JP3358642B2 - 倍力装置 - Google Patents
倍力装置Info
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- JP3358642B2 JP3358642B2 JP31556594A JP31556594A JP3358642B2 JP 3358642 B2 JP3358642 B2 JP 3358642B2 JP 31556594 A JP31556594 A JP 31556594A JP 31556594 A JP31556594 A JP 31556594A JP 3358642 B2 JP3358642 B2 JP 3358642B2
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は自動車のブレーキ等に用
いられる倍力装置に関し、より詳しくは、倍力装置の弁
機構の改良に関する。
いられる倍力装置に関し、より詳しくは、倍力装置の弁
機構の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、倍力装置として、次のような構成
を備えたものは知られている。すなわち、シェル内に摺
動自在に設けた筒状のバルブボデイと、このバルブボデ
ィに設けたパワーピストンと、このパワーピストンの前
後に区画形成した定圧室および変圧室と、上記バルブボ
ディに設けられて上記定圧室と変圧室および大気との間
の連通状態を切り換える弁機構と、上記バルブボディに
設けられて定圧室と弁機構とを連通させる定圧通路と、
上記バルブボディに設けられて変圧室と弁機構とを連通
させる変圧通路と、上記バルブボディに設けられて弁機
構と大気とを連通させる大気通路とを備え、上記弁機構
を、バルブボディの内周部に形成した環状の第1弁座
と、バルブボディに摺動自在に嵌合した弁プランジャに
設けた環状の第2弁座と、上記両弁座に接離する弁体
と、上記弁プランジャおよびそれに連結した入力軸を非
作動位置に位置させるばねとから構成した倍力装置は知
られている。このような従来一般の倍力装置は、上記第
1弁座の内方側に第2弁座を位置させてあり、また第1
弁座の外方側に定圧通路のリヤ側の端部が位置し、変圧
通路のリヤ側の端部は第1弁座よりも内方側に位置して
いる。したがって、このような従来の装置では、第2弁
座とそれに接離する弁体のシート部とによって構成した
大気弁は、第1弁座とそれに接離する弁体のシート部と
によって構成した真空弁よりも内方側に位置していた。
そして、倍力装置の非作動状態においては、上記真空弁
が開放される一方、大気弁が閉鎖されているので、弁体
のフロント側には負圧が作用する一方、弁体のリヤ側に
は大気圧が作用する。そのため、弁体はその前後の負圧
と大気圧との差圧によってフロント側にむけて付勢され
る。したがって、従来では、上記差圧による付勢力を打
ち消して入力軸および弁プランジャを非作動位置に停止
させるために、バルブボディと入力軸とにわたって上記
ばねを弾装している。
を備えたものは知られている。すなわち、シェル内に摺
動自在に設けた筒状のバルブボデイと、このバルブボデ
ィに設けたパワーピストンと、このパワーピストンの前
後に区画形成した定圧室および変圧室と、上記バルブボ
ディに設けられて上記定圧室と変圧室および大気との間
の連通状態を切り換える弁機構と、上記バルブボディに
設けられて定圧室と弁機構とを連通させる定圧通路と、
上記バルブボディに設けられて変圧室と弁機構とを連通
させる変圧通路と、上記バルブボディに設けられて弁機
構と大気とを連通させる大気通路とを備え、上記弁機構
を、バルブボディの内周部に形成した環状の第1弁座
と、バルブボディに摺動自在に嵌合した弁プランジャに
設けた環状の第2弁座と、上記両弁座に接離する弁体
と、上記弁プランジャおよびそれに連結した入力軸を非
作動位置に位置させるばねとから構成した倍力装置は知
られている。このような従来一般の倍力装置は、上記第
1弁座の内方側に第2弁座を位置させてあり、また第1
弁座の外方側に定圧通路のリヤ側の端部が位置し、変圧
通路のリヤ側の端部は第1弁座よりも内方側に位置して
いる。したがって、このような従来の装置では、第2弁
座とそれに接離する弁体のシート部とによって構成した
大気弁は、第1弁座とそれに接離する弁体のシート部と
によって構成した真空弁よりも内方側に位置していた。
そして、倍力装置の非作動状態においては、上記真空弁
が開放される一方、大気弁が閉鎖されているので、弁体
のフロント側には負圧が作用する一方、弁体のリヤ側に
は大気圧が作用する。そのため、弁体はその前後の負圧
と大気圧との差圧によってフロント側にむけて付勢され
る。したがって、従来では、上記差圧による付勢力を打
ち消して入力軸および弁プランジャを非作動位置に停止
させるために、バルブボディと入力軸とにわたって上記
ばねを弾装している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
従来の倍力装置において、作動時の応答性を向上させる
ために上記大気弁を拡径させることが要望されることが
ある。しかしながら、大気弁を拡径すると倍力装置の非
作動状態において弁体に作用する差圧力が大きくなり、
それに伴って上述したばねのセット荷重も大きくする必
要が生じる。そして、このようにばねのセット荷重を大
きくすると、倍力装置を作動させる際の入力軸の入力
(踏力)が大きくなるという欠点が生じる。
従来の倍力装置において、作動時の応答性を向上させる
ために上記大気弁を拡径させることが要望されることが
ある。しかしながら、大気弁を拡径すると倍力装置の非
作動状態において弁体に作用する差圧力が大きくなり、
それに伴って上述したばねのセット荷重も大きくする必
要が生じる。そして、このようにばねのセット荷重を大
きくすると、倍力装置を作動させる際の入力軸の入力
(踏力)が大きくなるという欠点が生じる。
【0004】
【課題を解決するための手段】このような事情に鑑み、
本発明は、シェル内に摺動自在に設けた筒状のバルブボ
ディと、このバルブボディに設けたパワーピストンと、
上記シェル内で上記パワーピストンの前後に区画形成し
た定圧室および変圧室と、上記バルブボディに設けられ
て上記変圧室と定圧室および大気との間の連通状態を切
り換える弁機構と、上記バルブボディに設けられて上記
定圧室と上記弁機構とを連通させる定圧通路と、上記バ
ルブボディに設けられて上記変圧室と上記弁機構を連通
させる変圧通路と、上記バルブボディに設けられて上記
弁機構と大気とを連通させる大気通路とを備え、上記弁
機構は、上記バルブボディの内周部にリヤ側に向けて形
成した環状の第1弁座と、上記バルブボディに摺動自在
に嵌合した弁プランジャにリヤ側に向けて形成した環状
の第2弁座と、上記第1弁座および第2弁座に接離する
弁体と、上記弁プランジャとそれに連結した入力軸をリ
ヤ側に付勢するばねを有し、上記第1弁座と上記弁体と
により上記変圧通路と定圧通路との連通、遮断を行う真
空弁を構成し、上記第2弁座と上記弁体とにより上記変
圧通路と大気通路との連通、遮断を行う大気弁を構成す
る倍力装置において、 上記第1弁座の半径方向内側に上
記定圧通路を位置させるとともに、上記第1弁座の半径
方向外側に上記変圧通路を位置させ、上記弁プランジャ
に上記バルブボディの上記大気通路を形成する内周部に
気密を保持して摺動する拡径部を形成し、その拡径部の
フロント側端部にリヤ側へ向けた上記第2弁座を上記第
1弁座より軸方向外側に形成するとともに、この第2弁
座よりリヤ側に上記第1弁座と第2弁座に着座可能な上
記弁体を上記弁プランジャの外周に気密を保持して摺動
自在に配置し、さらに上記弁プランジャの拡径部に上記
大気弁に大気を導入させる導入孔を形成したものであ
る。
本発明は、シェル内に摺動自在に設けた筒状のバルブボ
ディと、このバルブボディに設けたパワーピストンと、
上記シェル内で上記パワーピストンの前後に区画形成し
た定圧室および変圧室と、上記バルブボディに設けられ
て上記変圧室と定圧室および大気との間の連通状態を切
り換える弁機構と、上記バルブボディに設けられて上記
定圧室と上記弁機構とを連通させる定圧通路と、上記バ
ルブボディに設けられて上記変圧室と上記弁機構を連通
させる変圧通路と、上記バルブボディに設けられて上記
弁機構と大気とを連通させる大気通路とを備え、上記弁
機構は、上記バルブボディの内周部にリヤ側に向けて形
成した環状の第1弁座と、上記バルブボディに摺動自在
に嵌合した弁プランジャにリヤ側に向けて形成した環状
の第2弁座と、上記第1弁座および第2弁座に接離する
弁体と、上記弁プランジャとそれに連結した入力軸をリ
ヤ側に付勢するばねを有し、上記第1弁座と上記弁体と
により上記変圧通路と定圧通路との連通、遮断を行う真
空弁を構成し、上記第2弁座と上記弁体とにより上記変
圧通路と大気通路との連通、遮断を行う大気弁を構成す
る倍力装置において、 上記第1弁座の半径方向内側に上
記定圧通路を位置させるとともに、上記第1弁座の半径
方向外側に上記変圧通路を位置させ、上記弁プランジャ
に上記バルブボディの上記大気通路を形成する内周部に
気密を保持して摺動する拡径部を形成し、その拡径部の
フロント側端部にリヤ側へ向けた上記第2弁座を上記第
1弁座より軸方向外側に形成するとともに、この第2弁
座よりリヤ側に上記第1弁座と第2弁座に着座可能な上
記弁体を上記弁プランジャの外周に気密を保持して摺動
自在に配置し、さらに上記弁プランジャの拡径部に上記
大気弁に大気を導入させる導入孔を形成したものであ
る。
【0005】
【作用】このような構成によれば、第2弁座とそれに接
離する弁体によって構成される大気弁は、第1弁座とそ
れに接離する弁体によって構成される真空弁よりも外方
側に位置することになる。つまり、従来の大気弁および
大気弁の配置とは内外逆の配置となる。そして、真空弁
が開放し、大気弁が閉鎖した倍力装置の非作動状態から
ブレーキペダルが踏み込まれると、入力軸および弁プラ
ンジャが前進されて、先ず弁体は第1弁座に着座して真
空弁が閉鎖される一方、第2弁座が弁体から離座して大
気弁が開放される。そのため、変圧室と定圧室との連通
が阻止されるとともに変圧室に大気が導入されて、従来
周知のものと同様に倍力装置が作動される。その際、上
述したように、大気弁は真空弁よりも外方側に位置する
ことで従来の大気弁よりも流路面積が大きくなってお
り、そのために、大気弁を通過した大気は迅速に変圧室
内に導入される。したがって、倍力装置の作動時の応答
性を向上させることができる。
離する弁体によって構成される大気弁は、第1弁座とそ
れに接離する弁体によって構成される真空弁よりも外方
側に位置することになる。つまり、従来の大気弁および
大気弁の配置とは内外逆の配置となる。そして、真空弁
が開放し、大気弁が閉鎖した倍力装置の非作動状態から
ブレーキペダルが踏み込まれると、入力軸および弁プラ
ンジャが前進されて、先ず弁体は第1弁座に着座して真
空弁が閉鎖される一方、第2弁座が弁体から離座して大
気弁が開放される。そのため、変圧室と定圧室との連通
が阻止されるとともに変圧室に大気が導入されて、従来
周知のものと同様に倍力装置が作動される。その際、上
述したように、大気弁は真空弁よりも外方側に位置する
ことで従来の大気弁よりも流路面積が大きくなってお
り、そのために、大気弁を通過した大気は迅速に変圧室
内に導入される。したがって、倍力装置の作動時の応答
性を向上させることができる。
【0006】
【実施例】以下図示実施例について本発明を説明する
と、図1において、ブレーキ倍力装置のシェル1内には
概略筒状のバルブボディ2を摺動自在に設けてあり、こ
のバルブボディ2の外周部にパワーピストン3を連結し
ている。パワーピストン3の背面にはダイアフラム4を
張設してあり、このダイアフラム4によってシェル1内
を定圧室Aと変圧室Bとに区画形成している。上記定圧
室Aは図示しない負圧導入管を介してエンジンのインテ
ークマニホールドに連通させてあり、したがって、定圧
室A内には常時負圧が導入されている。バルブボディ2
内には、後に詳述する弁機構5を収納してあり、この弁
機構5はバルブボディ2に形成した軸方向の定圧通路6
を介して定圧室Aに連通するとともに、バルブボディ2
に形成した変圧通路7を介して変圧室Bに連通してい
る。また、弁機構5はバルブボディ2の内周部によって
構成した大気通路8を介して大気に連通しており、大気
通路8にはフィルタ11を設けている。弁機構5の一部
を構成する弁プランジャ12はバルブボディ2に摺動自
在に嵌合させてあり、この弁プランジャ12のリヤ側端
部に入力軸13の先端部を連結している。他方、弁プラ
ンジャ12のフロント側の隣接位置となるバルブボディ
2の内周部には円板状のプランジャプレート14を摺動
自在に嵌合している。また、出力軸15の基部に形成し
た凹部15a内にはリアクションディスク16を収納す
るとともに、上記凹部15aをバルブボディ2に形成し
た環状突起2aに嵌装している。これにより、プランジ
ャプレート14とリアクションディスク16とを対向さ
せている。上記出力軸15のフロント側の端部は、シー
ル部材によって気密を保持してシェル1のフロント側の
壁面から外方に突出させた後、図示しないマスタシリン
ダのピストンに当接させている。またシェル1のフロン
ト側の壁面とバルブボディ2のフロント側の端面とにわ
たってはリターンスプリング17を弾装しているので、
ブレーキ倍力装置の非作動状態においては、バルブボデ
ィ2等の部材は図示非作動位置に停止している。しかし
て、本実施例は、弁機構5、定圧通路6および変圧通路
7を次のように改良することで、ブレーキ倍力装置の作
動時の応答性を向上させたものである。すなわち、本実
施例の弁機構5は、バルブボディ2の内周部に形成した
環状の第1弁座21と、弁プランジャ12に設けられて
第1弁座21の外方側に配置した環状の第2弁座22
と、これら両弁座21,22のリヤ側に配置されて、両
弁座21,22に接離する環状の弁体23と、さらに上
記第2弁座22を設けた弁プランジャ12および入力軸
13を図示非作動位置に位置させるばね24とから構成
している。また、第1弁座21とそれに接離する弁体2
3の内方側の環状シート部とによって真空弁25を構成
するとともに、第2弁座22とそれに接離する弁体23
の外方側の環状シート部とによって大気弁26を構成し
ている。本実施例のバルブボディ2は、その内周部の軸
方向所定位置にリヤ側を向けた段部端面2bを備えてお
り、この段部端面2bの内周縁にリヤ側に向けて伸長す
る小径の筒状部2cを形成している。そして、この筒状
部2cにおけるリヤ側の端部によって上記第1弁座21
を構成している。また、上記定圧通路6のリヤ側の端部
6aは筒状部2cの内部空間によって構成してあり、し
たがって、本実施例では、定圧通路6のリヤ側の端部6
aは第1弁座21の内方側に位置している。また、本実
施例の弁プランジャ12は、最もフロント側に位置する
段付円柱状の第1部材27と、この第1部材27におけ
るリヤ側外周部に嵌着した大径でキャップ状の第2部材
28と、さらに第1部材27のリヤ側端部に螺着される
とともに入力軸13が連結される第3部材29とから構
成している。第1部材27におけるフロント側の外周部
は、バルブボディ2の内周面に摺動自在に嵌合する一
方、第1部材27におけるリヤ側の外周部は、上記筒状
部2cを貫通して、それよりもリヤ側に突出させてあ
り、その突出させたリヤ側の外周部の所定位置に環状突
起27aを形成している。そして、この環状突起27a
のフロント側となる外周部に弁体23の内周部を気密を
保持して摺動自在に嵌装している。また、環状突起27
aよりもリヤ側の外周部に第2部材28の軸部を嵌装し
て環状突起27aにリヤ側から当接させてあり、その状
態においてさらにリヤ側からリング状のリテーナ31を
第1部材27の外周部に嵌装することにより、第2部材
28を環状突起27aの位置に固定している。第2部材
28の外径は、大気通路8を構成するバルブボディ2の
内周部の内径よりも若干小さく設定している。また、こ
の第2部材28におけるリヤ側端面の外周縁にはリング
状のシール部材32を装着してバルブボディ2の内周面
に密着させてあり、それによって第2部材28の外周縁
とバルブボディ2の内周面との間の気密を保持してい
る。第2部材28の端面には複数の貫通孔28aを穿設
してあり、これらの貫通孔28aを介して大気通路8内
の大気が端面よりもフロント側に位置する大気弁26の
位置まで流入出来るようにしている。第2部材28にお
ける端面の外周縁は、フロント側に向けて所定量だけ伸
長させて円筒状としてあり、さらにこの円筒状の部分に
おける先端部を半径方向に伸長させて環状部分を形成
し、この環状部分のリヤ側の内周縁を上記第2弁座22
としている。この第2弁座22は、上記第1弁座21よ
りも半径方向外方側に位置しており、また、これら両弁
座21,22のリヤ側の位置に、それらに対向して弁体
23が位置している。したがって、本実施例では、従来
一般の弁機構における配置とは逆に、大気弁26が真空
弁25の外方側に位置している。また、弁機構23を上
述のように構成したことに伴って、変圧通路7のリヤ側
の端部7aは、バルブボディ2の筒状部2c(第1弁座
21)の外方に形成される空間部によって形成されてい
る。さらに、バルブボディ2の段部端面2bとそれに対
向する第2部材28の環状部分とにわたっては、所定の
セット荷重に設定した上記ばね24を弾装してあり、そ
れによって弁プランジャ12および入力軸13をリヤ側
に付勢して、図示非作動位置に停止させている。以上の
構成において、図1に示すブレーキ倍力装置の非作動状
態では、ばね24に付勢された第2弁座22が弁体23
に着座することで大気弁26が閉鎖される一方、弁体2
3が第1弁座21から離座して真空弁25が開放されて
いる。したがって、定圧通路6および変圧通路7を介し
て定圧室Aと変圧室Bとが相互に連通し、それらの内部
に負圧が導入されている。次に、上記非作動状態から図
示しないブレーキペダルが踏み込まれると、ブレーキペ
ダルに連結した入力軸13がばね24に抗して前進され
る。これにより、先ず、第2弁座22および弁体23が
相互に当接したまま一体となって前進され、それに伴っ
て弁体23が第1弁座21に着座して真空弁25が閉鎖
されるとともにバルブボディ2に対する弁体23の移動
が停止される。次に、この弁体23に対して弁プランジ
ャ12が前進されることに伴って、第2弁座22が弁体
23から離座して大気弁26が開放される。これによ
り、定圧室Aと変圧室Bとの連通が遮断される一方、大
気弁26のリヤ側まで流入していた大気が大気弁26お
よび変圧通路7を介して変圧室B内に導入される。した
がって、従来周知のように定圧室Aと変圧室Bとの間に
生じる差圧によってバルブボディ2が前進されてブレー
キ倍力装置が作動される。このようにしてブレーキ倍力
装置が作動されるが、本実施例では、大気弁26を真空
弁25の外方側に配置しているので、それらを内外逆に
配置していた従来に比較して、大気弁26の径を大きく
することができる。すなわち、大気弁26が開放された
際の流路面積を拡大することができる。また、変圧通路
7のリヤ側の端部7aは実質的に大気弁26の隣接フロ
ント側に位置するので、大気弁26を通過した大気は変
圧通路7のリヤ側の端部7aにむけて迅速に導入され
る。したがって、ブレーキ倍力装置の作動時に大気弁2
6を通過して変圧室Bに導入される大気の導入速度が速
くなり、それによって、ブレーキ倍力装置の作動時の応
答性を良好なものとすることができる。また、本実施例
のばね24は全体として円筒状をしているので、上述の
ように大気弁26を通過して変圧通路7に流入する大気
は、主にばね24の内方側の空間を流通するので、大気
がばね24の位置を通過する際の騒音を低減させること
ができる。さらに、本実施例においては、従来に比較し
てばね24の外径を大きくすることが可能となるので、
このばね24の応力を低減させることが可能となり、そ
れによって、ばね24を製造するに当たって安価な線材
を用いることができる。このような本実施例に対して、
大気弁26と真空弁25とを内外逆に配置した従来一般
の弁機構では、作動時の応答性を向上させる目的で内方
側の大気弁を拡径させると、非作動状態において、ポペ
ットタイプの弁体をフロント側に向けて付勢する差圧力
が大きくなり、それに伴って弁プランジャ(入力軸)を
非作動位置に付勢するばねのセット荷重を大きくする必
要が生じる。そして、このようにばねのセット荷重を大
きくすると、作動開始時における入力軸の入力が大きく
なるという欠点が生じていたものである。 (第2実施例) 次に、図2は本発明の第2実施例を示したものであり、
この第2実施例では、弁体23におけるリヤ側の端面の
円周方向複数箇所に突起からなる弾性部23aを形成し
たものである。定圧室Aに負圧を供給していない状態に
おいては、第2部材27の外周部において弁体23が軸
方向に移動することがあるので、上記弾性部23aを第
2部材28の端面に当接させることで、第2部材27の
外周部において弁体23を位置決めするようにしたもの
である。なお、これら弾性部23aの代わりに、弁体2
3と第2部材28の端面との間にセット荷重の小さなば
ねを弾装しても良い。また、上記実施例は本発明をシン
グルタイプのブレーキ倍力装置に適用した場合について
説明したが、タンデムタイプあるいはトリプルタイプの
ブレーキ倍力装置にも本発明を適用することができると
ともに、クラッチ倍力装置にも適用することができる。
と、図1において、ブレーキ倍力装置のシェル1内には
概略筒状のバルブボディ2を摺動自在に設けてあり、こ
のバルブボディ2の外周部にパワーピストン3を連結し
ている。パワーピストン3の背面にはダイアフラム4を
張設してあり、このダイアフラム4によってシェル1内
を定圧室Aと変圧室Bとに区画形成している。上記定圧
室Aは図示しない負圧導入管を介してエンジンのインテ
ークマニホールドに連通させてあり、したがって、定圧
室A内には常時負圧が導入されている。バルブボディ2
内には、後に詳述する弁機構5を収納してあり、この弁
機構5はバルブボディ2に形成した軸方向の定圧通路6
を介して定圧室Aに連通するとともに、バルブボディ2
に形成した変圧通路7を介して変圧室Bに連通してい
る。また、弁機構5はバルブボディ2の内周部によって
構成した大気通路8を介して大気に連通しており、大気
通路8にはフィルタ11を設けている。弁機構5の一部
を構成する弁プランジャ12はバルブボディ2に摺動自
在に嵌合させてあり、この弁プランジャ12のリヤ側端
部に入力軸13の先端部を連結している。他方、弁プラ
ンジャ12のフロント側の隣接位置となるバルブボディ
2の内周部には円板状のプランジャプレート14を摺動
自在に嵌合している。また、出力軸15の基部に形成し
た凹部15a内にはリアクションディスク16を収納す
るとともに、上記凹部15aをバルブボディ2に形成し
た環状突起2aに嵌装している。これにより、プランジ
ャプレート14とリアクションディスク16とを対向さ
せている。上記出力軸15のフロント側の端部は、シー
ル部材によって気密を保持してシェル1のフロント側の
壁面から外方に突出させた後、図示しないマスタシリン
ダのピストンに当接させている。またシェル1のフロン
ト側の壁面とバルブボディ2のフロント側の端面とにわ
たってはリターンスプリング17を弾装しているので、
ブレーキ倍力装置の非作動状態においては、バルブボデ
ィ2等の部材は図示非作動位置に停止している。しかし
て、本実施例は、弁機構5、定圧通路6および変圧通路
7を次のように改良することで、ブレーキ倍力装置の作
動時の応答性を向上させたものである。すなわち、本実
施例の弁機構5は、バルブボディ2の内周部に形成した
環状の第1弁座21と、弁プランジャ12に設けられて
第1弁座21の外方側に配置した環状の第2弁座22
と、これら両弁座21,22のリヤ側に配置されて、両
弁座21,22に接離する環状の弁体23と、さらに上
記第2弁座22を設けた弁プランジャ12および入力軸
13を図示非作動位置に位置させるばね24とから構成
している。また、第1弁座21とそれに接離する弁体2
3の内方側の環状シート部とによって真空弁25を構成
するとともに、第2弁座22とそれに接離する弁体23
の外方側の環状シート部とによって大気弁26を構成し
ている。本実施例のバルブボディ2は、その内周部の軸
方向所定位置にリヤ側を向けた段部端面2bを備えてお
り、この段部端面2bの内周縁にリヤ側に向けて伸長す
る小径の筒状部2cを形成している。そして、この筒状
部2cにおけるリヤ側の端部によって上記第1弁座21
を構成している。また、上記定圧通路6のリヤ側の端部
6aは筒状部2cの内部空間によって構成してあり、し
たがって、本実施例では、定圧通路6のリヤ側の端部6
aは第1弁座21の内方側に位置している。また、本実
施例の弁プランジャ12は、最もフロント側に位置する
段付円柱状の第1部材27と、この第1部材27におけ
るリヤ側外周部に嵌着した大径でキャップ状の第2部材
28と、さらに第1部材27のリヤ側端部に螺着される
とともに入力軸13が連結される第3部材29とから構
成している。第1部材27におけるフロント側の外周部
は、バルブボディ2の内周面に摺動自在に嵌合する一
方、第1部材27におけるリヤ側の外周部は、上記筒状
部2cを貫通して、それよりもリヤ側に突出させてあ
り、その突出させたリヤ側の外周部の所定位置に環状突
起27aを形成している。そして、この環状突起27a
のフロント側となる外周部に弁体23の内周部を気密を
保持して摺動自在に嵌装している。また、環状突起27
aよりもリヤ側の外周部に第2部材28の軸部を嵌装し
て環状突起27aにリヤ側から当接させてあり、その状
態においてさらにリヤ側からリング状のリテーナ31を
第1部材27の外周部に嵌装することにより、第2部材
28を環状突起27aの位置に固定している。第2部材
28の外径は、大気通路8を構成するバルブボディ2の
内周部の内径よりも若干小さく設定している。また、こ
の第2部材28におけるリヤ側端面の外周縁にはリング
状のシール部材32を装着してバルブボディ2の内周面
に密着させてあり、それによって第2部材28の外周縁
とバルブボディ2の内周面との間の気密を保持してい
る。第2部材28の端面には複数の貫通孔28aを穿設
してあり、これらの貫通孔28aを介して大気通路8内
の大気が端面よりもフロント側に位置する大気弁26の
位置まで流入出来るようにしている。第2部材28にお
ける端面の外周縁は、フロント側に向けて所定量だけ伸
長させて円筒状としてあり、さらにこの円筒状の部分に
おける先端部を半径方向に伸長させて環状部分を形成
し、この環状部分のリヤ側の内周縁を上記第2弁座22
としている。この第2弁座22は、上記第1弁座21よ
りも半径方向外方側に位置しており、また、これら両弁
座21,22のリヤ側の位置に、それらに対向して弁体
23が位置している。したがって、本実施例では、従来
一般の弁機構における配置とは逆に、大気弁26が真空
弁25の外方側に位置している。また、弁機構23を上
述のように構成したことに伴って、変圧通路7のリヤ側
の端部7aは、バルブボディ2の筒状部2c(第1弁座
21)の外方に形成される空間部によって形成されてい
る。さらに、バルブボディ2の段部端面2bとそれに対
向する第2部材28の環状部分とにわたっては、所定の
セット荷重に設定した上記ばね24を弾装してあり、そ
れによって弁プランジャ12および入力軸13をリヤ側
に付勢して、図示非作動位置に停止させている。以上の
構成において、図1に示すブレーキ倍力装置の非作動状
態では、ばね24に付勢された第2弁座22が弁体23
に着座することで大気弁26が閉鎖される一方、弁体2
3が第1弁座21から離座して真空弁25が開放されて
いる。したがって、定圧通路6および変圧通路7を介し
て定圧室Aと変圧室Bとが相互に連通し、それらの内部
に負圧が導入されている。次に、上記非作動状態から図
示しないブレーキペダルが踏み込まれると、ブレーキペ
ダルに連結した入力軸13がばね24に抗して前進され
る。これにより、先ず、第2弁座22および弁体23が
相互に当接したまま一体となって前進され、それに伴っ
て弁体23が第1弁座21に着座して真空弁25が閉鎖
されるとともにバルブボディ2に対する弁体23の移動
が停止される。次に、この弁体23に対して弁プランジ
ャ12が前進されることに伴って、第2弁座22が弁体
23から離座して大気弁26が開放される。これによ
り、定圧室Aと変圧室Bとの連通が遮断される一方、大
気弁26のリヤ側まで流入していた大気が大気弁26お
よび変圧通路7を介して変圧室B内に導入される。した
がって、従来周知のように定圧室Aと変圧室Bとの間に
生じる差圧によってバルブボディ2が前進されてブレー
キ倍力装置が作動される。このようにしてブレーキ倍力
装置が作動されるが、本実施例では、大気弁26を真空
弁25の外方側に配置しているので、それらを内外逆に
配置していた従来に比較して、大気弁26の径を大きく
することができる。すなわち、大気弁26が開放された
際の流路面積を拡大することができる。また、変圧通路
7のリヤ側の端部7aは実質的に大気弁26の隣接フロ
ント側に位置するので、大気弁26を通過した大気は変
圧通路7のリヤ側の端部7aにむけて迅速に導入され
る。したがって、ブレーキ倍力装置の作動時に大気弁2
6を通過して変圧室Bに導入される大気の導入速度が速
くなり、それによって、ブレーキ倍力装置の作動時の応
答性を良好なものとすることができる。また、本実施例
のばね24は全体として円筒状をしているので、上述の
ように大気弁26を通過して変圧通路7に流入する大気
は、主にばね24の内方側の空間を流通するので、大気
がばね24の位置を通過する際の騒音を低減させること
ができる。さらに、本実施例においては、従来に比較し
てばね24の外径を大きくすることが可能となるので、
このばね24の応力を低減させることが可能となり、そ
れによって、ばね24を製造するに当たって安価な線材
を用いることができる。このような本実施例に対して、
大気弁26と真空弁25とを内外逆に配置した従来一般
の弁機構では、作動時の応答性を向上させる目的で内方
側の大気弁を拡径させると、非作動状態において、ポペ
ットタイプの弁体をフロント側に向けて付勢する差圧力
が大きくなり、それに伴って弁プランジャ(入力軸)を
非作動位置に付勢するばねのセット荷重を大きくする必
要が生じる。そして、このようにばねのセット荷重を大
きくすると、作動開始時における入力軸の入力が大きく
なるという欠点が生じていたものである。 (第2実施例) 次に、図2は本発明の第2実施例を示したものであり、
この第2実施例では、弁体23におけるリヤ側の端面の
円周方向複数箇所に突起からなる弾性部23aを形成し
たものである。定圧室Aに負圧を供給していない状態に
おいては、第2部材27の外周部において弁体23が軸
方向に移動することがあるので、上記弾性部23aを第
2部材28の端面に当接させることで、第2部材27の
外周部において弁体23を位置決めするようにしたもの
である。なお、これら弾性部23aの代わりに、弁体2
3と第2部材28の端面との間にセット荷重の小さなば
ねを弾装しても良い。また、上記実施例は本発明をシン
グルタイプのブレーキ倍力装置に適用した場合について
説明したが、タンデムタイプあるいはトリプルタイプの
ブレーキ倍力装置にも本発明を適用することができると
ともに、クラッチ倍力装置にも適用することができる。
【0007】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、倍力装置
の作動時の応答性を向上させることができるという効果
が得られる。
の作動時の応答性を向上させることができるという効果
が得られる。
【図1】本発明の一実施例を示す断面図。
【図2】本発明の他の実施例を示す断面図。
2…バルブボデイ 3…パワーピストン 4…ダイアフラム 5…弁機構 6…定圧通路 6a…定圧通路6の
リヤ側の端部 7…変圧通路 7a…変圧通路7の
リヤ側の端部 8 大気通路 12…弁プランジャ 21…第1弁座 22…第2弁座 23…弁体 24…ばね 25…真空弁 26…大気弁 28…第2部材(弁プランジャの拡径部分) A…定圧室 B…変圧室
リヤ側の端部 7…変圧通路 7a…変圧通路7の
リヤ側の端部 8 大気通路 12…弁プランジャ 21…第1弁座 22…第2弁座 23…弁体 24…ばね 25…真空弁 26…大気弁 28…第2部材(弁プランジャの拡径部分) A…定圧室 B…変圧室
Claims (3)
- 【請求項1】シェル内に摺動自在に設けた筒状のバルブ
ボディと、このバルブボディに設けたパワーピストン
と、上記シェル内で上記パワーピストンの前後に区画形
成した定圧室および変圧室と、上記バルブボディに設け
られて上記変圧室と定圧室および大気との間の連通状態
を切り換える弁機構と、上記バルブボディに設けられて
上記定圧室と上記弁機構とを連通させる定圧通路と、上
記バルブボディに設けられて上記変圧室と上記弁機構を
連通させる変圧通路と、上記バルブボディに設けられて
上記弁機構と大気とを連通させる大気通路とを備え、 上記弁機構は、上記バルブボディの内周部にリヤ側に向
けて形成した環状の第1弁座と、上記バルブボディに摺
動自在に嵌合した弁プランジャにリヤ側に向けて形成し
た環状の第2弁座と、上記第1弁座および第2弁座に接
離する弁体と、上記弁プランジャとそれに連結した入力
軸をリヤ側に付勢するばねを有し、 上記第1弁座と上記弁体とにより上記変圧通路と定圧通
路との連通、遮断を行う真空弁を構成し、上記第2弁座
と上記弁体とにより上記変圧通路と大気通路との連通、
遮断を行う大気弁を構成する 倍力装置において、上記第1弁座の半径方向内側に上記定圧通路を位置させ
るとともに、上記第1弁座の半径方向外側に上記変圧通
路を位置させ、上記弁プランジャに上記バルブボディの
上記大気通路を形成する内周部に気密を保持して摺動す
る拡径部を形成し、 その拡径部のフロント側端部にリヤ側へ向けた上記第2
弁座を上記第1弁座より軸方向外側に形成するととも
に、この第2弁座よりリヤ側に上記第1弁座と第2弁座
に着座可能な上記弁体を上記弁プランジャの外周に気密
を保持して摺動自在に配置し、さらに上記弁プランジャ
の拡径部に上記大気弁に大気を導入させる導入孔を形成
したこと を特徴とする倍力装置。 - 【請求項2】 上記弁体と上記弁プランジャの拡径部と
の間に上記弁体を上記第2弁座に着座する方向に付勢す
る弾性部を設けたことを特徴とする請求項1に記載の倍
力装置。 - 【請求項3】 上記弁プランジャとそれに連結した入力
軸をリヤ側へ付勢するばねを、上記弁プランジャの拡径
部とそれに対向する上記バルブボディの段部 との間に弾
装したことを特徴とする請求項1または請求項2に記載
の倍力装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31556594A JP3358642B2 (ja) | 1994-11-25 | 1994-11-25 | 倍力装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31556594A JP3358642B2 (ja) | 1994-11-25 | 1994-11-25 | 倍力装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08142853A JPH08142853A (ja) | 1996-06-04 |
JP3358642B2 true JP3358642B2 (ja) | 2002-12-24 |
Family
ID=18066879
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP31556594A Expired - Fee Related JP3358642B2 (ja) | 1994-11-25 | 1994-11-25 | 倍力装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP3358642B2 (ja) |
-
1994
- 1994-11-25 JP JP31556594A patent/JP3358642B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JPH08142853A (ja) | 1996-06-04 |
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