JP2003127479A - 印刷装置の印刷方法 - Google Patents

印刷装置の印刷方法

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JP2003127479A
JP2003127479A JP2001330795A JP2001330795A JP2003127479A JP 2003127479 A JP2003127479 A JP 2003127479A JP 2001330795 A JP2001330795 A JP 2001330795A JP 2001330795 A JP2001330795 A JP 2001330795A JP 2003127479 A JP2003127479 A JP 2003127479A
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Minoru Sakaguchi
実 坂口
Yasushi Hori
靖志 堀
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Japan Radio Co Ltd
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Japan Radio Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】単位時間当たりの印刷枚数を増やして印刷能力
を高めるとともに、ユーザにとっての面倒な設定作業を
排除して利便性を高め、また、ジャムの誤検出を確実に
回避して信頼性を高める。 【解決手段】被印刷物Pを所定間隔おきに順次搬送して
印刷を行うに際し、被印刷物Pの搬送方向の全長Lfを
計測する計測モードを設け、この計測モード時に、搬送
される被印刷物Pの搬送方向の全長Lfを、被印刷物P
の搬送路Rに付設したセンサ2を利用して計測し、計測
した全長Lfをサイズデータとして用いる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、被印刷物を所定間
隔おきに順次搬送して印刷を行う印刷装置の印刷方法に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、名刺やはがき等の専用紙に印刷を
行う印刷装置は知られており、既に本出願人もこの種の
専用紙を印刷する際に用いて好適な印刷装置を、特開2
001−80810号公報等により提案した。
【0003】この印刷装置は、装置本体の前面部に配設
して用紙を供給する給紙機構と、給紙機構から供給され
る用紙を装置本体の後面部側へ搬送する前段搬送機構
と、この前段搬送機構により搬送される用紙に対して熱
転写方式により印字を行う印字機構と、この印字機構に
より印字された用紙を横U形の搬送路によりUターン搬
送する後段搬送機構と、装置本体の上面部であって後段
搬送機構に囲まれる位置に配設することにより後段搬送
機構から排出される用紙を受け取る排紙トレイ機構とを
具備し、前段搬送機構により搬送される用紙を、印字機
構に備える上方に配したプラテンローラと下方に配した
インクリボン及び印字ヘッド(サーマルヘッド)により
挟んで印字するものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した印
刷装置では、外部のコンピュータから印字データをはじ
めとした各種の印刷情報が転送され、この印刷情報に基
づいて印刷が行われる。この印刷情報には被印刷物のサ
イズデータも含まれ、このサイズデータは、印刷装置の
動作タイミングシーケンス、特に、被印刷物の紙詰まり
を検出してジャム処理を行う上で重要なデータとなる。
即ち、ジャム処理では、被印刷物の通過をセンサにより
監視し、予め設定したジャム監視時間が経過しても被印
刷物が通過し終わらない場合には、ジャム(紙詰まり)
が発生したものと判断して動作の中止を含むアラーム処
理を行うが、この際のジャム監視時間はサイズデータに
基づいて決定される。
【0005】一方、図2に示すように、被印刷物Pがフ
ラップ部Feを有する封筒Peの場合には、このフラッ
プ部Feを開いた状態で印刷した方が段差による印字品
質の低下や皺の発生を回避する上で望ましいが、フラッ
プ部Feを開いた状態でのサイズは図2中Lfとなるた
め、封筒規格に基づくサイズデータ(Ls)を適用する
ことができなくなる。したがって、サイズデータを予め
設定する際には、想定される最大長のフラップ部を考慮
するか或いはマニュアルにより設定せざるを得ない。
【0006】しかし、サイズデータを最大長のフラップ
部を考慮して設定する前者の場合には、短いフラップ部
における上述したジャム監視時間に無駄な時間を含むこ
とになり、単位時間当たりの印刷枚数を増やすことがで
きないとともに、サイズデータをマニュアルにより設定
する後者の場合には、ユーザにとって面倒な設定作業が
強いられ、しかも、正確に設定されない場合には、ジャ
ムに対する誤検出を生ずる問題があった。
【0007】本発明はこのような従来の技術に存在する
課題を解決したものであり、単位時間当たりの印刷枚数
を増やして印刷能力を高めるとともに、ユーザにとって
の面倒な設定作業を排除して利便性を高め、しかも、ジ
ャムの誤検出を確実に回避して信頼性を高めることがで
きる印刷装置の印刷方法の提供を目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段及び実施の形態】本発明に
係る印刷装置Mの印刷方法は、被印刷物Pを所定間隔お
きに順次搬送して印刷を行うに際し、被印刷物Pの搬送
方向の全長Lfを計測する計測モードを設け、この計測
モード時に、搬送される被印刷物Pの搬送方向の全長L
fを、被印刷物Pの搬送路Rに付設したセンサ2を利用
して計測し、計測した全長Lfを被印刷物Pのサイズデ
ータとして用いるようにしたことを特徴とする。
【0009】この場合、好適な実施の態様により、計測
モードは、試し印刷を行う試印刷モードに含ませること
ができる。また、正規の印刷を行う正印刷モード時に、
計測して得たサイズデータに基づくジャム処理を行うこ
とができる。なお、被印刷物Pとしては、特に、フラッ
プ部Feを開いた状態の封筒Peが好適である。
【0010】
【実施例】次に、本発明に係る好適な実施例を挙げ、図
面に基づき詳細に説明する。
【0011】まず、本実施例に係る印刷方法を実施でき
る印刷装置Mを含む印刷システムSの概要について、図
4及び図5を参照して説明する。
【0012】図4は、印刷システムSの全体構成であ
り、接続ケーブル51を介して接続した印刷装置Mとコ
ンピュータCを備える。コンピュータCは、汎用パーソ
ナルコンピュータを使用でき、CPU等を含む処理部5
2、ハードディスク,ROM,RAM等を含むメモリ5
3、双方向パラレルポート54等を備え、各部はバスラ
イン55により接続される。また、コンピュータCに
は、アプリケーションソフトウェアによりインストール
したプリンタドライバ56を備え、このプリンタドライ
バ56により印刷装置Mを動作させる各種印刷条件を設
定できる。
【0013】そして、プリンタドライバ56には、正規
の印刷を行う正印刷モードに加えて、試し印刷を行う試
印刷モードを設ける。図3は、コンピュータCのディス
プレイに表示されるプロパティ画面Vpを示し、このプ
ロパティ画面Vpにおける「試印刷+長さ計測」を選択
することにより試印刷モードを実行させることができ
る。この試印刷モードの動作については後述する。
【0014】一方、印刷装置Mは、図4に示すコントロ
ーラ57を備える。コントローラ57は、処理部58、
メモリ59、双方向パラレルポート60等を備え、各部
はバスライン61により接続される。この処理部58に
は、後述するジャム処理を行う機能を備えている。な
お、接続ケーブル51によりコンピュータC側の双方向
パラレルポート54と印刷装置M側の双方向パラレルポ
ート60が接続される。これにより、コンピュータCか
ら印字データを印刷装置Mに転送するとともに、コンピ
ュータCのプリンタドライバ56により印刷装置Mを制
御して印刷を行う印刷システムSが構成される。
【0015】また、図5には、印刷装置Mにおける機械
系の概略構成を示す。印刷装置Mは、同図の右側が給紙
側,左側が排紙側となり、右側の側面部には給紙機構7
1を配設するとともに、左側の側面部にはスタッカ機構
72を配設する。そして、給紙機構71とスタッカ機構
72間には、給紙機構71側から、前段搬送機構73,
印字機構74,後段搬送機構75を順次配設する。な
お、57はコントローラであり、前述した処理部58,
メモリ59等を備える。
【0016】給紙機構71は、多数の被印刷物Pを装填
する給紙ガイド機構81と、この給紙ガイド機構81に
装填された多数の被印刷物Pから一枚ずつ被印刷物Pを
送り出す給紙ローラ機構82を備える。給紙ガイド機構
81は、給紙エレベータ機構83により上昇する給紙ト
レイ84を備え、この給紙トレイ84上に多数の被印刷
物Pが積重ねられる。装填できる被印刷物Pには、名
刺,はがき,招待状等の単紙類をはじめ、社用封筒,和
封筒,洋封筒等の非単紙類が含まれる。一方、給紙ロー
ラ機構82は、給紙トレイ84上に装填された被印刷物
Pを搬送方向前方へ送り出すピックアップローラ85,
このピックアップローラ85の搬送方向前方に配したフ
ィードローラ86,このフィードローラ86の下方に配
したリタードローラ87を備え、このフィードローラ8
6とリタードローラ87により分離された被印刷物Pが
一枚ずつ前方に送り出される。なお、被印刷物Pの最上
面に当接するピックアップローラ85の高さは不図示の
センサにより検出され、給紙エレベータ機構83が駆動
制御されることにより、被印刷物Pの最上面位置が、常
に一定の高さに維持される。図5中、仮想線で示す給紙
トレイ84が上昇途中の状態を示している。
【0017】前段搬送機構73は、テイクアウェイロー
ラ機構91,プリレジストローラ機構92及びレジスト
ローラ機構93を順次水平方向に配設して構成し、給紙
ローラ機構82から送り出された被印刷物Pを印字機構
74まで搬送する機能を有する。また、2はレジストロ
ーラ機構93の搬送方向前方に配し、かつ被印刷物Pを
搬送する搬送路Rに付設した頭出センサ(センサ)であ
る。頭出センサ2は光センサを利用し、光路が被印刷物
Pにより遮断されることにより被印刷物Pの有無を検出
する。なお、各ローラ機構91〜93の間隔は、搬送す
る被印刷物Pの最小サイズよりも短い間隔に設定され
る。特に、プリレジストローラ機構92とレジストロー
ラ機構93は、回転動作の制御により、搬送する被印刷
物Pの角度(向き)を一定に揃えるスキュー修正機能を
備えている。
【0018】印字機構74は、搬送される被印刷物Pの
下側にプラテンローラ95を配するとともに、上側にイ
ンクリボン96及びサーマルヘッドを用いた印字ヘッド
97を配して構成し、熱転写方式により印字する機能を
備えている。なお、インクリボン96はリボンカセット
により装填し、ロール状に巻かれたインクリボン96は
供給リール98から繰り出されるとともに、巻取リール
99により巻き取られる。
【0019】後段搬送機構75は、順次配設した第一ト
ランスローラ機構101,第二トランスローラ機構10
2及び排出ローラ機構103により構成し、印字機構7
4により印字された被印刷物Pをスタッカ機構72まで
搬送する機能を有する。なお、各ローラ機構101〜1
03の間隔は、搬送する被印刷物Pの最小サイズよりも
短い間隔に設定される。
【0020】スタッカ機構72は、スタッカ105を有
し、排出ローラ機構103から排出された被印刷物P
は、印刷面が上を向いた状態でスタッカ105上に順次
積重ねられる。また、スタッカ105は、不図示の弾性
支持機構により支持され、積重ねられる被印刷物Pの枚
数が多くなるに従って下降変位する。図5中、仮想線で
示すスタッカ105が下降した状態を示している。その
他、図5中、111はフィードアウトセンサ、112は
レジストセンサ、113は排紙センサをそれぞれ示す。
【0021】次に、本実施例に係る印刷方法を含む印刷
装置Mの動作について、図2〜図5を参照しつつ図1に
示すフローチャートに従って説明する。
【0022】まず、封筒Pe、具体的には、図2に示す
洋封筒を給紙トレイ84上に装填する。この場合、封筒
Peは、フラップ部Feを開いた状態にしてフラップ部
Feの無い側から搬送されるように装填する。図2中F
cが搬送方向を示す。一方、コンピュータCのプリンタ
ドライバ56を起動させ、ディスプレイに図3に示すプ
ロパティ画面Vpを表示する。このプロパティ画面Vp
は、詳細設定画面であり、「その他」における「試印刷
+長さ計測」のチェックボックス3にチェックマークを
入れて試印刷モードを選択する(ステップS1)。ま
た、他の設定画面には、「用紙リスト」及び「用紙厚」
の設定があるため、「用紙リスト」から“洋封筒”を選
択するとともに、「用紙厚」から“フラップ開封筒”を
選択し、さらに、各種印刷条件の設定及び印字データの
選択等を行う。なお、電源投入時には、印字ヘッド97
及びインクリボン96は、プラテンローラ95から離間
した状態にある。
【0023】そして、開始キーをONにすれば、コンピ
ュータCから設定データ及び印字データが印刷装置Mの
コントローラ57に転送される。この場合、試印刷モー
ドが選択されているため、印刷装置Mのファームウェア
はジャム処理シーケンスがマスクされて試印刷モードが
実行される。次いで、印刷装置Mの印刷準備が完了すれ
ば、給紙ローラ機構82が作動し、給紙トレイ84上に
装填された封筒Peは、ピックアップローラ85により
前方へ送り出されるとともに、フィードローラ86とリ
タードローラ87により分離された封筒Peが一枚だけ
前方に送り出され、さらに、前段搬送機構73により搬
送路R内を搬送される(ステップS2)。
【0024】一方、封筒Peの先端が頭出センサ2によ
り検出されれば、予め設定された第一設定時間T1が経
過した後、コントローラ57により不図示のリリース駆
動部が駆動制御され、印字ヘッド97及びインクリボン
96(リボンカセット)が下降し、インクリボン96が
封筒Peの上面に圧接することにより所定の印字処理
(試し刷り)が行われる。
【0025】また、試印刷モードでは、同時に計測モー
ドによる計測処理が行われる。即ち、封筒Peの先端が
頭出センサ2に到達し、頭出センサ2がONすれば、コ
ントローラ57の処理部58に内蔵するタイマが計時を
開始する(ステップS3,S4)。そして、封筒Peが
頭出センサ2を通過し、頭出センサ2がOFFすれば、
タイマはタイムアップして計測処理を終了する(ステッ
プS5,S6)。
【0026】これにより、封筒Peの計測時間(通過時
間)が得られるため、処理部58では、計測時間と搬送
速度に基づいて封筒Peの搬送方法の全長Lf(図2参
照)を演算処理により求める。そして、コンピュータC
から転送されたサイズデータをキャンセルし、求めた全
長Lfを封筒Peのサイズデータとして用いる(ステッ
プS7)。具体的には、後述する正印刷モード時におけ
るジャムを検出する際のジャム監視時間T3の設定に用
いられる。なお、ジャム監視時間T3の設定には、計測
時間をそのまま用いることができる。ジャム処理では、
封筒Peの通過を頭出センサ2により監視し、ジャム設
定時間T3が経過しても封筒Peが通過し終わらない場
合には、ジャム(紙詰まり)が発生したものと判断し、
動作の中止を含むアラーム処理を行うため、この際のジ
ャム監視時間T3が、試印刷モードで得られた封筒Pe
のサイズデータ(計測時間)に基づいて決定される。
【0027】一方、封筒Peがさらに搬送され、頭出セ
ンサ2のONから第二設定時間T2が経過すれば、コン
トローラ57により不図示のリリース駆動部が駆動制御
され、印字ヘッド97及びインクリボン96を上昇させ
ることにより、封筒Peの上面から離間させる。この
後、印刷された封筒Peは、後段搬送機構75により搬
送され、排出ローラ機構21、さらに排出口2から排出
される。
【0028】以上により、試印刷モードが終了し、次い
で、正印刷モードに移行する(ステップS8)。正印刷
モードも基本的な動作は試印刷モードと同じである。即
ち、開始キーをONにすることにより、給紙ローラ機構
82が作動し、給紙トレイ84上に装填された封筒Pe
は、ピックアップローラ85により前方へ送り出される
とともに、フィードローラ86とリタードローラ87に
より分離された封筒Peが、一枚前方に送り出される。
そして、上述した試印刷モードと同様に印刷処理が行わ
れる。
【0029】一方、封筒Peの搬送中はジャムの監視が
行われる。例えば、封筒Peがレジストセンサ112に
到達し、当該レジストセンサ112がONした後、ジャ
ム監視時間T3が経過してもレジストセンサ112がO
FFしないときは、レジストセンサ112の位置でジャ
ム(紙詰まり)が発生したものと判断し、これにより、
動作が中止してアラーム処理(ジャム処理)が行われ
る。他方、レジストセンサ112がONした後、ジャム
監視時間T3が経過する前にレジストセンサ112がO
FFすれば、正常に通過したものと判断し、これによ
り、例えば、給紙側に対して給紙許可指令が付与され
る。
【0030】よって、このような本実施例に係る印刷方
法によれば、試印刷モード時に、搬送される封筒Peの
搬送方向の全長Lfを、頭出センサ2を利用して計測
し、計測した全長Lfをサイズデータとして用いたた
め、封筒Peにとって最適なジャム監視時間T3が設定
される。したがって、単位時間当たりの印刷枚数が増加
し、印刷能力が高められる。
【0031】また、サイズデータ(ジャム監視時間T
3)は、試印刷モード時に自動で設定されるため、ユー
ザにとっての面倒な設定作業が排除され、利便性が高め
られるとともに、封筒Peに対する正確なジャム監視時
間T3が設定されるため、ジャムの誤検出が確実に回避
され、信頼性が高められる。特に、フラップ部Feを開
いた状態の封筒Peに用いて好適であるとともに、規格
外となるサイズデータの不明な様々な被印刷物Pに適用
できるため、汎用性も高められる。
【0032】以上、実施例について詳細に説明したが、
本発明はこのような実施例に限定されるものではなく、
細部の構成,手法等において、本発明の要旨を逸脱しな
い範囲で任意に変更,追加,削除することができる。例
えば、実施例は、サイズデータをジャム処理におけるジ
ャム監視時間T3の設定に用いる場合を例示したが、そ
の他、印字ヘッド97とインクリボン96をリリース処
理する際のリリースタイミングを設定する場合などにも
適用できる。また、ジャム処理は、レジストセンサ11
2により監視する場合を示したが、他のセンサ、即ち、
フィードアウトセンサ111,頭出センサ2,排紙セン
サ113等により監視する場合にも同様に適用できる。
【0033】
【発明の効果】このように、本発明に係る印刷装置の印
刷方法は、被印刷物の搬送方向の全長を計測する計測モ
ードを設け、この計測モード時に、搬送される被印刷物
の搬送方向の全長を、被印刷物の搬送路に付設したセン
サを利用して計測し、計測した全長をサイズデータとし
て用いるようにしたため、次のような顕著な効果を奏す
る。
【0034】(1) サイズデータ(ジャム監視時間
等)が自動で設定されるため、ユーザにとっての面倒な
設定作業を排除できるなど、利便性を高めることができ
る。
【0035】(2) 被印刷物として、フラップ部を開
いた状態の封筒をはじめ、規格外となるサイズデータの
不明な様々な被印刷物に適用できるなど、汎用性を高め
ることができる。
【0036】(3) 好適な実施の態様により、計測モ
ードを試印刷モードに含ませれば、試し印刷と同時にサ
イズデータを得れるため、きわめて効率的となる。
【0037】(4) 好適な実施の態様により、計測に
より得られるサイズデータ(計測時間)に基づくジャム
処理を行えば、被印刷物にとって最適かつ正確なジャム
監視時間が設定されるため、単位時間当たりの印刷枚数
を増やして印刷能力を高めることができるとともに、ジ
ャムの誤検出を確実に回避して信頼性を高めることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の好適な実施例に係る印刷方法の処理手
順を順を追って示すフローチャート、
【図2】同印刷方法により印刷するフラップ部を開いた
洋封筒の裏面図、
【図3】同印刷方法で利用するプリンタドライバのプロ
パティ画面の一部を示すレイアウト図、
【図4】同印刷装置を含む印刷システムの概要図、
【図5】同印刷装置の機械系の概略構成図、
【符号の説明】
2 センサ M 印刷装置 P 被印刷物 Pe 封筒 Fe フラップ部 Lf 被印刷物の全長 R 搬送路
フロントページの続き Fターム(参考) 2C058 AB15 AB23 AC06 AE02 GB01 GB17 GB31 GB32 GB33 GB47 2C061 AQ04 AS04 HJ03 HK13 HK19 HM00 HM05 HN05 HN20 HQ21 HV09 KK04 KK12 2C065 AF01 DA24 DA33 DA36 3F343 FA02 FB04 KB06 LC04 MA03 MA15 MA26

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被印刷物を所定間隔おきに順次搬送して
    印刷を行う印刷装置の印刷方法において、被印刷物の搬
    送方向の全長を計測する計測モードを設け、この計測モ
    ード時に、搬送される被印刷物の搬送方向の全長を、被
    印刷物の搬送路に付設したセンサを利用して計測し、計
    測した全長を被印刷物のサイズデータとして用いること
    を特徴とする印刷装置の印刷方法。
  2. 【請求項2】 前記計測モードは、試し印刷を行う試印
    刷モードに含ませることを特徴とする請求項1記載の印
    刷装置の印刷方法。
  3. 【請求項3】 正規の印刷を行う正印刷モード時に、前
    記サイズデータに基づくジャム処理を行うことを特徴と
    する請求項1記載の印刷装置の印刷方法。
  4. 【請求項4】 前記被印刷物として、フラップ部を開い
    た状態の封筒に適用することを特徴とする請求項1記載
    の印刷装置の印刷方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2019081620A (ja) * 2017-10-30 2019-05-30 コニカミノルタ株式会社 画像検査装置およびプログラム

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019081620A (ja) * 2017-10-30 2019-05-30 コニカミノルタ株式会社 画像検査装置およびプログラム
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