JPWO2020008744A1 - 搬送装置 - Google Patents

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隆志 伊砂
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Abstract

板状のワークを搬送する搬送装置は、底面が前記ワークに当接し前記ワークを吸着可能な第1吸着部と、底面が前記ワークに当接可能であり、側面が前記第1吸着部と隣り合う第1部及び第2部と、を備え、前記第1吸着部の底面が前記ワークを吸着し、前記第1部の底面及び前記第2部の底面が前記ワークに当接し、前記第1吸着部の底面が前記第1部の底面及び前記第2部の底面よりも前記ワークを吸着する第1方向側に位置することにより、前記ワークを撓ませる。

Description

本発明はワークを搬送する搬送装置に関する。
従来、パネル部品等、積み重ねられた板状のワークを吸着ノズルで吸着することにより、ワークを上側から順次把持し搬送する搬送装置が知られている。このような搬送装置においては、複数のワークを搬送しないようにワークを一枚ずつ分離して搬送する必要がある。このため、搬送装置で搬送する際に、一枚目のワークと二枚目以降のワークとを容易に分離するための技術が知られている。
特許文献1には、最上部に位置するパネルの上面に重ね合わされる合紙に二個の吸着パッドを吸着させ、吸着パッドを合紙の紙面内側方向に近づけて合紙を撓ませ、合紙と最上層のパネルとの密着状態を解除する技術が記載されている。
特開2009−18898号公報
上記特許文献1では、二個の吸着パッドでワークを充分に吸着した後に、吸着パッドを互いに近づけてワーク同士を分離している。この際、吸着及び接近という複数の工程を行うため、ワークの把持工程に改善の余地がある。
本発明の目的は、板状のワーク同士をより容易に分離することができる、搬送装置を提供することである。
本発明の一例に係る搬送装置は、板状のワークを搬送する搬送装置であって、底面が前記ワークに当接し前記ワークを吸着可能な第1吸着部と、底面が前記ワークに当接可能であり、側面が前記第1吸着部と隣り合う第1部及び第2部と、を備え、前記第1吸着部の底面が前記ワークを吸着し、前記第1部の底面及び前記第2部の底面が前記ワークに当接し、前記第1吸着部の底面が前記第1部の底面及び前記第2部の底面よりも前記ワークを吸着する第1方向側に位置することにより、前記ワークを撓ませるものである。
また、本発明の一例に係る搬送装置は、板状のワークを搬送する搬送装置であって、
底面が前記ワークに当接可能な第1部と、底面が前記ワークに当接し前記ワークを吸着可能であり、側面が前記第1部と隣り合う第1吸着部及び第2吸着部と、を備え、前記第1吸着部の底面及び前記第2吸着部の底面が前記ワークを吸着し、前記第1部の底面が前記ワークに当接し、前記第1吸着部の底面及び前記第2吸着部の底面が前記第1部の底面よりも前記ワークを吸着する第1方向側に位置することにより、前記ワークを撓ませるものである。
第一実施形態に係る搬送装置を示す全体正面図。 ワーク吸着前の搬送装置を示す拡大正面図。 ワーク吸着時の搬送装置を示す拡大正面図。 ワーク上昇時の搬送装置を示す拡大正面図。 ワーク搬送時の搬送装置を示す拡大正面図。 図6Aから図6Cは第1吸着部及び第1部・第2部の配置に係る第一変形例から第三変形例を示す平面図。 図7A及び図7Bは第1吸着部及び第1部・第2部の配置に係る第四変形例及び第五変形例を示す平面図。 図8Aから図8Dは第1吸着部及び第1部・第2部の配置に係る第六変形例から第九変形例を示す平面図。 第二実施形態に係る搬送装置におけるワーク吸着時を示す拡大正面図。 図10Aから図10Cは第1・第2吸着部及び第1部の配置に係る第十変形例から第十二変形例を示す平面図。 図11A及び図11Bは第1・第2吸着部及び第1部の配置に係る第十三変形例及び第十四変形例を示す平面図。 図12Aから図12Cは第1・第2吸着部及び第1部の配置に係る第十五変形例から第十七変形例を示す平面図。 第三実施形態に係る搬送装置を示す全体正面図。 図13におけるA−A線矢視図。 第三実施形態に係る搬送装置におけるワーク吸着時を示す拡大正面図。
<第一実施形態>
まず、図1から図5を用いて、本発明の第一実施形態に係る搬送装置1について説明する。本明細書においては、図1に示す矢印で搬送装置1における方向を定義する。本実施形態に係る搬送装置1は、水平に積み重ねられた板状のワークWの積層体WLから、ワークWを上側から吸着し、把持して搬送するための装置である。本実施形態において、積層体WLの最上部に位置するワークWを「第一ワークW1」と記載し、第一ワークW1の直下(上から二番目)に位置するワークWを「第二ワークW2」と記載する(図2を参照)。
搬送装置1は図1に示す如く、搬送ガイド11、搬送機構12、昇降ガイド13、昇降機構14、吸気パイプ15、本発明の第1吸着部である吸着ノズル16、吸気機構17、吸気ホース18、第一押圧部材31aと第一当接部31bとを備える第1部31、及び、第二押圧部材32aと第二当接部31bとを備える第2部32で構成される。本実施形態に係る搬送装置1において、各構成要素は図示しない制御部によって駆動制御されている。なお、第1吸着部におけるワークWの吸着方法として、静電チャック、電磁チャックを用いてワークWを第1吸着部に吸着する構成を採用することも可能である。
搬送機構12は吸着部を左右水平方向(図1中に示す矢印H方向)に変位させることによりワークWを搬送するための機構(搬送部)である。搬送機構12は水平方向に架け渡されている搬送ガイド11に沿って移動可能に構成されている。搬送機構12からは下方に昇降ガイド13が垂下されており、昇降ガイド13には昇降機構14が設けられている。昇降機構14は昇降ガイド13に沿って上下方向(図1中に示す矢印V方向)に昇降可能に構成されている。
昇降機構14の下面における左右方向略中央部からは下方に吸気パイプ15が垂下されており、吸気パイプ15の下端部には吸着ノズル16が設けられている。吸気パイプ15は吸気ホース18を介して吸気機構17と接続されている。吸気機構17は図示しない真空ポンプ及びバルブを備えており、制御部が吸気機構17を駆動させることにより、吸気ホース18及び吸気パイプ15を介して吸着ノズル16から吸気を行い、吸着ノズル16がワークWを吸着する。本実施形態において、吸着ノズル16は上下方向に伸縮可能な弾性素材で形成されている。そして、吸着部がワークWを吸着した際には吸着ノズル16が収縮して弾性変形するように構成されている(図3を参照)。
昇降機構14の下面からは、吸気パイプ15を挟んだ左右両側に略棒状の第1部31及び第2部32が垂下される。換言すれば、吸気パイプ15は第1部31と第2部32との間に設けられている。第1部31は、棒状の第一押圧部材31aと、第一押圧部材31aの下端部に設けられる第一当接部31bとを備えている。同様に、第2部32は、棒状の第二押圧部材32aと、第二押圧部材32aの下端部に設けられる第二当接部32bとを備えている。第1部31及び第2部32の側面は、吸着ノズル16と隣り合う位置に配置されている。また、第1部31及び第2部32の底面(第一・第二当接部31b・32bの底面)は、吸着ノズル16によるワークWの吸着時にワークWに当接する。第一・第二当接部31b・32bは、発泡樹脂等の弾性変形可能な素材で形成されている(図3を参照)。第一・第二当接部31b・32bは図3に示す如く、吸着ノズル16によるワークWの吸着時にはワークWに対して押圧力を付与する。なお、第一・第二押圧部材31a・32aの下端部を前後方向に幅のある形状に形成し、第一・第二当接部31b・32bがワークWに対して前後方向に沿った線状に当接する構成とすることも可能である。また、第1部31・第2部32を、第一・第二当接部31b・32bを備えない第一・第二押圧部材31a・32aのみで構成することも可能である。
搬送装置1においては、制御部が搬送機構12及び昇降機構14を駆動させることにより、吸着ノズル16及び吸着ノズル16に吸着されるワークWを上下方向及び左右方向に変位させることを可能としている。なお、吸着搬送部の構成は本実施形態に限定されず、他の構成としても差し支えない。例えば、吸着ノズル16を複数の関節を備えるロボットアームの先端に装着し、ロボットアームを駆動させることにより吸着ノズル16及びワークWを変位させる構成とすることも可能である。
図1に示す如く、吸着ノズル16の下方には、多数のワークWが積層された積層体WLを収容する収容ケースCwが床面Fに載置されている。本実施形態において積層体WLは、ワークWの平面視における中央部分Cが吸着ノズル16の直下に配置される。換言すれば、ワークWは、吸着ノズル16による吸着部分Vが、ワークWの中央部分Cと重なるように配置されている。また、ワークWの右端部には接続端子Tが配置されている。
次に、図2から図5を用いて、本実施形態に係る搬送装置1によるワークWの搬送の手順について説明する。まず、昇降機構14を駆動させて、図2中の矢印Vdに示す如く吸気パイプ15及び吸着ノズル16を下降させ、吸着ノズル16の底面を積層体WLにおける第一ワークW1に当接させる。本実施形態においては、この際に吸着ノズル16の底面が第一・第二当接部31b・32bの底面よりも第2方向(下方)に位置することにより、吸着ノズル16の底面を第一・第二当接部31b・32bの底面よりも先にワークWに接触させて、吸着ノズル16によるワークWの吸着を行い易くしている。なお、吸着ノズル16に駆動機構を設け、吸着ノズル16を単独で昇降させる構成とすることも可能である。また、吸気パイプ15及び吸着ノズル16を下降させる際に、吸着ノズル16の底面と第一・第二当接部31b・32bの底面とが同じ高さに配置される構成としても差し支えない。図2に示す如く、吸着ノズル16が第一ワークW1に当接した際には、第1部31・第2部32の第一・第二当接部31b・32bは第一ワークW1から小さい距離で離間している。
次に、吸気機構17を駆動させて、図3中の破線矢印A1に示す如く吸着ノズル16で第一ワークW1を吸着する。吸着ノズル16の底面による第一ワークW1の吸着は、搬送装置1による第一ワークW1の搬送が終了するまで継続される。
吸着ノズル16が第一ワークW1を吸着した際には、吸着ノズル16の内部が負圧となるため、図3に示す如く吸着ノズル16が収縮して弾性変形する。このため、弾性変形後の吸着ノズル16の底面における第一ワークW1の吸着部分が、第一・第二当接部31b・32bの底面よりも吸着する第1方向(上方)に位置する。そして、第一・第二当接部31b・32bが第一ワークW1に当接し、第一ワークW1に対して下方に押圧力を付与する。
上記の如く、第一ワークW1は、第1部31と第2部32との間の部分が吸着ノズル16の底面で上方に吸引され、左右両端部が第一・第二当接部31b・32bの底面で下方に押圧される。これにより、第一ワークW1には図3に示す如く第1部31と第2部32との間の部分が上側に凸形状となる撓みが生じる。即ち、吸着ノズル16は、底面が第一・第二当接部31b・32bの底面よりも上側に位置することにより、第一ワークW1を撓ませながら把持する。第一ワークW1と第二ワークW2とが密着していた場合であっても、第一ワークW1に生じる撓みにより第二ワークW2との間に空気が入り込むため、第一ワークW1と第二ワークW2とが離間する。このため、第二ワークW2は第一ワークW1から分離され、図3に示す如く収容ケースCwの内部に留まる。
上記の如く、本実施形態においては吸着ノズル16が弾性変形することにより第一ワークW1に撓みを生じ易くする構成としたが、本実施形態と異なる構成を採用することも可能である。例えば、吸着ノズル16を変形しない(又は変形量が小さい)構成とし、吸気パイプ15と第1部31・第2部32とが上下方向に相対変位する構成とすることも可能である。
本構成において、吸着ノズル16で第一ワークW1を吸着した状態で、吸着ノズル16の先端部における第一ワークW1の吸着部分を、第一・第二当接部31b・32bよりも相対的に上方に変位させる(吸気パイプ15を上昇させる、又は、第1部31・第2部32を下降させる)。これにより、第一・第二当接部31b・32bを第一ワークW1に当接させ、第一ワークW1に対して下方に押圧力を付与することができる。本構成の場合、吸着ノズル16と第1部31・第2部32とのうち何れか一方を上下に変位させる駆動機構が備えられる。
次に、昇降機構14を駆動させて、図4中の矢印Vuに示す如く吸気パイプ15及び吸着ノズル16を上昇させ、第一ワークW1を持ち上げる。図4において、第一ワークW1は撓んだ状態で持ち上げられている。この状態では既に第二ワークW2は第一ワークW1と分離しているため、第一ワークW1における撓みを解消しても差し支えない。即ち、第一ワークW1を上昇させた後は、吸気機構17による吸着ノズル16の吸引力を第一ワークW1が落下しない程度に緩めて、第一ワークW1の撓みをなくす構成としても良い。また、吸気パイプ15及び吸着ノズル16を上昇させる前に、吸着ノズル16の吸引力を緩める(第一ワークW1に撓みが生じる時間を一瞬とする)構成とすることもできる。
次に、搬送機構12を駆動させて、図5中の矢印Hrに示す如く吸気パイプ15及び吸着ノズル16を水平に変位させ、第一ワークW1を搬送する。その後、搬送機構12により元の位置(図1を参照)に戻った吸気パイプ15及び吸着ノズル16により、次のワークWを搬送する。
上記の如く、本実施形態に係る搬送装置1においては、吸着ノズル16で第一ワークW1を吸着した際に、第一・第二当接部31b・32bが第一ワークW1に当接し、第一ワークW1に対して下方に押圧力を付与する構成としている。これにより、吸着部による第一ワークW1の吸着とほぼ同時に第一ワークW1を撓ませながら把持し、第二ワークW2を第一ワークW1から分離することができる。即ち、第一ワークW1の吸着と、第一ワークW1と第二ワークW2との分離とを容易に行うことができる。
また、本実施形態に係る搬送装置1において、吸着ノズル16の先端部を収縮させて弾性変形させる構成としている。これにより、吸着ノズル16又は第1部31・第2部32を相対変位させる駆動機構を設けることなく、第一ワークW1の吸着部分を第一・第二当接部31b・32bよりも上方に変位させることができる。即ち、搬送装置1においては、簡易な構成で第一ワークW1と第二ワークW2との分離を行うことを可能としている。
次に、図6から図9を用いて、第1吸着部である吸着ノズル16と、第1部及び第2部である第一当接部31b及び第二当接部32bの配置構成について説明する。図6から図9における各図は、吸着ノズル16の底面視(下方から見た状態)を表している。
本実施形態に係る搬送装置1において、吸着ノズル16でワークWを吸着した際に第一・第二当接部31b・32bがワークWに当接することによりワークWを撓ませながら把持することができる位置であれば、図6Aにおける第一変形例に示す如く、吸着ノズル16、第一当接部31b、及び、第二当接部32bがそれぞれ三角形の頂点に位置するように配置することが可能である。また、図6Bにおける第二変形例に示す如く、図6Aの構成において吸着ノズル16を矩形状の吸着ノズル16sとすることも可能である。また、図6Cにおける第三変形例に示す如く、図6Aの構成において、吸着ノズル16を挟んで第一・第二当接部31b・32bの反対側に別の当接部33bを設ける構成とすることも可能である。
また、図7Aにおける第四変形例に示す如く、吸着ノズル16、第一当接部31b、及び、第二当接部32bを、第一当接部31b、吸着ノズル16、第二当接部32bの順に略直線状に配置することも可能である。また、図7Bにおける第五変形例に示す如く、図7Aの構成において吸着ノズル16を矩形状の吸着ノズル16sとすることも可能である。このように、第一当接部31b、吸着ノズル16、第二当接部32bの順に略直線状に配置することにより、底面視において吸着ノズル16を第一当接部31b及び第二当接部32bがほぼ挟み込む配置となり、ワークWに撓みが生じ易くなるため、第一ワークW1を第二ワークW2から容易に分離することが可能となる。
また、図8Aにおける第六変形例に示す如く、吸着ノズル16を、第一当接部31bと第二当接部32bとの間に配置することも可能である。また、図8Bにおける第七変形例に示す如く、図8Aの構成において吸着ノズル16を矩形状の吸着ノズル16sとすることも可能である。また、図8Cにおける第八変形例に示す如く、図8Aの構成において第一当接部31bをL字状に折り曲げた形状の第一当接部31sとして形成し、第二当接部32bを矩形状の第二当接部32sとして形成し、第一当接部31sと第二当接部32sとで吸着ノズル16を取り囲む構成とすることも可能である。この場合、第1部31と第2部32とが一体的に形成されていても良い。このように、吸着ノズル16を、第一当接部31bと第二当接部32bとの間に配置することにより、底面視において吸着ノズル16を第一当接部31b及び第二当接部32bが挟み込む配置となり、ワークWにさらに撓みが生じ易くなるため、第一ワークW1を第二ワークW2からより容易に分離することが可能となる。
また、図8Dにおける第九変形例に示す如く、図8Aの構成において第一当接部31bを当接リブ31rとして形成することも可能である。これにより、当接リブ31rとワークWとの接触面を広くすることができ、ワークWに撓みが生じ易くなるため、第一ワークW1を第二ワークW2から容易に分離することが可能となる。
<第二実施形態>
次に、図9を用いて、第二実施形態に係る搬送装置について説明する。本実施形態については、第一実施形態に係る搬送装置1と同様の構成は詳細な説明を省略し、異なる構成を中心に説明する。
図9に示す如く、本実施形態においては、第一実施形態に係る搬送装置1に対して、吸引部と当接部との関係が逆になっている。即ち、吸引部である吸気パイプ115a・115bを二本設け、その下端部にそれぞれ本発明の第1吸着部である吸着ノズル116a及び本発明の第2吸着部である116bを備える構成としている。そして、吸気パイプ115a・115bの間に柱状の第1部131を備える構成としている。第1部131は、棒状の押圧部材131aと、押圧部材131aの下端部に設けられる当接部131bとを備えている。図9に示す如く、第1・第2吸着部116a・116bの側面は、第1部131と隣り合う位置に配置されている。また、第1部131の底面(当接部131bの底面)は、第1・第2吸着部116a・116bによるワークWの吸着時にワークWに当接する。なお、当接部131bがワークWに対して、前後方向に沿った線状、又は、前後左右に広がりを持つ面状に当接する構成とすることも可能である。
本実施形態において、吸着ノズル116a・116bが図9中の破線矢印A21・A22に示す如く第一ワークW1を吸着した際には、吸着ノズル116a・116bの先端部が収縮して弾性変形する。このため、弾性変形後の吸着ノズル116a・116bの先端部における第一ワークW1の吸着部分が、当接部131bよりも上方に変位する。そして、当接部131bが第一ワークW1に対して下方に押圧力を付与する。
上記の如く、本実施形態における第一ワークW1は、左右両端部が吸着ノズル116a・116bで上方に吸引され、第1吸着部116aと第2吸着部116bとの間の部分が当接部131bで下方に押圧される。これにより、第一ワークW1には図9に示す如く第1吸着部116aと第2吸着部116bとの間の部分が下側に凸形状となる撓みが生じる。即ち、吸着ノズル116a・116bは、底面が当接部131bの底面よりも上側に位置することにより、第一ワークW1を撓ませながら把持する。第一ワークW1と第二ワークW2とが密着していた場合であっても、第一ワークW1に生じる撓みにより第二ワークW2との間に空気が入り込むため、第一ワークW1と第二ワークW2とが離間する。このため、第二ワークW2は第一ワークW1から分離され、図9に示す如く収容ケースCwの内部に留まる。
このように、本実施形態に係る搬送装置においては、吸着ノズル116a・116bで第一ワークW1を吸着した際に、当接部131bが第一ワークW1に当接し、第一ワークW1に対して下方に押圧力を付与する構成としている。これにより、吸着部による第一ワークW1の吸着とほぼ同時に第一ワークW1を撓ませながら把持し、第二ワークW2を第一ワークW1から分離することができる。即ち、第一ワークW1の吸着と、第一ワークW1と第二ワークW2との分離とを容易に行うことができる。
次に、図10から図12を用いて、第1・第2吸着部である吸着ノズル116a・116bと、第1部である当接部131bとの配置構成について説明する。図10から図12における各図は、吸着ノズル116aの底面視(下方から見た状態)を表している。
本実施形態に係る搬送装置1において、吸着ノズル116a・116bでワークWを吸着した際に当接部131bがワークWに当接することによりワークWを撓ませながら把持することができる位置であれば、図10Aにおける第十変形例に示す如く、吸着ノズル116a・116b、及び、当接部131bがそれぞれ三角形の頂点に位置するように配置することが可能である。また、図10Bにおける第十一変形例に示す如く、図10Aの構成において当接部131bを矩形状の当接部131sとすることも可能である。また、図10Cにおける第十二変形例に示す如く、図10Aの構成において、当接部131bを挟んで吸着ノズル116a・116bの反対側に別の吸着部116cを設ける構成とすることも可能である。
また、図11Aにおける第十三変形例に示す如く、吸着ノズル16、吸着ノズル116a・116b、及び、当接部131bを、吸着ノズル116a、当接部131b、吸着ノズル116bの順に略直線状に配置することも可能である。また、図11Bにおける第十四変形例に示す如く、図11Aの構成において当接部131bを矩形状の当接部131sとすることも可能である。このように、吸着ノズル116a、当接部131b、吸着ノズル116bの順に略直線状に配置することにより、底面視において、当接部131bを吸着ノズル116a及び吸着ノズル116bがほぼ挟み込む配置となり、ワークWに撓みが生じ易くなるため、第一ワークW1を第二ワークW2から容易に分離することが可能となる。
また、図12Aにおける第十五変形例に示す如く、当接部131bを、吸着ノズル116aと吸着ノズル116bとの間に配置することも可能である。また、図12Bにおける第十六変形例に示す如く、図12Aの構成において当接部131bを矩形状の当接部131sとすることも可能である。また、図12Cにおける第十七変形例に示す如く、図12Aの構成において吸着ノズル116aと吸着ノズル116bとを矩形状の吸着ノズル116s・116sとして形成とすることも可能である。このように、当接部131bを、吸着ノズル116aと吸着ノズル116bとの間に配置することにより、底面視において、当接部131bを吸着ノズル116a及び吸着ノズル116bが挟み込む配置となり、ワークWにさらに撓みが生じ易くなるため、第一ワークW1を第二ワークW2からより容易に分離することが可能となる。
<第三実施形態>
次に、図13から図15を用いて、第三実施形態に係る搬送装置201について説明する。本実施形態に係る搬送装置201については、第1部231及び第2部232の構成以外は第一実施形態に係る搬送装置1と同様であるため、第1部231及び第2部232の構成を中心に説明する。
搬送装置201における昇降機構14の下面には、吸気パイプ15の側方及び後方を囲むように水平断面視U字状に形成された押圧部材230が設けられる。図13及び図14に示す如く、押圧部材230は前面に開口部230aが形成された箱形状に構成される。即ち、吸気パイプ15及び吸着ノズル16は押圧部材230における開口部230aの内側に収容されている。押圧部材230は底面に開口された固定孔230b・230bにボルトB・Bを挿通することにより昇降機構14に固定されている。
図13及び図14に示す如く、押圧部材230の下面における左右両端部には、吸着ノズル16によるワークWの吸着時にワークWに当接するリブ状の第1部231及び第2部232が前後方向に沿って下方に立設されている。つまり、吸気パイプ15及び吸着ノズル16は第1部231と第2部232との間に配置されている。このように、本実施形態に係る当接部(第1部231及び第2部232)は、吸気パイプ15及び吸着ノズル16の周囲で一体的に構成されている。第1部231及び第2部232は図15に示す如く、吸着ノズル16によるワークWの吸着時にはワークWに対して押圧力を付与する。
本実施形態において、吸着ノズル16が図15中の破線矢印A3に示す如く第一ワークW1を吸着した際には、吸着ノズル16の先端部が収縮して弾性変形する。このため、弾性変形後の吸着ノズル16の先端部における第一ワークW1の吸着部分が、第1部231及び第2部232よりも吸着する方向(上方)に変位する。そして、第1部231及び第2部232が第一ワークW1に対して下方に押圧力を付与する。
上記の如く、第一ワークW1は、第1部231と第2部232との間の部分が吸着ノズル16で上方に吸引され、左右両端部が第1部231及び第2部232で下方に押圧される。これにより、第一ワークW1には図15に示す如く第1部231と第2部232との間の部分が上側に凸形状となる撓みが生じる。第一ワークW1と第二ワークW2とが密着していた場合であっても、第一ワークW1に生じる撓みにより第二ワークW2との間に空気が入り込むため、第一ワークW1と第二ワークW2とが離間する。このため、第二ワークW2は第一ワークW1から分離され、図15に示す如く収容ケースCwの内部に留まる。
上記の如く、本実施形態に係る搬送装置201において、第1部231及び第2部232を、吸気パイプ15及び吸着ノズル16の周囲を囲む押圧部材230として一体的に構成している。これにより、押圧部材230を昇降機構14に組付けることにより、第一当接部231及び第二当接部232を同時に昇降機構14に組付けることができる。このため、押圧部材230を組付けた際に、第1部231及び第2部232を容易に位置合わせすることができる。即ち、当接部を別々の部材に設ける構成と比較して、第1部231及び第2部232を容易に搬送装置201に組付けることが可能となる。
即ち、本発明の一例に係る搬送装置は、板状のワークを搬送する搬送装置であって、底面が前記ワークに当接し前記ワークを吸着可能な第1吸着部と、底面が前記ワークに当接可能であり、側面が前記第1吸着部と隣り合う第1部及び第2部と、を備え、前記第1吸着部の底面が前記ワークを吸着し、前記第1部の底面及び前記第2部の底面が前記ワークに当接し、前記第1吸着部の底面が前記第1部の底面及び前記第2部の底面よりも前記ワークを吸着する第1方向側に位置することにより、前記ワークを撓ませるものである。
この構成によれば、板状のワークの積層体からワークを把持し搬送する際に、第1吸着部でワークを吸着し、第1部及び第2部がワークに当接して下方に押圧力を付与し、第1部と第2部との間に撓みを生じさせる。これにより、第1吸着部によるワークの吸着とほぼ同時にワークに撓みを生じさせ、二枚目以降の他のワークをワークから分離することができる。即ち、ワークの吸着と、他のワークからの分離とを容易に行うことが可能となる。
また、前記第1部及び前記第2部は、略棒状であり、前記第1吸着部の底面視において、前記第1部の底面、前記第1吸着部の底面、前記第2部の底面の順に略直線状に配置されることが好ましい。
この構成によれば、第1吸着部の底面視において、第1部及び第2部が第1吸着部をほぼ挟み込む配置となり、ワークに撓みが生じ易くなるため、ワークを他のワークから容易に分離することが可能となる。
また、前記第1吸着部の底面視において、前記第1吸着部の底面は、前記第1部の底面と前記第2部の底面との間に配置されることが好ましい。
この構成によれば、第1吸着部の底面視において、第1部及び第2部が第1吸着部を挟み込む配置となり、ワークにさらに撓みが生じ易くなるため、ワークを他のワークからより容易に分離することが可能となる。
また、前記第1部は、リブを含むことが好ましい。
この構成によれば、第1部とワークとの接触面を広くするように第1部を形成し易い。このため、ワークに撓みが生じ易くなり、ワークを他のワークから容易に分離することが可能となる。
また、本発明の一例に係る搬送装置は、板状のワークを搬送する搬送装置であって、
底面が前記ワークに当接可能な第1部と、底面が前記ワークに当接し前記ワークを吸着可能であり、側面が前記第1部と隣り合う第1吸着部及び第2吸着部と、を備え、前記第1吸着部の底面及び前記第2吸着部の底面が前記ワークを吸着し、前記第1部の底面が前記ワークに当接し、前記第1吸着部の底面及び前記第2吸着部の底面が前記第1部の底面よりも前記ワークを吸着する第1方向側に位置することにより、前記ワークを撓ませるものである。
この構成によれば、板状のワークの積層体からワークを把持し搬送する際に、第1吸着部及び第2吸着部でワークを吸着し、第1部がワークに当接して下方に押圧力を付与し、第1吸着部と第2吸着部との間に撓みを生じさせる。これにより、第1吸着部及び第2吸着部によるワークの吸着とほぼ同時にワークに撓みを生じさせ、二枚目以降の他のワークをワークから分離することができる。即ち、ワークの吸着と、他のワークからの分離とを容易に行うことが可能となる。
また、前記第1吸着部及び前記第2吸着部は、略筒状であり、前記第1吸着部の底面視において、前記第1吸着部の底面、前記第1部の底面、前記第2部の底面の順に略直線状に配置されることが好ましい。
この構成によれば、第1吸着部の底面視において、第1吸着部及び第2吸着部が第1部をほぼ挟み込む配置となり、ワークに撓みが生じ易くなるため、ワークを他のワークから容易に分離することが可能となる。
また、前記第1吸着部の底面視において、前記第1部の底面は、前記第1吸着部の底面と前記第2吸着部の底面との間に配置されることが好ましい。
この構成によれば、第1吸着部の底面視において、第1吸着部及び第2吸着部が第1部を挟み込む配置となり、ワークにさらに撓みが生じ易くなるため、ワークを他のワークからより容易に分離することが可能となる。
また、前記第1吸着部の底面は、前記第1部の底面よりも前記第1方向と反対の第2方向側に位置することが可能であることが好ましい。
この構成によれば、第1吸着部をワークに接触させる際に、第1部の底面よりも先に第1吸着部の底面がワークに接触するため、第1吸着部におけるワークの吸着を行い易くなる。
また、前記第1吸着部は、伸縮可能であることが好ましい。
この構成によれば、第1吸着部の底面がワークに接触した後、第1吸着部の底面を第1方向に移動させ易くなるため、ワークを他のワークからより容易に分離することが可能となる。
本発明の一例に係る搬送装置によれば、板状のワークの積層体からワークを吸着して搬送する際に、一枚目のワークと二枚目以降の他のワークとを短時間で分離して搬送することが可能となる。
この出願は、2018年7月5日に出願された日本国特許出願特願2018−128411を基礎とするものであり、その内容は、本願に含まれるものである。なお、発明を実施するための形態の項においてなされた具体的な実施態様又は実施例は、あくまでも、本発明の技術内容を明らかにするものであって、本発明は、そのような具体例のみに限定して狭義に解釈されるべきものではない。
1 搬送装置 11 搬送ガイド
12 搬送機構 13 昇降ガイド
14 昇降機構 15 吸気パイプ
16 吸着ノズル 17 吸気機構
18 吸気ホース 31 第1部
31a 第一押圧部材 31b 第一当接部
32 第2部 32a 第二押圧部材
32b 第二当接部 33b 当接部
115a 吸気パイプ 115b 吸気パイプ
116a 吸着ノズル 116b 吸着ノズル
131 第1部 131a 押圧部材
131b 当接部 201 搬送装置
230 押圧部材 230a 開口部
230b 固定孔 231 第1部
232 第2部 B ボルト
Cw 収容ケース F 床面
W ワーク W1 第一ワーク
W2 第二ワーク WL ワーク積層体

Claims (9)

  1. 板状のワークを搬送する搬送装置であって、
    底面が前記ワークに当接し前記ワークを吸着可能な第1吸着部と、
    底面が前記ワークに当接可能であり、側面が前記第1吸着部と隣り合う第1部及び第2部と、を備え、
    前記第1吸着部の底面が前記ワークを吸着し、前記第1部の底面及び前記第2部の底面が前記ワークに当接し、前記第1吸着部の底面が前記第1部の底面及び前記第2部の底面よりも前記ワークを吸着する第1方向側に位置することにより、前記ワークを撓ませる、搬送装置。
  2. 前記第1部及び前記第2部は、略棒状であり、
    前記第1吸着部の底面視において、
    前記第1部の底面、前記第1吸着部の底面、前記第2部の底面の順に略直線状に配置される、請求項1に記載の搬送装置。
  3. 前記第1吸着部の底面視において、
    前記第1吸着部の底面は、前記第1部の底面と前記第2部の底面との間に配置される、請求項1に記載の搬送装置。
  4. 前記第1部は、リブを含む、請求項3に記載の搬送装置。
  5. 板状のワークを搬送する搬送装置であって、
    底面が前記ワークに当接可能な第1部と、
    底面が前記ワークに当接し前記ワークを吸着可能であり、側面が前記第1部と隣り合う第1吸着部及び第2吸着部と、を備え、
    前記第1吸着部の底面及び前記第2吸着部の底面が前記ワークを吸着し、前記第1部の底面が前記ワークに当接し、前記第1吸着部の底面及び前記第2吸着部の底面が前記第1部の底面よりも前記ワークを吸着する第1方向側に位置することにより、前記ワークを撓ませる、搬送装置。
  6. 前記第1吸着部及び前記第2吸着部は、略筒状であり、
    前記第1吸着部の底面視において、
    前記第1吸着部の底面、前記第1部の底面、前記第2部の底面の順に略直線状に配置される、請求項5に記載の搬送装置。
  7. 前記第1吸着部の底面視において、
    前記第1部の底面は、前記第1吸着部の底面と前記第2吸着部の底面との間に配置される、請求項5に記載の搬送装置。
  8. 前記第1吸着部の底面は、前記第1部の底面よりも前記第1方向と反対の第2方向側に位置することが可能である、請求項1から請求項7のいずれか一項に記載の搬送装置。
  9. 前記第1吸着部は、伸縮可能である、請求項8に記載の搬送装置。
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