JPH06106731A - インクジェット記録手段およびインクジェット記録装置 - Google Patents

インクジェット記録手段およびインクジェット記録装置

Info

Publication number
JPH06106731A
JPH06106731A JP28095892A JP28095892A JPH06106731A JP H06106731 A JPH06106731 A JP H06106731A JP 28095892 A JP28095892 A JP 28095892A JP 28095892 A JP28095892 A JP 28095892A JP H06106731 A JPH06106731 A JP H06106731A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ink
recording
filter
substrate
ink jet
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP28095892A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3105364B2 (ja
Inventor
Toshiaki Hirozawa
稔明 広沢
Hiroshi Koizumi
寛 小泉
Jiro Moriyama
次郎 森山
Torachika Osada
虎近 長田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP28095892A priority Critical patent/JP3105364B2/ja
Priority to EP19930113981 priority patent/EP0585901B1/en
Priority to DE1993627209 priority patent/DE69327209T2/de
Publication of JPH06106731A publication Critical patent/JPH06106731A/ja
Priority to US08/661,884 priority patent/US6000792A/en
Application granted granted Critical
Publication of JP3105364B2 publication Critical patent/JP3105364B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J2202/00Embodiments of or processes related to ink-jet or thermal heads
    • B41J2202/01Embodiments of or processes related to ink-jet heads
    • B41J2202/21Line printing

Abstract

(57)【要約】 【目的】共通液室や液路内のゴミ詰まりを確実に防止で
き、構成のコンパクト化、取り扱い性向上およびコスト
ダウンが可能なインクジェット記録ヘッドを得る。 【構成】吐出ヒーター10を有する第1基板23上に共
通液室11および複数の吐出口8を形成し、この第1基
板23を第2基板28上に固着し、共通液室の両端部に
第1フィルター16、17を配設し、第2基板28に第
2フィルター20、21を配設し、第1および第2フィ
ルターをそれぞれ連通させるとともに、各第2フィルタ
ーを着脱可能にインクタンク12に接続する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、被記録材へインクを吐
出して記録を行なうためのインクジェット記録手段およ
び該記録手段を用いるインクジェット記録装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】プリンタ、複写機、ファクシミリ等の機
能を有する記録装置、あるいはコンピューターやワード
プロセッサ等を含む複合型電子機器やワークステーショ
ンなどの出力機器として用いられる記録装置は、画像情
報(文字情報等を含む)に基づいて用紙やプラスチック
薄板等の被記録材(記録媒体)に画像(文字等を含む)
を記録していくように構成されている。前記記録装置
は、記録方式により、インクジェット式、ワイヤドット
式、サーマル式、レーザービーム式等に分けることがで
きる。
【0003】紙や布等の被記録材の搬送方向(副走査方
向)と交叉する方向に主走査する記録方式を採るシリア
ルタイプの記録装置においては、被記録材を所定の記録
位置にセットした後、被記録材に沿って移動(主走査)
するキャリッジ上に搭載した記録手段(記録ヘッド)に
よって画像記録または文字記録を行ない、1行分の記録
を終了した後に所定量の紙送り(副走査)を行ない、そ
の後に次の行の画像または文字を記録(主走査)すると
いう動作を繰り返すことにより、被記録材の所望範囲に
画像または文字が記録される。一方、被記録材を搬送方
向に送る副走査のみで記録するラインタイプの記録装置
においては、被記録材を所定の記録位置にセットし、一
括して1行分の記録を連続的に行ないながら所定量の紙
送り(ピッチ送り)を行ない、被記録材の全体に画像が
記録される。
【0004】上記記録装置のうち、インクジェット式の
記録装置(インクジェット記録装置)は、インクジェッ
ト記録手段(インクジェット記録ヘッド)から被記録材
にインクを吐出して記録を行うものであり、記録手段の
コンパクト化が容易であり、高精細な画像を高速で記録
することができ、普通紙に特別の処理を必要とせずに記
録することができ、ランニングコストが安く、ノンイン
パクト方式であるため騒音が少なく、しかも、多色のイ
ンクを使用してカラー画像を記録するのが容易であるな
どの利点を有している。中でも、紙幅方向に多数の吐出
口を配列したフルマルチタイプの記録手段を用いるライ
ン型のものは、記録の一層の高速化が可能である。
【0005】特に、熱エネルギーを利用してインクを吐
出するインクジェット式の記録手段(記録ヘッド)は、
エッチング、蒸着、スパッタリング等の半導体製造プロ
セスを経て、基板上に製膜された電気熱変換体、電極、
液路壁、天板などを形成することにより、高密度の液路
配置(吐出口配置)を有するものを容易に製造すること
ができ、一層のコンパクト化を図ることができる。一
方、被記録材の材質に対する要求も様々なものがあり、
近年では、通常の被記録材である紙や樹脂薄板(OHP
等)などの他に、薄紙や加工紙(ファイリング用のバン
チ孔付き紙やミシン目付き紙、任意な形状の紙など)や
布などを使用することが要求されるようになってきた。
【0006】一般に、上記インクジェット記録装置にお
いては、記録ヘッド内に複数の吐出口に通じる共通液室
を設け、該共通液室に対してインクタンクからポンプ等
によりインクを供給するように構成されている。また、
共通液室に供給されたインクの一部はインクタンクへ戻
されるようになっており、そのため、インクタンクと記
録ヘッドとは供給側と戻り側の流路で接続されている。
【0007】図9は従来のインクジェット記録装置の記
録ヘッドへのインク供給系の一例を示す模式図である。
図9において、インクを貯留した貯蔵タンク71と記録
ヘッド72の共通液室73とは、第1の流路74および
第2の流路75を介して接続されており、一方の流路7
4には回復ポンプ76が接続されている。前記記録ヘッ
ド72の被記録材と対向する面(吐出口形成面)77に
は複数の吐出口78が形成され、各吐出口78は液路を
介して前記共通液室73に連通している。これらの液路
には、吐出口78からインク滴を吐出させる熱エネルギ
ーを発生するための電気熱変換体(不図示)が配設され
ている。
【0008】前記回復ポンプ76は、インク供給系の気
泡や各液路内の増粘固着インクを排出することにより、
吐出性能を維持するためのものである。前記各流路7
4、75には、インク中のゴミを捕捉するためのフィル
ター79、80が設けられている。これらのフィルター
はインク吐出部の近くに配置するのが効果的であり、図
9の例では各流路74、75の共通液室73との接続部
に設けられている。そして、前記回復ポンプ76を作動
させることにより、貯蔵タンク(インクタンク)71内
のインクは第1の液路74を通して共通液室73内へ供
給され、さらに該共通液室73から第2の流路75を通
してインクタンク71へ戻される。
【0009】図9に示すようなインクを循環させる方式
は、各流路74、75および共通液室73内の気泡を除
去するのに有効であり、特に吐出口78の数が多いフル
ライン型のインクジェット記録ヘッドの場合に効果的で
ある。また、図9のインク供給系においては、記録動作
時には、回復ポンプ76の流路抵抗が大きいため、第2
の流路(戻り側の流路)75を通して貯蔵タンク71か
ら共通液室73内へインクが供給されることになる。
【0010】図10は従来のインクジェット記録装置の
記録ヘッドへのインク供給系の他の構成例を示す模式図
である。本例では、貯蔵タンク(メインタンク)71の
他に記録用のサブタンク81が設けられ、記録時のイン
ク吐出によりサブタンク81内インク量が一定値以下に
なると、回復ポンプ76により貯蔵タンク71から該サ
ブタンク81へインクを補給するように構成されてい
る。
【0011】図10において、サブタンク81は第1の
流路74を介して記録ヘッド72の共通液室73の一端
部にされ、該共通液室73の他端部は第2の液路75を
介してサブタンク81に接続されている。第1の液路7
4には、回復ポンプ76、回復用整流弁82、フィルタ
ー83が設けられている。第2の流路75にはフィルタ
ー84および電磁弁85が設けられている。そして、前
記貯蔵タンク(メインタンク)71は、補充用整流弁8
6を介して、前記第1の流路74の前記回復ポンプ76
と前記回復用整流弁82との間に接続されている。
【0012】図10のインク供給系においては、サブタ
ンク81内のインクを共通液室73に供給しながら記録
動作を行ない、また、インク吐出の回復動作時には、イ
ンクを循環させることにより各流路74、75および共
通液室73内の気泡を除去する他に、電磁弁85を閉じ
て回復ポンプ76を作動させることにより、第1の流路
74および共通液室73内のインクをサブタンク81に
戻すことなく、吐出口78からインクを排出させて気泡
や増粘インクを排出する回復動作を行なうこともでき
る。また、図10の構成では、各流路74、75のフィ
ルター83、84は、これらの流路の途中に設けられて
いる。なお、図10中の符号87は、記録用のサブタン
ク81の空気抜き弁を示す。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】図9に示すインク供給
系では、前記フィルター79、80は共通液室73の上
面に貼り付ける場合が多い。また、図9および図10の
いずれの構成においても、各フィルター79、80、8
3、84はインク供給系から記録ヘッド72内(共通液
室73および液路内)へゴミが侵入するのを防ぐための
ものであり、これらのフィルターのメッシュは小さいほ
どその効果が大きい。しかしながら、フィルターのメッ
シュを小さくすればするほど、吐出時のインクの圧力損
失が大きくなり、吐出不良が発生することが多くなる。
【0014】そのため、圧力損失を減らすとともに、全
吐出口に吐出不良が生じないようなフィルターを選定し
ようとすると、フルマルチヘッドのように多数の吐出口
を有する記録ヘッドの場合には、フィルターの必要面積
が大きくなってしまい、図9のように記録ヘッド72
(共通液室73)にフィルターを取り付ける構成では、
記録ヘッド72が大型になってしまうという不都合があ
った。また、フィルターを図10のようにインク流路の
途中に設ける構成では、比較的簡単に大きな面積のフィ
ルターを用いることができるが、記録ヘッド72にイン
ク供給管(流路74、75)を常に接続しておく必要が
あるため、記録ヘッド72の取り扱いが不便になり、ま
た、記録ヘッドの組立てプロセス中の作業が困難になる
という不都合があるとともに、インクの供給側と記録ヘ
ッド側とで取り外し交換ができるタイプのものでは、ヘ
ッド交換後にヘッド内にゴミが侵入してしまう虞れがあ
った。
【0015】本発明はこのような技術的課題に鑑みてな
されたものであり、本発明の目的は、記録ヘッド内のゴ
ミ詰まりを確実に防止することができ、しかも、非常に
コンパクトで取り扱い易くかつ安価にまとめることがで
きるインクジェット記録手段およびインクジェット記録
装置を提供することである。
【0016】
【課題解決のための手段】本発明は、被記録材へインク
を吐出して記録を行なうためのインクジェット記録手段
において、該記録手段は電気熱変換体と共通液室と液路
と吐出口とを有し、第1基板より面積の大きな第2基板
により該第1基板を保持し、前記第1基板上の天板の両
端部に前記共通液室に通じる第1フィルターを設け、前
記第2基板の両端部に前記第1フィルターに接続される
第2フィルターを設け、各第2フィルターを着脱可能な
接続手段を介してインクタンクに接続する構成とするこ
とにより、上記目的を達成するものである。
【0017】また、本発明は、上記構成に加えて、第1
フィルターのメッシュを第2フィルターのメッシュより
大きくする構成、あるいは第1フィルターの有効面積を
第2フィルターの有効面積より小さくする構成とするこ
とにより、一層効率よく上記目的を達成するものであ
る。
【0018】別の本発明は、記録手段から被記録材へイ
ンクを吐出して記録を行なうインクジェット記録装置に
おいて、前記記録手段は、電気熱変換体と共通液室と液
路と吐出口とを有し、第1基板より面積の大きな第2基
板により該第1基板を保持し、前記第1基板上の天板の
両端部に前記共通液室に通じる第1フィルターを設け、
前記第2基板の両端部に前記第1フィルターに接続され
る第2フィルターを設け、各第2フィルターを着脱可能
な接続手段を介してインクタンクに接続するものである
構成とすることにより、上記目的を達成するものであ
る。
【0019】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を説明
する。図1は本発明を適用したインクジェット記録ヘッ
ドを用いるインクジェット記録装置の一実施例を示す模
式的斜視図である。図1は、フルカラー記録が可能なラ
イン型のインクジェット記録ヘッドを複数個(図示の例
では4個)備えたインクジェット記録装置の場合を示
す。図1において、符号1および2は、用紙やプラスチ
ック薄板等の被記録材3を挟持し、矢印Fで示す副走査
方向(搬送方向)に被記録材3を搬送(紙送り)するた
めのローラ対である。4B、4Y、4M、4Cは、それ
ぞれ、被記録材3の略全幅にわたって吐出口が配列され
たフルマルチタイプのインクジェット記録ヘッド(イン
クジェット記録手段)である。なお、以下の説明では、
これらの記録ヘッドの任意の一つまたは全体を指す場合
には、単に記録ヘッド(記録手段)4で示すことにす
る。
【0020】フルカラー記録の場合、上記4個の記録ヘ
ッド4から吐出されるインク色として、例えば、ブラッ
ク、イエロー、マゼンタ、シアンが用いられ、図示の例
では、4個のインクジェット記録ヘッド4が被記録材搬
送方向上流側から(図示下から)この順序で配置されて
いる。6は各記録ヘッド4のインク吐出不良を防ぐため
の回復系であり、吐出回復動作(処理)の時には、各記
録ヘッド4と被記録材3との間へ移動して被記録材3に
代わって前記各記録ヘッド4に対面し、後述するような
記録ヘッド4の回復動作(回復処理)を行なう。また、
前記各インクジェット記録ヘッド4は、ヘッド装着部7
に、相互位置関係を規制されて装着されている。以上に
より、本発明を適用したインクジェット記録装置、すな
わち、インクジェット記録ヘッド4を装着するためのヘ
ッド装着部7と、前記ヘッド装着部7に装着された記録
ヘッド4の記録位置へ被記録材3を搬送するための搬送
手段1、2と、を有するインクジェット記録装置が構成
されている。
【0021】図2は図1中の記録ヘッド4およびインク
供給系の構成を示す模式的水平断面図であり、図3は図
2中の線3−3に沿った縦断面図である。図2および図
3において、インクジェット記録ヘッド4は、インクを
吐出する複数の吐出口8と、各吐出口8に通じる液路9
と、各液路9に配設されてインクを吐出するために利用
される熱エネルギーを発生する電気熱変換体(発熱素
子)10と、各液路9にインクを供給するための共通液
室11と、を備えている。複数の吐出口8は記録ヘッド
4の前面(吐出口形成面)22に所定のピッチで配列さ
れている。
【0022】そして、画像信号または吐出信号に基づい
て各電気熱変換体10を駆動(通電)し、その時に発生
する熱エネルギーにより液路9内のインクに膜沸騰を生
じさせ、該膜沸騰にする状態変化(圧力変化等)を利用
して対応する吐出口8から被記録材3へインクを吐出す
ることにより記録を行なう。この記録動作時には、前記
吐出口形成面22と被記録材3と間に所定の隙間(例え
ば、0.5〜1.5mm程度)が設定されている。
【0023】図2および図3において、インクを貯留す
る貯蔵タンク(インクタンク)12は、第1のインク供
給管13および第2のインク供給管14を介して、記録
ヘッド4にインク供給可能に接続されている。第1のイ
ンク供給管13は圧送側の流路を形成し、その途中には
回復ポンプ15が設けられている。第2のインク供給管
14は戻り側の流路を形成している。一方、記録ヘッド
4においては、共通液室11の両端部に第1フィルター
16、17が設けられ、これらの第1フィルターのそれ
ぞれは連通路18、19により記録ヘッド4の両側に配
設された第2フィルター20、21に接続されている。
【0024】そして、第1のインク供給管13は一方の
第2フィルター20に接続され、第2のインク供給管1
4は他方の第2フィルター21に接続されている。した
がって、回復動作時には、前記回復ポンプ15を作動さ
せることにより、貯蔵タンク12→第1のインク供給管
13→回復ポンプ15→第2フィルター20→連通路1
8→第1フィルター16→共通液室11の経路でインク
が共通液室11に供給(圧送)され、さらに、この共通
液室11内のインクは、戻り側の第1フィルター17→
連通路19→第2フィルター21→第2のインク供給管
14→貯蔵タンク12の経路で貯蔵タンク12内へ還流
される。
【0025】すなわち、回復動作時には、各インク供給
管13、14および共通液室11を通してインクを循環
させることにより記録ヘッド4内部の気泡やゴミの除去
が行なわれ、また、このインク循環の際に一部のインク
を各吐出口8から排出させることにより、各液路9内の
増粘固着インクの除去も行なわれる。一方、記録動作時
には、前記回復ポンプ15の流路抵抗が大きいため、第
2のインク供給管14を通して共通液室11内へインク
が供給されることになる。
【0026】図4は本発明を適用したインクジェット記
録ヘッド4の一実施例の構成を示す斜視図であり、図5
は図4中の線5−5に沿った縦断面図であり、図6は図
4中の線6−6に沿った部分平面断面図である。図2〜
図6において、シリコン基板等から成る第1基板23に
は、成膜技術により、複数の電気熱変換体(吐出ヒータ
ー)10とこれらに電力を供給するためのアルミ等の配
線が形成されている。この第1基板23上には、固体層
(例えば、エポキシ樹脂など)24により、各電気熱変
換体10に対応する液路9が形成されている。そして、
この固体層24の上に天板25が接着されている。この
天板25の内部の凹部により、各液路9にインクを供給
するための前記共通液室11が形成されている。
【0027】前記第1基板23には、前記天板25内の
共通液室11の両端部に連通する第1フィルターケース
26、27が接着固定されており、これらのフィルター
ケース内に前記第1フィルター16、17が挿入されて
いる。そして、前記第1基板23は、第2基板(記録ヘ
ッドのベースプレート)28に位置決め接着され、該第
2基板上に保持固定されている。この第2基板28の両
端部には、第2フィルターケース29、30が固定され
ており、これらのフィルターケース内に前記第2フィル
ター20、21が挿入されている。そして、両端部のそ
れぞれにおいて、第1フィルターケース26、27と第
2フィルターケース29、30とは、前記連通路18、
19により接続されている。
【0028】前記第2フィルターケース29、30のそ
れぞれは、着脱自在の管継手31、32により、前記第
1のインク供給管13および第2のインク供給管14と
容易に着脱できるように接続されている。すなわち、各
管継手31、32を記録ヘッド4に接続することによ
り、インクタンク(貯蔵タンク)12および回復ポンプ
15と記録ヘッド4とを接続し、該記録ヘッド4の共通
液室11にインクを供給または循環させ得るように構成
されている。
【0029】前記各第1フィルターケース26、27の
内部は、前記天板25の内部に形成された共通液室11
と連通する構造になっており、これらの第1フィルター
ケースは天板25の両端部に簡単に接続でき、さらに第
1基板23からはみ出さない大きさとなっている。ま
た、各第1フィルターケース26、27内の第1フィル
ター16、17のメッシュは、全吐出口8からインクを
吐出する時でも圧力損失が吐出性能に影響を及ぼさない
ような大きさに選定されている。
【0030】前記第2フィルターケース29、30およ
びそれらの内部の第2フィルター20、21は、外部
(インク中や大気中など)から共通液室11および各液
路9へゴミが侵入することを防止するためのものであ
り、第2フィルター20、21のメッシュは細かいほど
その効果が大きく、また、第2フィルター20、21の
面積は圧力損失を減らすために大きくすることが要請さ
れる。そこで、第2フィルターケース29、30を大き
な面積の第2基板28内に配置することにより、第2フ
ィルター20、21として細かいメッシュで大きな面積
のものを使用することができる。そこで、上記実施例に
おいては、第1フィルター16、17のメッシュは第2
フィルター20、21のメッシュより大きく選定され、
また、第1フィルター16、17の有効面積は第2フィ
ルター20、21の有効面積より小さく選定されてい
る。
【0031】以上の実施例によれば、記録ヘッド4の共
通液室11を形成する天板25の両端部に接続した第1
フィルターケース26、27内に第1フィルター16、
17を配設したので、天板25の形状が簡略化され、孔
あけや複雑な加工が不必要となり、さらに共通液室11
の大きさも全吐出時に必要な容積のみで決定することが
可能となる。このため、天板25の小型化を図ることが
でき、最終的には第1基板23の寸法も小さくすること
ができ、記録ヘッド4の小型化およびコストダウンが可
能となる。
【0032】また、第1基板23の製造プロセス中、例
えば第1基板23と固体層24と天板25とを貼り付け
る時に、第1フィルターケース26、27を取り付ける
ことが可能となり、そのため、その後の製造プロセス中
における共通液室11および液路9内へのゴミ侵入を第
1フィルター16、17で防ぐことができる。なお、こ
の製造プロセスは一般にクリーンルームで行なわれるの
で、第1フィルター16、17のメッシュをあまり細か
くする必要はない。さらに、記録ヘッド4を使用する際
には、第1フィルター16、17と第2フィルター2
0、21の二重のフィルター効果により、外部から共通
液室11および液路9へのゴミの侵入を完全に防ぐこと
が可能になる。
【0033】図7は本発明を適用したインクジェット記
録ヘッド4の他の実施例の構成を示す斜視図であり、図
8は図7中の線8−8に沿った縦断面図である。本実施
例においては、図7および図8に示すように、第2フィ
ルター20、21を収納した第2フィルターケース2
9、30は、第2基板28の第1基板23が貼り合わさ
れる面と反対側の面に固定されている。すなわち、両側
の第2フィルターケース29、39は第2基板28の下
面の両側部分に取り付けられている。そして、第1フィ
ルターケース26、27と第2フィルターケース29、
30とを接続する連通路18、19は、第2基板28の
両端部を上下に貫通して配設されている。
【0034】本実施例は、以上の点で図4〜図6の実施
例と相違しているが、その他の部分では実質上同じ構成
を有しており、それぞれ対応する部分を同一符号で示
し、それらの詳細説明は省略する。本実施例によれば、
第2基板28に取り付ける第2フィルターケース29、
30を第1基板23の反対側の面に配設したので、該第
2フィルターケース29、30の形状および大きさをさ
らに自由に選定することが可能となり、しかも、第2基
板28の長手方向の寸法を第1基板23の長さと等しく
することが可能となる。したがって、本実施例によれ
ば、前述の実施例と同様の効果が得られる他に、記録ヘ
ッド4内のゴミ詰まり防止効果を一層高めるとともに、
記録ヘッド4の一層の小型化が可能になるという効果が
得られる。
【0035】なお、前述の実施例では、被記録材3の記
録領域の全幅にわたって吐出口8が形成されているフル
ラインタイプの記録手段4を用いるラインタイプのイン
クジェット記録装置の場合を例に挙げて説明したが、本
発明は、記録手段をキャリッジに搭載するなどして、被
記録材に沿って移動(主走査)させるシリアルタイプの
インクジェット記録装置に対しても同様に適用すること
ができ、同様の効果を達成し得るものである。
【0036】また、前述の実施例では、異なる色で記録
する複数の記録手段を備えたカラーインクジェット記録
装置の場合を例示したが、本発明は、1個の記録手段で
記録するインクジェット記録装置、あるいは色彩が同じ
で濃度が異なるインクで記録する複数の記録手段を用い
る階調記録用のインクジェット記録装置など、記録手段
(記録ヘッド)の数や組み合わせにも関係なく、同様に
適用することができ、同様の作用効果を達成し得るもの
である。さらに、本発明は、記録ヘッドとインクタンク
を別々に設けてこれらをインク供給管等で接続する構成
の他、記録ヘッドとインクタンクを一体化した交換可能
なカートリッジタイプの記録手段を使用する構成など、
記録ヘッドおよびインクタンクの構成形態にも関係な
く、種々のインクジェット記録装置に対して同様に適用
することができ、同様の効果が得られるものである。
【0037】上述のような2重フィルターは、特に被記
録材の記録可能な幅に対応するように多数の吐出口が配
されたフルライン型記録ヘッドにおいて、その効果が大
きい。フルラインヘッドにおいては、約2000本〜4
000本という非常に多くの吐出口を有しているため、
ゴミ詰まり等で1つの吐出口が不良になっても、ヘッド
全体が不良となり、歩留りが悪くなってコスト的に大き
な問題となる。このため、液室や液路(吐出部)内への
ゴミ侵入を極力低減する必要がある。
【0038】なお、本発明は、インクジェット記録装置
であれば、例えば、ピエゾ素子等の電気機械変換体等を
用いる記録手段(記録ヘッド)を使用するものに適用で
きるが、中でも、熱エネルギーを利用してインクを吐出
する方式の記録手段を使用するインクジェット記録装置
において優れた効果をもたらすものである。かかる方式
によれば、記録の高密度化、高精細化が達成できるから
である。
【0039】その代表的な構成や原理については、例え
ば、米国特許第4723129号明細書、同第4740
796号明細書に開示されている基本的な原理を用いて
行なうのが好ましい。この方式は、所謂オンデマンド
型、コンティニュアス型のいずれにも適用可能である
が、特に、オンデマンド型の場合には、液体(インク)
が保持されているシートや液路に対応して配置されてい
る電気熱変換体に、記録情報に対応していて核沸騰を越
える急速な温度上昇を与える少なくとも一つの駆動信号
を印加することによって、電気熱変換体に熱エネルギー
を発生せしめ、記録手段(記録ヘッド)の熱作用面に膜
沸騰させて、結果的にこの駆動信号に一対一に対応し液
体(インク)内の気泡を形成出来るので有効である。
【0040】この気泡の成長、収縮により吐出用開口を
介して液体(インク)を吐出させて、少なくとも一つの
滴を形成する。この駆動信号をパルス形状とすると、即
時適切に気泡の成長収縮が行なわれるので、特に応答性
に優れた液体(インク)の吐出が達成でき、より好まし
い。このパルス形状の駆動信号としては、米国特許第4
463359号明細書、同第4345262号明細書に
記載されているようなものが適している。尚、上記熱作
用面の温度上昇率に関する発明の米国特許第43131
24号明細書に記載されている条件を採用すると、更に
優れた記録を行なうことができる。
【0041】記録ヘッドの構成としては、上述の各明細
書に開示されているような吐出口、液路、電気熱変換体
の組み合わせ構成(直線状液流路又は直角液流路)の他
に熱作用部が屈曲する領域に配置されている構成を開示
する米国特許第4558333号明細書、米国特許第4
459600号明細書を用いた構成も本発明に含まれる
ものである。加えて、複数の電気熱変換体に対して、共
通するスリットを電気熱変換体の吐出部とする構成を開
示する特開昭59年第123670号公報や熱エネルギ
ーの圧力波を吸収する開孔を吐出部に対応させる構成を
開示する特開昭59年第138461号公報に基づいた
構成としても本発明は有効である。すなわち、記録ヘッ
ドの形態がどのようなものであっても、本発明によれ
ば、記録を確実に効率よく行なうことができるようにな
るからである。
【0042】さらに、フルラインタイプの記録ヘッドと
しては、一体的に形成された1個の記録ヘッドとしての
構成の他に、複数記録ヘッドの組み合わせによってその
長さを満たす構成でもよい。加えて、シリアルタイプの
ものでも、装置本体に固定された記録ヘッド、あるいは
装置本体に装着されることで装置本体との電気的な接続
や装置本体からのインクの供給が可能になる交換自在の
チップタイプの記録ヘッド、あるいは記録ヘッド自体に
一体的にインクタンクが設けられたカートリッジタイプ
の記録ヘッドを用いた場合にも本発明は有効である。
【0043】また、本発明に記録装置の構成として設け
られる記録ヘッドに対しての回復手段または予備的な補
助手段等を付加することは、本発明の効果を一層安定で
きるので好ましいものである。これらを具体的に挙げれ
ば、記録ヘッドに対しての、キャッピング手段、クリー
ニング手段、加圧或は吸引手段、電気熱変換体或はこれ
とは別の加熱素子或はこれらの組み合わせによる予備加
熱手段、記録とは別の吐出を行なう予備吐出モードを行
なうことも安定した記録を行なうために有効である。
【0044】また、前述のごとく、搭載される記録ヘッ
ドの種類ないし個数についても、前述のごとく、単色の
インクに対応して1個のみが設けられたもの、記録色や
濃度を異にする複数のインクに対応して複数個数設けら
れるものであってもよく、また、記録装置の記録モード
としては、黒色等の主流色のみの記録モードだけではな
く、記録ヘッドを一体的に構成するか複数個の組み合わ
せによるか、いずれでもよいが、異なる色の複色カラー
又は、混色によるフルカラーの少なくとも一つを備えた
装置にも本発明は極めて有効である。
【0045】さらに加えて、以上説明した本発明実施例
においては、インクを液体として説明しているが、室温
やそれ以下で固化するインクであって、室温で軟化もし
くは液化するもの、あるいは、インクジェット方式で
は、インク自体を30℃以上70℃以下の範囲内で温度
調整を行ってインクの粘性を安定吐出範囲にあるように
温度制御するものが一般的であるから、使用記録信号付
与時にインクが液状をなすものであればよい。加えて、
積極的に熱エネルギーによる昇温をインクの固形状態か
ら液体状態への状態変化のエネルギーとして使用せしめ
ることで防止するか、または、インクの蒸発防止を目的
として放置状態で固化するインクを用いるかして、いず
れにしても、熱エネルギーの記録信号に応じた付与によ
ってインクが液化し、液状インクが吐出されるものや、
記録媒体に到達する時点ではすでに固化し始めるもの等
のような、熱エネルギーによって初めて液化する性質の
インクを使用する場合も本発明は適用可能である。
【0046】このような場合のインクは、特開昭54−
56847号公報あるいは特開昭60−71260号公
報に記載されるような、多孔質シート凹部または貫通孔
に液状または固形物として保持された状態で、電気熱変
換体に対して対向するような形態としてもよい。本発明
においては、上述した各インクに対して最も有効なもの
は、上述した膜沸騰方式を実行するものである。
【0047】さらに加えて、本発明によるインクジェッ
ト記録装置の形態としては、コンピュータ等の情報処理
機器の画像出力端末として用いられるものの他、リーダ
等と組み合わせた複写装置、さらには送受信機能を有す
るファクシミリ装置の形態を採るもの等であってもよ
い。
【0048】
【発明の効果】以上の説明から明らかなごとく、本発明
によれば、被記録材へインクを吐出して記録を行なうた
めのインクジェット記録手段において、該記録手段は電
気熱変換体と共通液室と液路と吐出口とを有し、第1基
板より面積の大きな第2基板により該第1基板を保持
し、前記第1基板上の天板の両端部に前記共通液室に通
じる第1フィルターを設け、前記第2基板の両端部に前
記第1フィルターに接続される第2フィルターを設け、
各第2フィルターを着脱可能な接続手段を介してインク
タンクに接続する構成としたので、記録ヘッド内のゴミ
詰まりを確実に防止することができ、しかも、非常にコ
ンパクトで取り扱い易くかつ安価にまとめることができ
るインクジェット記録手段が提供される。
【0049】また、本発明によれば、上記構成に加え
て、第1フィルターのメッシュを第2フィルターのメッ
シュより大きくする構成、あるいは第1フィルターの有
効面積を第2フィルターの有効面積より小さくする構成
としたので、一層効率よく上記効果を達成し得るインク
ジェット記録手段が提供される。
【0050】別の本発明によれば、記録手段から被記録
材へインクを吐出して記録を行なうインクジェット記録
装置において、前記記録手段は、電気熱変換体と共通液
室と液路と吐出口とを有し、第1基板より面積の大きな
第2基板により該第1基板を保持し、前記第1基板上の
天板の両端部に前記共通液室に通じる第1フィルターを
設け、前記第2基板の両端部に前記第1フィルターに接
続される第2フィルターを設け、各第2フィルターを着
脱可能な接続手段を介してインクタンクに接続するもの
である構成としたので、記録ヘッド内のゴミ詰まりを確
実に防止することができ、しかも、非常にコンパクトで
取り扱い易くかつ安価にまとめることができるインクジ
ェット記録装置が提供される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用したインクジェット記録手段を備
えたインクジェット記録装置の一実施例の模式的斜視図
である。
【図2】本発明を適用したインクジェット記録装置のイ
ンク供給系の一実施例の模式的平面図である。
【図3】図2中の線3−3に沿った模式的部分縦断面図
である。
【図4】本発明を適用したインクジェット記録手段の一
実施例の模式的斜視図である。
【図5】図4中の線5−5に沿った模式的縦断面図であ
る。
【図6】図4中の線6−6に沿った模式的平面断面図で
ある。
【図7】本発明を適用したインクジェット記録手段の他
の実施例の模式的斜視図である。
【図8】図7中の線8−8に沿った模式的縦断面図であ
る。
【図9】従来のインクジェット記録装置のインク供給系
の一例を示す模式図である。
【図10】従来のインクジェット記録装置のインク供給
系の他の例を示す模式図である。
【符号の説明】
1 搬送ローラ対 2 搬送ローラ対 3 被記録材 4 記録手段(記録ヘッド) 6 回復系 7 ヘッド装着部 8 吐出口 9 液路 10 電気熱変換体 11 共通液室 12 貯蔵タンク(メインタンク) 13 第1のインク供給管 14 第2のインク供給管 15 回復ポンプ 16 第1フィルター 17 第1フィルター 18 連通路 19 連通路 20 第2フィルター 21 第2フィルター 22 吐出口形成面 23 第1基板 24 固体層 25 天板 26 第1フィルターケース 27 第1フィルターケース 28 第2基板 29 第2フィルターケース 30 第2フィルターケース 31 管継手 32 管継手
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 長田 虎近 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被記録材へインクを吐出して記録を行
    なうためのインクジェット記録手段において、該記録手
    段は電気熱変換体と共通液室と液路と吐出口とを有し、
    第1基板より面積の大きな第2基板により該第1基板を
    保持し、前記第1基板上の天板の両端部に前記共通液室
    に通じる第1フィルターを設け、前記第2基板の両端部
    に前記第1フィルターに接続される第2フィルターを設
    け、各第2フィルターを着脱可能な接続手段を介してイ
    ンクタンクに接続することを特徴とするインクジェット
    記録手段。
  2. 【請求項2】 第1フィルターのメッシュが第2フィ
    ルターのメッシュより大きいことを特徴とする請求項1
    のインクジェット記録手段。
  3. 【請求項3】 第1フィルターの有効面積が第2フィ
    ルターの有効面積より小さいことを特徴とする請求項1
    のインクジェット記録手段。
  4. 【請求項4】 記録手段から被記録材へインクを吐出
    して記録を行なうインクジェット記録装置において、前
    記記録手段は、電気熱変換体と共通液室と液路と吐出口
    とを有し、第1基板より面積の大きな第2基板により該
    第1基板を保持し、前記第1基板上の天板の両端部に前
    記共通液室に通じる第1フィルターを設け、前記第2基
    板の両端部に前記第1フィルターに接続される第2フィ
    ルターを設け、各第2フィルターを着脱可能な接続手段
    を介してインクタンクに接続するものであることを特徴
    とするインクジェット記録装置。
  5. 【請求項5】 前記記録手段が、インクを吐出するた
    めに利用される熱エネルギーを発生する電気熱変換体を
    備えているインクジェット記録手段であることを特徴と
    する請求項4のインクジェット記録装置。
  6. 【請求項6】 前記記録手段が、前記電気熱変換体が
    発生する熱エネルギーによりインクに生じる膜沸騰を利
    用して、吐出口よりインクを吐出させることを特徴とす
    る請求項5のインクジェット記録装置。
JP28095892A 1992-09-02 1992-09-25 インクジェット記録ヘッドおよびインクジェット記録装置 Expired - Fee Related JP3105364B2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP28095892A JP3105364B2 (ja) 1992-09-25 1992-09-25 インクジェット記録ヘッドおよびインクジェット記録装置
EP19930113981 EP0585901B1 (en) 1992-09-02 1993-09-01 Ink jet apparatus provided with an improved recovery mechanism
DE1993627209 DE69327209T2 (de) 1992-09-02 1993-09-01 Farbstrahlgerät mit Rückgewinnungsvorrichtung
US08/661,884 US6000792A (en) 1992-09-02 1996-06-11 Ink jet apparatus provided with an improved recovery mechanism

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP28095892A JP3105364B2 (ja) 1992-09-25 1992-09-25 インクジェット記録ヘッドおよびインクジェット記録装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH06106731A true JPH06106731A (ja) 1994-04-19
JP3105364B2 JP3105364B2 (ja) 2000-10-30

Family

ID=17632267

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP28095892A Expired - Fee Related JP3105364B2 (ja) 1992-09-02 1992-09-25 インクジェット記録ヘッドおよびインクジェット記録装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3105364B2 (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1043161A2 (en) * 1999-04-08 2000-10-11 Seiko Epson Corporation Ink jet recording apparatus and cleaning control method for recording head incorporated therein
EP1593519A2 (en) 2004-05-07 2005-11-09 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Ink supplier for ink jet recorder
JP2006198960A (ja) * 2005-01-21 2006-08-03 Canon Finetech Inc インクジェット記録ヘッド、インクジェット記録装置、およびインクジェット記録ヘッドの製造方法
JP2008521659A (ja) * 2004-12-03 2008-06-26 フジフイルム ディマティックス インコーポレイテッド プリントヘッドおよびプリントヘッドを用いるシステム
CN113310619A (zh) * 2021-04-13 2021-08-27 绍兴中芯集成电路制造股份有限公司 涂布在线监测方法、装置、设备和存储介质

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101782358B1 (ko) * 2016-10-14 2017-09-29 최송식 오-링을 포함하는 복합 운동 장치
KR101782357B1 (ko) * 2016-10-14 2017-09-29 최송식 복합 운동 장치
KR101906892B1 (ko) * 2017-09-06 2018-11-06 주식회사 타바코리아 승마용 운동기구 시스템

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1043161A2 (en) * 1999-04-08 2000-10-11 Seiko Epson Corporation Ink jet recording apparatus and cleaning control method for recording head incorporated therein
EP1043161A3 (en) * 1999-04-08 2002-05-15 Seiko Epson Corporation Ink jet recording apparatus and cleaning control method for recording head incorporated therein
EP1593519A2 (en) 2004-05-07 2005-11-09 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Ink supplier for ink jet recorder
EP2025519A2 (en) 2004-05-07 2009-02-18 Panasonic Corporation Ink supplier for ink jet recorder
US7628476B2 (en) 2004-05-07 2009-12-08 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Ink supplier for ink jet recorder
JP2008521659A (ja) * 2004-12-03 2008-06-26 フジフイルム ディマティックス インコーポレイテッド プリントヘッドおよびプリントヘッドを用いるシステム
JP2006198960A (ja) * 2005-01-21 2006-08-03 Canon Finetech Inc インクジェット記録ヘッド、インクジェット記録装置、およびインクジェット記録ヘッドの製造方法
JP4726501B2 (ja) * 2005-01-21 2011-07-20 キヤノンファインテック株式会社 インクジェット記録ヘッドおよびインクジェット記録装置
CN113310619A (zh) * 2021-04-13 2021-08-27 绍兴中芯集成电路制造股份有限公司 涂布在线监测方法、装置、设备和存储介质

Also Published As

Publication number Publication date
JP3105364B2 (ja) 2000-10-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3155871B2 (ja) インクジェット記録装置
JP3090698B2 (ja) インクジェット記録装置及び記録ヘッドの回復方法
JP3187607B2 (ja) インクジェット記録装置
JPH05330037A (ja) インクジェット記録装置
EP0631872A2 (en) Ink jet jead, ink jet apparatus and method of recoverably activating in the apparatus
JP3106013B2 (ja) インクジェット記録装置の回復方法
JP3105364B2 (ja) インクジェット記録ヘッドおよびインクジェット記録装置
JPH06155765A (ja) 画像形成装置
JP3190211B2 (ja) 異なるインクジェット記録ヘッドを選択的に搭載可能なインクジェット記録装置及びそのヘッド回復方法
JP3155081B2 (ja) インクジェット記録装置
JPH05185661A (ja) 記録装置
JP3483444B2 (ja) プリント装置、プリントシステムおよびプリント方法
JPH04212864A (ja) インクジェット記録装置
JP3313884B2 (ja) インクジェット記録方法
JP3054115B2 (ja) インクジェット記録装置
JPH06191060A (ja) インクジェット記録装置
JP2814302B2 (ja) インクジェット記録装置
JPH07329301A (ja) インクジェット記録ヘッド、インクジェット記録装置および情報処理システム
US6132031A (en) Ink-jet head, ink-jet cartridge and ink-jet printing apparatus
JP2766037B2 (ja) インクジェット記録装置
JP2755771B2 (ja) インクジェット記録装置
JPH0428560A (ja) インクジェット記録装置および該記録装置を有する電子機器
JPH09207336A (ja) インクジェット記録装置
JPH106518A (ja) インクジェット記録装置
JP2898118B2 (ja) インクジェット記録装置および該装置を用いる電子機器

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees