JP2830561B2 - 媒体吸入機構および媒体吸入方法 - Google Patents

媒体吸入機構および媒体吸入方法

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JP2830561B2
JP2830561B2 JP3337412A JP33741291A JP2830561B2 JP 2830561 B2 JP2830561 B2 JP 2830561B2 JP 3337412 A JP3337412 A JP 3337412A JP 33741291 A JP33741291 A JP 33741291A JP 2830561 B2 JP2830561 B2 JP 2830561B2
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Japan
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medium
suction
roller
sensor
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正則 佐藤
一巳 中山
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Fujitsu Ltd
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Fujitsu Ltd
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  • Handling Of Cut Paper (AREA)
  • Manual Feeding Of Sheets (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は投入された伝票,通帳等
の媒体を装置内に吸入する媒体吸入機構の改良に関す
る。
【0002】伝票/通帳プリンタのごとく、投入された
媒体を装置内に吸入し印字部まで搬送して印字するプリ
ンタ等において、媒体がカールしていると、媒体の先端
が吸入ローラに突き当たって、折れ曲がったり、ジャム
が発生する恐れがある。このため、媒体をスムースに吸
入する媒体吸入機構が求められている。
【0003】
【従来の技術】図4は従来例のプリンタ構成図、図5は
吸入時の状態図である。図4はATM(自動預入払出
機)に設けられている伝票/通帳プリンタの断面図を示
したもので、通帳等の媒体11を投入口12から投入開始し
た時点の状態を示したものである。図中、センサ制御部
8は、顧客により「通帳使用」が選択されると一定時間
間隔で第1のセンサ1と第2のセンサ2とを監視し、媒
体11の検出順序等により媒体11の投入/放出を検出する
もの、ストッパー6は、図5に示すように、媒体11をス
トッパー位置に確実にセットさせ、媒体11のセット位置
が深すぎないようにするもの、ローラ制御部5は、媒体
投入検出がセンサ制御部8より通知されたとき、一定時
間後にストッパー6を下げ、且つマグネット4を駆動し
て、図5のごとく、ローラ3bを押し上げて媒体11をロー
ラ3aとの間で押圧した後、ローラ3aを図示矢印の方向に
回転して媒体11を装置内に吸入する制御を行うもの、吸
入ローラ3a,3b は一対のローラであって、吸入ローラ3a
は搬送路Cに突出した状態に置かれて、媒体検出により
回転駆動され、吸入ローラ3bは回転自在で、媒体検出で
マグネット4により上方に押し上げられるものである。
【0004】このように構成されている媒体吸入機構の
投入口12より、媒体11がストッパー位置まで投入される
と、センサ制御部8により媒体投入が検出され、ローラ
制御部5により、一対の吸入ローラ3a,3b が押圧,回転
制御されて、媒体11を装置内に吸入する。なお、吸入さ
れて媒体11は、搬送路C中に設けられたセンサ9等によ
り検出されて印字ヘッドおよびプラテンで構成される印
字部に送られ所定位置にセットされて印字された後、逆
方向に搬送されて投入口12より排出される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前述した従来例による
と、吸入ローラ3aは搬送路C中に突出しており、且つ第
1のセンサ1により媒体11がストッパー位置まで投入さ
れたことが検出されるまで回転しない固定状態であるか
ら、投入する媒体11が上方にカールしていて吸入ローラ
3aに突き当たると、媒体11が折れ曲がるとか、ジャムが
発生し易くなり、スムースに媒体11が吸入できないとい
った課題がある。
【0006】本発明は上記課題に鑑み、スムースに媒体
を吸入する媒体吸入機構を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】図1の本発明の原理図に
おいて、31は第1の検出手段で、媒体11が搬送路の所定
位置まで投入されセットされたことを検出する。3a,3b
は一対の吸入ローラで、搬送路内に媒体11が通過可能な
開口状態で突出し、前記所定位置まで投入された媒体11
を押圧しつつ回転して装置内に吸入する。32は第2の検
出手段で、媒体11の装置への投入可状態、または媒体11
の投入開始時点を検出する。30はローラ制御手段で、第
2の検出手段から投入可状態、または投入開始時点の検
出が通知されたとき、吸入ローラ3a,3b を開口状態で回
転制御し、第1の検出手段31から媒体投入検出が通知さ
れたとき、吸入ローラ3a,3b を回転状態のまま押圧制御
する。
【0008】
【作用】ローラ制御手段30は、第2の検出手段2で媒体
11の投入開始(または投入可状態、例えばATMで「通
帳使用」が選択されたとき)が検出されたとき、吸入ロ
ーラ3a,3b を開いた状態のまま吸入方向に回転する。図
1の構造では、吸入ローラ3aが搬送路Cに突出し、且つ
回転制御可能であり、吸入ローラ3bは搬送路Cに突出せ
ず、且つ回転自在であるから、吸入ローラ3aを回転制御
する。続いて第1の検出手段1で媒体11のセット状態が
検出されたとき、吸入ローラ3aを回転したままの状態で
吸入ローラ3a,3b を閉じて媒体11を装置内部に吸入す
る。
【0009】以上のごとく媒体11が投入される以前に、
吸入ローラ3aが回転しているので、媒体11が上方にカー
ルして吸入ローラ3aに突き当たっても、吸入方向に誘導
されるので、折れ曲がりとか、ジャムを発生することが
ない。
【0010】
【実施例】本実施例では、図4の従来例のプリンタ構成
図において、媒体11の投入/放出ならびに投入セット状
態を検出する第1のセンサ1および第2のセンサ2のう
ち、第2のセンサ2が媒体11を検出したとき、吸入ロー
ラ3aの回転を開始する例を示す。図2は一実施例の構成
図、図3は動作フローチャート図である。
【0011】図2は、図4と同じ吸入機構を持つプリン
タの断面図を示したものである。図中、20はローラ制御
部で、マグネット4,マグネット7の制御および吸入ロ
ーラ3aの本発明の制御を行う。21はタイマで、時間の計
測を行う。22はセンサ制御部で、第1のセンサ1および
第2のセンサ2でそれぞれ媒体11を検知したとき、それ
ぞれローラ制御部20に通知する。その他、全図を通じて
同一符号は同一対象物を表す。なお、図1の第1の検出
手段31は第1のセンサ1に、第2の検出手段32は第2の
センサ2にそれぞれ対応する。また、ローラ制御手段30
は、センサ制御部22およびローラ制御部20に対応する。
【0012】以下図3に従い動作ステップ(S1〜S
6)を説明する。 (S1)「通帳使用」が選択されると、センサ制御部22
は、一定時間間隔で第1のセンサ1および第2のセンサ
2をサーチする。媒体11が投入されて、第1のセンサ1
および第2のセンサ2が媒体検出せずの状態(初期状
態)から、第2のセンサ2が媒体11を検出すると、セン
サ制御部22は媒体投入開始をローラ制御部20に通知す
る。 (S2) これにより、ローラ制御部20は、吸入ローラ3a
を吸入方向に回転するとともに、 (S3)タイマ21を起動して時間計測を開始する。 (S4)続いて第1のセンサ1が媒体11を検知(第2の
センサ2も検知状態)したとき、センサ制御部22はロー
ラ制御部20に通知する。これにより、ローラ制御部20
は、この通知から一定時間(1秒程度)後にマグネット
7を制御してストッパー6を下方に下げ、マグネット4
を制御して吸入ローラ3a,3b を閉じて媒体11を押圧す
る。これにより、媒体11は装置内に吸入される。以後、
吸入された媒体11はセンサ9等により検出されて、送り
ローラ10等により所定位置にセットされて印字される。
そして、印字終了後、ローラ制御部20は送りローラ10,
吸入ローラ3aを逆方向に回転させて媒体11を投入口12に
搬送し、排出する。 (S5)なお、S4でローラ制御部20はタイマ21を監視
し、所定時間(数秒程度)内までに第1のセンサ1が媒
体11を検出しないときは、吸入ローラ3aの回転を停止
し、初期状態に戻す。 (S6)第1のセンサの検出状態でタイムアップとなる
前に、媒体11が投入途中で抜かれて第2のセンサ2が媒
体11を検知しない状態になったら、吸入ローラ3aの回転
を停止し初期状態に戻す。
【0013】以上のごとく、媒体11の投入開始時点を検
知したとき、吸入ローラ3aを開いたままの状態で回転さ
せるので、媒体11が上方にカールしていても、吸入ロー
ラ3aに媒体11の先端が突き当たって折れ曲がるようなこ
とはなく、スムースに吸入される。
【0014】なお、以上の実施例では、第2のセンサ2
の媒体検出で吸入ローラ3aの回転を開始したが、ATM
で「通帳使用」が選択されて装置が通帳の投入待ち状態
になった時点、即ち、装置の媒体投入可状態になった時
点で吸入ローラ3aの回転を開始しても同様の効果を得
る。
【0015】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、媒体投
入時に、開いたままの状態で吸入ローラを吸入方向に回
転するもので、媒体がカールしていてもスムースに吸入
されるため、媒体の折れ曲がり、ジャム等が防止できる
効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の原理図
【図2】 一実施例の構成図
【図3】 動作フローチャート図
【図4】 従来例のプリンタ構成図
【図5】 吸入時の状態図
【符号の説明】
1 第1のセンサ 2 第2のセンサ 3a 吸入ローラ 3b 吸入ローラ 4 マグネット 5 ローラ制御部 6 ストッパー 7 マグネット 8 センサ制御部 9 センサ 10 送りローラ 11 媒体 20 ローラ制御部 21 タイマ 22 センサ制御部 30 ローラ制御手段 31 第1の検出手段 32 第2の検出手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B65H 11/00 B65H 1/00 - 3/68

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 搬送路の所定位置まで媒体(11)が投入さ
    れたことを検出する第1の検出手段(31)と、該搬送路内
    に該媒体が通過可能な開口状態で突出し、前記所定位置
    まで投入された該媒体を押圧しつつ回転して装置内に吸
    入する一対の吸入ローラ(3a,3b) とを備えた媒体吸入機
    構において、 媒体投入可状態、または媒体投入開始時点を検出する第
    2の検出手段(32)と、 第2の検出手段(32)による前記検出により、該吸入ロー
    ラ(3a,3b) を開口状態で回転制御し、続く第1の検出手
    段(31)による媒体投入検出により、該吸入ローラを回転
    状態のまま押圧制御するローラ制御手段(30)とを設けた
    ことを特徴とする媒体吸入機構。
  2. 【請求項2】 媒体の搬送路内に該媒体が通過可能な開
    口状態で突出し、該媒体が所定位置まで投入されたと
    き、該媒体を押圧しつつ回転して装置内に該媒体を吸入
    する一対の吸入ローラを備えた媒体吸入機構において、 該媒体の装置への投入可状態、または該媒体の投入開始
    時点を検出して該吸入ローラを開口状態で回転し、該媒
    体が前記所定位置まで投入されたとき、回転状態の該吸
    入ローラにより該媒体を押圧して吸入することを特徴と
    する媒体吸入方法。
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