JP2000048573A - バッファ回路 - Google Patents
バッファ回路Info
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- JP2000048573A JP2000048573A JP10216259A JP21625998A JP2000048573A JP 2000048573 A JP2000048573 A JP 2000048573A JP 10216259 A JP10216259 A JP 10216259A JP 21625998 A JP21625998 A JP 21625998A JP 2000048573 A JP2000048573 A JP 2000048573A
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- supply voltage
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02D—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES [ICT], I.E. INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES AIMING AT THE REDUCTION OF THEIR OWN ENERGY USE
- Y02D10/00—Energy efficient computing, e.g. low power processors, power management or thermal management
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- Memory System (AREA)
- Logic Circuits (AREA)
- Dram (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 メモリモジュールにおける消費電力を省くこ
とができるバッファ回路を提供する。 【解決手段】 メモリモジュール22−1〜22−nに
接続されたバッファ回路20に供給する電源電圧VH,
VM,VLを選択する電源切換スイッチ26,28,30
と、メモリモジュール22−1〜22−nの負荷容量に
応じて電源切換スイッチ26,28,30によって選択
される電源電圧を決定する電源電圧決定回路24とを備
える。
とができるバッファ回路を提供する。 【解決手段】 メモリモジュール22−1〜22−nに
接続されたバッファ回路20に供給する電源電圧VH,
VM,VLを選択する電源切換スイッチ26,28,30
と、メモリモジュール22−1〜22−nの負荷容量に
応じて電源切換スイッチ26,28,30によって選択
される電源電圧を決定する電源電圧決定回路24とを備
える。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、バッファ回路に係
り、特にメモリを駆動するためのバッファ回路に関す
る。
り、特にメモリを駆動するためのバッファ回路に関す
る。
【0002】
【従来の技術】バッファ回路は、インピーダンス変換等
のために電子回路又は電気回路の種々の部位に設けられ
る。コンピュータ等の各種情報機器に用いられるメモリ
モジュールに対しても電源電圧を供給するためにバッフ
ァ回路が設けられている。
のために電子回路又は電気回路の種々の部位に設けられ
る。コンピュータ等の各種情報機器に用いられるメモリ
モジュールに対しても電源電圧を供給するためにバッフ
ァ回路が設けられている。
【0003】図3は、従来のバッファ回路を示すブロッ
ク図である。図3において、10はバッファ回路であ
り、メモリモジュール12−1〜12−nへ電源電圧を
供給する。メモリモジュール12−1〜12−nは、例
えばSIMM(Single In-line Memory Module)やDI
MM(Dual In-line Memory Module)等である。また、
CMOSを用いたSRAM(Static RAM)等である。
ク図である。図3において、10はバッファ回路であ
り、メモリモジュール12−1〜12−nへ電源電圧を
供給する。メモリモジュール12−1〜12−nは、例
えばSIMM(Single In-line Memory Module)やDI
MM(Dual In-line Memory Module)等である。また、
CMOSを用いたSRAM(Static RAM)等である。
【0004】メモリモジュール12−1〜12−nの数
は固定されている訳ではなく、増減することができる。
これらのメモリモジュール22−1〜22−nの電源供
給線は互いに接続され、バッファ回路10の出力端に接
続されている。メモリモジュール12−1〜12−nの
電源供給線が互いに接続されている理由は、回路の単純
化等の理由による。
は固定されている訳ではなく、増減することができる。
これらのメモリモジュール22−1〜22−nの電源供
給線は互いに接続され、バッファ回路10の出力端に接
続されている。メモリモジュール12−1〜12−nの
電源供給線が互いに接続されている理由は、回路の単純
化等の理由による。
【0005】バッファ回路10は電源電圧VCCから例え
ば5[V]の電圧が供給され、インピーダンス変換を行
ってその出力端からメモリモジュール12−1〜12−
nへ出力する。バッファ回路10から出力される電圧は
予め定められた所定の値(例えば5[V])であり、そ
の値は固定されている。
ば5[V]の電圧が供給され、インピーダンス変換を行
ってその出力端からメモリモジュール12−1〜12−
nへ出力する。バッファ回路10から出力される電圧は
予め定められた所定の値(例えば5[V])であり、そ
の値は固定されている。
【0006】図4は、図3中のメモリモジュール12−
1〜12−nに電源電圧が投入された場合の入力電圧の
立ち上がり特性を示す図である。図4中において、符号
S1が付された直線は、メモリモジュール12−1のみ
に電源電圧VCCが供給された場合の立ち上がり特性を示
す直線であり、符号S2が付された直線は、メモリモジ
ュール12−1及びメモリモジュール12−2が装着さ
れている場合の立ち上がり特性を示す直線であり、符号
Snが付された直線は、メモリモジュール12−1〜メ
モリモジュール12−nが装着されている場合の立ち上
がり特性を示す直線である。メモリモジュール12−1
〜12−nが装着される数が増加するにつれ負荷容量は
増大する。
1〜12−nに電源電圧が投入された場合の入力電圧の
立ち上がり特性を示す図である。図4中において、符号
S1が付された直線は、メモリモジュール12−1のみ
に電源電圧VCCが供給された場合の立ち上がり特性を示
す直線であり、符号S2が付された直線は、メモリモジ
ュール12−1及びメモリモジュール12−2が装着さ
れている場合の立ち上がり特性を示す直線であり、符号
Snが付された直線は、メモリモジュール12−1〜メ
モリモジュール12−nが装着されている場合の立ち上
がり特性を示す直線である。メモリモジュール12−1
〜12−nが装着される数が増加するにつれ負荷容量は
増大する。
【0007】図4に示されたように、メモリモジュール
12−1〜12−nの装着されている数に応じて同一の
値を有する電源電圧が投入された場合であっても立ち上
がり時間が異なる。図4に示した例では、メモリモジュ
ール12−1のみが装着されている場合が最も立ち上が
りが早く(立ち上がり時間t1)、次いでメモリモジュ
ール12−1及びメモリモジュール12−2が装着され
た場合が立ち上がり時間が短く(立ち上がり時間
t2)、メモリモジュール12−1〜メモリモジュール
12−nが装着された場合となる(立ち上がり時間
tn)。
12−1〜12−nの装着されている数に応じて同一の
値を有する電源電圧が投入された場合であっても立ち上
がり時間が異なる。図4に示した例では、メモリモジュ
ール12−1のみが装着されている場合が最も立ち上が
りが早く(立ち上がり時間t1)、次いでメモリモジュ
ール12−1及びメモリモジュール12−2が装着され
た場合が立ち上がり時間が短く(立ち上がり時間
t2)、メモリモジュール12−1〜メモリモジュール
12−nが装着された場合となる(立ち上がり時間
tn)。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述したメ
モリモジュール12−1〜12−nがCMOS回路であ
る場合、その消費電力Wは、電源電圧をV、負荷容量を
C、動作周波数をfとすると、 W=βCVf (βは比例定数) で与えられ、消費電力Wは、電源電圧V、負荷容量C、
及び動作周波数fに比例する。
モリモジュール12−1〜12−nがCMOS回路であ
る場合、その消費電力Wは、電源電圧をV、負荷容量を
C、動作周波数をfとすると、 W=βCVf (βは比例定数) で与えられ、消費電力Wは、電源電圧V、負荷容量C、
及び動作周波数fに比例する。
【0009】上述したようにメモリモジュール12−1
〜12−nの数は増減することができるが、メモリモジ
ュール12−1〜12−nの数が少なく負荷容量が小さ
い場合であっても、メモリモジュールの数が多く負荷容
量が大きい場合と同じ電源電圧VCCを供給していたた
め、不要な電力を消費していた。近年は、コンピュータ
等の情報機器の携帯性が重要となっており、無駄な消費
電力は極力省く必要がある。また、図2に示したよう
に、装着されるメモリモジュール12−1〜12−nの
数に応じて立ち上がり時間が異なるという問題もある。
〜12−nの数は増減することができるが、メモリモジ
ュール12−1〜12−nの数が少なく負荷容量が小さ
い場合であっても、メモリモジュールの数が多く負荷容
量が大きい場合と同じ電源電圧VCCを供給していたた
め、不要な電力を消費していた。近年は、コンピュータ
等の情報機器の携帯性が重要となっており、無駄な消費
電力は極力省く必要がある。また、図2に示したよう
に、装着されるメモリモジュール12−1〜12−nの
数に応じて立ち上がり時間が異なるという問題もある。
【0010】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
であり、メモリモジュールにおける消費電力を省くこと
ができるバッファ回路を提供することを目的とする。
であり、メモリモジュールにおける消費電力を省くこと
ができるバッファ回路を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は、メモリモジュールに接続されたバッファ
回路に供給する電源電圧を選択する選択手段と、前記メ
モリモジュールの負荷容量に応じて前記選択手段によっ
て選択される電源電圧を決定する決定手段とを具備する
ことを特徴とする。また、本発明は、前記決定手段が、
前記メモリモジュールの負荷容量が大きい場合には高い
値の電源電圧を決定することを特徴とする。また、本発
明は、前記決定手段が、前記メモリモジュールの負荷容
量が大きい場合には高い値の電源電圧を決定し、前記メ
モリモジュールの入力電圧の立ち上がり時間をほぼ一定
とすることを特徴とする。
に、本発明は、メモリモジュールに接続されたバッファ
回路に供給する電源電圧を選択する選択手段と、前記メ
モリモジュールの負荷容量に応じて前記選択手段によっ
て選択される電源電圧を決定する決定手段とを具備する
ことを特徴とする。また、本発明は、前記決定手段が、
前記メモリモジュールの負荷容量が大きい場合には高い
値の電源電圧を決定することを特徴とする。また、本発
明は、前記決定手段が、前記メモリモジュールの負荷容
量が大きい場合には高い値の電源電圧を決定し、前記メ
モリモジュールの入力電圧の立ち上がり時間をほぼ一定
とすることを特徴とする。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の一
実施形態によるバッファ回路について詳細に説明する。
図1は、本発明の一実施形態によるバッファ回路の構成
を示すブロック図である。図1において20はバッファ
回路であり、メモリモジュール22−1〜22−nへ電
源電圧を供給する。メモリモジュール22−1〜22−
nは、例えばSIMM(Single In-line Memory Modul
e)やDIMM(Dual In-line Memory Module)等であ
る。また、CMOSを用いたSRAM(Static RAM)等
である。
実施形態によるバッファ回路について詳細に説明する。
図1は、本発明の一実施形態によるバッファ回路の構成
を示すブロック図である。図1において20はバッファ
回路であり、メモリモジュール22−1〜22−nへ電
源電圧を供給する。メモリモジュール22−1〜22−
nは、例えばSIMM(Single In-line Memory Modul
e)やDIMM(Dual In-line Memory Module)等であ
る。また、CMOSを用いたSRAM(Static RAM)等
である。
【0013】メモリモジュール22−1〜22−nの数
は固定されている訳ではなく、増減することができる。
これらのメモリモジュール22−1〜22−nの電源供
給線は互いに接続され、バッファ回路20の出力端に接
続されている。メモリモジュール22−1〜22−nの
電源供給線が互いに接続されている理由は、回路の単純
化等の理由による。メモリモジュール22−1〜22−
nの最小構成はメモリモジュール22−1のみが装着さ
れている場合である。また、最大構成はメモリモジュー
ル22−1〜22−nの全てが装着されている場合であ
る。
は固定されている訳ではなく、増減することができる。
これらのメモリモジュール22−1〜22−nの電源供
給線は互いに接続され、バッファ回路20の出力端に接
続されている。メモリモジュール22−1〜22−nの
電源供給線が互いに接続されている理由は、回路の単純
化等の理由による。メモリモジュール22−1〜22−
nの最小構成はメモリモジュール22−1のみが装着さ
れている場合である。また、最大構成はメモリモジュー
ル22−1〜22−nの全てが装着されている場合であ
る。
【0014】また、電源電圧としては3種類の異なる電
源電圧VH,VM,VLが設けられており、電源切換スイ
ッチ26,28,30によりバッファ回路20と接続す
る電源電圧を何れか1つ選択する。上記電源から供給さ
れる電源電圧値の大小関係はVH>VM>VLである。電
源切換スイッチ26,28,30の開閉状態は後述の電
源電圧決定回路24によって決定され、制御される。
源電圧VH,VM,VLが設けられており、電源切換スイ
ッチ26,28,30によりバッファ回路20と接続す
る電源電圧を何れか1つ選択する。上記電源から供給さ
れる電源電圧値の大小関係はVH>VM>VLである。電
源切換スイッチ26,28,30の開閉状態は後述の電
源電圧決定回路24によって決定され、制御される。
【0015】バッファ回路20は、電源電圧として供給
される電源電圧VH,VM,VLの何れか1つの電源電圧
が供給され。インピーダンス変換を行ってその出力端か
らメモリモジュール22−1〜22−nへ出力する。バ
ッファ回路10から出力される電圧は上記切換スイッチ
26,28,30によって選択された電源電圧である。
される電源電圧VH,VM,VLの何れか1つの電源電圧
が供給され。インピーダンス変換を行ってその出力端か
らメモリモジュール22−1〜22−nへ出力する。バ
ッファ回路10から出力される電圧は上記切換スイッチ
26,28,30によって選択された電源電圧である。
【0016】電源電圧決定回路24は、メモリモジュー
ル22−1〜22−nの入力電圧の立ち上がり時間が、
所望の立ち上がり時間を満たすことができる最小の電圧
となるようバッファ回路の電源電圧を決定する。前述し
たように入力電圧の立ち上がり時間は、負荷容量に比例
し、電源電圧に反比例するため、ほぼ一定の立ち上がり
時間を満たすためには、メモリモジュールの数が少な
く、負荷容量が小さい場合は電源電圧を低くし、逆にメ
モリモジュールの数が多く、負荷容量が大きい場合は、
電源電圧を高くする必要がある。
ル22−1〜22−nの入力電圧の立ち上がり時間が、
所望の立ち上がり時間を満たすことができる最小の電圧
となるようバッファ回路の電源電圧を決定する。前述し
たように入力電圧の立ち上がり時間は、負荷容量に比例
し、電源電圧に反比例するため、ほぼ一定の立ち上がり
時間を満たすためには、メモリモジュールの数が少な
く、負荷容量が小さい場合は電源電圧を低くし、逆にメ
モリモジュールの数が多く、負荷容量が大きい場合は、
電源電圧を高くする必要がある。
【0017】電源電圧決定回路24は、メモリモジュー
ル22−1〜22−nの負荷容量に応じてバッファ回路
20に供給する電圧を決定する。つまり、電源電圧決定
回路24はメモリモジュール22−1〜22−nの負荷
容量が予め定められた第1閾値より小さい場合は、電源
電圧VLがバッファ回路20に供給されるよう電源切換
スイッチ30のみがオン状態となり電源切換スイッチ2
6,28がオフ状態となるよう制御する。
ル22−1〜22−nの負荷容量に応じてバッファ回路
20に供給する電圧を決定する。つまり、電源電圧決定
回路24はメモリモジュール22−1〜22−nの負荷
容量が予め定められた第1閾値より小さい場合は、電源
電圧VLがバッファ回路20に供給されるよう電源切換
スイッチ30のみがオン状態となり電源切換スイッチ2
6,28がオフ状態となるよう制御する。
【0018】一方、電源電圧決定回路24はメモリモジ
ュール22−1〜22−nの負荷容量が予め定められた
第2閾値より大きい場合は、電源電圧VHがバッファ回
路20に供給されるよう電源切換スイッチ26のみがオ
ン状態となり電源切換スイッチ28,30がオフ状態と
なるよう制御する。また、上記メモリモジュール22−
1〜22−nの負荷容量が上記第1閾値と第2閾値との
間である場合には、電源電圧VMがバッファ回路20に
供給されるよう電源切換スイッチ28のみがオン状態と
なり電源切換スイッチ26,30がオフ状態となるよう
制御する。
ュール22−1〜22−nの負荷容量が予め定められた
第2閾値より大きい場合は、電源電圧VHがバッファ回
路20に供給されるよう電源切換スイッチ26のみがオ
ン状態となり電源切換スイッチ28,30がオフ状態と
なるよう制御する。また、上記メモリモジュール22−
1〜22−nの負荷容量が上記第1閾値と第2閾値との
間である場合には、電源電圧VMがバッファ回路20に
供給されるよう電源切換スイッチ28のみがオン状態と
なり電源切換スイッチ26,30がオフ状態となるよう
制御する。
【0019】図2は、図1中のメモリモジュール22−
1〜22−nに電源が投入された場合の入力電圧の立ち
上がり特性を示す図である。図2中において、符号S10
が付された直線は、メモリモジュール22−1のみが装
着されて、負荷容量が小さい場合に電源VLが供給され
たときの立ち上がり特性を示す直線であり、符号S13が
付された直線は、メモリモジュール22−1〜メモリモ
ジュール22−nが装着され、負荷容量が大きい場合に
電源VHが供給されたときの立ち上がり特性を示す直線
である。また符号S12が付された直線は、例えばメモリ
モジュール22−1及びメモリモジュール22−2が装
着されている場合の立ち上がり特性を示す直線である。
1〜22−nに電源が投入された場合の入力電圧の立ち
上がり特性を示す図である。図2中において、符号S10
が付された直線は、メモリモジュール22−1のみが装
着されて、負荷容量が小さい場合に電源VLが供給され
たときの立ち上がり特性を示す直線であり、符号S13が
付された直線は、メモリモジュール22−1〜メモリモ
ジュール22−nが装着され、負荷容量が大きい場合に
電源VHが供給されたときの立ち上がり特性を示す直線
である。また符号S12が付された直線は、例えばメモリ
モジュール22−1及びメモリモジュール22−2が装
着されている場合の立ち上がり特性を示す直線である。
【0020】図2に示されたように、メモリモジュール
22−1のみが装着されている場合は負荷容量が小さい
ため電源電圧を小さくし(VL)、入力電圧の値がこの
電源電圧VLとなるまでの時間をt1としている。また、
メモリモジュール22−1〜22−nが装着されている
場合は負荷容量が大きいため、電源電圧を大きくし(V
H)、入力電圧の値がこの電源電圧VHとなるまでの時間
をt3としている。
22−1のみが装着されている場合は負荷容量が小さい
ため電源電圧を小さくし(VL)、入力電圧の値がこの
電源電圧VLとなるまでの時間をt1としている。また、
メモリモジュール22−1〜22−nが装着されている
場合は負荷容量が大きいため、電源電圧を大きくし(V
H)、入力電圧の値がこの電源電圧VHとなるまでの時間
をt3としている。
【0021】更に、例えばメモリモジュール22−1及
びメモリモジュール22−2が装着されている場合は、
立ち上がりの傾斜が直線S10の傾斜と直線S1nの傾斜と
の中間の傾斜となるので、電源電圧をVLとVHとの間の
値とし(VM)入力電圧の値がこの電源電圧VMとなるま
での時間をt2としている。上記時間t1、t2、tnは、
t1=t2=tnの関係を満たす。よって、メモリモジュ
ール22−1〜22−nの数に依存せず、立ち上がり時
間をほぼ等しくすることができる。
びメモリモジュール22−2が装着されている場合は、
立ち上がりの傾斜が直線S10の傾斜と直線S1nの傾斜と
の中間の傾斜となるので、電源電圧をVLとVHとの間の
値とし(VM)入力電圧の値がこの電源電圧VMとなるま
での時間をt2としている。上記時間t1、t2、tnは、
t1=t2=tnの関係を満たす。よって、メモリモジュ
ール22−1〜22−nの数に依存せず、立ち上がり時
間をほぼ等しくすることができる。
【0022】以上のように、メモリモジュール22−1
〜22−nの数に応じて、バッファ回路20に供給する
電源電圧の値を変えて立ち上がり時間をほぼ一定として
いるが、これは同時にメモリモジュール22−1〜22
−nの数に応じて供給する電源電圧の値を変えている。
従って、メモリモジュール22−1〜22−nの数に応
じて、電源電圧を変えることができるため、従来の電源
電圧が一定であったバッファ回路に比べ消費電力を低減
することができる。
〜22−nの数に応じて、バッファ回路20に供給する
電源電圧の値を変えて立ち上がり時間をほぼ一定として
いるが、これは同時にメモリモジュール22−1〜22
−nの数に応じて供給する電源電圧の値を変えている。
従って、メモリモジュール22−1〜22−nの数に応
じて、電源電圧を変えることができるため、従来の電源
電圧が一定であったバッファ回路に比べ消費電力を低減
することができる。
【0023】尚、上記実施形態においてはバッファ回路
20に供給する電源電圧はVH,VM,VLの3種類であ
ったが、本発明はこれに限られず、メモリモジュール2
2−1〜22−nの特性等に応じて変更可能である。
20に供給する電源電圧はVH,VM,VLの3種類であ
ったが、本発明はこれに限られず、メモリモジュール2
2−1〜22−nの特性等に応じて変更可能である。
【0024】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
メモリモジュールに接続されたバッファ回路に供給する
電源電圧を選択する選択手段と、前記メモリモジュール
の負荷容量に応じて前記選択手段によって選択される電
源電圧を決定する決定手段とを備えたので、メモリモジ
ュールの数に応じた電源電圧を供給することができるた
め、従来の電源電圧が一定であったバッファ回路に比べ
消費電力を低減することができるという効果がある。ま
た、メモリモジュールの入力電圧の立ち上がり時間をほ
ぼ一定とすることができるという効果がある。
メモリモジュールに接続されたバッファ回路に供給する
電源電圧を選択する選択手段と、前記メモリモジュール
の負荷容量に応じて前記選択手段によって選択される電
源電圧を決定する決定手段とを備えたので、メモリモジ
ュールの数に応じた電源電圧を供給することができるた
め、従来の電源電圧が一定であったバッファ回路に比べ
消費電力を低減することができるという効果がある。ま
た、メモリモジュールの入力電圧の立ち上がり時間をほ
ぼ一定とすることができるという効果がある。
【図1】 本発明の一実施形態によるバッファ回路の構
成を示すブロック図である。
成を示すブロック図である。
【図2】 図1中のメモリモジュール22−1〜22−
nに電源が投入された場合の入力電圧の立ち上がり特性
を示す図である。
nに電源が投入された場合の入力電圧の立ち上がり特性
を示す図である。
【図3】 従来のバッファ回路を示すブロック図であ
る。
る。
【図4】 図3中のメモリモジュール12−1〜12−
nに電源電圧が投入された場合の入力電圧の立ち上がり
特性を示す図である。
nに電源電圧が投入された場合の入力電圧の立ち上がり
特性を示す図である。
20 バッファ回路 24 電源電圧決定回路(決定手段) 22−1〜22−n メモリモジュール 26,28,30 電源切換スイッチ(選択手段)
Claims (3)
- 【請求項1】 メモリモジュールに接続されたバッファ
回路に供給する電源電圧を選択する選択手段と、 前記メモリモジュールの負荷容量に応じて前記選択手段
によって選択される電源電圧を決定する決定手段とを具
備することを特徴とするバッファ回路。 - 【請求項2】 前記決定手段は、前記メモリモジュール
の負荷容量が大きい場合には高い値の電源電圧を決定す
ることを特徴とする請求項1記載のバッファ回路。 - 【請求項3】 前記決定手段は、前記メモリモジュール
の負荷容量が大きい場合には高い値の電源電圧を決定
し、前記メモリモジュールの入力電圧の立ち上がり時間
をほぼ一定とすることを特徴とする請求項1記載のバッ
ファ回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10216259A JP2000048573A (ja) | 1998-07-30 | 1998-07-30 | バッファ回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10216259A JP2000048573A (ja) | 1998-07-30 | 1998-07-30 | バッファ回路 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000048573A true JP2000048573A (ja) | 2000-02-18 |
Family
ID=16685761
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10216259A Pending JP2000048573A (ja) | 1998-07-30 | 1998-07-30 | バッファ回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000048573A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016126448A (ja) * | 2014-12-26 | 2016-07-11 | キヤノン株式会社 | 半導体回路装置 |
-
1998
- 1998-07-30 JP JP10216259A patent/JP2000048573A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016126448A (ja) * | 2014-12-26 | 2016-07-11 | キヤノン株式会社 | 半導体回路装置 |
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