JP2006198960A - インクジェット記録ヘッド、インクジェット記録装置、およびインクジェット記録ヘッドの製造方法 - Google Patents

インクジェット記録ヘッド、インクジェット記録装置、およびインクジェット記録ヘッドの製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 インクをスムーズに供給することにより、インクの吐出スピードを上げて、高速記録を実現することができるインクジェット記録ヘッド、インクジェット記録ヘッドを用いるインクジェット記録装置、およびインクジェット記録ヘッドの製造方法を提供すること。
【解決手段】 フィルター215によってインク貯留室を第1および第2のインク貯留室235,230に仕切り、第1のインク貯留室235内に貯留したインクを吐出エレメント150内の共通液室に供給し、ジョイント240から第2のインク貯留室230内に導入したインクはフィルター215を通して第1のインク貯留室235に供給する。インク貯留室部材211とインク貯留室蓋部材212とを接合することにより、フィルター215によって仕切られた第1および第2のインク貯留室235,230を形成する。
【選択図】 図2

Description

本発明は、吐出口からインクを吐出可能なインクジェット記録ヘッド、インクジェット記録ヘッドを用いるインクジェット記録ヘッド、およびインクジェット記録ヘッドの製造方法に関するものである。
インクを吐出可能なインクジェット記録ヘッドを用い、その記録ヘッドから吐出するインク滴を紙などの被記録部材に付着させ記録を行うインクジェット記録方式は、記録時の発生騒音が極めて小さく、かつ高速記録が可能であり、普通紙にも記録を行うことができる。そのようインクジェット記録ヘッドの中でも、特に、インクを吐出するためのエネルギー発生体として発熱素子を用いたものは、そのエネルギー発生体の高集積化が容易なことから最近注目されている。
図12は、このような発熱素子を用いた記録ヘッドの従来例を説明するための記録ヘッド周辺部分の正面図、図13は、その記録ヘッド周辺部分を背面側から視た分解斜視図である。図14は図12のXIV−XIV線に沿う拡大断面図、図15は図14中の矢印XVで示す四角部分の拡大図、図16は図15中の矢印XVIで示す四角部分の拡大図である。
インクジェット記録ヘッドの先端(図12および図13中の下端)には、図15および図16のような吐出エレメント1150が備えられている。吐出エレメント1150を構成するSi(シリコン単結晶)基板1160と天板1165との間には、インクを矢印g方向に吐出可能な複数の吐出口1151(図16参照)が図12中の左右方向に沿って列状に形成されている。それぞれの吐出口1151は、それらに対応する液流路1152によって共通液室1153に連通され、それぞれの液流路1152には、エネルギー発生素子としての電気熱変換体(ヒータ)1154が設けられている。
このような吐出エレメント1150は、放熱用のセラミックプレート1110に位置決めされて接着され、それらに対して電気配線基板1120が取り付けられる。電気配線基板1120は、電気配線1190によって吐出エレメント1150に電気的に接続される。
図12および図13におけるインク貯留ケース1200の下側部分には、図15のように、吐出エレメント1150の供給口1155に連通するインク貯留室1214が形成されている。ジョイントケース1300は、図13のように、外部の不図示のインク供給装置に接続されるジョイント1219を含み、そのジョイント1219には、入側フィルター1215と出側フィルター1216が備わり、さらにジョイントカバー1218が溶着されている。ジョイント1219とインク貯留室1214は、パイプ1301,1302によって連通される。これらのインク貯留ケース1200とジョイントケース1300とを結合するによって、図12のようなインク流路部材1210が構成される。
そのインク流路部材1210と、セラミックプレート1110に位置決めされた吐出エレメント1150と、を結合することによって、インクジェット記録ヘッドが構成される。
このように構成された記録ヘッドにおいて、インクは次のように流れる。
外部のインク供給装置から供給されるインクは、図12および図13中の矢印a方向から入側ジョイント1240内に導入され、そして入側フィルター1215により濾過されながら図17中の矢印b,c方向に流れ、さらに図18中の矢印d方向からパイプ1301を通ってインク貯留室1214へ流入する。図17は、ジョイントケース1300におけるジョイントカバー1218の取り付け部分の拡大平面図、図18は、図17のXVIII−XVIII線に沿う断面図である。記録ヘッドからの吐出されるインクは、図15および図16中の矢印e方向に沿って、インク貯留室1214から共通液室1153内に供給され、さらに矢印f方向に沿って液流路1152内に導入される。
インク貯留室1214から共通液室1153に供給されなかったインクは、そのインク貯留室1214内を図13中の矢印h方向に流れてからパイプ1302を通り、そして図18中の矢印i方向から出側フィルター1216を通過する。それから図17中の矢印j、k方向に流れ、そして出側ジョイント1245を通って図18中の矢印l方向に排出されて、外部のインク供給装置に戻される。外部のインク供給装置に戻されたインクは、再度、記録ヘッドに供給される。このようなインクの流れにより、インク貯留室1214内の気泡が記録ヘッドの外部に押し流され、記録ヘッドは常に最適なインク吐出を行うことが可能となる。
しかし、上述したような従来の記録ヘッドには、次のような不具合が生じるおそれがあった。
(1)インクジェット記録ヘッドにおけるインクの吐出スピードは、記録装置の性能に直接かかわってくる。インクの吐出スピードを向上させるためには、インクを共通液室1153および液流路1152内にスムーズに供給させる必要がある。図16中の矢印e,f方向の流れはインクの供給に直接影響し、また入側フィルター1215の面積は大きくする必要がある。
しかしながら、入側フィルター1215を大きくした場合には、それに伴ってジョイントケース1300のジョイント部分が大きくなってしまい、記録ヘッドそのものの大型化を招いてしまう。また、ジョイントケース1300から共通液室1153に流れ込むまでのインク流れが屈曲して、インクの流れに大きな流抵抗が生じてしまう。そのため、インクを吐出させる駆動周波数が高い場合に、インクの供給が遅れてインクを吐出できなくなるおそれがある。
(2)インク流路の形成する接合部分が多く、それらの部分の検査が必要となるために組立て作業効率が悪い。その接合部分としては、例えば、ジョイントケース1300とフィルター1215,1216との熱溶着部分や、インク貯留室ケース1200とジョイントケース1300とを連通するパイプ1301,1302の接合部分が含まれる。
本発明の目的は、インクをスムーズに供給することにより、インクの吐出スピードを上げて、高速記録を実現することができるインクジェット記録ヘッド、インクジェット記録ヘッドを用いるインクジェット記録装置、およびインクジェット記録ヘッドの製造方法を提供することにある。
また、本発明の他の目的は、組み立ての作業性がよいインクジェット記録ヘッド、インクジェット記録ヘッドを用いるインクジェット記録装置、およびインクジェット記録ヘッドの製造方法を提供することにある。
本発明のインクジェット記録ヘッドは、インク導入部からインク貯留室を通して共通液室内にインクが供給され、前記共通液室内に供給されたインクを吐出口から吐出可能なインクジェット記録ヘッドであって、前記インク貯留室を第1および第2のインク貯留室に仕切るためのフィルターを備え、前記第1のインク貯留室は内部に貯留したインクを前記共通液室に供給し、前記第2のインク貯留室は、前記インク導入部から導入した前記フィルターを通して前記第1のインク貯留室に供給することを特徴とする。
本発明のインクジェット記録装置は、上記のインクジェット記録ヘッドと、被記録媒体と、を相対移動させるための移動手段と、前記インクジェット記録ヘッドにおける前記吐出口からインクを吐出させるための制御手段と、を備えることを特徴とする。
本発明のインクジェット記録ヘッドの製造方法は、インク導入部から、第2のインク貯留室、フィルター、および第1のインク貯留室を通して共通液室に供給したインクを吐出口から吐出可能なインクジェット記録ヘッドの製造方法であって、前記第1のインク貯留室を形成するための第1の貯留室部材と、前記第2のインク貯留室を形成するための第2の貯留室部材と、を接合することにより、前記フィルターによって仕切られた前記第1および第2のインク貯留室を形成することを特徴とする。
本発明によれば、フィルターによってインク貯留室を第1および第2のインク貯留室に仕切り、第1のインク貯留室内に貯留したインクを共通液室に供給し、インク導入部から第2のインク貯留室内に導入したインクをフィルターを通して第1のインク貯留室に供給することにより、大面積のフィルターを備えることが可能となり、インクの流抵抗を小さくして、インクをスムーズに供給することができる。この結果、インクジェット記録ヘッドの吐出口からのインクの吐出スピードを上げて、高速記録を実現することができる。
また、第1および第2の貯留室部材を接合することにより、フィルターによって仕切られた第1および第2のインク貯留室を形成することにより、インクジェット記録ヘッドの組み立ての作業性を向上させることができる。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
図10は、本発明に係るインクジェット記録ヘッドを適用可能な記録装置の一例として、フルカラーの画像の記録が可能なインクジェット記録装置1000の概略構成図である。
本例の記録装置1000は、インクジェット記録ヘッド100、給紙装置50、排紙装置60,画像形成部45,搬送装置70、インクタンク1、およびインク供給装置90を備えている。被記録媒体としてのシ−ト51は、給紙装置50により搬送装置70に給紙され、そして搬送装置70により搬送されて画像形成部45の位置を通過する。その画像形成部45は、制御ユニット103等からの指示に基づいて記録ヘッド100からインクを吐出することによって、シ−ト51上に文字や絵などを含む画像を記録する。画像が記録されたシート51は、引き続き搬送装置70により搬送されて、排紙装置60上に積載されていく。
図11は、このような記録装置1000の制御系の要部のブロック構成図である。
記録装置1000には、インターフェースやセントロニクス等によって、ホストコンピュータ等の外部機器(ホスト装置)101にされ、汎用インターフェースを介して外部機器101から転送される記録情報に基づいて画像を記録する。その記録情報は、所定のプリンタ言語に基づく文字コードデータ,図形描画命令、イメージデータ等の画像情報、用紙や排紙口の切替等の装置制御情報などを含む。記録装置1000には、操作パネル102、制御ユニット103、および排紙オプション装置60などが備えられている。操作パネル102はユーザとのインターフェースであり、記録装置1000の操作のための各種のスイッチ(ボタン)、およびLED(液晶表示器)やLED(発光ダイオード)表示器よりなる表示装置等によって構成される。ユーザは操作パネル102を操作することにより、記録装置1000に対して所定の動作を指示することができる。なお、ユーザにより設定された各種情報等は、NVRAM等の不揮発メモリに記憶されて管理される。
制御ユニット103は、ビデオコントローラ106、エンジンコントローラ107、オプションコントローラ108により構成されている。
制御ユニット103は、記録データに基づいて記録ヘッド100を制御することにより、後述するように、その記録ヘッド100からインクを吐出させて、シート51上に画像を記録する。記録装置1000に備わる複数の記録ヘッド100から異なる色のインクを吐出することにより、多色のカラー画像を記録することができる。多色のインクを収容する複数のインクタンク1(図10参照)は、それらが収容するインクの特性に関連し、使用頻度が高い色のインクの消費が早い。そのため、それら複数のインクタンク1は、インクがなくなったものだけが交換できるように、互いに独立した構成となっている。また制御ユニット103は、後述するようにインク供給装置90を制御して、記録ヘッド100内のインクを所定の周期をもって循環させる機能をもつ。
ビデオコントローラ106は、汎用のインターフェースにより外部機器101に接続され、外部機器101から転送される記録データ(各種PDLデータ等)を受信する。そして、その記録データに基づいて、ドットデ−タ等からなるぺージ情報を生成し、ビデオインターフェース109を介してエンジンコントローラ107にイメージデータ(2値または多値)を送信する。さらに、統括インターフェース110を介してオプションコントローラ108に排紙指定のコマンド等を送信する。エンジンコントローラ107は、ビデオコントローラ106から転送されるイメージデータに基づいて、周知の画像形成プロセスにより記録ヘッド100を用いて画像を記録し、またオプションコントロ−ラ108に対して排紙のタイミングを指示する。
オプションコントローラ108は、図示しないCPU(中央演算装置)、ROM(リードオンリーメモリ)、RAM(ランダムアクセスメモリ)等を備えており、ビデオコントローラ106から転送される排紙情報指定、およびエンジンコントローラ107からの排紙情報指定等に基づいて、排紙オプション装置等のオプション装置を一台以上統括して制御する。すなわち、オプションコントローラ108は総括コントローラであり、オプション装置用のインターフェ−ス111を介して、各種オプション装置に備わるオプションコントロ−ラユニッ卜と通信して、それらの各種オプション装置を統括的に制御する。排紙オプション装置60は、オプションコントローラ108から送信される制御情報に基づいて排紙動作を行う。
図1は、後述するインク流路蓋部材212を外したときの記録ヘッド100の内部の正面図、図2は図1のII−II線に沿う拡大断面図、図3は図4中の矢印IIIで示す四角部分の拡大図、図4は図3中の矢印IVで示す四角部分の拡大図、図5は図4中の矢印Vで示す四角部分の拡大図である。図6は、記録ヘッド100をインク流路蓋部材212側から視た斜視図、図7は図6のVII円部の拡大図、図8は記録ヘッド100の一部の分解斜視図、図9は図8のIX円部の拡大図である。
記録ヘッド100には、インクの吐出機能をもつ吐出エレメント150(図4および図5参照)が備えられている。その吐出エレメント150は、インクを吐出するための複数の吐出口151(図5および図7参照)と、それらの吐出口15lに供給されるインクを貯えための共通液室153(図5参照)と、それぞれの吐出口151に共通液室153内のインクを導くための複数の液流路152(図5参照)と、それぞれの液流路152に設けられてインクの吐出エネルギーを発生するためのエネルギー発生素子154(図5参照)と、を含む。インクは、図3および図4中の供給口155から共通液室153内に供給される。エネルギー発生素子154はSi(シリコン単結晶)基板160に設けられ、また、その基板160には、光感光性の樹脂を製膜技術と露光装置により製膜した吐出口壁161(図9参照)が形成されている。この基板160に対して、Si(シリコン単結晶)部材に異方性エッチング処理を施した天板165を結合することにより、インクの吐出部が構成される。図8は、天板165と基板160の分解斜視図である。
吐出エレメント150は、図2および図3のように、アルミナ(Ar20−3)等の線膨張係数の低い材質で作られたセラミックプレート110に位置決めされる。そのセラミックプレート110は、吐出エレメント150内のエネルギー発生素子154(図5参照)から生じて、インク吐出に利用されなかった熱エネルギーを放熱させる役目を担う。吐出エレメント150は、セラミックプレ−ト110に対し、高精度に位置決め固定される。吐出エレメント150とセラミックプレ−ト110は、例えば、熱硬化性のボンディング剤により固定される。このボンディング剤は、吐出エレメント150からインク吐出に利用されない熱エネルギーをセラミックプレ−ト110に伝熱させることができるものであり、例えばAg(銀)混入接着剤を使用することができる。その場合、吐出エレメント150とセラミックプレート110の接着面に付与したAg(銀)混入接着剤を硬化させるために、それらを温度炉へ投入し焼結させる。これによって、吐出エレメント150とセラミックプレート110との固定を完成させることができる。
吐出エレメントに150のエネルギー発生素子154(図5参照)には、電気配線基板120(図4参照)から電気エネルギーが供給される。電気配線基板120には複数の配線パターンが形成され、またデータの書込みが可能な記憶素子が搭載されている。電気配線基板120は、吐出エレメント150とセラミックプレート110との結合体に貼り付けられ、電気配線190(図4参照)によって吐出エレメント150と電気的に接続される。
吐出エレメント150にインクを供給するためのインク通路は、図2のように、インク通路部材21lとインク通路蓋部材212によって形成される。図1は、貯留室蓋部材212を外した貯留室部材211の正面図であり、図1中の斜線部分は貯留室蓋部材212との接合面である。本例の場合、この接合面は同一平面内に位置する。部材211,212の材質は、高温、高圧の環境下において、記録ヘッド100に使用されるインク中に浸漬させたときに、析出物によって吐出エレメント150内のエネルギー発生素子154に何ら悪影響を及ぼすことのない材質であればよい。図1における入側フィルター215および出側フィルター216は、インク中からゴミやチリを除去するために備えられている。本例における入側フィルター215は、金属の繊維を四方8μmの間隔で織込んだのであり、このフィルター215によって四方8μmまでのゴミがトラップされる。本例の場合、平面四角形の入側フィルター215と平面円形の出側フィルター216は、図1のように貯留室部材211の定位置に熱溶着により取り付けられる。
入側フィルター215は、共通液室153に供給されるインクが通過するフィルターであり、記録ヘッド100のインク吐出速度を向上させる際に、インクの流れを阻害しない面積に設定することが必要である。すなわち、入側フィルター215の面積は大きいことが望ましい。インクを記録ヘッド100内に供給する際に、記録ヘッド100内の空気は出側フィルター216を通して排出される。そのため出側フィルター216は、そのフィルター全面に圧力が掛かるように、その面積は小さく設定されている。
入側フィルター215が取り付くことにより、貯留室部材211には、その厚み方向において第1,第2の2つのインク貯留室235,230が形成される。すなわち、入側フィルター215よりも図1中紙面の表側(図2中の左側)に第1のインク貯留室235が形成され、その入側フィルター215よりも図1中紙面の裏側(図2中の右側)に第2のインク貯留室230が形成される。本例の場合、第1のインク貯留室235側に開口する第2のインク貯留室230の開口部は平面台形であり、その開口部には、図1のように、それと同形状の平面台形の入側フィルター215が取り付けられる。第2のインク貯留室230に対する第1のインク貯留室235の開口部は、最大、第1のインク貯留室235の面積分の大きさに設定することができ、それに合わせて、入側フィルター215の面積を大きく設定することができる。つまり、入側フィルター215の面積は、第1のインク貯留室235内であれば可能な限り大きく設定することができる。
これらのフィルター215,216を取り付けた貯留室部材211に、貯留室蓋部材212を接合することによって、インク貯留室ケース210が完成する。本例の場合、貯留室蓋部材212は、貯留室部材211における図1中斜線の接合面に対して、接着剤による接着される。すなわち、貯留室部材211の接合面に形成された所定の溝に、3軸駆動型のロボットに搭載した圧力式流体塗布装置を使用して、熱可塑性の接着剤を塗布してから、貯留室蓋部材212を接着する。その接着剤の種類、および塗布方法は、この限りではない。
貯留室ケース210は、吐出エレメント150とセラミックプレ−ト110との結合体、および電気配線基板120に対して、取り付けられる。
吐出エレメント150の天板165には、図4のようにインク供給口155が形成されている。貯留室ケース210の貯留室部材211において、インク供給口155と連通する部分の周囲には、図4のように接着封止用の接着剤の塗布溝211−A,211−Bが形成されている。本例において、それらの塗布溝211−A,211−Bは断面三角形状であるが断面半円形状等、種々の断面形状であってもより。また、貯留室部材211に接合するインク供給口155の周囲に、これらの塗布溝211−A,211−Bと同様の溝を設けてもよい。また、吐出エレメント150に接着封止用の接着剤を塗布してから、それを貯留室ケース210の貯留室部材211に接合させた場合、その接着剤は溝211−A,211−B内に入り、インク供給口155の方向への流れが阻止される。溝211−A,211−Bは、その内部に空気が溜まらないように形成することが必要である。
接着剤としては、例えば、1液性加熱硬化型接着剤4402(東レダウコーニング社製)を使用することができる。この場合、その接着封止用の接着剤を吐出エレメント150に塗布したときに、その接着剤が横流れしないことが確認できた。接着剤の候補としては、高粘度(SE4402は33Pa・s)かつ、高チクソトロピー性のものが好ましい。作業性を考慮した場合、このような1液加熱硬化型接着剤を使用することにより、接着剤の硬化による接着剤塗布装置のメンテナンスや交換の手間を減らすことができる。
貯留室ケース210と吐出エレメント150とを位置合わせしてから接合し、そして、それらを互いの接合方向に押圧することにより、接着剤は溝211−A,211−B内に入り込む。これにより、インク供給口155やインク吐出口151の方向への接着剤のはみ出しを防ぐことができる。本例においては、吐出エレメント150と貯留室ケース210とを位置合わせした状態で仮固定し、それらを120℃〜150℃に設定された炉内に入れて接着剤を加熱硬化させる。その加熱温度は、使用部品の耐熱温度に応じて設定する。本例の記録ヘッドの場合、貯留室ケース210の耐熱温度が最も低く、その機械性能が150℃までは安定的に維持できるため、加熱温度を120℃に設定した。このような加熱を約2時間行うことで接着剤が硬化し、インク流路が形成されて記録ヘッドが完成する。
このような構成の記録ヘッドは、その構成部品の組付け方向を図2中の右方向または左方向の一方に設定することができる。つまり、記録ヘッドを一方向から組立てることができ、組立て方向を変えることなく記録ヘッドの組立てが可能である。
記録ヘッド内におけるインク流れは、以下のように形成される。
外部のインク供給装置から供給されるインクは、記録ヘッド100のインク導入部であるジョイント240に導入されて図1および図2中の矢印A方向に流れ、そして第2のインク貯留室230内に導入される。第2のインク貯留室230内のインクは、図1および図2中の矢印Bのように入側フィルター215を通って第1のインク貯留室235に流れ込んでから、図3中の矢印C方向に沿って共通液室155内に供給され、さらに図5中の矢印D方向に沿って液流路152内に導入される。その液流路152内のインクは、記録データに基づいてエネルギー発生素子154が吐出エネルギーを発生することにより、吐出口151から矢印E方向に吐出される。その吐出されたインクがシート51上に付与されることにより、画像が記録される。
エネルギー発生素子154としては、電気熱変換体(ヒーター)やピエゾ素子などを用いることができる。電気熱変換体を用いた場合には、その発熱により液流路152内のインクを発泡させ、その発泡エネルギーを利用して吐出口151からインクを吐出させることができる。
ジョイント240から共通液室155に至る間のインク流路には、前述した従来例の記録ヘッドと比較して屈曲部分の数が少ないため、よりスムーズにインクを供給することができる。また、インク流路の大部分が上方から下方に向かい、横方向に向かう部分が少ないため、インクの流動抵抗も小さい。また、第1のインク貯留室235は、共通液室155内に直接的にインクを供給することになる。また、第1,第2のインク貯留室235,230の間に入側フィルター215を備えて、そのフィルター215を大きく設定しているため、インクの流動抵抗を小さくしてよりスムーズにインクを供給することができる。これらの結果、吐出口151からインクを吐出するときの吐出駆動周波数を高く設定して、記録速度の高速化を図ることができる。
第1のインク貯留室235内から共通液室155に供給されないインクは、図1中の矢印F方向から、出側フィルター216に至るインク流路211A内に入り、そのインク流路211A内を図1中の矢印G方向に流れる。そのインクは出側フィルター216を通り、そして記録ヘッド100のインク導出部であるジョイント245から図1中の矢印H方向に排出される。
すなわち貯留室部材211には、図1中紙面の裏側に位置する流路211Bによってインク流路211Aに連通する導出口211Cと、ジョイント245の内部のインク流路245Aに連通する導入口211Eと、これらの導出口211Cと導入口211Eとの間に位置する溝211Dと、が形成されており、この貯留室部材211と貯留室蓋部材212とが接合することにより、溝211Dは、導出口211Cと導入口211Eとを液密的に連通するインク流路を形成する。したがって、出側フィルター216を通過したインクは、インク流路211B,導出口211C,溝211D,および導入口211Eを通ってから、ジョイント245のインク流路245Aを通って矢印H方向に排出される。
このような構成の記録ヘッド100を用いて、図11中の外部機器101より受けた文字やイメージ等を含む情報を記録するときには、制御ユニット103による記録情報の受信および演算処理の後、記録ヘッド100内の電気配線基板120を介して、エネルギー発生素子154を備えたシリコン基板160に発熱指令を出して、エネルギー発生素子154を発熱させる。そして、そのエネルギー発生素子154上のインクを発泡させ、対応するインク吐出口151からインクを吐出させる。そのインクをシート51に付与することにより、文字やイメージ等を含む画像を記録することができる。
ところで、このような記録動作を連続的に実施した場合などにおいては、インクの吐出に必要な発熱エネルギーがインクに蓄積され、記録ヘッド100内のインク温度が上昇して、そのインク内に溶存する気体が気泡となって発現するおそれがある。エネルギー発生素子154上のインクに泡が存在したまま、インクを吐出させた場合には、エネルギー発生素子154の発熱によるインクの発泡が不完全になり、吐出口からインクが吐出せずに、良好な画像が記録できなくなるおそれがある。そのためインク供給装置90は、記録ヘッド100の内部と外部との間においてインクを周期的に循環させることによって、記録ヘッド100内の気泡を除去する。
本発明の一実施形態の記録ヘッドにおけるインク貯留室部材の正面図である。 図1のII−II線に沿う拡大断面図である。 図2の矢印IIIによって示す四角部分の拡大図である。 図3の矢印IVによって示す四角部分の拡大図である。 図4の矢印Vによって示す四角部分の拡大図である。 図1の記録ヘッドの斜視図である。 図6のVII円部の拡大図である。 図1の記録ヘッドにおける電気配線基板と天板の分解斜視図である。 図8のIX円部の拡大図である。 図1の記録ヘッドを適用可能の記録装置の概略構成図である。 図10の記録装置の制御系のブロック構成図である。 従来の記録ヘッドの正面図である。 図12の記録ヘッドの分解斜視図である。 図12のXIV−XIV線に沿う拡大断面図である。 図14の矢印XVによって示す四角部分の拡大図である。 図15の矢印XVIによって示す四角部分の拡大図である。 図12の記録ヘッドにおけるジョイント部分の内部構造を説明するための平面図である。 図17のXVIII−XVIII線に沿う断面図である。
符号の説明
100 記録ヘッド
150 吐出エレメント
151 吐出口
152 液流路
153 共通液室
154 エネルギー発生素子
155 インク供給口
210 インク貯留ケース
211 インク貯留部材
212 インク貯留蓋部材
215 入側フィルター
216 出側フィルター
230 第2のインク貯留室
235 第1のインク貯留室
240,245 ジョイント

Claims (10)

  1. インク導入部からインク貯留室を通して共通液室内にインクが供給され、前記共通液室内に供給されたインクを吐出口から吐出可能なインクジェット記録ヘッドであって、
    前記インク貯留室を第1および第2のインク貯留室に仕切るためのフィルターを備え、
    前記第1のインク貯留室は内部に貯留したインクを前記共通液室に供給し、
    前記第2のインク貯留室は、前記インク導入部から導入した前記フィルターを通して前記第1のインク貯留室に供給する
    ことを特徴とするインクジェット記録ヘッド。
  2. 前記第1および第2のインク貯留室は、水平方向に並ぶように前記フィルターによって仕切られることを特徴とする請求項1に記載のインクジェット記録ヘッド。
  3. 前記第1のインク貯留室を形成するための第1の貯留室部材と、前記第2のインク貯留室を形成するための第2の貯留室部材と、を備え、
    前記第1および第2の貯留室部材との接合により、前記フィルターによって仕切られた前記第1および第2のインク貯留室を形成する
    ことを特徴とする請求項1または2に記載のインクジェット記録ヘッド。
  4. 前記第1の貯留室部材に、前記共通液室と前記吐出口を形成することを特徴とする請求項3に記載のインクジェット記録ヘッド。
  5. 前記第1および第2の貯留室部材の接合面は同一平面内に位置することを特徴とする請求項3または4に記載のインクジェット記録ヘッド。
  6. 前記第1および第2の貯留室部材は接着剤によって接着されることを特徴とする請求項3から5のいずれかに記載のインクジェット記録ヘッド。
  7. 前記第2のインク貯留室内のインクを外部に排出可能なインク導出部を備えることを特徴とする請求項1から6のいずれかに記載のインクジェット記録ヘッド。
  8. 前記第1の貯留室部材に前記共通液室と前記吐出口を形成し、
    前記第2の貯留室部材に前記インク導入部および前記インク導出部を形成する
    ことを特徴とする請求項7に記載のインクジェット記録ヘッド。
  9. 請求項1から8のいずれかに記載のインクジェット記録ヘッドと、被記録媒体と、を相対移動させるための移動手段と、
    前記インクジェット記録ヘッドにおける前記吐出口からインクを吐出させるための制御手段と、
    を備えることを特徴とするインクジェット記録装置。
  10. インク導入部から、第2のインク貯留室、フィルター、および第1のインク貯留室を通して共通液室に供給したインクを吐出口から吐出可能なインクジェット記録ヘッドの製造方法であって、
    前記第1のインク貯留室を形成するための第1の貯留室部材と、前記第2のインク貯留室を形成するための第2の貯留室部材と、を接合することにより、前記フィルターによって仕切られた前記第1および第2のインク貯留室を形成する
    ことを特徴とするインクジェット記録ヘッドの製造方法。
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