JPH0511461Y2 - - Google Patents

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JPH0511461Y2
JPH0511461Y2 JP3718287U JP3718287U JPH0511461Y2 JP H0511461 Y2 JPH0511461 Y2 JP H0511461Y2 JP 3718287 U JP3718287 U JP 3718287U JP 3718287 U JP3718287 U JP 3718287U JP H0511461 Y2 JPH0511461 Y2 JP H0511461Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、車両に搭載され車速、エンジン回転
数などの計量値を指示する車両用指示計器に関す
るものである。
〔従来の技術及び考案が解決しようとする問題点〕
従来、車両用指示計器には、指針が文字板上を
動いて計量値を指示する機械式メータと、蛍光表
示管、発光ダイオード、液晶などの単体若しくは
これらの組合せにより情報を表示する、最近その
使用例が増えてきた所謂電子式メータとがある。
前者の場合、昼間外光を利用し、また夜間は通
常文字板の背後からの照明光により指針、文字板
を見るようになつている。一方、後者のうち蛍光
表示管や発光ダイオードを用いたものでは、それ
らの自発光の光をパターン化して情報表示を行つ
ていて、昼間、夜間を問わず、表示面は光を放つ
ている。このように、周囲の光を表示面に当てて
見る機械式と、自ら発光する蛍光表示管、発光ダ
イオードなどを用いた電子式とでは、その性格上
多くの違いがある。
例えば、機械式メータでは、表示面に当る光が
多い程表示が鮮明に見えるが、蛍光表示管を用い
たメータでは、光が沢山入射する程表示が見え難
くなる。また、機械式メータは周囲光があればイ
グニツシヨンがオフしていても指針、文字板など
は見えている。一方自発光型のメータでは、通常
表示光以外のもの、例えば蛍光表示管におけるガ
ラスケース、発光ダイオードにおける被覆樹脂な
どがなるべく見えないようにするため、表示体の
前面にスモーク材などを設置している。従つて、
イグニツシヨンスイツチがオフしているときに
は、メータの表示面が真暗な所謂ブラツクフエイ
スになつており、イグニツシヨンスイツチがオン
したとき表示が瞬間的に浮び上つてくるように動
作する。
このように、イグニツシヨンスイツチオフ時に
表示面全体が暗く、イグニツシヨンスイツチオン
と同時に表示が浮び上がつてくる表示の仕方は、
車両用表示として質感を高める。
従つて、本考案は上述した点に鑑み、機械式メ
ータにおいてもイグニツシヨンスイツチオフ時に
ブラツクフエイス化でき、イグニツシヨンスイツ
チオン時に表示が浮き出るようにすることのでき
る車両用指示計器を提供しようとするものであ
る。
〔問題点を解決するための手段及び作用〕
上記問題点を解決するため本考案によりなされ
た車両用指示計器は、イグニツシヨンスイツチの
オンにより点灯される光源からの光が背面に照射
され、、該照射された光の透過によつて目盛、文
字などを視認できるようにしたスモーク材からな
る文字板上の零指示位置に隣接したポケツト状の
指針カバーを設け、イグニツシヨンスイツチのオ
フ時に指針を指針カバー内に収納して隠蔽するよ
うにしたことを特徴としている。
以上の構成により、イグニツシヨンスイツチの
オフにより光源が不点灯になつたとき、文字板の
背面に照射される光がなくなり、目盛、文字など
が見えなくなると共に、指針が指針カバーによつ
て隠蔽され文字板上から指針も消え、計器表示面
のブラツクフエイス化が行える。
〔実施例〕
以下、本考案の実施例を図に基づいて説明す
る。
第1図はスピードメータとして構成した本考案
による車両用指示計器の一実施例の要部を示す平
面図であり、図において、1は目盛(図示せず)、
文字1aなどが付された文字板、2は文字板1上
を移動するように指針軸3に固着された指針、4
は文字板1上の文字「0」を指す目盛より下方に
隣接して設けられた、指針2を隠蔽するためのポ
ケツト状の指針カバーである。
文字板1は、第2図の断面図に示すようにスモ
ーク材1bの背面に目盛、文字などを抜いてつや
消黒色の不透過性塗料による印刷1cを施し、更
にその上から目盛、文字部1aに白色の透過性塗
料による印刷1dを施すことにより作られる。文
字板1の背面側には、第3図の断面図に示すよう
にクロスコイル式ムーブメントからなる内機5
と、イグニツシヨンスイツチオン時に点灯して文
字板1の背面を照明する光源6とが配置されてい
る。
内機5は、第4図及び第5図に示すように互に
交差して巻回された第1及び第2のコイル5a及
び5bと、このコイル5a及び5bの合成起磁界
によつて回転駆動される回転マグネツト5cとか
らなり、回転マグネツト5cの回転中心に指針軸
3が固着されている。指針軸3には、回転マグネ
ツト5cのNS磁極の方向と一致する方向を向く
ように指針2が固着されている。内機5はまた、
コイル5a及び5bに通電が行われていないと
き、回転マグネツト5cの磁極と作用して指針2
を零点以下に移動するオフセツトマグネツト5d
を備える。オフセツトマグネツト5dはそのS磁
極が回転マグネツト5cの外周面に対向されて配
置されている。
以上の構成において、車両のイグニツシヨンス
イツチがオフしているときには、クロスコイル型
ムーブメント5のコイル5a及び5bには通電は
行われず、各コイル5a,5bにより磁界は発生
されていない。従つて、回転マグネツト5cのN
極とオフセツト用マグネツト5dのS極との間の
吸引力により両極が対向しようとし、指針2は第
1図及び第5図に想像線で示すようにその先端が
指針カバー4の内壁面に当接した状態に保持され
るため、指針2が文字板1上から完全に消えるよ
うになる。
このような状態にあるときイグニツシヨンスイ
ツチがオンされると、第6図に示すようにコイル
5aにのみ所定の最大電圧(例えば+3V)が印
加され、該コイル5aによつて指針2の0指示方
向に一致する磁界Haが発生される。このため、
回転マグネツト5cがそのNS極が磁界Haの方向
と一致するように回転し、その上に指針軸3を介
して固着されている指針2が第1図及び第5図に
実線で示すように指針カバー4の外に出て文字板
1上の文字「0」を指すようになる。その後計量
値が増大すると、コイル5a及び5bに加えられ
る電圧が第6図に示すように変化する。コイル5
bは磁界Haと直交する矢印方向の磁界Hbを発生
する。上述のような磁界Ha及びHbの大きさの変
化により、それらの合成磁界の方向が変化する。
そして、この合成磁界の方向と回転マグネツト5
cのNS極の方向が一致するように回転マグネツ
ト5cが回転し、指針2が所定の目盛を指示する
ようになる。
例えば、磁界Ha及びHbが等しいときには45°、
磁界Haがないときには90°の方向を指針2が指示
するようになる。
文字板1はイグニツシヨンスイツチがオフして
いて光源6が非点灯状態にあるときには、文字板
1上の文字、目盛などを通じて光が透過すること
がないため、文字、数字などはブラツクフエイス
処理により視認されず、スモーク材1bの色が見
えるだけである。イグニツシヨンスイツチがオン
され光源6が点灯されると、光源6からの光が文
字、目盛などの部分を透過するようになり、その
部分の印刷色で文字、目盛などを視認することが
できる。この時、指針2にも既知の手段により光
源6からの光が導かれ、指針が照明される。
なお、イグニツシヨンスイツチがオンしている
ときには、光源6は昼夜を問わず常に点灯される
ため、光源6の輝度を手動にて或いは周囲の明る
さに応じて自動的に調整するようにすることが好
ましい。
また、ブラツクフエイスの効果を得る為に、指
針カバーを用いず、メータ前面を覆う表ガラスを
スモーク材にて形成し、イグニツシヨンスイツチ
オフ時、指針を視認し難くする方法があるが、あ
まり濃いスモーク材を用いるとイグニツシヨンス
イツチオフ時のブラツクフエイス化は満足する
が、イグニツシヨンスイツチオン時の輝度が低く
なり、外光の強い昼間時に目盛・文字等を視認で
きないという問題点がある。本考案によれば指針
の隠蔽を目的としたスモーク濃度にする必要がな
く、適度なスモーク濃度で目盛・文字等のブラツ
クフエイス化の効果向上のみを考慮すれば良いの
で、イグニツシヨンスイツチオン時の照明輝度も
あまり落ちず、視認性は悪化しない。
〔効果〕
以上説明したように本考案によれば、イグニツ
シヨンスイツチのオフ時に文字板上上から目盛、
文字などを消すと共に指針を隠蔽するようにして
いるため、機械式でありながら、計器指示を必要
としない車両の非運転時には、表示面のブラツク
フエイス化が可能になり、計器の質感を高めるこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案による車両用指示計器の要部を
示す平面図、第2図は第1図中の文字板の断面
図、第3図は第1図の計器の断面図、第4図は第
3図中の内機の一例を示す斜視図、第5図は本考
案の計器の動作原理を示す説明図、及び第6図は
内機のコイルに印加する電圧と指示角の関係を示
すグラフである。 1……文字板、2……指針、4……指針カバ
ー。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 計量値を文字板上で指針を動かすことにより指
    示するようにした車両用指示計器において、 イグニツシヨンスイツチのオンにより点灯され
    る光源からの光が背面に照射され、、該照射され
    た光の透過によつて目盛、文字などを視認できる
    ようにしたスモーク材からなる文字板上の零指示
    位置に隣接してポケツト状の指針カバーを設け、
    イグニツシヨンスイツチのオフ時に指針を指針カ
    バー内に収納して隠蔽するようにしたことを特徴
    とする車両用指示計器。
JP3718287U 1987-03-16 1987-03-16 Expired - Lifetime JPH0511461Y2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3718287U JPH0511461Y2 (ja) 1987-03-16 1987-03-16
US07/168,398 US4878453A (en) 1987-03-16 1988-03-15 Indicating instrument for automotive vehicle
DE3808826A DE3808826C2 (de) 1987-03-16 1988-03-16 Anzeigeinstrument fuer kraftfahrzeuge

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3718287U JPH0511461Y2 (ja) 1987-03-16 1987-03-16

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63145117U JPS63145117U (ja) 1988-09-26
JPH0511461Y2 true JPH0511461Y2 (ja) 1993-03-22

Family

ID=30848281

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3718287U Expired - Lifetime JPH0511461Y2 (ja) 1987-03-16 1987-03-16

Country Status (1)

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JP (1) JPH0511461Y2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003121212A (ja) * 2001-10-09 2003-04-23 Denso Corp 自動車用計器
JP2006106003A (ja) * 2005-10-31 2006-04-20 Denso Corp 自動車用計器

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003121212A (ja) * 2001-10-09 2003-04-23 Denso Corp 自動車用計器
JP2006106003A (ja) * 2005-10-31 2006-04-20 Denso Corp 自動車用計器

Also Published As

Publication number Publication date
JPS63145117U (ja) 1988-09-26

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