JP2003121212A - 自動車用計器 - Google Patents

自動車用計器

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JP2003121212A JP2001311720A JP2001311720A JP2003121212A JP 2003121212 A JP2003121212 A JP 2003121212A JP 2001311720 A JP2001311720 A JP 2001311720A JP 2001311720 A JP2001311720 A JP 2001311720A JP 2003121212 A JP2003121212 A JP 2003121212A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡単な構成にて発光指針が伸縮して見えるよ
うにした自動車用計器を提供する。 【解決手段】 見返し板20にカバー20cを設けて、
イグニッションスイッチIGのオン時には、発光指針8
0が、カバー20cから露出する指針部82の発光部分
を順次長く伸ばすように格納角度位置から零目盛り位置
に回動し、逆にイグニッションスイッチIGのオフ時に
は、発光指針80がカバー20cから露出する指針部8
2の発光部分を順次短くするように零目盛り位置から格
納角度位置に回動する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は自動車用計器に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来、自動車用計器としては、実開昭5
−19918号公報にて開示されたものがある。この計
器では、目盛り盤に沿い回動する指針が入力情報の増減
に応じて伸縮する構成が開示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記計器では、
指針が、指針ガイドに沿い指針カバーを機械的にスライ
ドさせることで、伸縮して見える構成となっているた
め、当該指針の構成が複雑になるという不具合がある。
【0004】そこで、本発明は、以上のようなことに対処
するため、簡単な構成にて発光指針が伸縮して見えるよ
うにした自動車用計器を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題の解決にあた
り、請求項1に記載の発明に係る自動車用計器では、環
状の見返し板(20)の底壁(20a)に形成した開口
部(21)にその裏面側から併設される目盛り盤であっ
てその外周部に沿い貫通穴部(42)を中心に最低目盛
り値から最高目盛り値にかけて目盛ってなる略円弧状目
盛り部(41)を形成してなる目盛り盤(40)と、こ
の目盛り盤に沿いその裏面側に配設される内機本体(7
1)と、この内機本体から目盛り盤の貫通穴部に向けて
回動可能に延出する指針軸(72)とを有する回動内機
(70)と、指針軸の先端部に上記貫通穴部を介し支持
される回動基部(81)と、この回動基部から目盛り盤
の表面に沿い目盛り部に向けて長手状に延出する指針部
(82)とを有する発光指針(80)と、発光指針を目
盛り盤の表面に沿い回動させるようにアナログ入力(9
0)に応じて回動内機を駆動制御する制御手段(10
0)とを備え、発光指針は、回動基部を通し光を入射さ
れて指針部にて発光する。
【0006】当該自動車用計器において、制御手段は、
当該自動車の原動機始動用キースイッチ(IG)のオン
に伴い、発光指針をその指針部にて発光させるとともに
目盛り部の上記最低目盛り値よりも上記最高目盛り値と
は反対側に設定した格納角度位置から上記最低目盛り値
まで回動するように、回動内機を駆動制御し、キースイ
ッチのオフに伴い、発光指針を、その指針部の発光状態
にて、上記格納角度位置へ回動するように、回動内機を
駆動制御する。
【0007】また、見返し板は、発光指針が上記最低目
盛り値よりも上記格納角度位置側の回動位置にあるとき
指針部をその先端部側にて覆うように、上記底壁の開口
部の内周部のうち上記最低目盛り値よりも上記格納角度
位置側の所定内周部部分(21a、21b)から発光指
針の回動基部側へ延出するカバー(20c)を備え、こ
のカバーの延出端(23a)は、発光指針の上記最低目
盛り値から上記格納角度位置への回動に応じて指針部の
カバーからの露出長さを順次短くし、逆に発光指針の上
記格納角度位置から上記最低目盛り値への回動に応じて
指針部のカバーからの露出長さを順次長くするように形
成されている。
【0008】このように、見返し板にカバーを設けて、
キースイッチのオン時には、発光指針が、カバーを介し
指針部の発光部分を順次長く伸ばすように見せながら上
記零目盛り位置に回動し、逆にキースイッチのオフ時に
は、発光指針がカバーを介し指針部の発光部分を順次短
くするように見せながら上記格納回動位置に回動するの
で、キースイッチのオン或いはオフに伴う発光指針の発
光部の伸び或いは短縮でもって、斬新な見栄えを提供す
ることができる。このような作用効果は、見返し板にカ
バーを設けるのみで発光指針には何ら伸縮構成を必要と
しないので、簡単な構成で確保できる。
【0009】また、請求項2に記載の発明に係る自動車
用計器では、外周部に沿い貫通穴部(42)を中心に最
低目盛り値から最高目盛り値にかけて目盛ってなる略円
弧状目盛り部(41)を形成した目盛り盤(40)と、
この目盛り盤の裏面側に配設される内機本体(71)
と、この内機本体から配線板を通り目盛り盤の貫通穴部
に向けて回動可能に延出する指針軸(72)とを有する
回動内機(70)と、指針軸の先端部に上記貫通穴部を
介し支持される回動基部(131)と、この回動基部か
ら目盛り盤の表面に沿い回動可能に目盛り部に向けて長
手状に延出する指針部(132)とを有する発光指針
(130)と、発光指針を目盛り盤の表面に沿い回動さ
せるようにアナログ入力(90)に応じて回動内機を駆
動制御する制御手段(160)とを備え、発光指針は、
指針部内に回動基部を通しこの回動基部の後壁(131
c)から光を入射する指針用発光素子(130c)を有
し、指針部にて発光する。
【0010】当該自動車用計器において、発光指針が目
盛り部の上記最低目盛り値を指示する位置にあるときの
当該発光指針の裏面のうち指針軸の近傍部分に対向して
当該指針軸から発光指針の長手方向に沿い配設される複
数の導光用発光素子(140乃至140c)と、発光指
針の回動基部に目盛り盤の貫通穴部を通して対向するよ
うに目盛り盤の裏面側に配設されて各導光用発光素子の
光を導光して上記貫通穴部を通し回動基部内にその裏面
から入射する導光部材(150)とを備える。
【0011】また、発光指針の後壁は、回動基部内にそ
の裏面から入射する各光のうち指針軸に近い導光用発光
素子からの光ほど、指針部内のより先端部側に向け反射
するように傾斜状に形成されており、制御手段は、発光
指針が上記最低目盛り値を指示する位置にあるとき、当
該自動車の原動機始動用キースイッチ(IG)のオンに
伴い、複数の導光用発光素子を、指針部の先端側に位置
する導光用発光素子から回動基部側に位置する導光用発
光素子にかけて、順次発光駆動制御する。
【0012】これにより、発光指針が上記最低目盛り値
を指示する位置にあるとき、キースイッチのオンに伴
い、複数の導光用発光素子を、指針部の先端側に位置す
る導光用発光素子から回動基部側に位置する導光用発光
素子にかけて、順次発光させるので、これら各導光用発
光素子の光は、指針部の先端側に位置する導光用発光素
子の光から回動基部側に位置する導光用発光素子の光に
かけて、発光指針内にその回動基部から入射した後、回
動基部の後壁によって、指針部内の回動基部側から当該
指針部の先端側に向けて順次反射されて当該指針部内に
入射して指針部から出射する。従って、キースイッチの
オンに伴い、発光指針の発光部分は順次長く伸びるよう
に見え、その結果、当該自動車の乗員に斬新な見栄えを
提供できる。このような作用効果は、導光部材及び複数
の導光用発光素子を設けるのみで発光指針には何ら伸縮
構成を必要としないので、簡単な構成で確保できる。
【0013】また、請求項3に記載の発明によれば、請
求項2に記載の発明において、導光部材は、各導光用発
光素子にそれぞれ対向する各導光部(152乃至15
5)を備えて、これら各導光部によりその各対応導光用
発光素子の光を導光して回動基部内にその裏面から入射
することを特徴とする。これにより、請求項2に記載の
発明をより一層向上できる。
【0014】また、請求項4に記載の発明に係る自動車
用計器では、外周部に沿い貫通穴部(42)を中心に最
低目盛り値から最高目盛り値にかけて目盛ってなる略円
弧状目盛り部(41)を形成した目盛り盤(40)と、
この目盛り盤に沿いその裏面側に配設される内機本体
(71)と、この内機本体から目盛り盤の前記貫通穴部
に向けて回動可能に延出する指針軸(72)とを有する
回動内機(70)と、指針軸の先端部に上記貫通穴部を
介し支持される回動基部(181)と、この回動基部か
ら目盛り盤の表面に沿い回動可能に目盛り部に向けて長
手状に延出する指針部(182)とを有する発光指針
(180)と、発光指針を目盛り盤の表面に沿い回動さ
せるようにアナログ入力(90)に応じて回動内機を駆
動制御する制御手段(190)とを備える。
【0015】当該自動車用計器において、発光指針は、
指針部内にその長手方向に沿い設けた複数の発光素子
(180b乃至180g)を有している。
【0016】また、制御手段は、発光指針が目盛り部の
最低目盛り値を指示する位置にあるとき、当該自動車の
原動機始動用キースイッチ(IG)のオンに伴い、複数
の発光素子を、回動基部側に位置する発光素子から指針
部の先端側に位置する発光素子にかけて、順次発光駆動
制御する。
【0017】これにより、発光指針の指針部内にその長
手方向に沿い設けた複数の発光素子が、キースイッチの
オンに伴い、回動基部側に位置する発光素子から指針部
の先端側に位置する発光素子にかけて、順次発光するの
で、キースイッチのオンに伴い発光指針の発光部分は順
次長くなるように見え、その結果、当該自動車の乗員に
斬新な見栄えを提供できる。このような作用効果は、発
光指針の指針部内に複数の発光素子を設けるのみで発光
指針には何ら伸縮構成を必要としないので、簡単な構成
で確保できる。
【0018】また、請求項5に記載の発明によれば、請
求項4に記載の発明において、制御手段は、キースイッ
チのオフに伴い発光指針が目盛り部の最低目盛り値を指
示する位置に回動したとき、複数の発光素子の各発光
を、指針部の先端側に位置する発光素子から回動基部側
に位置する発光素子にかけて、順次停止制御する。
【0019】これにより、請求項4に記載の発明の作用
効果を達成し得るのは勿論のこと、キースイッチのオフ
に伴い発光指針が目盛り部の最低目盛り値を指示する位
置に回動したとき、複数の発光素子の各発光を、指針部
の先端側に位置する発光素子から回動基部側に位置する
発光素子にかけて停止するので、発光指針の発光部分
は、指針部の先端部から後部に向けて順次短くなる。こ
のように、キースイッチのオフに伴い、発光指針の発光
部分が順次短くなる現象が視認されることにより、自動
車の乗員に斬新な見栄えを提供できる。このような作用
効果も、発光指針の指針部内に複数の発光素子を設ける
のみで発光指針には何ら伸縮構成を必要としないので、
簡単な構成で確保できる。
【0020】また、請求項6に記載の発明によれば、請
求項4或いは5に記載の発明において、複数の発光素子
は、共に、発光ダイオードであって、制御手段は、各発
光ダイオードにそれぞれ直列接続した各ツェナーダイオ
ード(183a乃至183f)を備え、これら各ツェナ
ーダイオードは、各発光ダイオードのうち回動基部側発
光ダイオードに接続したツェナーダイオードから指針部
の先端側発光ダイオードに接続したツェナーダイオード
にかけて、ブレーク電圧を順次高くするように設定され
ており、制御手段は、各ツェナーダイオードを上記ブレ
ーク電圧の低い側のツェナーダイオードから高い側のツ
ェナーダイオードにかけて順次駆動制御して、この駆動
制御の順序にて各ツェナーダイオードに接続した各発光
ダイオードを発光駆動する。これにより、請求項4或い
は5に記載の発明の作用効果をより一層向上できる。
【0021】なお、上記各手段の括弧内の符号は、後述
する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すも
のである。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明の各実施形態を図面
により説明する。
【0023】(第1実施形態)図1及び図2は本発明に
係る乗用車用計器の第1実施形態を示している。この計
器は、当該乗用車のインストルメントパネルにスピード
メータとして配設されている。当該計器は、断面コ字状
のケーシング10、環状の見返し板20及びフロントパ
ネル30で構成するハウジング内に、目盛り盤40、配
線板50、複数の発光素子60、回動内機70及び発光
指針80を組み付けて構成されている。
【0024】見返し板20は、その底壁20aにて、ケ
ーシング10の開口部11に組み付けられており、この
見返し板20の底壁20aには、開口部21が略円形状
に形成されている。また、当該見返し板20は、カバー
20cを備えており、当該カバー20cは、底壁20a
の開口部21のうち図1にて図示左下側部に以下のよう
に一体に形成されている。
【0025】当該カバー20cは、側板22と、屋根板
23とを備えており、側板22は、開口部21の内周部
のうち下縁左側部分21a及び左下側円弧部分21bか
ら底壁20aの表面側へ垂直に延出している。また、屋
根板23は、側板22の延出端部から開口部21の内側
へ向け延出しており、この屋根板23は、発光指針80
の先端部側を覆い得るように、図2にて図示傾斜状に延
出している。ここで、屋根板23は延出端部23aを有
しており、この延出端部23aは、発光指針80が後述
のように図1にて図示二点鎖線の位置から目盛盤40の
目盛り値「0」の位置にかけて時計方向に回動するにつ
れて順次長く屋根板23の裏面から露出するように、発
光指針80の長手方向に交差して形成されている。
【0026】フロントパネル30は、ブラックフェース
(20パーセント程度の光透過率を有する)としての役
割を果たすもので、このフロントパネル30は、見返し
板20の周壁20bの先端開口部24に嵌め込まれてい
る。目盛盤40は、略円弧状目盛り部41を有してお
り、この目盛り部41は、目盛盤40の外周部に沿い略
円弧状に当該乗用車の車速を最低値(0km/h)から
最高値(180km/h)にかけて目盛って形成されて
いる。なお、目盛リ部41は、複数の目盛り41aと、
これら各目盛り41aに対応する各目盛り値41bとに
より構成されている。
【0027】配線板50は、ケーシング10内にて目盛
盤40の裏面に沿うように後述する内機本体71の端面
に支持されている。複数の発光素子60は、配線板50
の表面にて後述する指針軸72の軸周り近傍に沿い配列
されている。これら各発光素子60は、発光ダイオード
からなるもので、各発光素子60はその発光により目盛
盤40の貫通穴部42を通して光を出射する。
【0028】回動内機70は、上記内機本体71及び指
針軸72を備えており、内機本体71は、ケーシング1
0内にてその底壁12に装着されている。指針軸72
は、内機本体71から配線板50の貫通穴部51を通り
目盛盤40の貫通穴部42に向けて回動可能に延出して
いる。
【0029】発光指針80は、透明の導光樹脂材料から
なる指針本体80aと、断面コ字状の遮光性キャップ8
0bとを備えており、指針本体80aは、その回動基部
81のボス81aにて、指針軸72の先端部に同軸的に
支持されている。これにより、指針本体80aは、その
指針部82にて、目盛盤40の表面に沿い回動基部81
から延出している。本第1実施形態では、指針部82の
表面は、図2にて示すごとく、カバー20cの屋根板2
3の裏面側にてこの裏面に平行となるように、目盛盤4
0の表面に対し傾斜状に形成されている。
【0030】指針本体80aの回動基部81の後壁に
は、両傾斜状反射壁部81b、81cが、図2にて示す
ごとく形成されており、反射壁部81bは、複数の発光
素子60のうち指針軸72よりも発光指針80の先端部
側に位置する発光素子60から回動基部81に入射する
光を指針部82内に反射し、また、反射壁部81cは、
複数の発光素子60のうち指針軸72よりも発光指針8
0の後端部側に位置する発光素子60から回動基部81
に入射する光を指針部82内に反射する。これにより、
指針本体80aの指針部82は、その先端部に向け各反
射壁部81b、81cからの反射光を導入して、表面側
に向け発光する。なお、キャップ80bは、指針本体8
0aの回動基部81をその表面側から覆蓋している。
【0031】次に、当該計器の電気回路構成につき図3
を参照して説明すると、車速センサ90は、当該乗用車
の車速を検出する。制御回路100は、マイクロコンピ
ュータを主たる構成素子として有するもので、当該制御
回路100のマイクロコンピュータは、バッテリBから
常時給電されて作動状態におかれる。また、制御回路1
00は、そのマイクロコンピュータにて、図示しないフ
ローチャートに従うコンピュータプログラムの実行のも
と、当該乗用車のイグニッションスイッチIGを介しバ
ッテリBから給電されて、駆動回路110を介し複数の
発光素子60を発光駆動制御し、また、イグニッション
スイッチIGの操作及び車速センサ90の出力に基づき
駆動回路120を介し内機本体71を駆動制御する。
【0032】ここで、制御回路100は、そのマイクロ
コンピュータにより、イグニッションスイッチIGのオ
フに伴い、発光指針80を図1にて図示二点鎖線で示す
角度位置(以下、格納角度位置という)に回動させるよ
うに、駆動回路120を介し内機本体71を駆動制御す
る。このとき、指針本体80aの指針部82は、その先
端部側にて、カバー20cの屋根板23の裏面側に格納
される。
【0033】また、制御回路100は、イグニッション
スイッチIGのオンに伴い、上記マイクロコンピュータ
により、発光指針80をその格納角度位置から図2にて
図示実線で示す位置(以下、零目盛り位置という)まで
回動させるように、駆動回路120を介し内機本体71
を駆動制御する。ここで、上記零目盛り位置とは、発光
指針80が指針部82により目盛部41の複数の目盛り
41aのうち目盛り値「0」に対応する目盛り41aを
指示する位置をいい、指針部82が、その全体にて、カ
バー20cから露出する角度位置をいう。
【0034】また、制御回路100は、発光指針80を
目盛部41の略円弧方向に沿い回動させるように、車速
センサ90の検出出力に基づき、駆動回路120を介し
内機本体71を駆動制御する。
【0035】以上のように構成した本第1実施形態にお
いて、イグニッションスイッチIGがオフ状態にあれ
ば、発光指針80はその格納角度位置にある。即ち、発
光指針80の指針部82は、その先端部側にて、カバー
20cの屋根板23の裏面側に位置している。これによ
り、発光指針80の指針部82の先端部側はカバー20
cにより覆われた状態にある。なお、現段階では、各発
光素子60は発光していないため、上記指針部82の覆
われた状態は、フロントパネル30を通して視認されな
い。
【0036】このような状態において、イグニッション
スイッチIGがオンされると、制御回路100は、その
マイクロコンピュータにより、駆動回路110を介し複
数の発光素子60を発光駆動制御して発光させる。これ
に伴い、各発光素子60の光は、目盛盤40の貫通穴部
42を通り発光指針80の回動基部81内にその裏面か
ら入射する。このように回動基部81内に入射した光は
各反射壁部81b、81cにより指針部82内に反射さ
れて当該指針部82の先端部に向け導光される。このた
め、発光指針80は、その指針部82の表面にて発光す
る。但し、現段階では、指針部82は、その先端部側に
て、上述のごとく、カバー20cにより覆われているの
で、指針部82のうちカバー20cから露出している部
分だけが、フロントパネル30を通して視認され得る。
【0037】また、上述のようにイグニッションスイッ
チIGがオンされるに伴い、制御回路100は、そのマ
イクロコンピュータにより、発光指針80を上記零目盛
り位置まで回動させるように、駆動回路120を介し内
機本体71を駆動制御する。このため、発光指針80
は、その格納角度位置から上記零目盛り位置まで回動す
る。ここで、カバー20cの屋根板23は、その延出端
部23aにて、上述のごとく、発光指針80がその格納
角度位置から上記零目盛り位置にかけて時計方向に回動
するにつれて順次長く屋根板23の裏面から露出するよ
うに形成されている。このため、発光指針80の指針部
82のうちカバー20cから露出する発光部分は、発光
指針80の格納角度位置から上記零目盛り位置への回動
に応じて順次長くなる。このように、イグニッションス
イッチIGのオンに伴い、指針部82のうちカバー20
cから露出する発光部分が順次長くなる現象がフロント
パネル30を通して視認されることにより、視認者であ
る当該乗用車の乗員に斬新な見栄えを提供できる。
【0038】然る後、イグニッションスイッチIGのオ
ンに伴い当該乗用車が走行状態におかれると、制御回路
100は、そのマイクロコンピュータにより、車速セン
サ90の検出出力に応じて、駆動回路120を介し内機
本体71を駆動制御する。これに伴い、回動内機70
は、車速センサ90の検出出力に応じた内機本体71の
駆動制御のもと発光指針80を回動する。このため、発
光指針80は、当該乗用車の車速を、目盛盤40の目盛
り部41上にて、指針部82によりその発光のもとに指
示する。
【0039】このような状態において、当該乗用車が停
止すると、発光指針80は、目盛盤40の目盛り部41
のうち上記零目盛り位置に戻る。このとき、発光指針8
0の指針部82は、その全体にて、カバー20cの外側
に位置しているので、フロントパネル30を通して見る
と、発光指針80の指針部82の全体がその発光状態に
て視認され得る。
【0040】その後、イグニッションスイッチIGがオ
フされると、制御回路100は、そのマイクロコンピュ
ータにより、発光指針80を上記格納角度位置へ回動す
るように、駆動回路120を介し内機本体71を駆動制
御する。このため、回動内機70は、発光指針80を上
記零目盛り位置から上記格納角度位置へ回動させる。こ
こで、カバー20cの屋根板23は、その延出端部23
aにて、発光指針80がその零目盛り位置から上記格納
角度位置にかけて反時計方向に回動するにつれて順次短
く屋根板23の裏面から露出するように形成されてい
る。このため、発光指針80の指針部82のうちカバー
20cから露出する発光部分は、発光指針80の零目盛
り位置から上記格納角度位置への回動に応じて順次短く
なる。このように、イグニッションスイッチIGのオフ
に伴い、指針部82のうちカバー20cから露出する発
光部分が順次短くなる現象がフロントパネル30を通し
て視認されることにより、視認者である当該乗用車の乗
員に斬新な見栄えを提供できる。
【0041】以上説明したように、本第1実施形態で
は、見返し板20にカバー20cを設けて、イグニッシ
ョンスイッチIGのオン時には、発光指針80が、カバ
ー20cを介し指針部82の発光部分を順次長く伸ばす
ように見せながら時計方向に回動し、逆にイグニッショ
ンスイッチIGのオフ時には、発光指針80がカバー2
0cを介し指針部82の発光部分を順次短くするように
見せながら反時計方向に回動するので、イグニッション
スイッチIGのオン或いはオフに伴う発光指針80の発
光部の伸び或いは短縮でもって、斬新な見栄えを提供す
ることができる。このような作用効果は、見返し板20
にカバー20cに設けるのみで発光指針80には何ら伸
縮構成を必要としないので、簡単な構成で確保できる。
【0042】(第2実施形態)図4乃至図6は、本発明
の第2実施形態を示している。この第2実施形態では、
上記第1実施形態において、発光指針80、複数の発光
素子60、制御回路100及び駆動回路110に代え
て、発光指針130、4つの発光素子140乃至140
c、導光部材150、制御回路160及び各駆動回路1
70乃至170cを採用した構成となっている。なお、
本第2実施形態では、上記第1実施形態にて述べた見返
し板20のカバー20cは廃止されている。
【0043】発光指針130は、透明の導光樹脂材料か
らなる指針本体130aと、導光部材130bと、発光
素子130cと、断面コ字状の遮光性キャップ130d
とを備えている。指針本体130aは、回動基部131
の前部から指針部132を長手状に延出して構成されて
いる。
【0044】回動基部131は、図4にて示すごとく、
筒状ボス131a、円柱状導入部131b、傾斜状反射
面131cを備えている。ボス131a及び導入部13
1bは、回動基部131の裏面から互いに平行に突出形
成されており、導入部131bは、ボス131aよりも
指針部132側に形成されている。しかして、回動基部
131は、ボス131aにて、指針軸72の先端部に同
軸的に支持されている。これにより、指針本体130a
は、その指針部132にて、上記第1実施形態にて述べ
た目盛盤40の表面に沿い回動基部131から延出して
いる。
【0045】また、導入部131bは、その先端面をレ
ンズ面aとして形成してなるもので、このレンズ面a
は、導光部材150から後述のように目盛盤40の貫通
穴部42を通り出射される各光を反射面131cに向け
て屈折させるように形成されている。
【0046】反射面131cは、回動基部131の後部
を図4にて示すごとく逆「へ」の字状に切除すること
で、回動基部131の内部を通し指針部132及び導入
部131bの各内部を臨むように傾斜状に形成されてい
る。しかして、反射面131cは、導光部131b内に
レンズ面aで屈折されて入射する各光を指針部132内
に向けて反射する。
【0047】導光部材130bは、直角プリズムからな
るもので、この導光部材130bは、その傾斜状出射面
bにて、回動基部131の反射面131cに平行に対向
するように、支持されている。しかして、この導光部材
130bは、その内部に入射面cを介し発光素子130
cから光を平行光として入射され、この入射光を出射面
bから反射面131cを介し回動基部131及び指針部
132内に入射する。発光素子130cは、導光部材1
30bの入射面bに対向するように支持されており、こ
の発光素子130cは、その発光により、導光部材13
0b内に入射面cから入射する。本第2実施形態では、
発光素子130cは、発光ダイオードで構成されてい
る。なお、キャップ130dは、指針本体130aの回
動基部131、導光部材130b及び発光素子130c
を回動基部131の表面側から覆蓋するように指針本体
130aに組み付けられている。
【0048】4つの発光素子140乃至140cは、図
4にて示すごとく、発光素子140から発光素子140
cにかけて、指針軸72の近傍にて当該指針軸72に順
次近く位置するように、配線板50の表面に一列に配設
されている。ここで、各発光素子140乃至140c
は、発光指針130が上記第1実施形態にて述べた零目
盛り位置にあるとき、指針本体130aの回動基部13
1の裏面に対向して位置するように、配線板50の表面
に配列されている(図5参照)。しかして、各発光素子
140乃至140cは、それぞれ、その発光面から、目
盛盤40の裏面に向けこれに直角な方向に光を出射す
る。なお、各発光素子140乃至140cは、共に、発
光ダイオードで構成されている。
【0049】導光部材150は、無色透明の導光樹脂材
料でもって、指針本体130aと同一の幅にて、図4に
て示すごとく、支持部151及び4本の長手状導光部1
52乃至155を一体に有するように形成されている。
導光部材150は、発光指針130が上記第1実施形態
にて述べた零目盛り位置にあるとき、当該発光指針13
0の裏面と各発光素子140乃至140cの発光面との
間に位置するように、支持部151にて、目盛盤40の
裏面のうち貫通穴部42の近傍部位に支持されている。
これにより、各導光部152乃至155は、導光部15
2から導光部155にかけて列状にならんで指針軸72
に順次近く位置するように、支持部151でもって支持
されている。
【0050】各導光部152乃至155は、図4にて示
すごとく、目盛盤40の貫通穴部42側から各発光素子
140乃至140c側にかけて、互いの間隔を放射状に
広げるように、一体に形成されている。導光部152
は、その凸レンズ状先端面152aにて、発光素子14
0の発光面に対向しており、この導光部152は、発光
素子140の発光面からの光を先端面152aにて入射
されて屈折させ導入する。また、当該導光部152は、
先端面152aからの導入光を導光して基端面152b
から指針本体130aの導入部131bのレンズ面aに
出射する(図4にて図示矢印R1参照)。ここで、導入
部131bは、導光部152からレンズ面aへの出射光
を回動基部131内にて反射面131cにより図4にて
図示矢印S1の方向に反射するように、レンズ面aにて
屈折して導入する。
【0051】導光部153は、その凸レンズ状先端面1
53aにて、発光素子140aの発光面に対向してお
り、この導光部153は、発光素子140aの発光面か
らの光を先端面153aにて入射されて屈折させ導入す
る。また、当該導光部153は、先端面153aからの
導入光を導光して基端面153bから指針本体130a
の導入部131bのレンズ面aに出射する(図4にて図
示矢印R2参照)。ここで、導入部131bは、導光部
153からレンズ面aへの出射光を回動基部131内に
て反射面131cにより図4にて図示矢印S2の方向に
反射するように、レンズ面aにて屈折して導入する。
【0052】導光部154は、その凸レンズ状先端面1
54aにて、発光素子140bの発光面に対向してお
り、この導光部154は、発光素子140bの発光面か
らの光を先端面154aにて入射されて屈折させ導入す
る。また、当該導光部154は、先端面154aからの
導入光を導光して基端面154bから指針本体130a
の導入部131bのレンズ面aに出射する(図4にて図
示矢印R3参照)。ここで、導入部131bは、導光部
154からレンズ面aへの出射光を回動基部131内に
て反射面131cにより図4にて図示矢印S3の方向に
反射するように、レンズ面aにて屈折して導入する。
【0053】導光部155は、その凸レンズ状先端面1
55aにて、発光素子140cの発光面に対向してお
り、この導光部155は、発光素子140cの発光面か
らの光を先端面155aにて入射されて屈折させ導入す
る。また、当該導光部155は、先端面155aからの
導入光を導光して基端面155bから指針本体130a
の導入部131bのレンズ面aに出射する(図4にて図
示矢印R4参照)。ここで、導入部131bは、導光部
155からレンズ面aへの出射光を回動基部131内に
て反射面131cにより図4にて図示矢印S4の方向に
反射するように、レンズ面aにて屈折させて導入する。
【0054】ここで、各矢印R1乃至R4に沿い反射面
131cに入射する光は、反射面131cに対する入射
位置が、矢印R1に沿う光から矢印R4に沿う光にかけ
て反射面131cの図4にて図示下部から上部にかけて
位置を相互に異にする。このため、反射面131cで反
射される各光は、矢印S1に沿う光から矢印S4に沿う
光にかけて指針部132のより先端部側に順次導入され
る。なお、本第2実施形態では、目盛盤40の貫通穴部
42は、上記第1実施形態にて述べた貫通穴部42より
も大きい。
【0055】次に、本第2実施形態における電気回路構
成を図6に基づき説明する。制御回路160は、マイク
ロコンピュータを主たる構成素子として有するもので、
この制御回路160は、そのマイクロコンピュータに
て、図示しないフローチャートに従うコンピュータプロ
グラムの実行のもと、イグニッションスイッチIGを介
しバッテリBから給電されて、各駆動回路170、17
0a、170b及び170cを介し、各対応の発光素子
140、140a、140b及び140cを発光駆動制
御し、また、発光素子130cの発光駆動した上、上記
発光駆動制御の停止後、車速センサ90の出力に基づき
駆動回路120を介し内機本体71を駆動制御する。
【0056】ここで、制御回路160は、そのマイクロ
コンピュータにより、イグニッションスイッチIGのオ
ンに伴い、各発光素子140、140a、140b及び
140cを、発光素子140から発光素子140cにか
けて、順次、遅延デューティ発光駆動制御する。この遅
延デューティ発光駆動制御は、発光素子140から発光
素子140cにかけて、所定短時間ずつ順次遅れて発光
するようになされる。
【0057】また、制御回路160は、そのマイクロコ
ンピュータにより、各発光素子140、140a、14
0b及び140cの上記遅延デューティ発光駆動制御
後、発光素子130cを発光駆動制御した上で各発光素
子140、140a、140b及び140cの上記遅延
デューティ発光駆動制御を停止し、ついで、車速センサ
90の出力に基づく内機本体71の駆動制御を行う。ま
た、制御回路160は、イグニッションスイッチIGの
オフに伴い、上記マイクロコンピュータにより、発光素
子130cの発光を停止する。その他の構成は、上記第
1実施形態と同様である。
【0058】以上のように構成した本第2実施形態にお
いて、イグニッションスイッチIGがオフ状態にあれ
ば、発光指針130は、図5にて示すごとく、その零目
盛り位置にある。なお、現段階では、各発光素子140
乃至140c及び発光素子130cは発光していないた
め、指針部132は、フロントパネル30を通して視認
されない。
【0059】このような状態において、イグニッション
スイッチIGがオンされると、制御回路160は、その
マイクロコンピュータにより、各駆動回路170、17
0a、170b及び170cを介し、各対応の発光素子
140、140a、140b及び140cを、発光素子
140から発光素子140cにかけて、所定短時間ずつ
順次遅れて発光するように遅延デューティ発光駆動制御
する。このため、各発光素子140、140a、140
b及び140cは、発光素子140から発光素子140
cにかけて所定短時間ずつ順次遅れて発光し導光部材1
50の各導光部152乃至155に光を出射する。
【0060】すると、導光部152は、その先端面15
2aにて、発光素子140の光を入射されて導光し基端
面152bから矢印R1に沿い指針本体130aの導入
部131bに向け出射し、導光部153は、その先端面
153aにて、発光素子140aの光を入射されて導光
し基端面153bから矢印R2に沿い指針本体130a
の導入部131bに向け出射する。また、導光部154
は、その先端面154aにて、発光素子140bの光を
入射されて導光し基端面154bから矢印R3に沿い指
針本体130aの導入部131bに向け出射し、導光部
155は、その先端面155aにて、発光素子140c
の光を入射されて導光し基端面155bから矢印R4に
沿い指針本体130aの導入部131bに向け出射す
る。
【0061】ついで、矢印R1に沿う光は反射面131
cにより矢印S1に沿い反射されて指針部132内に進
み、矢印R2に沿う光は反射面131cにより矢印S2
に沿い反射されて指針部132内に進み、矢印R3に沿
う光は反射面131cにより矢印S3に沿い反射されて
指針部132内に進み、また、矢印R4に沿う光は反射
面131cにより矢印S4に沿い反射されて指針部13
2内に進む。ここで、各矢印S1乃至S4に沿う光は、
順次、上記所定短時間ずつ遅延して、指針部132内に
より先端側へ進む。これにより、発光指針130は、そ
の零目盛り位置にて、指針本体130aの回動基部13
1側から指針部132の先端部側にかけて順次遅延しな
がら発光する。従って、イグニッションスイッチIGの
オンに伴い、発光指針130の発光部分は順次長く伸び
るように、フロントパネル30を通して見え、その結
果、視認者である当該乗用車の乗員に斬新な見栄えを提
供できる。
【0062】然る後、制御回路160は、そのマイクロ
コンピュータにより、発光素子130cを発光駆動し、
その後、各発光素子140、140a、140b及び1
40cの上記遅延デューティ発光駆動制御を停止する。
このため、発光素子130cが発光すると、この発光素
子130cの光は導光部材130bを通り指針本体13
0a内に反射面131cから入射する。そして、各発光
素子140、140a、140b及び140cの発光が
停止する。よって、発光指針130は、発光素子130
cの光でもって発光する。
【0063】このような状態にて、上記イグニッション
スイッチIGのオンに伴い当該乗用車が走行状態におか
れると、制御回路160は、そのマイクロコンピュータ
により、車速センサ90の出力に基づく内機本体71の
駆動制御を行う。このため、回動内機70は、発光指針
130を回動してその発光のもと、当該乗用車の車速を
指示させる。
【0064】然る後、当該乗用車が停止しイグニッショ
ンスイッチIGがオフされると、回動内機70は、制御
回路160により制御のもと、駆動回路120により駆
動されて発光指針130をその零目盛り位置に戻す。つ
いで、制御回路160は、そのマイクロコンピュータに
より、発光素子130cの発光を停止させる。
【0065】(第3実施形態)図7乃至図9は、本発明
の第3実施形態を示している。この第3実施形態では、
上記第2実施形態において、発光指針130、導光部材
150、各発光素子140乃至140c、制御回路16
0、各駆動回路170乃至170cに代えて、発光指針
180及び制御回路190を採用した構成となってい
る。
【0066】発光指針180は、透明の導光樹脂材料か
らなる指針本体180aと、複数の発光素子180b乃
至180gと、駆動回路180hと、断面コ字状の遮光
性キャップ180iとを備えている。指針本体180a
は、回動基部181から指針部182を長手状に延出し
て構成されている。
【0067】回動基部181は、指針本体180aの後
部を図7にて示すごとくL字状に切除することで、形成
されており、この回動基部181は、連結壁181aか
ら筒状ボス181bをT字状に延出して構成されてい
る。このため、指針部182は、その後端下部にて、連
結壁181aの図7にて図示左端部と一体となってい
る。しかして、回動基部181は、ボス181bにて、
指針軸72の先端部に同軸的に支持されている。これに
より、指針本体180aは、その指針部182にて、上
記第2実施形態にて述べた目盛盤40の表面に沿い回動
基部181から延出している。
【0068】複数の発光素子180b乃至180gは、
それぞれ、発光ダイオードからなるもので、これら各発
光素子180b乃至180gは、発光素子180bから
発光素子180gにかけて順次指針部182のより先端
部側に位置するように互いに間隔をおいて当該指針部1
82に列状に埋設されている。これら各発光素子180
b乃至180gは、それぞれ、その発光により、指針部
182の表面から光を出射する。以下、本第3実施形態
において、発光素子180b乃至180gは発光ダイオ
ード180b乃至180gともいう。
【0069】駆動回路180hは、指針部182の後部
側にて連結壁181aの直上に支持した配線板(図示し
ない)上に接続されており、この駆動回路180hは、
図9にて示すごとく、複数のツェナーダイオード183
a乃至183fと、複数の抵抗184a乃至184fと
を備えている。
【0070】ツェナーダイオード183aは、そのアノ
ードにて、抵抗184aを介し、指針部182内の発光
ダイオード180bのアノードに接続され、ツェナーダ
イオード183bは、そのアノードにて、抵抗184b
を介し、指針部182内の発光ダイオード180cのア
ノードに接続され、ツェナーダイオード183cは、そ
のアノードにて、抵抗184cを介し、指針部182内
の発光ダイオード180dのアノードに接続されてい
る。また、ツェナーダイオード183dは、そのアノー
ドにて、抵抗184dを介し、指針部182内の発光ダ
イオード180eのアノードに接続され、ツェナーダイ
オード183eは、そのアノードにて、抵抗184eを
介し、指針部182内の発光ダイオード180fのアノ
ードに接続され、ツェナーダイオード183fは、その
アノードにて、抵抗184fを介し、指針部182内の
発光ダイオード180gのアノードに接続されている。
本第3実施形態では、各ツェナーダイオード183a乃
至183fのブレーク電圧は、ツェナーダイオード18
3aからツェナーダイオード183fにかけて順次高く
なっている。なお、各発光ダイオード180b乃至18
0gのカソードは、駆動回路180hを介し接地されて
いる。
【0071】制御回路190は、マイクロコンピュータ
を主たる構成素子として有するもので、この制御回路1
90は、そのマイクロコンピュータにて、図示しないフ
ローチャートに従うコンピュータプログラムの実行のも
と、イグニッションスイッチIGを介しバッテリBから
給電されて、駆動回路180hを介し各発光ダイオード
180b乃至180gを発光ダイオード180bから発
光ダイオード180gにかけて順次遅延発光駆動制御
し、各発光ダイオード180b乃至180gの全発光の
もと車速センサ90の出力に基づき駆動回路120を介
し内機本体71を駆動制御し、イグニッションスイッチ
IGのオフに伴い、各発光ダイオード180b乃至18
0gの発光を発光ダイオード180gから発光ダイオー
ド180bにかけて順次遅延停止制御する。
【0072】ここで、制御回路190は、ツェナーダイ
オード183a、抵抗184a及び発光ダイオード18
0bからなる直列回路(以下、第1直列回路という)、
ツェナーダイオード183b、抵抗184b及び発光ダ
イオード180cからなる直列回路(以下、第2直列回
路という)、ツェナーダイオード183c、抵抗184
c及び発光ダイオード180dからなる直列回路(以
下、第3直列回路という)、ツェナーダイオード183
d、抵抗184d及び発光ダイオード180eからなる
直列回路(以下、第4直列回路という)、ツェナーダイ
オード183e、抵抗184e及び発光ダイオード18
0fからなる直列回路(以下、第5直列回路という)、
及びツェナーダイオード183f、抵抗184f及び発
光ダイオード180gからなる直列回路(以下、第6直
列回路という)にそれぞれ直流電圧を印加することで、
各発光ダイオード180b乃至180gを発光駆動制御
する。但し、制御回路190は、上記第1乃至第6の各
直列回路のツェナーダイオードのブレーク電圧の相違に
あわせて、上記第1乃至第6の各直列回路への各印加直
流電圧を、上記第1直流回路への印加直流電圧から上記
第6直流回路への印加直流電圧にかけて順次高くなるよ
うに、バッテリBの直流電圧に基づき形成する。その他
の構成は、上記第2実施形態と同様である。
【0073】以上のように構成した本第3実施形態にお
いて、イグニッションスイッチIGがオフ状態にあれ
ば、発光指針180は、上記零目盛り位置にある。な
お、現段階では、各発光ダイオード180b乃至180
gは発光していないため、指針部182は、フロントパ
ネル30を通して視認されない。
【0074】このような状態において、イグニッション
スイッチIGがオンされると、制御回路190は、その
マイクロコンピュータにより、駆動回路180hを介し
各発光ダイオード180b乃至180gを次のように発
光駆動制御する。即ち、制御回路190は、上記第1乃
至第6の各直列回路に対し順次高い各直流電圧を印加す
る。この印加は、上記第1直列回路から第6直列回路に
かけて順次遅延してなされる。
【0075】すると、各ツェナーダイオード183a乃
至183fは、ツェナーダイオード183aからツェナ
ーダイオード183fにかけて順次遅れてブレークダウ
ンする。これに伴い、各発光ダイオード180b乃至1
80gは、発光ダイオード180bから発光ダイオード
180gにかけて順次遅れて発光する。このため、各発
光ダイオード180b乃至180gは、発光ダイオード
180bから発光ダイオード180gにかけて順次遅れ
て指針部182の表面から光を出射する。これにより、
発光指針180は、その零目盛り位置にて、指針本体1
80aの回動基部181側から指針部182の先端部側
にかけて順次遅れて発光する。従って、イグニッション
スイッチIGのオンに伴い、発光指針180の発光部分
は順次長くなるように、フロントパネル30を通して見
え、その結果、視認者である当該乗用車の乗員に斬新な
見栄えを提供できる。
【0076】このような状態にて、上記イグニッション
スイッチIGのオンに伴い当該乗用車が走行状態におか
れると、制御回路190は、そのマイクロコンピュータ
により、車速センサ90の出力に基づく内機本体71の
駆動制御を行う。このため、回動内機70は、発光指針
180を回動してその指針部182の全長に亘る発光の
もと、当該乗用車の車速を指示させる。
【0077】然る後、当該乗用車が停止しイグニッショ
ンスイッチIGがオフされると、回動内機70は、制御
回路190により制御のもと、駆動回路120により駆
動されて発光指針180をその零目盛り位置に戻す。つ
いで、制御回路190は、そのマイクロコンピュータに
より、上記第6乃至第1の各直列回路への直流電圧の印
加を、上記第6直列回路から上記第1直列回路にかけて
順次遅れて停止する。これに伴い、各発光ダイオード1
80g乃至180bの発光は、発光ダイオード180g
から発光ダイオード180bにかけて順次遅れて停止す
る。このため、発光指針180の指針部182の発光部
分は、当該指針部182の先端部から後部に向けて順次
短くなる。このように、イグニッションスイッチIGの
オフに伴い、指針部182の発光部分が順次短くなる現
象がフロントパネル30を通して視認されることによ
り、視認者である当該乗用車の乗員に斬新な見栄えを提
供できる。
【0078】(第4実施形態)図10は、本発明の第4
実施形態を示している。この第4実施形態では、上記第
3実施形態にて述べた発光指針180において、指針部
182、各発光ダイオード180b乃至180g及び駆
動回路180hに代えて、指針部185、各発光素子1
80j、180k及び板状バイメタル180mを採用し
た構成となっている。
【0079】指針部185の裏面は、上記第3実施形態
にて述べた指針部182の裏面とは異なり、回動基部1
81側から先端側にかけて図10にて図示傾斜状に延出
し、指針部185の表面は、指針部182の傾斜状表面
(図7参照)とは異なり、目盛り盤40の表面に平行な
面となっている。
【0080】各発光素子180j、180kは、それぞ
れ、横置き型発光ダイオードからなるもので、これら各
発光素子180j、180kは、指針部185の後端面
185aに向けて発光するように、回動基部181の連
結壁181a上に立設されている。ここで、発光素子1
80kは、図10にて示すごとく、発光素子180jの
後側に位置しており、発光素子180kの発光部は、発
光素子180jの上面よりも上方に位置している。な
お、指針部185の後端面185aは、指針軸72に平
行となっている。
【0081】バイメタル180mは、その基端部186
aにて、発光素子180kの後側にて連結壁181aに
嵌着されており、このバイメタル180は、その非発熱
状態にて、上に凸な彎曲形状にて、その裏面にて両発光
素子180j、180kを上方から覆うように延出し、
先端部186bにて、指針部185の後端面185aと
発光素子180jとの間において、連結壁181a上に
係止している。しかして、バイメタル180mは、その
流入電流に応じた発熱量に伴い、先端部186bを上方
へ順次変位させる。
【0082】本第4実施形態では、上記第3実施形態に
て述べた制御回路190は、当該第3実施形態とは異な
り、図示しないフローチャートに従うコンピュータプロ
グラムの実行のもと、イグニッションスイッチIGを介
しバッテリBから給電されて、各発光素子180j、1
80kを共に発光駆動制御し、バイメタル180mへの
流入電流を順次増加するように制御し、各発光素子18
0j、180kの発光のもと車速センサ90の出力に基
づき駆動回路120を介し内機本体71を駆動制御し、
イグニッションスイッチIGのオフに伴い、バイメタル
180mへの流入電流を停止させるように制御し、各発
光素子180j、180kの発光を共に停止するように
駆動制御する。その他の構成は、上記第3実施形態と同
様である。
【0083】以上のように構成した本第4実施形態にお
いて、イグニッションスイッチIGがオフ状態にあれ
ば、発光指針180は、上記零目盛り位置にある。な
お、現段階では、バイメタル180mが図10にて示す
状態にあり、各発光素子180j、180kは発光して
いないため、指針部185は、フロントパネル30を通
して視認されない。
【0084】このような状態において、イグニッション
スイッチIGがオンされると、制御回路190は、各発
光素子180j、180kを共に発光駆動する。これに
伴い、各発光素子180j、180kは共に発光する
が、これら各発光素子180j、180kの光は、バイ
メタル180mにより指針部185の後端面185aか
ら遮断されている。
【0085】ついで、制御回路190は、バイメタル1
80mへの流入電流を順次増加させるように制御する。
このため、バイメタル180mがその流入電流の増加に
伴う発熱量の増加により、先端部186bを順次上方へ
変位させる。このため、バイメタル180mの各発光素
子180j、180kの光に対する指針部185からの
遮断は、発光素子180jから発光素子180kにかけ
て順次解放される。従って、指針部185内には、発光
素子180jの光から発光素子180kの光にかけて、
順次、後端面185aを通して入射する。
【0086】ここで、発光素子180jの発光部は、発
光素子180kの発光部よりも連結壁81aからみて低
い位置にあり、かつ、指針部185の裏面は、先端部へ
いく程図10にて図示上方へ傾斜している。従って、発
光素子180jの光が、指針部185内にてその裏面の
うち後部側部分に入射して上方へ反射されて出射し、然
る後、発光素子180kの光が、指針部185内にてそ
の裏面のうち先端部側部分に入射して上方へ反射されて
出射する。これにより、発光指針180は、その零目盛
り位置にて、指針本体180aの回動基部181側から
指針部185の先端部側にかけて順次遅れて発光する。
従って、イグニッションスイッチIGのオンに伴い、発
光指針180の発光部分は順次長くなるように、フロン
トパネル30を通して見え、その結果、視認者である当
該乗用車の乗員に斬新な見栄えを提供できる。
【0087】このような状態にて、上記イグニッション
スイッチIGのオンに伴い当該乗用車が走行状態におか
れると、制御回路190は、そのマイクロコンピュータ
により、車速センサ90の出力に基づく内機本体71の
駆動制御を行う。このため、回動内機70は、発光指針
180を回動してその指針部185によりその全長に亘
る発光のもと当該乗用車の車速を指示させる。
【0088】然る後、当該乗用車が停止しイグニッショ
ンスイッチIGがオフされると、回動内機70は、制御
回路190により制御のもと、駆動回路120により駆
動されて発光指針180をその零目盛り位置に戻す。つ
いで、制御回路190は、バイメタル180mへの電流
の供給を停止する。このため、バイメタル180mは、
先端部186bを連結壁181a上に係止させるよう
に、図10にて示す湾曲状態に順次復帰する。これに伴
い、各発光素子180k、180jの光は、バイメタル
180mにより順次遮断される。このため、発光指針1
80の指針部185の発光部分は、当該指針部185の
先端部側から回動基部181側に向けて順次短くなる。
【0089】このように、イグニッションスイッチIG
のオフに伴い、指針部185の発光部分が順次短くなる
現象がフロントパネル30を通して視認されることによ
り、視認者である当該乗用車の乗員に斬新な見栄えを提
供できる。なお、バイメタル180mが図10にて示す
彎曲状態になったとき、制御回路190は両発光素子1
80k、180jの発光を共に停止する。
【0090】なお、本発明の実施にあたり、上記第1実
施形態にて述べた発光指針80は、回動基部81の後部
側にキャップ80b内にて設けた発光素子を備え、この
発光素子により指針本体80aの指針部82内に回動基
部81を通し光を入射することで、指針部82を発光さ
せるようにして、各発光素子60を廃止してもよい。
【0091】また、本発明の実施にあたり、上記各実施
形態にて述べた発光素子は、発光ダイオードに限ること
なく、例えば、ランプであってもよい。
【0092】また、本発明の実施にあたり、上記実施形
態にて述べた計器は、スピードメータに限ることなく、
例えば、タコメータ、フューエルゲージや水温ゲージで
あってもよい。
【0093】また、本発明の実施にあたり、乗用車用計
器に限ることなく、一般に、電気自動車を含めた自動車
用計器に本発明を適用してもよい。なお、電気自動車に
あっては、その原動機である電動機の始動用キースイッ
チがイグニッションスイッチIGに相当する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る乗用車用計器の第1実施形態を示
す部分破断正面図である。
【図2】図1にて2−2線に沿う断面図である。
【図3】上記第1実施形態における電気回路構成図であ
る。
【図4】本発明の第2実施形態を示す要部破断側面図で
ある。
【図5】上記第2実施形態における目盛り盤及び発光指
針の要部正面図である。
【図6】上記第2実施形態における電気回路構成図であ
る。
【図7】本発明の第3実施形態の要部を示す部分破断側
面図である。
【図8】上記第3実施形態の要部を示す平面図である。
【図9】上記第3実施形態における電気回路構成図であ
る。
【図10】本発明の第4実施形態の要部を示す部分破断
側面図である。
【符号の説明】
20…見返し板、20a…底壁、20c…カバー、21
…開口部、21a…下縁左側部分、21b…左下側円弧
部分、23a…延出端、40…目盛盤、41…目盛り
部、42…貫通穴部、70…回動内機、71…内機本
体、72…指針軸、80、130、180…発光指針、
81、131、181…回動基部、82、132、18
2…指針部、90…車速センサ、100、160、19
0…制御回路、130c、140乃至140c、180
b乃至180g…発光素子、131c…後壁、150…
導光部材、152乃至155…導光部、183a乃至1
83f…ツェナーダイオード、IG…イグニッションス
イッチ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 熊沢 克浩 愛知県刈谷市昭和町1丁目1番地 株式会 社デンソー内 Fターム(参考) 2F074 AA04 BB06 DD03 EE02 FF01 GG06 3D044 BA21 BA28 BB01 BD02 5C096 AA01 BA04 BB48 BC03 BC18 CA06 CA35 CC06 DC04 DC20 FA11 FA17

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 環状の見返し板(20)の底壁(20
    a)に形成した開口部(21)にその裏面側から併設さ
    れる目盛り盤であってその外周部に沿い貫通穴部(4
    2)を中心に最低目盛り値から最高目盛り値にかけて目
    盛ってなる略円弧状目盛り部(41)を形成してなる目
    盛り盤(40)と、 この目盛り盤に沿いその裏面側に配設される内機本体
    (71)と、この内機本体から前記目盛り盤の前記貫通
    穴部に向けて回動可能に延出する指針軸(72)とを有
    する回動内機(70)と、 前記指針軸の先端部に前記貫通穴部を介し支持される回
    動基部(81)と、この回動基部から前記目盛り盤の表
    面に沿い前記目盛り部に向けて長手状に延出する指針部
    (82)とを有する発光指針(80)と、 前記発光指針を前記目盛り盤の表面に沿い回動させるよ
    うにアナログ入力(90)に応じて前記回動内機を駆動
    制御する制御手段(100)とを備え、 前記発光指針は、前記回動基部を通し光を入射されて前
    記指針部にて発光するようにした自動車用計器におい
    て、 前記制御手段は、当該自動車の原動機始動用キースイッ
    チ(IG)のオンに伴い、前記発光指針をその指針部に
    て発光させるとともに前記目盛り部の前記最低目盛り値
    よりも前記最高目盛り値とは反対側に設定した格納角度
    位置から前記最低目盛り値まで回動するように、前記回
    動内機を駆動制御し、前記キースイッチのオフに伴い、
    前記発光指針を、その指針部の発光状態にて、前記格納
    角度位置へ回動するように、前記回動内機を駆動制御
    し、 前記見返し板は、前記発光指針が前記最低目盛り値より
    も前記格納角度位置側の回動位置にあるとき前記指針部
    をその先端部側にて覆うように、前記底壁の開口部の内
    周部のうち前記最低目盛り値よりも前記格納角度位置側
    の所定内周部部分(21a、21b)から前記発光指針
    の回動基部側へ延出するカバー(20c)を備え、 このカバーの延出端(23a)は、前記発光指針の前記
    最低目盛り値から前記格納角度位置への回動に応じて前
    記指針部の前記カバーからの露出長さを順次短くし、逆
    に前記発光指針の前記格納角度位置から前記最低目盛り
    値への回動に応じて前記指針部の前記カバーからの露出
    長さを順次長くするように形成されていることを特徴と
    する自動車用計器。
  2. 【請求項2】 外周部に沿い貫通穴部(42)を中心に
    最低目盛り値から最高目盛り値にかけて目盛ってなる略
    円弧状目盛り部(41)を形成した目盛り盤(40)
    と、 この目盛り盤の裏面側に配設される内機本体(71)
    と、この内機本体から前記配線板を通り前記目盛り盤の
    前記貫通穴部に向けて回動可能に延出する指針軸(7
    2)とを有する回動内機(70)と、 前記指針軸の先端部に前記貫通穴部を介し支持される回
    動基部(131)と、この回動基部から前記目盛り盤の
    表面に沿い回動可能に前記目盛り部に向けて長手状に延
    出する指針部(132)とを有する発光指針(130)
    と、 前記発光指針を前記目盛り盤の表面に沿い回動させるよ
    うにアナログ入力(90)に応じて前記回動内機を駆動
    制御する制御手段(160)とを備え、 前記発光指針は、前記指針部内に前記回動基部を通しこ
    の回動基部の後壁(131c)から光を入射する指針用
    発光素子(130c)を有し、前記指針部にて発光する
    自動車用計器において、 前記発光指針が前記目盛り部の前記最低目盛り値を指示
    する位置にあるときの当該発光指針の裏面のうち前記指
    針軸の近傍部分に対向して当該指針軸から前記発光指針
    の長手方向に沿い配設される複数の導光用発光素子(1
    40乃至140c)と、 前記発光指針の回動基部に前記目盛り盤の貫通穴部を通
    して対向するように前記目盛り盤の裏面側に配設されて
    前記各導光用発光素子の光を導光して前記貫通穴部を通
    し前記回動基部内にその裏面から入射する導光部材(1
    50)とを備え、 前記発光指針の前記後壁は、前記回動基部内にその裏面
    から入射する各光のうち前記指針軸に近い導光用発光素
    子からの光ほど、前記指針部内のより先端部側に向け反
    射するように傾斜状に形成されており、 前記制御手段は、前記発光指針が前記最低目盛り値を指
    示する位置にあるとき、当該自動車の原動機始動用キー
    スイッチ(IG)のオンに伴い、前記複数の導光用発光
    素子を、前記指針部の先端側に位置する導光用発光素子
    から前記回動基部側に位置する導光用発光素子にかけ
    て、順次発光駆動制御することを特徴とする自動車用計
    器。
  3. 【請求項3】 前記導光部材は、前記各導光用発光素子
    にそれぞれ対向する各導光部(152乃至155)を備
    えて、これら各導光部によりその各対応導光用発光素子
    の光を導光して前記回動基部内にその裏面から入射する
    ことを特徴とする請求項2に記載の自動車用計器。
  4. 【請求項4】 外周部に沿い貫通穴部(42)を中心に
    最低目盛り値から最高目盛り値にかけて目盛ってなる略
    円弧状目盛り部(41)を形成した目盛り盤(40)
    と、 この目盛り盤に沿いその裏面側に配設される内機本体
    (71)と、この内機本体から前記目盛り盤の前記貫通
    穴部に向けて回動可能に延出する指針軸(72)とを有
    する回動内機(70)と、 前記指針軸の先端部に前記貫通穴部を介し支持される回
    動基部(181)と、この回動基部から前記目盛り盤の
    表面に沿い回動可能に前記目盛り部に向けて長手状に延
    出する指針部(182)とを有する発光指針(180)
    と、 前記発光指針を前記目盛り盤の表面に沿い回動させるよ
    うにアナログ入力に応じて前記回動内機を駆動制御する
    制御手段(190)とを備える自動車用計器において、 前記発光指針は、前記指針部内にその長手方向に沿い設
    けた複数の発光素子(180b乃至180g)を有して
    おり、 前記制御手段は、前記発光指針が前記目盛り部の最低目
    盛り値を指示する位置にあるとき、当該自動車の原動機
    始動用キースイッチ(IG)のオンに伴い、前記複数の
    発光素子を、前記回動基部側に位置する発光素子から前
    記指針部の先端側に位置する発光素子にかけて、順次発
    光駆動制御することを特徴とする自動車用計器。
  5. 【請求項5】 前記制御手段は、前記キースイッチのオ
    フに伴い前記発光指針が前記目盛り部の最低目盛り値を
    指示する位置に回動したとき、前記複数の発光素子の各
    発光を、前記指針部の先端側に位置する発光素子から前
    記回動基部側に位置する発光素子にかけて、順次停止制
    御することを特徴とする請求項4に記載の自動車用計
    器。
  6. 【請求項6】 前記複数の発光素子は、共に、発光ダイ
    オードであって、 前記制御手段は、前記各発光ダイオードにそれぞれ直列
    接続した各ツェナーダイオード(183a乃至183
    f)を備え、これら各ツェナーダイオードは、前記各発
    光ダイオードのうち前記回動基部側発光ダイオードに接
    続したツェナーダイオードから前記指針部の先端側発光
    ダイオードに接続したツェナーダイオードにかけて、ブ
    レーク電圧を順次高くするように設定されており、 前記制御手段は、前記各ツェナーダイオードを前記ブレ
    ーク電圧の低い側のツェナーダイオードから高い側のツ
    ェナーダイオードにかけて順次駆動制御して、この駆動
    制御の順序にて前記各ツェナーダイオードに接続した各
    発光ダイオードを発光駆動することを特徴とする請求項
    4或いは5に記載の自動車用計器。
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