JPH0539166A - プリンタにおける媒体落下防止装置 - Google Patents

プリンタにおける媒体落下防止装置

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JPH0539166A
JPH0539166A JP3194158A JP19415891A JPH0539166A JP H0539166 A JPH0539166 A JP H0539166A JP 3194158 A JP3194158 A JP 3194158A JP 19415891 A JP19415891 A JP 19415891A JP H0539166 A JPH0539166 A JP H0539166A
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JP
Japan
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JP3194158A
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English (en)
Inventor
Masanori Sato
正則 佐藤
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
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  • Handling Of Cut Paper (AREA)
  • Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)
  • Controlling Sheets Or Webs (AREA)
  • Separation, Sorting, Adjustment, Or Bending Of Sheets To Be Conveyed (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、印字の終了した媒体を排出し、利
用者に対して返却する機能を具備するプリンタにおける
媒体落下防止装置に関し、印字終了後に印字媒体の返却
を行う際に生ずる過剰動作により印字媒体の落下を防止
するためのプリンタにおける媒体落下防止装置を提供す
ることを目的とする。 【構成】媒体搬送経路のセンサ10が媒体通過を検知し
た後、所定時間経過した際に作動する印字媒体制動部材
14を設けた、プリンタの媒体落下防止装置であること
を特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、印字の終了した媒体を
排出し、利用者に対して返却する機能を具備するプリン
タにおける媒体落下防止装置に関する。
【0002】本発明のプリンタは、重量の嵩む通帳類の
ような小型の印字媒体や薄い伝票類の印字等を交互にま
たは選択的に行うものを対象とする。
【0003】
【従来の技術】連続帳票やカットシートを印字媒体とす
る大型のデスクトップ形プリンタにあっては媒体受けト
レイも大型のものが利用可能である。
【0004】しかし、現金自動支払い機(以下CDとい
う)や自動預払い機(以下ATMという)等は、無人で
運用されるものであり、かつ老若男女の広い階層の利用
者を想定しなければならない。
【0005】これら装置に使用されるプリンタにあって
は、装置機能上種々の制約があり、また安全上またはデ
ザイン上の配慮や使用上の便宜等から、あまり大きな媒
体受けトレイが採用できない制約がある。
【0006】また、媒体の挙動を全てセンサで把握して
いれば各時点で最適の動作をあたえるように制御するこ
とができる。
【0007】したがって、媒体が完全に外部に排出され
たことを検知するセンサ等を設ければ、そのセンサが信
号を発生した時点で動作を切り換えることができる。
【0008】しかし、CDやATM等の不特定多数人の
利用する装置外部にセンサ類を設置することは回避すべ
きである。利用者の故意または不注意によりセンサが不
要な信号を発生し装置の誤動作を招来するおそれが生ず
るためである。
【0009】そのため、CDやATM等のプリンタ内部
の動作は各種センサにより印字媒体の存在を確認しつ
つ、次ステップに移行するような制御が行われている。
【0010】しかし、利用者が装置との直接のやりとり
に関する部分、特に印字媒体の排出確認では外部センサ
がないことから、見込み動作が行われている。
【0011】例えば、印字動作が終了し、印字媒体が搬
送され、媒体出口に近づいたことは適当な部位に設置し
たセンサによって確実に検出することが可能である。
【0012】しかし、印字媒体を利用者の手元に確実に
戻すためのトレイ上の状態については最早センサが存在
しないので、装置側で確実には把握されていない。
【0013】従来のこの種プリンタにあっては、印字媒
体を出口内部に設置されたセンサが検知した後所定時間
送りモータを駆動しつつ、搬送ローラを解放して印字媒
体を媒体返却トレイ上に排出していた。
【0014】この場合、印字媒体の重量に基づく慣性に
よって送り距離が異なることが多い。
【0015】例えば、軽量でかつ薄い伝票の搬送に併せ
て送り状態を設定しておくと、重量の大きい預貯金の通
帳などにあっては、排出速度が大きくなり過ぎて、媒体
受けトレイから落下するような事態も頻発し、利用者に
迷惑をかけることが多かった。
【0016】かかる欠点を回避するために媒体受けトレ
イを大型化することは、デザイン上または大型突出部に
よる安全上の配慮から望ましくない。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、前述のよう
な従来の欠点を解消することのできる、プリンタにおけ
る媒体落下防止装置を提供することを課題とする。
【0018】
【課題を解決するための手段】図1は、本発明にかかる
プリンタにおける媒体落下防止装置の構成を示す説明図
であり、参照符号10は媒体が通過したことを検出する
センサであり、センサ制御部12によって制御される。
【0019】参照符号14は搬送される印字媒体PMの
一部に対して選択的に制動力を付与するための制動部材
であり、制動部材昇降部14Dによって上下動される。
制動力を与えるか否かは所定プログラムによって制御さ
れる。
【0020】参照符号16は、印字媒体PMを図の右ま
たは左に搬送するための固定ローラーである。
【0021】固定ローラー16の対向部には、参照符号
18の可動ローラーが配設される。この可動ローラー1
8は、印字媒体PMを搬送する際は固定ローラー16側
に接近して印字媒体PMを挾持し、分担すべき搬送が終
了した際には、参照符号18Dで示されるローラー昇降
部18Dによって離隔せしめられる。
【0022】両ローラー16および18は、少なくとも
一方が、図示されていないステッピングモータのような
駆動機構により選択的に回転せしめられる。
【0023】参照符号20は作動制御部であり、センサ
制御部12の信号を基礎として、制動部材昇降部14D
およびローラー昇降部18Dの作動状態を制御する。
【0024】センサ制御部12および作動制御部20各
部相互の動作は、図示されていない中央処理部により総
合的に制御される。
【0025】参照符号22は、印字が終了した媒体PM
を受ける媒体受けトレイであり、排出される印字済の媒
体を、利用者が受け取り易い位置に載置する機能を有す
る。
【0026】
【作用】本発明にかかるプリンタの媒体落下防止装置
は、図左方にある印字部(図示されていない)によって
印字の終了した媒体が通過したことを媒体センサ10が
検出し、センサ制御部12は信号を発生する。
【0027】この信号発生から所定時間または所定ステ
ップ数にわたり媒体PMを挟持しているローラーの駆動
が継続される。
【0028】このようなローラー16およびまたは18
の駆動が停止する直前に、制動部材昇降部14Dは、制
動部材14を上昇せしめ上方の案内壁または若干突出し
た固定制動部材14Sとあいまって、印字媒体PMを押
圧し制動力を与える。この制動力によって印字媒体PM
は減速する。
【0029】印字媒体PMに制動力が加わると同時に、
または極めて短時間遅れて作動制御部20はローラーの
駆動を停止させ、さらに可動ローラー18を上昇せし
め、印字媒体PMに対する駆動力を除去する。その後制
動部材14を下降せしめる。
【0030】このような動作により、図左側から搬送さ
れてきた印字媒体PMは末尾を制動部材14の位置付近
とし、先端を媒体受けトレイ22の上として停止するこ
とになる。
【0031】かかる構成によれば、停止した状態の印字
媒体PMにはなんらの拘束力も加わらず利用者による印
字媒体PMの取り出しに何らの支障も与えない。
【0032】その上、印字媒体PMは搬送の最終段階で
加えられた制動力によって所定位置に停止し、通帳と伝
票1枚等のように重量の異なる印字媒体であってもほぼ
一定の位置に制動停止せしめられることになり、印字媒
体PMが落下する事態は確実に防止される。
【0033】
【実施例】図2は、図1の構成に対して基本的機能を付
加した構成図であり、同一要素には同一の参照符号を付
している。
【0034】図左方にある印字媒体PMは、印字ヘッド
1と下方のプラテン2とによって所要位置に印字が行わ
れる。プラテン2はモータ3によって上下動せしめら
れ、周知のプリンタ装置の印字ヘッド1の動作により印
字動作が行われる。
【0035】印字の終了した印字媒体は、搬送ローラー
4および5の実線矢印のような回転によって矢印8のよ
うに右方に向けて搬送される。この印字媒体PMの所定
位置、例えば先端または最後尾が通過したことはセンサ
10により検出される。
【0036】センサ10の出力を受けたセンサ制御部1
2は、中央処理部9に向けて印字媒体PMの通過確認信
号を伝送する。
【0037】この信号を受けた中央処理部9は、第2の
印字媒体搬送ローラーである固定ローラー16および可
動ローラー18を駆動するためのステッピングモータ
(図示されていない)を、所定ステップ、例えば280
ステップにわたり駆動するためのカウンタを起動する。
【0038】このステップ数の間ステッピングモータの
駆動が継続されるように制御する。なお、このような駆
動により印字媒体PMは、その後尾が制動部材14の位
置に到達する。
【0039】この時点で制動部材14を上昇せしめ、固
定制動部材14Sまたは案内部壁との間に印字媒体PM
を挟持しつつ制動力を与える。
【0040】また、このようなステップ数の終了後は、
ステッピングモータを停止させると同時に、または停止
直後にローラー昇降部18Dを作動させて可動ローラー
18を上昇せしめ、併せて制動部材14を下降せしめ
る。
【0041】その結果、印字媒体PMは図示の位置に制
渇区に停止し、落下するような事態は確実に防止され
る。
【0042】この場合センサ7が印字媒体の存在を検出
している間は、制動部材14および可動ローラー18に
よる拘束も全て解除されており、利用者が印字済媒体P
Mを取り出すことになんらの支障も生じない。
【0043】図2における実施例において、センサ7お
よび10は、例えば光源7Lおよび10Lからの透過光
の有無によって検出を行う光電式センサを用いることが
できる。また、反射式の光電センサやその他のセンサを
用いることもできる。
【0044】図2で制動部材14は、センサ7が印字媒
体の存在を検出していない場合には最上部まで上昇して
いて、媒体通路におけるストッパとして機能する。
【0045】さらにセンサ7に、媒体の存在のみなら
ず、磁気的または光学的符号を識別し得る機能を付与し
て、正当な媒体が挿入された際にのみ制動部材14を下
降せしめるようにすることができる。
【0046】また、図では搬送ローラーは2組しか図示
していないが、実際には搬送される媒体の長さや幅およ
び形態等に応じて最適のローラー群が配設される。
【0047】中央処理部9は、上述の制御を行うほか、
通常のプリンタ装置の制御において知られている必要な
動作を、搭載されたプログラムに従って実行する。さら
に、適宜回線を通じて、ホストコンピュータやその他の
上位装置に接続することができる。
【0048】図3は、印字媒体排出の際の動作フローで
ある。媒体の排出動作においてセンサ10が印字媒体の
後尾を検出したかをステップS1において判断する。
【0049】検出した場合は、ステップS2のようにス
テップ数カウンタによる計数を開始する。そしてステッ
プS3においてステップ数が所定値に達したかが判断さ
れる。到達するまでこの動作を継続する。
【0050】所定ステップ数、例えば280ステップに
到達した場合には、ステップS4のように制動用部材1
4を上昇せしめ、印字媒体の一部を挟持する。
【0051】次いでステップS5のように搬送ローラー
駆動モータを停止させる。これに続いて、またはこれと
同時に可動ローラーを上昇させ、制動部材14を降下さ
せる。
【0052】かかるステップによって印字媒体は拘束が
解除され、単に媒体受けトレイ上に自由状態で存在す
る。
【0053】ついで、ステップS7のように、センサ7
が媒体の存在を検出しているか否かが判断され、検出し
ている間はこの状態を継続する。
【0054】媒体が利用者によって取り去られ、その存
在を検出しなくなった際には、ステップS8のように制
動部材を上昇せしめ、ストッパとして機能せしめて一連
の媒体排出動作を終了する。
【0055】
【発明の効果】本発明によれば、プリンタにおける媒体
排出動作の最終段階で印字媒体の一部に制動部材による
拘束力が加わって、印字媒体が媒体受けトレイから落下
する事態を確実に防止することができる。
【0056】この場合の制動部材は媒体挿入以前にあっ
てはストッパとして機能するものである。したがって、
機構上格別複雑さを増すことなく、所望の効果を発揮す
ることができる。
【0057】したがって、装置の媒体受けトレイを格別
大型化したり複雑な形状を採用すること無しに目的が達
成され、デザイン上の犠牲を払うことなしに装置外形の
小型化が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかるプリンタの媒体落下防止装置の
基本構成を示す説明図である。
【図2】本発明にかかるプリンタの媒体落下防止装置の
実施例の構成を示す説明図である。
【図3】本発明にかかるプリンタの媒体落下防止装置の
媒体排出動作時も動作を示すフローチャートである。
【符号の説明】
10 媒体センサ 12 センサ制御部 14 制動部材 14D 制動部材昇降部 16 固定ローラー 18 可動ローラー 18D 可動ローラー昇降部 20 作動制御部 22 媒体受けトレイ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 // G07D 9/00 436 A 8111−3E

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 印字終了後、印字媒体を外部に排出する
    プリンタにおいて、印字終了後に、媒体出口まで搬送さ
    れる媒体の所定部分を検出するセンサ(10)と、該媒体が
    媒体出口から外部に排出される前に、搬送されつつある
    当該媒体の一部を機械的に拘束するための制動部材(14)
    と、を具備することを特徴とする、プリンタにおける媒
    体落下防止装置。
  2. 【請求項2】 前記媒体の所定部分を検出するセンサ(1
    0)が、印字媒体が正常に搬送されているか否かを検出す
    るセンサを兼ねることを特徴とする、請求項1記載のプ
    リンタにおける媒体落下防止装置。
  3. 【請求項3】 前記制動部材(14)が、正当な印字媒体の
    挿入のみを許容するために媒体出口内部に設けられたス
    トッパを兼ねることを特徴とする、請求項1または2に
    記載のプリンタにおける媒体落下防止装置。
JP3194158A 1991-08-02 1991-08-02 プリンタにおける媒体落下防止装置 Pending JPH0539166A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006110812A (ja) * 2004-10-13 2006-04-27 Casio Comput Co Ltd 印字装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006110812A (ja) * 2004-10-13 2006-04-27 Casio Comput Co Ltd 印字装置

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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19980217