JP2003128279A - 板状部材取り出しハンドおよび板状部材の取り出し方法 - Google Patents

板状部材取り出しハンドおよび板状部材の取り出し方法

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JP2003128279A
JP2003128279A JP2001332312A JP2001332312A JP2003128279A JP 2003128279 A JP2003128279 A JP 2003128279A JP 2001332312 A JP2001332312 A JP 2001332312A JP 2001332312 A JP2001332312 A JP 2001332312A JP 2003128279 A JP2003128279 A JP 2003128279A
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Yoshikazu Matsui
美和 松井
Mitsuhiro Iwata
充浩 岩田
Hideo Okada
英生 岡田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 板状部材の取り出し時の衝撃が小さく、切り
離し時の負荷が小さく、板状部材の種類に関わらずスム
ーズな取り出しが行なえる板状部材取り出しハンドおよ
び板状部材の取り出し方法を提供する。 【解決手段】 このウェハ取り出しハンド1では、吸着
パッド3a,3bが、図示しない真空ポンプの駆動によ
る吸引によって、ウェハ10の表面に吸着する。また、
ベルヌーイ吸着器4も気流を吹き出すことで、ウェハ1
0に吸着する。この吸着パッド3a,3bとベルヌーイ
吸着器4による吸着でもって、ハンド1はウェハ10を
保持する。このハンド1は、図4(C)に示す引き上げ途
中段階においても、各シリンダ6a,6b,7のピストン
18,7aの引き上げ量D1,D2を調整することで、ウ
ェハ10に生じる応力を最小となるようにして、引き上
げ時のウェハ10の割れを低減することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、太陽電池用半導
体ウェハ等に用いられる板状部材取り出しハンドおよび
板状部材の取り出し方法に関する。
【0002】
【従来の技術】太陽電池のセル生産工場などの半導体工
場において、生産投入される半導体ウェハは数百枚単位
でスタック状に積み重ねられて納品され、この積み重ね
られたウェハは、ウェハ取り出し装置によってスタック
状の状態から枚葉で取り出して生産工程に投入されてい
る。以下図面にしたがって、従来のウェハ取り出し装置
について説明する。
【0003】図9(A)に、従来のウェハ取り出しハンド
101を上方から見た上面を示し、図9(B)に、取り出
しハンド101を図9(A)の矢印B方向に見た様子を示
し、図9(C)に、取り出しハンド101を図9(A)の矢
印A方向に見た様子を示す。
【0004】ウェハ取り出しハンド101は、その下面
の略中央に固定足108が取り付けられている。また、
ハンド101の下面の対角位置に吸着パッド103a,
103bが取り付けられている。この吸着パッド103
a,103bは真空ポンプ(図示せず)に繋がっている。
【0005】次に、図10(A)〜図10(D)を順に参照
して、従来のウェハ取り出し方法を説明する。図10
(A)〜(D)は、図9(A)のB方向に見た様子を示す図9
(B)に対応した図である。
【0006】まず、図10(A)に示すように、基台11
2上に複数枚積層されたウェハ111,110の上方か
ら、ウェハ110上にウェハ取り出しハンド101を降
ろす。そして、このハンド101の固定足108と吸着
パッド103a,103bがウェハ110に接触した
ら、吸着パッド103a,103bで1枚目のウェハ1
10を吸着し、ウェハ110を保持する。この吸着パッ
ド103a,103bは、吸着によって1枚目のウェハ
110を保持したまま収縮する。
【0007】これにより、ウェハ110の対角位置端部
2箇所は、取り出しハンド101の吸着パッド103
a,103bの変位分だけ持ち上げられる。このとき、
取り出しハンド101の固定足108がウェハ110の
一部(略中央部)を押さえているので、1枚目のウェハ1
10は、図10(B)に示すように変形する。一方、2枚
目のウェハ111は変形しないので、1枚目のウェハ1
10と分離される。
【0008】次に、上記吸着が完了した後に、図10
(C)に示すように、ハンド101を上昇させ、積層され
たウェハ111,110から1枚目のウェハ101のみ
を取り出す。その後、図10(D)に示すように、ハンド
101を別の基台113上の切り離し位置に移動させた
後に、ハンド101の吸着パッド103a,103bに
よるウェハ110の吸着をオフにする。この吸着がオフ
にされたことによって、図10(D)に示すように、吸着
パッド103a,103bからウェハ110が開放さ
れ、ハンド101からウェハ110が切り離される。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記従来の
ウェハ取り出し方法において、ウェハ110の取り出し
時や切り離し時にウェハを破損させることがある。特
に、ウェハ110の強度が不足している場合などウェハ
110を反らすことによって、ウェハ内部にかかる応力
がウェハの許容できる範囲を超えた場合に、ウェハの破
損が発生することがあった。
【0010】図11に、上記従来例のウェハ取り出し時
におけるウェハ110のフォンミーゼス応力分布を示
す。図11において、曲線は等圧力線を示し、図示する
ように、ウェハ110の全面で応力分布が不均一であ
り、特に、ウェハ110の略中央部で最大応力が発生し
ている。このため、ウェハの略中央部に応力が集中し、
ウェハが破損し易くなっていた。
【0011】そこで、この発明の目的は、板状部材の取
り出し時の衝撃が小さく、切り離し時の負荷が小さく、
板状部材の種類に関わらずスムーズな取り出しが行なえ
る板状部材取り出しハンドおよび板状部材の取り出し方
法を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、この発明の板状部材取り出しハンドは、略四角形状
の板状部材の2箇所の対角位置端部を上方から押える押
え手段と、上記板状部材の残りの2箇所の対角位置端部
を上方から吸着する吸着パッドを有する第1の吸着手段
と、上記第1の吸着手段の位置を上下に調整する第1の
位置調整手段と、上記板状部材の中央部を上方から吸着
するベルヌーイ吸着器を有する第2の吸着手段と、上記
第2の吸着手段の位置を上下に調整する第2の位置調整
手段とを備えたことを特徴としている。
【0013】この発明の取り出しハンドでは、上記第
1,第2の位置調整手段によって、上記第1の吸着手段
の高さレベルと上記ベルヌーイ吸着器の高さレベルと
を、上記押え手段の高さレベルに合わせた状態で、第1
の吸着手段とベルヌーイ吸着器とでもって、板状部材を
変形させることなく、吸着できる。
【0014】また、上記第1の吸着手段の高さレベルお
よび上記ベルヌーイ吸着器の高さレベルを上記押え手段
の高さレベルよりも高くすることで、板状部材の2箇所
の対角位置端部を下層の板状部材から離間させ、かつ、
板状部材の中央部を下層の板状部材から離間させて、最
上層の板状部材をその下層の板状部材から分離できる。
【0015】この分離において、上記第1の吸着手段の
高さレベルを上記ベルヌーイ吸着器の高さレベルよりも
所定寸法だけ高く調整することによって、板状部材の中
央部の高さレベルを、押え手段で押えられている対角位
置端部の高さレベルと第1吸着手段で吸着している対角
位置端部の高さレベルとの中間のレベルとすることがで
きる。これにより、板状部材の中央部への変形応力の集
中を抑制して、分離時の板状部材の破損を防ぐことがで
きる。
【0016】また、一実施形態の板状部材の取り出し方
法は、略四角形状の板状部材の2箇所の対角位置端部を
上方から押える押え工程と、吸着パッドを有する第1の
吸着手段で、上記板状部材の残りの2箇所の対角位置端
部を上方から吸着する第1の吸着工程と、上記第1の吸
着手段を昇降させて、上記板状部材を保持する第1の保
持工程と、ベルヌーイ吸着器を有する第2の吸着手段
で、上記板状部材の中央部を上方から吸着する第2の吸
着工程と、上記第2の吸着手段を昇降させて、上記板状
部材を保持する第2の保持工程と、上記第1の吸着手段
を上記板状部材から分離する第1の分離工程と、上記第
2の吸着手段を上記板状部材から分離する第2の分離工
程とを備えた。
【0017】この実施形態の取り出し方法では、第1の
吸着工程と第1の保持工程によって、第1の吸着手段で
板状部材の2箇所の対角位置端部を上方から吸着し、上
記第1の吸着手段を昇降させて、上記板状部材を保持す
る。そして、第2の吸着工程と第2の保持工程によっ
て、ベルヌーイ吸着器を有する第2の吸着手段で上記板
状部材の中央部を上方から吸着し、上記第2の吸着手段
を昇降させて、上記板状部材を保持する。
【0018】このように、この実施形態によれば、板状
部材の2箇所の対角位置端部と中央部とを、2段階の吸
着工程と保持工程でもって段階的に保持すると共に、上
記2箇所の対角位置端部を保持する高さレベルと上記中
央部を保持する高さレベルとを別個に独立に設定可能と
なる。これにより、板状部材を吸着する際に板状部材に
加える衝撃と変形量を最小限に抑えつつ、所望の変形量
を板状部材に加えて、積層された複数の板状部材のうち
の最上層の板状部材を分離させることができる。
【0019】また、一実施形態の板状部材の取り出し方
法は、上記板状部材を保持する際に、上記第2の吸着手
段が上記板状部材を保持する高さを、上記板状部材の2
箇所の対角位置端部を押えている高さと同じ高さとす
る。
【0020】この実施形態の板状部材の取り出し方法で
は、上記板状部材を保持する際に、上記第2の吸着手段
が上記板状部材を保持する高さを、上記板状部材の2箇
所の対角位置端部を押えている高さと同じ高さとする。
これにより、保持状態においては、板状部材の中央部と
板状部材の2箇所の対角位置端部の高さレベルを同レベ
ルにできるので、板状部材の変形量を最小限に抑えて、
板状部材の破損防止を図れる。
【0021】また、一実施形態の板状部材の取り出し方
法は、上記板状部材の取り出しの際に、上記第2の吸着
手段が上記板状部材の中央部を基準面から引き上げてい
る高さを、取り出す板状部材の種類に関わらず一定とす
る。
【0022】この実施形態の板状部材の取り出し方法に
よれば、板状部材の種類に関わらず、取り出す板状部材
とその下層の板状部材との間に大きさ一定の空気流入路
を形成でき、安定した分離を行うことができる。
【0023】また、一実施形態の板状部材の取り出し方
法は、上記板状部材の分離の際に、上記第1の吸着手段
が上記板状部材の対角2箇所を保持する高さを、もう一
方の2箇所の対角位置端部を押えている高さと同じ高さ
とする。
【0024】この実施形態の板状部材の取り出し方法に
よれば、上記板状部材の分離の際に、上記第1の吸着手
段が上記板状部材の対角2箇所を保持する高さを、もう
一方の2箇所の対角位置端部を押えている高さと同じ高
さとするから、板状部材の変形が少ない状態で板状部材
を分離できる。したがって、この分離時に板状部材に加
わる衝撃を小さくすることができる。
【0025】また、一実施形態の板状部材の取り出し方
法は、上記板状部材の切り離しの際に、上記第2の吸着
手段が上記板状部材の中央部を保持する高さを、上記板
状部材の2箇所の対角位置端部を押えている高さと同じ
高さとする。
【0026】この実施形態の板状部材の取り出し方法に
よれば、板状部材の変形が少ない状態で板状部材を分離
できる。したがって、この分離時に板状部材に加わる衝
撃を小さくすることができる。
【0027】
【発明の実施の形態】以下、この発明を、図示の実施形
態に基づいて詳細に説明する。
【0028】図1に、この発明の実施形態の板状部材取
り出しハンド1を上方から見た様子を示す。この取り出
しハンド1は、略四角形の枠板1aの2箇所の対角位置
に、それぞれ、シリンダ6aと6bが取り付けられてい
る。このシリンダ6aと6bは、枠板1aの上面から図
1において紙面に垂直方向に延びている。
【0029】また、図1において矢印B方向に見た様子
を示す図2に示すように、この枠板1aの略中央にも、
上記シリンダ6a,6bと同方向に延びているシリンダ
7が取り付けられている。さらに、上記2箇所の対角位
置の残りの2箇所の対角位置には、1対の固定足2a,
2bが固定されている。図1において矢印A方向に見た
様子を示す図3に示すように、この固定足2a,2b
は、上記枠板1aの上面から下方に向かって略垂直に延
在していて、その先端に衝撃吸収素材で作製された緩衝
部22,22を有する。
【0030】また、図2に示すように、上記1対のシリ
ンダ6a,6bは、枠板1aの上面に固定され、そのピ
ストン18は、中継板20,20に固定されている。そ
して、この中継板20,20には、先端に吸着パッド3
a,3bを有する吸着部21,21が取り付けられてい
る。この吸着部21,21は、図示しない真空ポンプに
連結されている。
【0031】また、図3および図2に示すように、上記
シリンダ7は、そのピストン7aが中継板23に固定さ
れ、この中継板23には、下方に延在する2対の支持具
5が固定されている。この支持具5は、その先端部5a
が衝撃吸収素材で作製されている。
【0032】さらに、この中継板23の略中央には、ベ
ルヌーイ吸着器4が固定されていて、このベルヌーイ吸
着器4の下面4aは、上記支持具5の先端部5aの下端
よりも僅かに上方に位置している。このベルヌーイ吸着
器4はエアブローポンプ(図示せず)に繋がっている。
【0033】上記吸着パッド3a,3bを有する吸着部
21,21は、シリンダ6a,6bを駆動することによっ
て、枠板1aに対して、上下方向の所定高さに昇降させ
ることができる。また、上記ベルヌーイ吸着器4は、シ
リンダ7を駆動することによって、上記支持具5と一緒
に、枠板1aに対して上下方向の所定高さに昇降させる
ことができる。
【0034】さらに、上記取り出しハンド1の枠板1a
は、図3に示す昇降機構25によって、上下方向の所定
高さに昇降させることができるようになっている。
【0035】この実施形態では、支持具5の下端の衝撃
吸収素材からなる先端部5aは、ベルヌーイ吸着器4よ
りも、0.5〜1.0mmだけ下方に位置し、後述するウ
ェハ10がベルヌーイ吸着器4に接触した衝撃による破
損を防止するようになっている。また、ベルヌーイ吸着
器4によって引き上げられたウェハ10を、支持具5の
下端の先端部5aに当接させて、その姿勢を安定させ、
ベルヌーイ吸着器4に対する距離を一定に保つことによ
って、最適な吸着状態を実現するようにしている。
【0036】次に、上記ベルヌーイ吸着器4の動作につ
いて説明する。図7に、ベルヌーイ吸着器4が、ウェハ
10を吸着する動作を側方から見た様子を示す。また、
図8には、上記吸着動作を上方から下方に見た様子を示
す。図7,8に示すように、ベルヌーイ吸着器4から出
た気流14は、ウェハ10の上面に沿って放射状に流れ
て行く。その一方で、ウェハ10の下面には気流が実質
的に無いので、ウェハ10の上面と下面とで圧力差(負
圧)が生じる。その結果、ウェハ10は、ベルヌーイ吸
着器4に向かって上方へと引き上げられることになる。
なお、この吸着は、負圧による吸着であるので、吸着パ
ッド3a,3bと比較して、より広範囲で均一な吸着と
なる。
【0037】次に、図4(A)〜図4(D)を順に参照し
て、この発明の板状部材の取り出し方法の実施の形態を
説明する。
【0038】まず、図3に示す昇降機構25を駆動し
て、図4(A)に示すように、第1の基台12の上に複数
枚積層して置かれたウェハの最上層のウェハ10の上方
から、ウェハ取り出しハンド1の枠板1aを下降させ
る。
【0039】この下降時において、吸着パッド3a,3
bを枠板1aに対して上下動作させるシリンダ6a,6
bのピストン18は上昇させており、枠板1aに対して
ベルヌーイ吸着器4を上下動作させるシリンダ7は下降
させている。このとき、図4(A)に示すように、固定足
2a,2bおよび吸着パッド3a,3bの下端と支持具5
の下端は同じ高さになっている。
【0040】したがって、上記ハンド1の枠板1aを下
降させることによって、吸着パッド3a,3bの下端と
固定足5の下端および固定足2a,2bは、1枚目のウ
ェハ10に同時に接触する。
【0041】次に、図4(B)に示すように、シリンダ6
a,6bのピストン18を下降させて、吸着パッド3a,
3bをウェハ10に向かって下降させる。このとき、シ
リンダ7のピストン7aも下降させた状態を維持してお
り、ベルヌーイ吸着器4は下降させた状態のままであ
る。
【0042】そして、吸着パッド3a,3bは、図示し
ない真空ポンプの駆動による吸引によって、ウェハ10
の表面に吸着する。また、ベルヌーイ吸着器4も上述し
たように、気流を吹き出すことで、ウェハ10に吸着す
る。この吸着パッド3a,3bとベルヌーイ吸着器4に
よる吸着でもって、ハンド1はウェハ10を保持する。
【0043】この保持工程においても、吸着パッド3
a,3bの下端と固定足5の下端を常に同じ高さに保
つ。これにより、ウェハ10の保持時にウェハ10の変
形は発生しない。したがって、ウェハ10には応力がほ
とんどかからず、ウェハ10の割れを防止できる。
【0044】このウェハ10の保持完了後、取り出しハ
ンド1の枠板1aを上記下降位置に維持したまま、図4
(C)に示すように、シリンダ6a,6b,7のピストン1
8,7aを上昇動作させて、吸着パッド3a,3bおよび
ベルヌーイ吸着器4を引き上げる。このとき、ハンド1
の枠板1aに固定された1対の固定足2a,2bは、図
6に示す上記ウェハ10の2箇所の対角位置端部10
a,10bを上方から下方に押して、この対角位置端部
10a,10bを上記基台12に当接させている。また
ここで、図4(C)に示すように、上記シリンダ6a,6
bのピストン18の上昇寸法D1は、上記シリンダ7の
ピストン7a,bの上昇寸法D2よりも大きくしてい
る。
【0045】この図4(C)に示す状態において、図6に
示すように、1枚目のウェハ10の1対の対角位置端部
10c,10dは、1対の対角位置端部10a,10bに
対して、ピストン18の上昇寸法D1だけ変位してい
る。また、1枚目のウェハ10の中央部10eは、1対
の対角位置端部10a,10bに対して、ピストン7a
の上昇寸法D2だけ変位している。したがって、図6に
おいて、ウェハ10の1対の対角位置端部10c,10
dは、中央部10e対して、(D1−D2)だけ変位して
いる。
【0046】図4(C)と図6に示すように、変形して中
央部10eが引き上げられたウェハ10は、ベルヌーイ
吸着器4の周囲4箇所に取り付けられ、先端が衝撃吸収
素材からなる支持具5の下面に、破損すること無く当接
する、これにより、ウェハ10の中央部10eは、ベル
ヌーイ吸着器4に対して、上記した所定の間隔(0.5〜
1.0mm)を隔てて、最適な吸着状態が維持される。
【0047】一方、ウェハ10の下層の2枚目のウェハ
11は十分な変形を行なうことができないので、1枚目
のウェハ10の1対の対角位置端部10c,10d,中央
部10eと2枚目のウェハ11との間に空気流入路14
が形成される。その結果、1枚目のウェハ10を、2枚
目のウェハ11から容易に分離できるようになる。
【0048】この実施形態のように、この図4(C)に示
す引き上げ途中段階においても、各シリンダ6a,6b,
7のピストン18,7aの引き上げ量D1,D2を調整す
ることで、ウェハ10に生じる応力を最小となるように
して、引き上げ時のウェハ10の割れを低減することが
できる。
【0049】さらに、図4(C)に示す引き上げ途中段階
において、ウェハ10の中央部10eを支持具5の下面
に当てて、中央部10eの引き上げ量D1を一定にする
ことで、ウェハ10の種類に関わらず、大きさ一定の空
気流入路14を形成でき、安定したウェハ分離を行なう
ことができる。
【0050】図4(C)に示す引き上げ途中段階におい
て、1枚目のウェハ10と2枚目のウェハ11との間
に、十分な大きさの空気流入路14を形成した後に、図
4(D)に示すように、取り出しハンド1の枠板1aを上
昇させることで、1枚目のウェハ10のみを下層のウェ
ハ11から分離し、取り出す。
【0051】この分離を行なった後に、シリンダ6a,
6b,7のピストン18,7aを下降動作させて、固定足
2a,2bおよび吸着パッド3a,3bの下端と支持具5
の下端を同じ高さにする。その結果、図4(D)に示すよ
うに、ウェハ10は平坦となり、上記変形が無くなるの
で、ウェハ10には応力がほとんどかからなくなる。し
たがって、ウェハ10の割れをさらに低減できる。
【0052】次に、図5(A),図5(B)を順に参照し
て、図4(D)に示すように分離したウェハ10を、第2
の基台13上に置く工程を説明する。
【0053】図4(D)に示した状態から、ハンド1を第
2の基台13の上方に移動させる。
【0054】次に、シリンダ6a,6b,7のピストン1
8,7aを下降させて、吸着パッド3a,3bとベルヌー
イ吸着器4,先端が衝撃吸収素材からなる支持具5を同
じ高さにする。この状態を保ったまま、昇降機構25を
駆動して、ハンド1の枠板1aを下降させ、図5(A)に
示すように、ウェハ10を第2の台13に十分に接近さ
せた後に、吸着パッド3a,3bの下端と支持具5の下
端を同じ高さに保ったまま、吸着パッド3a,3bとベ
ルヌーイ吸着器4からウェハ10を切り離す。
【0055】この切り離し時において、吸着パッド3
a,3bの下端と支持具5の下端が同じ高さに保たれて
いるので、ウェハ10の変形は発生しない。したがっ
て、ウェハ10には応力がほとんどかからず、ウェハ1
0の割れを低減できる。
【0056】上記ウェハ10の切り離しが完了した後、
図5(B)に示すように、吸着パッド3a,3bを上下動
させるシリンダ6a,6bのピストン18を収縮させ、
上記昇降機構25を駆動して、ハンド1の枠板1aを上
昇させ、ハンド1の全体を上昇させることで、ウェハ1
0の取り出しを完了する。
【0057】上記実施形態によれば、薄くスライス加工
された略四角形状のウェハ11,10が積み重ねられた
状態から、最上部の1枚のウェハ10を無理な変形させ
ずに取出して、別の場所へ変形させない状態を維持した
まま移載し、所定の位置に置くことができる。また、こ
の動作に於いて、ウェハ10の分離を目的とした変形や
ウェハ10に取り出しハンド1が接触したときの衝撃,
吸着の入り切りによるウェハ10の変形やその反動によ
る構造部品との接触による破損を防止できる。
【0058】尚、上記実施形態では、板状部材の一例と
して、太陽電池用多結晶ウェハを採用したが、この発明
の取り出しハンドおよび取り出し方法は、ウェハに限ら
ず、積層される薄板状の部材の取り出しに適用できる。
【0059】
【発明の効果】以上より明らかなように、この発明の板
状部材取り出しハンドでは、第1,第2の位置調整手段
によって、第1の吸着手段の高さレベルとベルヌーイ吸
着器の高さレベルとを、押え手段の高さレベルに合わせ
た状態で、第1の吸着手段とベルヌーイ吸着器とでもっ
て、板状部材を変形させることなく、吸着できる。ま
た、第1の吸着手段の高さレベルおよびベルヌーイ吸着
器の高さレベルを押え手段の高さレベルよりも高くする
ことで、板状部材の2箇所の対角位置端部を下層の板状
部材から離間させ、かつ、板状部材の中央部を下層の板
状部材から離間させて、最上層の板状部材をその下層の
板状部材から分離できる。
【0060】また、この分離において、上記第1の吸着
手段の高さレベルを上記ベルヌーイ吸着器の高さレベル
よりも所定寸法だけ高く調整することによって、板状部
材の中央部の高さレベルを、押え手段で押えられている
対角位置端部の高さレベルと第1吸着手段で吸着してい
る対角位置端部の高さレベルとの中間のレベルとするこ
とができる。これにより、板状部材の中央部への変形応
力の集中を抑制して、分離時の板状部材の破損を防ぐこ
とができる。
【0061】また、一実施形態の板状部材の取り出し方
法では、第1の吸着工程と第1の保持工程によって、第
1の吸着手段で板状部材の2箇所の対角位置端部を上方
から吸着し、第1の吸着手段を昇降させて、板状部材を
保持する。そして、第2の吸着工程と第2の保持工程に
よって、ベルヌーイ吸着器を有する第2の吸着手段で板
状部材の中央部を上方から吸着し、第2の吸着手段を昇
降させて、板状部材を保持する。このように、この実施
形態によれば、板状部材の2箇所の対角位置端部と中央
部とを、2段階の吸着工程と保持工程でもって段階的に
保持すると共に、2箇所の対角位置端部を保持する高さ
レベルと中央部を保持する高さレベルとを別個に独立に
設定可能となる。これにより、板状部材を吸着する際に
板状部材に加える衝撃と変形量を最小限に抑えつつ、所
望の変形量を板状部材に加えて、積層された複数の板状
部材のうちの最上層の板状部材を分離させることができ
る。
【0062】また、一実施形態の板状部材の取り出し方
法では、板状部材を保持する際に、第2の吸着手段が板
状部材を保持する高さを、板状部材の2箇所の対角位置
端部を押えている高さと同じ高さとする。これにより、
保持状態においては、板状部材の中央部と板状部材の2
箇所の対角位置端部の高さレベルを同レベルにできるの
で、板状部材の変形量を最小限に抑えて、板状部材の破
損防止を図れる。
【0063】また、一実施形態の板状部材の取り出し方
法によれば、板状部材の種類に関わらず、取り出す板状
部材とその下層の板状部材との間に大きさ一定の空気流
入路を形成でき、安定した分離を行うことができる。
【0064】また、一実施形態の板状部材の取り出し方
法によれば、板状部材の分離の際に、第1の吸着手段が
板状部材の対角2箇所を保持する高さを、もう一方の2
箇所の対角位置端部を押えている高さと同じ高さとする
から、板状部材の変形が少ない状態で板状部材を分離で
きる。したがって、この分離時に板状部材に加わる衝撃
を小さくすることができる。
【0065】また、一実施形態の板状部材の取り出し方
法によれば、板状部材の変形が少ない状態で板状部材を
分離できる。したがって、この分離時に板状部材に加わ
る衝撃を小さくすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施形態としての多結晶ウェハ取
り出しハンドの平面図である。
【図2】 上記取り出しハンドの側面図である。
【図3】 上記取り出しハンドのもう1つの側面図であ
る。
【図4】 図4(A)〜図4(D)は上記取り出しハンドに
よる多結晶ウェハ取り出し方法を順に示す図である。
【図5】 図5(A),図5(B)は上記取り出しハンドに
よる多結晶ウェハ切り離し工程を順に示す図である。
【図6】 図4(C)に対応する斜視図である。
【図7】 ベルヌーイ吸着器の動作を説明する模式側面
図である。
【図8】 ベルヌーイ吸着器の動作を説明する模式平面
図である。
【図9】 図9(A)は従来のウェハ取り出しハンドの平
面図であり、図9(B)は上記取り出しハンドの側面図で
あり、図9(C)は上記取り出しハンドのもう1つの側面
図である。
【図10】 図10(A)〜図10(D)は、上記従来の取
り出しハンドによるウェハ取り出し工程を順に示す図で
ある。
【図11】 上記従来の多結晶ウェハ取り出し工程にお
いて、ウェハに発生する応力分布を示す等圧力線図であ
る。
【符号の説明】
1…板状部材取り出しハンド、1a…枠板、2a,2b
…固定足、3a,3b…吸着パッド、4…ベルヌーイ吸
着器、4a…下面、5…支持具、5a…先端部、6a,
6b…シリンダ、7…シリンダ、10…1枚目のウェ
ハ、11…2枚目のウェハ、12…第1の台、13…第
2の台、14…気流。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 岡田 英生 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シ ャープ株式会社内 Fターム(参考) 3C007 AS14 DS02 FS01 FS04 FU00 HS14 NS13 3F343 FA13 FB19 FC01 FC17 GA01 GB01 GC04 GD04 JB02 JB07 KB05 LC08 LD07 MC13 5F031 CA02 CA04 FA01 FA02 FA07 FA11 GA24 GA25 GA28 GA41 PA20

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 略四角形状の板状部材の2箇所の対角位
    置端部を上方から押える押え手段と、 上記板状部材の残りの2箇所の対角位置端部を上方から
    吸着する吸着パッドを有する第1の吸着手段と、 上記第1の吸着手段の位置を上下に調整する第1の位置
    調整手段と、 上記板状部材の中央部を上方から吸着するベルヌーイ吸
    着器を有する第2の吸着手段と、 上記第2の吸着手段の位置を上下に調整する第2の位置
    調整手段とを備えたことを特徴とする板状部材取り出し
    ハンド。
  2. 【請求項2】 略四角形状の板状部材の2箇所の対角位
    置端部を上方から押える押え工程と、 吸着パッドを有する第1の吸着手段で、上記板状部材の
    残りの2箇所の対角位置端部を上方から吸着する第1の
    吸着工程と、 上記第1の吸着手段を昇降させて、上記板状部材を保持
    する第1の保持工程と、 ベルヌーイ吸着器を有する第2の吸着手段で、上記板状
    部材の中央部を上方から吸着する第2の吸着工程と、 上記第2の吸着手段を昇降させて、上記板状部材を保持
    する第2の保持工程と、 上記第1の吸着手段を上記板状部材から分離する第1の
    分離工程と、 上記第2の吸着手段を上記板状部材から分離する第2の
    分離工程とを備えたことを特徴とする板状部材の取り出
    し方法。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の板状部材の取り出し方
    法において、 上記板状部材を保持する際に、 上記第2の吸着手段が上記板状部材を保持する高さを、
    上記板状部材の2箇所の対角位置端部を押えている高さ
    と同じ高さとすることを特徴とする板状部材の取り出し
    方法。
  4. 【請求項4】 請求項2に記載の板状部材の取り出し方
    法において、 上記板状部材の取り出しの際に、 上記第2の吸着手段が上記板状部材の中央部を基準面か
    ら引き上げている高さを、取り出す板状部材の種類に関
    わらず一定とすることを特徴とする板状部材の取り出し
    方法。
  5. 【請求項5】 請求項2に記載の板状部材の取り出し方
    法において、 上記板状部材の分離の際に、 上記第1の吸着手段が上記板状部材の対角2箇所を保持
    する高さを、もう一方の2箇所の対角位置端部を押えて
    いる高さと同じ高さとすることを特徴とする板状部材の
    取り出し方法。
  6. 【請求項6】 請求項2に記載の板状部材の取り出し方
    法において、 上記板状部材の切り離しの際に、 上記第2の吸着手段が上記板状部材の中央部を保持する
    高さを、上記板状部材の2箇所の対角位置端部を押えて
    いる高さと同じ高さとすることを特徴とする板状部材の
    取り出し方法。
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