JP2001090242A - 小屋組の接合金具、接合構造及び接合方法 - Google Patents

小屋組の接合金具、接合構造及び接合方法

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JP2001090242A
JP2001090242A JP26901099A JP26901099A JP2001090242A JP 2001090242 A JP2001090242 A JP 2001090242A JP 26901099 A JP26901099 A JP 26901099A JP 26901099 A JP26901099 A JP 26901099A JP 2001090242 A JP2001090242 A JP 2001090242A
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fitting
girder
purlin
joining
hole
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JP26901099A
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English (en)
Inventor
Minoru Endo
稔 遠藤
Katsumune Nagai
克宗 永井
Nobuo Nishiyama
誕生 西山
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Daiken Trade and Industry Co Ltd
Original Assignee
Daiken Trade and Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 小屋組の登り梁4の上下端部をそれぞれ棟木
1及び軒桁2に接合する場合に、登り梁4についての屋
根勾配毎に異なる加工をなくし、施工の容易化、施工時
間の短縮化、専用加工機の不要化を図る。 【解決手段】 棟木1、軒桁2、登り梁4の上下端部そ
れぞれに取り付けられる金具11,23,35,35を
設け、これら金具11,23,35に、中心用孔18,
30,40と調整用孔19,31,41(又は40)と
をあけ、棟木用及び桁用金具11,23の各調整用孔1
9,31を、中心用孔18,30を中心とする円弧孔と
し、棟木用及び桁用金具11,23の中心用孔18,3
0と各梁用金具35の中心用孔40,41とに、また棟
木用及び桁用金具11,23の調整用孔19,31と各
梁用金具35の調整用孔41,40とにそれぞれボルト
44,47を挿通してナット45,48で締結固定す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、木造住宅の小屋組
において棟木及び桁にそれぞれ登り梁の上下端部を取り
付けるための接合金具、接合構造及び接合方法に関し、
特に、登り梁の加工や取付けを容易にするための技術分
野に属する。
【0002】
【従来の技術】従来より、木造住宅における小屋裏の空
間を利用し或いは小屋裏を勾配天井にする場合、棟木の
上面と桁の上面との間に登り梁を載せ掛けし、この登り
梁の上下端部(両端部)を桁及び棟木に対し専用の金具
(金物)を用いてボルト及びナットにより固定する方法
は知られている。
【0003】この方法では、上記登り梁を棟木及び桁の
間に載せ掛けるために、登り梁の両端部を施工現場で必
要長さに切断した後、その両端部を、屋根勾配に対応す
る棟木及び桁の上面形状に合わせて略三角形状や略四角
形状にかき込む加工が行われる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来の方
法では、棟木及び桁の間に載せ掛けされる登り梁の両端
部を屋根勾配に合わせて1本1本切断した後に略三角形
状又は略四角形状にかき込まなければならないので、施
工現場で家屋毎に異なる作業が必要であり、加工が煩雑
になり易い上、熟練を要し、施工に時間がかかるととも
に、専用の加工機も必要となるという問題があった。
【0005】本発明は斯かる点に鑑みてなされたもの
で、その目的は、登り梁の両端部をそれぞれ棟木及び桁
に接合するための接合金具を改良することにより、異な
る屋根勾配に対しても、その屋根勾配に合わせた登り梁
の加工は不要として、施工の容易化、施工時間の短縮
化、専用加工機の不要化を図ることにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、この発明では、小屋組の棟木、桁及び登り梁上下
端部にそれぞれ取り付けられる金具を設けて、この金具
同士を互いに連結し、金具間の相対角度の変化により登
り梁を屋根勾配に対応した傾斜角度に変更できるように
した。
【0007】具体的には、請求項1の発明では、小屋組
の棟木に取り付けられる棟木用金具と、桁に取り付けら
れる桁用金具と、登り梁の上下端部に取り付けられる1
対の梁用金具とを組み合わせてなり、登り梁の上下端部
をそれぞれ棟木及び桁に接合するための接合金具を対象
とする。
【0008】上記棟木用及び桁用金具は、棟木又は桁に
取り付けられる支持片と、該支持片から突出する接合片
とを有していて、この接合片には、接合片の厚さ方向に
貫通する中心用孔及び調整用孔が所定の間隔をあけて設
けられているものとする。
【0009】一方、上記梁用金具は、登り梁の上下端部
にそれぞれ取り付けられる支持片と、該支持片から突出
する接合片とを有していて、この梁用金具の接合片に
は、接合片の厚さ方向に貫通しかつ上記棟木用又は桁用
金具の中心用孔に対し中心用ボルトを挿通して連結可能
な中心用孔と、接合片の厚さ方向に貫通し、上記棟木用
又は桁用金具の調整用孔に対し調整用ボルトを挿通して
連結可能な調整用孔とが設けられているものとする。
【0010】そして、上記棟木用及び桁用金具と梁用金
具との各調整用孔の少なくともいずれか一方は、中心用
孔を中心として略円弧状に延びる円弧孔からなるものと
し、上記棟木用及び桁用金具の中心用孔と各梁用金具の
中心用孔とにそれぞれ中心用ボルトを挿通してナットで
締結固定するとともに、棟木用及び桁用金具の調整用孔
と各梁用金具の調整用孔とに調整用ボルトを挿通してナ
ットで締結固定することにより、棟木用及び桁用金具と
各梁用金具とが上記登り梁を所定の傾斜角度に保持して
固定接合されるように構成する。
【0011】上記の構成により、接合金具を使用して小
屋組の棟木及び桁間に登り梁を取り付ける場合、棟木に
棟木用金具を、また桁に桁用金具を、さらに登り梁の上
下端部に梁用金具をそれぞれ取り付け、その後、上記棟
木に取り付けた棟木用金具の接合片の中心用孔と、登り
梁上端部に取り付けた梁用金具の接合片の中心用孔とを
合わせ、両中心用孔に中心用ボルトを挿通してナットで
締結固定する。また、上記桁に取り付けた桁用金具の接
合片の中心用孔と、登り梁下端部に取り付けた梁用金具
の接合片の中心用孔とをそれぞれ合わせ、両中心用孔に
調整用ボルトを挿通してナットで締結固定する。そのと
き、上記棟木用及び桁用金具と梁用金具との各調整用孔
の少なくともいずれか一方が中心用孔を中心として略円
弧状に延びる円弧孔からなるので、上記各中心用孔に中
心用ボルトが挿通された状態では、棟木用金具の調整用
孔と上側の梁用金具の調整用孔との少なくとも一部、及
び桁用金具の調整用孔と下側の梁用金具の調整用孔との
少なくとも一部がそれぞれ一致する。そして、この両調
整用孔の一致部分に調整用ボルトを挿通してナットで固
定すればよく、以上で、登り梁を屋根勾配に対応した所
定の傾斜角度に保持して棟木用及び桁用金具と各梁用金
具とを固定接合することができる。
【0012】このように、棟木用及び桁用金具と梁用金
具との各調整用孔の少なくともいずれか一方を中心用孔
を中心とした円弧孔とすると、屋根勾配に応じて登り梁
の傾斜角度が変わっても、上記調整用孔の一致部分が変
化するのみとなり、4つの金具の組合せからなる1種類
の接合金具を用いながら異なる様々の屋根勾配に対処す
ることができる。
【0013】また、登り梁の傾斜角度の調整は接合金具
で行うので、登り梁については、金具の中心孔同士が一
致するように必要長さの切断加工を行うだけで済み、従
来のように登り梁の両端部を施工現場で1本1本かき込
む必要がなく、小屋組の施工を容易に行うとともに、施
工時間を短縮することができる。さらに、登り梁の端部
をかき込むための専用加工機は不要となる。
【0014】また、請求項2の発明では、上記棟木用及
び桁用金具の接合片に、該接合片先端部から支持片に向
かって凹陥しかつ梁用金具の接合片が嵌挿可能な嵌合凹
部を形成し、上記棟木用及び桁用金具の嵌合凹部に梁用
金具の接合片を差し込んで、両金具の接合片を接合する
ように構成する。こうすると、金具同士を接合するとき
に登り梁が転ぶこと等を防いで施工を安定して行うこと
ができる。
【0015】請求項3の発明では、上記1対の梁用金具
は、互いに同じで反転して用いられるものとする。こう
すれば、上下の梁用金具を共用して、接合金具の部品数
を少なくすることができる。
【0016】請求項4の発明は、上記接合金具を使用し
た小屋組の接合構造であって、この接合構造では、棟木
及び桁にそれぞれ棟木用及び桁用金具が取り付けられて
いる一方、登り梁の上下端部にそれぞれ梁用金具が取り
付けられており、上記棟木用及び桁用金具の中心用孔と
各梁用金具の中心用孔との間、並びに棟木用及び桁用金
具の調整用孔と各梁用金具の調整用孔との間にそれぞれ
ボルトが挿通されてナットで固定接合されている。
【0017】また、請求項5の発明は、上記接合金具を
使用して小屋組の登り梁の上下端部をそれぞれ棟木及び
桁に取り付ける接合方法であって、この方法では、棟木
及び桁にそれぞれ棟木用及び桁用金具を取り付けるとと
もに、登り梁の上下端部にそれぞれ梁用金具を取り付け
ておく。そして、上記棟木用及び桁用金具の中心用孔と
梁用金具の中心用孔とに中心用ボルトを挿通してナット
で締結固定するとともに、棟木用及び桁用金具の調整用
孔と各梁用金具の調整用孔とに調整用ボルトを挿通して
ナットで締結固定することを特徴とする。
【0018】これらの発明でも請求項1の発明と同様の
作用効果が得られる。
【0019】
【発明の実施の形態】図1は本発明の実施形態に係る小
屋組の接合構造を示し、1は小屋組の頂部に配置された
棟木、2は小屋組の側部に棟木1と平行に配置された軒
桁であって、この軒桁2は柱3上に載置されている。上
記棟木1と軒桁2との間には、端面を略直角に切断した
木質材料等(金属材料でもよい)からなる複数の登り梁
4,4,…(1つのみ図示する)が掛け渡され、この隣
り合う登り梁4,4間には複数の母屋5,5,…が掛け
渡され、この母屋5,5,…上には上記棟木1、軒桁2
及び登り梁4上に亘り垂木6,6,…(1つのみ図示す
る)が載せ掛けられ、この垂木6,6,…上に野地板7
が載せ掛けられている。
【0020】本発明の特徴は、上記棟木1及び軒桁2と
登り梁4の上下端部との接合構造、それに用いられる接
合金具10、並びに接合方法にある。この接合金具10
は、棟木1に取り付けられる棟木用金具11と、軒桁2
に取り付けられる桁用金具23と、登り梁4の上下端部
に取り付けられる1対の梁用金具35,35とを組み合
わせてなり、登り梁4の上下端部をそれぞれ棟木1及び
軒桁2に接合するためのものである。これらの金具1
1,23,35はいずれも鉄やアルミニウム等の金属か
らなる。
【0021】上記棟木用金具11は、図3に拡大して示
すように、棟木1の側面に取り付けられる支持片12
と、該支持片12から突出する接合片13とを有する。
具体的には、棟木用金具11は、図4に分解して示す如
く、矩形平板状の基片14と左右の突出片15,15と
を組み合わせてなる。この突出片15,15は互いに左
右対称に形成された断面略L字状のもので、いずれも、
基片14の表面に重ねて配置される基部15aと、この
基部15aの左右中央側から略直角に折り曲げられて基
片14と反対側に延びる突出部15bとからなる。そし
て、棟木用金具11を棟木1側面へ取り付けた状態(図
2参照)で、突出片15,15の基部15a,15aが
それぞれ基片14表面の左右両側に重ねられて基片14
及び突出片15,15が一体化されるようになってお
り、この基片14及び突出片15,15が一体化された
状態で、基片14全体と突出片15,15の基部15
a,15aとにより上記支持片12が、また両突出片1
5,15の突出部15b,15bにより上記接合片13
がそれぞれ構成されている。
【0022】上記両突出片15,15は基片14に対
し、両突出片15,15の突出部15b,15bが左右
方向に少し離れて両突出部15b,15b間に所定の隙
間が形成されるように一体化される。このことで、上記
接合片13には、該接合片13先端部から支持片12に
向かって凹陥させてなる略スリット状の嵌合凹部16が
形成され、この嵌合凹部16には、後述する上側梁用金
具35の接合片37が嵌挿可能とされている。
【0023】また、上記支持片12の左右側部の同じ高
さ位置にはそれぞれ支持片12を貫通する複数(図示例
では左右4対)の取付孔17,17,…が上下方向に並
んで設けられている。この各取付孔17は基片14と突
出片15,15の基部15a,15aとの双方に亘り対
応して貫通形成されており、図2に示すように、この各
取付孔17に対し棟木1を貫通する取付ボルト21を挿
通させて、その先端部にナット22を螺合締結すること
で、棟木用金具11を棟木1の側面に取付固定するよう
にしている。
【0024】一方、接合片13には、接合片13上部の
先端側寄りに位置する中心用孔18と、接合片13下部
の基端側寄りに位置する調整用孔19とがそれぞれ接合
片13の厚さ方向に上記嵌合凹部16を通って貫通する
ように設けられている。上記中心用孔18は、後述する
中心用ボルト44を挿通可能な略円形状の孔からなる。
一方、調整用孔19は、後述する調整用ボルト47を挿
通可能でかつ上記中心用孔18を中心として略円弧状に
延びる半径r1の円弧孔からなっていて、棟木1側に向
かって上向きに湾曲している。さらに、接合片13の上
下両側の先端の隅角部はそれぞれ斜めに切り欠かれて切
欠部20,20が形成されている。
【0025】上記桁用金具23は上記棟木用金具11と
略同様の構造のもので、図5に拡大して示すように、軒
桁2の側面に取り付けられる支持片24と、該支持片2
4から突出する接合片25とを有する。具体的には、桁
用金具23は、図6に分解して示すように、矩形平板状
の基片26と左右の突出片27,27とを組み合わせて
なる。この突出片27,27は互いに左右対称に形成さ
れた断面略L字状のもので、いずれも、基片26の表面
に重ねて配置される基部27aと、この基部27aの左
右中央側から略直角に折り曲げられて基片26と反対側
に延びる突出部27bとからなる。そして、桁用金具2
3を軒桁2の側面へ取り付けた状態で、突出片27,2
7の基部27a,27aがそれぞれ基片26表面の左右
両側に重ねられて基片26及び突出片27,27が一体
化されるようになっており、この基片26及び突出片2
7,27が一体化された状態で、基片26全体と突出片
27,27の基部27a,27aとにより上記支持片2
4が、また両突出片27,27の突出部27b,27b
により上記接合片25がそれぞれ構成されている。
【0026】上記両突出片27,27は基片26に対
し、両突出片27,27の突出部27b,27bが左右
方向に少し離れて両突出部27b,27b間に所定の隙
間が形成されるように一体化され、このことで、上記接
合片25には、該接合片25先端部から支持片24に向
かって凹陥させてなる略スリット状の嵌合凹部28が形
成され、この嵌合凹部28には、後述する下側梁用金具
35の接合片37が嵌挿可能とされている。
【0027】また、上記支持片24の左右側部の同じ高
さ位置にはそれぞれ支持片24を貫通する複数(図示例
では左右4対)の取付孔29,29,…が上下方向に並
んで設けられている。この各取付孔29は基片26と突
出片27,27の基部27a,27aとの双方に亘り対
応して貫通形成されており、図示しないが、上記棟木用
金具11と同様に(図2参照)、この各取付孔29に対
し軒桁2を貫通する取付ボルトを挿通させて、その先端
部にナットを螺合締結することで、桁用金具23を軒桁
2の側面に取付固定するようにしている。
【0028】一方、接合片25には、接合片25上部の
基端側寄りに位置する中心用孔30と、接合片25下部
の先端側寄りに位置する調整用孔31とがそれぞれ接合
片25の厚さ方向に上記嵌合凹部28を通って貫通する
ように設けられている。上記中心用孔30は、中心用ボ
ルト44を挿通可能な略円形状の孔からなる一方、調整
用孔31は、調整用ボルト47を挿通可能でかつ上記中
心用孔30を中心として略円弧状に延びる半径r2の円
弧孔からなっていて、軒桁2と反対側(棟木1側)に向
かって上向きに湾曲しており、この円弧半径r2は上記
棟木用金具11における調整用孔19の円弧孔の半径r
1と同じとされている(r2=r1)。さらに、接合片
25の下側の先端の隅角部は斜めに切り欠かれて切欠部
32が形成されている。
【0029】上記両梁用金具35,35は互いに同じも
ので、この同じ1種類の金具35を反転させた状態で登
り梁4の上下端部に取り付けるようにしている。すなわ
ち、梁用金具35は、図7に拡大して示すように、登り
梁4の上下端部にそれぞれ取り付けられる支持片36
と、この支持片36から突出する接合片37とを有し、
これら支持片36及び接合片37は上記棟木用及び桁用
金具11,23とは異なり一体に形成されている。上記
支持片36は基部36aと、この基部36aの左右両側
から直角に折り曲げられて延びる脚部36b,36bと
を有する断面略コ字状の板材からなるもので、図2に示
すように、この支持片36の左右脚部36b,36b
は、予め登り梁4の上端面(下端面)に形成した1対の
所定深さの凹溝4a,4aに嵌合される。支持片36の
左右脚部36b,36bには、複数(図示例では3つ)
の貫通孔からなる取付孔38,38,…がそれぞれ左右
に対応して設けられており、上記のように、支持片36
の左右脚部36b,36bをそれぞれ登り梁4上端面
(下端面)の凹溝4a,4aに嵌合した状態で、ドリフ
トピン39を登り梁4の左右側面間に亘り左右脚部36
b,36bの取付孔38,38を経て貫通させること
で、支持片36を登り梁4の上端部(下端部)に取付固
定するようにしている。
【0030】一方、接合片37は、上記支持片36の基
部36aの左右中央部において一側にオフセットした位
置から脚部36bと反対側に延びる板状のもので、この
接合片37は上記棟木用及び桁用金具11,23の接合
片13,25の嵌合凹部16,28に嵌合される。上記
接合片37にはその厚さ方向に貫通する第1及び第2の
2つの貫通孔40,41が略上下に並んで形成され、第
1貫通孔40は、支持片36に対する接合片37のオフ
セット方向と同じ側に、また第2貫通孔41は、同オフ
セット方向と反対側にそれぞれ位置し、両貫通孔40,
41の間隔rは、棟木用金具11における中心用孔18
と調整用孔19との間隔r1(桁用金具23における中
心用孔30と調整用孔31との間隔r2)に一致してい
る(r=r1=r2)。2つの貫通孔40,41のうち
の一方(上側梁用金具35にあっては第1貫通孔40、
下側梁用金具35にあっては第2貫通孔41)は中心用
孔とされ、この中心用孔は、上記棟木用及び桁用金具1
1,23の各中心用孔18,30に対し中心用ボルト4
4(図2参照)を挿通して連結可能とされている。一
方、上記両貫通孔40,41の他方(上側梁用金具35
にあっては第2貫通孔41、下側梁用金具35にあって
は第1貫通孔40)は調整用孔とされ、この調整用孔
は、棟木用及び桁用金具11,23の調整用孔19,3
1に対し調整用ボルト47(図2参照)を挿通して連結
可能とされている。また、接合片37の第2貫通孔41
側の隅角部には切欠部42が形成されている。
【0031】そして、図2に棟木用金具11と上側梁用
金具35との接合構造を示すように(桁用金具23と下
側梁用金具35との接合構造も同様である)、棟木用及
び桁用金具11,23の各中心用孔18,30と各梁用
金具35の中心用孔(貫通孔40,41の一方)とにそ
れぞれ中心用ボルト44を挿通してナット45で締結固
定するとともに、棟木用及び桁用金具11,23の調整
用孔19,31と各梁用金具35の調整用孔(貫通孔4
0,41の他方)とに調整用ボルト47を挿通してナッ
ト48で締結固定することにより、図1に示す如く、棟
木用及び桁用金具11,23と各梁用金具35とが上記
登り梁4を所定の傾斜角度θに保持して固定接合される
ようになっている。
【0032】次に、上記接合金具10を使用して小屋組
の登り梁4の上下端部をそれぞれ棟木1及び軒桁2に取
り付ける接合方法について説明する。
【0033】まず、棟木1の側面(その上下中央部より
も下側が望ましい)に棟木用金具11を、また軒桁2の
側面(その上端寄りが望ましい)に桁用金具23をそれ
ぞれ取り付ける。具体的には、例えば棟木用金具11に
ついて説明すると、図2に示すように、その金具11の
両突出片15,15の基部15a,15aを基片14表
面に重ねて基片14及び突出片15,15を一体的に合
わせ、その状態で、予め棟木1側面に取り付けられてい
る複数(図示例では上下2対)の取付ボルト21,2
1,…をそれぞれ金具11の支持片12における取付孔
17,17,…に挿通させた後、その各取付ボルト21
の先端部にナット22を螺合して締結する。このことで
棟木用金具11がその接合片13を突設させた状態で棟
木1の側面に取付固定される。また、桁用金具23にあ
っても、上記棟木用金具11の場合と同様にして軒桁2
の側面に取付固定する(図2参照)。
【0034】そのとき、上記各金具11,23の支持片
12,24における取付孔17,29は複数設けられて
いるので、そのうちのいずれかを選択して取付ボルト2
1を挿通させることで、棟木1及び軒桁2の各側面に対
する金具11,23の取付位置を変更調整することがで
きる。
【0035】一方、登り梁4の上下端部を必要長さに応
じて略直角に切断して、その端部に凹溝4a,4aを形
成し、次に、その登り梁4の上下端部にそれぞれ梁用金
具35,35を取り付ける。すなわち、例えば登り梁4
の上端部に取り付ける上側梁用金具35にあっては接合
片37が支持片36に対し上側に、また登り梁4下端部
に取り付ける下側梁用金具35にあっては接合片37が
支持片36に対し下側にそれぞれオフセットするように
配置し、その各金具35の支持片36の脚部36b,3
6bをそれぞれ登り梁4の上下端面の凹溝4a,4aに
嵌合し、この状態でドリフトピン39を登り梁4の左右
側面の一方から金具35の左右脚部36b,36bにお
ける各取付孔38を経て貫通させるように打ち込んで固
定する。このことにより金具35がその接合片37を登
り梁4の上下端面から突設させた状態で登り梁4の上下
端部に取付固定される。
【0036】この後、上記登り梁4を吊り上げ、上記上
側梁用金具35の接合片37を上記棟木用金具11にお
ける接合片13先端の嵌合凹部16に差し込んで、上側
梁用金具35の接合片37の第1貫通孔40(中心用
孔)を棟木用金具11の接合片13の中心用孔18に一
致させ、この両孔18,40に中心用ボルト44を挿通
させてその先端部にナット45を螺合する。また、この
後、上記下側梁用金具35の接合片37を桁用金具23
における接合片25先端の嵌合凹部28に差し込んで、
下側梁用金具35の接合片37の第2貫通孔41(中心
用孔)を桁用金具23の接合片25の中心用孔30に一
致させ、この両孔30,41に中心用ボルト44を挿通
させてその先端部にナット45を螺合する。このこと
で、登り梁4が棟木1及び軒桁2間に仮止めされる。
【0037】そのとき、上記棟木用及び桁用金具11,
23の接合片13,25における略スリット状の嵌合凹
部16,28に各梁用金具35の接合片37を差し込ん
で、両金具11,23,35の接合片13,25,37
同士を接合するので、金具11,23,35同士を接合
するときに登り梁4が転び難くなり、その施工を安定し
て容易に行うことができる。
【0038】そして、上記棟木用及び桁用金具11,2
3の接合片13,25にはそれぞれ調整用孔19,31
が形成され、この各調整用孔19,31は上記中心用孔
18,30を中心として略円弧状に延びる円弧孔からな
るので、上記棟木用金具11の中心用孔18と上側梁用
金具35の第1貫通孔40(中心用孔)とに中心用ボル
ト44が挿通された状態では、上側梁用金具35の第2
貫通孔41(調整用孔)が棟木用金具11の調整用孔1
9に部分的に一致する。また、桁用金具23の中心用孔
30と下側梁用金具35の第2貫通孔41(中心用孔)
とに中心用ボルト44が挿通された状態では、下側梁用
金具35の第1貫通孔40(調整用孔)が桁用金具23
の調整用孔31の一部に一致する。この両孔19,41
又は31,40の一致部分にそれぞれ調整用ボルト4
7,47を挿通してその先端部にナット48,48を螺
合する。しかる後に、上記上記各中心用ボルト44及び
各調整用ボルト47に対し螺合されているナット45,
48をそれぞれ締結固定する。以上で、登り梁4を屋根
勾配に対応した所定の傾斜角度θに保持した状態で棟木
用及び桁用金具11,23と各梁用金具35とを固定接
合し、その登り梁4は棟木1及び軒桁2間に固定され
る。
【0039】したがって、この実施形態においては、接
合金具10を構成している棟木用及び桁用金具11,2
3の各調整用孔19,31が中心用孔18,30を中心
とした円弧孔であるので、屋根勾配に応じて登り梁4の
傾斜角度θが変わっても、上記中心用孔18,30は一
致するのは勿論、上側梁用金具35の第2貫通孔41と
棟木用金具11の調整用孔19との一致部分、又は下側
梁用金具35の第1貫通孔40と桁用金具23の調整用
孔31との一致部分のいずれかが変化するのみとなる。
このため、4つの金具11,23,35,35の組合せ
からなる1種類の接合金具10を用いながら、異なる様
々の屋根勾配を持つ小屋組に対処することができる。
【0040】また、上記登り梁4の傾斜角度θの調整は
接合金具10で行うので、登り梁4については、その端
部を必要長さに略直角に切断した後に一定の凹溝4a,
4aを形成するのみの加工を行うだけで済み、従来のよ
うに登り梁の両端部を施工現場で屋根勾配に合わせて1
本1本かき込む手間が要らず、小屋組の施工を容易に行
うとともに、施工時間を短縮することができ、さらに
は、登り梁4の端部を切欠加工するための専用加工機は
不要となる。また、屋根勾配が変わる度に接合金具10
を変える必要もない。
【0041】また、1種類の梁用金具35を上側及び下
側の梁用金具として兼用しているので、接合金具10の
部品数を少なくすることができる。
【0042】また、上記棟木用金具11、桁用金具23
及び梁用金具35における接合片13,25,37の隅
角部に切欠部20,32,42が形成されて、これら接
合片13,25,37が多角形状にされているので、登
り梁4の傾斜角度θが変わって各梁用金具35の棟木用
金具11及び桁用金具23に対する相対角度が変化する
ときに上記接合片13,25,37が互いに干渉し難く
なり、登り梁4の様々な傾斜角度θに対応させることが
できる。
【0043】しかも、棟木用金具11の接合片13にお
いてその下部基端側寄りに位置する円弧孔からなる調整
用孔19は、棟木1側に向かって上向きに、また桁用金
具23の接合片25においてその下部基端側寄りに位置
する円弧孔からなる調整用孔31は、軒桁2と反対側に
向かって上向きにそれぞれ湾曲しているので、このこと
によっても、登り梁4の様々な傾斜角度θへの対応を図
ることができる。
【0044】尚、上記実施形態では、棟木用及び桁用金
具11,23を基片14,26及び突出片15,27に
分けて作り、これらを施工時に一体化するようにしてい
るが、梁用金具35のように支持片12,24及び接合
片13,25が予め一体形成されているものを用いるこ
ともできる。また、その梁用金具35については、棟木
用及び桁用金具11,23のように複数の片に分割した
状態で作製して、それらを施工時に一体化するようにし
てもよい。
【0045】また、各金具11,23,35は上記実施
形態の形状に限らず、その他、例えば断面略T字状や略
凸形状のものを用いることもできる。また、上記実施形
態では、棟木用及び桁用金具11,23の接合片13,
25にスリット形状の嵌合凹部16,28を形成して、
この嵌合凹部16,28に各梁用金具35の接合片37
を差し込むようにしているが、この嵌合凹部16,28
をなくし、棟木用及び桁用金具11,23の接合片1
3,25に各梁用金具35の接合片37を重ね合わせ
て、両接合片13,25,37同士を中心用及び調整用
の各ボルト44,47により締結固定するようにしても
よい(この場合、各金具を断面略L字形のものとするこ
ともできる)。要は、各金具は支持片と、その支持片か
ら突出する接合片とを有するものであればよい。
【0046】また、上記実施形態では、各金具11,2
3,35の接合片13,25,37を隅角部に形成した
切欠部20,32,42により多角形状にしているが、
接合片を矩形状のものとしてもよい。しかし、登り梁4
の様々な傾斜角度θに対応できるようにするためには、
上記実施形態のように、隅角部を傾斜状に切り欠いて多
角形状にする方が望ましい。
【0047】さらに、上記実施形態では、梁用金具35
を1種類とし、登り梁4の上下端部に取り付けるときに
反転して使用するようにしているが、上側及び下側梁用
金具35を別々に製造することもできる(尚、接合金具
10の部品数を下げるためには、上記実施形態のように
上側及び下側梁用金具35を共用するのがよい)。ま
た、その場合、上記実施形態のように梁用金具35の接
合部に2つの貫通孔40,41を形成する必要はなく、
中心用孔(上側梁用金具35にあっては第1貫通孔40
を、また下側梁用金具35にあっては第2貫通孔41を
それぞれ変更する)と、それを中心として略円弧状に延
びる円弧孔からなる調整用孔(上側梁用金具35にあっ
ては第2貫通孔41を、また下側梁用金具35にあって
は第1貫通孔40をそれぞれ変更する)とを形成すれば
よく、この円弧状の調整用孔と棟木用及び桁用金具1
1,23の各調整用孔19,31との一部が互いに一致
して調整用ボルト47を挿通できるようになる。
【0048】上側及び下側梁用金具35を共用せずに梁
4に取り付ける場合は、梁用金具35における貫通孔4
0,41の間隔r、棟木用金具11における中心用孔1
8及び調整用孔19の間隔r1、桁用金具23における
中心用孔30及び調整用孔31の間隔r2を互いに一致
(r=r1=r2)させなくともよく、上側梁用金具3
5における貫通孔40,41の間隔rと棟木用金具22
における中心用孔18及び調整用孔19の間隔r1と
が、また下側梁用金具35における貫通孔40,41の
間隔rと桁用金具23における中心用孔30及び調整用
孔31の間隔r2とがそれぞれ一致していればよい。
【0049】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1、4又は
5の発明によると、小屋組の棟木に取り付けられる棟木
用金具と、桁に取り付けられる桁用金具と、登り梁の上
下端部に取り付けられる梁用金具とを設けて、これら金
具に中心用孔と、この各中心用孔と異なる位置に位置す
る調整用孔とをあけ、棟木用及び桁用金具と梁用金具と
の各調整用孔の少なくともいずれか一方を、中心用孔を
中心とする円弧孔とし、棟木用及び桁用金具の中心用孔
と各梁用金具の中心用孔とに、また棟木用及び桁用金具
の調整用孔と各梁用金具の調整用孔とにそれぞれボルト
を挿通してナットで締結固定するようにしたことによ
り、4つの金具からなる1種類の接合金具を用いながら
異なる様々の屋根勾配に対処することができ、施工現場
では登り梁に対し必要長さの切断のみの加工を行うだけ
で済み、小屋組の施工の容易化、その施工時間の短縮
化、登り梁の加工のための専用加工機の不要化を図るこ
とができる。
【0050】請求項2の発明によると、棟木用及び桁用
金具の接合片先端部に嵌合凹部を形成し、この嵌合凹部
に梁用金具の接合片を差し込んで両金具の接合片を接合
するようにしたことにより、金具同士を接合するときに
登り梁の転び等を防いで施工の安定化を図ることができ
る。
【0051】請求項3の発明によると、上下の梁用金具
を互いに同じものとしたことにより、接合金具の部品数
の低減を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係る小屋組の接合構造を示
す図である。
【図2】棟木と登り梁との接合部分の拡大斜視図であ
る。
【図3】棟木用金具の拡大斜視図である。
【図4】棟木用金具の分解斜視図である。
【図5】桁用金具の拡大斜視図である。
【図6】桁用金具の分解斜視図である。
【図7】梁用金具の拡大斜視図である。
【符号の説明】
1 棟木 2 軒桁 4 登り梁 10 接合金具 11 棟木用金具 12 支持片 13 接合片 16 嵌合凹部 18 中心用孔 19 調整用孔 23 桁用金具 24 支持片 25 接合片 28 嵌合凹部 30 中心用孔 31 調整用孔 35 梁用金具 36 支持片 37 接合片 40,41 貫通孔(中心用孔、調整用孔) 44 中心用ボルト 45 ナット 47 調整用ボルト 48 ナット

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 小屋組の棟木に取り付けられる棟木用金
    具と、桁に取り付けられる桁用金具と、登り梁の上下端
    部に取り付けられる1対の梁用金具とを組み合わせてな
    り、登り梁の上下端部をそれぞれ棟木及び桁に接合する
    ための接合金具であって、 上記棟木用及び桁用金具は、棟木又は桁に取り付けられ
    る支持片と、該支持片から突出する接合片とを有してい
    て、 上記接合片には、該接合片の厚さ方向に貫通する中心用
    孔及び調整用孔が所定の間隔をあけて設けられており、 上記梁用金具は、登り梁の上下端部にそれぞれ取り付け
    られる支持片と、該支持片から突出する接合片とを有し
    ていて、 上記梁用金具の接合片には、該接合片の厚さ方向に貫通
    しかつ上記棟木用又は桁用金具の中心用孔に対し中心用
    ボルトを挿通して連結可能な中心用孔と、接合片の厚さ
    方向に貫通し、上記棟木用又は桁用金具の調整用孔に対
    し調整用ボルトを挿通して連結可能な調整用孔とが設け
    られており、 上記棟木用及び桁用金具と梁用金具との各調整用孔の少
    なくともいずれか一方が、中心用孔を中心として略円弧
    状に延びる円弧孔からなり、 上記棟木用及び桁用金具の中心用孔と各梁用金具の中心
    用孔とにそれぞれ中心用ボルトを挿通してナットで締結
    固定するとともに、棟木用及び桁用金具の調整用孔と各
    梁用金具の調整用孔とに調整用ボルトを挿通してナット
    で締結固定することにより、棟木用及び桁用金具と各梁
    用金具とが上記登り梁を所定の傾斜角度に保持して固定
    接合されるように構成されていることを特徴とする小屋
    組の接合金具。
  2. 【請求項2】 請求項1の小屋組の接合金具において、 棟木用及び桁用金具の接合片には、該接合片先端部から
    支持片に向かって凹陥しかつ梁用金具の接合片を嵌挿可
    能な嵌合凹部が形成されており、 上記棟木用及び桁用金具の嵌合凹部に梁用金具の接合片
    を差し込んで、両金具の接合片を接合するように構成さ
    れていることを特徴とする小屋組の接合金具。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2の小屋組の接合金具にお
    いて、 1対の梁用金具は、互いに同じで反転して用いられるも
    のであることを特徴とする小屋組の接合金具。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3のいずれか1つの接合金具
    を使用した小屋組の接合構造であって、 棟木及び桁にそれぞれ棟木用及び桁用金具が取り付けら
    れている一方、登り梁の上下端部にそれぞれ梁用金具が
    取り付けられており、 上記棟木用及び桁用金具の中心用孔と各梁用金具の中心
    用孔との間、並びに棟木用及び桁用金具の調整用孔と各
    梁用金具の調整用孔との間にそれぞれボルトが挿通され
    てナットで固定接合されていることを特徴とする小屋組
    の接合構造。
  5. 【請求項5】 請求項1〜3のいずれか1つの接合金具
    を使用して小屋組の登り梁の上下端部をそれぞれ棟木及
    び桁に取り付ける接合方法であって、 棟木及び桁にそれぞれ棟木用及び桁用金具を取り付ける
    とともに、登り梁の上下端部にそれぞれ梁用金具を取り
    付けておき、 棟木用及び桁用金具の中心用孔と梁用金具の中心用孔と
    に中心用ボルトを挿通してナットで締結固定するととも
    に、棟木用及び桁用金具の調整用孔と各梁用金具の調整
    用孔とに調整用ボルトを挿通してナットで締結固定する
    ことを特徴とする小屋組の接合方法。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014105439A (ja) * 2012-11-26 2014-06-09 Shikoku Chem Corp 垂木取付具
JP2014201945A (ja) * 2013-04-04 2014-10-27 株式会社アールシーコア 建物の屋根構造
JP2015194050A (ja) * 2014-03-31 2015-11-05 株式会社アールシーコア 耐力壁構造
CN111702377A (zh) * 2020-06-23 2020-09-25 河南五建建设集团有限公司 钢桁架拼装专用支座

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