JP2004009447A - インクジェット記録装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】複数のインクタンクを着脱自在に結合する記録ヘッドに、1色あたり複数のインクタンクを装着して印字可能なインクジェット記録装置を提供する。
【解決手段】複数のインクタンクを着脱自在に結合する記録ヘッドを有し、この記録ヘッドに装着されたインクタンクのインク色を検知する手段とインクタンクのインク残量を検知する手段とインクタンクの装着状態によって印字制御を行なう制御手段をもったことを特徴とするインクジェット記録装置。
【選択図】    図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、プリンターや複写機等の画像形成装置に関し、特に、前記記録ヘッドからインクを吐出して記録を行うインクジェット記録装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、紙、布、OHPシート等の記録媒体(以下、単に記録紙という)に対して記録を行う記録装置は、種々の記録方式、例えば、ワイヤードット方式、感熱方式、熱転写方式、インクジェット方式等による記録ヘッドを搭載可能な形態として提案されている。
【0003】
そのような記録方式の中で、記録素子上に配置した吐出口からインク滴を吐出させて記録を行うインクジェット方式の記録ヘッドを搭載した記録装置(以下インクジェット記録装置という)は、低騒音、高密度、高速な記録が可能等の利点がある。
【0004】
そして、複数の吐出口からインク滴を吐出させる記録ヘッドを記録紙の搬送方向(副走査方向)と直交する方向(主走査方向)にシリアルスキャンさせ、一方で非記録時に記録紙を記録幅に等しい量で間欠搬送するものである。インクを吐出する多数のノズルが副走査方向に直線上に配置された記録ヘッドを用いることにより、記録ヘッドが記録紙上を一回走査することでノズルに対応した幅のみ記録がなされる。
【0005】
また、インクジェット記録装置は、ランニングコストが安く、装置の小型化も可能であり、さらに多色のインクを用いてカラー画像の記録に対応することも容易である。中でも、記録紙の幅方向に多数の吐出口を配列したラインタイプの記録手段を使用したライン型の記録装置は、一層の高速化が可能である。
【0006】
上記の理由から、インクジェット記録装置は、情報処理システムの出力手段、例えば、複写機、ファクシミリ、電子タイプライタ、ワードプロセッサ、ワークステーションの出力端子としてのプリンター、あるいはパーソナルコンピュータ、ホストコンピュータ、光ディスク装置、ビデオ装置等に用いられるポータブルプリンタとして利用され、かつ商品化されている。
【0007】
このようなインクジェット記録装置の記録ヘッドは、インクタンクと一体化されたチップタイプのものと、インクタンクと着脱自在に結合するインクタンク交換タイプのものとがある。ランニングコストを抑えるためには、インクタンク交換タイプが有利である。
【0008】
記録ヘッドにインクを供給するためのインクタンクは、一般的に、インク保持体と、このインク保持体を挿入するための容器と、これを封止するための蓋部材で構成されている。カラー印刷を行う際に使用される記録ヘッドは、ブラックインクの入ったブラックタンクと、イエロー、マゼンタ、シアンの3色が一体となったカラータンクを交換するタイプ、そして、ブラック、イエロー、マゼンタ、シアンのそれぞれが入ったタンクを交換するタイプがある。また、最近では、写真調の印刷を行うために濃度の薄いマゼンタ、シアンのインクが入ったタンクもある。各色ごとのインクタンクを交換するタイプは、なくなった色のインクだけ交換することができるため、ランニングコストが抑えられるという利点がある。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来例では以下のような問題があった。
【0010】
(1)ユーザーによって、印刷に使用する各色のインク量に差がある。例えば、文章を主に印刷するユーザーはブラックを主に使用する。このため、ブラックインクの交換頻度だけが増加し、他の色のインクはほとんど使用されないのにキャリッジ上に装着されていなければならない。
【0011】
(2)ランニングコストが抑えられるという点では各色ごとのインクタンクを交換するタイプは利点がある。しかし、インクタンクを交換するという点では、インクタンクの容量が決まっているためランニングコストの低減にも限界がある。
【0012】
そこで、インクタンクの容量を多くすることで、さらなるランニングコストの低減が考えられるが、容量を多くするために、インクタンクを大きくすると、キャリッジの重量が増加して、モータに対するキャリッジの応答性の低下や装置の大型化をまねいてしまう。
【0013】
(3)ランニングコストが抑えられるという点では各色ごとのインクタンクを交換するタイプは利点がある。しかし、インクタンクをカラーヘッド上の設定された位置に挿入しなければならないために、インクタンク側あるいはカラーヘッド側に誤挿入防止機構を設ける必要があった。
【0014】
(4)ランニングコストが抑えられるという点では各色ごとのインクタンクを交換するタイプは利点がある。しかし、各色のインクタンクの外形形状が同−の場合には、誤挿入防止のために、カラーヘッドもしくはインクジェット記録装置本体に貼られたラベルの指示に従い、ユーザーがインクタンクを挿入する必要があった。この場合、ユーザーがインクタンクを誤挿入したままで印字を行うと、誤った印刷結果が出力されてしまうため、インクタンクを交換は非常に注意深く作業する必要があった。
【0015】
【課題を解決するための手段】
上記問題点を解決するために、本発明では、複数のインクタンクを着脱自在に結合する記録ヘッドを有し、この記録ヘッドに装着されたインクタンクのインク色を検知する手段とインクタンクのインク残量を検知する手段とインクタンクの装着状態によって印字制御を行う制御手段を持ち、前記記録ヘッドからインクを吐出して記録を行うインクジェット記録装置において、1色あたり複数個のインクタンクを記録ヘッドに装着可能としたことを特徴としている。
【0016】
前記インクタンクのインク色を検知する手段とインクタンクのインク残量を検知する手段とインクタンクの装着状態によって印字制御を行う制御手段を持ち、前記インク残量を検知する手段でインクがないことが検知された場合、そのインク色に対応したインク色をインクタンクに充填することを特徴としている。
【0017】
前記インクタンクのインク色を検知する手段とインクタンクのインク残量を検知する手段として、レッド、グリーン、ブルーのLEDを使用することを特徴としている。
【0018】
前記インクタンクのインク色を検知する手投としてインクタンクとキャリッジの対応する位置に凹凸を設け、インクタンクのインク残量を検知する手段としてLEDを設けることを特徴としている。
【0019】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態について、図面を用いて説明していく。
【0020】
(実施形態1)
本発明の記録装置について、給紙部、記録部、排紙部の順に説明していく。
【0021】
図1は記録装置の斜視図、図2は記録装置の断面図である。
【0022】
(1)給紙部
本発明の記録装置は複数枚のシートを積載可能な自動給紙装置(以下ASFという)40を有しており、このASF40から給紙ローラ(不図示)によって1枚ずつ分離され、搬送されていく。ASF40から搬送されてきたシートは、紙押え41の先端部に回転自在に保持されたピンチローラ42によって送紙ローラ43に圧接されることによって搬送力を付与され、記録部に搬送されていく。
【0023】
(2)記録部
記録部に搬送されたシートは記録ヘッド12とプラテン44の間に搬送され、記録手段である記録ヘッド12によって印刷が行われる。記録ヘッド12は記録ヘッド12と着脱自在に構成されたインクタンク13により構成された記録手段であるヘッドカートリッジ(インクタンク+記録ヘッド)11として、ヘッドカートリッジ11が着脱可能なキャリッジ10に装着されている。
【0024】
キャリッジ10は、シート材Pの搬送方向に対して直角方向に延伸するガイド軸4およびガイドレール5により支持されている。
【0025】
ガイドレール5は、キャリッジ10の後端を保持して、ヘッドカートリッジ11とシート材Pとの間隔を維持するものである。また、キャリッジ10は、キャリッジモータ3からタイミングベルト7を介して伝達される駆動力により、ガイド軸4およびガイドレール5に沿って往復走査する。なお、タイミングベルト7はアイドルプーリ6によってテンションをかけて支持されており、ガイド軸4、ガイドレール5、キャリッジモータ3は、シャーシ1に取り付けられている。さらに、キャリッジ10には、シャーシ1の裏面に固定された電気基板2からヘッドカートリッジ11に電気信号を伝えるためのフレキシブル基板(不図示)が接続されている。
【0026】
本実施形態では、シート材Pにおいて画像形成が行われる行位置(シート材Pの搬送方向の位置)にヘッドカートリッジ11が対向するように、搬送ローラ42とピンチローラ43によりシート材Pが搬送される。そして、キャリッジモータ3の駆動力により、画像形成する列位置(シート材Pの搬送方向と垂直な位置)にキャリッジ10が移動して、ヘッドカートリッジ11の記録ヘッド12が画像形成位置に対向する。その後、電気基板2からの電気信号により記録ヘッド12からシート材Pに向けてインクが吐出して画像が形成される。
【0027】
ここで、図3を用いてヘッドカートリッジ11について説明する。図3aはヘッドカートリッジを斜め上方から見た斜視図、図3bは裏から見た斜視図、図3cはインクタンクの断面図、そして、図3dはインクタンクを装着したヘッドカートリッジの断面図である。
【0028】
ヘッドカートリッジ11は、記録ヘッド12と、着脱自在に構成された4つのインクタンク13により構成される。インクタンク13は透明なプラスチックでできた容器で、インク保持体13eと液体状態のインク13fの両者をそれぞれ収納している。インク保持体収納室13gとインク収納室13hがあり、これらを封止するための蓋部材13iとで構成されている。
【0029】
そして、インクタンク部の主部材13iは、供給針(後述のインク充填の方法で詳細に説明する)が差し込まれる差込口13nが設けられ、差込時にインク収納室を大気に連通させないようにするための二重弁機構13jにより密封されている。一方、インク保持体収納室13gには大気連通口13kと記録ヘッド部12ヘインクを供給するためのインク供給口13mが設けられている。
【0030】
通常のインクタンク装着状態では、ヘッドカートリッジ11に、右側からイエロー(Y)13a、マゼンダ(M)13b、シアン(C)13c、ブラック(Bk)13dのインクタンクが入っている。4色のインクタンクは外形形状が同一であるが、通常のブラック(Bk)13dのインクタンクの装着位置だけは、他の色と区別するために、若干広いスペースが設けてある。
【0031】
ヘッドカートリッジ11を裏側から見ると、記録ヘッドのそれぞれのインクタンク13に対応する位置に穴12aが空いており、それぞれのインクタンク13が見える構成となっている。
【0032】
従来より、インクジェット記録装置において、インクをノズルから吐出させるためのエネルギーを発生するエネルギー発生手段(記録素子)としては、ピエゾ素子等の電気機械変換体によってインクに加圧するものや、レーザー等の電磁波の照射あるいは発熱抵抗体を有する電気熱変換素子の作用によってインクに加熱して膨張または沸騰させるもの等がある。後者の熱エネルギーを利用して液体を吐出させる方式のインクジェット記録ヘッドは、ノズルを高密度に配列することができるために高解像度の記録をすることが可能である。その中でも電気熱変換素子をエネルギー発生手段として用いた記録ヘッドは、小型化が容易であり、かつ最近の半導体分野における技術の進歩と信頼性の向上が著しいIC技術やマイクロ加工技術の長所を十分に活用でき、高密度実装化が容易で、製造コストも安価であるといった利点がある。
【0033】
本実施形態のヘッドカートリッジ11の記録ヘッド12は、ヒータ等の発熱抵抗体を有する電気熱変換素子によりインクに熱を与えるものである。この熱によりインクは膜沸騰し、この膜沸騰による気泡の成長または収縮によって生じる圧力変化によって記録ヘッド12のノズル12bからインクが吐出されて画像が形成される。
【0034】
次に本発明の第1実施形態の特徴的な箇所であるインクタンク検知部90について詳細に説明する。
【0035】
インクタンク検知部90は、記録装置の正面から見て左側に位置し、キャリッジの移動範囲内にあり、かつキャリッジの一部がインクタンク検知部90の上を通過するように構成されている。インクタンク検知部90は、レッド、グリーン、ブルーの3色のLED92と、LED92の反射光を結像する結像レンズ94、結像された反射光を受光する受光部93、受光部93の情報を電気基板2に伝達するためのリード線(不図示)、前記3色のLED92、受光部93、結像レンズ94をカバーするためのカバー部材91より構成されている。
【0036】
前記カバー部材91には上側に穴が設けてあり、その穴からインクタンク検知部90内部を見たのが図4aである。図4bは記録装置の正面方向から見たインクタンク検知部90の図である。カバー部材91の内部には、レッド、グリーン、ブルーのLED92が1列に配置され、LED92の反射光を受光する受光部93がLED92の横に配置されている。結像レンズ94はインクタンク13と受光部93の中間に位置し、LED92のインクタンク13での反射光を結像する。また不図示のリード線により受光部93で検知した情報を電気基板2に伝達する。
【0037】
具体的に説明する。ヘッドカートリッジ11をキャリッジ10に装着する場合は、記録装置のカバー部材に設けられた不図示のヘッドカートリッジ交換キーを押す。するとキャリッジ10はヘッドカートリッジ交換ポジションに移動する。ヘッドカートリッジ交換ポジションで、ヘッドカートリッジ11を装着し、再度ヘッドカートリッジ交換キーを押す。するとキャリッジ10は記録装置の正面から見て左側に移動し、インクタンク検知部90のカバー部材91の穴の上に交換したインクタンクが来るような位置に移動する。そこで、図4aに示すように、まずレッド(R)のLED92aが記録ヘッド12の穴12aから見えるインクタンク13の液体インク部分に照射され、反射光が結像レンズ94を経由して光電変換特性を持つ受光部93aに受光される。次にグリーン(G)のLED92bがインクタンク13の液体インク部分に照射され、その反射光が結像レンズ94を経由して受光部93bに受光される。最後にブルー(B)のLED92cがインクタンク13の液体インク部分に照射され、その反射光が結像レンズ94を経由して受光部93cに受光される。3色のLED92がインクタンク13を照射した反射光の受光部93のデータにより、装着されているインクタンク13のインク色を検知する。
【0038】
そしてどのような順番で何色のインクタンクが装着されているかの情報を電気基板2にフィードバックし、インク吐出の順序を変更して正しい印刷を行うことができるようになっている。
【0039】
その際、同時にユーザーに対しても何色のインクタンクが装着されているかの情報をコンピュータのモニターを通してフィードバックする。これによって、装着されていない色の印刷命令がきた場合にも、ユーザーにエラー情報を提示できる。
【0040】
例えば図5aに示すように、通常のインクタンク装着状態から、イエローのインクタンクを取り外して、代わりにマゼンダのインクタンクを装着したとする。すると、キャリッジは記録装置の左側に移動して装着したインクタンクが、インクタンク検知部90のカバー部材91の穴の上に来るような位置で停止する。そこでレッド、グリーン、ブルーのLEDを順番にインクタンク13に照射し、それぞれの反射光の受光部のデータより、装着されているインクタンクがマゼンダであると判断する。
【0041】
そして、この情報を電気基板にフィードバックし、インク吐出の順序を変更して正しい印刷を行うことができるようになる。
【0042】
同時に、ユーザーに対しても何色のインクタンクが装着されているかの情報をコンピュータのモニターを通してフィードバックする。
【0043】
また同時に複数のインクタンクを交換した場合は、それぞれ交換したインクタンク13がインクタンク検知部90のカバー部材91の穴の上に来るように移動し、3色のLED92を照射し装着されているインクタンク13の種類を判断する。
【0044】
例えば図5bのように、通常のインクタンク装着状態から、シアンマゼンダ、イエローのインクタンクを、前記ヘッドカートリッジ交換ポジションで取り外して、代わりに、ブラックのインクタンク3個を装着したとする。
【0045】
キャリッジは記録装置の左側に移動して、装着されたインクタンクの最も左側にあるインクタンクcが、インクタンク検知部90のカバー部材91の穴の上に来るような位置で停止する。そこでレッド、グリーン、ブルーのLED92を順番にインクタンク13に照射し、それぞれの反射光の受光部93のデータより、装着されているインクタンクがブラックであると判断される。
【0046】
次にインクタンクbが、カバー部材91の穴の上に来るような位置で停止する。そこでレッド、グリーン、ブルーのLED92を順番にインクタンク13に照射し、それぞれの反射光の受光部93のデータより、装着されているインクタンクがブラックであると判断される。同様にインクタンクaが、カバー部材91の穴の上に来るような位置で停止する。そこでレッド、グリーン、ブルーのLED92を順番にインクタンク13に照射し、それぞれの反射光の受光部93のデータより、装着されているインクタンクがブラックであると判断される。
【0047】
そして、この情報を電気基板2にフィードバックし、インク吐出の順序を変更して正しい印刷を行うことができるようになる。
【0048】
同時に、ユーザーに対しても何色のインクタンクが装着されているかの情報をコンピュータのモニターを通してフィードバックする。これによって、装着されていない色の印刷命令がきた場合にも、ユーザーにエラー情報を提示できる。
【0049】
上記の図5bのようにすべてのインクタンクをブラックのインクタンクとした場合(ブラックのインクタンク4個)、記録ヘッドからはブラックのインクのみが吐出されるようになるため、キャリッジの1回のスキャンで印字できるブラックの幅が大きくなる。これは、例えば文章の印刷を行う場合には、キャリッジの1回のスキャンで印字できる行数が多くなることを意味し、結果として、文章の高速化印刷が可能となる。
【0050】
次に本発明の第1実施形態の特徴的な箇所であるインク充填部について説明を行う。
【0051】
上述のインクタンク検知部90はインクタンク13のLED92を照射する箇所にインクと同じ色のラベルを貼り付けてもインクタンクの検知は行えるが、LED92を直接インクに照射するため、インクの残量も検知することができる。
【0052】
具体的に説明する。ヘッドカートリッジ11をキャリッジ10に装着して印字を開始すると、印字ごとの吐出されたインク滴の数を各色ごとに集計していき、その集計した値が−定の数値に達した時、つまり、消費したインク量が一定値を越えた時キャリッジがインクタンク検知部90上に移動していってインクの残量の確認を行う。この時、インクの残量が少なくなると、図6に示すように、インクタンク13のインク収納室13hのインクが空になり、この部分に照射された各LED92の光は反射せずに、インクタンク13を通過してしまう。これによって、インクの残量が少なくなったことが検知できる。
【0053】
インク充填の方法について具体的に説明する。
【0054】
図7は、本発明にかかる各色の大型タンクとインクタンク部との接続供給を説明をするための概略説明図である。
【0055】
図7に示すように、ヘッドカートリッジ11のインクタンク13の主部材13iには、液体を保持する各色の大型タンク30の供給針31が差し込まれる差込口13nが設けられている。この差込ロ13nは、差込時にインク収納室を大気に連通させないようにするための二重弁機構13jにより密封されている。一方、インク保持体収納室13gには大気連通ロ13kと記録ヘッド部12へインクを供給するためのインク供給口13mが設けられている。
【0056】
本実施形態の大型タンク30は、図1に示すように、右側からイエロー(Y)30a、マゼンダ(M)30b、シアン(C)30c、ブラック(Bk)30dの色のインクがそれぞれ入った大型タンクに別れていて、それぞれの大型タンクには供給針31a、31b、31c、31dが設けられている。
【0057】
差込口13nへの供給針31の差込みは、ヘッドカートリッジ11を装着したキャリッジ10が大型タンク30の各色ごとのインク充填位置で行われる。キャリッジ10が大型タンク30の各色ごとのインク充填位置に待機していると、大型タンク30からのインクを供給するための各色ごとの供給針31のついた大型タンク30が、ヘッドカートリッジ11上方から下降してきて、供給針31が差込口13nへ差込まれる。
【0058】
例えば、図5aに示すように、キャリッジの右端にあるイエローのインクがなくなったことがわかった場合、キャリッジはイエローインク充填位置(図1のイエローの大型タンク30aのインク充填位置)に待機したままで、キャリッジの右端にあるイエローのインクタンクにイエローのインクを充填していく。
【0059】
インクを供給時は、差込口13nに二重弁機構13jを通して供給針31が差込まれるので、インク収納室13hは大気と連通せず常に密閉状態とすることができる。つまり、二重弁機構13jは第1の弁室(不図示)と第2の弁室(不図示)からなり、供給針31の先端が第1の弁室に進入する時はインク収納室と連通する第2の弁室は閉じられており、先端が第1の弁室で確実に密閉された後に第2の弁室にし移入するようになっている。
【0060】
1回のインクの充填量は、インクタンク13のインク収納室13hの空間を満たす分だけ行われるようになっていて、インクタンク13からインクが溢れ出さないようになっている。
【0061】
インクの充填が終了すると、先程とは逆に、大型タンク30が上昇して、印字可能な状態となる。
【0062】
このような、インクタンク検知部とインク充填部を備えているため、本発明のインクジェット記録装置においては、同じ色のインクタンクを複数個装着できると同時に、そのインク残量が少なくなった場合においては、自動的にインクが補充されるようになっている。このため、例えば、文章を主に印刷するユーザーはブラックを主に使用するため、ブラックインクタンクのみをヘッドカートリッジに装着するようにして、使用しない色のインクタンクを装着しないような使用方法が可能となる。
【0063】
これによって、ブラックインクタンクのインク充填の頻度を少なくすることも可能となり、効率的で使用目的にあったインクタンクの設定が可能となる。
【0064】
(3)排紙部
記録が行われたシートは排紙ローラ45と拍車46の回転によって順次搬送され排紙され、記録の終了となる。
【0065】
(実施形態2)
図8、図9を用いて本発明の第2実施形態を説明する。図8は本発明の第2実施形態に使用されるインクタンクの斜視図であり、図9は第2実施形態に使用されるヘッドカートリッジの断面図である。
【0066】
本実施形態では、インクタンクのインク色を検知する手段として、インクタンクに凸を設け、キャリッジには凸に対応する位置にONとOFFを検知するスイッチを設け、この凸の押し方によって装着されているインクタンクの色を検知している。インクタンクのインク残量を検知する手段としては第1実施形態と同様にLEDを設けている。
【0067】
図9において、ヘッドカートリッジ22にインクタンク21を装着すると、インクタンク21の凸51に対応したヘッドカートリッジ22の位置には穴が設けられていて、両者を一緒にキャリッジ20に装着すると、キャリッジ20側にはインクタンクの凸51によってONされるようなスイッチ50が設けられている。図8に示すように、この凸51の位置が、イエロー(Y)21aでは51a、マゼンダ(M)21bでは51b、シアン(C)21cでは51c、ブラック(Bk)21dでは51dのように各色ごとに異なるため、それぞれのインクタンク21の種類をキャリッジ20個で検知することが可能となる。
【0068】
インクタンク交換の際には、第1実施形態と同様に、どのような順番で何色のインクタンクが装着されているかの情報を電気基板2にフィードバックし、インク吐出の順序を変更して正しい印刷を行うことができるようになっている。
【0069】
その際、同時にユーザーに対しても何色のインクタンクが装着されているかの情報をコンピュータのモニターを通してフィードバックする。これによって、装着されていない色の印刷命令がきた場合にも、ユーザーにエラー情報を提示できる。
【0070】
このように、インクタンクの装着情報をコンピュータのモニターを通してユーザーに提示できるため、オペレータが記録ヘッドにインクタンクを装着する時、装置本体に貼られたラベルの指示に対して注意深く作業する必要がなくなる。
【0071】
なお、本実施形態ではインクタンクに凸を設け、キャリッジには凸に対応する位置にONとOFFを検知するスイッチを設けているが、インクタンクに凹を設けてキャリッジには凹に対応してONとOFFを検知するスイッチを設けても同様の効果が得られる。
【0072】
インクタンクのインク残量を検知する手段は第1実施形態と同様であり、1色のLEDの発光によるインクからの反射の有無で行っている。
【0073】
その他の構成については実施形態1と同様である。
【0074】
(その他)
なお、上述の実施形態においては、キャリッジにインクジェット記録ヘッドを搭載するプリンタを用いて本発明を説明したが、例えば、インクジェット記録ヘッドとほぼ同一の外形を備えることで、このキャリッジにインクジェット記録ヘッドとコンパチブルにキャリッジに搭載することのできるスキャナーユニットを備え、プラテンに支持される原稿シートから画像情報を読み取ることのできる情報処理装置であっても本発明を説明した構成を好適に用いることができる。
【0075】
本発明は、特にインクジェット記録方式の中でも、熱エネルギを利用して飛翔的液滴を形成し、記録を行なうインクジェット記録方式の記録ヘッドを使用する画像形成装置において、優れた効果をもたらすものである。
【0076】
その代表的な構成や原理については、例えば、米国特許第4723129号明細書、米国特許第4740796号明細書に開示されており、本発明はこれらの基本的な原理を用いて行なうものが好ましい。この記録方式はいわゆるオンデマンド型、コンティニュアス型のいずれにも適用可能である。
【0077】
この記録方式を簡単に説明すると、液体(インク)が保持されているシートや液路に対応して配置されている電気熱変換体に、記録情報に対応して液体に核沸騰現象を越え、膜沸騰現象を生じるような急速な温度上昇を与えるための少なくとも一つの駆動信号を印加することによって、熱エネルギを発生せしめ、記録ヘッドの熱作用面に膜沸騰を生じさせる。このように液体(インク)から、電気熱変換体に付与する駆動信号に一対一対応した気泡を形成できるため、特にオンデマンド型の記録法には有効である。この気泡の成長、収縮により吐出孔を介して液体(インク)を吐出させて、少なくとも一つの滴を形成する。この駆動信号をパルス形状とすると、即時適切に気泡の成長収縮が行なわれるので、特に応答性に優れた液体(インク)の吐出が達成でき、より好ましい。このパルス形状の駆動信号としては、米国特許第4463359号明細書、米国特許第4345262号明細書に記載されているようなものが適している。なお、上記熱作用面の温度上昇率に関する発明の米国特許第4313124号明細書に記載されている条件を採用すると、さらに優れた記録を行なうことができる。
【0078】
記録ヘッドの構成としては、上述の各明細書に開示されているような吐出孔、液流路、電気熱変換体の組み合わせ構成(直線液状流路または直角液流路)の他に、米国特許第4558333号明細書、米国特許第4459600号明細書に開示されているように、熱作用面が屈曲する領域に配置された構成を持つものも本発明に含まれる。
【0079】
加えて、複数の電気熱変換体に対して、共通するスリットを電気熱変換体の吐出孔とする構成を開示する特開昭59年第123670号公報や熱エネルギの圧力波を吸収する開孔を吐出部に対応させる構成を開示する特開昭59年第138461号公報に基づいた構成においても本発明は有効である。
【0080】
さらに、本発明が有効に利用される記録ヘッドとしては、記録装置が記録できる記録媒体の最大幅に対応した長さのフルラインタイプの記録ヘッドとがある。このフルラインヘッドは、上述した明細に開示されているような記録ヘッドを複数個組み合わせることによってフルライン構成にしたものや、一体的に形成された1個の長尺の記録ヘッドであっても良い。
【0081】
また、本発明の記録装置に、記録ヘッドに対する回復手段、予備的な補助手段等を付加することは、本発明の記録装置を一層安定にすることができるので好ましいものである。これらを具体的に挙げれば、記録ヘッドに対しての、キャッピング手段、クリーニング手段、加圧あるいは吸引手段、電気熱変換体あるいはこれとは別の加熱素子、あるいはこれらの組み合わせによる予備加熱手段、記録とは別の吐出を行なう予備吐出モードを行なう手段を付加することも安定した記録を行なうために有効である。
【0082】
以上説明した本発明実施形態においては、液体インクを用いて説明しているが、本発明では室温で固体状であるインクであっても、室温で軟化状態となるインクであっても用いることができる。上述のインクジェット装置ではインク自体を30℃以上70℃以下の範囲内で温度調整を行ってインクの粘性を安定吐出範囲にあるように温度制御するものが一般的であるから、使用記録信号付与時にインクが液体をなすものであればよい。
【0083】
加えて、熱エネルギによるヘッドやインクの過剰な昇温をインクの固形状態から液体状態への状態変化のエネルギとして使用せしめることで積極的に防止するか、または、インクの蒸発防止を目的として放置状態で同化するインクを用いることもできる。いずれにしても熱エネルギの記録信号に応じた付与によってインクが液化してインク液状として吐出するものや記録媒体に到達する時点ではすでに固化し始めるもの等のような、熱エネルギの付与によって初めて液化する性質を持つインクの使用も本発明には適用可能である。
【0084】
このようなインクは、特開昭54−56847号公報あるいは特開昭60−71260号公報に記載されるような、多孔質シートの凹部または貫通孔に液状または固形物として保持された状態で、電気熱変換体に対して対向するような形態としても良い。
【0085】
さらに加えて、本発明に係る記録装置の形態としては、ワードプロセッサやコンピュータ等の情報処理機器の画像出力端末として一体または別体に設けられるものの他、リーダ等と組み合わせた複写装置、さらには送受信機能を有するファクシミリ装置の形態を取るものであっても良い。
【0086】
【発明の効果】
以上説明したように本発明では、複数のインクタンクを着脱自在に結合する記録ヘッドを有し、この記録ヘッドに装着されたインクタンクのインク色を検知する手段とインクタンクのインク残量を検知する手段とインクタンクの装着状態によって印字制御を行う制御手段を持ち、前記記録ヘッドからインクを吐出して記録を行うインクジェット記録装置において、1色あたり複数個のインクタンクを記録ヘッドに装着可能としたことを特撤としている。
【0087】
前記インクタンクのインク色を検知する手段とインクタンクのインク残量を検知する手段とインクタンクの装着状態によって印字制御を行う制御手段を持ち、前記インク残量を検知する手段でインクがないことが検知された場合、そのインク色に対応したインク色をインクタンクに充填することを特徴としている。
【0088】
前記インクタンクのインク色を検知する手段とインクタンクのインク残量を検知する手段として、レッド、グリーン、ブルーのLEDを使用することを特徴としている。
【0089】
前記インクタンクのインク色を検知する手段としてインクタンクとキャリッジの対応する位置に凹凸を設け、インクタンクのインク残量を検知する手段としてLEDを設けることを特徴としている。
【0090】
このため、以下のような効果がある。
【0091】
(1)ユーザー印刷環境に合わせたインクの設定が可能になる。例えば、文章を主に印刷するユーザーはブラックを主に使用するめ、ブラックインクをキャリッジ上に装着すればよい。
【0092】
このようにすべてのインクタンクをブラックのインクタンクとした場合、記録ヘッドからはブラックのインクのみが吐出されるようになるり、キャリッジの1回のスキャンで印字できるブラックの幅が大きくなる。これは、例えば文章の印刷を行う場合に、キャリッジの1回のスキャンで印字できる行数が多くなることを意味し、結果として、文章の高速化印刷が可能となる。
【0093】
(2)インクタンクを大きくすることなくランニングコストの低減が可能となり、キャリッジの重量が増加して、モータに対するキャリッジの応答性の低下や装置の大型化をまねくことがない。
【0094】
(3)装置側で装着されているインクタンクのインク色を検知して、どのような順番で何色のインクタンクが装着されているかの情報を電気基板にフィードバックし、インク吐出の順序を変更して正しい印刷を行うことができるようになっている。
【0095】
その際、同時にユーザーに対しても何色のインクタンクが装着されているかの情報をコンピュータのモニターを通してフィードバックする。これによって、装着されていない色の印刷命令がきた場合には、ブザーを鳴らすなどしてユーザーにエラー表示を行うことが可能となる。
【0096】
このため、インクタンク側あるいはカラーヘッド側に誤挿入防止機構を設ける必要がない。
【0097】
また、ユーザーがインクタンクの交換を非常に注意深く作業する必要がなくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の記録装置の第1実施形態の斜視図である。
【図2】本発明の記録装置の第1実施形態の断面図である。
【図3】a、bは本発明の記録装置の第1実施形態のインクタンクヘッドとカートリッジの斜視図である。c、dは本発明の記録装置の第1実施形態のインクタンクヘッドとカートリッジの断面図である。
【図4】a、bは本発明の記録装置の第1実施形態のインクタンク検知部を説明するための図である。
【図5】a、bは本発明の記録装置の第1実施形態の動作を説明するための図である。
【図6】本発明の記録装置の第1実施形態のインクタンクのインク残量検知部を説明するための図である。
【図7】本発明の記録装置の第1実施形態のインクタンクヘのインク充填を説明するための図である。
【図8】
本発明の記録装置の第2実施形態のインクタンク斜視図である。
【図9】
本発明の記録装置の第2実施形態のヘッドカートリッジとキャリッジの断面図である。
【符号の説明】
1 シャーシ
2 電気基板
3 キャリッジモータ
4 ガイド軸
5 ガイドレール
6 アイドルプーリ
7 タイミングベルト
10 キャリッジ
11 ヘッドカートリッジ
12 記録ヘッド
13 インクタンク
20 キャリッジ
21 インクタンク
22 ヘッドカートリッジ
30 大型タンク
31 供給針
40 ASF
41 紙押え
42 ピンチローラ
43 送紙ローラ
44 プラテン
45 排紙ローラ
46 拍車
50 スイッチ
51 凸部
90 インクタンク検知部
91 カバー部材
92 LED
93 受光部
94 結像レンズ

Claims (5)

  1. 複数のインクタンクを着脱自在に結合する記録ヘッドを有し、この記録ヘッドに装着されたインクタンクのインク色を検知する手段とインクタンクのインク残量を検知する手段とインクタンクの装着状態によって印字制御を行う制御手段を持ち、前記記録ヘッドからインクを吐出して記録を行うインクジェット記録装置において、1色あたり複数個のインクタンクを記録ヘッドに装着可能としたことを特徴とするインクジェット記録装置。
  2. 前記インクタンクのインク色を検知する手段とインクタンクのインク残量を検知する手段とインクタンクの装着状態によって印字制御を行う制御手段を持ち、前記インク残量を検知する手段でインクがないことが検知された場合、そのインク色に対応したインク色をインクタンクに充填することを特徴とする請求項1に記載のインクジェット記録装置。
  3. 1種類の検知手段によって、前記インクタンクのインク色の検知とインクタンクのインク残量の検知を行うことを特徴とする請求項1〜請求項2に記載のインクジェット記録装置。
  4. 前記インクタンクのインク色を検知する手段とインクタンクのインク残量を検知する手段として、レッド、グリーン、ブルーのLEDを使用することを特徴とする請求項1〜請求項2に記載のインクジェット記録装置。
  5. 前記インクタンクのインク色を検知する手段としてインクタンクとキャリッジの対応する位置に凹凸を設け、インクタンクのインク残量を検知する手段としてLEDを設けることを特徴とする請求項1〜請求項2に記載のインクジェット記録装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US7901061B2 (en) 2006-06-30 2011-03-08 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Liquid discharge device
US7997701B2 (en) 2006-03-29 2011-08-16 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Inkjet printer and ink tank

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