JPH077240Y2 - 倍力装置 - Google Patents
倍力装置Info
- Publication number
- JPH077240Y2 JPH077240Y2 JP1990055040U JP5504090U JPH077240Y2 JP H077240 Y2 JPH077240 Y2 JP H077240Y2 JP 1990055040 U JP1990055040 U JP 1990055040U JP 5504090 U JP5504090 U JP 5504090U JP H077240 Y2 JPH077240 Y2 JP H077240Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pressure chamber
- power piston
- valve body
- diaphragm
- shell
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60T—VEHICLE BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF; BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF, IN GENERAL; ARRANGEMENT OF BRAKING ELEMENTS ON VEHICLES IN GENERAL; PORTABLE DEVICES FOR PREVENTING UNWANTED MOVEMENT OF VEHICLES; VEHICLE MODIFICATIONS TO FACILITATE COOLING OF BRAKES
- B60T13/00—Transmitting braking action from initiating means to ultimate brake actuator with power assistance or drive; Brake systems incorporating such transmitting means, e.g. air-pressure brake systems
- B60T13/10—Transmitting braking action from initiating means to ultimate brake actuator with power assistance or drive; Brake systems incorporating such transmitting means, e.g. air-pressure brake systems with fluid assistance, drive, or release
- B60T13/24—Transmitting braking action from initiating means to ultimate brake actuator with power assistance or drive; Brake systems incorporating such transmitting means, e.g. air-pressure brake systems with fluid assistance, drive, or release the fluid being gaseous
- B60T13/46—Vacuum systems
- B60T13/52—Vacuum systems indirect, i.e. vacuum booster units
- B60T13/569—Vacuum systems indirect, i.e. vacuum booster units characterised by piston details, e.g. construction, mounting of diaphragm
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60T—VEHICLE BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF; BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF, IN GENERAL; ARRANGEMENT OF BRAKING ELEMENTS ON VEHICLES IN GENERAL; PORTABLE DEVICES FOR PREVENTING UNWANTED MOVEMENT OF VEHICLES; VEHICLE MODIFICATIONS TO FACILITATE COOLING OF BRAKES
- B60T13/00—Transmitting braking action from initiating means to ultimate brake actuator with power assistance or drive; Brake systems incorporating such transmitting means, e.g. air-pressure brake systems
- B60T13/10—Transmitting braking action from initiating means to ultimate brake actuator with power assistance or drive; Brake systems incorporating such transmitting means, e.g. air-pressure brake systems with fluid assistance, drive, or release
- B60T13/24—Transmitting braking action from initiating means to ultimate brake actuator with power assistance or drive; Brake systems incorporating such transmitting means, e.g. air-pressure brake systems with fluid assistance, drive, or release the fluid being gaseous
- B60T13/46—Vacuum systems
- B60T13/52—Vacuum systems indirect, i.e. vacuum booster units
- B60T13/57—Vacuum systems indirect, i.e. vacuum booster units characterised by constructional features of control valves
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Transportation (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Braking Systems And Boosters (AREA)
- Hydraulic Clutches, Magnetic Clutches, Fluid Clutches, And Fluid Joints (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本考案は倍力装置に関し、より詳しくは、シェル内を定
圧室と変圧室とに区画するダイアフラムを備えた倍力装
置に関する。
圧室と変圧室とに区画するダイアフラムを備えた倍力装
置に関する。
「従来の技術」 従来一般に、ブレーキ倍力装置やクラッチ倍力装置は、
シェル内に摺動自在に配設したバルブボディと、このバ
ルブボディに設けたパワーピストンと、内周ビード部が
上記バルブボデイないしはパワーピストンに設けた環状
凹部内に嵌装されるとともに、該内周ビード内から半径
方向外方側に連続する薄肉の中間部が上記パワーピスト
ンの後面に添設されてシェル内を定圧室と変圧室とに区
画するダイアフラムと、上記バルブボディに収納されて
入力軸に連動して流体回路を切換える弁機構とを備えて
いる。
シェル内に摺動自在に配設したバルブボディと、このバ
ルブボディに設けたパワーピストンと、内周ビード部が
上記バルブボデイないしはパワーピストンに設けた環状
凹部内に嵌装されるとともに、該内周ビード内から半径
方向外方側に連続する薄肉の中間部が上記パワーピスト
ンの後面に添設されてシェル内を定圧室と変圧室とに区
画するダイアフラムと、上記バルブボディに収納されて
入力軸に連動して流体回路を切換える弁機構とを備えて
いる。
そして、上記ダイアフラムとパワーピストンとを連結す
るに当たっては、ダイアフラムの内周ビード部を上記バ
ルブボディの外周に嵌装するとともに、その内周ビード
部とそれよりも半径方向外方側となる部分を上記パワー
ピストンのリヤ側の端面に密着させるようにしてあり、
この状態のダイアフラムによってシェル内をフロント側
の定圧室とリヤ側の変圧室とに区画するようにしてい
る。
るに当たっては、ダイアフラムの内周ビード部を上記バ
ルブボディの外周に嵌装するとともに、その内周ビード
部とそれよりも半径方向外方側となる部分を上記パワー
ピストンのリヤ側の端面に密着させるようにしてあり、
この状態のダイアフラムによってシェル内をフロント側
の定圧室とリヤ側の変圧室とに区画するようにしてい
る。
「考案が解決しようとする課題」 ところで、上述した構成からなるクラッチ倍力装置を車
両に搭載した場合において、該車両の走行中に運転者が
単にクラッチペダルに足を載せているだけの時があり、
その状態ではクラッチ倍力装置の入力軸がわずかに前進
されることに伴って上記弁機構により流路が切り換えら
れて上記変圧室内に少しづつ大気が導入されるようにな
る。そのため、それまで定圧室内と同圧であった変圧室
内は、徐々に定圧室側よりも高圧となる。そちて、この
ように変圧室内に少しづつ大気が導入されている状態に
おいては、パワーピストンに密着させたダイアフラムの
面圧が低いので、ダイアフラムとバルブボディおよびパ
ワーピストンとの接触部分に生じるわずかな間隙を介し
て定圧室と変圧室とが連通するようになり、したがっ
て、定圧室内に供給される負圧力が低下するようになる
という欠点があった。
両に搭載した場合において、該車両の走行中に運転者が
単にクラッチペダルに足を載せているだけの時があり、
その状態ではクラッチ倍力装置の入力軸がわずかに前進
されることに伴って上記弁機構により流路が切り換えら
れて上記変圧室内に少しづつ大気が導入されるようにな
る。そのため、それまで定圧室内と同圧であった変圧室
内は、徐々に定圧室側よりも高圧となる。そちて、この
ように変圧室内に少しづつ大気が導入されている状態に
おいては、パワーピストンに密着させたダイアフラムの
面圧が低いので、ダイアフラムとバルブボディおよびパ
ワーピストンとの接触部分に生じるわずかな間隙を介し
て定圧室と変圧室とが連通するようになり、したがっ
て、定圧室内に供給される負圧力が低下するようになる
という欠点があった。
「課題を解決するための手段」 本考案はそのような事情に鑑み、シェル内に摺動自在に
配設したバルブボディと、このバルブボディに設けたパ
ワーピストンと、内周ビード部が上記バルブボデイない
しはパワーピストンに設けた環状凹部内に嵌装されると
ともに、該内周ビード部から半径方向外方側に連続する
薄肉の中間部が上記パワーピストンの後面に添接されて
シェル内を定圧室と変圧室とに区画するダイアフラム
と、上記バルブボディに収納されて入力軸に連動して流
体回路を切換える弁機構とを備える倍力装置において、
上記ダイアフラムの中間部位置において、上記パワーピ
ストンとダイアフラムとの接触部の少なくとも一方に円
周方向に連続する環状突起を形成したものである。
配設したバルブボディと、このバルブボディに設けたパ
ワーピストンと、内周ビード部が上記バルブボデイない
しはパワーピストンに設けた環状凹部内に嵌装されると
ともに、該内周ビード部から半径方向外方側に連続する
薄肉の中間部が上記パワーピストンの後面に添接されて
シェル内を定圧室と変圧室とに区画するダイアフラム
と、上記バルブボディに収納されて入力軸に連動して流
体回路を切換える弁機構とを備える倍力装置において、
上記ダイアフラムの中間部位置において、上記パワーピ
ストンとダイアフラムとの接触部の少なくとも一方に円
周方向に連続する環状突起を形成したものである。
「作用」 このような構成によれば、パワーピストンに密着させた
ダイアフラムの面圧が低い場合であっても、上記環状突
起を設けた位置のダイアフラムの面圧はほかの部分より
も面圧が高くなるので、該環状突起によって定圧室と変
圧室とが連通されることを確実に防止するとができる。
ダイアフラムの面圧が低い場合であっても、上記環状突
起を設けた位置のダイアフラムの面圧はほかの部分より
も面圧が高くなるので、該環状突起によって定圧室と変
圧室とが連通されることを確実に防止するとができる。
そのため、例えばクラッチ倍力装置に本考案を適用した
際に、車両の走行中に運転者が単にクラッチペダルに足
を載せているだけの時に変圧室側に少しづつ大気が導入
されるような場合であってもも、上記環状突起によって
変圧室が定圧室と連通することを確実に防止できる様に
なり、したがって、そのような場合であっても定圧室側
の負圧力が低下することを良好に防止することができ
る。
際に、車両の走行中に運転者が単にクラッチペダルに足
を載せているだけの時に変圧室側に少しづつ大気が導入
されるような場合であってもも、上記環状突起によって
変圧室が定圧室と連通することを確実に防止できる様に
なり、したがって、そのような場合であっても定圧室側
の負圧力が低下することを良好に防止することができ
る。
「実施例」 以下図示実施例について本考案を説明すると、第1図に
おいて、クラッチ倍力装置のシェル1内にバルブボディ
2を摺動自在に設けるとともに、このバルブボディ2の
フロント側外周部に設けたパワーピストン3の背面にダ
イアフラム4を添設し、上記パワーピストン3およびダ
イアフラム4によって上記シェル1内をフロント側の定
圧室5とリヤ側の変圧室6とに区画している。
おいて、クラッチ倍力装置のシェル1内にバルブボディ
2を摺動自在に設けるとともに、このバルブボディ2の
フロント側外周部に設けたパワーピストン3の背面にダ
イアフラム4を添設し、上記パワーピストン3およびダ
イアフラム4によって上記シェル1内をフロント側の定
圧室5とリヤ側の変圧室6とに区画している。
上記ダイアフラム4の内周ビード部4aは,パワーピスト
ン3の環状凹部3aに嵌装されるとともに、この内周ビー
ド部4aに隣接する薄肉の中間部4bは、パワーピストン3
の端面3bおよびその端面3bから連続する筒状部3cの外周
面とに密着させてあり、さらにその中間部4bから連続す
るダイアフラム4の外周ビード部4cはシェル1に連結す
るようにしている。そして、この第1図に示すクラッチ
倍力装置の非作動状態では、ダイアフラム4における中
間部4bは断面U字形に折返されて、その状態の外周側の
部分がシェル1の内周面に密着している。
ン3の環状凹部3aに嵌装されるとともに、この内周ビー
ド部4aに隣接する薄肉の中間部4bは、パワーピストン3
の端面3bおよびその端面3bから連続する筒状部3cの外周
面とに密着させてあり、さらにその中間部4bから連続す
るダイアフラム4の外周ビード部4cはシェル1に連結す
るようにしている。そして、この第1図に示すクラッチ
倍力装置の非作動状態では、ダイアフラム4における中
間部4bは断面U字形に折返されて、その状態の外周側の
部分がシェル1の内周面に密着している。
上記バルブボディ2内には流路を切換える弁機構7を収
容してあり、この弁機構7はバルブボディ2に形成した
第1弁座10、弁プランジャ11に形成した第2弁座12およ
び両弁座10、12にパワーピストン3のリヤ側すなわち図
の右方からばね133の弾撥力によって着座する弁体14を
備えている。そして、上記第1弁座10と弁体14とのシー
ト部より外側をバルブボディ2に形成した通路15を介し
て上記定圧室5に連通させ、さらにその定圧室5内はシ
ェル1に設けた負圧導入管16を介してエンジンのインテ
ークマニホールド等の負圧源に連通させている。
容してあり、この弁機構7はバルブボディ2に形成した
第1弁座10、弁プランジャ11に形成した第2弁座12およ
び両弁座10、12にパワーピストン3のリヤ側すなわち図
の右方からばね133の弾撥力によって着座する弁体14を
備えている。そして、上記第1弁座10と弁体14とのシー
ト部より外側をバルブボディ2に形成した通路15を介し
て上記定圧室5に連通させ、さらにその定圧室5内はシ
ェル1に設けた負圧導入管16を介してエンジンのインテ
ークマニホールド等の負圧源に連通させている。
他方、上記第1弁座10と弁体14、および第2弁座12と弁
体14との各シール部の中間部はバルブボディ2に形成し
た半径方向の通路17を介して変圧室6に連通させ、さら
に上記第2弁座12と弁体14とのシート部より内側は上記
バルブボディ2の筒状部2a内に形成した大気通路18を介
して大気に連通させている。
体14との各シール部の中間部はバルブボディ2に形成し
た半径方向の通路17を介して変圧室6に連通させ、さら
に上記第2弁座12と弁体14とのシート部より内側は上記
バルブボディ2の筒状部2a内に形成した大気通路18を介
して大気に連通させている。
上記弁機構7を構成する弁プランジャ11は図示しないク
ラッチペダルに連動させた入力軸22に連結され、バルブ
ボディ2と入力軸22との間に設けたばね23の弾発力およ
び図示しないクラッチペダルのリターンスプリングの弾
発力により常時右方へ付勢されている。また弁プランジ
ャ11の先端部はリアクションディスク24を介して出力軸
25に連動し、該出力軸25はシール部材26を貫通してシェ
ル1の外部に突出するととに、図示しないクラッチ機構
に連動している。
ラッチペダルに連動させた入力軸22に連結され、バルブ
ボディ2と入力軸22との間に設けたばね23の弾発力およ
び図示しないクラッチペダルのリターンスプリングの弾
発力により常時右方へ付勢されている。また弁プランジ
ャ11の先端部はリアクションディスク24を介して出力軸
25に連動し、該出力軸25はシール部材26を貫通してシェ
ル1の外部に突出するととに、図示しないクラッチ機構
に連動している。
また、上記弁プランジャ11はパワーピストン3の環状凹
部3aの半径方向孔に挿通したキー部材27に係合させてあ
り、それによって弁プランジャ11がバルブボディ2から
抜出るのを防止するようにしている。
部3aの半径方向孔に挿通したキー部材27に係合させてあ
り、それによって弁プランジャ11がバルブボディ2から
抜出るのを防止するようにしている。
そして、上記パワーピストン3やバルブボディ2等は、
通常は、リターンスプリング28によって図示非作動位置
に保持されるようになっている。
通常は、リターンスプリング28によって図示非作動位置
に保持されるようになっている。
以上の構成およびそれにもとづく作動は、従来公知のク
ラッチ倍力装置と変わるところはない。
ラッチ倍力装置と変わるところはない。
しかして、本実施例では、第2図に拡大して示すよう
に、上記パワーピストン3の端面3bの位置となるダイア
フラム4側の中間部4bに円周方向に連続する環状突起4d
を形成するようにしたものである。
に、上記パワーピストン3の端面3bの位置となるダイア
フラム4側の中間部4bに円周方向に連続する環状突起4d
を形成するようにしたものである。
このような構成によれば、パワーピストン3に密着させ
たダイアフラム4全体の面圧が低い場合であっても、上
記環状突起4dを設けた位置だけはほかの部分よりも面圧
が高くなるので、該環状突起4dによって定圧室5と変圧
室6とが連通されることを確実に防止することができ
る。
たダイアフラム4全体の面圧が低い場合であっても、上
記環状突起4dを設けた位置だけはほかの部分よりも面圧
が高くなるので、該環状突起4dによって定圧室5と変圧
室6とが連通されることを確実に防止することができ
る。
そのため、例えばクラッチ倍力装置を搭載した車両が走
行中に、運転者が単にクラッチペダルに足を載せている
だけの時には、入力軸22がわずかに前進されることに伴
って上記弁機構17による流路の切り換えが行われて上記
変圧室6内に少しづつ大気が導入されるようになる。そ
して、このようにパワーピストン3に対するダイアフラ
ム4の接触部分の面圧が低い状態においてシェル1の変
圧室6内に少しづつ大気が導入されると、変圧室6内に
導入された大気は、面圧が低いことによって生じたパワ
ーピストン3とダイアフラム4との接触部分のわずかな
間隙を介して隣接する定圧室5側に侵入しようとする。
その際、本実施例では、上記ダイアフラム4の環状突起
4dの部分だけは、ほかの部分よりも高い面圧でパワーピ
ストン3の端面3bに円周方向に連続して密着しているの
で、変圧室6から定圧室5への大気の侵入が確実に阻止
される。
行中に、運転者が単にクラッチペダルに足を載せている
だけの時には、入力軸22がわずかに前進されることに伴
って上記弁機構17による流路の切り換えが行われて上記
変圧室6内に少しづつ大気が導入されるようになる。そ
して、このようにパワーピストン3に対するダイアフラ
ム4の接触部分の面圧が低い状態においてシェル1の変
圧室6内に少しづつ大気が導入されると、変圧室6内に
導入された大気は、面圧が低いことによって生じたパワ
ーピストン3とダイアフラム4との接触部分のわずかな
間隙を介して隣接する定圧室5側に侵入しようとする。
その際、本実施例では、上記ダイアフラム4の環状突起
4dの部分だけは、ほかの部分よりも高い面圧でパワーピ
ストン3の端面3bに円周方向に連続して密着しているの
で、変圧室6から定圧室5への大気の侵入が確実に阻止
される。
そのため、上記環状突起4dを設けていなかった従来のダ
イアフラム4のように、該ダイアフラム4とパワーピス
トン3との接触部分に生じたわずかな間隙を介して定圧
室5内に大気が導入されるようなことがなく、したがっ
て、定圧室5内の負圧力が低下することを良好に防止す
ることができる。
イアフラム4のように、該ダイアフラム4とパワーピス
トン3との接触部分に生じたわずかな間隙を介して定圧
室5内に大気が導入されるようなことがなく、したがっ
て、定圧室5内の負圧力が低下することを良好に防止す
ることができる。
なお、上記実施例は、ダイアフラム4側に環状突起4dを
形成しているが、パワーピストン3の端面3bに環状突起
を形成するようにしても良く、またダイアフラム4とパ
ワーピストン3の両方に環状突起を設けても良い。
形成しているが、パワーピストン3の端面3bに環状突起
を形成するようにしても良く、またダイアフラム4とパ
ワーピストン3の両方に環状突起を設けても良い。
さらに、上記実施例は、本考案をクラッチ倍力装置に適
用した実施例について説明したが、ブレーキ倍力装置に
も適用できることは勿論である。
用した実施例について説明したが、ブレーキ倍力装置に
も適用できることは勿論である。
「考案の効果」 以上のように、本考案によれば、上記環状突起によって
定圧室と変圧室とが連通されることを確実に防止するこ
とができるので、例えばクラッチ倍力装置に本考案を適
用した際に、運転者が単にクラッチペダルに足を載せて
いるだけの時であっても定圧室内の負圧力が低下するこ
とを良好に防止することができるという効果が得られ
る。
定圧室と変圧室とが連通されることを確実に防止するこ
とができるので、例えばクラッチ倍力装置に本考案を適
用した際に、運転者が単にクラッチペダルに足を載せて
いるだけの時であっても定圧室内の負圧力が低下するこ
とを良好に防止することができるという効果が得られ
る。
第1図は本考案の一実施例を示す断面図、第2図は第1
図の要部の拡大図である。 1……シェル、2……バルブボデイ 3……パワーピストン、4……ダイアフラム 5……定圧室、6……変圧室 7……弁機構、4d……環状突起 22……入力軸
図の要部の拡大図である。 1……シェル、2……バルブボデイ 3……パワーピストン、4……ダイアフラム 5……定圧室、6……変圧室 7……弁機構、4d……環状突起 22……入力軸
Claims (1)
- 【請求項1】シェル内に摺動自在に配設したバルブボデ
ィと、このバルブボディに設けたパワーピストンと、内
周ビード部が上記バルブボデイないしはパワーピストン
に設けた環状凹部内に嵌装されるとともに、該内周ビー
ド部から半径方向外方側に連続する薄肉の中間部が上記
パワーピストンの後面に添設されて上記シェル内を定圧
室と変圧室とに区画するダイアフラムと、上記バルブボ
ディに収納されて入力軸に連動して流体回路を切換える
弁機構とを備える倍力装置において、 上記ダイアフラムの中間部位置において、上記パワーピ
ストンとダイアフラムとの接触部の少なくとも一方に円
周方向に連続する環状突起を形成したことを特徴とする
倍力装置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1990055040U JPH077240Y2 (ja) | 1990-05-25 | 1990-05-25 | 倍力装置 |
KR2019910007093U KR950006091Y1 (ko) | 1990-05-25 | 1991-05-17 | 배력장치 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1990055040U JPH077240Y2 (ja) | 1990-05-25 | 1990-05-25 | 倍力装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0413464U JPH0413464U (ja) | 1992-02-03 |
JPH077240Y2 true JPH077240Y2 (ja) | 1995-02-22 |
Family
ID=12987551
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1990055040U Expired - Lifetime JPH077240Y2 (ja) | 1990-05-25 | 1990-05-25 | 倍力装置 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH077240Y2 (ja) |
KR (1) | KR950006091Y1 (ja) |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4738186A (en) * | 1986-11-04 | 1988-04-19 | Allied Corporation | Diaphragm for a servomotor |
-
1990
- 1990-05-25 JP JP1990055040U patent/JPH077240Y2/ja not_active Expired - Lifetime
-
1991
- 1991-05-17 KR KR2019910007093U patent/KR950006091Y1/ko not_active IP Right Cessation
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0413464U (ja) | 1992-02-03 |
KR910020424U (ko) | 1991-12-20 |
KR950006091Y1 (ko) | 1995-07-29 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US5228377A (en) | Brake booster | |
JPH0437019Y2 (ja) | ||
JPH0352600Y2 (ja) | ||
JP3045027B2 (ja) | 倍力装置における弁プランジャの抜止め構造 | |
JPH077240Y2 (ja) | 倍力装置 | |
JP3509276B2 (ja) | 倍力装置の弁機構 | |
JP2856223B2 (ja) | タンデムブレーキ倍力装置 | |
JP3785985B2 (ja) | 倍力装置の弁機構 | |
JP3736699B2 (ja) | 倍力装置 | |
JP2545943B2 (ja) | ブレーキ倍力装置 | |
JPH0722366Y2 (ja) | ブレ−キ倍力装置の消音装置 | |
JPH0537730Y2 (ja) | ||
JP3358642B2 (ja) | 倍力装置 | |
JP3642348B2 (ja) | 倍力装置の弁機構 | |
JPH0357565Y2 (ja) | ||
JPH0412851Y2 (ja) | ||
JP2545942B2 (ja) | ブレーキ倍力装置 | |
JPH0347017Y2 (ja) | ||
JPH0539978Y2 (ja) | ||
JPS6325260Y2 (ja) | ||
JPH0347014Y2 (ja) | ||
JP2545944B2 (ja) | ブレーキ倍力装置 | |
JPH0357566Y2 (ja) | ||
JP2870555B2 (ja) | タンデムブレーキ倍力装置 | |
JPH09202229A (ja) | 逆止弁付負圧ブースタ |