JP2007144732A - 液体供給装置、液体吐出装置、および液体供給方法 - Google Patents

液体供給装置、液体吐出装置、および液体供給方法 Download PDF

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Abstract

【課題】大面積のフィルタを備える液体吐出ヘッド内の気泡を効率よく排出することができる液体供給装置、液体吐出装置、および液体供給方法を提供すること。
【解決手段】第1および第2インク供給室44,46がメインインク供給室42と積層する形態に配置され、メインインク供給室42と第1および第2インク供給室44,46との間に介在する第1および第2フィルタ40,41が、複数のノズルが配列されるノズル配列平面と略平行な面に沿って延在する記録ヘッドに対して、第1インク供給室44と第1フィルタ40を通してインクを供給し、第2フィルタ41と第2インク供給室46を通して液体を排出させる。
【選択図】図7

Description

本発明は、液体吐出ヘッドに液体を供給するための液体供給装置、および、その液体吐出ヘッドのノズルから液体を吐出させるための液体吐出装置に関するものである。
液体吐出ヘッドから吐出させる液体としては、インクや薬液などの種々の液体を用いることができ、インクを用いた場合には、そのインクを記録媒体に付与することによって画像を記録することができる。
従来、液体吐出ヘッドの液体供給系として、例えば、インクジェット記録ヘッド(液体吐出ヘッド)にインクを供給するインク供給系は記録速度の高速化に伴って改良されてきた。しかし、インク(液体)内の異物や気泡をトラップするためのフィルタを流路中に配設する必要があるため、インクの流れに対してフィルタ部での圧力損失が大きく、高速記録の妨げとなってきた。
そのため、フィルタの一部を閉じる弁を設けて、記録ヘッドの回復処理時のみインクの流速を上昇させて、気泡を追い出すように改善した提案がある(特許文献1)。
同様な例として、フィルタに密接するような弁を設けて、記録ヘッドの回復処理時に、やはりインクの流速を上昇させて気泡を追い出し易くした提案もなされている(特許文献2)。
特開平06−064183号公報 特開平08−118672号公報
しかしながら、上記特許文献1、2の方法によると、記録動作中にはフィルタによって流路抵抗が増大するため、記録ヘッドの内部を所定の負圧に維持することが難しくなる。とりわけ、被記録媒体の幅方向の延在する長尺の記録ヘッド(幅広のラインヘッド)を用いて高速に記録動作する記録装置においては、このような記録ヘッド内のノズル近傍の圧力変動が増大して、良好な記録動作の維持が難しくなる。
本発明の目的は、大面積のフィルタを備える液体吐出ヘッド内の気泡を効率よく排出することができる液体供給装置、液体吐出装置、および液体供給方法を提供することにある。
本発明の液体供給装置は、共通液室に連通しかつノズル配列面上に配列された複数のノズルから液体を吐出可能な液体吐出ヘッドに対して、液体を供給するための液体供給装置において、前記液体吐出ヘッドは、前記共通液室に直接連通するメイン液体供給室と、前記メイン液体供給室に積層する形態に配置される第1および第2液体供給室と、前記メイン液体供給室と前記第1液体供給室との間に介在しかつ前記ノズル配列面と略平行な第1フィルタと、前記メイン液体供給室と前記第2液体供給室との間に介在しかつ前記ノズル配列面と略平行な第2フィルタと、前記第1液体供給室に連通する第1ジョイント開口と、前記第2液体供給室に連通する第2ジョイント開口と、を備え、前記液体供給装置は、前記第1ジョイント開口に接続可能な供給経路と、前記第2ジョイント開口に接続可能な排出経路と、を備え、前記供給経路は、前記第1ジョイント開口から、前記第1液体供給室および前記第1フィルタを通して前記共通液室に液体を供給可能であり、前記排出経路は、前記共通液室内の液体を前記第2フィルタおよび前記第2液体供給室を通して、前記第2ジョイント開口から排出可能であることを特徴とする。
本発明の液体吐出装置は、共通液室に連通しかつノズル配列面上に配列された複数のノズルから液体を吐出可能な液体吐出ヘッドを用い、前記ノズルから液体を吐出させるための液体吐出装置であって、前記液体吐出ヘッドに液体を供給するために、上記の液体供給装置を備えることを特徴とする。
本発明の液体供給方法は、共通液室に連通しかつノズル配列面上に配列された複数のノズルから液体を吐出可能な液体吐出ヘッドに対して、液体を供給するための液体供給方法において、前記液体吐出ヘッドは、前記共通液室に直接連通するメイン液体供給室と、前記メイン液体供給室に積層する形態に配置される第1および第2液体供給室と、前記メイン液体供給室と前記第1液体供給室との間に介在しかつ前記ノズル配列面と略平行な第1フィルタと、前記メイン液体供給室と前記第2液体供給室との間に介在しかつ前記ノズル配列面と略平行な第2フィルタと、前記第1液体供給室に連通する第1ジョイント開口と、前記第2液体供給室に連通する第2ジョイント開口と、を備え、前記第1ジョイント開口から、前記第1液体供給室および前記第1フィルタを通して前記共通液室に液体を供給し、前記共通液室内の液体を前記第2フィルタおよび前記第2液体供給室を通して、前記第2ジョイント開口から排出することを特徴とする。
本発明によれば、第1および第2液体供給室がメイン液体供給室と積層する形態に配置され、さらに、第1および第2液体供給室とメイン液体供給室との間に介在する第1および第2フィルタが、複数のノズルが配列されるノズル配列平面と略平行な面に沿って延在する液体吐出ヘッドに対して、第1液体供給室と第1フィルタを通して液体を供給し、第2フィルタと第2液体供給室を通して液体を排出させる。これにより、大面積のフィルタを備える液体吐出ヘッド内の気泡を、液体の流動を伴って効率よく排出することができる。
液体吐出ヘッドからインクを吐出させて画像を記録する場合には、インク内の気泡を効率よく除去しつつ、インクをスムーズに供給して高速記録を実現することができる。さらに、多量の廃インクを発生させることなく、効率的に気泡を除去することができる。
以下、図面を参照して本発明の実施形態について説明する。
図1は、本発明のインク吐出装置(液体吐出装置)の構成例を説明するための概略正面図であり、本例のインク吐出装置は、6つの液体吐出ヘッド11を用いて記録用紙(記録媒体)P上に画像を記録する記録装置を構成する。本例のインク吐出装置は、各ヘッド11のそれぞれに対応する回復ユニット12、各ヘッド11のそれぞれに供給するためのインク(液体)を収容するインクカートリッジ13、搬送部14、オペレーションパネル部15、給紙部16などから構成される。記録用紙Pは、給紙部16から搬送部14へ給紙され、その搬送部14によって矢印A方向に搬送される。その記録用紙Pは、各ヘッド11と対向する記録位置を移動するときに、各ヘッド11から吐出されるインクによって画像を記録される。各ヘッド11は、記録用紙Pの搬送方向(矢印A方向)に沿って配列され、それぞれには、記録用紙Pの搬送方向と交差する方向(本例では直交する方向)に配列された複数の吐出口が形成されている。各ヘッド11は、対応するインクカートリッジ13からイエロー(Y)、淡マゼンタ(LM)、マゼンタ(M)、淡シアン(LC)、シアン(C)、およびブラック(K)のインクが供給される。各ヘッド11は、後述するように、これらのインクを駆動信号に応じて吐出口から吐出する。
本例のインク吐出装置は、記録用紙Pの記録領域の幅方向の全域に渡って延在する長尺なヘッド11を用いたインクジェット記録装置としての適用例である。しかし本発明は、ヘッドの主走査方向の記録走査と、その主走査方向と交差する副走査方向における記録用紙の所定量の搬送と、を繰り返すシリアルスキャン方式のインクジェット記録装置にも適用することができる。
図2は、図1のインク吐出装置におけるインク供給系(液体供給系)の概略構成図である。着脱可能に備えられるインクカートリッジ13内のインクは、ヘッド11の吐出口に適正なインクのオリフィス面を構成するためのサブタンク23を通してヘッド11に供給される。24は、インクカートリッジ13からサブタンク23へインクを供給するための供給ポンプ、25は、サブタンク23からヘッド11へインクを供給するための加圧ポンプである。26は、後述するヘッド11の加圧時におけるインクのリターン経路を閉鎖するための回復弁である。供給ポンプ24は後述するリサイクル動作にも使用され、27は、その際にインク経路を選択のための供給弁である。ヘッド11の回復処理時に排出されたインクを再利用するリサイクル動作時には、回復ユニット12の回復桶28が用いられる。この回復桶28は、ヘッド11の吐出面(吐出口の形成面)の下方に設置され、この回復桶28からサブタンク23へのインク経路は、リサイクル弁29により選択される。
供給ポンプ24、加圧ポンプ25、回復弁26、供給弁27、リサイクル弁29は、後述する動作モードに応じて、制御部(制御手段)100により関連的に制御される。
次に、このようなインク吐出装置においてインク供給系の動作モードについて説明する。
インク供給系の動作モードには、記録モードと、インク供給モードと、循環モードと、加圧モードと、の4つがある。記録モードは、サブタンク23からヘッド11へインクを供給するモード、インク供給モードは、インクカートリッジ13からサブタンク23へインクを供給するモードである。また、循環モードは、サブタンク23とヘッド11間においてインクを循環させるモード、加圧モードは、サブタンク23からヘッド11へインクを加圧供給するモードである。
記録モード時には、ヘッド11からのインクの吐出により、そのヘッド11内のインクが減少して内圧が下がり、吐出口を含んで構成されるヘッド11のノズル内の毛細管現象により、サブタンク23内のインクが加圧ポンプ25および回復弁26を通ってヘッド11に補給される。インク供給モード時は、供給ポンプ24が作動し、カートリッジ13からサブタンク23内へインクが供給される。循環モード時は、加圧ポンプ25により、サブタンク23とヘッド11間にてインクを循環させる。このインクの循環により、ヘッド11や流路中の気泡が除去され、再び適正な記録を行うことが可能となる。この循環モード時に、供給ポンプ24の動作によりヘッド11の吐出口から回復桶28に排出されたインクは、サブタンク23に戻される。加圧モード時は、ヘッド11のノズル内にある気泡、増粘インク、および異物等を排出するために行われる。この加圧モード時には回復弁26が閉鎖され、加圧ポンプ25を駆動させることによりサブタンク23からヘッド11へ強制的にインクが送られ、ヘッド11の吐出口からインクが強制的に排出される。
図3は、ヘッド11の構成例を説明するための正面図であり、図4は、図3のIV−IV線に沿う断面図、図5は、図3のV円部の拡大図である。本例のヘッドは4インチの記録幅をもつ。
これらの図において、セラミック製のベースプレート31は、シリコンにより形成されるヒーター基板32を支持している。ヒーター基板32には、インクの吐出エネルギー発生素子としての複数の電気熱変換体(ヒーター)と、これらの電気熱変換体に対応するノズルNを構成するための複数の流路壁と、形成されている。またヒーター基板32には、各ノズルNに連通する共通液室33を囲む液室枠も形成されている。このように形成されたノズルNの側壁および液室枠の上には、共通液室33を形成する天板34が接合されている。したがって、ヒーター基板32と天板34は、互いに一体化した状態でベースプレート31に積層接着されている。このような積層接着は、銀ペーストなどの熱伝導率のよい接着剤によって行われる。ベースプレート31におけるヒーター基板32の後方には、実装済みのPCB(配線基板)35が両面テープにより支持されている。ヒーター基板32上の各吐出エネルギー発生素子と、PCB35と、は、各々の配線に対応するワイヤボンディング36により電気的に接続されている。
天板34上面にはインク供給部材37が接合されている。インク供給部材(液体供給部材)37は、インク供給ケース(液体供給ケース)38とインク供給ケースカバー(液体供給ケースカバー)39より構成されており、インク供給ケース38には、予め、液室と、その液室に連通する流路溝と、が形成されている。インク供給ケースカバー39がインク供給ケース38の上面を塞ぐことにより、管状の流路が形成される。本例の場合、インク供給ケース38とインク供給ケースカバー39との接合は、熱硬化型の接着剤により行われる。このようにインク供給部材37に形成された流路によって、天板34にインクが供給される。
また、インク供給ケース38には、第1、第2、および第3の3つのフィルタ40,41,43が配設されている。第1フィルタ40はインク中の異物の除去を目的とし、第2フィルタ41はメインインク供給室(メイン液体供給室)42内の気泡の除去を目的とし、第3フィルタ43は第1インク供給室(第1液体供給室)44内の気泡の除去を目的とする。各々のフィルタ40,41,43は、ステンレスの繊維を8μm間隔でメッシュ状に織り込んだ材料により形成されており、液体供給ケース38に熱溶着によって固定されている。各フィルタ40,41,43の機能詳細については後述する。
図6は、本例におけるヘッド11の要部の斜視図である。本図は、インク供給ケース38側から見た斜視図であり、説明の便宜上、インク供給ケースカバー39やねじ等は省略している。
インク吐出装置のサブタンク23より供給されたインクは、まず、ヘッド11の第1ジョイント開口45を通って第1インク供給室44に供給される。その第1インク供給室44内のインクは、第1フィルタ40を通ってメインインク供給室42へ供給される。さらに、そのメインインク供給室42内のインクは、天板34に形成された連通路34Aと共通液室33(図5参照)を経て、ノズルNに達する。また、メインインク供給室42に供給されたインクは、第2フィルタ41を通って第2インク供給室(第2液体供給室)46へ送られ、さらに第2ジョイント開口47を経てサブタンク23へ戻る。
このようなインクの流れにおいて、高速記録を可能とするためには、ノズルNへのインク供給がスムーズに行われなければならない。つまり、インク流路における流路抵抗をできるだけ小さくするように設計する必要がある。そこで本例におけるヘッド11は、図3から図5のように、第1インク供給室44、メインインク供給室42、共通液室33、およびノズルが直接的に連通しており、かつ、第1ジョイント開口45、第1インク供給室44、およびノズルNは、図4中の上方から下方に向かう流路を直線的に形成している。これにより、共通液室33とインク供給室42とが直接連通し、第1インク供給室44はメインインク供給室42に積層する形態に配置されている。また、ヘッド11内の流路抵抗を小さくするために、流路の断面積は、ヘッド11の入り口である第1ジョイント開口45の内径と同一、あるいはそれ以上とされている。これにより、インクが滞りなく供給される。本例においては、流路全体に渡ってφ3(直径3mm)以上の断面積となっている。
さらに、インクの供給性能を損なわないように、ヘッド11内のインクの圧力損失の要因となるフィルタを大面積化している。本例においては、第1フィルタ40の有効面積をφ20(直径20mm)相当とすることにより、そのフィルタ40による圧力損失を最小にしている。また、ノズルNの列が位置するノズル配列平面と略平行な平面上(図3中紙面と平行な平面上)に、その第1フィルタ40を配置することによって、そのフィルタ40の大面積化に伴うヘッド11の大型化を回避している。
一方、第1フィルタ40として大面積フィルタを採用した場合の最大の問題は、そのフィルタの上流部における気泡の除去である。本例においては、第1インク供給室44内の気泡の除去が問題となる。この部分に気泡が残留していると、その気泡がインクの供給の妨げとなり、フィルタ40の有効面積全体を効果的に活用することができない。
そこで本例においては、第1インク供給室44と第2インク供給室46とを連通するバイパス流路48を設け、さらに、このバイパス流路48内に第3フィルタ43を設けることによって、このような問題を解消した。この第3フィルタ43は、インクと同時に流入する気泡を取り除くように、すなわちインクの流速を上げて気泡を取り除くために、その面積が小さく設計されている。ただし、その面積を小さくし過ぎた場合には、その第3フィルタ43における流抵抗が大きくなって、第3フィルタ43側へのインクの供給が全く行われずに、気泡を取り除くことができなくなるおそれがある。一方、その面積が大き過ぎた場合には、その流抵抗が第1フィルタ40における流抵抗よりも小さくなり、供給されるインクの大部分が第3フィルタ43側へ供給されて、本来供給されるべき第1フィルタ40側へ供給されなくなるおそれがある。本例では、第1インク供給室44の気泡を除去しながら、メインインク供給室42へ効率良くインクが供給できるように、第3フィルタ43の面積をφ2(直径2mm)とした。第3フィルタ43の密度を変更することによって、そのフィルタ43を通過するインクの流速を上げることも可能である。
本例のインク吐出装置は、インクの吐出に発熱エネルギーを必要とする。すなわち、ヒーター基板32上の電気熱変換体が発生する熱エネルギーによりインクを発泡させ、その発泡エネルギーを利用してノズルからインクを吐出させるように構成されている。そのため、記録動作が長時間連続した場合には、熱エネルギーがインクに蓄積され、インクの温度が上昇してインク中に溶存する気体がヘッド11内に溜まってしまうおそれがある。このヘッド11内の気泡を除去しなければ、インクの吐出が適正に行われなくなる。なお、インクを吐出させるための吐出エネルギー発生手段は、電気熱変換体を用いる構成のみに特定されず任意であり、例えば、ピエゾ素子などを用いてインク吐出させる構成であってもよい。
そのため本例のヘッド11では、各ノズルN、共通液室33、およびメインインク供給室42を直接的に連通させることにより、気泡をメインインク供給室42に貯めることが可能な構造となっている。さらに、メインインク供給室42を大容量液室とすることにより、気泡をある程度まで多く貯めることができるようにした。また、第2フィルタ41を設けることにより、メインインク供給室42内に存在する気泡を容易に除去することができる構成とした。つまり、加圧ポンプ25によってサブタンク23とヘッド11との間にてインクを循環させる循環モード時は、第2フィルタ41を通過するインクの流速を上げることができるため、容易にメインインク供給室42内の気泡を除去することが可能となる。
図7から図10は、ヘッド11とサブタンク23との間のインク供給システムを模式的に表した図であり、それぞれインクの供給状態毎におけるインクの流れを表す。
図7は、メインインク供給室42にインクを充填するときのインクの流れを表す図である。サブタンク23内のインクは、加圧ポンプ25の作動により、第1ジョイント開口45から第1インク供給室44に入り、そして第1フィルタ40を通ってメインインク供給室42内に流入する。その際、メインインク供給室42内の気体は、第2フィルタ41および第2インク供給室46を通して第2ジョイント開口47から排出されるため、メインインク供給室42内はインクで満たされる。図7はインクの流路を模式的に現しており、図3から図6のヘッド11の構成においては、第2インク供給室46内の気体は、インク供給ケース38内に形成された流路L1、インク供給ケース38の溝部とインク供給ケースカバー39とによって形成される流路L2、およびインク供給ケース38内に形成された流路L3を通して、第2ジョイント開口47から排出される。
ここで、メインインク供給室42にインクをスムーズに充填するためには、ヘッド11内の圧力損失の要因となる第1フィルタ40を大面積化することが望ましい。しかし一方において、第1フィルタ40の大面積化により、その単位面積当たりのインクの流速が低下するため、第1インク供給室44に存在する気泡が第1フィルタ40を通過しづらくなり、第1フィルタ40の上流側に気泡が溜まり、それがインクの流れを阻害するおそれがある。そのため、前述したように、第1インク供給室44と第2インク供給室46との間を結ぶバイパス流路48を形成し、その流路48内に第3フィルタ43を配設した。これにより、第1インク供給室44内の気泡は、第2インク供給室46を経由して第2ジョイント開口47から排出することができる。つまり、第3フィルタ43の部分においてインクの流速を上げることにより、気泡の除去が可能となる。したがって、第1フィルタ40の全面を有効的に使用することができる。
図7はインクの流路を模式的に現しており、図3から図6のヘッド11の構成においては、インク供給ケース38に、第2ジョイント開口47と第1インク供給室44との間を連通する流路L4が形成され、インク供給ケース38の溝部とインク供給ケースカバー39とによって流路L5が形成され、インク供給ケース38に、流路L5と前述した流路L2とを連通する流路L6が形成される。したがって、図7におけるバイパス流路48、つまり第1および第2インク供給室44、46の間を連通する流路は、流路L4,L5,L6,L2,L1によって形成されることになる。バイパス流路48は、要は、第1インク供給室44内の気体を、第3フィルタ43を通して第2ジョイント開口47から排出することができればよい。また、図3から図6のヘッド11の構成においては、インク供給ケース38内の空間が第1および第2フィルタ40,41によって画成されることにより、第1,第2インク供給室44,46およびメインインク供給室42が形成される。
図8は、ヘッド11のノズル内に存在する気泡、増粘インク、および異物等を排出するための加圧回復時におけるインクの流れを表す。
前述したように、本例のインク吐出装置は、インクの吐出に発熱エネルギーを必要とするため、長時間連続して記録を行った場合に、その熱エネルギーがインクに蓄積されてインクの温度が上昇することにより、インク中に溶存する気体がノズル内に溜まってしまうおそれがある。この気泡を除去しなければ、インクの吐出が適正に行われなくなる。よって、ノズルN内の気泡を適宜除去する必要がある。サブタンク23内のインクは、加圧ポンプ25の作動により、第1ジョイント開口45から第1インク供給室44内に入り、そして第1フィルタ40を通ってメインインク供給室42内に流入する。この加圧回復時には、回復弁26が閉鎖されているため、メインインク供給室42に供給されたインクは、共通液室33からノズルN側へ強制的に流されて、ノズルN内の気泡、増粘インク、および異物等と共にヘッド11の外に排出される。図8もインクの流路を模式的に現しており、図3から図6のヘッド11の構成においては、メインインク供給室42内のインクは、インク供給ケース38に形成された流路L7、天板34の連通路34A、および共通液室33を通して、ノズルNの吐出口から強制的に排出される。
図9は、記録中におけるインクの流れを表す。
記録中におけるノズルNからのインク滴Iの吐出により、ヘッド11内のインクが減少して内圧が下がり、ノズルN内の毛細管現象により、サブタンク23内のインクは、加圧ポンプ25と第1ジョイント開口45を通ってヘッド11に補給される。このときは回復弁26も開放されており、第2ジョイント開口47からもインクが流入する。記録中、特に高速記録を持続するためには、ノズルNにインクをスムーズに供給させる必要があり、第1フィルタ40での圧力損失を小さくする必要がある。したがって、インク充填時と同様に、第1フィルタ40の全面を有効に利用できるように、第1インク供給室44から第2インク供給室46に通ずるバイパス流路48に備えられた第3フィルタ43を介して気泡を排出しながら、メインインク供給室42に液体を供給する。よって、高速記録中にもノズルNへのインクの供給が滞ることない。図9もインクの流路を模式的に現しており、図3から図6のヘッド11の構成においては、メインインク供給室42内のインクは、インク供給ケース38に形成された流路L7、天板34の連通路34A、および共通液室33を通して、ノズルNの吐出口からインク滴Iとして吐出される。
図10は、サブタンク23とヘッド11との間にてインクを循環させる循環回復時のインクの流れを表す。この循環回復により、記録中にヘッド11や流路中に生じた気泡が除去され、適正な記録の維持が可能となる。
この循環回復の際、サブタンク23内のインクは、加圧ポンプ25の作動により、第1ジョイント開口45から第1インク供給室44に入り、第1フィルタ40を通してメインインク供給室42内に流入する。それと同時に、メインインク供給室42に溜まった気泡は、第2フィルタ42を通って第2ジョイント開口47側へ排出される。本例のヘッド11は、メインインク供給室42を大容量液室として、長時間連続して記録する際に生じる気泡をメインインク供給室42内にある程度まで貯めることができる構成となっている。そのメインインク供給室42内に溜まった気泡は、この循環回復の動作により容易に除去することができる。
本発明の一実施形態における液体吐出ヘッドを搭載した液体吐出装置の概略構成図である。 図1の液体吐出ヘッドに対する液体の供給系の概略構成図である。 図1の液体吐出ヘッドの拡大正面図である。 図3のIV−IV線に沿う断面図である。 図4のV円部の拡大図である。 図1の液体吐出ヘッドの斜視図である。 図1の液体吐出ヘッドに対する液体供給路の液体充填時におけるインクの流れの説明図である。 図1の液体吐出ヘッドに対する液体供給路の加圧回復時におけるインクの流れの説明図である。 図1の液体吐出ヘッドに対する液体供給路の記録中におけるインクの流れの説明図である。 図1の液体吐出ヘッドに対する液体供給路の気泡除去時におけるインクの流れの説明図である。
符号の説明
11 インク吐出ヘッド(液体吐出ヘッド)
12 回復ユニット
23 サブタンク
24 供給ポンプ
25 加圧ポンプ
26 回復弁
27 供給弁
28 回復桶
29 リサイクル弁
32 ヒーター基板
33 共通液室
34 天板
37 インク供給部材(液体供給部材)
38 インク供給ケース(液体供給ケース)
39 インク供給ケースカバー(液体供給ケースカバー)
40 第1フィルタ
41 第2フィルタ
42 メインインク供給室(メイン液体供給室)
43 第3フィルタ
44 第1インク供給室(第1液体供給室)
45 第1ジョイント開口(第1開口)
46 第2インク供給室(第2液体供給室)
47 第2ジョイント開口(第2開口)
48 バイパス流路
100 制御部(制御手段)

Claims (12)

  1. 共通液室に連通しかつノズル配列面上に配列された複数のノズルから液体を吐出可能な液体吐出ヘッドに対して、液体を供給するための液体供給装置において、
    前記液体吐出ヘッドは、前記共通液室に直接連通するメイン液体供給室と、前記メイン液体供給室に積層する形態に配置される第1および第2液体供給室と、前記メイン液体供給室と前記第1液体供給室との間に介在しかつ前記ノズル配列面と略平行な第1フィルタと、前記メイン液体供給室と前記第2液体供給室との間に介在しかつ前記ノズル配列面と略平行な第2フィルタと、前記第1液体供給室に連通する第1ジョイント開口と、前記第2液体供給室に連通する第2ジョイント開口と、を備え、
    前記液体供給装置は、前記第1ジョイント開口に接続可能な供給経路と、前記第2ジョイント開口に接続可能な排出経路と、を備え、
    前記供給経路は、前記第1ジョイント開口から、前記第1液体供給室および前記第1フィルタを通して前記共通液室に液体を供給可能であり、
    前記排出経路は、前記共通液室内の液体を前記第2フィルタおよび前記第2液体供給室を通して、前記第2ジョイント開口から排出可能である
    ことを特徴とする液体供給装置。
  2. 前記供給経路および前記排出経路は液体を収容可能な液体タンクに接続され、
    前記供給経路には加圧ポンプが備わり、
    前記排出経路には開閉弁が備わる
    ことを特徴とする請求項1に記載の液体供給装置。
  3. 前記加圧ポンプおよび前記開閉弁を制御可能な制御手段を備えることを特徴とする請求項2に記載の液体供給装置。
  4. 前記排出経路は、前記供給経路から前記共通液室内に液体が供給されるときに、前記共通液室内の液体を排出可能であることを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の液体供給装置。
  5. 前記排出経路は、気体を含む液体を排出可能であることを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の液体供給装置。
  6. 前記ノズルから液体が吐出されるときに、前記供給経路が前記第1ジョイント開口から前記第1液体供給室および前記第1フィルタを通して前記共通液室に液体を供給し、かつ前記排出経路が前記第2ジョイント開口から前記第2液体供給室および前記第2フィルタを通して前記共通液室に液体を供給する
    ことを特徴とする請求項1から5のいずれかに記載の液体供給装置。
  7. 前記ノズルの回復処理時に、前記排出経路が液体の排出を停止し、かつ前記供給経路が液体を供給することにより、前記ノズルから液体を排出させることを特徴とする請求項1から6のいずれかに記載の液体供給装置。
  8. 前記液体吐出ヘッドは、第3フィルタを介して前記第1液体供給室と前記第2液体供給室とを連通するバイパス通路を備え、
    前記排出経路は、前記第1液体供給室内の液体を前記バイパス通路および前記第2液体供給室を通して、前記第2ジョイント開口から排出可能である
    ことを特徴とする請求項1から7のいずれかに記載の液体供給装置。
  9. 共通液室に連通しかつノズル配列面上に配列された複数のノズルから液体を吐出可能な液体吐出ヘッドを用い、前記ノズルから液体を吐出させるための液体吐出装置であって、
    前記液体吐出ヘッドに液体を供給するために、請求項1から8のいずれかに記載の液体供給装置を備えることを特徴とする液体吐出装置。
  10. 前記液体吐出ヘッドは、前記ノズルからインクを吐出させるための熱エネルギーを発生する電気熱変換体を備え、
    前記液体吐出装置は、前記電気熱変換体を制御するための制御部を備える
    ことを特徴とする請求項9に記載の液体吐出装置。
  11. 前記液体供給装置は、前記液体吐出ヘッドに液体のインクを供給し、
    前記液体吐出装置は、前記液体吐出ヘッドと被記録媒体とを相対移動させる移動手段を備える
    ことを特徴とする請求項9または10に記載の液体吐出装置。
  12. 共通液室に連通しかつノズル配列面上に配列された複数のノズルから液体を吐出可能な液体吐出ヘッドに対して、液体を供給するための液体供給方法において、
    前記液体吐出ヘッドは、前記共通液室に直接連通するメイン液体供給室と、前記メイン液体供給室に積層する形態に配置される第1および第2液体供給室と、前記メイン液体供給室と前記第1液体供給室との間に介在しかつ前記ノズル配列面と略平行な第1フィルタと、前記メイン液体供給室と前記第2液体供給室との間に介在しかつ前記ノズル配列面と略平行な第2フィルタと、前記第1液体供給室に連通する第1ジョイント開口と、前記第2液体供給室に連通する第2ジョイント開口と、を備え、
    前記第1ジョイント開口から、前記第1液体供給室および前記第1フィルタを通して前記共通液室に液体を供給し、
    前記共通液室内の液体を前記第2フィルタおよび前記第2液体供給室を通して、前記第2ジョイント開口から排出する
    ことを特徴とする液体供給方法。

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