JP2000018980A - 車両用指針装置及びその指針 - Google Patents
車両用指針装置及びその指針Info
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- JP2000018980A JP2000018980A JP10182944A JP18294498A JP2000018980A JP 2000018980 A JP2000018980 A JP 2000018980A JP 10182944 A JP10182944 A JP 10182944A JP 18294498 A JP18294498 A JP 18294498A JP 2000018980 A JP2000018980 A JP 2000018980A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 指針本体に光を入射する光源の点灯時と消灯
時とでは、指針の指示状態が全く異なる見栄えとなる車
両用指針装置及びその指針を提供する。 【解決手段】 指針30は、指針軸41の先端部に支持
される回動基部32と、この回動基部32から延出する
指針本体31とを備えており、指針本体31は導光材料
から形成されている。発光ダイオード36は回動基部3
1の凹部32cから指針本体31の先端部に向けて発光
する。そして、着色層35は指針本体31の裏面31及
び回動基部32の裏面32bに沿って形成されており、
この着色層35は発光ダイオード36からの光を着色光
でもって反射する。ハーフミラー層34は指針本体31
の表面31a及び回動基部32の表面32aに沿って形
成されており、このハーフミラー層34は着色層35か
らの着色光を透過する。
時とでは、指針の指示状態が全く異なる見栄えとなる車
両用指針装置及びその指針を提供する。 【解決手段】 指針30は、指針軸41の先端部に支持
される回動基部32と、この回動基部32から延出する
指針本体31とを備えており、指針本体31は導光材料
から形成されている。発光ダイオード36は回動基部3
1の凹部32cから指針本体31の先端部に向けて発光
する。そして、着色層35は指針本体31の裏面31及
び回動基部32の裏面32bに沿って形成されており、
この着色層35は発光ダイオード36からの光を着色光
でもって反射する。ハーフミラー層34は指針本体31
の表面31a及び回動基部32の表面32aに沿って形
成されており、このハーフミラー層34は着色層35か
らの着色光を透過する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両用指針装置及
びその指針に関する。
びその指針に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、特開平8−152340号公報に
て示されているように、車両用指針装置の指針軸の先端
部に支持される回動基部と、この回動基部から延出し且
つ透明樹脂材料から形成された指針本体と、この指針本
体にその先端部に向け上記回動基部の入射端面から光を
入射する発光ダイオードとを備える指針がある。この指
針は、その上記指針本体にて、上記発光ダイオードから
の光により発光しつつ指示する。
て示されているように、車両用指針装置の指針軸の先端
部に支持される回動基部と、この回動基部から延出し且
つ透明樹脂材料から形成された指針本体と、この指針本
体にその先端部に向け上記回動基部の入射端面から光を
入射する発光ダイオードとを備える指針がある。この指
針は、その上記指針本体にて、上記発光ダイオードから
の光により発光しつつ指示する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記指針にお
いて、その上記指針本体によって上記発光ダイオードか
らの光を利用して指示するにすぎないため、上記指針の
指示状態が代わり映えのない画一的な見栄えとなる。そ
こで、本発明は、このようなことに対処するため、指針
本体の構造に工夫を凝らすことによりこの指針本体に光
を入射する光源の点灯時と消灯時とでは、指針の指示状
態が全く異なる見栄えとなる車両用指針装置及びその指
針を提供することを目的とする。
いて、その上記指針本体によって上記発光ダイオードか
らの光を利用して指示するにすぎないため、上記指針の
指示状態が代わり映えのない画一的な見栄えとなる。そ
こで、本発明は、このようなことに対処するため、指針
本体の構造に工夫を凝らすことによりこの指針本体に光
を入射する光源の点灯時と消灯時とでは、指針の指示状
態が全く異なる見栄えとなる車両用指針装置及びその指
針を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1に記載の発明においては、車両用指針装置
の指針軸の先端部に支持される回動基部(32、72)
と、この回動基部から延出してなる指針本体(31、7
1)とを有する指針(30、70)において、指針本体
は導光材料から形成されており、指針本体内にその先端
部に向け回動基部側から光を入射する光源(36、6
2、63)と、指針本体の裏面に沿って形成されて光源
からの光を反射する光反射層(35、75)と、指針本
体の表面に沿って形成されて光反射層からの反射光を透
過するハーフミラー層(34、74)とを備える。
め、請求項1に記載の発明においては、車両用指針装置
の指針軸の先端部に支持される回動基部(32、72)
と、この回動基部から延出してなる指針本体(31、7
1)とを有する指針(30、70)において、指針本体
は導光材料から形成されており、指針本体内にその先端
部に向け回動基部側から光を入射する光源(36、6
2、63)と、指針本体の裏面に沿って形成されて光源
からの光を反射する光反射層(35、75)と、指針本
体の表面に沿って形成されて光反射層からの反射光を透
過するハーフミラー層(34、74)とを備える。
【0005】この場合、指針の指示状態が、光源の消灯
時には、ハーフミラーでもって視認され、光源の点灯時
には、光反射層でもってハーフミラー層を通して視認さ
れる。従って、光源の消灯時と点灯時とでは、指針の指
示状態が全く異なる見栄えとなる。また、請求項2に記
載の発明によれば、ハーフミラー層及び光反射層の少な
くとも一方を、ホットスタンプ処理によって形成される
ようにしてもよい。
時には、ハーフミラーでもって視認され、光源の点灯時
には、光反射層でもってハーフミラー層を通して視認さ
れる。従って、光源の消灯時と点灯時とでは、指針の指
示状態が全く異なる見栄えとなる。また、請求項2に記
載の発明によれば、ハーフミラー層及び光反射層の少な
くとも一方を、ホットスタンプ処理によって形成される
ようにしてもよい。
【0006】さらに、請求項3に記載の発明において
は、目盛り板(10、61)と、この目盛り板を通り回
動可能に延出する指針軸(41、80)の先端部に支持
される回動基部(32、72)と、この回動基部から目
盛り板に沿って延出してなる指針本体(31、71)と
を有する指針(30、70)を備えた車両用指針装置に
おいて、指針本体は導光材料から形成されており、指針
本体内にその先端部に向け回動基部側から光を入射する
光源(36、62、63)と、指針本体の裏面に沿って
形成されて光源からの光を反射する光反射層(35、7
5)と、指針本体の表面に沿って形成されて光反射層か
らの反射光を透過するハーフミラー層(34、74)と
を備える。
は、目盛り板(10、61)と、この目盛り板を通り回
動可能に延出する指針軸(41、80)の先端部に支持
される回動基部(32、72)と、この回動基部から目
盛り板に沿って延出してなる指針本体(31、71)と
を有する指針(30、70)を備えた車両用指針装置に
おいて、指針本体は導光材料から形成されており、指針
本体内にその先端部に向け回動基部側から光を入射する
光源(36、62、63)と、指針本体の裏面に沿って
形成されて光源からの光を反射する光反射層(35、7
5)と、指針本体の表面に沿って形成されて光反射層か
らの反射光を透過するハーフミラー層(34、74)と
を備える。
【0007】この場合、上記請求項1に記載の発明と同
様に、指針の指示状態が、光源の消灯時には、ハーフミ
ラーでもって視認され、光源の点灯時には、光反射層で
もってハーフミラー層を通して視認される。よって、光
源の消灯時と点灯時とでは、指針の指示状態が全く異な
る見栄えとなる。従って、指針装置としての指針の指示
状態に斬新な視認性を与えられる。
様に、指針の指示状態が、光源の消灯時には、ハーフミ
ラーでもって視認され、光源の点灯時には、光反射層で
もってハーフミラー層を通して視認される。よって、光
源の消灯時と点灯時とでは、指針の指示状態が全く異な
る見栄えとなる。従って、指針装置としての指針の指示
状態に斬新な視認性を与えられる。
【0008】また、請求項4に記載の発明によれば、指
針を照明するように指針本体の表面側に配置された補助
光源を備え、この補助光源が光源の消灯時にて点灯する
ようにしてもよい。この場合、前記光源の消灯時におけ
る指針装置としての指針の指示状態に一層斬新な視認性
を与えられる。
針を照明するように指針本体の表面側に配置された補助
光源を備え、この補助光源が光源の消灯時にて点灯する
ようにしてもよい。この場合、前記光源の消灯時におけ
る指針装置としての指針の指示状態に一層斬新な視認性
を与えられる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の各実施形態を図面
に基づいて説明する。 (第1実施形態)図1及び図2は本発明が適用された車
速計の第1実施形態を示す。車速計は、図1及び図2に
示すように、目盛り板10を備えており、この目盛り板
10には、図1にて示すごとく、円弧状車速目盛りパタ
ーン表示部11が、形成されている。なお、車速目盛り
パターン表示部11は、目盛り板10の貫通孔部12と
同心的に位置している。また、図1にて符号20は、フ
ロントカバーを示す。図1及び図2にて符号Kは遮光カ
バーを示す。
に基づいて説明する。 (第1実施形態)図1及び図2は本発明が適用された車
速計の第1実施形態を示す。車速計は、図1及び図2に
示すように、目盛り板10を備えており、この目盛り板
10には、図1にて示すごとく、円弧状車速目盛りパタ
ーン表示部11が、形成されている。なお、車速目盛り
パターン表示部11は、目盛り板10の貫通孔部12と
同心的に位置している。また、図1にて符号20は、フ
ロントカバーを示す。図1及び図2にて符号Kは遮光カ
バーを示す。
【0010】また、車速計は、図1及び図2にて示すよ
うに、指針30を備えており、この指針30は、図2に
示すように、指針本体31、回動基部32及び断面T字
状ボス部33を備えている。指針30は、回動基部32
にて、ボス部33を介して、目盛り板10の貫通孔部1
2を通して延出する指針軸41の先端部に支持されてい
る。指針本体31は回動基部32から目盛り板10に沿
って延出しており、この指針本体31は透明のアクリル
樹脂等の導光材料により形成されている。
うに、指針30を備えており、この指針30は、図2に
示すように、指針本体31、回動基部32及び断面T字
状ボス部33を備えている。指針30は、回動基部32
にて、ボス部33を介して、目盛り板10の貫通孔部1
2を通して延出する指針軸41の先端部に支持されてい
る。指針本体31は回動基部32から目盛り板10に沿
って延出しており、この指針本体31は透明のアクリル
樹脂等の導光材料により形成されている。
【0011】指針30はハーフミラー層34及び着色層
35を備えている。ハーフミラー層34は指針本体31
の表面31a及び回動基部32の表面32aに沿い形成
されており、着色層35は指針本体31の裏面31b及
び回動基部32の裏面32bに沿い形成されている。ハ
ーフミラー層34及び着色層35の双方はホットスタン
プ処理によって形成されている。
35を備えている。ハーフミラー層34は指針本体31
の表面31a及び回動基部32の表面32aに沿い形成
されており、着色層35は指針本体31の裏面31b及
び回動基部32の裏面32bに沿い形成されている。ハ
ーフミラー層34及び着色層35の双方はホットスタン
プ処理によって形成されている。
【0012】指針30は発光ダイオード36を備えてい
る。発光ダイオード36は、その半球状の発光部にて、
回動基部32の端部の半球状の凹部32cに装着されて
おり、この発光ダイオード36は凹部32cから指針本
体31の先端部に向けて光を入射する。車速計は、駆動
装置40及び制御回路50を備えており、駆動装置40
は制御回路50により制御されて指針軸41を回動す
る。なお、駆動装置40は、その図2にて図示上側に
て、環状フランジ部42を介して目盛り板10に固定さ
れている。
る。発光ダイオード36は、その半球状の発光部にて、
回動基部32の端部の半球状の凹部32cに装着されて
おり、この発光ダイオード36は凹部32cから指針本
体31の先端部に向けて光を入射する。車速計は、駆動
装置40及び制御回路50を備えており、駆動装置40
は制御回路50により制御されて指針軸41を回動す
る。なお、駆動装置40は、その図2にて図示上側に
て、環状フランジ部42を介して目盛り板10に固定さ
れている。
【0013】制御回路50は、当該車両のイグニッショ
ンスイッチを通してバッテリから給電されて、駆動装置
40及び発光ダイオード36を駆動制御する。このよう
に構成した本第1実施形態において、制御回路50が、
駆動装置40に電圧を印加する。すると、駆動装置40
は指針30を回動する。そして、指針30は車速目盛り
パターン表示部11(図1参照)上にて指示する。
ンスイッチを通してバッテリから給電されて、駆動装置
40及び発光ダイオード36を駆動制御する。このよう
に構成した本第1実施形態において、制御回路50が、
駆動装置40に電圧を印加する。すると、駆動装置40
は指針30を回動する。そして、指針30は車速目盛り
パターン表示部11(図1参照)上にて指示する。
【0014】これにより、指針30の指示状態がフロン
トカバー20を通して視認される。ここで、制御回路5
0が発光ダイオード36を消灯状態に制御している場合
には、着色層35が発光ダイオード36からの光を反射
しないため、指針30の指針状態がハーフミラー層34
の表面でもって視認される。一方、制御回路50が発光
ダイオード36を点灯状態に制御している場合には、発
光ダイオード36がその光を指針30の回動基部32の
凹部32cから指針本体31の先端部に向けて入射す
る。
トカバー20を通して視認される。ここで、制御回路5
0が発光ダイオード36を消灯状態に制御している場合
には、着色層35が発光ダイオード36からの光を反射
しないため、指針30の指針状態がハーフミラー層34
の表面でもって視認される。一方、制御回路50が発光
ダイオード36を点灯状態に制御している場合には、発
光ダイオード36がその光を指針30の回動基部32の
凹部32cから指針本体31の先端部に向けて入射す
る。
【0015】しかして、指針30内では、発光ダイオー
ド36からの光が着色層35にて着色光でもってハーフ
ミラー層37に向けて反射される。すると、この着色光
がハーフミラー層37を透過する。これにより、着色層
35の表面がその着色光でもってハーフミラー層34を
通して視認される。
ド36からの光が着色層35にて着色光でもってハーフ
ミラー層37に向けて反射される。すると、この着色光
がハーフミラー層37を透過する。これにより、着色層
35の表面がその着色光でもってハーフミラー層34を
通して視認される。
【0016】以上説明したように、発光ダイオード36
の消灯時では、ハーフミラー層34の表面が視認される
一方、発光ダイオード36の点灯時では、着色層35の
表面がその着色光でもってハーフミラー層34を通して
視認される。このため、発光ダイオード36の点灯状態
と消灯状態とでは、指針30の指示状態が全く異なる見
栄えとなる。従って、車速計としての指針30の指示状
態に斬新な視認性を与えられる。
の消灯時では、ハーフミラー層34の表面が視認される
一方、発光ダイオード36の点灯時では、着色層35の
表面がその着色光でもってハーフミラー層34を通して
視認される。このため、発光ダイオード36の点灯状態
と消灯状態とでは、指針30の指示状態が全く異なる見
栄えとなる。従って、車速計としての指針30の指示状
態に斬新な視認性を与えられる。
【0017】なお、本発明の実施にあたり、発光ダイオ
ード36を昼の間にて消灯し、発光ダイオード36を夜
間にて点灯するようにしてもよい。この場合、昼の間と
夜間とでは、指針30の指示状態が全く異なる見栄えと
なる。また、本第1実施形態において、指針30を照明
するように指針本体31の表面31a側に配置された補
助光源を追加して、この補助光源が発光ダイオード36
の消灯時にて点灯するようにしてもよい。
ード36を昼の間にて消灯し、発光ダイオード36を夜
間にて点灯するようにしてもよい。この場合、昼の間と
夜間とでは、指針30の指示状態が全く異なる見栄えと
なる。また、本第1実施形態において、指針30を照明
するように指針本体31の表面31a側に配置された補
助光源を追加して、この補助光源が発光ダイオード36
の消灯時にて点灯するようにしてもよい。
【0018】この場合、発光ダイオード36の消灯時に
おける車速計としての指針30の指示状態に一層斬新な
視認性を与えられる。さらに、上記第1実施形態におい
て、指針本体31の裏面31b及び回動基部32の裏面
32bに沿って着色層35を形成した例について説明し
たが、これに限らず、蛍光塗料による蛍光層を指針本体
31の裏面31及び回動基部32の裏面32bに沿って
形成するようにしてもよい。
おける車速計としての指針30の指示状態に一層斬新な
視認性を与えられる。さらに、上記第1実施形態におい
て、指針本体31の裏面31b及び回動基部32の裏面
32bに沿って着色層35を形成した例について説明し
たが、これに限らず、蛍光塗料による蛍光層を指針本体
31の裏面31及び回動基部32の裏面32bに沿って
形成するようにしてもよい。
【0019】(第2実施形態)図3は本発明を適用され
た車速計の第2実施形態を示す。この第2実施形態で
は、この車速計は、上記第1実施形態に述べた目盛り板
10及び指針30に代えて、目盛り板ユニット60及び
指針70を備えている。目盛り板ユニット60は、目盛
り板61、導光板62及び直線状冷陰極蛍光ランプ63
を備えている。
た車速計の第2実施形態を示す。この第2実施形態で
は、この車速計は、上記第1実施形態に述べた目盛り板
10及び指針30に代えて、目盛り板ユニット60及び
指針70を備えている。目盛り板ユニット60は、目盛
り板61、導光板62及び直線状冷陰極蛍光ランプ63
を備えている。
【0020】目盛り板61はパターン透光部を備えてお
り、このパターン透光部は、上記第1実施形態にて述べ
た車速目盛り表示部11と同一の表示パターンを形成さ
れている。また、目盛り板61には、指針70の指針軸
80を通す貫通孔部61aが設けられている。導光板6
2は目盛り板61の裏面に沿い装着されており、この導
光板62は、透明のアクリル樹脂等の導光材料により形
成されている。
り、このパターン透光部は、上記第1実施形態にて述べ
た車速目盛り表示部11と同一の表示パターンを形成さ
れている。また、目盛り板61には、指針70の指針軸
80を通す貫通孔部61aが設けられている。導光板6
2は目盛り板61の裏面に沿い装着されており、この導
光板62は、透明のアクリル樹脂等の導光材料により形
成されている。
【0021】導光板62には、指針70の指針軸80を
通す台形状貫通孔部62aが設けられており、この貫通
孔部62aは目盛り板61の貫通孔部61aの図3にて
図示直下に形成されている。この貫通孔部62aの内周
面は傾斜状反射面62bであって、この傾斜状反射面6
2bは冷陰極蛍光ランプ63から導光板62に入射され
た光を指針70の回動基部72の裏面72bに向けて反
射する。冷陰極蛍光ランプ63は、目盛り板61の裏面
の図3にて図示左側縁部にて、導光板62の入射端面6
2cに沿い装着されている。
通す台形状貫通孔部62aが設けられており、この貫通
孔部62aは目盛り板61の貫通孔部61aの図3にて
図示直下に形成されている。この貫通孔部62aの内周
面は傾斜状反射面62bであって、この傾斜状反射面6
2bは冷陰極蛍光ランプ63から導光板62に入射され
た光を指針70の回動基部72の裏面72bに向けて反
射する。冷陰極蛍光ランプ63は、目盛り板61の裏面
の図3にて図示左側縁部にて、導光板62の入射端面6
2cに沿い装着されている。
【0022】指針70は指針本体71及び回動基部72
を備えており、指針70は、回動基部72にて、導光板
62の貫通孔部62aを経て目盛り板61の貫通孔部6
1aを通して延出する指針軸80の先端部に支持されて
いる。指針本体71は回動基部72から目盛り板61に
沿って延出しており、この指針本体71は導光板62と
同様の導光材料から形成されている。
を備えており、指針70は、回動基部72にて、導光板
62の貫通孔部62aを経て目盛り板61の貫通孔部6
1aを通して延出する指針軸80の先端部に支持されて
いる。指針本体71は回動基部72から目盛り板61に
沿って延出しており、この指針本体71は導光板62と
同様の導光材料から形成されている。
【0023】回動基部72は両傾斜状反射面72aを有
しており、これら傾斜状反射面72aは、導光板62の
傾斜状反射面63bでもって反射された光を指針本体7
1の先端部に向けて反射する。なお、図3にて符号Ka
は遮光カバーを示す。指針70はハーフミラー層74及
び着色層75を備えており、ハーフミラー層74は、上
記第1実施形態と実質的に同様に、ホットスタンプ処理
によって指針本体71の表面71aに沿って形成されて
いる。着色層75も、上記第1実施形態と実質的に同様
に、ホットスタンプ処理によって指針本体71の裏面7
1bに沿って形成されている。その他の構成は上記第1
実施形態と同様である。
しており、これら傾斜状反射面72aは、導光板62の
傾斜状反射面63bでもって反射された光を指針本体7
1の先端部に向けて反射する。なお、図3にて符号Ka
は遮光カバーを示す。指針70はハーフミラー層74及
び着色層75を備えており、ハーフミラー層74は、上
記第1実施形態と実質的に同様に、ホットスタンプ処理
によって指針本体71の表面71aに沿って形成されて
いる。着色層75も、上記第1実施形態と実質的に同様
に、ホットスタンプ処理によって指針本体71の裏面7
1bに沿って形成されている。その他の構成は上記第1
実施形態と同様である。
【0024】このように構成した本第2実施形態では、
指針70の指示状態が、目盛り板61の上記パターン透
光部上にて、フロントパネル20(図1参照)を通して
視認される。ここで、冷陰極蛍光ランプ63が消灯状態
である場合には、指針70の指示状態がハーフミラー層
74の表面でもって視認される。
指針70の指示状態が、目盛り板61の上記パターン透
光部上にて、フロントパネル20(図1参照)を通して
視認される。ここで、冷陰極蛍光ランプ63が消灯状態
である場合には、指針70の指示状態がハーフミラー層
74の表面でもって視認される。
【0025】一方、冷陰極蛍光ランプ63が点灯状態で
ある場合には、冷陰極蛍光ランプ63がその光を導光板
62の内部にその入射端面62cから入射する。よっ
て、導光板62は、その内部に入射された光を反射させ
ながら図示矢印La、Lbに沿い進行させつつ面状光と
して目盛り板61にその裏面から入射させる。
ある場合には、冷陰極蛍光ランプ63がその光を導光板
62の内部にその入射端面62cから入射する。よっ
て、導光板62は、その内部に入射された光を反射させ
ながら図示矢印La、Lbに沿い進行させつつ面状光と
して目盛り板61にその裏面から入射させる。
【0026】すると、上記面状光が目盛り板61の上記
パターン透光部を透過する。これにより、上記パターン
透光部は上記面状光でもって発光する。また、導光板6
2の内部では、冷陰極蛍光ランプ63から図示矢印L
a、Lbに沿い進行したの光が、傾斜状反射面62bに
て、指針70の回動基部72の裏面72bに向けて反射
する。
パターン透光部を透過する。これにより、上記パターン
透光部は上記面状光でもって発光する。また、導光板6
2の内部では、冷陰極蛍光ランプ63から図示矢印L
a、Lbに沿い進行したの光が、傾斜状反射面62bに
て、指針70の回動基部72の裏面72bに向けて反射
する。
【0027】そして、この光が回動基部72に裏面72
bから入射する。すると、この入射された光が、回動基
部72の両傾斜状反射面72aにて、指針本体71の先
端部に向けて反射される。しかして、この光が、着色層
75にて、着色光でもってハーフミラー層74に向けて
反射する。すると、当該着色光はハーフミラー層74を
透過する。
bから入射する。すると、この入射された光が、回動基
部72の両傾斜状反射面72aにて、指針本体71の先
端部に向けて反射される。しかして、この光が、着色層
75にて、着色光でもってハーフミラー層74に向けて
反射する。すると、当該着色光はハーフミラー層74を
透過する。
【0028】これにより、発光する上記パターン透光部
上にて、着色層75の表面が当該着色光でもってハーフ
ミラー層74を通して視認される。以上説明したよう
に、冷陰極蛍光ランプ63の消灯状態では、上記パター
ン透光部上にて、ハーフミラー層74の表面が視認され
る。その一方、冷陰極蛍光ランプ63の点灯状態では、
発光する上記パターン透光部上にて、着色層75の表面
が着色光でもってハーフミラー層74を通して視認され
る。従って、上記第1実施形態と実質的に同様な効果が
得られる。
上にて、着色層75の表面が当該着色光でもってハーフ
ミラー層74を通して視認される。以上説明したよう
に、冷陰極蛍光ランプ63の消灯状態では、上記パター
ン透光部上にて、ハーフミラー層74の表面が視認され
る。その一方、冷陰極蛍光ランプ63の点灯状態では、
発光する上記パターン透光部上にて、着色層75の表面
が着色光でもってハーフミラー層74を通して視認され
る。従って、上記第1実施形態と実質的に同様な効果が
得られる。
【0029】なお、本発明の実施にあたり、冷陰極蛍光
ランプ63を昼の間にて消灯し、冷陰極蛍光ランプ63
を夜間にて点灯するようにしてもよい。この場合、昼の
間と夜間とでは、指針70の指示状態が全く異なる見栄
えとなる。また、本第2実施形態において、指針70を
照明するように指針本体71の表面71a側に配置され
た補助光源を追加して、この補助光源が冷陰極蛍光ラン
プ63の消灯時にて点灯するようにしてもよい。
ランプ63を昼の間にて消灯し、冷陰極蛍光ランプ63
を夜間にて点灯するようにしてもよい。この場合、昼の
間と夜間とでは、指針70の指示状態が全く異なる見栄
えとなる。また、本第2実施形態において、指針70を
照明するように指針本体71の表面71a側に配置され
た補助光源を追加して、この補助光源が冷陰極蛍光ラン
プ63の消灯時にて点灯するようにしてもよい。
【0030】この場合、冷陰極蛍光ランプ63の消灯時
の車速計としての指針70の指示状態により一層斬新な
視認性を与えられる。さらに、上記第2実施形態におい
て、指針本体71の裏面71bに沿って着色層75を形
成した例について説明したが、これに限らず、蛍光塗料
による蛍光層を指針本体71の裏面71bに沿って形成
するようにしてもよい。
の車速計としての指針70の指示状態により一層斬新な
視認性を与えられる。さらに、上記第2実施形態におい
て、指針本体71の裏面71bに沿って着色層75を形
成した例について説明したが、これに限らず、蛍光塗料
による蛍光層を指針本体71の裏面71bに沿って形成
するようにしてもよい。
【図1】本発明の第1実施形態が適用された車速計を示
す正面図である。
す正面図である。
【図2】上記車速計の1−1線に沿う部分断面図であ
る。
る。
【図3】本発明の第2実施形態を示す部分断面図であ
る。
る。
10、61…目盛り板、30、70…指針、31、71
…指針本体、34、74…ハーフミラー層、35、75
…着色層、36…発光ダイオード、62…導光板、63
…冷陰極蛍光ランプ。
…指針本体、34、74…ハーフミラー層、35、75
…着色層、36…発光ダイオード、62…導光板、63
…冷陰極蛍光ランプ。
Claims (4)
- 【請求項1】 車両用指針装置の指針軸の先端部に支持
される回動基部(32、72)と、この回動基部から延
出してなる指針本体(31、71)とを有する指針(3
0、70)において、 前記指針本体は導光材料から形成されており、 前記指針本体内にその先端部に向け前記回動基部側から
光を入射する光源(36、62、63)と、 前記指針本体の裏面に沿って形成されて前記光源からの
光を反射する光反射層(35、75)と、 前記指針本体の表面に沿って形成されて前記光反射層か
らの反射光を透過するハーフミラー層(34、74)と
を備えたことを特徴とする指針。 - 【請求項2】 前記ハーフミラー層及び前記光反射層の
少なくとも一方は、ホットスタンプ処理によって形成さ
れていることを特徴とする請求項1に記載の指針。 - 【請求項3】 目盛り板(10、61)と、 この目盛り板を通り回動可能に延出する指針軸(41、
80)の先端部に支持される回動基部(32、72)
と、この回動基部から前記目盛り板に沿って延出してな
る指針本体(31、71)とを有する指針(30、7
0)を備えた車両用指針装置において、 前記指針本体は導光材料から形成されており、 前記指針本体内にその先端部に向け前記回動基部側から
光を入射する光源(36、62、63)と、 前記指針本体の裏面に沿って形成されて前記光源からの
光を反射する光反射層(35、75)と、 前記指針本体の表面に沿って形成されて前記光反射層か
らの反射光を透過するハーフミラー層(34、74)と
を備えたことを特徴とする車両用指針装置。 - 【請求項4】 前記指針を照明するように前記指針本体
の前記表面側に配置された補助光源を備え、 この補助光源が前記光源の消灯時にて点灯することを特
徴とする請求項3に記載の車両用指針装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10182944A JP2000018980A (ja) | 1998-06-29 | 1998-06-29 | 車両用指針装置及びその指針 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10182944A JP2000018980A (ja) | 1998-06-29 | 1998-06-29 | 車両用指針装置及びその指針 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000018980A true JP2000018980A (ja) | 2000-01-21 |
Family
ID=16127106
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10182944A Pending JP2000018980A (ja) | 1998-06-29 | 1998-06-29 | 車両用指針装置及びその指針 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000018980A (ja) |
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
ES2155038A1 (es) * | 1998-08-28 | 2001-04-16 | Bosch Gmbh Robert | Dispositivo indicador de aguja. |
JP2003121212A (ja) * | 2001-10-09 | 2003-04-23 | Denso Corp | 自動車用計器 |
JP2005304537A (ja) * | 2004-04-16 | 2005-11-04 | Toranto:Kk | 表示装置 |
JP2006106003A (ja) * | 2005-10-31 | 2006-04-20 | Denso Corp | 自動車用計器 |
JP2011180094A (ja) * | 2010-03-03 | 2011-09-15 | Denso Corp | 指針計器 |
JP2018040698A (ja) * | 2016-09-08 | 2018-03-15 | カシオ計算機株式会社 | 指針、指針表示装置及び時計 |
JP2018197655A (ja) * | 2017-05-23 | 2018-12-13 | 矢崎総業株式会社 | 車両表示装置用指針、及び、車両表示装置 |
JP2021067702A (ja) * | 2021-02-03 | 2021-04-30 | カシオ計算機株式会社 | 指針の製造方法及び時計の製造方法 |
-
1998
- 1998-06-29 JP JP10182944A patent/JP2000018980A/ja active Pending
Cited By (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP4587697B2 (ja) * | 2004-04-16 | 2010-11-24 | 株式会社 トラント | 表示装置 |
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JP7031764B2 (ja) | 2021-02-03 | 2022-03-08 | カシオ計算機株式会社 | 指針の製造方法及び時計の製造方法 |
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20040825 |
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20050527 |
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20050607 |
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