JP2003138359A - 溶融Zn−Al−Mg−Zr合金めっき鋼板およびその製造方法 - Google Patents
溶融Zn−Al−Mg−Zr合金めっき鋼板およびその製造方法Info
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Abstract
めっき密着性、耐食性に良好な鋼板を提供する。 【解決手段】質量%で、Alを1%以上、22%以下、
Mgを1%以上、10%以下、Zrを0.001%以
上、2%以下、Ca、Mn、Cu、Sr、Ba、Li、Ga、
およびミッシュメタルの中から選ばれた1種または2種
以上を、合計で0%以上、0.5%以下含有し、残部が
Znと不純物からなるめっき皮膜を備えた、溶融Zn−
Al−Mg−Zr合金めっき鋼板およびその製造方法。
Description
に優れた溶融Zn−Al−Mg−Zr合金めっき鋼板、お
よびその製造方法に関する。
めっき鋼板は、自動車、家電、土木建築、建材などの産
業分野において、幅広く用いられている。溶融亜鉛めっ
き鋼板は加工後、無塗装で使用される場合が多く、無塗
装での耐食性が重要とされる。そのため溶融亜鉛めっき
鋼板の耐食性を向上させる方法については、種々の提案
がされている。
量%で、Alが3〜17%、およびMgが1〜5%を含有
し、残部がZn からなる溶融めっき浴を用いた耐食性に
優れた溶融Zn−Al−Mgめっき鋼板が提案されてい
る。
lを4.0〜10%、およびMgを1.0〜4.0%含有
し、Al/Zn/Zn2Mgの3元共晶組織からなる素地中
に初晶Al相が混在した金属組織を有するめっき皮膜を
備え、耐食性と、表面外観の良好な特性を備えた溶融Z
n−Al−Mgめっき鋼板が開示されている。
Alを3.0〜6.0%、およびMgを1.0〜7.0%
含有し、Zn初晶相とZn−Al−Mg3元共晶組織により
構成される溶融めっき皮膜を有する塗装後耐食性に優れ
た溶融Zn−Al−Mg めっき鋼板が開示されている。
後の密着性について考慮されておらず、プレス加工、ロ
ール成形などの加工を経て最終製品とされる際に、めっ
き皮膜と鋼板の界面で、剥離が生じる問題が発生し易い
欠点があり、使用に際し制限があった。
に鑑みて成されたものであり、その課題は鋼板のプレス
加工やロール成型による加工を行っても、めっき皮膜と
鋼板の密着性に優れ、かつ耐食性にも良好な鋼板を提供
することにある。
膜と鋼板の剥離の原因について検討を行い、以下のa)
〜c)の知見を得た。
に島状に析出した[Zn相]または/および[Al相]
は粗大化しやすい。
工、ロール成形などの加工時に、めっき皮膜を貫通また
は/および鋼板に食い込む。
/および鋼板に食い込むと、めっき皮膜と鋼板の界面に
せん断応力が加わり、部分的にめっき皮膜と鋼板の密着
性が大きく低下し、めっき皮膜の剥離の原因となる。そ
こで、めっき皮膜中に形成される粗大な[Zn相]また
は/および[Al相]を微細化する方法について検討し
た結果、Zn−Al−Mg系溶融亜鉛めっき浴に、Zr
を含有させることによって前記の相を微細化でき、めっ
き皮膜と鋼板の密着性が加工後も保持され、めっき皮膜
の剥離が防止できることを見いだした。
あるが、以下のように推測している。
共晶素地中に[Al−Zr]と、[Zn相]または/お
よび[Al相]が混在した組織である。めっき皮膜中の
Zn−Mg共晶組織は、Zn2MgまたはZn11Mg
2で代表されるZn−Mg金属間化合物を有する共晶組
織で、めっき皮膜中にラメラ状に存在する共晶組織であ
る。
Zr相]が均一微細に析出する。この[Al−Zr相]
は、Al−Zr状態図上から判断すると、Zrが53%
以下で、組成幅を持った金属間化合物と考えられる。
査型電子顕微鏡)およびEPMA(波長分散型元素分析
装置)を用いた観察結果を示す。この時のめっき被膜中
の化学組成は、Alを3.5%、Mgを3%、およびZ
rを1.5%含有していた。2次電子像では均一微細に
ある相が析出している状況が観察され、また元素分析か
ら、この相にはAlおよびZrが濃化していることが分
かる。この結果より、[Al−Zr相]が、めっき皮膜
内で均一微細に析出していることが分かる。
上記記載の均一微細に析出した[Al−Zr相]を核と
して析出するか、または/および結果として分断されて
析出するために、微細になる。
微量にAlまたは/およびMgを含有し、また後者には
微量にZnまたは/およびMgを含有する。
率は、めっき浴中のAl含有量によって様々に変化す
る。例えばAl含有量が5%以下の場合は[Zn相]が
多く、5%以上の場合は[Al相]が多くなる。
相]が微細に析出した結果、皮膜の均一性が図られ、耐
食性も向上する2次的な効果もあることが分かった。
あり、その要旨は以下の(1)および(2)に示す、良
好なめっき皮膜の密着性および耐食性を兼ね備えた、溶
融Zn−Al−Mg−Zr合金めっき鋼板およびその製
造方法である。
以下、Mgを1%以上、10%以下、Zrを0.001
%以上、2%以下、並びにCa、Mn、Cu、Sr、Ba、
Li、Ga、およびミッシュメタルの中から選ばれた1種
または2種以上を、合計で0%以上、0.5%以下含有
し、残部がZnと不純物からなるめっき皮膜を備えた、
溶融Zn−Al−Mg−Zr合金めっき鋼板。
以下、Mgを1%以上、10%以下、Zrを0.001
%以上、2%以下、並びにCa、Mn、Cu、Sr、Ba、
Li、Ga、およびミッシュメタルの中から選ばれた1種
または2種以上を、合計で0%以上、0.5%以下含有
し、残部がZnと不純物からなるめっき浴に鋼板を浸漬
し、めっき浴から引き上げてからめっきが凝固するまで
の冷却速度を1℃/s以上で冷却する、溶融Zn−Al
−Mg−Zr合金めっき鋼板の製造方法。
き浴組成および製造方法を上述の通り限定した理由につ
いて説明する。ここで、めっき皮膜中のZn、Al 、M
gおよびZr含有量は、めっき浴におけるそれぞれの含
有量と同一であるので、以下では、めっき浴の化学組成
とめっき皮膜の化学組成を同一として説明する。
せる。これは、本来溶融Znに対するMgの溶解量は
0.1%が限度であるが、溶融Znに適量のAlを含有
させると、Alが溶融Zn浴表面に酸化膜を形成し、M
gの酸化を防止して、溶融ZnにおけるMg溶解量を高
めることができるためである。Al含有量が1%未満で
はその効果が薄く、22%を超えると効果が飽和する。
一方、めっき皮膜のAl含有量も同様である。コスト的
な観点からは、1%以上、20%以下が好ましい範囲で
ある。
の効果を得るために、1%以上含有させる。望ましくは
2%以上である。一方、Mg含有量は10%を超えると
浴中に溶解しにくくなるばかりか、めっき浴表面に通称
ドロスと呼ばれるMg等の金属酸化物が多量に発生し、
溶融めっきの操業性を損なう。よって上限を10%とす
る。同様に、めっき皮膜のMg 含有量も1%以上、10
%以下とする。望ましくは、2%以上、8%以下であ
る。
し、[Zn相]または/および[Al相]を均一微細化
する作用がある。その効果は、0.001%以上で発揮
される。しかし、Zrを多量に浴中に含有させるとめっ
き浴の粘性が急激に上昇し、めっきの付着量制御が困難
になるばかりか、最悪の場合には溶融めっきが不可能と
なる。そのため、Zr含有量の上限を2%以下とする。
好ましくは、0.005%以上、1.5%以下である。 Ca、Mn、Cu、Sr、Ba、Li、Gaおよびミッシュメ
タル:合計で0%以上、0.5%以下 これらの元素は、含有しなくてもよいが、めっきの濡れ
性が十分に確保できない場合等に、上記に記載の元素の
中から、1種または2種以上を含有させてもよい。これ
らの元素は、0.5%を超えて含有させても効果が飽和
しコストアップとなるので、上限を0.5%とする。
としては、鋼板、めっき浴槽材、およびめっき浴中で使
用されるロール等の冶具等に含まれる成分元素が、めっ
き浴中へ溶け出す場合があるが、本発明の効果を阻害し
ない範囲の含有については問題がない。例えば、Ti、
Nb、Ni、Cr、Co、W、Y、V、B、P、Mn、
LaおよびCa等が、それぞれ0.01%以下の範囲で
含有される場合は問題とならない。
要がなく、公知のものでよい。例えば、めっき付着量
は、耐食性を確保するために10g/m2以上とするの
が望ましく、加工性とコスト抑制の観点から300g/
m2以下とするのが望ましい。
1)〜4)の公知の表面処理を単独または複数で組み合
わせてもよい。さらに、下記以外に、本発明の目的であ
る、密着性、耐食性を兼ね備えためっき鋼板の特性に影
響を及ぼさない後処理であれば、これらを行うことは特
に制限しない。
ート液を用いた塗布・反応・電解等の手法によるクロメ
ート処理。
主成分とする無機系のコーティング処理。
テル、ポリエステル、メラミンポリエステル、ウレタン
ポリエステル等のポリエステル塗料やアクリル塗料など
によるコーティング処理。
ノ、エポキシ、アクリル、ウレタン、フッ素等の樹脂を
主成分とするコーティング処理。
定する必要はなく、熱間圧延材、冷間圧延材のいずれを
用いてもよい。鋼種も同様に、極低炭素鋼、低炭素鋼、
高炭素鋼、Si、Mn、P、Cr、Mo、V、Ni等の
元素を1種以上含有する合金鋼や高張力鋼等、めっきが
施せる鋼であればどの様な材質の鋼種を用いてもよい。
溶融Zn−Al−Mg−Zr合金めっき鋼板の好適な製
造方法を以下に述べる。なお、以下は一例であり、本発
明に係るめっき鋼板の製造方法がこれに限定されるもの
ではない。
工程で付着した油分や汚れがあり、アルカリ水溶液やナ
イロンブラシ等での洗浄や、研削ブラシ等での表面研削
等、公知の方法で洗浄または/および前処理を施す。次
いで公知の方法で、母材を還元性雰囲気中で500℃以
上に加熱して所定時間保持した後、めっき浴温近傍まで
冷却する。このとき、必要であれば再結晶温度以上で再
結晶焼鈍を行ってもよい。還元性雰囲気としては、水素
が2〜30体積%、残部が窒素等の不活性ガスからな
り、露点は鋼板が酸化しない程度で十分であり、20℃
以下、望ましくは0℃以下の雰囲気が好適である。
却した後、所定のめっき皮膜組成が得られるように化学
組成を調整した溶融めっき浴に浸漬し、次いで引き上げ
てめっき付着量を調整する。めっき浴温度は、めっき付
着量の調整を容易にするために380℃以上とし、鋼板
をめっき浴に導くための通路(通称スナウトと呼ばれて
いる)内のZnの蒸発を避けるために、550℃以下と
するのが望ましい。めっき付着量の調整方法は、気体絞
り法、ロール絞り法等、通常用いられている方法を使用
できる。
きが凝固するまでの間の冷却速度を、1℃/秒以上とす
る。これは、冷却速度が1℃/秒に満たない場合には、
[Al−Zr相]が鋼板表面のみに不均一に析出し、
[Zn相]または/および[Al相]が微細化せず、め
っき皮膜の密着性が劣化するからである。より望ましく
は2℃/秒以上である。また、冷却速度の上限は特に限
定しないが、相が細粒化しすぎて被膜が硬化することを
避けるため、25℃/秒以下が好ましい。
施すなどの処理は任意におこなっても構わない。
および耐食性を兼ね備えためっき鋼板の特性および効果
を、実施例を基に説明する。
0.008%、Sを0.007%含有する低炭素冷間圧
延鋼板を用い、厚さ0.80mm、幅80mm、長さ2
00mmに切断し、めっき鋼板の母材として使用した。
これらの鋼板を、75℃のNaOH水溶液で脱脂洗浄
し、連続式溶融めっきシミュレータを用いて、還元性雰
囲気中で800℃、60秒間保持の再結晶焼鈍を施し、
めっき浴温度近傍まで冷却後、種々の化学組成の溶融Z
n−Al−Mg系合金めっき浴に浸漬した。めっき浴温
度は460℃である。
式により片面当たりの付着量が180g/m2になるよ
うに調整し、めっき浴引き上げ後、めっき凝固までの冷
却速度を0.5〜23℃/秒の間で変化させて、冷却速
度の違いによる効果を確認した。
の際に、鋼板表面に熱電対を溶接して、鋼板温度の変化
を測定した。得られためっき鋼板の、めっき皮膜の密着
性および耐食性を以下の方法で調査した。
げ試験片を作成し、曲げ軸を幅方向に平行とし、内側曲
げ半径を0mmとする曲げ変形をおこなった。その後、
曲げ部の表層部をテープで剥離させ、剥離前後の重量差
から剥離量を算出し評価した。評価基準は、幅20mm
あたり1.0g未満を合格とした。詳細な評価基準を下
記に示す。
g未満(極めて良好) ○:重量変化:幅20mm当たり0.05g以上1.0
g未満(良好) ×:重量変化:幅20mm当たり1.0g以上(不良) 耐食性は、白錆発生サイクル試験により無塗装での耐食
性で評価した。サイクル試験条件は、(1)35℃、4
%NaClの塩水噴霧で2時間、(2)60℃、20〜
30%RH(露点)での乾燥で4時間、(3)50℃、
95%RHでの湿潤雰囲気保管で2時間で、合計8時間
を1サイクルとして試験を行った。耐食性の判定基準
は、白錆が観察されるまでのサイクル数で評価し、25
サイクル以上を合格とした。詳細な評価基準を下記に示
す。
て良好)。
好)。
良)。
およびEPMAによる観察で、[Al−Zr相]の分布
状況を観察し、記号○以上を合格とした。詳細な評価基
準を下記に示す。 ◎:[Al−Zr相]が均一微細に析出 ○:[Al−Zr相]がやや不均一微細に析出 ×:[Al−Zr相]が不均一に析出、または析出しな
い 表1に結果をまとめて示す。本発明の範囲内の条件であ
る符号1〜13および22は、[Al−Zr相]が均一
微細に析出し、密着性および耐食性共に良好な結果であ
るが、Zrを含有していない符号14〜20は、[Al
−Zr相]が析出せず、密着性に劣る。また、Zrを含
有していても、2.2%と上限を超えた場合は、粘性が
高くめっきが出来なかった。
に、Alを3.4%、Mgを3%およびZrを0.5%
含有するめっき浴に、本発明に記載した元素を含有さ
せ、めっきを施し試験を行った。めっき母材としては、
めっき濡れ性に劣るSiを0.5%含有する低炭素鋼板
を用いた。めっきが施せた試験片については、密着性、
耐食性および[Al−Zr相]の分布状況を、実施例1
と同一の方法で評価を行った。また、めっきの濡れ性
は、めっきを施した鋼板表面を目視で観察し、均一にめ
っきが施されている場合を合格とし、記号○で表示し、
部分的にめっきが付着していない部分が存在する場合は
不合格とし、記号×で表記した。
めっきが付着していない部分があり、めっき濡れ性に劣
る。一方、La、Se、Srを単独または組み合わせて含
有させた符号24〜27は、濡れ性も改善され、めっき
密着性、耐食性に優れ、また、[Al−Zr相]も均一
微細に析出している。
金めっき鋼板は、密着性および耐食性を兼ね備えてお
り、自動車、家電、土木建築、建材などの用途に有用
で、特に塗装を行わないで使用される場合により効果を
発揮する。
は、めっき浴から引き上げてからめっきが凝固するまで
の冷却速度を1℃/s以上に制御することで、密着性お
よび耐食性を兼ね備えためっき鋼板が製造できる特徴を
有する。
いた観察結果を示す図である
Claims (2)
- 【請求項1】質量%で、Alを1%以上、22%以下、
Mgを1%以上、10%以下、Zrを0.001%以
上、2%以下並びにCa、Mn、Cu、Sr、Ba、Li、G
aおよびミッシュメタルの中から選ばれた1種または2
種以上を、合計で0%以上、0.5%以下含有し、残部
がZnと不純物からなるめっき皮膜を備えた、溶融Zn
−Al−Mg−Zr合金めっき鋼板。 - 【請求項2】質量%で、Alを1%以上、22%以下、
Mgを1%以上、10%以下、Zrを0.001%以
上、2%以下並びにCa、Mn、Cu、Sr、Ba、Li、G
aおよびミッシュメタルの中から選ばれた1種または2
種以上を、合計で0%以上、0.5%以下含有し、残部
がZnと不純物からなるめっき浴に鋼板を浸漬し、めっ
き浴から引き上げてからめっきが凝固するまでの冷却速
度を1℃/s以上で冷却する、溶融Zn−Al−Mg−Z
r合金めっき鋼板の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001331608A JP2003138359A (ja) | 2001-10-29 | 2001-10-29 | 溶融Zn−Al−Mg−Zr合金めっき鋼板およびその製造方法 |
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JP2001331608A JP2003138359A (ja) | 2001-10-29 | 2001-10-29 | 溶融Zn−Al−Mg−Zr合金めっき鋼板およびその製造方法 |
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Publication Number | Publication Date |
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ID=19147143
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JP2001331608A Pending JP2003138359A (ja) | 2001-10-29 | 2001-10-29 | 溶融Zn−Al−Mg−Zr合金めっき鋼板およびその製造方法 |
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