JP2814302B2 - インクジェット記録装置 - Google Patents
インクジェット記録装置Info
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Description
て記録を行なうインクジェット記録装置に関する。
像情報に基づいて、紙やプラスチック薄板等の被記録材
上に画像を形成していくように構成されている。
式、ワイヤドット式、サーマル式、レーザービーム式等
に分けることができ、そのうちのインクジェット式(イ
ンクジェット記録装置)は、記録ヘッドから被記録材に
インクを吐出させて記録を行なうように構成されてい
る。
録することができ、ノンインパクト方式であるため騒音
が少なく、しかも、多色のインクを使用してカラー画像
を記録するのが容易であるなどの利点を有している。
の正常なインク吐出状態を維持し、さらには、該記録ヘ
ッドの吐出口に目詰まりが生じた場合にこれを解消して
正常な吐出状態に回復するため、回復用のポンプを配置
し、ポンプ負圧により吐出口からインクを吸引する手段
が設けられている。
クを収納するための廃インク処理部材を配置することが
行われている。
と、サービスマンあるいはユーザーが廃インク処理部材
の交換を行ない、再び記録を続けることができるように
なっている。
の紙詰まり処理やインク補充のためのカバーを開き、そ
の時に形成される装置本体内の空間を利用して満杯状態
の廃インク処理部材を引き抜き、新しい廃インク処理部
材に入れ替える方法が採られていた。
口を設けておき、該開口から、装置本体の廃インク処理
部材設置面と平行な方向に抜き出して交換する方法も採
用されていた。
バーを開いた時に形成される空間内に廃インク処理部材
を配置せねばならず、そのうえ、該廃インク処理部材の
大きさは該空間内で交換動作を行い得る程度に抑えなけ
ればならなかった。
ると、装置本体の各構成部材との関係で大きな配置上の
制約が生じたり、装置本体の大型化を招くという技術的
課題があった。
作業を頻繁に行なうことになり、ユーザーとして煩わし
いものであった。
ク量が非常に多くなるため、この大きさの制約は非常に
大きな技術的課題となっていた。
れと同じような問題があった。
大きくすると、開口が大きくなり、装置本体の側面に大
きな孔を開けることになるため、装置自体の強度不足を
招くという問題もあった。
のであり、本発明の目的は、記録装置の筐体の強度を十
分確保しつつ、廃インク回収部材を収納するための十分
な広さのスペースを確保することができ、不測の事態に
よっても、廃インク回収部材に回収された廃インクが装
置内部に漏れることを確実に防止することができるイン
クジェット記録装置を提供することである。
出された記録に使用されなかった廃インクを回収する廃
インク回収部材を交換可能に備えたインクジェット記録
装置において、前記インクジェット記録装置の底部に外
筐体を利用した凹部空間が構成され、該凹部空間に対し
て前記廃インク回収部材を着脱可能にしたことを特徴と
する。
は対応部分を示す。
施例を示す模式的平面図であり、第2図は第1図中の線
II−IIに沿った断面図である。
中央部付近には、用紙やプラスチック薄板等の被記録材
3を積載するための給紙カセット2が収納されている。
よりカセット2から分離され、被記録材の搬送経路へと
導かれる。
ーラから成る紙送りローラ4と該被記録材がプラテン6
に密着するように張力を与える一対のローラから成る引
っ張りローラ5により、記録部を通して所定のピッチで
正確に搬送される。
キャリッジ8は筐体1に固定されたガイドレール9に沿
って往復移動可能に案内支持されている。
る方向に移動する際に、記録ヘッド7により、被記録材
3aのプラテン6上の部分に記録が行われていく。
インク吐出状態を維持するための吸引回復動作が行なわ
れる。
せ、記録ヘッド7を記録領域外に配置されたキャップ10
と対面させた後、該記録ヘッドの吐出部をキャップ10で
密閉し、次いで、吸引回復ポンプ11を駆動して該キャッ
プ10内に負圧を発生させることにより、記録ヘッド7の
吐出口からインクを引き出すという手順で行なわれる。
13側へ送り出される。
して、該下筐体の廃インク収納部1a内に収納された廃イ
ンク処理部材16に達している。
せた下面解放の凹部で形成されている。
構造について説明する。
自体を凹ませることにより、装置本体の底面のみで開口
するように該下筐体1と一体に形成されている。
井面は筐体1自体によって形成されており、充分な強度
を有している。
を中心に回動可能な底蓋18が取り付けられており、前記
凹部(廃インク収納部)1aの開口端面(下端面)は該底
蓋18によって開閉可能になっている。
1に係合させることにより、第2図に示す閉じ位置に保
持される。
れており、該指掛け部18bを矢印B方向に押すと、弾性
変形により、前記爪部18aが下筐体1から外れ、底蓋18
は自由に回動する状態(開き状態)となる。
内に収納可能な大きさを有する箱形の廃インクパック17
が載置されており、該廃インクパック17の中に廃インク
処理部材16が収納されている。
収納可能な溶液を有し、該廃インクパック17内にはその
容積に対応する大きさの廃インク処理部材16が交換可能
に収納されている。
吸収体(通常、スポンジ状の部材)で形成されている。
部材16がインクで満杯になったことを検知するためのセ
ンサー19が設けられている。
が増えて廃インク処理部材16がインクで満杯になると、
前記センサー19が満杯を検知して信号を発生し、表示部
20に満杯になったことが表示される。
インクを吐出するインクジェット記録ヘッドであって、
熱エネルギーを発生するための電気熱変換体を備えたも
のである。
熱変換体によって印加される熱エネルギーにより生じる
膜沸騰による気泡の成長、収縮によって生じる圧力変化
を利用して、吐出口よりインクを吐出させ、記録を行な
うものである。
ンク吐出部(記録部)30の構造を模式的に示す部分斜視
図である。
約0.5〜2.0mm程度)をおいて対面する吐出口面31には、
所定のピッチで複数の吐出口32が形成され、共通液室33
と各吐出口32とを連通する各液路34の壁面に沿ってイン
ク吐出用のエネルギーを発生するための電気熱変換体
(発熱抵抗体など)35が配設されている。
ャリッジ8の走査方向と交叉する方向に並ぶような位置
関係で、キャリッジ8に装填されている。
る電気熱変換体35を駆動(通電)して、液路34内のイン
クを膜沸騰させ、その時に発生する圧力によって吐出口
32からインクを吐出させる記録ヘッド7が構成されてい
る。
を外して底蓋18を釈放した状態を示し、第5図は第4図
の状態から記録装置の一端を持ち上げて傾斜させた状態
を示す。
部材16を交換する時の動作を説明する。
け部18bを矢印B方向に押し、爪部18aを弾性変位させて
下筐体1との係合を解除する。
に示すように記録装置設置面と当接し、その位置で停止
する。
げて矢印C方向に傾けることにより、廃インクパック17
を取り出すのに充分な空間を形成することができ、そこ
で、該廃インクパック17を矢印D方向に取り出す。
ク17の装着は、以上の取り出し動作の逆の手順で行なう
ことができる。
収納するための廃インク収納部1aを、装置本体の底面1c
の凹部で形成したので、装置本体底部の空きスペースを
利用して充分に大きな容積の廃インク収納部1aを容易に
確保することができ、したがって、装置本体の大型化を
招くことなく、かつ下筐体1の強度を十分に確保しつ
つ、大容量の廃インク処理部材16を設置することがで
き、該廃インク処理部材16の交換の頻度を大幅に低減す
ることが可能となった。
1aを構成しているため、不測の事態によっても、廃イン
ク処理部材(廃インク回収部材)16に回収された廃イン
クが装置内部に漏れることを確実に防止することも可能
になった。
実施例を示す模式的平面図であり、第7図は第6図中の
線VII−VIIに沿った断面図である。
数(4個)の記録ヘッド7a、7b、7c、7dが搭載されてい
る。
ェット記録装置の場合、それぞれ、ブラック、シアン、
マゼンタ、イエローのインク色に対応させることができ
る。
は、前述の実施例に比べて廃インク量が非常に増加する
ため、廃インク処理部材16の容量を極力大きくすること
が要請される。
同じ構造の廃インク収納部1aが、給紙カセット2を挟ん
で2箇所に設けられており、装置本体底部の空きスペー
スの活用度をさらに高めるように構成されている。
1a、1aの構造は、前述の実施例における底蓋18を無く
し、それぞれの廃インクパック17、17を下筐体1に着脱
可能に係止させる点で前述の実施例の場合と相違してい
る。
も、充分な大きさの廃インク収納部1a、1aを容易に確保
することができ、装置本体の大型化を招くことなく、か
つ下筐体1の強度を低下させることなく、大容量の廃イ
ンク処理部材16、16を配置することができ、該廃インク
処理部材16、16の交換の頻度を大幅に低減することが可
能なインクジェット記録装置が提供されている。
して4個のキャップ10a〜10dが設けられており、さら
に、吸引回復ポンプ11としては、各記録ヘッド7a〜7dに
単独で負圧を作用させ得るように、各キャップ10a〜10d
を通じるチューブを押し潰すことで負圧を発生させるチ
ューブポンプが用いられている。
復ポンプ11を駆動することにより、それぞれのチューブ
13a〜13dを通して、2箇所に配置された廃インク処理部
材16、16へ分けて送り込まれる。
廃インクは第6図中の左側の廃インク処理部材16へ送り
込まれ、キャップ10c、10dを通して吸引された廃インク
は第6図中の右側の廃インク処理部材16へ送り込まれる
ように接続されている。
の交換作業は、前述の実施例の場合に倣って、個々の廃
インク処理部材16ごとに行なわれる。
化され、装置全体を容易に持ち上げることができること
に鑑みて、前述の実施例における底蓋18を無くし、第7
図に示すように、各廃インク収納部1a、1aに収納される
廃インクパック17、17のそれぞれに、下筐体1と係止す
る爪部17a、17bが設けられている。
インクパック17の前後に設けられており、いずれも弾性
変位させて係止を解除させ得る着脱可能なものである。
の実施例における底蓋18の爪部18aの場合と同様の構造
を有し、同様の操作で係止を解除でき、両方の爪部17
a、17bを外して廃インクパック17を下筐体1から完全に
分離させることもできる。
16がインクで満杯になった時など、該廃インク処理部材
を交換する際は、装置全体を持ち上げて行なうことにな
る。
第1図〜第5図の実施例と相違しているが、その他の部
分では実質上同じ構造をしており、したがって、それぞ
れ対応する部分を同一符号で示し、それらの詳細説明は
省略する。
前述の実施例の場合と同様、廃インク処理部材16を収納
するための廃インク収納部1aを、装置本体の底面の凹部
で形成することにより、装置本体底部の空きスペースを
利用して充分に大きな容積の廃インク収納部1aを容易に
確保することができ、したがって、装置本体の大型化を
招くことなく、かつ下筐体1の強度を低下させることな
く、大容量の廃インク処理部材16を配置することがで
き、該廃インク処理部材16の交換の頻度を大幅に低減す
るできるという効果が得られる。
部1aを構成しているため、不測の事態によっても、廃イ
ンク処理部材(廃インク回収部材)16に回収された廃イ
ンクが装置内部に漏れることを確実に防止することがで
きる。
箇所に配置するので、装置本体の底部の空きスペースの
活用度を一層高めることができ、前述の効果をさらに高
めることができた。
るキャリッジ8上に記録ヘッド7を搭載し、紙幅方向に
主走査するシリアル型式の記録装置の場合を例に挙げて
説明したが、本発明は、紙幅方向の記録領域の全部また
は一部をカバーするライン記録ヘッドを使用するライン
型式の記録装置においても同様に適用でき、同様の効果
を達成し得るものがある。
録するインクジェット記録装置の場合、および異なる色
で記録する4個の記録ヘッド7a〜7dを備えたカラーイン
クジェット記録装置の場合を例に挙げて説明したが、本
発明は、色彩が同じで濃度が異なる複数の記録ヘッドを
使用する諧調記録用の記録装置など、記録ヘッドの個数
に関係無く同様に適用でき、同様の操作効果を達成し得
るものである。
しては、インクタンクを一体にしたカートリッジタイプ
のもの、記録ヘッドとインクタンクを別体とし、例え
ば、カプラーおよびチューブを介して結合する構造のも
の、あるいはインクタンクをを有しない記録ヘッドのみ
から成るものなど、種々の構造の記録ヘッドを使用する
ことができる。
ば、ピアゾ素子等の電気機械変換体等を用いる記録ヘッ
ドを使用するものに適用できるが、中でも、キヤノン株
式会社によって提唱されているバルブジェット方式のイ
ンクジェット記録装置において優れた効果をもたらすも
のである。
生できるからである。
許第4723129号明細書、同第4740796号明細書に開示され
ている基本的な原理を用いて行なうのが好ましい。
型のいずれにも適用可能であるが、特に、オンデマンド
型の場合には、液体(インク)が保持されているシート
や液路に対応して配置されている電気熱変換体に、記録
情報に対応していて核沸騰を越える急速な温度上昇を与
える少なくとも一つの駆動信号を印加することによっ
て、電気熱変換体に熱エネルギーを発生せしめ、記録ヘ
ッドの熱作用面に膜沸騰させて、結果的にこの駆動信号
に一対一対応し液体(インク)内の気泡を形成出来るの
で有効である。
(インク)を吐出させて、少なくとも一つの滴を形成す
る。
の成長収縮が行なわれるので、特に応答性に優れた液体
(インク)の吐出が達成でき、より好ましい。このパル
ス形状の駆動信号としては、米国特許第4463359号明細
書、同第4345262号明細書に記載されているようなもの
が適している。
許第4313124号明細書に記載されている条件を採用する
と、更に優れた記録を行なうことができる。
れているような吐出口、液路、電気熱変換体の組み合わ
せ構成(直線剰液流路又は直角液流路)の他に熱作用部
が屈曲する領域に配置されている構成を開示する米国特
許第4558333号明細書、米国特許第4459600号明細書を用
いた構成を本発明に含まれるものである。
ットを電気熱変換体の吐出部とする構成を開示する特開
昭59年第123670号公報や熱エネルギーの圧力波を吸収す
る開孔を吐出部に対応させる構成を開示する特開昭59年
第138461号公報に基づいた構成としても本発明は有効で
ある。
ても、本発明によれば、記録を確実に効率よく行なうこ
とができるようになるからである。
応した長さを有するフルラインタイプの記録ヘッドに対
応しても、本発明は有効に適用できる。
み合わせによってその長さを満たす構成や、一体的に形
成された1個の記録ヘッドとしての構成のいずれでもよ
い。
置本体に固定された記録ヘッド、あるいは装置本体に装
着されることで装置本体との電気的な接続や装置本体か
らのインクの供給が可能になる交換自在のチップタイプ
の記録ヘッド、あるいは記録ヘッド自体に一体的にイン
クタンクが設けられたカートリッジタイプの記録ヘッド
を用いた場合にも本発明は有効である。
録ヘッドに対しての回復手段、予備的な補助手段等を付
加することは本発明の効果を一層安定できるので好まし
いものである。
キャッピング手段、クリーニング手段、加圧或は吸引手
段、電気熱変換体或はこれとは別の加熱素子或はこれら
の組み合わせによる予備加熱手段、記録とは別の吐出を
行なう予備吐出モードを行なうことも安定した記録を行
なうために有効である。
ても、例えば、単色のインクに対応して1個のみが設け
られたものの他、記録色や濃度を異にする複数のインク
に対応して複数個数設けられるものであってもよい。
黒色等の主流色のみの記録モードだけではなく、記録ヘ
ッドを一体的に構成するか複数個の組み合わせによる
か、いずれでもよいが、異なる色の複色カラー又は、混
色によるフルカラーの少なくとも一つを備えた装置にも
本発明は極めて有効である。
は、インクを液体として説明しているが、室温やそれ以
下で固化するインクであって、室温で軟化もしくは液化
するもの、あるいは、インクジェット方式では、インク
自体を30℃以上70℃以下の範囲内で温度調整を行ってイ
ンクの粘性を安定吐出範囲にあるように温度制御するも
のが一般的であるから、使用記録信号付与時にインクが
液状をなすものであればよい。
固形状態から液体状態への状態変化のエネルギーとして
使用せしめることで防止するか、または、インクの蒸発
防止を目的として放置状態で固化するインクを用いるか
して、いずれにしても、熱エネルギーの記録信号に応じ
た付与によってインクが液化し、液状インクが吐出され
るものや、記録媒体に到達する時点ではすでに固化し始
めるもの等のような、熱エネルギーによって始めて液化
する性質のインクを使用する場合も本発明は適用可能で
ある。
あるいは特開昭60−71260号公報に記載されるような、
多孔質シート凹部または貫通孔に液状または固形物とし
て保持された状態で、電気熱変換体に対して対向するよ
うな形態としてもよい。
効なものは、上述した膜沸騰方式を実行するものであ
る。
の形態としては、コンピュータ等の情報処理機器の画像
出力端末として用いられるものの他、リーダ等と組み合
わせた複写装置、さらには送受信機能を有するファクシ
ミリ装置の形態を採るもの等であってもよい。
れば、記録手段から排出された記録に使用されなかった
廃インクを回収する廃インク回収部材を交換可能に備え
たインクジェット記録装置において、前記インクジェッ
ト記録装置の底部に外筐体を利用した凹部空間が構成さ
れ、該凹部空間に対して前記廃インク回収部材を着脱可
能にした構成とするので、記録装置の筐体を用いて廃イ
ンク回収部材を収納する凹部空間を構成することから、
筐体の強度を十分に確保しつつ、廃インク回収部材を収
納するための十分な広さのスペースを確保することがで
き、また、筐体を利用して凹部空間を構成することか
ら、不測の事態によっても、廃インク回収部材に回収さ
れた廃インクが装置内部に漏れることを確実に防止する
ことができるインクジェット記録装置が提供される。
て、前記廃インク回収部材は、前記インクジェット記録
装置の記録領域を挟んだ両側に配されている構成とした
ので、さらに、より多量の廃インクを回収することがで
き、廃インク回収部材の交換頻度を低減させることがで
きるという効果が得られる。
て、前記記録手段は、複数の異なるインクを吐出可能に
複数具えられており、前記複数の記録手段から排出され
る廃インクは、前記記録領域を挟んで配された廃インク
回収部材に振り分けられて回収される構成としたので、
さらに、複数の記録手段のそれぞれで廃インク量が異な
る場合であっても、廃インクをバランスよく振り分ける
ことで複数の廃インク回収部材を有効に活用でき、廃イ
ンク回収部材の交換頻度の低減を図ることで取り扱い性
を向上させ得るという効果が得られる。
例を示す模式的平面図、第2図は第1図中の線II−IIに
沿った断面図、第3図は第1図中の記録ヘッドの構造を
模式的に示す部分斜視図、第4図は第2図の状態から底
フタを解除した状態を示す断面図、第5図は第4図の状
態からさらに記録装置を傾斜させた状態を示す断面図、
第6図は本発明によるインクジェット記録装置の他の実
施例を示す模式的平面図、第7図は第6図中の線VII−V
IIに沿った断面図である。 以下に、図面中の主要な構成部分を表す符号を列挙す
る。 1……下筐体(装置本体)、1a……廃インク収納部(凹
部)、1c……下筐体の底面、3、3a……被記録材、7、
7a〜7d……記録ヘッド(記録手段)、8……キャリッ
ジ、10、10a〜10d……キャップ、11……回復ポンプ(廃
インクポンプ)、13、13a〜13d……チューブ、16……廃
インク処理部材、17……廃インクパック、17a、17b……
爪部、18……底フタ、18a……爪部、19……廃インク量
検知センサー、30……インク吐出部、32……吐出口、35
……電気熱変換体。
Claims (4)
- 【請求項1】記録手段から排出された記録に使用されな
かった廃インクを回収する廃インク回収部材を交換可能
に備えたインクジェット記録装置において、 前記インクジェット記録装置の底部に外筐体を利用した
凹部空間が構成され、該凹部空間に対して前記廃インク
回収部材を着脱可能にしたことを特徴とするインクジェ
ット記録装置。 - 【請求項2】前記廃インク回収部材は、前記インクジェ
ット記録装置の記録領域を挟んだ両側に配されているこ
とを特徴とする請求項1に記載のインクジェット記録装
置。 - 【請求項3】前記記録手段は、複数の異なるインクを吐
出可能に複数具えられており、前記複数の記録手段から
排出される廃インクは、前記記録領域を挟んで配された
廃インク回収部材に振り分けられて回収されることを特
徴とする請求項2に記載のインクジェット記録装置。 - 【請求項4】前記記録手段が、熱エネルギーを利用して
インクを吐出する記録手段であって、熱エネルギーを発
生するための電気熱変換体を備えているインクジェット
記録手段であることを特徴とする請求項1〜3のいずれ
かに記載のインクジェット記録装置。
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