JP2003127417A - インクジェットプリンタ - Google Patents

インクジェットプリンタ

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JP2003127417A
JP2003127417A JP2001327972A JP2001327972A JP2003127417A JP 2003127417 A JP2003127417 A JP 2003127417A JP 2001327972 A JP2001327972 A JP 2001327972A JP 2001327972 A JP2001327972 A JP 2001327972A JP 2003127417 A JP2003127417 A JP 2003127417A
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Japan
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ink
viscosity
supply path
heating
temperature
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JP2001327972A
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English (en)
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Takeshi Yokoyama
武史 横山
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Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 供給路内の高粘度インクを加熱し、低粘度化
させることで、安定したインク吐出を可能とするインク
ジェットプリンタを提供する。 【解決手段】 このインクジェットプリンタは、温度上
昇に伴って低粘度化する高粘度インクを吐出する記録ヘ
ッドと、高粘度インクを収納するインクタンクと、イン
クタンクから記録ヘッドまで高粘度インクを供給する供
給路と、供給路および記録ヘッドおよびインクタンクの
少なくともひとつの高粘度インクの温度を検知する温度
検知手段と、供給路の高粘度インクを加熱する供給路加
熱手段と、温度検知手段の検知結果に基づいて、供給路
加熱手段を制御する加熱制御手段を備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、記録液として高粘
度インクを用いるインクジェットプリンタに関する。
【0002】
【従来の技術】従来のインクジェットプリンタには、イ
ンクを収納するインクタンクから供給路を介して記録ヘ
ッドにインクを供給するものがある。また、記録液とし
て高粘度インクを用いると、印刷された画像が滲みにく
く、明瞭な印刷が行えるという利点がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記構
成のインクジェットプリンタに、高粘度インクを用いる
と、高粘度であるがゆえに、供給路内で流路抵抗による
圧力損失が増大し、高粘度インクをインクタンクから記
録ヘッドへと安定して供給できず、記録ヘッドのインク
吐出が不安定となるおそれがある。また、高粘度インク
は、記録ヘッドから吐出される際に、粘度が低い状態で
ないと明瞭な印刷が行えない。特に、記録ヘッドにピエ
ゾ素子を用いたものであると、粘度が低い状態でなけれ
ば安定吐出を行えない。
【0004】本発明の課題は、供給路内の高粘度インク
を加熱し、低粘度化させることで、安定したインク吐出
を可能とするインクジェットプリンタを提供することを
目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
温度上昇に伴って低粘度化する高粘度インクを低粘度化
した状態で吐出する記録ヘッドと、高粘度インクを収納
するインクタンクと、前記インクタンクから前記記録ヘ
ッドまで高粘度インクを供給する供給路と、該供給路お
よび前記記録ヘッドおよび前記インクタンクの少なくと
もいずれかひとつにおける高粘度インクの温度を検知す
る温度検知手段と、前記供給路の高粘度インクを加熱す
る供給路加熱手段と、前記温度検知手段の検知結果に基
づいて、前記供給路加熱手段を制御する加熱制御手段を
備えたことを特徴としている。
【0006】請求項1記載の発明によれば、加熱制御手
段が、温度検知手段の検知結果に基づいて、供給路加熱
手段を制御するので、供給路内部のインク温度を常に安
定吐出に必要な値に低粘度化することができる。つま
り、高粘度インクを使用しても、供給路内で低粘度化さ
れるので圧力損失が生じず、インクタンクから記録ヘッ
ドまで安定した供給を行うことができ、安定したインク
吐出を行うことが可能となる。
【0007】ここで高粘度インクとしては、30℃での
粘度が50〜3000mPa・sの液体であることが好
ましい。より好ましくは、50〜1000mPa・sで
あり、更に好ましくは、100〜500mPa・sであ
る。50mPa・s以下では、滲みやすいため明瞭な印
刷が行えない。また、3000mPa・s以上では、画
質の平滑性が失われる。さらに、60℃での粘度が3〜
30mPa・sの液体であることが好ましい。3mPa
・s未満では高速射出に不具合を生じるおそれがあり、
また、30mPa・sを越えると射出性が劣化してしま
うおそれがある。また、特にピエゾ素子からなる記録ヘ
ッドから吐出される場合、粘度は3〜30mPa・sの
液体であることが好ましい。
【0008】請求項2記載の発明は、請求項1記載のイ
ンクジェットプリンタにおいて、前記供給路加熱手段
は、前記供給路を形成する部材もしくは高粘度インクと
接触し熱伝導すること、あるいは前記供給路を形成する
部材に熱照射することにより、前記供給路の高粘度イン
クを加熱することを特徴としている。
【0009】請求項2記載の発明によれば、請求項1記
載の発明と同等の効果を得ることができる。
【0010】請求項3記載の発明は、請求項1または2
に記載のインクジェットプリンタにおいて、前記インク
タンクの高粘度インクを加熱するタンク加熱手段を備
え、前記加熱制御手段は、前記温度検知手段の検知結果
に基づいて、前記タンク加熱手段を制御することを特徴
としている。
【0011】請求項3記載の発明によれば、タンク加熱
手段が、加熱制御手段の制御に基づいて、インクタンク
の高粘度インクを加熱するので、供給路に高粘度インク
が流れ込む前に、高粘度インクの温度を調節でき、供給
路加熱手段のみで高粘度インクの加熱を行った場合より
も、短時間で高粘度インクを安定吐出に必要なだけ低粘
度化することができる。
【0012】請求項4記載の発明は、請求項1〜3のい
ずれかひとつに記載のインクジェットプリンタにおい
て、前記記録ヘッドの高粘度インクを加熱するヘッド加
熱手段を備え、前記加熱制御手段は、前記温度検知手段
の検知結果に基づいて、前記ヘッド加熱手段を制御する
ことを特徴としている。
【0013】請求項4記載の発明によれば、ヘッド加熱
手段が、加熱制御手段の制御に基づいて、記録ヘッドの
高粘度インクを加熱するので、高粘度インクが吐出され
る直前に、高粘度インクの温度を調節できる。したがっ
て、供給路加熱手段のみで高粘度インクの加熱を行った
場合よりも、容易に高粘度インクを安定吐出に必要なだ
け低粘度化することができる。
【0014】請求項5記載の発明は、請求項3または4
に記載のインクジェットプリンタにおいて、前記加熱制
御手段は、前記供給路加熱手段の加熱温度よりも、前記
タンク加熱手段および前記ヘッド加熱手段の少なくとも
ひとつの加熱温度のほうが高くなるように制御すること
を特徴としている。
【0015】請求項5記載の発明によれば、請求項3ま
たは4に記載の発明と同等の効果を得ることができる。
特に、タンク加熱手段の加熱温度の方が供給路加熱手段
の加熱温度よりも高い場合では、インクタンクに収納さ
れる高粘度インクが、供給路を流れる高粘度インクと比
較して、単位体積あたりの表面積が小さい状態、つまり
外部からの熱の影響を受けにくい状態であるので、高粘
度インクを所定温度にまで加熱する時間は、供給路加熱
手段による加熱よりも多くかかってしまう。しかし、上
記のように、タンク加熱手段が供給路加熱手段の加熱温
度よりも高い温度で加熱すれば、短時間で所定温度まで
加熱することができる。
【0016】請求項6記載の発明は、請求項1〜5のい
ずれかひとつに記載のインクジェットプリンタにおい
て、前記高粘度インクには、紫外線が照射されることで
硬化するUVインクが含まれることを特徴としている。
【0017】請求項6記載の発明によれば、高粘度イン
クには、紫外線が照射されることで硬化するUV(Ultr
aViolet)インクが含まれているので、UVインクを用い
た場合においても、請求項1〜5のいずれかひとつに記
載の発明と同等の効果を得ることができる。このよう
に、印刷にUVインクを用いると、印刷後に紫外線を照
射すればUVインクは硬化するので、長期間にわたって
印刷画像を消え難くすることができ、インクジェットプ
リンタによる印刷画像の品質を高めることができる。さ
らに、UVインクに増粘材を添加した高粘度UVインク
であると、記録媒体がインク吸収性のよい記録媒体(例
えば、紙など)でなくとも、インク吸収性のない記録媒
体、あるいはインク吸収性の低い記録媒体であっても印
刷を行うことができる。
【0018】請求項7記載の発明は、請求項6記載のイ
ンクジェットプリンタにおいて、前記供給路および前記
インクタンクおよび前記記録ヘッドには、紫外線を遮光
するUV遮光処理が施されていることを特徴としてい
る。
【0019】請求項7記載の発明によれば、UV遮光処
理が、供給路およびインクタンクおよび記録ヘッドに施
されているので、これら各部の内部にあるUVインクを
紫外線から保護することができる。したがって、各部の
内部でUVインクが硬化することを防止できる。
【0020】ここで、UV遮光処理とは、各部(供給
路、インクタンク、記録ヘッド)の内部に紫外線がおよ
ばないようにするために、例えば、紫外線を遮光する塗
料を供給路の外壁に塗ったり、紫外線を遮光する部材で
供給路を囲ったり、紫外線を遮光する部材で各部を形成
したりすることが挙げられる。
【0021】
【発明の実施の形態】[第一の実施の形態]以下、この
発明の第一の実施の形態について、図1〜図3の図面を
参照しながら説明する。
【0022】この第一の実施の形態で例示されるインク
ジェットプリンタ1は、温度上昇に伴って低粘度化する
高粘度インク(例えば、高粘度UVインクなど:以下イ
ンクと記述)を記録媒体に吐出し印刷を行うものであ
る。このインクジェットプリンタ1の主要構成は、図1
に示すように、シート状の記録媒体2を印刷時に前方へ
搬送させる搬送手段(図示省略)と、前記記録媒体2に
印刷を行う印刷部3と、複数色毎の印刷部3を搭載した
キャリッジ4と、前記印刷部3に供給するインクを収納
するメインタンク9と、前記メインタンク9から印刷部
3までインクを供給するインク供給路11と、前記印刷
部3のメンテナンスを行うメンテナンスユニット5と、
印刷時あるいはメンテナンス時などにキャリッジ4を水
平方向(矢印A)に沿って案内するガイドレール6と、
前記キャリッジ4の待機所となるホームポジション7
と、これら各部の制御を行う制御部30(図3)とを備
えている。
【0023】搬送手段は、印刷時において、キャリッジ
4の動作にタイミングを合わせて、記録媒体2を印刷領
域C上で搬送し、印刷の終了に応じて、記録媒体2は印
刷領域Cから下方(矢印B)に向かって搬送される。
【0024】印刷部3は、図2に示すように、インク供
給路11から流れ込むインクを収納するサブタンク(イ
ンクタンク)15と、インクを記録媒体2に低粘度化し
た状態で吐出する記録ヘッド12と、サブタンク15か
ら記録ヘッド12までインクを供給するヘッド供給路
(供給路)16と、サブタンク15のインクの温度を検
知する温度センサー(温度検知手段)17と、ヘッド供
給路16を加熱する供給路ヒーター(供給路加熱手段)
19と、これら各部を収納するケーシング3aとを備え
ている。この印刷部3は、インクジェットプリンタ1で
使用されるインクの種類(Y:イエロー、LY:ライト
イエロー、M:マゼンダ、LM:ライトマゼンダ、C:
シアン、LC:ライトシアン、K:ブラック、LK:ラ
イトブラック)に応じて、複数個設けられている。
【0025】サブタンク15は、熱伝導性に優れ、熱変
形のしにくい部材により形成されている。この部材は、
少なくとも耐熱温度が200℃以上であることが好まし
い。そしてこのサブタンク15は、記録ヘッド12より
も上となるように、ケーシング3aに収納されている。
【0026】記録ヘッド12は、インクを吐出する吐出
口を一面(ノズル面18)に有しており、このノズル面
18が印刷部3の下方を向くように、ケーシング3aの
下側に収納されている。
【0027】ヘッド供給路16は、熱伝導性に優れ、熱
変形のしにくい部材により形成されている。この部材
は、少なくとも耐熱温度が200℃以上であることが好
ましい。そしてこのヘッド供給路16は、サブタンク1
5と記録ヘッド12とを連通するように設置されてい
る。
【0028】温度センサー17は、サブタンク15の下
部、つまりヘッド供給路16近傍に設けられており、ヘ
ッド供給路16へ流れ込むインクの温度を検知すること
ができる。
【0029】供給路ヒーター19は、例えば、ヘッド供
給路16に熱を直接伝導し加熱するもの(例えば、電熱
線等)である。この供給路ヒーター19には、所定の温
度以上となった際に供給路ヒーター19の加熱を中止す
るオーバーヒートスイッチ20が設けられおり、万が
一、この供給路ヒーター19が制御不能となった場合で
あっても加熱を中止することができる。また、この供給
路ヒーター19は、サブタンク15および記録ヘッド1
2とも隣接しているので、ヘッド供給路16の加熱を行
うと同時にサブタンク15および記録ヘッド12の加熱
もしくは保温も行うことができる。
【0030】ケーシング3aは、耐熱部材(例えば、熱
伝導性のよいアルミ材など)で形成されており、紫外線
を遮光するUV遮光処理がその表面に施されている。そ
して、このケーシング3aには、サブタンク15を収納
するサブタンク収納部3bが上部に設けられるととも
に、記録ヘッド12を収納する記録ヘッド収納部3cが
下部に設けられている。さらに、これらサブタンク収納
部3bと記録ヘッド収納部3cとの間には、ヘッド供給
路16を収納する供給路収納部3dおよび供給路ヒータ
ー19を収納するヒーター収納部3eが設けられてい
る。
【0031】キャリッジ4は、図1に示すように、ガイ
ドレール6の案内により水平方向(矢印A)に沿って往
復移動を繰り返し、印刷部3を、印刷領域Cにある記録
媒体2の印刷面に沿って移動させる。このキャリッジ4
の側部には、印刷部3から吐出されたインクを硬化させ
るために、紫外線を照射するUV光源27が設けられて
いる。
【0032】メインタンク9は、例えば、交換自在に備
えられたインクカートリッジなどであり、メインタンク
9のインク残量を検知するメインタンク残量センサー9
a(図3)を有している。このメインタンク9は、各印
刷部3に収納されるインクの各色に応じて複数設けられ
ている。なお、この実施の形態では、メインタンク9を
各色毎に分割した構成であるが、各メインタンク9を一
体的とした構成でもよい。
【0033】メインタンク残量センサー9aは、メイン
タンク9内のインク残量を検知するものであれば如何な
るものでもよく、例えば、インクの液面に光を照射して
反射光を光センサーにより検知し、その応答速度により
インク残量を検知するものや、インクに電気を流して、
その導電状態によりインク残量を検知するもの、タンク
の重さによりインク残量を検知するものなどがあげられ
る。
【0034】インク供給路11は、図1に示すように、
各メインタンク9と各印刷部3とをそれぞれ対応するも
の同士連通させることで、メインタンク9から印刷部3
へのインクの供給を各色毎に可能としている。そしてこ
のインク供給路11は、印刷部3の移動に対応するよう
に、フレキシブルな部材により形成されている。このイ
ンク供給路11の各々には、インク供給路11内部の圧
力を変更し、メインタンク9から印刷部3へとインクを
供給する変圧ポンプ10が備えられている。
【0035】メンテナンスユニット5は、図1に示すよ
うに、記録ヘッド12のノズル面18を覆って、吐出口
からインクを吸引する吸引キャップ13と、該吸引キャ
ップ13によるインクの吸引が行われた後に、記録ヘッ
ド12のノズル面18に残るインクを拭き取るブレード
部14と、該ブレード部の清掃を行うブレードクリーナ
ー部(図示省略)とを備えている。
【0036】ホームポジション7は、キャリッジ4が往
復移動する経路の一端側に備えられている。このホーム
ポジション7には、記録ヘッド12のノズル面18を保
湿する保湿キャップ8が、記録ヘッド12と同数設けら
れており、キャリッジ4の待機中においては、記録ヘッ
ド12のノズル面18を覆って密閉している。
【0037】制御部(加熱制御手段)30は、図3に示
すように、インターフェイス31、ROM(Read Only
Memory)32、RAM(Random Access Memory)33、
CPU(Central Processing Unit)34等から構成さ
れ、ROM32中に書き込まれている制御プログラムや
制御データに従いインターフェイス31に接続された各
種機器を制御するようになっている。
【0038】インターフェイス31には、エラーや各部
の状態などを表示する表示部28と、供給路ヒーター1
9と、温度センサー17と、メインタンク残量センサー
9aと、変圧ポンプ10などが電気的に接続されてい
る。
【0039】ROM32には、インク供給における各種
データや、インクジェットプリンタの各部の動作に関す
る各種制御プログラムや制御データなどが書き込まれて
いる。インク供給における各種データとは、メインタン
ク9の交換時期の基準となるメインタンク9のインク残
量(所定量a)と、供給路ヒーター19の加熱を行うか
否かの基準となるインク温度(所定温度t)と、供給路
ヒーター19の加熱温度データなどである。
【0040】供給路ヒーター19の加熱を行うか否かの
基準となるインク温度は、サブタンク15から記録ヘッ
ド12まで、供給路ヒーター19による加熱が行われな
い状態でインクが供給された場合、つまりインクが冷め
ながら記録ヘッド12に供給された場合であっても、記
録ヘッド12の吐出口に至ったインクの温度が安定吐出
可能な温度以上となるように設定されている。供給路ヒ
ーター19の加熱温度データは、ヘッド供給路16を通
るインクを安定吐出可能な温度以上にまで供給路ヒータ
ー19で加熱できる加熱温度が、温度センサー17で検
知されるインク温度に応じて設定されている。つまり、
検知されたインク温度が低ければ、インクになるたけ多
くの熱量を与えなければならないので、加熱温度を高温
に設定し、インク温度が高ければ、インクに対してそれ
ほど多くの熱量を与える必要もないので、加熱温度は低
温に設定されている。
【0041】RAM33は、電力が供給されている間だ
け入力されたデータを複数記憶可能であり、印刷される
画像データ等の各種データを記憶する記憶領域とCPU
34による作業領域などが備えられている。
【0042】CPU34は、ROM32に格納されてい
る各種プログラムの中から指定されたプログラムを、R
AM33内の作業領域に展開し、各センサーからの入力
信号に応じて、プログラムに従った各種処理を実行す
る。
【0043】この制御部30は、インクジェットプリン
タ1の動作全体を制御するものであるが、ここではメイ
ンタンク9から記録ヘッド12へとインク供給する際に
行われる制御手順について、図4を参照にして説明す
る。
【0044】印刷が開始されると、変圧ポンプ10を動
作させメインタンク9から記録ヘッド12へのインクの
供給を開始し、ステップS1へと移行する。ステップS
1では、メインタンク残量センサー9aの検知結果に基
づいて、メインタンク9のインク残量を検知し、いずれ
かひとつのメインタンク9のインク残量が所定量a未満
であると、ステップS2に移行する。一方、全てのメイ
ンタンク9のインク残量が所定量a以上であれば、ステ
ップS3に移行する。
【0045】ステップS2では、印刷を中止するととも
に、所定量a以下となったメインタンク9の交換もしく
はメインタンク9にインクを補充する旨の表示を表示部
28に行わせる。そして、交換もしくは補充の後、メイ
ンタンク9のインク量が印刷可能な値以上(好ましく
は、メインタンク9が満たされる値)となれば、印刷を
再開する。
【0046】ステップS3では、温度センサー17の検
知結果に基づいて、サブタンク15のインク温度を検知
する。そして、サブタンク15のインク温度が所定温度
t未満であると、ステップS4に移行する。一方、サブ
タンク15のインク温度が所定温度t以上であるとステ
ップS5に移行する。
【0047】ステップS4では、ステップS3で検知さ
れたインク温度に対応する加熱温度データを選択し、そ
の加熱温度データに基づいて供給路ヒーター19の出力
状態を制御して、ヘッド供給路16内のインクを加熱す
る。そして、ステップS6に移行する。
【0048】ステップS5では、ヘッド供給路16内の
インク温度が低下しないように、供給路ヒーター19を
制御し、ヘッド供給路16内のインクを保温する。そし
て、ステップS6に移行する。
【0049】ステップS6では、現在の印刷段階を検知
し、印刷が途中の段階であればステップS1に移行す
る。印刷が終了であれば、変圧ポンプ10を停止してイ
ンクの供給を停止するとともに、各部の印刷にかかる動
作を停止して終了する。なお、次に印刷を行う際に安定
した吐出を確保するために、印刷後においても供給路ヒ
ーター19による加熱あるいは保温を継続してもよい。
【0050】以上のように、この第一の実施の形態のイ
ンクジェットプリンタによれば、制御部(加熱制御手
段)30が、温度センサー17の検知結果に基づいて、
供給路ヒーター19を制御するので、ヘッド供給路16
内部のインク温度を常に安定吐出に必要な値に低粘度化
することができる。つまり、高粘度インクを使用して
も、ヘッド供給路16内で低粘度化されるので圧力損失
が生じず、サブタンク15から記録ヘッド12まで安定
した供給を行うことができ、安定したインク吐出を行う
ことが可能となる。
【0051】また、本実施の形態のインクジェットプリ
ンタには、記録液として高粘度UVインクが用いられて
いるので、印刷後に紫外線を照射すれば高粘度UVイン
クは硬化し、長期間にわたって印刷画像を消え難くする
ことができ、印刷物を屋外などに配置した際においても
優れた耐候性を示すことができる。つまり、インクジェ
ットプリンタによる印刷画像の品質を高めることができ
る。さらに、高粘度UVインクであると、記録媒体がイ
ンク吸収性のよい記録媒体(例えば、紙など)でなくと
も、インク吸収性のない記録媒体、あるいはインク吸収
性の低い記録媒体であっても印刷を行うことができる。
ここで、インク吸収性のない記録媒体、あるいはインク
吸収性の低い記録媒体とは、インク吸収性のない材料や
インク吸収性の低い材料から形成された記録媒体、ある
いはインク吸収性のない材料やインク吸収性の低い材料
からなる表面層(印刷層)を有する記録媒体などであ
る。インク吸収性のない材料、あるいはインク吸収性の
低い材料とは、例えば、各種のプラスチックや金属など
があげられる。
【0052】また、ケーシング3aの表面には、紫外線
を遮光するUV遮光処理が施されているので、このケー
シング3aによって収納される各部(記録ヘッド12、
ヘッド供給路16、サブタンク15)のインク(高粘度
UVインク)を紫外線から保護することができる。した
がって、各部の内部でインクが硬化することを防止でき
る。
【0053】[第二の実施の形態]本発明を適用した第
二の実施の形態について図5および図6を参照にして説
明する。第二の実施の形態特有の部分以外は、上記第一
の実施の形態における場合と同様である。そして、第二
の実施の形態において、前述の第一の実施の形態と同一
部分には同一符号を付し、その説明を省略する。
【0054】第一の実施の形態では、記録ヘッド12と
サブタンク15とが一体的に備えられた構成であるが、
この第二の実施の形態では、記録ヘッド12aとサブタ
ンク15aとが分割構成され、その両者がヘッド供給路
16aによって連通されている。そして、記録ヘッド1
2a、ヘッド供給路16a、サブタンク15aには、そ
れぞれ、各部内のインクを加熱する加熱手段と、前記イ
ンクの温度を検知する温度検知手段が設けられている。
【0055】具体的に説明すると、図5および図6に示
すように、記録ヘッド12aの加熱手段および温度検知
手段は、ヘッドヒーター(ヘッド加熱手段)23および
ヘッド温度センサー(温度検知手段)26である。同様
に、ヘッド供給路16aの加熱手段および温度検知手段
は、供給路ヒーター(供給路加熱手段)19aおよび供
給路温度センサー(温度検知手段)21であり、サブタ
ンク15aの加熱手段および温度検知手段は、サブタン
クヒーター(タンク加熱手段)24およびサブタンク温
度センサー(温度検知手段)17aである。これら各加
熱手段および温度検知手段は、制御部30のインターフ
ェイス31と電気的に接続されており、制御部30によ
って制御される。また、各加熱手段には、オーバーヒー
トスイッチ20が電気的に接続されているので、万が
一、温度制御手段が制御不能となった場合であっても加
熱を中止することができる。
【0056】各加熱手段は、各部(記録ヘッド12a、
ヘッド供給路16a、サブタンク15a)を形成する部
材もしくは高粘度インクと接触し熱伝導すること、ある
いは各部を形成する部材に熱照射することにより、各部
内部の高粘度インクを加熱している。接触し熱伝導する
加熱手段としては、例えば、電熱線などが挙げられ、熱
照射する加熱手段としては、例えば、ハロゲンランプ、
赤外線ランプなどが挙げられる。
【0057】制御部30は、各温度検知手段の検知結果
に基づいて、各部のインク温度を検知し、そのインク温
度を基に各加熱手段を制御する。ここで、各加熱手段の
制御方法は、例えば、各加熱手段と対応する温度検知手
段の検知結果を基に、各加熱手段を制御してもよいし、
ある一つの温度検知手段の検知結果を基に、全ての加熱
手段を制御してもよく、さらには、各温度検知手段の検
知結果を組み合わせて、各加熱手段を制御してもよい。
【0058】また、各加熱手段の加熱温度は、インクが
記録ヘッド12aから吐出される際に、安定吐出可能な
インク温度を確保できるものならば如何様でもよく、例
えば、供給路ヒーター19aの加熱温度よりも、サブタ
ンクヒーター24およびヘッドヒーター23の加熱温度
の方が高くなるように制御される方法が挙げられる。一
般的にサブタンク15aに収納される高粘度インクは、
ヘッド供給路16aを流れる高粘度インクと比較して、
単位体積あたりの表面積が小さい状態、つまり外部から
の熱の影響を受けにくい状態であるので、高粘度インク
を所定温度にまで加熱する時間は、供給路ヒーター19
aによる加熱よりも多くかかってしまう。しかし、上記
のように、サブタンクヒーター24が供給路ヒーター1
9aよりも高い温度で加熱すれば、短時間で所定温度ま
で加熱することができる。
【0059】以上のように、この第二の実施の形態のイ
ンクジェットプリンタによれば、記録ヘッド12aとヘ
ッド供給路16aとサブタンク15aのそれぞれに、加
熱手段および温度検知手段が設けられているので、各温
度検知手段の検知結果に基づいて、各部毎にインク温度
を調節することができる。つまり、供給路ヒーター19
aのみで高粘度インクの加熱を行った場合よりも、短時
間で高粘度インクを安定吐出に必要なだけ低粘度化する
ことができる。また、ヘッドヒーター23によって、高
粘度インクが吐出される直前に、高粘度インクの温度を
調節できるので、供給路加熱手段のみで高粘度インクの
加熱を行った場合よりも、容易に高粘度インクを安定吐
出に必要なだけ低粘度化することができる。さらに、サ
ブタンク15aと記録ヘッド12aとが分割構成されて
いるので、記録ヘッド12aの寿命の際に、記録ヘッド
12aのみを交換することができ、一体構成のものと比
較して、交換時のコストを低減することができる。
【0060】なお、本実施の形態では、記録液として高
粘度UVインクを例示して説明しているが、使用される
記録液としては、これに限るものでなくUVインクであ
っても、高粘度インクであってもよい。また、本実施の
形態では、各加熱手段(サブタンクヒーター24、供給
路ヒーター19a、ヘッドヒーター23)の加熱温度
は、制御部30により制御される構成を例示している
が、各加熱手段の加熱温度は、オーバーヒートスイッチ
20によって、インク温度が所定温度以上となると加熱
が中止される構成であってもよい。こうした場合、オー
バーヒートスイッチ20が、温度検知手段と加熱制御手
段の両者の機能を備えることとなるので、各温度センサ
ーを設けなくとも、各加熱手段の制御を行うことができ
る。
【0061】なお、今回開示された実施の形態は、すべ
ての点で例示であって制限的なものではないと考えられ
るべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて
特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等
の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが
意図される。
【0062】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、供給路内
部のインク温度を常に安定吐出に必要な値に低粘度化す
ることができる。つまり、高粘度インクを使用しても、
供給路内で低粘度化されるので圧力損失が生じず、イン
クタンクから記録ヘッドまで安定した供給を行うことが
でき、安定したインク吐出を行うことが可能となる。請
求項3記載の発明によれば、供給路に高粘度インクが流
れ込む前に、高粘度インクの温度を調節でき、供給路加
熱手段のみで高粘度インクの加熱を行った場合よりも、
短時間で高粘度インクを安定吐出に必要なだけ低粘度化
することができる。請求項4記載の発明によれば、高粘
度インクが吐出される直前に、高粘度インクの温度を調
節できる。したがって、供給路加熱手段のみで高粘度イ
ンクの加熱を行った場合よりも、容易に高粘度インクを
安定吐出に必要なだけ低粘度化することができる。
【0063】請求項5記載の発明によれば、請求項3ま
たは4に記載の発明と同等の効果を得ることができる。
特に、タンク加熱手段の加熱温度の方が供給路加熱手段
の加熱温度よりも高い場合では、インクタンクに収納さ
れる高粘度インクが、供給路を流れる高粘度インクと比
較して、単位体積あたりの表面積が小さい状態、つまり
外部からの熱の影響を受けにくい状態であるので、高粘
度インクを所定温度にまで加熱する時間は、供給路加熱
手段による加熱よりも多くかかってしまう。しかし、上
記のように、タンク加熱手段が供給路加熱手段よりも高
い温度で加熱すれば、短時間で所定温度まで加熱するこ
とができる。請求項6記載の発明によれば、UVインク
を用いた場合においても、請求項1〜5のいずれかひと
つに記載の発明と同等の効果を得ることができる。この
ように、印刷にUVインクを用いると、印刷後に紫外線
を照射すればUVインクは硬化するので、長期間にわた
って印刷画像を消え難くすることができ、インクジェッ
トプリンタによる印刷画像の品質を高めることができ
る。さらに、UVインクに増粘材を添加した高粘度UV
インクであると、記録媒体がインク吸収性のよい記録媒
体(例えば、紙など)でなくとも、インク吸収性のない
記録媒体、あるいはインク吸収性の低い記録媒体であっ
ても印刷を行うことができる。請求項7記載の発明によ
れば、供給路およびインクタンクおよび記録ヘッドの内
部にあるUVインクを紫外線から保護することができ
る。したがって、各部の内部でUVインクが硬化するこ
とを防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した第一の実施の形態のインクジ
ェットプリンタの主要部を表す斜視図である。
【図2】図1のインクジェットプリンタに備わる印刷部
を表す説明図である。
【図3】図1のインクジェットプリンタに備わる制御部
の主要制御ブロック図である。
【図4】図1のインクジェットプリンタに備わる記録ヘ
ッドへのインク供給手順を表すフローチャートである。
【図5】本発明を適用した第二の実施の形態のインクジ
ェットプリンタに備わる記録ヘッド、ヘッド供給路、サ
ブタンクを表す説明図である。
【図6】図5のインクジェットプリンタに備わる制御部
の主要制御ブロック図である。
【符号の説明】
1 インクジェットプリンタ 12、12a 記録ヘッド 15、15a サブタンク(インクタンク) 16、16a ヘッド供給路(供給路) 17 温度センサー(温度検知手段) 17a サブタンク温度センサー(温度検知手段) 19、19a 供給路ヒーター(供給路加熱手段) 21 供給路温度センサー(温度検知手段) 23 ヘッドヒーター(ヘッド加熱手段) 24 サブタンクヒーター(タンク加熱手段) 26 ヘッド温度センサー(温度検知手段) 30 制御部(加熱制御手段)

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】温度上昇に伴って低粘度化する高粘度イン
    クを低粘度化した状態で吐出する記録ヘッドと、 高粘度インクを収納するインクタンクと、 前記インクタンクから前記記録ヘッドまで高粘度インク
    を供給する供給路と、 該供給路および前記記録ヘッドおよび前記インクタンク
    の少なくともいずれかひとつにおける高粘度インクの温
    度を検知する温度検知手段と、 前記供給路の高粘度インクを加熱する供給路加熱手段
    と、 前記温度検知手段の検知結果に基づいて、前記供給路加
    熱手段を制御する加熱制御手段を備えたことを特徴とす
    るインクジェットプリンタ。
  2. 【請求項2】請求項1記載のインクジェットプリンタに
    おいて、 前記供給路加熱手段は、前記供給路を形成する部材もし
    くは高粘度インクと接触し熱伝導すること、あるいは前
    記供給路を形成する部材に熱照射することにより、前記
    供給路の高粘度インクを加熱することを特徴とするイン
    クジェットプリンタ。
  3. 【請求項3】請求項1または2に記載のインクジェット
    プリンタにおいて、 前記インクタンクの高粘度インクを加熱するタンク加熱
    手段を備え、 前記加熱制御手段は、前記温度検知手段の検知結果に基
    づいて、前記タンク加熱手段を制御することを特徴とす
    るインクジェットプリンタ。
  4. 【請求項4】請求項1〜3のいずれかひとつに記載のイ
    ンクジェットプリンタにおいて、 前記記録ヘッドの高粘度インクを加熱するヘッド加熱手
    段を備え、 前記加熱制御手段は、前記温度検知手段の検知結果に基
    づいて、前記ヘッド加熱手段を制御することを特徴とす
    るインクジェットプリンタ。
  5. 【請求項5】請求項3または4に記載のインクジェット
    プリンタにおいて、 前記加熱制御手段は、 前記供給路加熱手段の加熱温度よりも、前記タンク加熱
    手段および前記ヘッド加熱手段の少なくともひとつの加
    熱温度のほうが高くなるように制御することを特徴とす
    るインクジェットプリンタ。
  6. 【請求項6】請求項1〜5のいずれかひとつに記載のイ
    ンクジェットプリンタにおいて、 前記高粘度インクには、紫外線が照射されることで硬化
    するUVインクが含まれることを特徴とするインクジェ
    ットプリンタ。
  7. 【請求項7】請求項6記載のインクジェットプリンタに
    おいて、 前記供給路および前記インクタンクおよび前記記録ヘッ
    ドには、紫外線を遮光するUV遮光処理が施されている
    ことを特徴とするインクジェットプリンタ。
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