JP2003127851A - 倍力装置の弁機構 - Google Patents

倍力装置の弁機構

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JP2003127851A JP2001324066A JP2001324066A JP2003127851A JP 2003127851 A JP2003127851 A JP 2003127851A JP 2001324066 A JP2001324066 A JP 2001324066A JP 2001324066 A JP2001324066 A JP 2001324066A JP 2003127851 A JP2003127851 A JP 2003127851A
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    • B60T13/00Transmitting braking action from initiating means to ultimate brake actuator with power assistance or drive; Brake systems incorporating such transmitting means, e.g. air-pressure brake systems
    • B60T13/10Transmitting braking action from initiating means to ultimate brake actuator with power assistance or drive; Brake systems incorporating such transmitting means, e.g. air-pressure brake systems with fluid assistance, drive, or release
    • B60T13/24Transmitting braking action from initiating means to ultimate brake actuator with power assistance or drive; Brake systems incorporating such transmitting means, e.g. air-pressure brake systems with fluid assistance, drive, or release the fluid being gaseous
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Abstract

(57)【要約】 【解決手段】 倍力装置の弁機構15は、定圧室と変圧
室との連通を開閉する真空弁S3と、変圧室と大気との
連通を開閉する第1大気弁S1と、この第1大気弁S1
よりも大気側で変圧室と大気との連通を開閉する第2大
気弁S2と、この第2大気弁の内外を連通させるオリフ
ィス通路26とを備えている。そして、倍力装置の非作
動時には、上記第1大気弁と第2大気弁とがともに閉弁
してオリフィス通路が変圧室に連通するのを阻止し、ま
た倍力装置の作動開始時には、上記第1大気弁は、第2
大気弁が閉弁している状態で開弁することによりオリフ
ィス通路を介して変圧室を大気に連通させ、その後に第
2大気弁が開弁することにより該第2大気弁及び第1大
気弁を介して変圧室を大気に連通させるようになってい
る。 【効果】 ブレーキ作動初期の弁機構の振動と異音を防
止することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は自動車のブレーキ等
に用いられる倍力装置に関し、より詳しくは倍力装置の
弁機構に関する。
【0002】
【従来の技術】従来一般に、倍力装置は、シェル内に摺
動自在に設けられたバルブボディと、そのバルブボディ
に固定されたパワーピストンの前後に形成された定圧室
と変圧室と、上記バルブボディ内に設けられて流路の切
換えを行なう弁機構とを備え、上記弁機構は、バルブボ
ディに形成した環状の真空弁座と、上記バルブボディに
摺動自在に嵌合した弁プランジャと、この弁プランジャ
に形成した環状の大気弁座と、上記真空弁座および大気
弁座に着座される弁体と、上記真空弁座と弁体とが接触
する真空弁よりも外側の空間に連通する定圧通路と、上
記大気弁座と弁体とが接触する大気弁よりも内側の空間
に連通する大気通路と、上記真空弁と大気弁との間の空
間に連通する変圧通路とを備えている。上述した構成を
有する倍力装置の非作動時には、上記弁体は弁プランジ
ャに形成した大気弁座に着座して大気弁を閉弁すること
で大気通路と変圧通路との連通を遮断するとともに、上
記真空弁座から離座して真空弁を開弁することで定圧通
路と変圧通路とを連通させている。この状態では、倍力
装置のパワーピストンの前後に形成した定圧室と変圧室
とは上記定圧通路と変圧通路とを介して相互に連通する
ようになるので、パワーピストンに圧力差が作用するこ
とがなく、バルブボディ及び弁プランジャは非作動位置
に停止している。他方、倍力装置の作動時には、上記弁
体は弁プランジャに形成した大気弁座から離座して大気
弁を開弁することで大気通路と変圧通路とを連通させる
とともに、上記真空弁座に着座して真空弁を閉弁するこ
とで定圧通路と変圧通路との連通を遮断している。この
状態では、倍力装置のパワーピストンの後方に形成した
変圧室は上記変圧通路と大気通路を介して大気に連通す
るようになるので、パワーピストンに圧力差が作用し
て、バルブボディが前進するようになる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記倍力装
置は、ブレーキペダルへの入力とマスタシリンダからの
反力とがバランスするように弁機構が作動して倍力作動
を行うものであるが、ブレーキ作動初期にマスタシリン
ダからの反力が小さいと、真空弁と大気弁とがともに閉
弁状態となる弁機構のサーボバランス状態が不安定とな
って振動や異音が発生する等の不具合が生じる。つま
り、マスタシリンダからの反力が小さいと、大気弁を閉
弁する方向に作用する力が小さいため、大気弁がなかな
か閉弁されず、変圧室に大気が導入され過ぎてしまう。
これにより、その後マスタシリンダからの反力とブレー
キペダルからの入力とにより弁機構がバランスしようと
するときに、入力に対して反力が相対的に大きくなって
いるので、大気弁は閉弁しても真空弁が開弁してしま
う。上述した問題は、マスタシリンダとも関係してい
る。例えば、近年、マスタシリンダの非作動時に、リザ
ーバのブレーキ液をマスタシリンダの液圧室を介して供
給し、そのブレーキ液を用いてブレーキ圧を発生させる
ブレーキシステムがあるが、そのようなブレーキシステ
ムでは、リザーバからのブレーキ液の供給を迅速に行う
ために、マスタシリンダの液圧室とリザーバとの通路を
広く設定している場合がある。かかる構成のマスタシリ
ンダでは、倍力装置に連動させたピストンでリザーバと
液圧室との連通を遮断するまでは、液圧室での液圧が発
生しにくくなっているので、それによりブレーキ作動初
期にはマスタシリンダからの反力が小さくなり、上述し
た不具合が誘発される場合がある。本発明はそのような
事情に鑑み、ブレーキ作動初期の変圧室への大気の導入
され過ぎを防止して弁機構の作動初期の振動や異音の発
生を防止することができる倍力装置の弁機構を提供する
ものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明では、
パワーピストンの前後に形成された定圧室と変圧室との
連通を開閉する真空弁と、上記変圧室と大気との連通を
開閉する第1大気弁とを備えた倍力装置の弁機構におい
て、上記第1大気弁よりも大気側にこの第1大気弁と大
気との連通を開閉する第2大気弁を設けるとともに、こ
の第2大気弁の上記第1大気弁側と大気とを達通させる
オリフィス通路を設け、上記倍力装置の非作動時には、
上記第1大気弁と第2大気弁はともに閉弁して上記変圧
室と大気との連通を遮断しており、上記倍力装置の作動
時には、上記第1大気弁が開弁して上記オリフィス通路
を介して大気を上記変圧室に導入し、その後上記第2大
気弁が開弁して上記オリフィス通路とともに、上記第2
大気弁を介して上記変圧室に大気を導入するものであ
る。
【0005】上述した構成によれば、従来の倍力装置の
大気弁に相当する第1大気弁が開弁した状態でも、変圧
室は閉弁したままの第2大気弁で大気との連通を阻止さ
れた状態でオリフィス通路を介して大気に連通するの
で、変圧室に導入される大気はオリフィス通路で制限さ
れて従来の構成の倍力装置に比較して減少するようにな
る。これにより、ブレーキ作動初期での入力に対する適
切な出力を得ることができるので、その後に弁機構の振
動や異音等の発生を防止することができる。そして、第
2大気弁を構成する弁体の第2着座部が弁プランジャの
第1大気弁から離座すると、第2大気弁とこれよりも先
に開弁した第1大気弁との間を介して変圧室に大気が迅
速に導入されるので、従来の倍力装置と同様のブレーキ
作動を得ることができる。
【0006】
【発明の実施の形態】以下図示実施例について本発明の
弁機構15を適用した負圧式倍力装置1について説明す
ると、図1、図2において、フロントシェル2との間に
密封された空間を形成するリヤシェル3の軸部内にシー
ル部材4を介して概略筒状のバルブボディ5を気密を保
って摺動可能に貫通させてある。上記バルブボディ5の
外周面には、パワーピストン6を連結するとともに、こ
のパワーピストン6の背面にダイヤフラム7を張設して
あり、このダイヤフラム7の前後に定圧室Aと変圧室B
を形成している。上記定圧室Aと変圧室Bとの間の流体
回路を切り換える上記弁機構15は、図2に拡大して示
すように、上記バルブボディ5内に設けてあり、該弁機
構15はバルブボディ5の内周面に形成した環状の真空
弁座16と、上記バルブボディ5に摺動自在に設けた弁
プランジャ14のリヤ側端面に形成した環状の第1大気
弁座17と第2大気弁座18と、さらに真空弁座16、
第1大気弁座17及び第2大気弁座18とに図2の右方
からばね21の弾撥力によって着座される弁体22とを
備えている。上記弁体22は概略筒状をしており、上記
バルブボディ5の末端筒状部5Aの内周面に取付けられ
る取付け部23aを有するとともにこれに連設されてフ
ロント側に伸びる筒状の湾曲部23bを有する弾性素材
からなる筒状弾性体23と、この筒状弾性体23の先端
部に設けた剛性を有する補強プレート24と、この補強
プレート24に設けられて第1大気弁座17に着座する
第1着座部25と第2大気弁座18に着座する第2着座
部26とを有する弾性素材からなる弾性体27とを備え
ており、さらに、補強プレート24の外周に連結されて
軸方向フロント側に伸びる剛性を有する筒状部材28
と、この筒状部材28の半径方向内方に折り曲げたフロ
ント側端部に設けられて真空弁座16に着座する第3着
座部29を有する弾性体30とを備えており、上記筒状
弾性体23は、その取付け部23aを末端筒状部5Aの
内周面とこの内周面に形成した段部5Bに当接するリテ
ーナ20とで挟持されて末端筒状部5Aに気密を保持し
て固定されている。そして、上記真空弁座16とこれに
着座する第3着座部29とで形成される真空弁S3より
も外側の空間を、バルブボディ5に形成した軸方向の定
圧通路32(図1参照)を介して定圧室Aに連通させる
とともに、この定圧室Aはフロントシェル2に設けた図
示しない負圧導入管を介してエンジンの負圧源に連通さ
せてある。また、上記第1大気弁座17とこれに着座す
る第1着座部25とで形成される第1大気弁S1と上記
真空弁S3との間の空間を、バルブボディ5に形成した
半径方向の変圧通路33を介して定圧室Bに連通し、さ
らに上記第1大気弁S1よりも内側の空間はバルブボデ
ィ5の末端筒状部5A内に形成した大気通路34を介し
て外部の大気に連通させ、この大気通路34内にフィル
タ35を設けている。さらに、上記第2大気弁座18と
これに着座する第2着座部26とで形成される第2大気
弁S2の内側と外側を、より具体的には第2大気弁S2
と第1大気弁S1との間の空間を、弁体22を構成する
弾性体27と補強プレート24とを貫通して軸方向に伸
びる貫通孔60としてのオリフィス通路36を介して連
通させている。そして、本実施例では、第1着座部25
と第2着座部26とを、同心上に配置されてフロント側
に突出する環状突起27a,27bとし、そして、倍力
装置の作動開始時に第1大気弁S1よりも第2大気弁S
2が遅れて開弁し、また、非作動時に第1大気弁S1と
第2大気弁S2がともに閉弁して変圧室と大気との連通
を阻止できるように第2着座部26の環状突起27bの
剛性を第1着座部25の環状突起27aの剛性よりも低
くしてある。さらに、上記第2着座部26の環状突起2
7bは、大気導入時の大気への抵抗を低減するために半
径方向外方に向けて傾斜させてある。
【0007】次に、図1に示すように、上記弁プランジ
ャ14の右側部には入力軸40の先端部を枢支連結して
あり、この入力軸40の末端部は図示しないブレーキペ
ダルに連結している。他方、上記弁プランジャ14の左
側にはプランジャ41およびリアクションディスク42
を順次配置し、このリアクションディスク42は出力軸
43の右端部に嵌合してある。そして、上記入力軸40
とバルブボディ5に固定したリテーナ20との間にはバ
ルブリターンスプリング44を弾装してあり、該バルブ
リターンスプリング44により入力軸40および入力軸
40に連結した弁プランジャ14をリヤ側に付勢して、
真空弁S3が開弁し、第1大気弁S1と第2大気弁S2
とが閉弁する図示非作動位置に保持している。また、上
記出力軸37の左端部はフロントシェル1の軸部から摺
動自在に外部に突出させることにより、図示しないマス
タシリンダのピストンに連動させている。さらに、上記
バルブボディ5はリターンスプリング39によって通常
は図示非作動位置に保持している。そして、上記末端筒
状部5Aはリヤシェル3の開口から軸方向リヤ側に突出
させてあり、上記開口から突出された末端筒状部5Aを
ゴム製のダストカバー45で覆わせている。
【0008】以上の構成において、図1及び図2に示す
図示非作動状態では、ばね21の弾発力により弁体22
の第1着座部25と第2着座部26とがそれぞれ弁プラ
ンジャ14の第1大気弁座17と第2大気弁座18とに
着座して大気通路34と変圧通路33との連通を遮断す
るとともに、また上記第3着座部29は真空弁座16か
ら離隔して変圧通路33と定圧通路32とを連通させて
おり、これにより変圧室Bは変圧室Aに連通されてとも
に負圧が導入されている。このとき、第1大気弁S1と
第2大気弁S2との間の空間は、オリフィス通路36を
介して大気に連通している。これにより、真空弁S3と
第1大気弁S1を軸方向に直列に配置するとともに、第
1大気弁S1を真空弁S3とほぼ同径とした本実施例に
よれば、真空弁S3の内側に第1大気弁S1を配置した
構成に比較して弁体22に作用する大気の作用面積は小
さくなるので、それに伴ってバルブリターンスプリング
44の弾撥力を低減して作動開始入力を低減することが
できる。そして、図示非作動状態から図示しないブレー
キペダルが踏み込まれて、入力軸40及び弁プランジャ
14がバルブリターンスプリング44を圧縮しながらバ
ルブボディ5に対して前進されると、弁プランジャ14
に当接した状態で前進する弁体22の第3着座部29が
バルブボディ5の真空弁座16に着座して定圧通路32
と変圧通路33の連通を遮断する。そして、引続き入力
軸40及び弁プランジャ14がバルブリターンスプリン
グ44及びばね21に抗して前進されると、弁体22の
第2着座部26が弁プランジャ14の第2大気弁座18
に着座したままの状態で第1着座部25が第1大気弁座
17から離座されるので、変圧通路33がオリフィス通
路36を介して大気に連通され、これによりオリフィス
通路36を通過した大気が変圧室Bに導入されて倍力装
置1が作動される。これにより、本発明の第1大気弁S
1に相当する大気弁を単に開弁させることで大気を変圧
室に導入するようにしていた従来に比較して第2大気弁
S2で変圧室33と大気の連通を阻止した状態でオリフ
ィス通路36から変圧室Bへ大気を導入しているので、
ブレーキ作動初期の出力の上昇が緩やかになるので、つ
まり、入力に応じた出力を得ることができるので、ブレ
ーキ作動初期の弁機構15の振動や異音を防止すること
ができる。そして、上述した作動状態からさらにブレー
キペダルが踏み込まれて、入力軸40及び弁プランジャ
14がバルブリターンスプリング44を圧縮しながらバ
ルブボディ5に対して前進されると、それまで弁プラン
ジャ14の第2大気弁座18に着座されていた弁体22
の第2着座部26が離座されるので、それまでオリフィ
ス通路36を介して大気に連通していた変圧通路33が
第1大気弁S1と第2大気弁S2とを介して大気に連通
される。これにより、第1大気弁S1と第2大気弁S2
とを通過した大気が変圧室Bに迅速に導入されて倍力装
置1の出力は迅速に上昇するようになる。このとき、第
2着座部26は半径方向外方に向けて傾斜しているの
で、対峙する弁プランジャ14との間を半径方向外方に
向けて流れる大気をスムースに流通させることができ
る。なお、第2着座部26は、半径方向内方に向けて傾
斜させてもよい。
【0009】次に、図3は本発明の第2実施例を示した
ものであり、本実施例では第1実施例で一体に構成して
いた第1大気弁S1と第2大気弁S2とを別体に構成し
たものである。すなわち、補強プレート24を、筒状弾
性体23の先端部に設けられて第1弁体を構成する第1
プレート部材24Aと、この第1プレート部材24A内
に嵌合されて第2弁体を構成する第2プレート部材24
Bとの2部材とし、また弾性体27を、上記第1プレー
ト部材24Aに設けられて第1大気弁S1を構成する第
1弾性部材27Aと、上記第2プレート部材24Bに設
けられて第2大気弁S2を構成する第2弾性部材27B
との2部材としており、上記第1弾性部材27Aに第1
着座部25が形成されるとともに第2弾性部材27Bに
第2着座部26が形成されている。そして、上記第2プ
レート部材24Bの外周面のフロント側部分に第1プレ
ート部材24A内にリヤ側から嵌合される段部24bを
形成し、この段部24bを第1プレート部材24A内に
嵌合することで第2プレート部材24Bをこれと一体に
締結している。また、この締結箇所よりも半径方向内方
でばね21の内側となる円周上の所定位置には、第2弾
性部材27Bと第2プレート部材24Bとを貫通して軸
方向に伸びるオリフィス通路36としての貫通孔60が
設けられている。なお、その他の構成は上記第1実施例
と同様の構成となっており、上記第1実施例と同一の部
材には同一の符号を付している。つまり、本実施例は、
真空弁と大気弁とを軸方向に直列に配置した従来周知の
弁機構を利用してオリフィス通路36を有する第2プレ
ート部材24Bと第2弾性部材27Aを適用して本発明
を構成したものであり、このような本実施例でも第1実
施例と同様の作用効果を得ることができるのは明らかで
ある。
【0010】次に、図4は本発明の第3実施例を示した
ものであり、本実施例では、第1実施例で円周方向に連
続させていた第2着座部26の環状突起27bの数箇所
を切欠いてこの切欠き61内をオリフィス通路36とし
たものである。なお、その他の構成は上記第1実施例と
同様の構成となっており、上記第1実施例と同一の部材
には同一の符号を付している。このような構成によれ
ば、補強プレート24と弾性体27とを軸方向に貫通す
る貫通孔60をオリフィス通路36とする第1実施例に
比較して製造コストを低減することができる。なお、第
1実施例と同じ第2着座部26を有する第2実施例に本
実施例を適用してもよい。
【0011】次に、図5は本発明の第4実施例を示すも
のであり、本実施例では、第1実施例で平坦に形成して
いた弁プランジャ14のリヤ側端面の一部にリヤ側に突
出する環状突起14bを形成してこれを第2大気弁座1
8とする一方、第1実施例でフロント側に突出する環状
突起27bからなる第2着座部26を省略して変わりに
補強プレート24の内側に突出して上記第2大気弁座1
8に着座する環状リップ27cを第2着座部26とした
ものである。そして、上記第2大気弁座18としての環
状突起14bの一部を切欠いてこの切欠き61内をオリ
フィス通路36としている。なお、その他の構成は上記
第1実施例と同様の構成となっており、上記第1実施例
と同一の部材には同一の符号を付している。つまり、本
実施例は、第1実施例の第2着座部26の環状突起27
bの代わりにより剛性を低くできる環状リップ27cと
することにより、より確実に第1大気弁S1より遅れて
第2大気弁S2が開弁するようにしたものである。
【0012】次に、図6は本発明の第5実施例を示すも
のであり、本実施例では、第4実施例で第2大気弁座1
8に形成していた切欠き61を省略して円周方向に連続
させるとともに、この第2大気弁座18に着座する第2
着座部26よりも外側に弾性体27と補強プレート24
を軸方向に貫通する貫通孔60を設け、この貫通孔60
をオリフィス通路36としたものである。なお、その他
の構成は上記第4実施例と同様の構成となっており、上
記第4実施例と同一の部材には同一の符号を付してい
る。本実施例でも、第4実施例と同様の作用効果を得る
ことができる。
【0013】次に、図7は本発明の第6実施例を示すも
のであり、本実施例では、第5実施例で弁プランジャ1
4に一体に形成していた第2大気弁座18としての環状
突起14bを省略して当該位置に環状段部62を設ける
とともにこの環状段部62内に第2大気弁座18として
のリヤ側に向けて突出する環状突起50aを有する弾性
体50を設け、また、第5実施例で弾性27体に設けて
いた第2着座部26としての環状リップ27cを省略し
て当該位置まで補強プレート24の内側縁部を延長させ
るとともにこの補強プレート24が上記環状突起50a
としての弾性体50に当接する位置を環状の第2着座部
26としている。そして、この第2着座部26よりも外
側に補強プレート24を軸方向に貫通する貫通孔60を
設け、この貫通孔60をオリフィス通路36としたもの
である。なお、その他の構成は上記第5実施例と同様の
構成となっており、上記第5実施例と同一の部材には同
一の符号を付している。本実施例でも、第5実施例と同
様の作用効果を得ることができる。また、本実施例では
補強プレート24の貫通孔60をオリフィス通路36と
していたが、この貫通孔60を省略し、図示しないが第
2大気弁座18としての環状突起50aの先端を切欠い
てこの切欠きをオリフィス通路としてもよい。
【0014】次に、図8は本発明の第7実施例を示すも
のであり、本実施例では第1着座部25を有する第1弾
性部材27Aを気密性を有する高密度の弾性素材から形
成する一方、この第1弾性素材27Aと別体に形成され
て第2着座部26を構成する第2弾性部材27Bをそれ
自身が通気性を有するスポンジ等の発泡性の弾性素材で
形成したものであり、つまり、第2弾性部材27B自身
が大気の流通を制限するオリフィス36としての機能を
有するものである。そして、上記第2弾性部材27Bの
剛性を第1弾性部材27Aに比較して小さく設定して第
2大気弁S2が第1大気弁S1よりも後で開弁するよう
にしている。なお、その他の構成は上記第1実施例と同
様の構成となっており、上記第1実施例と同一の部材に
は同一の符号を付している。本実施例でも第1実施例と
同様の作用効果を得ることができるのは明らかである。
なお、上記第7実施例では第1大気弁S1を構成する第
1弾性部材27Aと第2大気弁S2を構成する第2弾性
部材27Bとを別体としていたがこれに限定されるもの
ではなく、図9の第8実施例に示すように第1大気弁S
1を構成する高密度の素材からなる第1弾性部分27a
と低密度の素材からなる第2大気弁S2を構成する第2
弾性部分27bとして一体にしてもよく、これにより第
7実施例に比較して組立て性を向上させることができ
る。
【0015】なお、上記各実施例では、真空弁と大気弁
とを軸方向に直列に配置した弁機構としているが、本発
明はそれに限定されるものではなく、例えば、真空弁と
大気弁とを半径方向に配置した弁機構等にも適用でき
る。また、上記各実施例では、第1大気弁S1の大気通
路34側に第2大気弁S2とオリフィス通路36を設け
ているが、それに限定されるものではなく、さらに第2
大気弁S2とオリフィス通路36の大気側に第3大気弁
と第2オリフィス通路、さらには複数の大気弁とオリフ
ィス通路を順次設け、ブレーキ作動時に第1大気弁の開
弁後、順次第2大気弁、第3大気弁と第1大気弁に近い
方より開弁するようにしてもよい。このようにすると、
ブレーキ作動初期に変圧室へ大気を導入する通路面積が
順次大きくなるので、変圧室への大気の導入速度を順次
変えることができるようになる。
【0016】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、作動初
期には、第1大気弁は、第2大気弁が閉弁している状態
で開弁することによりオリフィス通路を介して変圧室を
大気に連通させるので、変圧室への大気の導入され過ぎ
を防止してブレーキ作動初期の振動や異音の発生を防止
することができるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す断面図。
【図2】本発明の要部の拡大断面図。
【図3】本発明の第2実施例を示した要部の拡大断面
図。
【図4】本発明の第3実施例を示した要部の拡大断面
図。
【図5】本発明の第4実施例を示した要部の拡大断面
図。
【図6】本発明の第5実施例を示した要部の拡大断面
図。
【図7】本発明の第6実施例を示した要部の拡大断面
図。
【図8】本発明の第7実施例を示した要部の拡大断面
図。
【図9】本発明の第8実施例を示した要部の拡大断面
図。
【符号の説明】
1…倍力装置 5…バルブボ
ディ 14…弁プランジャ 15…弁機構 16…真空弁座 17…第1大
気弁座 18…第2大気弁座 22…弁体 25…第1着座部 26…第2着
座部 29…第3着座部 32…定圧通
路 33…変圧通路 36…オリフ
ィス通路 A…定圧室 B…変圧室 S1…第1大気弁 S2…第2大
気弁 S3…真空弁

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パワーピストンの前後に形成された定圧
    室と変圧室との連通を開閉する真空弁と、上記変圧室と
    大気との連通を開閉する第1大気弁とを備えた倍力装置
    の弁機構において、 上記第1大気弁よりも大気側にこの第1大気弁と大気と
    の連通を開閉する第2大気弁を設けるとともに、この第
    2大気弁の上記第1大気弁側と大気とを達通させるオリ
    フィス通路を設け、 上記倍力装置の非作動時には、上記第1大気弁と第2大
    気弁はともに閉弁して上記変圧室と大気との連通を遮断
    しており、上記倍力装置の作動時には、上記第1大気弁
    が開弁して上記オリフィス通路を介して大気を上記変圧
    室に導入し、その後上記第2大気弁が開弁して上記オリ
    フィス通路とともに、上記第2大気弁を介して上記変圧
    室に大気を導入することを特徴とする倍力装置の弁機
    構。
  2. 【請求項2】 上記第1大気弁は、上記パワーピストン
    内に摺動自在に設けられ、入力軸に連動する弁プランジ
    ャに形成した第1大気弁座と、この第2大気弁座に着座
    される弁体に形成した第1着座部とを備え、 上記第2大気弁は、上記弁プランジャに形成した第2大
    気弁座と、上記弁体に形成した第2着座部とを備えてお
    り、 上記倍力装置の非作動時には、上記弁プランジャの第1
    大気弁座に上記弁体の第1着座部が着座するとともに、
    上記弁プランジャの第2大気弁座に上記弁体の第2着座
    部が着座しており、 上記第1大気弁、第2大気弁、上記弁プランジャおよび
    上記弁体で囲まれた空間に上記オリフィス通路を介して
    大気が導入されており、 上記倍力装置の作動時には、上記第1大気弁座と第1着
    座部が離座して、その後上記第2大気弁座と第2着座部
    が離座することを特徴とする請求項1に記載の倍力装置
    の弁機構。
  3. 【請求項3】上記弁体の第2着座部は、上記弁プランジ
    ャの第2大気弁座に向けて軸方向に突出する弾性体の環
    状突起であることを特徴とする請求項2に記載の倍力装
    置の弁機構。
  4. 【請求項4】上記弁体の第2着座部は、半径方向内側に
    向けて伸びる弾性体の環状リップであり、上記弁プラン
    ジャの第2大気弁座は、上記環状リップの側面に着座す
    る軸方向に伸びる環状突起であることを特徴とする請求
    項2に記載の倍力装置の弁機構。
  5. 【請求項5】上記弁体は、一端が上記バルブボディに固
    定され、他端に上記第1着座部が形成された第1弁体
    と、この第1弁体に保持され上記第2着座部が形成され
    た第2弁体とからなることを特徴とする請求項2ないし
    請求項4のいずれかに記載の倍力装置の弁機構。
  6. 【請求項6】 上記弁体の第1着座部と第2着座部が一
    体の弾性体で形成されていることを特徴とする晴求項2
    ないし請求項4のいずれかに記載の倍力装置の弁機構。
  7. 【請求項7】 上記弁プランジャの第2大気弁座は、上
    記弁体の第2着座部に向けて軸方向に突出する弾性体の
    環状突起であることを特徴とする請求項2に記載の倍力
    装置の弁機構。
  8. 【請求項8】 上記オリフィス通路は、上記弁体の第1
    着座部と第2着座部の間に位置する貫通孔であることを
    特徴とする請求項2ないし請求項7のいずれかに記載の
    弁機構。
  9. 【請求項9】 上記オリフィス通路は、上記弁体の第2
    着座部の一部を切欠いた切欠きであることを特徴とする
    請求項2ないし請求項6のいずれかに記載の倍力装置の
    弁機構。
  10. 【請求項10】 上記オリフィス通路は、上記弁プラン
    ジャの第2大気弁座の一部を切欠いた切欠きであること
    を特徴とする請求項4ないし請求項7のいずれかに記載
    の倍力装置の弁機構。
  11. 【請求項11】 上記弁体の第2着座部は、大気の連通
    を許容する低密度の素材で構成されており、この第2着
    座部が上記オリフィス通路として機能することを特徴と
    する請求項2ないし請求項6のいずれかに記載の倍力装
    置の弁機構。
  12. 【請求項12】 上記弁体の第2着座部は、上記第1着
    座部より剛性が低いことを特徴とする請求項2ないし請
    求項6のいずれかに記載の倍力装置の弁機構。
  13. 【請求項13】 上記弁プランジャの第2大気弁座は、
    上記弁体の第1着座部より剛性が低いことを特徴とする
    請求項7に記載の倍力装置の弁機構。
  14. 【請求項14】 上記第2大気弁より大気側に、さらに
    この第2大気弁と大気との連通を開閉する第3大気弁を
    設けるとともに、この第3大気弁の上記第2大気弁側と
    大気とを連通する第2オリフィス通路を設け、上記倍力
    装置の非作動時は、上記第1大気弁、第2大気弁、およ
    び第3大気弁はともに閉弁しており、上記倍力装置の作
    動時には、上記第1大気弁が開弁して上記オリフィス通
    路を介して上記変圧室に大気を導入し、その後上記第2
    大気弁が開弁して上記オリフィス通路と第2オリフィス
    通路とを介して上記変圧室に大気を導入し、さらに、そ
    の後上記第3大気弁が開弁することを特徴とする請求項
    1ないし請求項13のいずれかに記載の倍力装置の弁機
    構。
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