JP7303730B2 - 屋根構造 - Google Patents

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この発明は、屋根構造に関するものである。
住宅などの建物では、屋根パネルを用いて屋根を構築したものがある(例えば、特許文献1参照)。
屋根パネルは、縦枠材と横枠材とで構成された平面視矩形状の枠部の内部に、複数本の垂木を縦枠材に沿って横枠材と平行に設置した構造の屋根枠体を備えている。屋根枠体の上面には、野地板などの面材が複数設置される。
特開2017-14898号公報
しかしながら、一般的な屋根パネルでは、複数本の垂木を縦枠材に沿って等間隔に設置していたため、以下のような問題があった。
即ち、垂木の配列上、屋根パネルの上に屋根材を固定する時に、屋根材を野地板と垂木との両方に対しビスによって固定している。しかしながら、屋根パネルに対する屋根材の固定性能は、屋根材の野地板への固定のみで足りているため、屋根材を垂木に対して固定する分だけ、余計な施工工数が掛かっていた。
また、屋根の上に太陽光パネルを設置する場合に、太陽光パネルの固定金具は、太陽光パネルの荷重を受けさせるための支持部を、太陽光パネルの直下にある垂木に対してそれぞれ1本ずつ備えるようしている。これは、垂木が負担できる荷重が規定されており、現状では太陽光パネル1枚当たり最低5本の垂木で負担する必要があるからであり、太陽光パネルの固定金具も5点で支持が出来るように支持部を5個備えている。5個の支持部は、連結バーで連結して一体化されると共に、一体化された状態で、隣接する屋根材間に設けられた目地カバーに対して、固定具で固定するようになっており、全体として複雑な形状・構造になっていた。
そこで、本発明は、上記した問題点の改善に寄与することを主な目的としている。
上記課題に対して、本発明は、
屋根枠体の上面に野地板が設置された屋根パネルと、
前記野地板の上に設置された屋根材と、を有する屋根構造であって、
前記屋根枠体は、内部に第一の間隔と、該第一の間隔よりも広い第二の間隔とを交互に繰返す変則ピッチを有して配置された複数本の垂木を有しており、
複数本の前記垂木は、前記屋根材の両側部近傍の位置に設置され
前記屋根材は、側部を前記野地板に固定され、
前記屋根材の側部の位置には目地カバーが設けられ、
該目地カバーに太陽光パネルを固定するための太陽光パネル固定金具が固定され、
2本の前記垂木が、前記太陽光パネル固定金具の両側面の真下にそれぞれ位置するように前記第一の間隔で配置されていることを特徴とする。
本発明によれば、上記構成によって、屋根パネルに対する屋根材の固定先を野地板だけにしたり、太陽光パネル固定金具のシンプル化を図れるようにしたりすることなどが可能になる。
実施例にかかる屋根の平面図である。 図1の屋根の図A-A線に沿った縦断面図である。 図2の部分拡大図である。 比較例にかかる図2と同様の屋根の縦断面図である。
以下、本実施の形態を、図面を用いて詳細に説明する。
図1~図4は、この実施の形態を説明するためのものである。
<構成>以下、構成について説明する。
図1、図2は、住宅などの建物1の屋根2を示す図である。建物1はどのような構造のものであっても良いが、この実施例では、建物1を、例えば、ユニット建物としている。ユニット建物は、工場で予め製造された箱型の建物ユニットを建築現場へ搬送して建築現場で組み立てることにより、短期間のうちに構築し得るようにした建物1である。建物1は、建物本体3(図2)と屋根2とで構成され、建物本体3を構成する最上階の建物ユニットの上に、複数枚の屋根パネル4を設置することによって屋根2が構築される。
屋根パネル4は、縦枠材5と横枠材6とで構成された平面視矩形状の枠部7の内部に、複数本の垂木8(図2)を縦枠材5に沿って横枠材6と平行に設置して成る屋根枠体9を備え、屋根枠体9の上面には、上面を塞ぐように野地板11が設置されている。
ここで、屋根パネル4は、予め工場で製造されて、建築現場へ搬送できる状態とされたものである。屋根パネル4は、平面視矩形状に形成される。
縦枠材5は、屋根パネル4の長辺を構成する枠材であり、屋根パネル4を構成するための所要の間隔を有して一対設けられる。縦枠材5は、木製や金属製のものとすることができる。
横枠材6は、屋根パネル4の短辺を構成する枠材であり、屋根パネル4を構成するための所要の間隔を有して一対設けられる。横枠材6は、木製や金属製のものとすることができる。
枠部7は、一対の縦枠材5と、一対の横枠材6とを平面視矩形状に組むことによって構成される。
垂木8は、枠部7を内側から補強する桟部材である。通常の場合、図4の比較例に示すように、垂木8は、等間隔に、または、一定の間隔12を有して複数本設けられている。垂木8は、木製や金属製のものとすることができる。この実施例では、垂木8は、C字状の開断面を有する金属製の部材とされている。
屋根枠体9は、枠部7(縦枠材5および横枠材6)と、垂木8とによって構成された、屋根パネル4の骨組みである。
野地板11は、工場で屋根枠体9の上面に貼られる面材(屋根下地材)である。野地板11の上には、建築現場で建物本体3の上に屋根パネル4を並べて設置した後で、複数枚の屋根材13(屋根仕上材)が取付けられる。
なお、この実施例では、最上階の建物ユニットを構成する天井梁14には、建物本体3の外方へ張り出す軒形成用フレーム15が突設されている。そして軒形成用フレーム15の下面に軒天井材16が取付けられると共に、軒形成用フレーム15の先端部には、軒先化粧カバー17が取付けられている。
そして、上記のような基本的または全体的な構成に対し、この実施例は、以下のような構成を備えることができる。
(1)複数本の垂木8は、第一の間隔21と、第一の間隔21よりも広い第二の間隔22とを交互に繰返す変則ピッチを有して配置されている。
ここで、第一の間隔21は、通常の場合(等間隔に配置する場合)の垂木8間の間隔12よりも狭いものとされる。
第二の間隔22は、通常の場合(等間隔に配置する場合)の垂木8間の間隔12よりも広いものとされる。第二の間隔22は、野地板11や野地板11の上に設置される部材の支持に支障のない範囲内の大きさに設定される。この際、第一の間隔21と第二の間隔22との和が、通常の場合(等間隔にする場合)の垂木8間の間隔12の2倍となるように設定する。第一の間隔21および第二の間隔22は、例えば、隣接する垂木8の中心位置間の間隔とすることができる。通常の場合(等間隔にする場合)の垂木8間の間隔12の2倍は、後述する屋根材13の幅寸法とほぼ同じ大きさとなる。
変則ピッチは、通常の場合の等間隔とされているピッチ(一定ピッチ)に対して変則的となるピッチのことである。但し、変則ピッチは、第一の間隔21と第二の間隔22とを交互に繰返すという規則性を有している。このような変則ピッチで、垂木8を設置する構造は、屋根パネル4を用いないで構成される通常の屋根2に対しても適用することができるが、屋根パネル4を構成する垂木8に対して適用するのが最も好ましい。
(2)図3に示すように、複数本の垂木8は、野地板11の上に設置される屋根材13の両側部32の近傍の位置に、屋根材13の側部32から、第一の間隔21の半分の距離33だけ離した状態で設置されても良い。
ここで、屋根材13は、建築現場で野地板11の上面に貼られる面材である。屋根材13は、第一の間隔21と第二の間隔22とを足した大きさとほぼ等しい幅寸法を有している。
屋根材13の側部32は、屋根材13の幅方向34の端縁部のことである。屋根材13は、側部32の位置をビスなどの固定具35で野地板11に取付けられる。屋根材13の側部32には、上方へ立ち上がる立上部36が形成されている。そして、屋根材13は、側部32の立上部36どうしを互いにほぼ突き合わせた(または、僅少な隙間を有して対向させた)状態で隣接配置される。
屋根材13の側部32近傍の位置は、屋根材13の側部32に対して若干外れた位置のことである。これにより、屋根材13の側部32の位置の真下には、垂木8が存在しないことになり、固定具35が、垂木8に対して固定されない構造が形成される。
第一の間隔21の半分の距離33は、隣接する屋根材13の側部32間の突き合わせ部分(または、対向部分)の下側に、第一の間隔21分の大きさのスペースを有して一対の垂木8を離間設置させるために設定されるものである。そのために、屋根材13の側部32と垂木8の中心位置との間の間隔が第一の間隔21の半分の距離33となるようにしている。
(3)2本の垂木8が、屋根材13の側部32の位置に設けられた目地カバー41に固定される太陽光パネル固定金具42の側面43の真下に位置するように配置されても良い。
ここで、目地カバー41は、互いに突き合わされた(または、対向させた)一対の立上部36間に、上側から被せるように取付けられるカバー部材である。目地カバー41は、立上部36に設けた返し部によって、外れないように係止保持される。目地カバー41は、屋根面(屋根2の上面)に対して上方へ突出される突条となる。
太陽光パネル固定金具42は、屋根2の上に太陽光パネル51を固定するための金具である。
太陽光パネル固定金具42の側面43の真下に位置するとは、垂木8の両側面から真上に延ばした線46の範囲内に、太陽光パネル固定金具42の側面43が入ることである。なお、太陽光パネル固定金具42の側面43の位置と、垂木8の中心位置とは、上下に一致するのが好ましいが、若干ズレていても良い。
以下、上記屋根パネル4を用いた屋根2に使われる太陽光パネル固定金具42について説明する。
(4)太陽光パネル固定金具42は、図3に示すように、
太陽光パネル51(図2)を屋根2の垂木8の上に支持させる支持部52と、
支持部52を屋根材13の側部32の位置に設けられた目地カバー41に固定する固定部53とを有し、
支持部52は、隣接する2本の垂木8の上に跨る幅寸法54を有していると共に、
固定部53は、支持部52に対して1対1に設けられるようになっている。
ここで、支持部52は、上下方向55へ延びる金具であり、太陽光パネル51は、支持部52によって屋根2よりも高く持ち上げられた状態で支持される。支持部52は、上端部に太陽光パネル51に対する取付部56(図2)を有すると共に、下端部に目地カバー41および固定部53を収容できる大きさの切欠部57を有している。取付部56は、太陽光パネル51の下面に当接される当接面56aを有すると共に、当接面56aと太陽光パネル51の下面とを当接された状態で、下側からボルト・ナットなどの締結具56bを用いて固定するようになっている。そして、支持部52は、下端部に設けられた切欠部57内に目地カバー41を収容した状態で、屋根材13の上に設置される。
固定部53は、目地カバー41を上から挟着するクランプ状のものなどとされている。固定部53は、切欠部57内の位置に設置される。
支持部52の幅寸法54は、隣接する2本の垂木8の両方に僅かにでもかかる大きさであれば良いが、第一の間隔21とほぼ同じとなるように設定するのが好ましい。また、固定部53は、1つの支持部52に対して1つずつ設けられるようにする。
(5)固定部53と支持部52との間には、支持部52に対する固定部53の幅方向34の位置を調整可能な位置調整部61が備えられても良い。
ここで、太陽光パネル固定金具42の幅方向34は、屋根材13の幅方向34と同じ方向となっている。
位置調整部61はどのようなものとしても良いが、例えば、固定部53に一体に取付けられている位置調整板63と、位置調整板63または支持部52に設けられた幅方向34へ延びる長穴62と、支持部52または位置調整板63に設けられた取付穴65と、長穴62および取付穴65を通して支持部52と位置調整板63とを締結固定可能な位置調整ボルトなどの締結具64とを有して、長穴62に沿って位置調整板63および固定部53を幅方向34へ移動可能としたものなどとすることができる。この実施例では、取付穴65は、支持部52に対し、幅方向34の両側となる二箇所の位置に設けられている。
<作用>以下、この実施例の作用について説明する。
建物本体3の上に、複数枚の屋根パネル4を設置し、屋根パネル4(の野地板11)の上に、屋根材13を設置して屋根2を構築する。屋根パネル4は、縦枠材5と横枠材6とで構成された平面視矩形状の枠部7の内部に、複数本の垂木8を縦枠材5に沿って横枠材6と平行に設置して成る屋根枠体9を備えたものとされ、屋根枠体9の上面には、野地板11が設置される屋根材13は野地板11の上に取付けられる。
一般的な屋根パネル4の場合、図4の比較例に示すように、屋根パネル4を構成する複数本の垂木8が縦枠材5に沿って等間隔(間隔12)に設置されている。
すると、垂木8の配列上、屋根パネル4の上に屋根材13を固定する時に、屋根材13を野地板11と垂木8との両方に対してビスなどの固定具35によって固定することになる。しかしながら、屋根パネル4に対する屋根材13の固定性能は、屋根材13の野地板11への固定のみで足りているため、屋根材13を垂木8に固定する分だけ、余計な施工工数が掛かることになる。特に、垂木8が金属製のものの場合には、固定具35を垂木8に通すのに手間がかかる。
また、屋根2の上に太陽光パネル51を設置する場合、一般的には、太陽光パネル51の固定金具(太陽光パネル固定金具71)は、太陽光パネル51の荷重を受けさせるための支持部72を、太陽光パネル51の直下にある垂木8に対してそれぞれ1本ずつ備えたものとなっている。これは、垂木8が負担できる荷重が規定されており、現状では太陽光パネル51の1枚当たり最低5本の垂木8で負担する必要があるからであり、太陽光パネル固定金具71も5点で支持が出来るように支持部72を5個備えている。5個の支持部72は、安定させるなどのために連結バー73で連結して一体化されると共に、一体化された状態で、隣接する屋根材13間に設けられた目地カバー41に対して、固定具74で固定するようになっており、全体として複雑な形状・構造になっていた。
そこで、この実施例では、以下のようにしている。
<効果>この実施例によれば、以下のような効果を得ることができる。
(効果 1)屋根パネル4では、複数本の垂木8は、第一の間隔21と、第一の間隔21よりも広い第二の間隔22とを交互に繰返す変則ピッチを有して配置されている。これにより、複数本の垂木8が完全に等間隔な正規の配置ではなくなるため、屋根パネル4に対して屋根材13を設置固定する際に、屋根材13の固定先を野地板11だけにすることができ、特に、屋根材13の割付けを変える必要もない。そのため、屋根材13の施工性が向上する。そして、上記した変則ピッチで配置される複数本の垂木8は、屋根パネル4を構成するものとなっていることで、屋根2に精度良く設置することが容易となる。更に、垂木8に対して上記した変則ピッチを採用することで、後述するように、太陽光パネル固定金具42のシンプル化を図ることなども可能になる。
(効果 2)複数本を構成の垂木8は、野地板11の上に設置される屋根材13の両側部32の近傍の位置に、屋根材13の側部32から、第一の間隔21の半分の距離33だけ離した状態で設置されても良い。これにより、各屋根材13の両側部32の近傍の位置をそれぞれ2本の垂木8で支持する構造にすることができる。そして、垂木8を、屋根材13の側部32の真下には位置せず、しかも、屋根材13の側部32の下側に比較的狭い第一の間隔21が形成されるように、隣接する2本の垂木8を、近接配置することができる。
(効果 3)2本の垂木8が、屋根材13の側部32の位置に設けられた目地カバー41に固定される太陽光パネル固定金具42の側面43の真下に位置するように設置されても良い。これにより、太陽光パネル固定金具42の両側面43の真下の位置に、合わせて2本の垂木8が(近接状態で)設置されることになるため、2本の垂木8で1つの太陽光パネル固定金具42を支持する構造が形成される。そのため、各垂木8が負担する荷重を増やすことなく、太陽光パネル固定金具42(の支持部52)の設置個数を(例えば、図4と比較して、太陽光パネル51の1枚につき5個から3個に)減らすことができ、また、2本の垂木8による1つの太陽光パネル固定金具42の支持によって各太陽光パネル固定金具42が安定するため、隣接する太陽光パネル固定金具42の間を連結する連結バー73(図4)をなくすことなども可能となり、その分、太陽光パネル固定金具42のシンプル化を図ることが可能になる。また、太陽光パネル51の荷重を、シンプル化された太陽光パネル固定金具42を介して複数本の垂木8にて支障なく受けることができる。
(効果 4)太陽光パネル固定金具42は、隣接する2本の垂木8の上に跨る幅寸法54の支持部52と、支持部52に対して1対1に設けられた固定部53とを有しても良い。これにより、少ない個数の支持部52を個別の固定部53によって安定して設置することが可能になり、複数の支持部52間を連結バー73で連結して一体化する必要などをなくすことができる。よって、太陽光パネル固定金具42をシンプル化できる。
(効果 5)太陽光パネル固定金具42は、固定部53と支持部52との間に位置調整部61を備えても良い。これにより、支持部52に対する固定部53の幅方向34の位置を位置調整部61で調整または微調整することができるようになる。よって、屋根材13や目地カバー41に対する太陽光パネル固定金具42の取付位置の誤差を吸収すると共に、取付性を向上することができる。
2 屋根
4 屋根パネル
5 縦枠材
6 横枠材
7 枠部
8 垂木
9 屋根枠体
11 野地板
13 屋根材
21 第一の間隔
22 第二の間隔
32 側部
33 距離
34 幅方向
41 目地カバー
42 太陽光パネル固定金具
43 側面
52 支持部
53 固定部
54 幅寸法
55 上下方向
61 位置調整部

Claims (3)

  1. 屋根枠体の上面に野地板が設置された屋根パネルと、
    前記野地板の上に設置された屋根材と、を有する屋根構造であって、
    前記屋根枠体は、内部に第一の間隔と、該第一の間隔よりも広い第二の間隔とを交互に繰返す変則ピッチを有して配置された複数本の垂木を有しており、
    複数本の前記垂木は、前記屋根材の両側部近傍の位置に設置され
    前記屋根材は、側部を前記野地板に固定され、
    前記屋根材の側部の位置には目地カバーが設けられ、
    該目地カバーに太陽光パネルを固定するための太陽光パネル固定金具が固定され、
    2本の前記垂木が、前記太陽光パネル固定金具の両側面の真下にそれぞれ位置するように前記第一の間隔で配置されていることを特徴とする屋根構造
  2. 請求項1に記載の屋根構造であって、
    前記太陽光パネル固定金具は
    前記太陽光パネルを前記垂木の上に支持させる支持部と、
    該支持部を前記目地カバーに固定する固定部とを有し、
    前記支持部は、前記第一の間隔で隣接する2本の前記垂木の上に跨る幅寸法を有していると共に、
    前記固定部は、前記支持部に対して1対1に設けられていることを特徴とする屋根構造
  3. 請求項に記載の屋根構造であって、
    前記太陽光パネル固定金具は、前記固定部と前記支持部との間、前記支持部に対する前記固定部の幅方向の位置を調整可能な位置調整部が備えられていることを特徴とする屋根構造
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