JPH1150590A - 勾配天井用ランナー - Google Patents

勾配天井用ランナー

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Publication number
JPH1150590A
JPH1150590A JP9204855A JP20485597A JPH1150590A JP H1150590 A JPH1150590 A JP H1150590A JP 9204855 A JP9204855 A JP 9204855A JP 20485597 A JP20485597 A JP 20485597A JP H1150590 A JPH1150590 A JP H1150590A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ceiling
slope
runner
edge
pitched
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9204855A
Other languages
English (en)
Inventor
Takeshi Sugiki
武史 杉木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sekisui House Ltd
Original Assignee
Sekisui House Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Sekisui House Ltd filed Critical Sekisui House Ltd
Priority to JP9204855A priority Critical patent/JPH1150590A/ja
Publication of JPH1150590A publication Critical patent/JPH1150590A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】簡潔な構成であって、勾配天井面の上側縁部お
よび下側縁部を支持するために所定位置に容易に取り付
けることができる。 【解決手段】天井面が所定の勾配になるように構成され
る勾配天井面24の下地構造において、勾配天井面24
の下地組を構成する上側野縁21aおよび下側野縁21
bを支持するように、勾配天井面24の上側縁部および
下側縁部に沿って勾配天井用ランナー11および12が
それぞれ水平に配置されている。上側の勾配天井用ラン
ナー11は、各フランジ部11aおよび11bが垂直に
配置されたウエブ11cに対して、それぞれ勾配天井面
24の勾配に沿った傾斜状態になるように同方向に屈曲
されている。下側の勾配天井用ランナー12も、各フラ
ンジ部12aおよび12bが垂直に配置されたウエブ1
2cに対して、それぞれ勾配天井面24の勾配に沿った
傾斜状態になるように同方向に屈曲されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、所定の勾配で配置
される勾配天井面が取り付けられる野縁を支持するため
に、勾配天井面の上側縁部および下側縁部に沿ってそれ
ぞれ水平に配置される勾配天井用ランナーに関する。
【0002】
【従来の技術】住宅では、傾斜状態になった屋根と同様
の傾斜状態になるように勾配天井面が配置されることが
ある。このような勾配天井面の下地構造の一例を図3に
示す。勾配天井面44は、石膏ボード等によって、屋根
の勾配に沿った所定の勾配に配置されるようになってお
り、勾配天井面44の上側縁部が、勾配天井面44の傾
斜方向とは直交する水平状態に配置された上側野縁41
に取り付けられている。上側野縁41は、亜鉛メッキ鋼
板を断面四角形状の中空角パイプ状にロール成形した鋼
製パイプによって構成されている。
【0003】上側野縁41は、勾配天井面44に連続し
て水平に配置される水平天井面56が取り付けられる野
縁51に、連結具54によって支持されている。野縁5
1は、勾配天井面44を支持する上側野縁41と同様
に、亜鉛メッキ鋼板を断面四角形状の中空角パイプ状に
ロール成形した鋼製パイプによって構成されており、そ
の下面に、間仕切り支柱52の上端部が嵌合された間仕
切りランナー53が取り付けられている。間仕切りラン
ナー53は、長板状の鋼板を、下向き断面コ字状に屈曲
させて構成されており、野縁51と同方向に水平に配置
されている。
【0004】野縁51には、勾配天井面44が取り付け
られる上側野縁41が、その上面および下面が勾配天井
面44と同様の傾斜状態になるように支持する連結具5
4が取り付けられている。図4は、連結具54の斜視図
である。この連結具54は、鋼板を屈曲成形して構成さ
れており、ウエブ54aに対して各フランジ部54bお
よび54cが同方向に直角に屈曲された断面コ字状部分
と、各フランジ部54bおよび54cにおける周縁部を
除く中央部がウエブ54aに対して各フランジ部54b
および54cとは反対方向にそれぞれ屈曲された支持片
54fおよび54gとを有している。各フランジ部54
bおよび54cには、支持片54fおよび54gが屈曲
されることによって形成された長方形状の開口部54d
および54eが形成されている。上側に位置する支持片
54fは、ウエブ54aに対して直角に屈曲された状態
になっているのに対して、下側に位置する支持片54g
は、ウエブ54aに対して鈍角になるように屈曲されて
いる。
【0005】このような連結具54は、複数が、勾配天
井面44を支持する上側野縁41の長手方向に適当な間
隔をあけて配置される。各連結具54は、下側に位置す
る支持片54gが、間仕切りランナー53と野縁51と
の間に挿入されて、ネジ55によって、野縁51と間仕
切りランナー53との間に水平に取り付けられている。
これにより、連結具54の各フランジ部54bおよび5
4cは、勾配天井面44と同様の傾斜状態になる。そし
て、連結具54における傾斜状態になった各フランジ部
54bおよび54cとの間に、勾配天井面44を支持す
る上側野縁41が嵌合される。連結具54における傾斜
状態になった各フランジ部54bおよび54cに嵌合さ
れた上側野縁41は、上面および下面が勾配天井面44
と同様の傾斜状態になっている。そして、連結具54の
下側に位置するフランジ部54cが、上側野縁41の下
面とが、ネジ55によって連結される。これにより、勾
配天井面44を支持する上側野縁41は、複数の連結具
54によって、上面および下面が傾斜した状態で長手方
向が水平になるように支持されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】勾配天井面44の上側
縁部が取り付けられる上側野縁41は、水平天井面56
が取り付けられる野縁51に対して複数の連結具54に
よって、上面および下面が勾配天井面44の勾配に沿っ
た状態で、長手方向が水平に支持されている。しかしな
がら、各連結具54は、下側に位置する支持片54gと
各フランジ部54bおよび54cとが、勾配天井面44
の勾配に対応した角度になるようにする必要がある。し
かも、各支持片54fおよび54gを各フランジ部54
bおよび54gから切断して屈曲した構造になってお
り、容易に製造することができないという問題もある。
さらに、下側に位置する支持片54gを、野縁51の下
面に当接させて間仕切りランナー53とともにネジ止め
しなければならず、その作業が煩わしいという問題もあ
る。
【0007】本発明は、このような問題を解決するもの
であり、その目的は、簡潔な構造であって、取付が容易
な勾配天井用ランナーを提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の勾配天井用ラン
ナーは、勾配天井面が所定の勾配で取り付けられる野縁
を支持するように、勾配天井面の上側縁部および下側縁
部に沿ってそれぞれ水平に配置される勾配天井用ランナ
ーであって、長板状の鋼板によって、ウエブに対して各
フランジ部が同方向に屈曲された断面コ字状をしてお
り、ウエブが垂直になるように所定位置に取り付けられ
た際に、各フランジ部が、勾配天井面に沿った傾斜状態
になるように、それぞれウエブに対して傾斜状態で屈曲
されていることを特徴とする。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、図
面に基づいて詳細に説明する。図1は、本発明の勾配天
井用ランナーの実施の形態の一例を示す勾配天井面の下
地構造の断面図である。勾配天井面24は、石膏ボード
等によって所定の傾斜状態に配置されるようになってい
る。この勾配天井面24の上側縁部は、勾配天井面24
の傾斜方向とは直交した水平状態に配置された上側野縁
21aに取り付けられている。また、勾配天井24の下
側縁部が、勾配天井面24の傾斜方向とは直交した水平
状態に配置された下側野縁21bに取り付けられてい
る。上側野縁21aおよび下側野縁21bの間には、勾
配天井面24が取り付けられる1または複数の野縁(図
示せず)が、上側野縁21aおよび下側野縁21bに対
して適当な間隔をあけて水平に配置されている。
【0010】上側野縁21aおよび下側野縁21bは、
亜鉛メッキ鋼板を、断面四角形状の中空角パイプ状にロ
ール成形された鋼製パイプによってそれぞれ構成されて
いる。また、上側野縁21aおよび下側野縁21bの間
に配置される野縁も、同様に、亜鉛メッキ鋼板を、断面
四角形状の中空角パイプ状にロール成形された鋼製パイ
プによって構成されている。そして、勾配天井面24の
上側縁部が取り付けられる上側野縁21aが、本発明の
勾配天井用ランナー11によって支持されており、ま
た、勾配天井面24の下側縁部が取り付けられる下側野
縁21bが本発明の勾配天井用ランナー12によって支
持されている。
【0011】上側野縁21aおよび下側野縁21bの間
に配置される野縁は、勾配天井24と同様の傾斜状態で
横方向に適当な間隔をあけて相互に平行に配置された複
数の野縁受け22に取り付けられている。各野縁受け2
2は、屋根の勾配に沿った傾斜状態で配置された葺き降
ろし梁25の下側に取り付けられている。上側野縁21
aを支持する勾配天井用ランナー11は、勾配天井面2
4に連続して配置される水平天井面36を支持する野縁
31に取り付けられている。この野縁31も、亜鉛メッ
キ鋼板を、断面四角形状の中空角パイプ状にロール成形
された鋼製パイプによって構成されている。野縁31
は、野縁31とは直交した水平状態で配置された野縁受
け34の下側に、野縁支持具35によって支持されてい
る。野縁受け34の下側には、水平天井面36を支持す
る複数の野縁が、野縁受け34とは直交した水平な状態
で、それぞれ、野縁支持具35によって支持されてい
る。各野縁受け34は、断面コ字状の溝型鋼によってそ
れぞれ構成されている。各野縁受け34は、水平に配置
された梁材32に取り付けられた野縁受け吊り下げ具3
3によって、それぞれ、梁材32に対して直交した水平
な状態で吊り下げられている。
【0012】傾斜状態になった勾配天井面24の下側の
側縁部を支持する下側野縁21bは、壁面パネル23に
水平に取り付けられた本発明の勾配天井用ランナー12
によって、水平に支持されている。そして、上側野縁2
1aおよび下側野縁21bによって勾配天井面24の上
側縁部および下側縁部がそれぞれ取り付けられて、勾配
天井面24が所定の勾配とされている。
【0013】図2は、勾配天井面24の上側縁部が取り
付けられる上側野縁21aを支持する本発明の勾配天井
用ランナー11の横断面図である。この勾配天井用ラン
ナー11は、長板状の鋼板を屈曲成形して構成されてお
り、幅方向の中央部によって構成されたウエブ11cに
対して、フランジ部11aおよび11bが同方向に屈曲
された断面コ字状になっている。各フランジ部11aお
よび11bは、ウエブ11cが垂直に配置された際に、
勾配天井面24の勾配と同様の傾斜状態になるように、
ウエブ11cに対して、それぞれ所定の角度で斜め下方
に向かって屈曲されている。各フランジ部11aおよび
11bは、ウエブ11cに対して等しい長さにわたっ
て、相互に平行に延出している。
【0014】このような勾配天井用ランナー11は、上
側野縁21aを支持するために、ウエブ11cが、水平
天井面36を支持するために勾配天井面24の上側縁部
に隣接して配置された野縁31の側面にネジ26によっ
て取り付けられている。この場合、勾配用天井ランナー
11が取り付けられる野縁31の各側面には、野縁受け
34の下面に取り付けられた複数の野縁支持具35が、
適当な間隔をあけて係止した状態になっているために、
各野縁支持具35が係止された野縁31の各側面部分
は、勾配天井用ランナー11にて支持することができな
い。このために、勾配天井用ランナー11は、野縁31
における各野縁支持具35が係止される部分にて切断さ
れて、各野縁支持具35が係止された部分毎に間隔をあ
けたた状態とされる。
【0015】このように、本発明の勾配天井用ランナー
11は、水平天井面36が取り付けられる野縁31の側
面に、ネジ26によって直接取り付けられるようになっ
ており、容易に取り付けることができる。そして、野縁
31に取り付けられた勾配天井用ランナー11の各フラ
ンジ部11aおよび11bは、勾配天井面24と勾配と
同様の傾斜状態になっており、そのフランジ部11aお
よび11b間に、上側野縁21aが水平な状態で嵌合さ
れる。従って、上側野縁21aの上面および下面は、勾
配天井面24と同様の傾斜状態で支持される。
【0016】勾配天井面24における下側縁部が取り付
けられる下側野縁21bを支持する勾配天井用ランナー
12も、図1に示すように、ウエブ12cが、壁面パネ
ル23にネジ27によって垂直に取り付けられるように
なっている。この勾配天井用ランナー12の各フランジ
部12aおよび12bは、勾配天井面24と同様の傾斜
状態になるように斜め上方に向かって延出するように屈
曲されている。そして、各フランジ部12aおよび12
bの間に、下側野縁21bが嵌合されて支持される。従
って、下側野縁21bは、上面および下面が勾配天井面
24と同様の傾斜状態で水平に支持される。
【0017】なお、上記実施の形態では、勾配天井面2
4の上側縁部および下側縁部が、それぞれ水平に配置さ
れた上側野縁21aおよび21bに取り付けられる構成
であったが、勾配天井面24に沿った傾斜状態で配置さ
れる複数の野縁に勾配天井面24が取り付けられる構成
であっても、本発明の勾配天井用ランナー11および1
2が使用される。この場合には、勾配天井面24に沿っ
た傾斜状態で配置される各野縁の上端部および下端部
が、勾配天井用ランナー11および12によって支持さ
れる。
【0018】
【発明の効果】本発明の勾配天井用ランナーは、このよ
うに、簡潔な構成であり、容易に製造することができ、
しかも、取付作業も容易にできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の勾配天井用ランナーの実施の形態の一
例を示す勾配天井面の下地構造の断面図である。
【図2】その勾配天井用ランナーの横断面図である。
【図3】従来の勾配天井面の下地構造の断面図である。
【図4】その勾配天井の下地構造に使用される連結具の
斜視図である。
【符号の説明】
11 勾配天井用ランナー 11a フランジ部 11b フランジ部 11c ウエブ 12 勾配天井用ランナー 12a フランジ部 12b フランジ部 12c ウエブ 21a 上側野縁 21b 下側野縁 22 野縁受け 24 勾配天井面 31 野縁 36 水平天井面

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 勾配天井面が所定の勾配で取り付けられ
    る野縁を支持するように、勾配天井面の上側縁部および
    下側縁部に沿ってそれぞれ水平に配置される勾配天井用
    ランナーであって、 長板状の鋼板によって、ウエブに対して各フランジ部が
    同方向に屈曲された断面コ字状をしており、ウエブが垂
    直になるように所定位置に取り付けられた際に、各フラ
    ンジ部が、勾配天井面に沿った傾斜状態になるように、
    それぞれウエブに対して傾斜状態で屈曲されていること
    を特徴とする勾配天井用ランナー。
JP9204855A 1997-07-30 1997-07-30 勾配天井用ランナー Pending JPH1150590A (ja)

Priority Applications (1)

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JP9204855A JPH1150590A (ja) 1997-07-30 1997-07-30 勾配天井用ランナー

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JP9204855A JPH1150590A (ja) 1997-07-30 1997-07-30 勾配天井用ランナー

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JPH1150590A true JPH1150590A (ja) 1999-02-23

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JP9204855A Pending JPH1150590A (ja) 1997-07-30 1997-07-30 勾配天井用ランナー

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JP (1) JPH1150590A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012031674A (ja) * 2010-08-02 2012-02-16 Sanyo Industries Ltd 勾配天井の連結プレート及び連結構造
CN109184060A (zh) * 2018-08-23 2019-01-11 浙江绿宇装饰有限公司 纸面石膏板塔形吊顶结构及施工方法

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