JP3468267B2 - 計器用表示装置 - Google Patents

計器用表示装置

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JP3468267B2 JP34809696A JP34809696A JP3468267B2 JP 3468267 B2 JP3468267 B2 JP 3468267B2 JP 34809696 A JP34809696 A JP 34809696A JP 34809696 A JP34809696 A JP 34809696A JP 3468267 B2 JP3468267 B2 JP 3468267B2
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隆 堀
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば車両用計器
などに用いられる計器用表示装置に関し、特に表示板を
金属調とし、かつ表示板に立体感を持たせた計器用表示
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】計器類などの表示板を透明な基板上に半
透明のアルミ蒸着膜を施し、このアルミ蒸着膜の上にヘ
アラインを加工した透明層を設け、その上に文字、記号
などを印刷形成して金属調としたものが例えば実公昭5
1−11401号公報に記載されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら前記従来
例においては、表示板をあたかもアルミの如き金属板を
使った印象を与えてはいるものの、表示部や地色部を含
めて全体意匠的に平面的な表示だった。本発明はこの様
な点に鑑みなされたもので、金属調を維持しながら、か
つ意匠的変化のある表示板を備えた計器用表示装置を提
供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は前記課題を解決
するため、計器本体と、この計器本体の作動に応じて回
動する指針と、計器本体の前面側に設けた表示板とを備
えた計器用表示装置であって、前記表示板は光透過性の
基板表面の少なくとも表示面全面に、微細な凹凸を有す
る無色または着色透明な表面層と、この表面層の上に目
盛、数字、文字などの表示部となる表示層とを設けると
ともに、少なくとも前記表示面と対応する基板の裏面に
地色部となるハーフ性金属膜を設け、このハーフ性金属
膜の下側に昼間時には視認されないが夜間時には現れる
グラデーションからなる夜間表示層を設けたものであ
る。
【0005】
【0006】
【0007】また本発明は、前記表示板の裏面側に表示
板の少なくとも表示面を透過照明可能とするELを設け
ものである。
【0008】
【発明の実施の形態】計器本体の前面側に、目盛、数
字、文字などの表示部を印刷した表示板と、この表示板
の上方に計器本体と連動する指針とを取り付ける。表示
板は無色透明の樹脂材料からなる基板の表面にヘアライ
ンを有する透明な表面層を設け、このヘアラインを有す
る透明な表面層の上に目盛、数字、文字などの表示部と
なる表示層を設ける。そして、基板の裏面には地色部と
なるハーフ性金属膜であるアルミの蒸着膜を設けたこと
によって、計器用表示装置の表示板はあたかもアルミの
金属板を使った如く装飾的美観を呈することができ、か
つ基板10の裏面側に設けたアルミの蒸着膜の上方に基
板10の表面側に形成した表示部2が浮き上がるため表
示板4表面が立体的に視認され、同時にこの表示部2の
影がアルミの蒸着膜上にできるため、目盛、数字、文字
などに立体感がでる。
【0009】また、前記表示板の裏面側に表示面を透過
照明可能とし、薄青色で面発光するELを設けたことに
よって、夜間など周囲が暗い時にはELが薄青色で面発
光し、アルミの蒸着膜を設けた地色部はELの発光色と
アルミ色との混合色である青緑色で全面均一に透過し、
昼間時とは色彩的に異なった、また計器本体の中心近辺
に表示部があっても計器本体の影響を受けることなく明
るく均一に透過照明させることが可能な、表示板を備え
た計器用表示装置を得ることができる。
【0010】
【実施例】本発明を実施例に基づいて説明する。図1か
ら図3は本発明の実施例を示すもので、速度計用の計器
本体1の前面側には、表面側に目盛、数字、文字などの
表示部2を印刷し、裏面側にEL3を印刷した表示板4
をビス5によって締め付けし、この表示板4の上方に計
器本体1の回転軸に取り付けられ、計器本体1の作動に
応じて回動する指針6を設けてある。また、計器本体1
の底部側には計器本体1やEL3を駆動させる図示しな
い回路を設けたプリント板7が配設され、ケース8内に
収納固定してある。9はELとプリント板との電気的接
続を行う導電性の配線部材である。
【0011】前記表示板4は無色透明の樹脂材料からな
る基板10表面の少なくとも表示面全面に微細な凹凸を
有するヘアラインを設けた透明な表面層11をホットス
タンプにより形成し、この表面層11の上に目盛、数
字、文字などの表示部2となる例えば黒色の表示層12
を印刷によって形成する。微細な凹凸はヘアラインに限
らず梨地模様などでも良い。
【0012】また、少なくとも前記表示面と対応する基
板10の裏面には地色部13となるハーフ性金属膜14
であるアルミの蒸着膜が設けてある。このハーフ性金属
膜14はハーフミラー性で、光を透過させる機能と反射
させる機能とを有し、アルミニウム以外ではクロムなど
の金属を真空蒸着、スパッタリングなどによって設ける
と良い。そして、アルミの蒸着膜の下側にはEL3を設
けてある。このEL3は基板10裏面側の少なくとも表
示面に順次印刷により積層形成した透光性前面電極1
5、薄青色の発光層16、絶縁層17、後面電極18、
及び保護層19からなる。
【0013】この様に構成された計器用表示装置の表示
板4は昼間においては基板10の裏面には地色部13と
なるハーフ性金属膜14であるアルミの蒸着膜を設けた
ことによって、あたかもヘアライン付きのアルミの金属
板を使った如く装飾的美観を呈することができ、かつ基
板10の裏面側に設けたアルミの蒸着膜の上方に基板1
0の表面側に形成した表示部2が浮き上がるため表示板
4表面が立体的に視認され、同時にこの表示部2の影が
アルミの蒸着膜上にできるため、目盛、数字、文字など
に立体感がでる。また夜間など周囲が暗い時には、プリ
ント板7と電気的に接続された表示板4裏面のEL3が
薄青色で面発光することにより、アルミの蒸着膜を設け
た地色部13はEL3の発光色とアルミ色との混合色で
ある青緑色で全面均一に透過し、昼間時とは全く異なっ
た色彩を得ることができる。また計器本体1の中心近辺
に表示部2があったとしても計器本体1の影響を受ける
ことなく、明るく均一に透過照明させることができる。
【0014】また、基板10裏面の計器本体1中心近辺
の表示部2を設けていないアルミの蒸着膜下側箇所に夜
間時透過する文字、記号、あるいは模様などとなる例え
ば青色の夜間表示層20を設けて、昼間時には視認され
ないが夜間時には文字、記号、模様などが現れるように
しておけば夜間時の意匠的効果を高めることができる。
【0015】また、基板10の裏面に設けた青色の夜間
表示層20を計器本体1の中心部から周辺部に向かって
徐々に密から粗になるようにあるいは大きさを変化させ
て、例えば網点模様を印刷しておくことによって、夜間
時、EL3の発光により青緑色の地色部13に発光密度
の差によるグラデーションが生じて表示板4に変化の富
んだ立体感を持たせることができる。このグラデーショ
ンは計器本体1の影響を受けることがないため、任意の
位置に自由に表現可能であり、夜間表示層20とEL3
の発光色との色の組み合わせによって昼間時とは異なっ
た色彩的かつ意匠的変化を表示板4に持たせることがで
きる。
【0016】なお、前記実施例においてはEL3を表示
板4と一体としたことによって構造を単純にしたが、E
L3を別部材で作った後表示板4の裏面側に取り付ける
ようにしても良い。また、EL3とプリント板7との電
気的接続方法は実施例に限定するものではなく、リード
線を使うなど適宜設定すれば良い。また、指針6の夜間
時における光輝方法はEL3の発光により光輝させても
良いし、指針6にLEDを内蔵して光輝させても良い
し、あるいは表示板4の地色部13を透過する光によっ
て目視できるようにしても良く、その方法は任意であ
る。
【0017】また、表面層11は無色透明でなくとも、
例えばヘアライン付きの黄色透明とすれば、基板10裏
面に設けたアルミ色との混合色であるゴールドに視認さ
れ、このヘアライン付きゴールドの地色部上に表示部2
が立体的に映し出される。なお、表面層11をヘアライ
ン付きの無色透明とし、この表面層11の下側に黄色の
透明層を印刷などによって設けて地色部13をヘアライ
ン付きのゴールドに見せることもできる。
【0018】
【発明の効果】この様に構成された計器用表示装置の表
示板は、昼間においてはあたかも微細な凹凸を有する金
属板を使った如く装飾的美観を呈することができ、かつ
基板の裏面側に設けたハーフ性金属膜の上方に基板の表
面側に形成した表示部が浮き上がるため表示板表面が立
体的に視認され、同時にこの表示部の影がハーフ性金属
膜上にできるため、目盛、数字、文字などに立体感がで
る。また、表示板の裏面側に表示板の少なくとも表示面
を透過照明可能とするELを設けたことにより、夜間時
の表示板の地色部を昼間時とは全く異なった色調で、か
つ全体を均一に透過させることができるため、その色彩
的効果が大であり、計器本体の中心近辺に表示部があっ
たとしても計器本体の影響を受けることなく、明るく均
一に透過照明可能な計器用表示装置を得ることができ
る。また、昼間時には視認されないが夜間時には現れる
文字、記号、模様など(夜間表示層)を表示部のない箇
所に設けて、かつ明るく透過させることが可能なため、
夜間時の意匠的効果を高めることができる。また、夜間
表示層をグラデーションとすることによって、表示板に
立体感を持たせることができ、昼間時とは異なった色彩
的かつ意匠的変化のある計器用表示装置を得ることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す計器用表示装置の組み付
け構成図。
【図2】同実施例を示す計器用表示装置の平面図。
【図3】同実施例を示す表示板の部分断面図。
【符号の説明】
1 計器本体 2 表示部 3 EL 4 表示板 6 指針 10 基板 11 表面層 12 表示層 13 地色部 14 ハーフ性金属膜(アルミの蒸着膜) 20 夜間表示層
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01D 13/04 G01D 13/02 G12B 11/02 G04B 19/30 G04B 19/06

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 計器本体と、この計器本体の作動に応じ
    て回動する指針と、計器本体の前面側に設けた表示板と
    を備えた計器用表示装置であって、前記表示板は光透過
    性の基板表面の少なくとも表示面全面に、微細な凹凸を
    有する無色または着色透明な表面層と、この表面層の上
    に目盛、数字、文字などの表示部となる表示層とを設け
    るとともに、少なくとも前記表示面と対応する基板の裏
    面に地色部となるハーフ性金属膜を設け、このハーフ性
    金属膜の下側に昼間時には視認されないが夜間時には現
    れるグラデーションからなる夜間表示層を設けたことを
    特徴とする計器用表示装置。
  2. 【請求項2】 前記表示板の裏面側に表示板の少なくと
    も表示面を透過照明可能とするELを設けたことを特徴
    とする請求項1記載の計器用表示装置。
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JP4752639B2 (ja) * 2006-06-22 2011-08-17 株式会社デンソー 計器用表示板の製造方法
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