JPH08156280A - インクジェット記録装置および情報処理システム - Google Patents

インクジェット記録装置および情報処理システム

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JPH08156280A
JPH08156280A JP29831194A JP29831194A JPH08156280A JP H08156280 A JPH08156280 A JP H08156280A JP 29831194 A JP29831194 A JP 29831194A JP 29831194 A JP29831194 A JP 29831194A JP H08156280 A JPH08156280 A JP H08156280A
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JP
Japan
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ink
temperature
ink jet
recording head
jet recording
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JP29831194A
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English (en)
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Shuichi Murakami
修一 村上
Hiroshi Tajika
博司 田鹿
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 高デューティでも吐出特性が安定し、目標の
吐出量が得られ、さらに、印字デューティによって設定
インク温度を変化させることにより消費電力を低減する
ことを可能とすることにより、従来のものに比べて、高
品位な画像記録が可能となるインクジェット記録装置お
よび該装置を出力手段とする情報処理システムを提供す
ることを目的とする。 【構成】 インクの吐出量と吐出周波数とを一定に保つ
ために、所定の部分のみを部分温度調節する温度調節手
段を設けたことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複写機、ファクシミ
リ、プリンタ、ワードプロセッサ、パーソナルコンピュ
ータ等の情報処理システムにおいて、文字、画像等の情
報を被記録材上に記録するための記録装置および該装置
に搭載されるインクジェット方式の記録ヘッドに関す
る。なお、ここで、記録とは、布、糸、紙、シート材等
のインク付与を受けるインク支持体全てへのインク付与
等(印字、画像形成、プリント、染色等)を含むもの
で、本発明は情報処理分野のみならず、布、糸、紙、シ
ート材等のインク付与を受けるインク支持体を用いるア
パレル産業等の幅広い産業分野において適用可能なもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来、紙、布、プラスチックシート、O
HP用シート等の被記録媒体(以下単に記録紙ともい
う)に対して記録を行なうインクジェット記録装置は、
高密度かつ高速な記録動作が可能であることから、情報
処理システムの出力手段、例えば複写機、ファクシミ
リ、電子タイプライタ、ワードプロセッサ、ワークステ
ーション等の出力端末としてのプリンタ、あるいはパー
ソナルコンピュータ、ホストコンピュータ、光ディスク
装置、ビデオ装置等に具備されるハンディまたはポータ
ブルプリンタとして利用され、かつ商品化されている。
この場合、インクジェット記録装置は、これら装置固有
の機能、使用形態等に対応した構成をとる。
【0003】一般にインクジェット記録装置は、記録手
段(記録ヘッド)およびインクタンクと搭載するキャリ
ッジと、記録紙を搬送する搬送手段と、これらを制御す
るための制御手段とを具備する。そして、複数の吐出口
からインク滴を吐出させる記録ヘッドを記録紙の搬送方
向(副走査方向)と直交する方向(主走査方向)にシリ
アルスキャンさせ、一方で非記録時に記録紙を記録幅に
等しい量で間欠搬送するものである。この記録方法は、
記録信号に応じてインクを記録用紙上に吐出させて記録
を行うものであり、ランニングコストが安く、静かな記
録方式として広く用いられている。また、インクを吐出
する多数のノズルが副走査方向に直線上に配置された記
録ヘッドを用いることにより、記録ヘッドが記録用紙上
を一回走査することでノズル数に対応した幅の記録がな
される。そのため、記録動作の高速化を達成することが
可能である。
【0004】さらに、カラー対応のインクジェット記録
装置の場合、複数色の記録ヘッドにより吐出されるイン
ク液滴の重ね合わせることによりカラー画像を形成す
る。一般に、カラー記録を行う場合、イエロー(Y)、
マゼンタ(M)およびシアン(C)の3原色またはこれ
ら3原色にブラック(B)を含めた4色に対応する4種
類の記録ヘッドおよびインクカートリッジが必要とされ
る。昨今ではこのような3〜4色の記録ヘッドを搭載
し、フルカラーで画像形成が可能な装置が実用化されて
いる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来のインク
ジェット記録装置では、インクの温度に依存してインク
ジェット記録ヘッドより吐出されるインク滴のドット径
が変動することが知られている。これは、記録に使用す
るインクの粘度や表面張力等の物性が温度によって変化
することにより、インクタンク内の負圧が増大するから
である。すなわち、インクタンクから記録ヘッドへのイ
ンクのリフィルが困難となり、いわゆる印字周波数を上
げることが困難となる。そのため、液滴形成手段の電気
熱変換素子などのエネルギー発生体により、同じエネル
ギーを発生しても、温度変化により吐出液滴の大きさが
変化してしまう。また、環境温度により吐出量が変化す
ることによって、印字されるドットの濃度が環境温度に
より変わり、低温では薄く、高温では濃くなってしま
う。
【0006】そのため、従来は環境温度を検知し、かつ
低温環境下ではヘッド内にある保温ヒータを用いてヘッ
ド温度を上げる制御を行なっていた。これにより、ヘッ
ド内のインクの物性値(粘度等)が適性に保たれ、低デ
ューティ(duty)では環境温度にかかわりなく一定
の吐出量を得ることができた。すなわち、ヘッド温度を
上げることにより、低温環境での吐出量が少ないという
現象を低減することができた。しかし、低温環境下でヘ
ッド温度のみを上げても、インクタンクの温度が低いた
めに、高デューティ印字時に吐出量が低い現象が発生す
る。理由としては、ひとつはヘッドのノズルにゴミが侵
入しないようにヘッド部とインク供給部の接合部にフィ
ルタが設けられいるためであり、インク粘度の上昇によ
りフィルタ部での圧力損失が増大するためである。ま
た、インクタンクはインク保持のために、その負圧を発
生する手段をもつが、インクの粘度の上昇が、負圧を増
加させる。したがって、これらの要因により、従来のイ
ンクジェット記録装置は、吐出周波数の低下を招き、ベ
タ印字等の高デューティ印字時に吐出量が不足し、濃度
薄の現象が発生する。
【0007】そこで、低温時にインクタンクを加熱しイ
ンクを低粘度化して、使用温度範囲を広げたインクジェ
ット記録装置が知られている。しかし、このような装置
はインクタンク全体の温度を上昇させる方法を採用して
いるために、インクタンクのインク容量が大きいと当然
熱容量も大きくなり、低温時にインク温度を上げるのに
時間がかかり装置としての待ち時間が長くなるという欠
点がある。
【0008】さらに、インクタンクとヘッドとが別体と
なったインクジェット記録装置では、インクタンクのス
ペースが充分あるため、インク温度を上げる手段の大き
さは問われなかった。しかし、オンキャリッジ型のイン
クジェットヘッドでは、インクタンクの温度を上げる機
構がコンパクトであることが求められている。
【0009】さらに加えて、従来のインクジェット記録
装置は、インクタンク内のインクの粘度を調節するため
に、インクの温度を一定に保つ方法を用いるものもあ
る。しかし、いずれも装置的に大がかりでありスペース
的にもコスト的にも問題があった。即ち、温度を調節す
るインク量が大きいためにそれに対応した大きなヒータ
が必要になり、また、消費電力も増大していた。また、
インクタンク内のインク全体の温度を一定に保つような
構成になっていて、インクタンクの容量が大きくなると
その分だけ熱容量が大きくなりインク温度を上げるのに
時間がかかり装置としての待ち時間が長くなるという欠
点があった。
【0010】また、カラー記録対応のインクジェット記
録装置の場合、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シア
ン(C)、およびブラック(Bk)の記録ヘッドに対応
してインクタンクが複数設けられている。したがって、
一般にインクの消費状態はタンク毎に異なり、またイン
クタンクの交換時期もそれぞれ異なる。特に、インクタ
ンク中のインクぎれにより特定のインクタンクのみを交
換する場合、新たに装着されたインクタンクの温度を特
定することは不可能である。例えば、一色のみのインク
タンクが交換されると他の色のインクタンクの温度と異
なってしまうことがある。さらに、一般に目的とする色
はY、M、およびCを混合して得るために、一色のみの
吐出量が異なると、色が指定しているものと異なってし
まうという問題が生ずる。
【0011】そこで本発明は、上記問題点を解決し、吐
出量と吐出周波数に関して最も関係のある部分のみを温
調することにより、インクタンク内全体の温調をおこな
うことと同等の効果を得ることが可能なインクジェット
記録装置および該装置を出力手段とする情報処理システ
ムを提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明にもとづくインクジェット記録装置は、イン
クを吐出するための記録ヘッドと、上記記録ヘッドへイ
ンクを供給するインクタンクとを搭載するキャリッジを
有し、該記録ヘッドから被記録媒体にインクを吐出して
入力画像情報の記録を行うインクジェット記録装置にお
いて、上記インクの吐出量と吐出周波数とを一定に保つ
ために、所定の部分のみを部分温度調節する温度調節手
段が設けられている。
【0013】好ましくは、上記温度調節手段は、自己昇
温調節型ヒータと、該ヒータの発する熱をインクに伝達
するための伝熱板とを有する。
【0014】好ましくは、上記所定の部分は、上記記録
ヘッドと上記インクタンクとの接続部、該接続部に形成
されたインク供給路、あるいは該インク供給路に設けら
れたフィルタ部材である。
【0015】好ましくは、上記温度調節手段は、上記キ
ャリッジ上の所定の位置に設けられている。
【0016】好ましくは、上記温度調節手段は、上記記
録ヘッドと上記インクタンクとの接続部に形成されたイ
ンク供給路に設けられ、かつフィルタ部材として機能す
る発熱体を有するもので、さらに好ましくは該発熱体
は、自己昇温調節型ヒータである。
【0017】好ましくは、上記記録ヘッド内に、該記録
ヘッド内に供給されたインクの温度を一定に保つための
保温ヒータが設けられており、さらに好ましくは上記保
温ヒータによる温度調整と、上記温度調節手段による温
度調整とを互いに連動させて行うための制御手段が設け
られている。
【0018】好ましくは、上記記録ヘッドと上記インク
タンクとが複数設けられてカラー記録に対応し、また上
記複数の記録ヘッドに対応して複数の温度調節手段が設
けられており、さらに好ましくは上記複数の温度調節手
段を、それぞれ独立して駆動制御する制御手段が設けら
れている。
【0019】好ましくは、上記温度調節手段の設定温度
を、記録ヘッドの印字デューティに応じて変える 好ましくは、上記記録ヘッドは、上記インクを吐出する
ためのエネルギーを発生させる手段として、上記インク
に膜沸騰を生じさせる電気熱変換体を用いる。
【0020】本発明にもとづく情報処理システムは、上
記構成からなるインクジェット記録を出力手段として備
えた複写機、ファクシミリ、プリンタ、ワードプロセッ
サ、パーソナルコンピュータ等の情報処理システムであ
ることを特徴とする。
【0021】
【作用】本発明にもとづくインクジェット記録装置は、
温度調節手段が所定の部分のみを部分温度調節し、記録
ヘッドによるインクの吐出量と記録ヘッドへ供給される
インクの供給量とを一定に保つ。また、このような温度
調節によって、短時間で記録ヘッドを印字使用可能状態
にする。
【0022】また、好ましくは吐出周波数に影響のある
フィルタ部のみを温度調節することにより、インク粘度
を最適に設定することが可能になり、高デューティでも
吐出特性が安定し、目標の吐出量が得られる。さらに、
印字デューティによって設定インク温度を変化させるこ
とにより消費電力を低減することができた。
【0023】
【実施例】以下、本発明を実施例にもとづいて詳細に説
明する。
【0024】<実施例1>図1ないし図3を用いて本発
明の一実施例を説明する。図1は、本発明のインクジェ
ット記録装置に適用されるインクタンク用ヒータを設け
たキャリッジと、該キャリッジに着脱自在に搭載される
インクジェットカートリッジ(インクジェット記録ヘッ
ドとインクタンクとからなる)とを示す側面断面図であ
る。
【0025】インクジェットカートリッジ1は、インク
ジェット記録ヘッド(プリンタヘッドともいう)2とイ
ンクタンク3とが着脱自在に一体化されたものである。
【0026】プリンタヘッド2は64本のノズルを有
し、かつ解像度360dpiおよび駆動周波数4.8
(kHz)である。図1に示すように、プリンタヘッド
2はノズル部(インク流路)4と、該ノズル部4のイン
クタンク側端部側が凸状となったジョイント部5と、該
ジョイント部5に設けられたフィルタ6とを有する。
【0027】また、インクタンク3は、材質がポリプロ
ピレン(P.P.)からなる外装部材7と、該外装部材
の後端部に形成された大気連通口8と、外装部材7の中
に設けられ、かつインク保持のための負圧発生機構であ
る多孔質体9と、プリンタヘッド2のノズル部4にゴミ
を侵入させないためのインクタンク側のフィルタ10
と、プリンタヘッドのジョイント部5が挿入される開口
部11とを有する。
【0028】さらに、キャリッジ20は、プリンタヘッ
ドのインク吐出面が露出するための開口部21と、イン
クタンク3と接するヒータ22と、ヒータ22の熱をイ
ンクに伝達するための伝熱プレート23と、ヒータ22
に通電させるための手段24と、該手段の電源を記録ヘ
ッド2から供給するための手段25と、ヘッド2をキャ
リッジ20に固定するための押さえ部材26と、その押
さえ部材27を上下させるためのレバー26とを有す
る。本実施例では、ヒータ22は環境温度に寄らず一定
温度に保てるPTCヒータを用いている。また、伝熱プ
レート23の材質は銅板等の熱伝導率の高い物質が望ま
しい。
【0029】図2は、図1に示すキャリッジを下側から
見た図(図1の吐出口面からの図)である。図中、参照
符号9はノズル部4のキャリッジ側開口部に相当するイ
ンク吐出口であり、24および25はヒータへの通電手
段である。
【0030】図3は、上記構成からなるインクジェット
カートリッジの斜視図である。図中、a,b,c,d,
e,およびfは、各対応箇所の寸法を示すものである。
【0031】図4は、本実施例でのインクの温度Tと粘
度ρの関係を示すものである。図中、横軸はインク温度
(℃)、縦軸はインク温度によって変化するインク粘度
(cps)を表す。インクの温度が上昇すると、インク
粘度が低下することがわかる。
【0032】低温環境下において、印字デューティによ
って吐出量が変化し、とくに高デューティでの印字時に
吐出量が減少するのが従来の問題点であった。この現象
は、本実施例では、インク保持のために負圧を発生する
多孔質体を用いているが、低温環境でのインクの粘度ρ
の上昇が、インクタンク中の負圧を増加させることに起
因している。また、フィルタ部での圧力損失は、インク
粘度が上がることにより増加する。したがって、これら
の要因により、インクのリフィル周波数の低下を招き、
ベタ印字等の高デューティ印字時に吐出量が不足し、濃
度薄の現象が発生する。
【0033】そこで、従来はタンク内のインクすべてを
温度分布なしに一定温度に保つことにより、インク粘度
ρを下げて吐出周波数を安定化させる構成であったが、
今回の詳細な検討の結果、リフィル不足に起因する高デ
ューティ印字時の吐出量の安定化のためには、インクタ
ンク内の部分温調で充分効果があることがわかった。こ
れは、インクタンクにあるインクの内で印字中にヘッド
に供給されるインクは、フィルタ近傍のものであり、そ
の部分のインク粘度ρを下げることにより効果が得られ
る。そこで、印字デューティにより吐出量が変化しない
ようにするために、本実施例ではフィルタ面のインク粘
度ρの最適値が2.0cpsであった。そこで、本実施
例では、フィルタ面でのインク粘度ρが2.0cpsに
なるように、インク温度を30℃に設定した。
【0034】ここで図3を参照すると、上記インクタン
クの寸法は、a×b×c=17×17×37(mm)、
ヘッドの寸法はd×e×f=19×19×9(mm)で
ある。この構成において、所定の環境条件下(15℃)
での、ヒータの位置、ヒータの大きさ、およびフィルタ
部でのインク温度の関係を図5に示す。図5中、横軸は
インクタンクのヘッド側の端面からの距離(mm)、ま
た縦軸は各距離に対応してインクタンク側面上にヒータ
ーA,BまたはCを設けた場合のフィルタ部でのインク
温度である。また、ヒーターA,B,およびCの寸法
は、A:(10.0×10.0(mm))、B:(8.
0×8.0(mm))、およびC:(7.0×7.0
(mm))とした。この図から明らかなように、立ち上
がり時間を速くし、かつ低電力消費とするために、イン
クタンクのヘッド側の端面から6.0(mm)の位置に
10.0×10.0(mm)の大きさのヒータを設ける
ことが適当である。したがって、本実施例ではこの位置
と寸法を採用する。
【0035】図6は、上記構成での、所定の環境条件下
(15℃)における印字デューティとインク吐出量の関
係を示すものである。この図から明らかなように、イン
クタンクを部分温調することにより、印字デューティに
関係なくインク吐出量を一定にすることが可能となる。
【0036】上記温調動作は、本体電源がオフからオン
になった後に行う。すなわち、キャリッジ上のPTCヒ
ータをオンにし、インクタンクの部分温調を開始する。
本体が電源オン状態の場合、PTCヒータを常時オン状
態にし、かつPTCヒータの自己昇温制御によりインク
タンクへの加熱状態が常に一定の温度となるようにして
おく。ここでは一部のインク温度を上げればよく、一定
の立ち上がり時間後、印字信号を受け入れる状態にな
る。15℃環境下での立ち上がり時間は、図7に示す通
りインクが設定温度になる45秒に設定した。この立ち
上がり時間は、機内温度を検知し、機内温度に応じた値
で設定している。
【0037】<実施例2>図8および図9は、本発明の
第2の実施例を説明するためのものである。すなわち、
図8は本発明のインクジェット記録装置に適用されるイ
ンクタンク用ヒータを設けたキャリッジと、該キャリッ
ジに着脱自在に搭載されるインクジェットカートリッジ
(インクジェット記録ヘッドとインクタンクとからな
る)とを示す側面断面図、図9は図8に示すキャリッジ
を下側から見た図(図1の吐出口面からの図)である。
実施例1と同一の構成要素は、実施例1と同一の参照符
号によって示した。これらの図では、プリントヘッド2
とインクタンク3とが一体となってキャリッジに搭載さ
れた状態が示されている。
【0038】この実施例のプリントヘッド2は64本の
ノズルを有し、かつ解像度360DPIおよび駆動周波
数4.2(kHz)である。360DPIの64ノズル
であり、保温ヒータ25を備えている。
【0039】環境温度により変化するインク粘度は、フ
ィルタの圧損に対し、温度による変化を発生させる。フ
ィルタはインクジェットプリントヘッドでは、ノズルの
ゴミづまりの防止のために必要なものである。そこで、
フィルタ自体の温度を上昇させることにより、フィルタ
周囲のインク粘度を調節しフィルタ部での圧損を低減し
た。本実施例では、インク粘度が2.0cpsになるよ
うに、フィルタ面でのインク温度を30℃に設定した。
フィルタは、熱伝導率が高いステンレス(SUS30
4)等が望ましい。図8に示すように、ヒータ22をフ
ィルタ6および10に当接するために、ジョイント部1
1をインクタンク下面に有する。
【0040】プリンタヘッドとインクタンクとがキャリ
ッジから分離できる本プリンタ装置では、インクタンク
中のインクぎれによりインクタンクのみの交換すること
がある。そのような場合、インクタンクの温度を特定す
ることは不可能であり、交換から使用可能状態になるの
が短時間であることが要求される。
【0041】本実施例では、低温環境での、立ち上がり
時間を短くするために、上記構成からなるインクジェッ
トカートリッジとし、ヘッド内の保温もフィルタ温調と
共に行なう。
【0042】図10は、インクタンク交換時からの経過
時間(秒)と、100%印字デューティ印字時のインク
吐出量(ng)との関係を、5℃または15℃の環境条
件下で、フィルタの保温を伴う温調がある場合(フィル
タ温調あり)と、フィルタの保温を伴う温調がない場合
(フィルタ温調なし)とについて調べた結果を示すもの
である。ヘッド内の保温もフィルタ温調と共に行うこと
によって、インク吐出量が多く、かつ一定となる。
【0043】次に、フィルタ温調のシーケンスの一例に
ついて詳しく説明する。本体電源がオフからオンになっ
た後、機内温度を検知し、フィルタを温調するヒータを
オンする。それから、機内温度ごとに設定した立ち上が
り時間後印字待機状態になる。また、インクタンク交換
時には、インクタンクを外すことにより連動したスイッ
チがヒータをオフにし、交換後、二つのヒータをオンに
して、ヘッドとインクタンクのフィルタを温度調節す
る。
【0044】このように、吐出周波数に影響のある、フ
ィルタ部のみを温度調節することによりインク粘度を最
適に設定することが可能になり、高デューティでも吐出
特性が安定し、目標の吐出量が得られた。そして、フィ
ルタ部のみの部分温調であるためにタンク交換式のイン
クジェットプリンタ装置でも、立ち上げる時間が短くな
り、装置としての待ち時間をさらに短くすることが可能
となる。また、フィルタ部を直接温調するので、消費電
力をより少なくすることが可能である。
【0045】本実施例では、フィルタにヒータを接して
温調したが、フィルタ自身を発熱体で構成し、温調して
もよい。
【0046】<実施例3>図11は、本発明にもとづく
インクジェット記録装置に適用されるカラー記録対応の
インクジェット記録ヘッドユニット30の斜視図であ
る。このヘッドユニット30は、イエロー(Y)、マゼ
ンタ(M)、シアン(C)、およびブラック(Bk)に
対応する4種類の記録ヘッド(プリントヘッド)2Y〜
2Bkと、各色に対応した4種類のインクタンク3Y〜
3Bkが着脱自在に結合している。
【0047】各プリントヘッド2は、64本のノズルを
有し、かつ解像度360dpiおよび駆動周波数4.2
(kHz)であり、保温ヒータを備えている。
【0048】温調動作は、本体電源がオフからオンにな
った後、ヒータをオンにしインクタンクの部分温調を開
始する。この時に、各色ごとにインク粘度の温度係数が
異なるために各インク毎に最適な温度があり、本実施例
では、Yは28℃、Mは35℃、Cは32℃、Kは30
℃に設定し、各色独立に温度制御している。そのため
に、各インクタンク毎に、PTCヒータの仕様は異なっ
ている。そして交換時には、インクタンクを外すことに
よりヒータをオフにし、交換後、キャリッジ上のヒータ
をオンにして、インクタンクおよびフィルタの温度調節
する。
【0049】このように、フィルタ面でのインクを適切
な温度に調節することにより各色独立に温度を調節し、
各色とも目標吐出量を得ることが可能となる。そのた
め、カラー画像での色再現性を高めることができる。さ
らに、フィルタ部とインクタンクとを同時に温度調節す
る部分温調であるために、タンク交換式のカラーインク
ジェットプリンタ装置でも、立ち上げる時間がより短く
なり、装置としての待ち時間をさらに短くすることが可
能となる。
【0050】<実施例4>本実施例のインクジェット記
録装置は第二の実施例と同一構成を有する。しかし、以
下に説明する点が異なる。
【0051】実施例2では、フィルタ自体の温度を上昇
させることにより、フィルタ周囲のインク粘度を調節し
フィルタ部での圧損を低減した。本実施例では、消費電
力を低減するように、印字デューティによって温調温度
を変更する。インク流量が大きくなると圧力損失は大き
くなる。すなわち、印字デューティによって圧力損失が
変化し吐出量に影響を与える。そこで、75%〜100
%デューティ印字時には、インク粘度が2.0cpsに
なるように、フィルタ面でのインク温度を30℃に設定
し、50%〜74%デューティ印字時は、インク温度を
25℃に設定している。49%までのデューティ印字時
には、インク温度を22℃に設定した。印字デューティ
の検知は、ドットカウント等の公知の方法でよい。
【0052】このように、吐出周波数に影響のある、フ
ィルタ部のみを温度調節することによりインク粘度を最
適に設定することが可能になり、高デューティでも吐出
特性が安定し、目標の吐出量が得られる。さらに、印字
デューティによって設定インク温度を変化させたことに
より消費電力を低減することが可能となる。
【0053】<その他の実施例>上記実施例では、イン
クタンクの部分温調、フィルタ温調を行なっているが、
ノズルまでの流路の温調や、これらの組み合わせによる
温調を行なってもよく、供給されるインクの温度の影響
(圧力損失、流路抵抗)を短時間で極力なくすような構
成をとればよい。
【0054】また、インクタンクの構成も上記実施例に
限定されるものではない。例えば、図12に示すよう
に、多孔質体の使用量を減らし、インクの使用可能な量
のインクタンクに対する体積率が大きくなっているタン
クをもちいても上記実施例と同様な効果が得られる。特
にこの構成のインクタンクでは、インクタンク内が数個
の層に分かれているが、このうちの第一層40のみを部
分温調することにより、フィルタ部での温度を適切に設
定することができる。
【0055】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のインクジ
ェット記録装置および情報処理システムは、インクを吐
出するための記録ヘッドと、該記録ヘッドへインクを供
給するインクタンクとを搭載するキャリッジを有し、該
記録ヘッドから被記録媒体にインクを吐出して入力画像
情報の記録を行うインクジェット記録装置または該装置
を出力手段とする情報処理システムにおいて、インクの
吐出量と吐出周波数とを一定に保つために、所定の部分
のみを部分温度調節する温度調節手段が設けられたこと
を特徴とする。したがって、温度調節手段を従来のもの
に比べてかなり小さくすることができ、装置の小型化、
低コスト化に貢献することができる。また、インク粘度
を最適に設定することが可能になり、高デューティでも
吐出特性が安定し、目標の吐出量が得られる。さらに、
印字デューティによって設定インク温度を変化させるこ
とにより消費電力を低減することができる。そのため、
従来のものに比べて、高品位な画像記録が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のインクジェット記録装置に適用される
インクヘッド、インクタンク、およびキャリッジの概略
的構成を説明するための断面図である。
【図2】図1に示すキャリッジを下側から見た図であ
る。
【図3】本発明のインクジェット記録装置に適用される
インクヘッドとインクタンクとが一体となったインクジ
ェットカートリッジの斜視図である。
【図4】インクの粘度とインク温度との関係を示す図で
ある。
【図5】インクの温度、ヒータの位置、およびヒータの
大きさの関係を示す図である。
【図6】インク吐出量と印字デューティとの関係を示す
図である。
【図7】印字デューティが100%の場合での、インク
吐出量と電源オンからの時間との関係を示す図である。
【図8】本発明のインクジェット記録装置に適用される
インクヘッド、インクタンク、およびキャリッジの概略
的構成を説明するための断面図である。
【図9】図8に示すキャリッジを下側から見た図であ
る。
【図10】印字デューティが100%の場合での、イン
ク吐出量とインクタンク交換からの時間との関係を示す
図である。
【図11】本発明にもとづくインクジェット記録装置に
適用されるカラー記録対応のインクジェット記録ヘッド
ユニットの斜視図である。
【図12】本発明のインクジェット記録装置に適用され
るインクヘッド、インクタンク、およびキャリッジの概
略的構成を説明するための断面図である。
【符号の説明】
1 インクジェットカートリッジ 2 インクジェット記録ヘッド 3 インクタンク 6 フィルター 10 フィルター 20 キャリッジ 22 ヒータ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B41J 3/04 104 X

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 インクを吐出するための記録ヘッドと、
    前記記録ヘッドへインクを供給するインクタンクとを搭
    載するキャリッジを有し、該記録ヘッドから被記録媒体
    にインクを吐出して入力画像情報の記録を行うインクジ
    ェット記録装置において、 前記インクの吐出量と吐出周波数とを一定に保つため
    に、所定の部分のみを部分温度調節する温度調節手段が
    設けられたことを特徴とするインクジェット記録装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の装置において、 前記温度調節手段は、自己昇温調節型ヒータと、該ヒー
    タの発する熱をインクに伝達するための伝熱板とを有す
    ることを特徴とするインクジェット記録装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または2記載の装置において、 前記所定の部分は、前記記録ヘッドと前記インクタンク
    との接続部であることを特徴とするインクジェット記録
    装置。
  4. 【請求項4】 請求項1または2記載の装置において、 前記所定の部分は、前記記録ヘッドと前記インクタンク
    との接続部に形成されたインク供給路であることを特徴
    とするインクジェット記録装置。
  5. 【請求項5】 請求項1または2記載のインクジェット
    記録装置において、 前記所定の部分は、前記記録ヘッドと前記インクタンク
    との接続部に形成されたインク供給路に設けられたフィ
    ルタ部材であることを特徴とするインクジェット記録装
    置。
  6. 【請求項6】 請求項1ないし5記載のいずれか一項記
    載の装置において、前記温度調節手段は、前記キャリッ
    ジ上の所定の位置に設けられていることを特徴とするイ
    ンクジェット記録装置。
  7. 【請求項7】 請求項1記載の装置において、 前記温度調節手段は、前記記録ヘッドと前記インクタン
    クとの接続部に形成されたインク供給路に設けられ、か
    つフィルタ部材として機能する発熱体を有することを特
    徴とするインクジェット記録装置。
  8. 【請求項8】 請求項7記載の装置において、 前記発熱体は、自己昇温調節型ヒータであることを特徴
    とするインクジェット記録装置。
  9. 【請求項9】 請求項1ないし8のいずれか一項記載の
    装置において、 さらに前記記録ヘッド内に、該記録ヘッド内に供給され
    たインクの温度を一定に保つための保温ヒータが設けら
    れていることを特徴とするインクジェット記録装置。
  10. 【請求項10】 請求項9記載の装置において、 前記保温ヒータによる温度調整と、前記温度調節手段に
    よる温度調整とを互いに連動させて行うための制御手段
    が設けられていることを特徴とするインクジェット記録
    装置。
  11. 【請求項11】 請求項1ないし10のいずれか一項記
    載の装置において、 前記記録ヘッドと前記インクタンクとが複数設けられて
    カラー記録に対応し、また前記複数の記録ヘッドに対応
    して複数の温度調節手段が設けられていることを特徴と
    するインクジェット記録装置。
  12. 【請求項12】 請求項11記載の装置において、 前記複数の温度調節手段を、それぞれ独立して駆動制御
    する制御手段が設けられていることを特徴とするインク
    ジェット記録装置。
  13. 【請求項13】 請求項1ないし12のいずれか一項記
    載の装置において、 前記温度調節手段の設定温度を、前記記録ヘッドの印字
    デューティに応じて変えることを特徴とするインクジェ
    ット記録装置。
  14. 【請求項14】 請求項1ないし13のいずれか一項記
    載の装置において、 前記記録ヘッドは、前記インクを吐出するためのエネル
    ギーを発生させる手段として、前記インクに膜沸騰を生
    じさせる電気熱変換体を用いることを特徴とするインク
    ジェット記録装置。
  15. 【請求項15】 請求項1ないし14のいずれか一項記
    載の記録装置を、出力手段として備えたことを特徴とす
    る情報処理システム。
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