JP2016126448A - 半導体回路装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】複数のメモリデバイスがLSIに接続された半導体回路装置において、アクセスされていないメモリデバイスを低消費電力化する装置を提供する。
【解決手段】半導体回路装置100は、複数のメモリデバイス103および他の集積回路を含む半導体回路装置であって、それぞれのメモリデバイス103の内部にあり、他の集積回路とデータ入出力を行う入出力手段と、それぞれのメモリデバイスの入出力手段を、電源供給状態から電源遮断状態へ又は電源遮断状態から電源供給状態へ切り替える切替え手段と、入出力手段のうち、他の集積回路とデータ入出力を行わない入出力手段を電源遮断状態にさせるように切替え手段を制御する制御手段と、を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、集積回路(LSI)にメモリが多段に接続された半導体回路装置に関する。
半導体製造技術の進歩による素子の微細化に伴い、集積回路であるLSI(Large Scale Integration)に搭載されるトランジスタ数が飛躍的に増大してきている。
情報処理装置を構成するLSIとメモリの開発では、情報処理装置の多機能実現のために、複数の機能が盛り込まれ、情報量が多くなることから、大容量のメモリが要求されてきている。一方、低コスト化のため、既存の開発資源を効率的に利用することが必須となってきている。
また、LSIのパッケージング技術では、PoP(Package on Package)技術等を用いることで、複数のデバイスを積層構造(3D実装)して高集積化が行われている。例えば、複数の機能を盛り込んだ集積回路(以下、LSIと称する)とLSIが用いるメモリデバイスを、上記3D実装技術を用いてLSIの上層にメモリデバイスを積層する形で高密度に集積されたチップが開発されている。メモリデバイスを多数積層することでメモリ容量の増加を図り、LSIに垂直方向に3D実装することで、PCB基板の面積を削減することが出来る。
更に、高密度に集積された3D実装では、デバイスを貫通した配線が可能なTSV(Through Silicon Via)の利用で、チップ間の信号配線の短配線化によるタイミングも改善することが出来る。
図2は、一般的なLSIとメモリデバイスの積層構造を示す図である。
LSI204の上層に、メモリデバイス201、メモリデバイス202とメモリデバイス203の3つのメモリデバイスを接続した図を示している。メモリデバイスは、メタル層211、メタル層213とデバイス層212で構成される。LSI204とメモリデバイスの接続は、パッケージバンプ205、インターポーザ206、フリップチップバンプ207を介して、LSI204がメモリデバイスに接続される。
図2に示すように、各メモリデバイスには電源配線209、GND配線210が共通に接続されている。
図2のように3D実装により多層に積層された複数のメモリデバイスの構成の場合、実際にメモリデバイスへのアクセスが行われていない場合でも、それぞれのメモリデバイスにあるデータ入出力部は常に電源供給されているので、無駄な消費電力が発生する。また、接続されているメモリデバイスの数の増大に伴い、それぞれのメモリデバイスとデータ入出力を行うLSIにあるデータ入出力部(以下、IOバッファと称する)の負荷が増大する。そこで、IOバッファの出力電流を高くして、IOバッファの駆動能力を高くしなければ、データ信号の波形がなまり、データ信号が劣化する。積層された複数のメモリデバイスを安定的に動作させるためには、駆動能力のより高いIOバッファが必要となり、IOバッファの出力電流が高くなるので、IOバッファの消費電力の増大を招いてしまう。
そこで、特許文献1では、複数のDRAMチップがLSI上に積層されたメモリシステムをチップセットと共にマザーボードに実装するシステムにおいて、インターポーザSi部の配線をPCB上にリファレンスプレーンを設ける。インピーダンス整合を容易に実現して波形品質を確保したので、LSIからDRAMまでの距離が短くなり、終端抵抗を設ける必要がなく、終端抵抗分の電力消費を削減できる技術が提案されている。
また特許文献2では、第1の信号経路に複数の半導体パッケージの複数の第1端子がフライバイ形式で接続される半導体装置の、スタブ配線の形成による信号波形の劣化を改善可能にする技術が提案されている。
特開2005−191172号公報 特開2012−9601号公報
しかしながら、特許文献1と特許文献2では、アクセスされていないメモリデバイスのデータ入出力部に対しても常に電源が供給されている。また、より多くのメモリデバイスの駆動に対応するため、LSIのIOバッファの出力電流を高くしているので、低消費電力化することはできない。
本発明は上記の課題に鑑みてなされたものである。すなわち、複数のメモリデバイスがLSIに接続された半導体回路装置において、アクセスされていないメモリデバイスのデータ入出力部への電源供給を遮断し、低消費電力化することを目的とする。
上記の課題を解決するために、本発明に係る半導体回路装置は、複数のメモリデバイスおよび他の集積回路を含み、それぞれの前記メモリデバイスの内部にあり、前記他の集積回路とデータ入出力を行う入出力手段と、それぞれの前記メモリデバイスの前記入出力手段を、電源供給状態から電源遮断状態へ又は電源遮断状態から電源供給状態へ切り替える切替え手段と、前記入出力手段のうち、前記他の集積回路とデータ入出力を行わない入出力手段を電源遮断状態にさせるように前記切替え手段を制御する制御手段と、を備える。
本発明によれば、複数のメモリデバイスがLSIに接続された半導体回路装置において、アクセスされていないメモリデバイスのデータ入出力部への電源供給を遮断し、低消費電力化することができる。
実施形態1における半導体集積回路の構成例を示す図である。 LSIとメモリデバイスの積層構造例を示す図である。 (a)実施形態1におけるメモリモジュールの内部構造の一例を示す図である。(b)実施形態1におけるメモリモジュールの内部構造の別例を示す図である。 実施形態1におけるLSIの信号伝送経路モデル例を示す図である。 実施形態1におけるLSIの信号伝送経路モデル例の信号波形を示す図である。 (a)実施形態1における電源配線切り替え部の例を示す図である。(b)実施形態1におけるGND配線切り替え部の例を示す図である。 実施形態1における各メモリデバイスの動作タイミングを示す図である。 (a)実施形態1における駆動能力毎の駆動強度を示す図である。(b)実施形態1におけるメモリ動作モード毎の駆動能力切り替え例である。 実施形態1におけるドライバ切り替え部の例を示す図である。 実施形態1におけるメモリ動作モード設定例を示す図である。 実施形態2におけるメモリモジュール部の内部構造例を示す図である。 実施形態3におけるメモリモジュール部の内部構造例を示す図である。
[実施形態1]
図1は、本実施形態に係る半導体集積回路の構成例を示す図である。
半導体集積回路100は、メモリモジュール部103と、メモリ制御部110により構成する。
メモリ制御部110は、動作制御部101、IOバッファ部102、メモリ負荷制御部104、電源配線切り替え部105、GND配線切り替え部106(GND切替え部)で構成する。
メモリモジュール部103は、複数のメモリデバイスから構成され、IOバッファ部102を介して、各メモリ動作モードで設定されたメモリデバイスにアクセスする。なお、メモリ制御部110に設けられたIOバッファ部102は、各メモリデバイスとのデータ入出力を行う機能ブロックである。
図3は、図1に示したメモリモジュール部103の内部構造を示す図である。
図3(a)に示すメモリモジュール部103は、積層されたメモリデバイス301、メモリデバイス302とメモリデバイス303の3つのメモリデバイスが接続されてある。複数のメモリデバイスのバイパス用電源配線とバイパス用GND配線がマイクロバンプとインターポーザを介してメモリデバイス302と303の内部供給用電源配線と内部供給用GND配線に接続されている。以下、その詳細を説明する。
本実施形態では、各メモリデバイス内にある電源配線は当該メモリデバイスに電源を供給する内部供給用電源配線と他のメモリデバイスに電源を供給するバイパス用電源配線に分けられる。また、各メモリデバイス内にあるGND配線は当該メモリデバイスに基準電位を提供する内部供給用GND配線と他のメモリデバイスに基準電位を提供するバイパス用GND配線に分けられる。また、動作制御するメモリデバイス毎にインターポーザ上に配線経路を構成する。各メモリデバイスはメモリデバイス301用インターポーザ332、メモリデバイス302用インターポーザ333、メモリデバイス303用インターポーザ334、及びマイクロバンプ208を介して接続する。
データ信号配線310は、マイクロバンプ208、インターポーザ332〜334を介して、メモリデバイス301用IOバッファ311、メモリデバイス302用IOバッファ312とメモリデバイス303用IOバッファ313のそれぞれに接続される。
メモリデバイス301の内部には、メモリデバイス301用IOバッファ311に接続するメモリ内部のメモリデバイス301の内部供給用電源配線344と、メモリデバイス301の内部供給用GND配線347が構成される。
さらに、メモリデバイス301の内部に、内部供給用電源配線344とは別のバイパス用電源配線314、バイパス用電源配線315とバイパス用電源配線316が構成される。また、メモリデバイス301の内部に、内部供給用GND配線347とは別のバイパス用GND配線317、バイパス用GND配線318とバイパス用GND配線319が構成される。
バイパス用電源配線314、バイパス用電源配線315とバイパス用電源配線316及び、バイパス用GND配線317、バイパス用GND配線318とバイパス用GND配線319は、メモリデバイス301をバイパスする配線として構成される。
同様に、メモリデバイス302の内部には、メモリデバイス302用IOバッファ312に接続するメモリデバイス302の内部供給用電源配線345と、メモリデバイス302の内部供給用GND配線348が構成される。
さらに、メモリデバイス302の内部に、内部供給用電源配線345とは別のバイパス用電源配線320、バイパス用電源配線321とバイパス用電源配線322が構成される。また、メモリデバイス302内に、内部供給用GND配線348とは別のバイパス用GND配線323、バイパス用GND配線324とバイパス用GND配線325が構成される。
メモリデバイス303の内部には、メモリデバイス303用IOバッファ313に接続するメモリデバイス303の内部供給用電源配線346と、メモリデバイス303の内部供給用GND配線349が構成される。
さらに、メモリデバイス303の内部に、内部供給用電源配線346とは別のバイパス用電源配線326、バイパス用電源配線327とバイパス用電源配線328が構成される。また、メモリデバイス303内に、内部供給用GND配線349とは別のバイパス用GND配線329、バイパス用GND配線330とバイパス用GND配線331が構成される。
即ち、バイパス用電源配線326、バイパス用電源配線327とバイパス用電源配線328及び、バイパス用GND配線329、バイパス用GND配線330、バイパス用GND配線331は、メモリデバイス303をバイパスする配線として構成する。
本実施形態では、バイパス用電源配線316、バイパス用電源配線322とバイパス用電源配線328及び、バイパス用GND配線319、バイパス用GND配線325とバイパス用GND配線331は、メモリデバイス301に割り当てられる。
また、バイパス用電源配線315、バイパス用電源配線321とバイパス用電源配線327及び、バイパス用GND配線318、バイパス用GND配線324とバイパス用GND配線330はメモリデバイス302に割り当てられる。メモリデバイス302に割り当てられたバイパス用電源配線321、バイパス用電源配線327、バイパス用GND配線324とバイパス用GND配線330は、本実施形態の図3(a)に示される配線では使用されていない。
また、バイパス用電源配線314、バイパス用電源配線320とバイパス用電源配線326及び、バイパス用GND配線317、バイパス用GND配線323とバイパス用GND配線329はメモリデバイス303に割り当てられる。
インターポーザ332内部のメモリデバイス301用電源配線304は、マイクロバンプ208を介してメモリデバイス301の内部供給用電源配線344に接続される。バイパス配線は不要のため、電源配線304はメモリデバイス301内のバイパス用電源配線314、バイパス用電源配線315とバイパス用電源配線316には接続されない。
同様に、インターポーザ332内部のメモリデバイス301用GND配線307は、マイクロバンプ208を介してメモリデバイス301の内部供給用GND配線377に接続される。バイパス配線は不要のため、GND配線307はメモリデバイス1内のバイパス用GND配線317、バイパス用電源配線318とバイパス用電源配線319には接続されない。
インターポーザ332内部のメモリデバイス302用電源配線305は、マイクロバンプ208を介してメモリデバイス301内部のバイパス用電源配線の内、メモリデバイス302に割り当てられたバイパス用電源配線315に接続する。
さらに、バイパス用電源配線315はメモリデバイス302用インターポーザ333を介して、メモリデバイス302の内部の内部供給用電源配線345に接続する。この場合、メモリデバイス302においてはバイパス不要のため、メモリデバイス302内のバイパス用電源配線320、バイパス用電源配線321とバイパス用電源配線322には接続されない。
以下、同様に、インターポーザ332内部のメモリデバイス303用電源配線306は、メモリデバイス301の内部にあるバイパス用電源配線の内、メモリデバイス303に割り当てられたバイパスのためのバイパス用電源配線314に接続する。
さらに、メモリデバイス302用インターポーザ333を介して、メモリデバイス302内部にあるバイパス用電源配線の内、メモリデバイス303に割り当てられたバイパスのためのバイパス用電源配線320に接続する。メモリデバイス303用インターポーザ334を介して、メモリデバイス303の内部にある内部供給用電源配線346に接続する。この場合も、メモリデバイス303においてはバイパス不要のため、バイパス用電源配線326、バイパス用電源配線327とバイパス用電源配線328には接続されない。
GND配線も上述した電源配線と同様に接続する。
インターポーザ332にあるメモリデバイス301用GND配線307は、メモリデバイス301の内部にある内部供給用GND配線347に接続される。バイパス配線は不要のため、GND配線307はメモリデバイス301にあるバイパス用GND配線317、バイパス用GND配線318とバイパス用GND配線319には接続されない。
インターポーザ332にあるメモリデバイス302用GND配線308は、メモリデバイス301内部にあるバイパス用GND配線の内、メモリデバイス302に割り当てられたバイパス用GND配線318に接続する。
さらに、メモリデバイス302用インターポーザ333を介して、メモリデバイス302の内部にある内部供給用GND配線348に接続する。この場合も、メモリデバイス302においてはバイパス不要のため、バイパス用GND配線323、バイパス用GND配線324とバイパス用GND配線325には接続されない。
インターポーザ332にあるメモリデバイス303用GND配線309は、メモリデバイス301内にあるバイパス用GND配線の内、メモリデバイス303に割り当てられたバイパス用GND配線317に接続する。
さらに、メモリデバイス302用インターポーザ333を介して、メモリデバイス302内にあるバイパス用GND配線の内、メモリデバイス303に割り当てられたバイパス用GND配線323に接続する。メモリデバイス303用インターポーザ334を介して、メモリデバイス303の内部にある内部供給用GND配線349に接続する。この場合も、メモリデバイス303においてはバイパス不要のため、バイパス用GND配線329、バイパス用GND配線330とバイパス用GND配線331には接続されない。
上記接続により、メモリデバイス301、メモリデバイス302、メモリデバイス303を含むメモリモジュール部103において、データ信号配線310及び、メモリデバイス毎の電源配線とGND配線が構成される。
インターポーザ332にある各メモリデバイスの電源配線304、電源配線305と電源配線306は、各メモリデバイスの外部にある電源配線切り替え部105に接続される。インターポーザ332にある各メモリデバイスのGND配線307、GND配線308とGND配線309は、各メモリデバイスの外部にあるGND配線切り替え部106(GND切替え部)に接続される。
本実施形態の各メモリデバイスは、マイクロバンプで接続される共通のメモリデバイスとインターポーザを使用することが出来る。
図4は、本実施形態におけるLSIの信号伝送経路モデルを示す図である。
図3のメモリモジュール103におけるデータ信号配線310において、IOバッファ部102からメモリデバイス301までの配線による遅延と負荷を図4の伝送線路402で表している。また、メモリデバイス301からメモリデバイス302までのデータ信号配線310による遅延と負荷を伝送線路403で表している。更に、メモリデバイス302からメモリデバイス303までのデータ信号配線310による遅延と負荷を伝送線路404で表している。ノードA、ノードB、ノードCはそれぞれ、メモリデバイス301、メモリデバイス302、メモリデバイス303内の分岐点を示している。
LSIの内部のIOバッファ部102内に存在するIOバッファ401は、メモリデバイス301の伝送線路402を介してノードAを通り、メモリデバイス301のIOバッファ311に接続される。メモリデバイス301のIOバッファ311は、メモリデバイス301用電源配線スイッチ405を介して、電源配線に接続される。また、メモリデバイス301用GND配線スイッチ408を介してGND配線に接続される。
ノードAからは、メモリデバイス302の伝送線路403を介してノードBを通り、メモリデバイス302のIOバッファ312に接続される。メモリデバイス302のIOバッファ312は、メモリデバイス302用電源配線スイッチ406を介して、電源配線に接続される。また、メモリデバイス302用GND配線スイッチ409を介してGND配線に接続される。
ノードBからは、メモリデバイス303の伝送線路404を介してのノードCを通り、メモリデバイス303のIOバッファ313に接続される。メモリデバイス303のIOバッファ313は、メモリデバイス303用電源配線スイッチ407を介して、電源配線に接続される。また、メモリデバイス303用GND配線スイッチ410を介してGND配線に接続される。
図4の信号伝送経路モデルは、本実施形態に関る部分を示しているが、メモリデバイス301〜303における他の部分の表示を省略している。
図4の電源配線スイッチ405、電源配線スイッチ406と電源配線スイッチ407は、図3の電源配線切り替え部105の中に構成される。図4のGND配線スイッチ408、GND配線スイッチ409とGND配線スイッチ410は、図3のGND配線切り替え部106(GND切替え部)の中に構成される。
電源配線スイッチ405〜407及びGND配線スイッチ408〜410が全て接続状態であれば、メモリデバイスのIOバッファ311〜313は、全て電源供給される。また、LSIのIOバッファ部102にあるIOバッファ401には、メモリデバイス301〜303の負荷の全てが接続されることになる。
図5は、本実施形態におけるLSIの信号伝送経路モデルの信号波形を示す図である。
図4の信号伝送経路モデルの場合に、IOバッファ401を駆動させた時のノードAでの信号波形を示している。
ノードAの理想波形を波形501とすると、メモリデバイス301とメモリデバイス302とメモリデバイス303の全ての負荷が接続された場合、信号波形502のように大きななまりが発生する。大きな波形なまりが発生すると、波形の振幅が理想波形で示す規定値に達せず、誤動作を起こす可能性がある。
信号波形503は、メモリデバイス301とメモリデバイス302またはメモリデバイス303の2つの負荷が接続された場合の波形である。
信号波形504は、メモリデバイス301だけの負荷が接続された場合の波形である。波形なまりは負荷の量に応じて変化し、負荷が大きい場合は、波形なまりが大きくなる。
負荷の量が変更できない場合、波形のなまりを規定値以下にして回路を正常に動作させるためには、IOバッファ401に接続された負荷に応じてIOバッファ401の出力電流(駆動能力)を設定することが必要になる。
図6(a)は、本実施形態における電源配線切り替え部105を示す図である。
電源配線切り替え部105は、LSIの内部にあり、各メモリデバイスへの電源配線の切り替え部である。メモリデバイス301用電源配線スイッチ405は、メモリデバイス301のデータ入出力部であるIOバッファ311用電源配線の端子601との接続を切り替える。
同様に、メモリデバイス302用電源配線スイッチ406は、メモリデバイス302のデータ入出力部であるIOバッファ312用電源配線端子602との接続を切り替える。メモリデバイス303用電源配線スイッチ407は、メモリデバイス303のデータ入出力部であるIOバッファ313用電源配線端子603との接続を切り替える。
電源配線スイッチ405〜407はそれぞれ、電源配線端子601〜603との接続を切り替えて、電源供給状態から電源遮断状態へ又は電源遮断状態から電源供給状態へ切り替える。電源配線スイッチ405〜407は接続状態にある場合は、メモリデバイス301〜303は電源供給状態にある。電源配線スイッチ405〜407は遮断状態にある場合は、メモリデバイス301〜303は電源遮断状態にある。
図6(a)の構成により、アクセスされないメモリデバイスに対して、電源配線スイッチを制御することにより、そのメモリデバイスのデータ入出力部であるIOバッファへの電源供給を遮断し、消費電力を低減できる。また、メモリデバイスのIOバッファへの電源遮断状態では、IOバッファ401の出力電流(駆動能力)を小さく設定することができる。
図6(b)本実施形態におけるGND配線切り替え部106(GND切替え部)を示す図である。
GND配線切り替え部106は、LSIの内部にあり、各メモリデバイスへのGND配線の切り替え部である。メモリデバイス301用GND配線スイッチ408は、メモリデバイス301のデータ入出力部であるIOバッファ311用GND配線の端子604との接続を切り替える。
メモリデバイス302用GND配線スイッチ409は、メモリデバイス302のデータ入出力部であるIOバッファ312用GND配線端子605との接続を切り替える。メモリデバイス303用電源配線スイッチ410は、メモリデバイス303のデータ入出力部であるIOバッファ312用GND配線端子606との接続を切り替える。
GND配線スイッチ408〜410はそれぞれ、GND配線端子604〜606との接続を切り替えて、GND接続状態からGND遮断状態へ又はGND遮断状態からGND接続状態へ切り替える。GND配線スイッチ408〜410は接続状態にある場合は、メモリデバイス301〜303はGND接続状態にある。GND配線スイッチ408〜410は遮断状態にある場合は、メモリデバイス301〜303はGND遮断状態にある。
図6(b)の構成により、アクセスされないメモリデバイスに対して、GND配線スイッチを制御することにより、そのメモリデバイスのデータ入出力部であるIOバッファはGND遮断状態になる。そこで、IOバッファ401の出力電流(駆動能力)を小さく設定することができる。
また、電源配線スイッチやGND配線スイッチは、電源配線やGND配線を接続と遮断できれば良いので、パワースイッチのような回路であっても良い。
図9は、本実施形態における駆動能力切り替え部905を含むIOバッファ部102を示す図である。
IOバッファ401は、駆動能力の切り替え機能を持っており、端子903は、図1の動作制御部101に接続され、メモリアクセス開始命令907を駆動能力切り替え部905に入力する。同様に、端子904は、メモリ負荷制御部104に接続され、IOバッファ切り替え命令908を駆動能力切り替え部905に入力する。ドライバ切り替え部905では、バッファ切り替え命令907、及びメモリアクセス開始命令908から、駆動能力を切り替えるための信号を生成する。駆動能力の切り替えは、IOバッファ401の出力電流の大きさの調整であり、出力電流を大きくすることによって、IOバッファ401の駆動能力を高くする。
IOバッファ401では、データ入力端子901から入力データ906が入力された場合に、切り替え命令によって出力電流の大きさが選択されたIOバッファ401を介して、データ出力端子902からメモリデバイスへデータを出力する。本実施形態では、IOバッファ401は、駆動能力の弱い方(出力電流の小さい方)からレベルA、レベルBとレベルCが切り替え可能な構成である。接続するメモリデバイスの負荷の大きさに応じて、切り替え命令によって、IOバッファ401の出力電流の大きさ(駆動能力)が切り替えられる。
図8(a)は、本実施形態における駆動能力毎の駆動強度を示す図である。駆動するメモリデバイスの数に応じて、IOバッファ401から各メモリデバイスへの出力電流の大きさ(駆動能力)が変化する。図8(a)は、図9のIOバッファ内部の駆動能力を切り替える場合の駆動強度を示している。IOバッファの駆動能力がレベルAの状態では、駆動強度は弱く、駆動可能なメモリデバイス数は1個であることを示している。この場合のIOバッファ401の出力電流は小さい。また、レベルBの状態では、駆動可能なメモリデバイス数は2個であることを示し、レベルCの状態では、駆動可能なメモリデバイス数は3個であることを示している。レベルCの状態でのIOバッファ401の出力電流は大きい。
図8(b)は、本実施形態におけるメモリ動作モード毎の駆動能力切り替え例である。
図8(b)で設定した各メモリ動作モード時に、3つのメモリデバイス301、メモリデバイス302とメモリデバイス303を従来の回路構造で駆動した場合のバッファ状態と、本実施形態の回路構造で駆動した場合のバッファ状態を示す。
例えば、各メモリデバイスが個別に動作するモード1、モード4、モード6の場合、メモリアクセスするメモリデバイスは1個だけである。しかし、IOバッファには、メモリデバイス301、メモリデバイス302、メモリデバイス303の負荷が接続されている。そのため、従来の回路構造では3つのメモリデバイスを駆動する必要があり、IOバッファは駆動能力の強いレベルCが必要となる。なお、本実施形態の各モードは、図10で説明されるように、接続されている複数のメモリデバイスにおいて、どのメモリデバイスにアクセスするのかを示すものである。
本実施形態では、メモリデバイス301、メモリデバイス302、メモリデバイス303の内、各メモリ動作モードに応じてメモリアクセスが必要となるメモリデバイスのみ電源配線及びGND配線を接続する。一方、メモリアクセスが不要な他メモリデバイスへの電源配線及びGND配線の接続は遮断する。上記動作モード1、動作モード4、動作モード6の場合では、1個のメモリデバイスのみ駆動出来れば良いので、IOバッファは駆動能力の最も弱いレベルA(出力電流が最も小さい場合)を選択することが可能となる。
同様に、モード2では、メモリアクセスするメモリデバイスは2個なので、レベルBを選択し、モード7では、メモリアクセスするメモリデバイスは3個なので、レベルCを選択し、全てのメモリデバイスにアクセスする際に使用することになる。
図8(a)と(b)は、メモリ負荷制御部104が内部に保持した情報を利用する場合であるが、外部記憶部に情報を保持しておき、それを読み込む構成としても良い。また、モードではなく、アクセスされるメモリデバイスに関するアクセス情報を直接に用いてもよい。例えば、モード1の替わりに、メモリデバイス301がアクセスされ、他のメモリデバイスはアクセスされないことを示すアクセス情報を用いてIOバッファ401の駆動能力(出力電流)を切替えてもよい。
次に、本実施形態における半導体回路装置の動作について説明する。
図10は、本実施形態におけるメモリ動作モード設定を示す図である。メモリ動作モードは、半導体回路装置のメモリ動作の種類を表し、各メモリ動作モードの処理に使用するメモリデバイスおよび使用しないメモリデバイスを示している。
例えば、動作モード1では、メモリデバイス301のみ、動作モード4では、メモリデバイス302のみ、動作モード6では、メモリデバイス303のみを処理に使用することを示している。動作モード1において、LSI側のIOバッファ部102は、積層されている三つのメモリデバイスのうちの一つのメモリデバイスとデータ入出力を行い、他の二つのメモリデバイスとデータ入出力を行わない。また、動作モード2では、メモリデバイス301とメモリデバイス302を処理に使用することを示している。動作モード2において、LSI側のIOバッファ部102は、積層されている三つのメモリデバイスのうちの二つのメモリデバイスとデータ入出力を行い、他の一つのメモリデバイスとデータ入出力を行わない。動作モード7では、メモリデバイス301、メモリデバイス302、メモリデバイス303の全てのメモリデバイスを処理に使用することになる。
図7は、本実施形態における各メモリのメモリ動作モード切り替えタイミングを示す図である。
ここでは、図10で説明したメモリ動作モードをモード1、モード4、モード6の順に切り替えた場合に、各メモリ動作モードで使用するメモリデバイスの切替えタイミングを説明する。
まず、最初に、動作制御部101には、不図示のシステム制御部から回路のメモリ動作モードに応じた動作命令が入力される。
例えば、T1のタイミングで、動作制御部101に、メモリを動作モード1に設定する動作命令が入力されると、データ入出力の処理に利用するメモリデバイス301の情報をメモリ負荷変更命令としてメモリ負荷制御部104に出力される。または、動作制御部101からにメモリ負荷制御部104に、動作モード1に設定させる動作命令として、メモリ負荷変更命令が出力される。動作モード1に対応する、データ入出力を行うメモリデバイスの情報及びデータ入出力を行わないメモリデバイスの情報は、メモリ負荷変更命令に含まれて出力されてもよい。
T2のタイミングでは、メモリ負荷制御部104はメモリ負荷変更命令を受信し、メモリアクセスに必要なメモリデバイス301と、不要な他のメモリデバイス302とメモリデバイス303の電源配線とGND配線の接続切り替え命令を生成する。生成した接続切り替え命令は、電源配線切り替え部105、及びGND配線切り替え部106に送信される。電源配線切り替え部105と、GND配線切り替え部106では、接続切り替え命令に従って電源配線とGND配線の切り替え制御が行われる。
IOバッファ部102には、アクセスするメモリデバイスの負荷に応じたIOバッファの出力電流の大きさ(駆動能力)を選択するためのIOバッファ切り替え命令がメモリ負荷制御部104より送信される。さらに、メモリ負荷制御部104は、電源配線とGND配線の切り替え制御が終了した後に、動作制御部101にメモリアクセス開始要求を出力する。
T3のタイミングでは、動作制御部101からメモリデバイスへのアクセス開始命令をIOバッファ部102に送信する。
T4のタイミングでは、動作制御部101からのメモリアクセス開始命令を受けたIOバッファ部102は出力電流の大きさが選択されたIOバッファを介して、データ入力端子901から入力されたデータをメモリデバイスへデータ出力端子902で出力する。
その後に、最初のメモリ動作モードであるモード1でのメモリアクセスが完了した時点、すなわち、メモリアクセスが完了するT5のタイミングでメモリデバイス301へのアクセスは完了し、次のメモリ動作モード設定可能な状態へと移行する。
次に、メモリ動作モードをモード1からモード4に切り替わる際の動作を説明する。即ち、アクセスされるメモリデバイスが変更される場合の動作について説明する。
T5のタイミングで、メモリデバイス301へのメモリアクセスは完了する。
T6のタイミングで、動作制御部101に新たなメモリ動作モードとしてモード4に設定する動作命令が入力されると、処理に利用するメモリデバイス302の情報をメモリ負荷変更命令としてメモリ負荷制御部104に出力される。または、動作制御部101からにメモリ負荷制御部104に、動作モード4に設定させる動作命令として、メモリ負荷変更命令が出力される。動作モード4に対応する、データ入出力を行うメモリデバイスの情報及びデータ入出力を行わないメモリデバイスの情報は、メモリ負荷変更命令に含まれて出力されてもよい。
T7のタイミングで、メモリ負荷制御部104は、メモリ負荷変更命令を受信し、メモリアクセスに必要なメモリデバイス302と、不要な他のメモリデバイス301とメモリデバイス303のそれぞれの電源配線とGND配線の接続切り替え命令を生成する。生成した接続切り替え命令は、電源配線切り替え部105、及びGND配線切り替え部106に送信される。電源配線切り替え部105と、GND配線切り替え部106では、接続切り替え命令に従って電源配線とGND配線の切り替え制御が行われる。
IOバッファ部102には、アクセスするメモリデバイスの負荷に応じたIOバッファの駆動能力を選択するためのIOバッファ切り替え命令がメモリ負荷制御部104より送信される。さらに、メモリ負荷制御部104は、電源配線とGND配線の切り替え制御が終了した後に、動作制御部101にメモリアクセス開始要求を出力する。
T8のタイミングでは、動作制御部101からメモリデバイスへのアクセス開始命令をIOバッファ部102に送信する。
以下同様に、モード4ではメモリデバイス302は、T9のタイミングでメモリアクセスが開始され、T10のタイミングでメモリアクセスが完了する。メモリ動作モードのモード6ではメモリデバイス303は、T14のタイミングでメモリアクセスが開始されT15のタイミングでメモリアクセスが完了する。
本実施形態によれば、LSIに積層する各メモリデバイスの電源配線とGND配線をメモリデバイス毎に分けておくことでデータ入出力の行われる各メモリデバイスへのアクセス状況に応じて電源配線とGND配線の接続を切り替えることが出来る。
また、各メモリデバイスへの電源配線とGND配線を切り替えることで、メモリデバイスへのアクセス状況に合わせたメモリ負荷に設定することでより駆動能力の低いIOバッファを設定出来る。これにより、複数のメモリデバイス間をフライバイ接続した状態であっても、低出力の駆動で波形なまりを低減することが出来る。
即ち、低出力の駆動能力(出力電流の小さい)のIOバッファを選択することができるので、低消費電力化することができる。
本実施形態では、LSIに積層する複数のメモリデバイスのIOバッファに常に電源を供給しない。また、メモリデバイスのIOバッファの電源配線とGND配線を切替えることによって、LSIのIOバッファ401の負荷を制御し、LSIのIOバッファ401の負荷に合わせてIOバッファ401の出力電流を選択することができる。従って、アクセスされないメモリデバイスがある場合は、消費電力を低減することが可能となる。
尚、本実施形態では、メモリ動作モードとして、モード1、モード4、モード6のように、メモリアクセスするメモリデバイスが単一の場合を説明したが、複数の場合であっても、対応するメモリデバイスの負荷を加算することで負荷の合計値が算出できる。したがって、メモリデバイスが単一の場合と同様に、各メモリ動作モードに応じて必要なIOバッファの出力電流の大きさを設定することが可能となる。
また、本実施形態では、3個のメモリデバイスを垂直方向に積層する場合を説明しているが、積層するメモリデバイス数に制限はない。本実施形態のように、メモリ動作モードに応じたメモリデバイスを駆動するIOバッファが出力電流の大きさを選択できる構成となっていれば良い。更に、メモリデバイスは、垂直方向に積層する場合に限定されるものではない。例えば、垂直方向に積層したメモリデバイスに、一部のメモリデバイスを水平方向に配置して構成しても良い。垂直方向に積層したメモリデバイスと水平方向に配置したメモリデバイスの電源配線、GND配線を本実施形態のように分けて構成し、メモリデバイスの負荷に応じて必要なIOバッファの駆動能力を設定することで同様の効果が得られる。また、図3(b)のように、メモリデバイスを積載せず、水平方向に配置して構成しても良い。
また、本実施形態では、各メモリデバイスそれぞれに、他のメモリデバイスの電源配線とGND配線と接続するバイパス用電源配線とバイパス用GND配線を同じように割り当てている。このようにしたのは、バイパス用電源配線とバイパス用GND配線の配線順序を変更する自由度が高いためである。また、積層されたメモリデバイスの個数分の電源配線、GND配線を用意する必要はない。例えば、メモリデバイスが多層に積層され、多数のメモリデバイスが存在する場合には、隣接するメモリデバイスを1つのメモリデバイスとしてグループ化し、グループ化したメモリデバイスに電源配線、GND配線を割り当てるように構成しても良い。
[実施形態2]
本実施形態と実施形態1との違いは、各メモリデバイスに含まれる、他のメモリデバイスの電源配線とGND配線と接続するバイパス用電源配線とバイパス用GND配線である。それ以外の部分は実施形態1と同じである。
本実施形態は、実施形態1のメモリデバイス301に割り当てられたバイパス用電源配線316、322と328及びバイパス用GND配線319、325と331を省略した。この場合のメモリモジュール部の内部構造を図11に示す。
本実施形態では、メモリデバイス301に割り当てられている配線は、メモリデバイス301内にある内部供給用電源配線344と内部供給用GND配線347だけであるため、配線がよりシンプルである。本実施形態では、電源配線切り替え部105及びGND配線切り替え部106に最も近いメモリデバイス301に割り当てられているバイパス用電源配線及びバイパス用GND配線を省略する。それらのバイパス用電源配線及びバイパス用GND配線は使われることはないので、省略しても問題はない。
[実施形態3]
本実施形態も実施形態1又は実施形態2との違いは、各メモリデバイスに含まれる、他のメモリデバイスの電源配線とGND配線と接続するバイパス用電源配線とバイパス用GND配線である。それ以外の部分は実施形態1又は実施形態2と同じである。
本実施形態は実施形態2と比べると、さらに、メモリデバイス302に割り当てられたバイパス用電源配線321と327及びバイパス用GND配線324と330を省略した。また、メモリデバイス303に割り当てられたバイパス用電源配線326及びバイパス用GND配線329を省略した。本実施形態のメモリモジュール部の内部構造を図12に示す。
本実施形態では、各メモリデバイスに割り当てられるバイパス用電源配線及びバイパス用GND配線を必要最小限にしたので、各メモリデバイスの配線がシンプルである。
なお、本実施形態において省略されたバイパス用電源配線及びバイパス用GND配線は使われることはないので、省略されても問題はない。
100 半導体集積回路
101 動作制御部
102 IOバッファ部
103 メモリモジュール部
104 メモリ負荷制御部
105 電源配線切り替え部
106 GND配線切り替え部
110 メモリ制御部

Claims (12)

  1. 複数のメモリデバイスおよび他の集積回路を含む半導体回路装置であって、
    それぞれの前記メモリデバイスの内部にあり、前記他の集積回路とデータ入出力を行う入出力手段と、
    それぞれの前記メモリデバイスの前記入出力手段を、電源供給状態から電源遮断状態へ又は電源遮断状態から電源供給状態へ切り替える切替え手段と、
    前記入出力手段のうち、前記他の集積回路とデータ入出力を行わない入出力手段を電源遮断状態にさせるように前記切替え手段を制御する制御手段と、
    を備えることを特徴とする半導体回路装置。
  2. それぞれの前記メモリデバイスの前記入出力手段を、GND接続状態からGND遮断状態へ又はGND遮断状態からGND接続状態へ切り替えるGND切替え手段を、さらに備え、
    前記制御手段は、電源供給状態にある前記入出力手段をGND接続状態に、電源遮断状態にある前記入出力手段をGND遮断状態にさせるように前記GND切替え手段を、さらに制御することを特徴とする請求項1に記載の半導体回路装置。
  3. 前記他の集積回路にあり、それぞれの前記メモリデバイスの前記入出力手段と接続し、少なくとも1つの前記メモリデバイスの前記入出力手段とデータ入出力を行うバッファを、さらに備え、
    前記制御手段は、前記バッファとデータ入出力を行わない前記入出力手段に応じて前記バッファの出力電流を低減させることを特徴とする請求項1又は2に記載の半導体回路装置。
  4. 前記制御手段は、前記バッファとデータ入出力を行わない前記入出力手段の個数に基づいて、前記バッファの出力電流を低減させることを特徴とする請求項3に記載の半導体回路装置。
  5. 前記切替え手段は、前記他の集積回路にあり、それぞれの前記メモリデバイスの外部から、前記入出力手段へ電源を供給する配線の接続状態を切替えることによって、前記入出力手段を、電源供給状態から電源遮断状態へ又は電源遮断状態から電源供給状態へ切り替えることを特徴とする請求項1乃至4の何れか1項に記載の半導体回路装置。
  6. 前記GND切替え手段は、前記他の集積回路にあり、それぞれの前記メモリデバイスの外部において、前記入出力手段と接続するGND配線の接続状態を切替えることによって、前記入出力手段を、GND接続状態からGND遮断状態へ又はGND遮断状態からGND接続状態へ切り替えることを特徴とする請求項2に記載の半導体回路装置。
  7. 前記制御手段は、少なくとも1つの前記メモリデバイスの前記入出力手段とデータ入出力を行わない動作モードに設定させる動作命令を受信し、前記動作命令に基づいて前記切替え手段を制御することを特徴とする請求項1乃至6の何れか1項に記載の半導体回路装置。
  8. 前記制御手段は、少なくとも1つの前記メモリデバイスの前記入出力手段とデータ入出力を行わない動作モードに設定させる動作命令を受信し、前記動作命令に基づいて前記GND切替え手段を制御することを特徴とする請求項2又は6の何れか1項に記載の半導体回路装置。
  9. 複数の前記メモリデバイスは、前記切替え手段及び前記GND切替え手段を含む前記他の集積回路の上に積層されていることを特徴とする請求項2、6又は8の何れか1項に記載の半導体回路装置。
  10. 少なくとも1つの前記メモリデバイスは、当該メモリデバイスの入出力手段の電源配線と接続しないバイパス用電源配線及び当該メモリデバイスの入出力手段のGND配線と接続しないバイパス用GND配線を備え、
    前記バイパス用電源配線は、それぞれ他の前記メモリデバイスの入出力手段の電源配線及びGND配線と接続し、前記バイパス用電源配線は前記入出力手段に電源を供給し、前記バイパス用GND配線は、それぞれ他の前記メモリデバイスの入出力手段をGNDと接続することを特徴とする請求項9に記載の半導体回路装置。
  11. 前記メモリデバイス毎にインターポーザをさらに有し、前記バイパス用電源配線及び前記バイパス用GND配線はそれぞれ、前記インターポーザを介して、他の前記メモリデバイスの前記電源配線及び前記GND配線と接続することを特徴とする請求項10に記載の半導体回路装置。
  12. 前記バイパス用電源配線及び前記バイパス用GND配線は、さらに、マイクロバンプを介して前記インターポーザと接続し、前記インターポーザは、さらに、前記マイクロバンプを介して他の前記メモリデバイスの前記電源配線及び前記GND配線と接続することを特徴とする請求項11に記載の半導体回路装置。
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