JP2003111579A - 密閉容器入り飲料の製造方法及び製造装置 - Google Patents

密閉容器入り飲料の製造方法及び製造装置

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裕 三浦
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 加熱殺菌が施される飲料において自然な風味
が損なわれないような製法あるいは製造装置を提供す
る。 【解決手段】 香料添加した飲料を容器に充填してから
直接加熱殺菌するのではなく、加熱殺菌後に香料を添加
してから、無菌的環境下で所定容器内に飲料を充填する
ことにより、加熱による飲料の香りの劣化を防止するこ
ととした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、密閉容器入り飲料
の製造方法及び製造装置並びにそれらにより製造された
飲料に関し、特に変性・劣化の無い天然香料成分を含有
するのに好適な密閉容器入り飲料の製造方法及び製造装
置、並びにそれらにより製造された飲料に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、缶入り飲料では高温で長時間
の殺菌が行われており、例えば缶入りミルクコーヒーの
場合には121℃で20分間以上というような高温長時
間殺菌が行われている。また近年では、熱に弱いPET
ボトルに充填する飲料に対して加熱殺菌を行う等の理由
から、清涼飲料溶液に対して高温短時間の瞬間殺菌(例
えば、138℃で60秒間という瞬間殺菌)を施すこと
も行われるようになってきている。
【0003】そして、飲料をPETボトルに充填する場
合には、飲料に対して瞬間殺菌を行った後、直ちに常温
まで冷却し、無菌のPET等の容器へ、無菌環境下で常
温充填をするというような操作がなされる。
【0004】ここで、殺菌のための加熱を行った場合に
は、飲料の内容物の変性あるいは劣化が生じるというの
は避けられないことである。しかしながら、瞬間殺菌は
加熱時間が短いために、レトルト殺菌と比較すると内容
物の変性・劣化が少なく、比較的新鮮な風味がPETボ
トル飲料等において楽しめるようになってきている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、香りに
ついては、加熱殺菌の際の熱による変性・劣化が甚だし
く、加熱殺菌を経た場合には、飲料原料液に当初から含
まれている天然の香りが変質してしまうことがある。そ
こで、飲料の香味を保全するために、劣化し難い合成香
料を、それも熱によって変性・劣化する量を見越して予
め添加しておくようにしている場合もある。
【0006】ところが、そのようにする結果、自然な香
味・風味とは異なる飲料となってしまうことになるので
ある。
【0007】本発明は以上のような課題に鑑みてなされ
たものであり、その目的は、加熱殺菌が施される飲料に
おいて自然な香味・風味が損なわれないような製法ある
いは製造装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】以上のような目的を達成
するために、本発明においては、飲料原料液を香料を含
んだ状態で加熱殺菌してから容器に充填するのではな
く、飲料原料液を加熱殺菌した後で無菌的に香料を添加
してから、無菌的環境下で容器に飲料を充填することに
より、加熱による飲料の香りの劣化を防止することとし
た。このような本発明により、香りが劣化することな
く、自然で新鮮な風味の飲料が得られることになる。
【0009】より具体的には、本発明においては、以下
のようなものが提供される。
【0010】(1) 香料が添加された密閉容器入り飲
料を製造するための密閉容器入り飲料の製造方法であっ
て、飲料原料液を加熱殺菌する加熱殺菌工程と、この加
熱殺菌工程にて加熱殺菌された飲料原料液中に、無菌環
境下で、無菌の非加熱の香料を添加する香料添加工程
と、この香料添加工程を経た飲料原料液を無菌的に密閉
容器内に充填する充填工程と、を含む密閉容器入り飲料
の製造方法。
【0011】ここで、「無菌の香料」は、天然香料であ
っても合成香料であってもよいが、最終的に得られる飲
料の品質に鑑みれば、天然香料であるのが好ましい。
【0012】(2) 前記香料添加工程は、無菌環境下
でインラインブレンダー装置により、前記香料を前記加
熱殺菌された飲料原料液に導入するものである(1)記
載の密閉容器入り飲料の製造方法。
【0013】(3) 前記香料は、バックインボックス
を初めとする無菌容器中に無菌状態で貯留されているも
のを使用することを特徴とする(2)記載の密閉容器入
り飲料の製造方法。
【0014】このようにバックインボックスを使用する
ようにすると、香料の無菌状態を確実に保った状態で、
極めて容易に香料の運搬を行うことができる。
【0015】(4) 前記加熱殺菌工程では、UHT殺
菌が行われる(1)から(3)いずれか記載の容器入り
飲料の製造方法。
【0016】(5) 前記香料は、エタノール溶液であ
ることを特徴とする(1)から(4)いずれか記載の密
閉容器入り飲料の製造方法。
【0017】エタノール溶液の香料を使用すると、エタ
ノール自体が殺菌剤であるがゆえに、加熱無菌処理を行
う必要が無く、また、無菌状態での保管・管理も楽であ
る。
【0018】(6) 前記香料は、コーヒー由来香料、
紅茶由来香料、緑茶由来香料、ウーロン茶由来香料、コ
コア由来香料、ハーブ由来香料、スパイス由来香料、及
びフルーツ由来香料からなる群より選ばれる香料である
ことを特徴とする(1)から(5)いずれか記載の密閉
容器入り飲料の製造方法。
【0019】(7) 飲料原料液を調合する調合タンク
と、この調合タンクに接続されている加熱殺菌装置と、
を含み、無菌状態の飲料原料液を供給する無菌飲料原料
液供給ラインと、無菌状態の香料を無菌状態で供給する
無菌香料供給ラインと、この無菌香料ラインから供給さ
れて来た無菌状態の香料を、前記無菌飲料原料液供給ラ
インから供給されて来た無菌状態の飲料原料液と混合す
る混合装置と、この混合装置により香料が混合された無
菌状態の飲料原料液を、無菌環境下、非加熱状態で所定
の密閉容器に充填する充填装置と、を備える密閉容器入
り飲料の製造装置。
【0020】(8) 前記無菌環境は、前記充填装置の
飲料充填部分がアセプティック環境下に置かれているも
のであることを特徴とする(7)記載の密閉容器入り飲
料の製造装置。
【0021】なお、管理の都合上、アセプティック環境
下に置かれる場所はなるべく小さいもののほうが好まし
いので、充填装置全体がアセプティック環境下に置かれ
ているというような場合よりも、充填装置の飲料充填部
分及びその近傍あたりがアセプティック環境下に置かれ
ているのが好ましく、充填装置の飲料充填部分だけが適
切にアセプティック環境下に置かれているというのがよ
り好ましい。
【0022】(9) 前記混合装置は、インラインブレ
ンダーの装置であることを特徴とする(7)または
(8)記載の密閉容器入り飲料の製造装置。
【0023】(10) 加熱変性されていない天然香料
成分を含む香料を含むことを特徴とする密閉容器入り飲
料。これに関し、「天然香料」というのは、通常は天然
由来の香料のみから構成されているものを意味し、少し
でも合成香料が添加されたものは「合成香料」と分類され
てしまうものであることから、「天然香料成分を含む香
料」とすることで、通常は「合成香料」に分類されてしま
うようなものでも、加熱変性されていない天然香料成分
を含んでいるような香料については、本発明の権利範囲
とすることを企図したものである。
【0024】(11) 前記天然香料成分は、コーヒー
由来香料成分、紅茶由来香料成分、緑茶由来香料成分、
ウーロン茶由来香料成分、ココア由来香料成分、ハーブ
由来香料成分、スパイス由来香料成分、及びフルーツ由
来香料成分からなる群より選ばれる1以上の天然香料成
分であることを特徴とする(10)記載の密閉容器入り
飲料。
【0025】なお、(6)及び(11)につき、コーヒ
ー由来香料、紅茶由来香料、緑茶由来香料、ウーロン茶
由来香料、ココア由来香料、ハーブ由来香料成分、スパ
イス由来香料成分、及びフルーツ由来香料、並びにこれ
らに由来する各香料成分は、香りが重要な飲料に対応す
るものを挙げただけであるので、本発明の本質的事項と
いうものではなく、本発明の対象がこれらに限られると
いうものではない。また、これらの天然香料とは異なる
が、本発明と同様の効果(天然の香りの保全効果)が得
られるような合成香料については、本発明の保護範囲に
含まれるものと解釈されるべきである。
【0026】(12) 前記フルーツ由来香料成分は、
グレープフルーツ由来香料成分、ミカン由来香料成分、
夏ミカン由来香料成分、パイナップル由来香料成分、ラ
イム由来香料成分、オレンジ由来香料成分、ブドウ由来
香料成分、モモ由来香料成分、洋ナシ由来香料成分、キ
ウイフルーツ由来香料成分、アセロラ由来香料成分、メ
ロン由来香料成分、イチゴ由来香料成分、マンゴ由来香
料成分、パッションフルーツ由来香料成分、マスカット
由来香料成分、バナナ由来香料成分、リンゴ由来香料成
分、レモン由来香料成分、及びブルーベリ由来香料成分
からなる群より選ばれる1以上の天然香料成分であるこ
とを特徴とする(11)記載の密閉容器入り飲料。
【0027】これらのフルーツ由来香料は、一般的に
は、それぞれに対応する果汁飲料(例えば、グレープフ
ルーツ由来香料ならばグレープフルーツ果汁飲料という
ように)に添加されることになるが、それに限られず、
複数の飲料が混合された飲料(例えば、オレンジジュー
スとレモンジュースが混合された飲料)や、野菜汁飲
料、乳飲料、豆乳飲料、炭酸あるいは無炭酸の無果汁飲
料(例えば、サイダーやラムネ、茶飲料等)に添加され
る場合もあり得る。なお、これについては、フルーツ由
来香料以外の天然香料も同様である。
【0028】
【発明の実施の形態】本発明において使用される容器と
しては、これらに限られることはないが、例えば、PE
Tボトル、スチール缶、アルミ缶、紙等が挙げられる。
【0029】本発明において、調合液は、通常は、調合
タンクで調合され、調合タンクには原材料を導入するた
めのラインが接続している。原材料は飲料によって様々
である。
【0030】本発明において、殺菌は、通常の加熱殺菌
が行われることが想定されている。殺菌装置としては、
チューブ式殺菌機、プレート式熱交換器、FP(Flash Pa
strization)プレート式殺菌装置、UHT(ultra high tem
perature)殺菌装置の何れを用いてもよい。但し、本発
明においては、UHT殺菌装置が特に好ましく用いられ
る。殺菌装置は、調合タンクに接続する。
【0031】UHT殺菌装置は、130〜150℃で1
0〜60秒間以下加熱し、一般細菌や耐熱性胞子形成菌
を死滅させるものである。直接加熱方式であってもよい
し、間接加熱方式であってもよい。直接加熱方式とは、
処理液への伝熱が液と蒸気とを加圧下で混合させ、その
蒸発潜熱を瞬間的に処理液に伝え、希釈された液の水分
を減圧容器内で真空蒸発させ、冷却しながらもとの濃度
に戻す方式をいい、インジェクションヒーターとインフ
ュージョンヒーターなどがある。間接加熱方式とは、最
終加熱部で処理液への伝熱が金属壁を経て間接的に行わ
れる方式をいい、プレート式、チューブ式等が挙げられ
る。
【0032】無菌香料ラインは香料を無菌環境で添加す
るラインであり、例えば、香料タンクとミクロフィルタ
ーとこれらに接続するラインを有する。
【0033】混合装置は、調合タンクと無菌香料ライン
に接続し、香料を調合液(飲料原料液)に無菌環境下で
比例注入し、混合するものである。例えば、インライン
ブレンダーを好適に用いることができる。
【0034】[容器入り飲料の製造装置]図1は、本発
明に係る容器入り飲料の製造装置の機能構成を説明する
ためのブロック図である。
【0035】この図1において、調合タンク10にコー
ヒー用ライン12a、ミルク用ライン12b、砂糖用ラ
イン12cが接続され、コーヒー、ミルク、砂糖が調合
タンク10で調合される。調合タンク10には、攪拌装
置が設けられていてもよい。調合された調合液はライン
18を介して殺菌装置に導入される。殺菌装置として
は、例えば、UHT殺菌装置が用いられるのが好まし
い。
【0036】殺菌された調合液は、ライン28を介して
インラインブレンダー40に導入される。インラインブ
レンダー40は無菌香料ライン30に接続している。無
菌香料ライン30には、無菌香料タンク32、ミクロフ
ィルター34及びこれらに接続するライン38が設けら
れている。無菌香料タンク32としては、無菌的バック
インボックスが用いられるのが好ましい。ミクロフィル
ター34は、無菌香料ライン30を無菌状態に保持する
ために設けられるものである。万が一、無菌香料ライン
30に外部から雑菌が混入した場合に備えて、微生物を
除去するためのマイクロフィルター34がライン38に
設けられている。
【0037】インラインブレンダー40は、殺菌された
調合液(飲料原料液)に香料を比例注入し、混合する。
混合された調合液はライン48によりアセプティックタ
ンク50に導入される。そこに貯蔵された調合液はライ
ン58を介して、無菌室62中の充填装置60に導か
れ、無菌的に容器に充填される。
【0038】
【実施例】次に、年齢・性別についてランダムに選んだ
被験者25人について、以下の表1に示す製法により得
られた各サンプルについて試飲をしてもらった。そし
て、サンプル「AとB」、「BとC」、「CとA」の間
の相違について、それぞれ表2に示す基準に従って評価
をしてもらったところ、表3に示すような結果が得られ
た。表3では、表2に示す基準ア〜エで評価をした人数
をそれぞれ記述してある。
【0039】
【表1】
【0040】
【表2】
【0041】
【表3】
【0042】表3の結果から、PETボトル入りミルク
コーヒー飲料において、天然のコーヒーオイル香料を用
いたものについて、従来からの製法に従って製造した場
合には、香料がUHT殺菌工程で劣化してしまい、本来
の風味が得られなかったということが分かる。この一方
で、本発明に係る製法に従って、加熱殺菌工程を経てい
ない無菌状態のコーヒーオイル香料を加熱殺菌後のコー
ヒー飲料原料液に加えて製造したPETボトル入りミル
クコーヒー飲料の場合には、その場で淹れたミルクコー
ヒー飲料と遜色ない、自然な良好な香りのPETボトル
入りミルクコーヒー飲料が得られていることが分かる。
【0043】
【発明の効果】以上のような本発明においては、香料を
添加した調合液が加熱されないので、香料が熱的に劣化
することがなく、香りが自然で新鮮な風味の密閉容器入
り飲料を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る密閉容器入り飲料の製造装置の機
能構成を説明するためのブロック図である。
【符号の説明】
10 調合タンク 18 ライン 20 殺菌装置 30 無菌香料ライン 32 無菌香料タンク 34 ミクロフィルター 38 ライン 40 インラインブレンダー 48 ライン 50 アセプティックタンク 58 ライン 60 充填装置 62 無菌室

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 香料が添加された密閉容器入り飲料を製
    造するための密閉容器入り飲料の製造方法であって、 飲料原料液を加熱殺菌する加熱殺菌工程と、 この加熱殺菌工程にて加熱殺菌された飲料原料液中に、
    無菌環境下で、無菌の非加熱の香料を添加する香料添加
    工程と、 この香料添加工程を経た飲料原料液を無菌的に密閉容器
    内に充填する充填工程と、 を含む密閉容器入り飲料の製造方法。
  2. 【請求項2】 前記香料添加工程は、無菌環境下でイン
    ラインブレンダー装置により、前記香料を前記加熱殺菌
    された飲料原料液に導入するものである請求項1記載の
    密閉容器入り飲料の製造方法。
  3. 【請求項3】 前記香料は、バックインボックスを初め
    とする無菌容器中に無菌状態で貯留されているものを使
    用することを特徴とする請求項2記載の密閉容器入り飲
    料の製造方法。
  4. 【請求項4】 前記加熱殺菌工程では、UHT殺菌が行
    われる請求項1から3いずれか記載の容器入り飲料の製
    造方法。
  5. 【請求項5】 前記香料は、エタノール溶液であること
    を特徴とする請求項1から4いずれか記載の密閉容器入
    り飲料の製造方法。
  6. 【請求項6】 前記香料は、コーヒー由来香料、紅茶由
    来香料、緑茶由来香料、ウーロン茶由来香料、ココア由
    来香料、ハーブ由来香料、スパイス由来香料、及びフル
    ーツ由来香料からなる群より選ばれる香料であることを
    特徴とする請求項1から5いずれか記載の密閉容器入り
    飲料の製造方法。
  7. 【請求項7】 飲料原料液を調合する調合タンクと、こ
    の調合タンクに接続されている加熱殺菌装置と、を含
    み、無菌状態の飲料原料液を供給する無菌飲料原料液供
    給ラインと、 無菌状態の香料を無菌状態で供給する無菌香料供給ライ
    ンと、 この無菌香料ラインから供給されて来た無菌状態の香料
    を、前記無菌飲料原料液供給ラインから供給されて来た
    無菌状態の飲料原料液と混合する混合装置と、 この混合装置により香料が混合された無菌状態の飲料原
    料液を、無菌環境下、非加熱状態で所定の密閉容器に充
    填する充填装置と、 を備える密閉容器入り飲料の製造装置。
  8. 【請求項8】 前記無菌環境は、前記充填装置の飲料充
    填部分がアセプティック環境下に置かれているものであ
    ることを特徴とする請求項7記載の密閉容器入り飲料の
    製造装置。
  9. 【請求項9】 前記混合装置は、インラインブレンダー
    の装置であることを特徴とする請求項7または8記載の
    密閉容器入り飲料の製造装置。
  10. 【請求項10】 加熱変性されていない天然香料成分を
    含む香料を含むことを特徴とする密閉容器入り飲料。
  11. 【請求項11】 前記天然香料成分は、コーヒー由来香
    料成分、紅茶由来香料成分、緑茶由来香料成分、ウーロ
    ン茶由来香料成分、ココア由来香料成分、ハーブ由来香
    料、スパイス由来香料、及びフルーツ由来香料成分から
    なる群より選ばれる1以上の天然香料成分であることを
    特徴とする請求項10記載の密閉容器入り飲料。
  12. 【請求項12】 前記フルーツ由来香料成分は、グレー
    プフルーツ由来香料成分、ミカン由来香料成分、夏ミカ
    ン由来香料成分、パイナップル由来香料成分、ライム由
    来香料成分、オレンジ由来香料成分、ブドウ由来香料成
    分、モモ由来香料成分、洋ナシ由来香料成分、キウイフ
    ルーツ由来香料成分、アセロラ由来香料成分、メロン由
    来香料成分、イチゴ由来香料成分、マンゴ由来香料成
    分、パッションフルーツ由来香料成分、マスカット由来
    香料成分、バナナ由来香料成分、リンゴ由来香料成分、
    レモン由来香料成分、及びブルーベリ由来香料成分から
    なる群より選ばれる1以上の天然香料成分であることを
    特徴とする請求項11記載の密閉容器入り飲料。
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