JP2003110417A - 半導体集積回路およびマルチチップパッケージ - Google Patents
半導体集積回路およびマルチチップパッケージInfo
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Abstract
て、ノイズ発生を抑えたり、消費電力を抑えたりする半
導体集積回路を得る。 【解決手段】 MCPの内部でのみ使用される内部入出
力端子および内部出力端子の全てまたは一部のドライブ
能力を可変設定可能にしたことにより、パッケージング
前の単体ウエハテスト時のドライブ能力を強くして、テ
スタと内部入出力端子および内部出力端子との間に付く
大きな負荷を十分に駆動すると共に、パッケージング後
のドライブ能力を弱くしてノイズ発生を抑えたり、消費
電力を抑えたりすることができる。
Description
ッケージに用いられる半導体集積回路およびマルチチッ
プパッケージに関するものである。
に用いられる半導体集積回路を示す構成図であり、図に
おいて、1は複数のチップを収納するマルチチップパッ
ケージ(以下、MCPと言う)、2a,2bはそれらチ
ップである。MCP1において、3はMCP外部端子で
ある。また、チップ2a,2bにおいて、4はパッド、
5は内部信号をMCP1外に出力する外部出力ドライ
バ、6はMCP1内の他のチップからの信号を入力する
内部入力ドライバ、7は内部信号をMCP1内の他のチ
ップへ出力する内部出力ドライバ、8a,8bはモジュ
ール、9はMCP外部端子3とパッド4とを接続するワ
イヤである。図13は従来のチップ単体ウエハテスト例
を示す構成図であり、図において、2aはチップ、11
はテスタである。また、チップ2aにおいて、5は外部
出力ドライバ、7は内部出力ドライバであり、図12の
同一符号の構成に相当するものである。また、テスタ1
1において、12はコンパレータである。さらに、13
a,13bはテスタ11の負荷容量である。なお、上記
図12に示した構成において、パッド4および外部出力
ドライバ5により外部出力端子と言い、パッド4および
内部入力ドライバ6により内部入力端子と言い、パッド
4および内部出力ドライバ7により内部出力端子と言
う。また、上記図12に示さなかったが、MCP1外か
ら信号を入力すると共に内部信号をMCP1外に出力す
る外部入出力ドライバが存在し、パッドおよびその外部
入出力ドライバにより外部入出力端子と言う。さらに、
MCP1内の他のチップからの信号を入力すると共に内
部信号をMCP1内の他のチップへ出力する内部入力出
ドライバが存在し、パッドおよびその内部入出力ドライ
バにより内部入出力端子と言う。
1に用いられるチップ(半導体集積回路)2a,2bに
おける入出力端子および出力端子は、それぞれサイズが
大きく、パッケージング後に外部入出力端子および外部
出力端子として使用する端子と、パッケージング後に内
部入出力端子および内部出力端子として使用する端子と
の2種類に分類することができる。後者の内部入出力端
子および内部出力端子においては、パッケージング後の
用途から考えると、そのドライバのサイズを前者の外部
入出力端子および外部出力端子のドライバのサイズと同
一の構成にする必要はなく、小さくすることができる。
しかしながら、図13に示したように、パッケージング
前の単体ウエハテスト時には、前者の外部入出力端子お
よび外部出力端子、後者の内部入出力端子および内部出
力端子において、テスト時にのみ付くテスタ11の負荷
容量13a,13bを駆動することが可能となるドライ
バのサイズが必要となる。このように、後者の内部入出
力端子および内部出力端子のドライバのサイズは、パッ
ケージング後に、前者の外部入出力端子および外部出力
端子のドライバのサイズよりも小さくしても良いにも関
わらず、パッケージング前の単体ウエハテストのため
に、前者のドライバのサイズとほぼ同等にしなければな
らなかった。
は以上のように構成されているので、後者の内部入出力
端子および内部出力端子のドライバのサイズは、パッケ
ージング前のテスタ11の負荷容量13a,13bを駆
動するために大きくしなくてはならず、また、パッケー
ジング後のドライバのサイズが最適化されていないた
め、ノイズが発生したり、消費電力が増加してしまうな
どの課題があった。
めになされたもので、パッケージング後のドライブ能力
を最適化して、ノイズ発生を抑えたり、消費電力を抑え
たりする半導体集積回路およびマルチチップパッケージ
を得ることを目的とする。
積回路は、マルチチップパッケージの内部でのみ使用さ
れる内部入出力端子および内部出力端子の全てまたは一
部のドライブ能力を可変設定可能にしたものである。
チップパッケージへのパッケージング後には、マルチチ
ップパッケージの内部でのみ使用される内部入出力端子
および内部出力端子の全てまたは一部のドライブ能力を
弱く設定するようにしたものである。
チップパッケージへのパッケージング前の単体ウエハテ
スト時には、マルチチップパッケージの内部でのみ使用
される内部入出力端子および内部出力端子の全てまたは
一部のドライブ能力を強く設定するようにしたものであ
る。
号の入力により、マルチチップパッケージの内部でのみ
使用される内部入出力端子および内部出力端子の全てま
たは一部のドライブ能力を可変設定可能にするドライブ
能力制御パッドを備えたものである。
は、半導体集積回路のドライブ能力制御パッドに接続さ
れ、入力される制御信号をそのドライブ能力制御パッド
に伝送する外部端子を備えたものである。
チップパッケージの内部でのみ使用される内部入出力端
子および内部出力端子の全てまたは一部のドライブ能力
の可変設定を、外部から入力されるテスト信号に応じて
生成した制御信号を用いるようにしたものである。
チップパッケージの内部でのみ使用される内部入出力端
子および内部出力端子の全てまたは一部において、通常
使用ドライバと、能力調整用ドライバと、制御信号に応
じて能力調整用ドライバを動作させるセレクタ構成部と
を備えたものである。
チップパッケージの内部でのみ使用される内部入出力端
子および内部出力端子の全てまたは一部において、通常
使用ドライバと、能力調整用ドライバと、制御信号に応
じて能力調整用ドライバを動作させるパスゲート構成部
とを備えたものである。
チップパッケージの内部でのみ使用される内部入出力端
子および内部出力端子の全てまたは一部において、通常
使用ドライバと、能力調整用ドライバと、制御信号に応
じて能力調整用ドライバを動作させるクロックドゲート
構成部とを備えたものである。
タ構成部が、単体ウエハテスト時以外では、制御信号に
応じて能力調整用ドライバをオフトランジスタにするよ
うにしたものである。
ート構成部が、単体ウエハテスト時以外では、制御信号
に応じて能力調整用ドライバをオフトランジスタにする
ようにしたものである。
クドゲート構成部が、単体ウエハテスト時以外では、制
御信号に応じて能力調整用ドライバをオフトランジスタ
にするようにしたものである。
説明する。 実施の形態1.図1はこの発明の実施の形態1によるマ
ルチチップパッケージに用いられる半導体集積回路を示
す構成図であり、図において、2aはチップ(半導体集
積回路)である。また、チップ2aにおいて、4はパッ
ド、5は内部信号をマルチチップパッケージ(以下、M
CPと言う)外に出力する外部出力ドライバ、6はMC
P内の他のチップからの信号を入力する内部入力ドライ
バ、7は内部信号をMCP内の他のチップへ出力する内
部出力ドライバ、8aはモジュール、21は内部出力ド
ライバ7のドライブ能力を可変設定する制御信号であ
る。なお、上記図1に示した構成において、パッド4お
よび外部出力ドライバ5により外部出力端子と言い、パ
ッド4および内部入力ドライバ6により内部入力端子と
言い、パッド4および内部出力ドライバ7により内部出
力端子と言う。また、上記図1に示さなかったが、MC
P外から信号を入力すると共に内部信号をMCP外に出
力する外部入出力ドライバが存在し、パッドおよびその
外部入出力ドライバにより外部入出力端子と言う。さら
に、MCP内の他のチップからの信号を入力すると共に
内部信号をMCP内の他のチップへ出力する内部入出力
ドライバが存在し、パッドおよびその内部入出力ドライ
バにより内部入出力端子と言う。図2は内部出力ドライ
バの詳細を示す構成図であり、図において、21は制御
信号、22は通常使用ドライバ、23は能力調整用ドラ
イバ、24は内部信号、25は出力信号である。図3は
制御信号に応じた出力信号を示す波形図である。
て、この実施の形態1では、制御信号21により内部出
力ドライバ7のドライブ能力を可変設定するものであ
る。図2はその内部出力ドライバ7の詳細を示したもの
で、通常使用ドライバ22と能力調整用ドライバ23と
が並列接続され、伴に内部信号24を入力し、出力信号
25を出力する。能力調整用ドライバ23は、制御信号
21により、そのドライブ能力がオンオフ制御される。
例えば、通常使用ドライバ22と能力調整用ドライバ2
3のドライバ能力を、1対1になるように構成し、
“H”レベルの制御信号21により、能力調整用ドライ
バ23のドライブ能力がオン制御される場合には、それ
ら通常使用ドライバ22と能力調整用ドライバ23の両
方のドライバ能力によって、出力側の負荷を駆動するこ
とになる。一方、“L”レベルの制御信号21により、
能力調整用ドライバ23のドライブ能力がオフ制御され
る場合には、通常使用ドライバ22のドライバ能力だけ
によって、出力側の負荷を駆動することになる。前者の
場合、負荷に対する駆動能力が高くなるため、単体ウエ
ハテスト時に問題となっていたテスタと内部入出力端子
および内部出力端子との間に付く大きな負荷容量を十分
に駆動することが可能になり、安定したテストの実現が
可能となる。また、パッケージング後には、大きな負荷
容量を駆動する必要が無いため、後者のような設定を行
い、外部負荷を駆動するために通常使用ドライバ22だ
けを使用し、能力調整用ドライバ23をオフトランジス
タとして使用することで、ノイズ発生を抑えたり、消費
電力を抑えたりすることができる。
1が“L”レベルの時は、能力調整用ドライバ23がオ
フ制御され、通常使用ドライバ22だけによって、出力
側の負荷を駆動することになる。この場合、出力側の負
荷が単体ウエハテスト時に付く大きな負荷である場合に
は、出力信号25の波形は電源Vccレベルまで変化す
ることができないが、出力側の負荷がパッケージング後
のように小さな負荷である場合には、出力信号25の波
形は電源Vccレベルまで変化することができ、さら
に、その場合におけるノイズ発生を抑えたり、消費電力
を抑えたりすることができる。一方、制御信号21が
“H”レベルの時は、能力調整用ドライバ23がオン制
御され、その能力調整用ドライバ23と通常使用ドライ
バ22の両方によって、出力側の負荷を駆動することに
なる。この場合、出力側の負荷が単体ウエハテスト時に
付く大きな負荷である場合にも、出力信号25の波形は
電源Vccレベルまで変化することができる。また、出
力側の負荷がパッケージング後のように小さな負荷であ
る場合には、出力信号25の波形は電源Vccレベルま
で変化することができるが、その場合におけるノイズが
発生したり、消費電力が増加してしまう。
ば、MCPの内部でのみ使用される内部入出力端子およ
び内部出力端子の全てまたは一部のドライブ能力を可変
設定可能にしたことにより、パッケージング前の単体ウ
エハテスト時のドライブ能力を強くして、テスタと内部
入出力端子および内部出力端子との間に付く大きな負荷
を十分に駆動すると共に、パッケージング後のドライブ
能力を弱くしてノイズ発生を抑えたり、消費電力を抑え
たりすることができる。
態2によるマルチチップパッケージに用いられる半導体
集積回路を示す構成図であり、図において、31は制御
信号21を入力するドライブ能力制御パッドである。そ
の他の構成は図1と同一である。図5は半導体集積回路
を載置したマルチチップパッケージを示す構成図であ
り、図において、1はマルチチップパッケージ、2bは
チップ(半導体集積回路)、32はワイヤ9によりドラ
イブ能力制御パッド31に接続され、入力される制御信
号21をそのドライブ能力制御パッド31に伝送する外
部端子である。図6は外部端子から内部出力ドライバま
での詳細を示す構成図であり、図において、32は外部
端子、31はドライブ能力制御パッド、33はプルダウ
ントランジスタであり、34はNチャネルトランジス
タ、35は電源Vcc、36はグランドである。7は内
部出力ドライバである。
て、この実施の形態2では、MCPに用いられるチップ
2aに制御信号21を入力するドライブ能力制御パッド
31を設けたものである。このことにより、制御信号を
ドライブ能力制御パッド31に直接与えることが可能と
なり、ドライブ能力を容易に可変設定することができ
る。また、図5では、MCP1に、制御信号21をドラ
イブ能力制御パッド31に伝送する外部端子32を設け
たものである。このことにより、パッケージング後にお
いても、外部端子32を通じて制御信号を入力すること
により、容易にドライブ能力を最適化することができ
る。
7までの詳細を示したものである。単体ウエハテスト時
においては、ドライブ能力制御パッド31に“H”レベ
ルの制御信号21を入力し、能力調整用ドライバ23の
ドライブ能力をオン制御し、通常使用ドライバ22と能
力調整用ドライバ23の両方のドライバ能力によって、
出力側の負荷を駆動する。単体ウエハテスト時以外の例
えばパッケージング後においては、外部端子32に
“L”レベルの制御信号21を入力し、ドライブ能力制
御パッド31を通じて能力調整用ドライバ23のドライ
ブ能力をオフ制御し、通常使用ドライバ22のドライバ
能力だけによって、出力側の負荷を駆動する。なお、プ
ルダウントランジスタ33は、単体ウエハテスト時以外
において、ドライブ能力制御パッド31を通じて“L”
レベルの制御信号21が入力されない場合においても、
電源Vcc35によりNチャネルトランジスタ34をオ
ン制御し、グランド36による“L”レベルを能力調整
用ドライバ23に供給するものである。これによって、
単体ウエハテスト時においてのみ、ドライブ能力制御パ
ッド31に“H”レベルの制御信号21を入力すれば良
いことになる。
ば、チップ2aにドライブ能力制御パッド31を設けた
り、MCP1にそのドライブ能力制御パッド31に接続
される外部端子32を設けたことにより、ドライブ能力
制御パッド31に制御信号21を入力することで、ドラ
イブ能力を容易に可変設定することができたり、また、
パッケージング後においても、外部端子32を通じて制
御信号21を入力することにより、容易にドライブ能力
を最適化することができる。
態3による制御信号生成回路を示す構成図であり、図に
おいて、41は外部から入力されるテスト信号、42は
テスト信号41に応じて制御信号21を生成し、内部出
力ドライバ7のドライブ能力を可変設定するマルチプレ
クサ、43はその他の入力信号、44はその他の入力信
号43を処理して内部出力ドライバ7に内部信号24と
して供給するその他のロジックである。図8はマルチプ
レクサの詳細を示す構成図であり、図において、45
a,45bはインバータ、46a,46bはインバー
タ、47a,47bはアンドゲート、48はオアゲート
である。
て、この実施の形態3では、チップ2aのパッド4また
はMCP1の外部端子32から入力されるテスト信号4
1に応じて、マルチプレクサ42が制御信号21を生成
し、内部出力ドライバ7のドライブ能力を可変設定する
ものである。図8はそのマルチプレクサ42の詳細を示
したものであり、入力されるテスト信号T[0:1]
が、{T[0]=L,T[1]=L}の時、および{T
[0]=L,T[1]=H}の時だけ、制御信号Sが
“H”レベルになる構成を示している。
ば、外部から入力されるテスト信号Tに応じて制御信号
21を生成することにより、ドライブ能力を可変設定す
るための専用のドライブ能力制御パッド31や外部端子
32を備えていなくても、容易にドライブ能力を最適化
することができる。
態4によるセレクタ方式による内部出力ドライバの詳細
を示す構成図であり、図において、51は内部信号24
を反転して出力するインバータであり、35は電源Vc
c、36はグランド、51aはPチャネルトランジス
タ、51bはNチャネルトランジスタである。52は制
御信号21に応じて後述する能力調整用ドライバ23を
動作させるセレクタ構成部であり、52a,52bはイ
ンバータ、52cはオアゲート、52dはアンドゲート
である。22は通常使用ドライバであり、22aはPチ
ャネルトランジスタ、22bはNチャネルトランジスタ
である。23は能力調整用ドライバであり、23aはP
チャネルトランジスタ、23bはNチャネルトランジス
タである。53はオフトランジスタであり、53aはP
チャネルトランジスタ、53bはNチャネルトランジス
タである。
1は、入力される内部信号24を反転して出力し、通常
使用ドライバ22は、その反転された内部信号24をさ
らに反転して、オフトランジスタ53を通じてパッド4
に出力する。ここで、オフトランジスタ53は、サージ
対策のために設けられたものである。セレクタ構成部5
2に制御信号21として“H”レベルが入力された場合
には、そのセレクタ構成部52は、オアゲート52cお
よびアンドゲート52dを通じて、インバータ51から
の反転された内部信号24を能力調整用ドライバ23の
Pチャネルトランジスタ23aおよびNチャネルトラン
ジスタ23bのゲートに供給し、その能力調整用ドライ
バ23を内部出力ドライバとして動作させることができ
る。また、セレクタ構成部52に制御信号21として
“L”レベルが入力された場合には、そのセレクタ構成
部52は、インバータ51からの反転された内部信号2
4に関わらず、オアゲート52cを通じて能力調整用ド
ライバ23のPチャネルトランジスタ23aに“H”レ
ベルを、アンドゲート52dを通じて能力調整用ドライ
バ23のNチャネルトランジスタ23bに“L”レベル
を供給する。その結果、その能力調整用ドライバ23を
オフトランジスタとすることができ、これはサージ対策
に有効である。
ば、セレクタ構成部52により、制御信号21に応じて
能力調整用ドライバ23を動作させ、内部出力ドライバ
のドライブ能力を可変設定することができる。また、セ
レクタ構成部52により、単体ウエハテスト時以外で
は、能力調整用ドライバ23をオフトランジスタとして
使用することができ、これはサージ対策に有効である。
なお、上記実施の形態4では、制御信号21および能力
調整用ドライバ23を各1個で示したが、当然、複数個
の制御信号21および能力調整用ドライバ23を設け、
段階的に細かいステップにてドライブ能力を調整しても
良い。
形態5によるパスゲート方式による内部出力ドライバの
詳細を示す構成図であり、図において、61は制御信号
21に応じて後述する能力調整用ドライバ23を動作さ
せるパスゲート構成部であり、61a,61bはインバ
ータ、61c,61dはトランスミッションゲート、6
1eはPチャネルトランジスタ、61fはNチャネルト
ランジスタである。その他の構成については図9と同一
である。
成部61に制御信号21として“H”レベルが入力され
た場合には、そのパスゲート構成部61は、インバータ
61bの“H”レベル出力により、Pチャネルトランジ
スタ61eをオフし、インバータ61aの“L”レベル
出力により、Nチャネルトランジスタ61fをオフす
る。また、これらインバータ61bの“H”レベル出
力、インバータ61aの“L”レベル出力により、トラ
ンスミッションゲート61c,61dをオンして、イン
バータ51からの反転された内部信号24を能力調整用
ドライバ23のPチャネルトランジスタ23aおよびN
チャネルトランジスタ23bのゲートに供給し、その能
力調整用ドライバ23を内部出力ドライバとして動作さ
せることができる。また、パスゲート構成部61に制御
信号21として“L”レベルが入力された場合には、そ
のパスゲート構成部61は、インバータ61bの“L”
レベル出力により、Pチャネルトランジスタ61eをオ
ンし、インバータ61aの“H”レベル出力により、N
チャネルトランジスタ61fをオンする。また、これら
インバータ61bの“L”レベル出力、インバータ61
aの“H”レベル出力により、トランスミッションゲー
ト61c,61dをオフする。その結果、その能力調整
用ドライバ23をオフトランジスタとすることができ、
これはサージ対策に有効である。
ば、パスゲート構成部61により、制御信号21に応じ
て能力調整用ドライバ23を動作させ、内部出力ドライ
バのドライブ能力を可変設定することができる。また、
パスゲート構成部61により、単体ウエハテスト時以外
では、能力調整用ドライバ23をオフトランジスタとし
て使用することができ、これはサージ対策に有効であ
る。なお、上記実施の形態5では、制御信号21および
能力調整用ドライバ23を各1個で示したが、当然、複
数個の制御信号21および能力調整用ドライバ23を設
け、段階的に細かいステップにてドライブ能力を調整し
ても良い。
形態6によるクロックドゲート方式による内部出力ドラ
イバの詳細を示す構成図であり、図において、71は制
御信号21に応じて後述する能力調整用ドライバ23を
動作させるクロックドゲート構成部であり、71aはイ
ンバータ、71bはPチャネルトランジスタ、71cは
Nチャネルトランジスタである。その他の構成について
は図10と同一である。
ート構成部71に制御信号21として“H”レベルが入
力された場合には、そのクロックドゲート構成部71
は、その“H”レベルの制御信号21により、Nチャネ
ルトランジスタ71cをオンし、インバータ71aの
“L”レベル出力により、Pチャネルトランジスタ71
bをオンする。これにより、能力調整用ドライバ23を
内部出力ドライバとして動作させることができる。ま
た、クロックドゲート構成部71に制御信号21として
“L”レベルが入力された場合には、そのクロックドゲ
ート構成部71は、その“L”レベルの制御信号21に
より、Nチャネルトランジスタ71cをオフし、インバ
ータ71aの“H”レベル出力により、Pチャネルトラ
ンジスタ71bをオフする。その結果、その能力調整用
ドライバ23をオフトランジスタとすることができ、こ
れはサージ対策に有効である。
ば、クロックドゲート構成部71により、制御信号21
に応じて能力調整用ドライバ23を動作させ、内部出力
ドライバのドライブ能力を可変設定することができる。
また、クロックドゲート構成部71により、単体ウエハ
テスト時以外では、能力調整用ドライバ23をオフトラ
ンジスタとして使用することができ、これはサージ対策
に有効である。なお、上記実施の形態6では、制御信号
21および能力調整用ドライバ23を各1個で示した
が、当然、複数個の制御信号21および能力調整用ドラ
イバ23を設け、段階的に細かいステップにてドライブ
能力を調整しても良い。
チチップパッケージの内部でのみ使用される内部入出力
端子および内部出力端子の全てまたは一部のドライブ能
力を可変設定可能にするように構成したので、パッケー
ジング後のドライブ能力を最適化してノイズ発生を抑え
たり、消費電力を抑えたりすることができる効果があ
る。
チチップパッケージへのパッケージング後には、マルチ
チップパッケージの内部でのみ使用される内部入出力端
子および内部出力端子の全てまたは一部のドライブ能力
を弱く設定するように構成したので、パッケージング後
のドライブ能力を弱くしてノイズ発生を抑えたり、消費
電力を抑えたりすることができる効果がある。
チチップパッケージへのパッケージング前の単体ウエハ
テスト時には、マルチチップパッケージの内部でのみ使
用される内部入出力端子および内部出力端子の全てまた
は一部のドライブ能力を強く設定するように構成したの
で、パッケージング前の単体ウエハテスト時のドライブ
能力を強くして、テスタと内部入出力端子および内部出
力端子との間に付く大きな負荷を十分に駆動することが
でき、安定したテストをすることができる効果がある。
て、制御信号の入力により、マルチチップパッケージの
内部でのみ使用される内部入出力端子および内部出力端
子の全てまたは一部のドライブ能力を可変設定可能にす
るドライブ能力制御パッドを備えるように構成したの
で、ドライブ能力制御パッドに制御信号を入力すること
で、ドライブ能力を容易に可変設定することができる効
果がある。
イブ能力制御パッドに接続され、入力される制御信号を
そのドライブ能力制御パッドに伝送する外部端子を備え
るように構成したので、パッケージング後においても、
外部端子を通じて制御信号を入力することにより、容易
にドライブ能力を最適化することができる効果がある。
ジの内部でのみ使用される内部入出力端子および内部出
力端子の全てまたは一部のドライブ能力の可変設定を、
外部から入力されるテスト信号に応じて生成した制御信
号を用いるように構成したので、ドライブ能力を可変設
定するための専用のドライブ能力制御パッドや外部端子
を備えていなくても、容易にドライブ能力を最適化する
ことができる効果がある。
ジの内部でのみ使用される内部入出力端子および内部出
力端子の全てまたは一部において、通常使用ドライバ
と、能力調整用ドライバと、制御信号に応じて能力調整
用ドライバを動作させるセレクタ構成部とを備えるよう
に構成したので、セレクタ構成部により、制御信号に応
じて能力調整用ドライバを動作させ、ドライブ能力を可
変設定することができる効果がある。
ジの内部でのみ使用される内部入出力端子および内部出
力端子の全てまたは一部において、通常使用ドライバ
と、能力調整用ドライバと、制御信号に応じて能力調整
用ドライバを動作させるパスゲート構成部とを備えるよ
うに構成したので、パスゲート構成部により、制御信号
に応じて能力調整用ドライバを動作させ、ドライブ能力
を可変設定することができる効果がある。
ジの内部でのみ使用される内部入出力端子および内部出
力端子の全てまたは一部において、通常使用ドライバ
と、能力調整用ドライバと、制御信号に応じて能力調整
用ドライバを動作させるクロックドゲート構成部とを備
えるように構成したので、クロックドゲート構成部によ
り、制御信号に応じて能力調整用ドライバを動作させ、
ドライブ能力を可変設定することができる効果がある。
体ウエハテスト時以外では、制御信号に応じて能力調整
用ドライバをオフトランジスタにするように構成したの
で、セレクタ構成部により、単体ウエハテスト時以外で
は、能力調整用ドライバをオフトランジスタとして使用
することができる効果がある。
単体ウエハテスト時以外では、制御信号に応じて能力調
整用ドライバをオフトランジスタにするように構成した
ので、パスゲート構成部により、単体ウエハテスト時以
外では、能力調整用ドライバをオフトランジスタとして
使用することができる効果がある。
部が、単体ウエハテスト時以外では、制御信号に応じて
能力調整用ドライバをオフトランジスタにするように構
成したので、クロックドゲート構成部により、単体ウエ
ハテスト時以外では、能力調整用ドライバをオフトラン
ジスタとして使用することができる効果がある。
パッケージに用いられる半導体集積回路を示す構成図で
ある。
る。
る。
パッケージに用いられる半導体集積回路を示す構成図で
ある。
ケージを示す構成図である。
示す構成図である。
回路を示す構成図である。
による内部出力ドライバの詳細を示す構成図である。
方式による内部出力ドライバの詳細を示す構成図であ
る。
ゲート方式による内部出力ドライバの詳細を示す構成図
である。
る半導体集積回路を示す構成図である。
成図である。
導体集積回路)、4パッド、5 外部出力ドライバ、6
内部入力ドライバ、7 内部出力ドライバ、8a モ
ジュール、21 制御信号、22 通常使用ドライバ、
22a,23a,51a,53a,61e,71b P
チャネルトランジスタ、22b,23b,34,51
b,53b,61f,71c Nチャネルトランジス
タ、23能力調整用ドライバ、24 内部信号、25
出力信号、31 ドライブ能力制御パッド、32 外部
端子、33 プルダウントランジスタ、35 電源Vc
c、36 グランド、41 テスト信号、42 マルチ
プレクサ、43 入力信号、44 ロジック、45a,
45b,46a,46b,51,52a,52b,61
a,61b,71a インバータ、47a,47b,5
2d アンドゲート、48,52c オアゲート、52
セレクタ構成部、53 オフトランジスタ、61 パ
スゲート構成部、61c,61d トランスミッション
ゲート、71クロックドゲート構成部。
Claims (12)
- 【請求項1】 マルチチップパッケージに用いられる半
導体集積回路において、上記マルチチップパッケージの
内部でのみ使用される内部入出力端子および内部出力端
子の全てまたは一部のドライブ能力を可変設定可能にし
たことを特徴とする半導体集積回路。 - 【請求項2】 当該半導体集積回路のマルチチップパッ
ケージへのパッケージング後には、上記マルチチップパ
ッケージの内部でのみ使用される内部入出力端子および
内部出力端子の全てまたは一部のドライブ能力を弱く設
定することを特徴とする請求項1記載の半導体集積回
路。 - 【請求項3】 当該半導体集積回路のマルチチップパッ
ケージへのパッケージング前の単体ウエハテスト時に
は、上記マルチチップパッケージの内部でのみ使用され
る内部入出力端子および内部出力端子の全てまたは一部
のドライブ能力を強く設定することを特徴とする請求項
1記載の半導体集積回路。 - 【請求項4】 当該半導体集積回路は、制御信号の入力
により、マルチチップパッケージの内部でのみ使用され
る内部入出力端子および内部出力端子の全てまたは一部
のドライブ能力を可変設定可能にするドライブ能力制御
パッドを備えたことを特徴とする請求項1記載の半導体
集積回路。 - 【請求項5】 請求項4記載の半導体集積回路のドライ
ブ能力制御パッドに接続され、入力される制御信号をそ
のドライブ能力制御パッドに伝送する外部端子を備えた
ことを特徴とするマルチチップパッケージ。 - 【請求項6】 マルチチップパッケージの内部でのみ使
用される内部入出力端子および内部出力端子の全てまた
は一部のドライブ能力の可変設定は、外部から入力され
るテスト信号に応じて生成した制御信号を用いることを
特徴とする請求項1記載の半導体集積回路。 - 【請求項7】 マルチチップパッケージの内部でのみ使
用される内部入出力端子および内部出力端子の全てまた
は一部は、通常使用ドライバと、能力調整用ドライバ
と、制御信号に応じて上記能力調整用ドライバを動作さ
せるセレクタ構成部とを備えたことを特徴とする請求項
1記載の半導体集積回路。 - 【請求項8】 マルチチップパッケージの内部でのみ使
用される内部入出力端子および内部出力端子の全てまた
は一部は、通常使用ドライバと、能力調整用ドライバ
と、制御信号に応じて上記能力調整用ドライバを動作さ
せるパスゲート構成部とを備えたことを特徴とする請求
項1記載の半導体集積回路。 - 【請求項9】 マルチチップパッケージの内部でのみ使
用される内部入出力端子および内部出力端子の全てまた
は一部は、通常使用ドライバと、能力調整用ドライバ
と、制御信号に応じて上記能力調整用ドライバを動作さ
せるクロックドゲート構成部とを備えたことを特徴とす
る請求項1記載の半導体集積回路。 - 【請求項10】 セレクタ構成部は、単体ウエハテスト
時以外では、制御信号に応じて能力調整用ドライバをオ
フトランジスタにすることを特徴とする請求項7記載の
半導体集積回路。 - 【請求項11】 パスゲート構成部は、単体ウエハテス
ト時以外では、制御信号に応じて能力調整用ドライバを
オフトランジスタにすることを特徴とする請求項8記載
の半導体集積回路。 - 【請求項12】 クロックドゲート構成部は、単体ウエ
ハテスト時以外では、制御信号に応じて能力調整用ドラ
イバをオフトランジスタにすることを特徴とする請求項
9記載の半導体集積回路。
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