記第1の位置調整部用部材と前記第2の
    位置調整部用部材とを長さ調整可能に固定する固定部材
    とを備えているものである請求項1に記載の鋼材固定用
    治具。
  15. 【請求項15】 前記前記第1の位置調整部用部材およ
    び/または前記第2の位置調整部用部材は、長さ調整作
    業用時に把持するための操作部を備えている請求項14
    に記載の鋼材固定用治具。
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