JP2003109823A - インダクタンス素子 - Google Patents

インダクタンス素子

Info

Publication number
JP2003109823A
JP2003109823A JP2001301751A JP2001301751A JP2003109823A JP 2003109823 A JP2003109823 A JP 2003109823A JP 2001301751 A JP2001301751 A JP 2001301751A JP 2001301751 A JP2001301751 A JP 2001301751A JP 2003109823 A JP2003109823 A JP 2003109823A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
core
ring core
terminal
ring
mounting portion
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2001301751A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3659207B2 (ja
Inventor
Haruhiko Kuwata
治彦 桑田
Shinichi Morimoto
慎一 守本
Hitoshi Iwasaki
人志 岩崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP2001301751A priority Critical patent/JP3659207B2/ja
Priority to EP02720543A priority patent/EP1430492A1/en
Priority to PCT/JP2002/003967 priority patent/WO2003030191A1/en
Priority to US10/204,538 priority patent/US6747538B2/en
Priority to CNB028000358A priority patent/CN1210732C/zh
Priority to MYPI20021556A priority patent/MY124847A/en
Publication of JP2003109823A publication Critical patent/JP2003109823A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3659207B2 publication Critical patent/JP3659207B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01FMAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
    • H01F27/00Details of transformers or inductances, in general
    • H01F27/28Coils; Windings; Conductive connections
    • H01F27/29Terminals; Tapping arrangements for signal inductances
    • H01F27/292Surface mounted devices
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01FMAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
    • H01F17/00Fixed inductances of the signal type 
    • H01F17/04Fixed inductances of the signal type  with magnetic core
    • H01F17/045Fixed inductances of the signal type  with magnetic core with core of cylindric geometry and coil wound along its longitudinal axis, i.e. rod or drum core
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01FMAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
    • H01F27/00Details of transformers or inductances, in general
    • H01F27/02Casings
    • H01F27/027Casings specially adapted for combination of signal type inductors or transformers with electronic circuits, e.g. mounting on printed circuit boards

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ドラムコアやリングコアに衝撃が加わって
も、ドラムコアおよびリングコアが端子の取付部の近傍
部分を残して実装基板から脱落することがなく、衝撃信
頼性を向上したインダクタンス素子を提供することを目
的としている。 【解決手段】 巻軸部1の一端に上端鍔2を他端に下端
鍔3を有したドラムコア4と、巻軸部1に巻回した巻線
5と、ドラムコア4の巻軸部1の外周上に配置するとと
もに、ドラムコア4と接着剤6により接着したリング形
状のリングコア7と、このリングコア7に取り付けると
ともに巻線5と半田8で電気的接続をした端子9とを備
え、端子9はリングコア7の外方から取り付けるととも
にリングコア7の外周面14から上面15、この上面1
5から内周面13に向かって折曲したコの字形状とし、
実装部11は少なくともリングコア7の外周縁からドラ
ムコア4の下端鍔3の巻軸対向面16まで設けている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は各種電子機器等に用
いるインダクタンス素子に関するものである。
【0002】
【従来の技術】以下、従来のインダクタンス素子につい
て図面を参照しながら説明する。
【0003】従来のインダクタンス素子としては、例え
ば、特開平10−294221号公報に記載されている
ようなものが知られている。
【0004】図10は従来のインダクタンス素子の斜視
図、図11は同インダクタンス素子の分解斜視図であ
る。
【0005】図10、図11において、従来のインダク
タンス素子は、巻軸部21の一端に上端鍔22を有し、
この巻軸部21の他端に上端鍔22の径と略等しい径の
下端鍔23を有したドラムコア24と、このドラムコア
24の巻軸部21に巻回した巻線25と、ドラムコア2
4の巻軸部21の外周上に配置するとともに、ドラムコ
ア24と接着剤により接着した円柱状の空間を有するリ
ング形状のリングコア26と、このリングコア26に取
り付けるとともに、巻線25と電気的接続をした端子2
7とを備えている。
【0006】また、端子27には実装用の実装部28と
この実装部28に連接してリングコア取付用の取付部2
9を設け、2つの端子27をリングコア26の外方から
対角に位置するように取り付けている。
【0007】さらに、実装基板に実装した際には、ドラ
ムコア24の下端鍔23と実装基板との間に空間が生じ
るように、ドラムコア24を位置規制した構成である。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の構成では、
ドラムコア24およびリングコア26は、リングコア2
6の対角に取り付けられた2つの端子27の取付部29
によってのみ支えられて実装基板に実装されている。
【0009】一般に、ドラムコア24やリングコア26
はフェライトなどの焼結磁性材料で形成されているので
脆く、衝撃が加わった場合、取付部29の近傍部分のリ
ングコア26に割れが生じて、ドラムコア24およびリ
ングコア26が端子27の取付部29の近傍部分を残し
て実装基板から脱落し、衝撃信頼性が低下するという問
題点を有していた。
【0010】本発明は上記問題点を解決するもので、ド
ラムコアやリングコアに衝撃が加わっても、ドラムコア
およびリングコアが端子の取付部の近傍部分を残して実
装基板から脱落することがなく、衝撃信頼性を向上した
インダクタンス素子を提供することを目的としている。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、以下の構成を有する。
【0012】本発明の請求項1に記載の発明は、特に、
端子には実装用の実装部とこの実装部に連接したリング
コア取付用の取付部とを設けるとともに、前記端子をリ
ングコアの外方から取り付け、前記実装部を少なくとも
リングコアの外周縁からドラムコアの下端鍔の巻軸対向
面まで設けており、かつ、前記リングコアは4つの角部
に溝部を形成するとともに角部間を同一平面に形成した
方形状にしており、前記端子の取付部を前記溝部に配置
した構成である。
【0013】上記構成により、端子の実装部が少なくと
もリングコアの外周縁からドラムコアの下端鍔の巻軸対
向面まで設けてあるので、端子の上端鍔から下端鍔に向
かって衝撃が加わった場合、ドラムコアが巻軸対向面ま
で設けられた端子の実装部によって支えられる。すなわ
ち、ドラムコアおよびリングコアにかかる衝撃は端子の
実装部に分散されるので、端子の取付部にかかる応力は
緩和されることになり、取付部の近傍部分に発生するリ
ングコアの割れを抑制し、衝撃信頼性を向上させること
ができる。
【0014】特に、端子の実装部が強度的に大きいドラ
ムコアの下端鍔の巻軸対向面まであるので、実装部への
衝撃の分散時、分散された衝撃に耐えられず、ドラムコ
アの下端鍔が割れたりすることを防止でき、確実に、衝
撃信頼性を向上させられる。
【0015】また、リングコアは4つの角部に溝部を形
成するとともに、この角部間を同一平面に形成した方形
状にして、端子の取付部を溝部に配置しているので、角
部間に応力が集中することがなく、リングコアの取付部
の近傍部分の強度を保持し、リングコアの割れをより抑
制できる。この際、端子の取付部は溝部に取り付けるの
で、取付部の位置規制も的確にできる。
【0016】本発明の請求項2に記載の発明は、請求項
1に記載の発明において、特に、端子は1つの実装部と
2つの取付部を設け、2つの取付部は互いに隣接する角
部の溝部に配置した構成である。上記構成により、取付
部が2つなので、1つの取付部にかかる応力を分散で
き、取付部の近傍部分のリングコアの割れをより抑制で
きるとともに、実装部が1つなので、実装基板への実装
性を悪化させることもない。
【0017】本発明の請求項3に記載の発明は、請求項
2に記載の発明において、特に、2つの取付部の内、一
方の取付部はリングコアに形成した一方の溝部の上面で
巻線と電気的接続するとともに、一方の溝部の深さを他
方の溝部の深さよりも深くした構成である。上記構成に
より、端子の取付部に巻線を電気的接続したとしても、
ドラムコアの上端鍔およびリングコアの上面よりも接続
部分が突出することがなく、低背化を図ることができる
とともに、他方の溝部の深さが一方の溝部の深さよりも
浅いので、強度を低下させることもない。
【0018】本発明の請求項4に記載の発明は、請求項
2に記載の発明において、特に、端子の実装部は、2つ
の取付部間に位置するリングコアの外周縁からドラムコ
アの下端鍔の巻軸対向面に向かってドラムコアの下端鍔
およびリングコアの面の全体を覆う方形状とした構成で
ある。上記構成により、端子の実装部は、ドラムコアの
下端鍔およびリングコアの下面の全体を覆う方形状なの
で、実装基板への実装性が向上するとともに、ドラムコ
アおよびリングコアに衝撃が加わった場合には、 実装
部へ衝撃が分散されやすく、取付部の近傍部分のリング
コアの割れをより抑制できる。
【0019】本発明の請求項5に記載の発明は、請求項
2に記載の発明において、特に、端子の実装部、2つの
取付部間の稜線に位置するリングコアの外周縁からドラ
ムコアの下端鍔の巻軸対向面に向かって、ドラムコアの
下端鍔およびリングコアの下面の一部を覆う円弧形状と
した構成である。上記構成により、端子の実装部は、ド
ラムコアの下端鍔およびリングコアの下面の一部を覆う
円弧形状なので、実装基板への実装性が向上するととも
に、ドラムコアおよびリングコアに衝撃が加わった場合
には、実装部へ衝撃が分散されやすく、取付部の近傍部
分のリングコアの割れをより抑制できる。
【0020】本発明の請求項6に記載の発明は、請求項
2に記載の発明において、特に、端子の実装部は、2つ
の取付部間の稜線に位置するリングコアの外周縁からド
ラムコアの下端鍔の巻軸対向面に向かってドラムコアの
下端鍔およびリングコアの下面の一部を覆うT字形状と
した構成である。上記構成により、端子の実装部は、ド
ラムコアの下端鍔およびリングコアの下面の一部を覆う
T字形状なので、実装基板への実装性が向上するととも
に、ドラムコアおよびリングコアに衝撃が加わった場合
には、実装部へ衝撃が分散されやすく、取付部の近傍部
分のリングコアの割れをより抑制できる。
【0021】本発明の請求項7に記載の発明は、請求項
1に記載の発明において、特に、端子の取付部は、リン
グコアの外周面から溝部の上面、前記溝部の上面から内
周面に向かって折曲してコの字形状とした構成である。
上記構成により、端子の上端鍔から下端鍔に向かって衝
撃が加わった場合、リングコアの上面を中心に、内周面
および外周面によって、効率よく支持することができ、
衝撃信頼性を向上できる。
【0022】本発明の請求項8に記載の発明は、請求項
7に記載の発明において、特に、端子の取付部をリング
コアの溝部にかしめて端子をリングコアに取り付けた構
成である。上記構成により、どのような方向に対して衝
撃が加わっても、リングコアの上面、内周面および外周
面によって、効率よく支持することができ、衝撃信頼性
を向上できる。
【0023】本発明の請求項9に記載の発明は、請求項
1に記載の発明において、特に、端子の実装部とドラム
コアの下端鍔およびリングコアの下面との間に接着剤を
塗布して接着した構成である。上記構成により、端子の
上端鍔から下端鍔に向かって衝撃が加わった場合だけで
なく、あらゆる方向に対する衝撃に対して、ドラムコア
が巻軸対向面まで設けられた端子の実装部によって支え
られる。これにより、ドラムコアおよびリングコアにか
かる衝撃は端子の実装部に分散されるので、端子の取付
部にかかる応力は緩和されることになり、取付部の近傍
部分に発生するリングコアの割れを抑制し、衝撃信頼性
を向上させられる。
【0024】特に、端子の実装部が強度的に大きいドラ
ムコアの下端鍔の巻軸対向面まであるので、実装部への
衝撃の分散時、分散された衝撃に耐えられず、ドラムコ
アの下端鍔が割れたりすることを防止でき、確実に、衝
撃信頼性を向上させることができる。
【0025】本発明の請求項10に記載の発明は、請求
項1に記載の発明において、特に、ドラムコアの上端鍔
に対向するリングコアの内周面に沿うように接着剤を前
記リングコアの内周面の全体に渡って塗布し、前記ドラ
ムコアとリングコアとを接着した構成である。上記構成
により、ドラムコアとリングコアの接着は、特定の一部
分ではないので、衝撃は特定の一部分に集中することが
なく、ドラムコアとリングコアとの間でほぼ均等に分散
され、ドラムコアおよびリングコアの接着部の近傍部分
に割れが発生するのを抑制し、衝撃信頼性を向上でき
る。
【0026】本発明の請求項11に記載の発明は、請求
項1に記載の発明において、特に、接着剤は弾性接着剤
とした構成である。上記構成により、接着剤は弾性的な
ので衝撃は接着剤によっても分散され、衝撃信頼性を向
上できる。
【0027】本発明の請求項12に記載の発明は、請求
項1に記載の発明において、特に、ドラムコアの高さと
リングコアの高さとを略同一とした構成である。上記構
成により、ドラムコアとリングコアとの接着剤による接
着を的確にできるとともに、ドラムコアからリングコア
への磁束の流れを円滑にでき、低背化を図りつつ、磁気
特性を向上できる。
【0028】本発明の請求項13に記載の発明は、請求
項1に記載の発明において、特に、ドラムコアの上端鍔
および下端鍔の径寸法は、巻軸の径寸法の2倍以上とし
た構成である。上記構成により、巻線をより多く巻回す
ることができ、インダクタンス値を向上できる。
【0029】本発明の請求項14に記載の発明は、請求
項1に記載の発明において、特に、リングコアの内径寸
法は、高さ寸法の3倍以上とした構成である。上記構成
により、ドラムコアの上端鍔および下端鍔の径寸法も大
きくでき、巻線をより多く巻回して、インダクタンス値
を向上できるとともに、低背化を図ることもできる。
【0030】
【発明の実施の形態】以下、実施の形態を用いて、本発
明の全請求項に記載の発明について図面を参照しながら
説明する。
【0031】図1は本発明の一実施の形態におけるイン
ダクタンス素子の断面図、図2は同インダクタンス素子
の分解斜視図、図3は同インダクタンス素子の斜視図、
図4は同インダクタンス素子の底面斜視図、図5は端子
取付時のリングコアの斜視図、図6は端子取付後のリン
グコアの斜視図である。
【0032】図1〜図6において、本発明の一実施の形
態におけるインダクタンス素子は、外形寸法が6mm角
で高さ1.5mmで、巻軸部1の一端に上端鍔2を有
し、巻軸部1の他端に下端鍔3を有した直径5mmのド
ラムコア4と、このドラムコア4の巻軸部1に巻回した
巻線5と、ドラムコア4の巻軸部1の外周上に配置する
とともに、ドラムコア4と接着剤6により接着したリン
グ形状のリングコア7と、このリングコア7に形成した
4つの角部10に取り付けるとともに巻線5と半田8で
電気的接続をした端子9とを備えている。
【0033】また、リングコア7は、面取りした4つの
角部10に溝部19を形成するとともにこの角部間20
を同一平面に形成し、リングコア7の円形状の内周面1
3からリングコア7の外周面14までの最薄の距離H
が、隣接する角部10の中間部に位置するような方形状
としている。
【0034】さらに、端子9は、実装用の1つの実装部
11とこの実装部11に連接したリングコア取付用の2
つの取付部12を設け、端子9の2つの取付部12をリ
ングコア7の溝部19に配置している。
【0035】この端子9の2つの取付部12の内、一方
の取付部12はリングコア7に形成した一方の溝部19
の上面で巻線5と半田8により電気的接続するととも
に、一方の溝部19の深さを他方の溝部19の深さより
も深くしている。
【0036】特に、端子9はリングコア7の外方から取
り付けるとともに、取付部12はリングコア7の外周面
14から溝部19の上面15、この上面15から内周面
13に向かって折曲したコの字形状とし、実装部11は
少なくともリングコア7の外周縁からドラムコア4の下
端鍔3の巻軸対向面16まで設けている。
【0037】このとき、端子9の実装部11は、2つの
取付部12間に位置するリングコア7の外周縁17から
ドラムコア4の下端鍔3の巻軸対向面16に向かって、
ドラムコア4の下端鍔3およびリングコア7の下面の全
体を覆う方形状とし、2つの端子9の対向する実装部1
1間の距離wは、少なくとも1mm以上になるようにし
ている。
【0038】さらには、ドラムコア4の高さとリングコ
ア7の高さとを略同一とし、ドラムコア4の上端鍔2と
リングコア7との0.1mmほどの間隔には、リングコ
ア7の内周面13に沿って全体に渡り弾性接着剤6を塗
布して接着するとともに、端子9の実装部11とドラム
コア4の下端鍔3およびリングコア7の下面との間にも
弾性接着剤6を塗布して接着している。
【0039】そして、ドラムコア4の上端鍔および下端
鍔3の径寸法は、巻軸部1の径寸法の2.2mmの2倍
以上の5mmにするとともに、リングコア7の内径寸法
の5.2mmは、高さ寸法の1.5mmの3倍以上とし
ている。このとき、上端鍔3および下端鍔2の厚さは
0.4mmで、巻軸部1の幅(T)は0.6mmとして
いる。
【0040】上記構成により、端子9の実装部11が少
なくともリングコア7の外周縁17からドラムコア4の
下端鍔3の巻軸対向面16まで設けてあるので、端子9
の上端鍔2から下端鍔3に向かって衝撃が加わった場
合、ドラムコア4が巻軸対向面16まで設けられた端子
9の実装部11によって支えられる。すなわち、ドラム
コア4およびリングコア7にかかる衝撃は端子9の実装
部11に分散されるので、端子9の取付部12にかかる
応力は緩和されることになり、取付部12の近傍部分に
発生するリングコア7の割れを抑制し、衝撃信頼性を向
上させることができる。
【0041】特に、端子9の実装部11が強度的に大き
いドラムコア4の下端鍔3の巻軸対向面16まであるの
で、実装部11への衝撃の分散時、分散された衝撃に耐
えられず、ドラムコア4の下端鍔3が割れたりすること
を防止でき、確実に、衝撃信頼性を向上させることがで
きる。
【0042】また、リングコア7は4つの角部10に溝
部19を形成するとともに、この角部間20を同一平面
に形成した方形状にして、端子9の取付部12を溝部1
9に配置しているので、角部間20に応力が集中するこ
とがなく、リングコア7の取付部12の近傍部分の強度
を保持し、リングコア7の割れをより抑制できる。この
際、端子9の取付部12は溝部19に取り付けるので、
取付部12の位置規制も的確にできる。
【0043】さらに、端子9の実装部11とドラムコア
4の下端鍔3およびリングコア7の下面との間には接着
剤6を塗布して接着しているので、端子9の上端鍔2か
ら下端鍔3に向かって衝撃が加わった場合だけでなく、
あらゆる方向に対する衝撃に対して、衝撃信頼性を向上
させることができる。
【0044】そして、ドラムコア4の上端鍔2とリング
コア7との間には、特定の一部分ではなく、リングコア
7の内周面13に沿って全体に渡り、接着剤6を塗布し
て接着しているので、衝撃は特定の一部分に集中するこ
とがなく、ドラムコア4とリングコア7との間でほぼ均
等に分散され、ドラムコア4およびリングコア7の接着
部の近傍部分に割れが発生するのを抑制し、衝撃信頼性
を向上できる。このとき、接着剤6は弾性接着剤にして
いるので、衝撃は接着剤6によっても分散でき、衝撃信
頼性を向上できる。
【0045】その上、端子9の取付部12は、リングコ
ア7の外周面14から上面15、上面15から内周面1
3に向かって折曲してコの字形状としているので、端子
9の上端鍔2から下端鍔3に向かって衝撃が加わった場
合、リングコア7の上面15を中心に、内周面13およ
び外周面14によって、リングコア7を端子9の取付部
12に効率よく支持することができるとともに、リング
コア7にかしめて取り付けているので、どのような方向
に対して衝撃が加わっても、確実に衝撃信頼性を向上で
きる。
【0046】さらには、端子9の取付部12は2つなの
で、衝撃によって端子9の取付部12にかかる応力は、
取付部12が増えた分だけ小さくなり、取付部12の近
傍部分に発生するリングコア7の割れを抑制し、的確に
衝撃信頼性を向上でき、実装部11は1つなので、実装
基板への実装性を悪化させることもない。
【0047】特に、端子9の実装部11は、ドラムコア
4の下端鍔3およびリングコア7の下面の全体を覆う方
形状なので、実装基板への実装性が向上するとともに、
ドラムコア4およびリングコア7に衝撃が加わった場合
には、実装部11へ衝撃が分散されやすく、取付部12
の近傍部分のリングコア7の割れをより抑制できる。
【0048】また、ドラムコア4の高さとリングコア7
の高さとを略同一にしているので、ドラムコア4とリン
グコア7との接着剤6による接着を的確にできるととも
に、ドラムコア4からリングコア7への磁束の流れを円
滑にでき、低背化を図りつつ、磁気特性を向上できる。
【0049】そして、ドラムコア4の上端鍔2および下
端鍔3の径寸法は、巻軸部1の径寸法の2倍以上とし、
リングコア7の内径寸法は、高さ寸法の3倍以上として
いるので、ドラムコア4の上端鍔2および下端鍔3の径
寸法も大きくでき、巻線5をより多く巻回して、インダ
クタンス値を向上できるとともに、低背化を図ることも
できる。
【0050】以上のように本発明の一実施の形態によれ
ば、ドラムコア4およびリングコア7にかかる衝撃は端
子9の実装部11に分散されるので、端子9の取付部1
2にかかる応力は緩和されることになり、取付部12の
近傍部分に発生するリングコア7の割れを抑制し、特
に、端子9の実装部11が強度的に大きいドラムコア4
の下端鍔3の巻軸対向面16まであるので、実装部11
への衝撃の分散時、分散された衝撃に耐えられず、ドラ
ムコア4の下端鍔3が割れたりすることを防止でき、確
実に、衝撃信頼性を向上させることができる。
【0051】また、リングコア7は4つの角部10に溝
部19を形成するとともに、この角部間20を同一平面
に形成した方形状にして、端子9の取付部12を溝部1
9に配置しているので、角部間20に応力が集中するこ
とがなく、リングコア7の取付部12の近傍部分の強度
を保持し、リングコア7の割れをより抑制できる。この
際、端子9の取付部12は溝部19に取り付けるので、
取付部12の位置規制も的確にできる。
【0052】さらに、ドラムコア4からリングコア7へ
の磁束の流れを円滑にできるとともに、ドラムコア4の
上端鍔2および下端鍔3の径寸法も大きくでき、巻線5
をより多く巻回してインダクタンス値の向上と低背化を
図ることもできる。
【0053】なお、本発明の一実施の形態では、コの字
形状の取付部12と方形状の実装部11を有した2つの
端子9を用いているが、図7に示すようなT字形状の実
装部11を有した端子9や、図8に示すような円弧形状
の実装部11を有した端子9や、図9に示すような複数
の端子9を有したものでもよい。
【0054】また、リングコア7の角部間20は同一平
面にしているが、リングコア7の上面15または下面の
いずれか一方が同一平面であれば、他方に段差を設けて
もよい。
【0055】
【発明の効果】このように本発明によれば、ドラムコア
およびリングコアにかかる衝撃は端子の実装部に分散さ
れるので、端子の取付部にかかる応力は緩和されること
になり、取付部の近傍部分に発生するリングコアの割れ
を抑制するとともに、端子の実装部が強度的に大きいド
ラムコアの下端鍔の巻軸対向面まであるので、実装部へ
の衝撃の分散時、分散された衝撃に耐えられず、ドラム
コアの下端鍔が割れたりすることを防止できる。
【0056】この結果、ドラムコアやリングコアに衝撃
が加わっても、ドラムコアおよびリングコアが端子の取
付部の近傍部分を残して実装基板から脱落することがな
く、衝撃信頼性を向上したインダクタンス素子を提供す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態におけるインダクタンス
素子の断面図
【図2】同インダクタンス素子の分解斜視図
【図3】同インダクタンス素子の斜視図
【図4】同インダクタンス素子の底面斜視図
【図5】端子取付時のリングコアの斜視図
【図6】端子取付後のリングコアの斜視図
【図7】T字形状の端子実装部を有した他のインダクタ
ンス素子の底面斜視図
【図8】円弧形状の端子実装部を有した他のインダクタ
ンス素子の底面斜視図
【図9】複数の端子を有した他のインダクタンス素子の
底面斜視図
【図10】従来のインダクタンス素子の底面斜視図
【図11】同インダクタンス素子の分解斜視図
【符号の説明】
1 巻軸部 2 上端鍔 3 下端鍔 4 ドラムコア 5 巻線 6 接着剤 7 リングコア 8 半田 9 端子 10 角部 11 実装部 12 取付部 13 内周面 14 外周面 15 上面 16 巻軸対向面 17 外周縁 19 溝部 20 角部間
フロントページの続き (72)発明者 岩崎 人志 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Fターム(参考) 5E070 AA01 BA05

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 巻軸部の一端に上端鍔を有し他端に下端
    鍔を有したドラムコアと、このドラムコアの巻軸部に巻
    回した巻線と、前記ドラムコアの巻軸部の外周上に配置
    するとともに前記ドラムコアと接着剤により接着したリ
    ング形状のリングコアと、このリングコアに取り付ける
    とともに前記巻線と電気的接続をした端子とを備え、こ
    の端子には実装用の実装部とこの実装部に連接したリン
    グコア取付用の取付部とを設けるとともに、前記端子を
    リングコアの外方から取り付け、前記実装部を少なくと
    もリングコアの外周縁からドラムコアの下端鍔の巻軸対
    向面まで設けており、かつ、前記リングコアは4つの角
    部に溝部を形成するとともに角部間を同一平面に形成し
    た方形状にしており、前記端子の取付部を前記溝部に配
    置したインダクタンス素子。
  2. 【請求項2】 端子は1つの実装部と2つの取付部を設
    け、2つの取付部は互いに隣接する角部の溝部に配置し
    た請求項1に記載のインダクタンス素子。
  3. 【請求項3】 2つの取付部の内、一方の取付部はリン
    グコアに形成した一方の溝部の上面で巻線と電気的接続
    するとともに、一方の溝部の深さを他方の溝部の深さよ
    りも深くした請求項2に記載のインダクタンス素子。
  4. 【請求項4】 端子の実装部は、2つの取付部間に位置
    するリングコアの外周縁からドラムコアの下端鍔の巻軸
    対向面に向かってドラムコアの下端鍔およびリングコア
    の面の全体を覆う方形状とした請求項2に記載のインダ
    クタンス素子。
  5. 【請求項5】 端子の実装部、2つの取付部間の稜線に
    位置するリングコアの外周縁からドラムコアの下端鍔の
    巻軸対向面に向かって、ドラムコアの下端鍔およびリン
    グコアの下面の一部を覆う円弧形状とした請求項2に記
    載のインダクタンス素子。
  6. 【請求項6】 端子の実装部は、2つの取付部間の稜線
    に位置するリングコアの外周縁からドラムコアの下端鍔
    の巻軸対向面に向かってドラムコアの下端鍔およびリン
    グコアの下面の一部を覆うT字形状とした請求項2に記
    載のインダクタンス素子。
  7. 【請求項7】 端子の取付部は、リングコアの外周面か
    ら溝部の上面、前記溝部の上面から内周面に向かって折
    曲してコの字形状とした請求項1に記載のインダクタン
    ス素子。
  8. 【請求項8】 端子の取付部をリングコアの溝部にかし
    めて端子をリングコアに取り付けた請求項7に記載のイ
    ンダクタンス素子。
  9. 【請求項9】 端子の実装部とドラムコアの下端鍔およ
    びリングコアの下面との間に接着剤を塗布して接着した
    請求項1に記載のインダクタンス素子。
  10. 【請求項10】 ドラムコアの上端鍔に対向するリング
    コアの内周面に沿うように接着剤を前記リングコアの内
    周面の全体に渡って塗布し、前記ドラムコアとリングコ
    アとを接着した請求項1に記載のインダクタンス素子。
  11. 【請求項11】 接着剤は弾性接着剤とした請求項1に
    記載のインダクタンス素子。
  12. 【請求項12】 ドラムコアの高さとリングコアの高さ
    とを略同一とした請求項1に記載のインダクタンス素
    子。
  13. 【請求項13】 ドラムコアの上端鍔および下端鍔の径
    寸法は、巻軸の径寸法の2倍以上とした請求項1に記載
    のインダクタンス素子。
  14. 【請求項14】 リングコアの内径寸法は、高さ寸法の
    3倍以上とした請求項1に記載のインダクタンス素子。
JP2001301751A 2001-09-28 2001-09-28 インダクタンス素子 Expired - Lifetime JP3659207B2 (ja)

Priority Applications (6)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001301751A JP3659207B2 (ja) 2001-09-28 2001-09-28 インダクタンス素子
EP02720543A EP1430492A1 (en) 2001-09-28 2002-04-19 Inductance device
PCT/JP2002/003967 WO2003030191A1 (en) 2001-09-28 2002-04-19 Inductance device
US10/204,538 US6747538B2 (en) 2001-09-28 2002-04-19 Inductance device
CNB028000358A CN1210732C (zh) 2001-09-28 2002-04-19 电感装置
MYPI20021556A MY124847A (en) 2001-09-28 2002-04-29 Inductance device

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001301751A JP3659207B2 (ja) 2001-09-28 2001-09-28 インダクタンス素子

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2003109823A true JP2003109823A (ja) 2003-04-11
JP3659207B2 JP3659207B2 (ja) 2005-06-15

Family

ID=19122114

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001301751A Expired - Lifetime JP3659207B2 (ja) 2001-09-28 2001-09-28 インダクタンス素子

Country Status (6)

Country Link
US (1) US6747538B2 (ja)
EP (1) EP1430492A1 (ja)
JP (1) JP3659207B2 (ja)
CN (1) CN1210732C (ja)
MY (1) MY124847A (ja)
WO (1) WO2003030191A1 (ja)

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005310982A (ja) * 2004-04-20 2005-11-04 Taiyo Yuden Co Ltd 面実装コイル部品及び面実装コイル部品の実装構造
JP2007220788A (ja) * 2006-02-15 2007-08-30 Mitsumi Electric Co Ltd 面実装チョークコイル
US7358841B2 (en) * 2005-07-19 2008-04-15 Sumida Corporation Core and inductor having the core
JP2009111111A (ja) * 2007-10-30 2009-05-21 Tdk Corp コイル部品
JP2011040598A (ja) * 2009-08-12 2011-02-24 Tdk Corp コイル部品
US8164409B2 (en) 2009-07-02 2012-04-24 Tdk Corporation Coil component
US20170309386A1 (en) * 2016-04-26 2017-10-26 Murata Manufacturing Co., Ltd. Electronic component

Families Citing this family (54)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE10132123A1 (de) * 2001-07-03 2003-01-16 Philips Corp Intellectual Pty Transformator
US7170381B2 (en) * 2003-07-09 2007-01-30 Power Integrations, Inc. Method and apparatus for transferring energy in a power converter circuit
US7426780B2 (en) * 2004-11-10 2008-09-23 Enpirion, Inc. Method of manufacturing a power module
US7462317B2 (en) * 2004-11-10 2008-12-09 Enpirion, Inc. Method of manufacturing an encapsulated package for a magnetic device
US8139362B2 (en) * 2005-10-05 2012-03-20 Enpirion, Inc. Power module with a magnetic device having a conductive clip
US7688172B2 (en) * 2005-10-05 2010-03-30 Enpirion, Inc. Magnetic device having a conductive clip
US8701272B2 (en) 2005-10-05 2014-04-22 Enpirion, Inc. Method of forming a power module with a magnetic device having a conductive clip
US8631560B2 (en) * 2005-10-05 2014-01-21 Enpirion, Inc. Method of forming a magnetic device having a conductive clip
TW200746189A (en) * 2006-06-05 2007-12-16 Hon Hai Prec Ind Co Ltd Power inductor and method of manufacturing the same
CN101281812B (zh) * 2007-04-05 2011-04-06 珠海经济特区宝诚电子有限公司 电感器及其制作方法
JP4535083B2 (ja) * 2007-04-10 2010-09-01 Tdk株式会社 コイル部品
TW200845057A (en) * 2007-05-11 2008-11-16 Delta Electronics Inc Inductor
JP5309682B2 (ja) * 2007-05-25 2013-10-09 スミダコーポレーション株式会社 インダクタンス素子
US7786837B2 (en) * 2007-06-12 2010-08-31 Alpha And Omega Semiconductor Incorporated Semiconductor power device having a stacked discrete inductor structure
JP4924893B2 (ja) * 2007-06-27 2012-04-25 Tdk株式会社 コイル部品の製造方法及びコイル部品の製造装置
US8018315B2 (en) 2007-09-10 2011-09-13 Enpirion, Inc. Power converter employing a micromagnetic device
US7952459B2 (en) * 2007-09-10 2011-05-31 Enpirion, Inc. Micromagnetic device and method of forming the same
US7955868B2 (en) * 2007-09-10 2011-06-07 Enpirion, Inc. Method of forming a micromagnetic device
US7920042B2 (en) 2007-09-10 2011-04-05 Enpirion, Inc. Micromagnetic device and method of forming the same
KR101147019B1 (ko) * 2007-09-10 2012-05-17 스미다 코포레이션 가부시키가이샤 자성부품
US7544995B2 (en) * 2007-09-10 2009-06-09 Enpirion, Inc. Power converter employing a micromagnetic device
US8133529B2 (en) 2007-09-10 2012-03-13 Enpirion, Inc. Method of forming a micromagnetic device
JP4786744B2 (ja) * 2007-09-27 2011-10-05 スミダコーポレーション株式会社 複合磁性素子
TWI405225B (zh) * 2008-02-22 2013-08-11 Cyntec Co Ltd 扼流線圈
JP2009253113A (ja) * 2008-04-08 2009-10-29 Shinto Holdings Kk インダクタ
US9246390B2 (en) 2008-04-16 2016-01-26 Enpirion, Inc. Power converter with controller operable in selected modes of operation
US8686698B2 (en) 2008-04-16 2014-04-01 Enpirion, Inc. Power converter with controller operable in selected modes of operation
US8541991B2 (en) 2008-04-16 2013-09-24 Enpirion, Inc. Power converter with controller operable in selected modes of operation
US8692532B2 (en) 2008-04-16 2014-04-08 Enpirion, Inc. Power converter with controller operable in selected modes of operation
US8266793B2 (en) * 2008-10-02 2012-09-18 Enpirion, Inc. Module having a stacked magnetic device and semiconductor device and method of forming the same
US9054086B2 (en) * 2008-10-02 2015-06-09 Enpirion, Inc. Module having a stacked passive element and method of forming the same
US8339802B2 (en) * 2008-10-02 2012-12-25 Enpirion, Inc. Module having a stacked magnetic device and semiconductor device and method of forming the same
US8153473B2 (en) * 2008-10-02 2012-04-10 Empirion, Inc. Module having a stacked passive element and method of forming the same
US9548714B2 (en) 2008-12-29 2017-01-17 Altera Corporation Power converter with a dynamically configurable controller and output filter
US8698463B2 (en) 2008-12-29 2014-04-15 Enpirion, Inc. Power converter with a dynamically configurable controller based on a power conversion mode
DE102010028157A1 (de) * 2010-04-23 2011-10-27 Würth Elektronik eiSos Gmbh & Co. KG Spulenkörper
JP5167382B2 (ja) 2010-04-27 2013-03-21 スミダコーポレーション株式会社 コイル部品
JP5399317B2 (ja) * 2010-05-18 2014-01-29 株式会社神戸製鋼所 リアクトル
JP5516357B2 (ja) * 2010-11-17 2014-06-11 スミダコーポレーション株式会社 磁性素子
US8867295B2 (en) 2010-12-17 2014-10-21 Enpirion, Inc. Power converter for a memory module
JP3171315U (ja) * 2011-07-25 2011-10-27 スミダコーポレーション株式会社 磁性素子
JP2013243192A (ja) * 2012-05-18 2013-12-05 Toko Inc 面実装インダクタ
GB201417355D0 (en) * 2014-10-01 2014-11-12 Univ Newcastle Method and system for manufacture of a compressed coil
CN104575970B (zh) * 2014-12-05 2016-08-17 海宁联丰东进电子有限公司 一种共模滤波器
JP6332073B2 (ja) * 2015-02-13 2018-05-30 株式会社村田製作所 コイル部品
US9509217B2 (en) 2015-04-20 2016-11-29 Altera Corporation Asymmetric power flow controller for a power converter and method of operating the same
US9899131B2 (en) * 2015-07-20 2018-02-20 Cyntec Co., Ltd. Structure of an electronic component and an inductor
JP6869796B2 (ja) * 2017-04-27 2021-05-12 太陽誘電株式会社 コイル部品
JP7075185B2 (ja) 2017-04-27 2022-05-25 太陽誘電株式会社 コイル部品及び電子機器
KR101983193B1 (ko) * 2017-09-22 2019-05-28 삼성전기주식회사 코일 부품
US11164693B2 (en) * 2017-12-01 2021-11-02 Taiyo Yuden Co., Ltd. Coil component and electronic device
JP6838547B2 (ja) * 2017-12-07 2021-03-03 株式会社村田製作所 コイル部品およびその製造方法
US11424070B2 (en) * 2018-06-19 2022-08-23 Tdk Corporation Coil component
JP7193968B2 (ja) * 2018-09-28 2022-12-21 太陽誘電株式会社 コイル部品及び電子機器

Family Cites Families (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5926577Y2 (ja) * 1979-09-17 1984-08-02 ティーディーケイ株式会社 小型インダクタンス素子
US5382937A (en) * 1992-07-30 1995-01-17 Tdk Corporation Coil device
US5345209A (en) * 1992-07-30 1994-09-06 Tdk Corporation Adjustment system for a coil device
JP2868064B2 (ja) * 1994-02-07 1999-03-10 スミダ電機株式会社 高周波変成器
JP3497276B2 (ja) * 1994-07-20 2004-02-16 松下電器産業株式会社 インダクタンス素子とその製造方法
JPH10294221A (ja) * 1997-04-18 1998-11-04 Toko Inc インダクタンス素子
JP3317893B2 (ja) * 1998-03-27 2002-08-26 太陽誘電株式会社 面実装型コイル
JP3202200B2 (ja) * 1998-11-09 2001-08-27 東京コイルエンジニアリング株式会社 チョークコイル
JP3340700B2 (ja) * 1999-05-31 2002-11-05 ティーディーケイ株式会社 インダクター用フェライトコア及びこれを用いたチップインダクター
JP2002013990A (ja) * 2000-06-30 2002-01-18 Tokyo Shiyouketsu Kinzoku Kk 非接触式変位センサー用磁心
JP3726017B2 (ja) * 2000-10-31 2005-12-14 Tdk株式会社 磁性材料およびインダクタ
JP2002231533A (ja) * 2001-02-05 2002-08-16 Tdk Corp 面実装型インダクタ

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005310982A (ja) * 2004-04-20 2005-11-04 Taiyo Yuden Co Ltd 面実装コイル部品及び面実装コイル部品の実装構造
US7358841B2 (en) * 2005-07-19 2008-04-15 Sumida Corporation Core and inductor having the core
JP2007220788A (ja) * 2006-02-15 2007-08-30 Mitsumi Electric Co Ltd 面実装チョークコイル
JP2009111111A (ja) * 2007-10-30 2009-05-21 Tdk Corp コイル部品
US8164409B2 (en) 2009-07-02 2012-04-24 Tdk Corporation Coil component
JP2011040598A (ja) * 2009-08-12 2011-02-24 Tdk Corp コイル部品
US20170309386A1 (en) * 2016-04-26 2017-10-26 Murata Manufacturing Co., Ltd. Electronic component
US10381146B2 (en) * 2016-04-26 2019-08-13 Murata Manufacturing Co., Ltd. Electronic component

Also Published As

Publication number Publication date
US6747538B2 (en) 2004-06-08
CN1210732C (zh) 2005-07-13
CN1455939A (zh) 2003-11-12
US20030179062A1 (en) 2003-09-25
EP1430492A1 (en) 2004-06-23
MY124847A (en) 2006-07-31
JP3659207B2 (ja) 2005-06-15
WO2003030191A1 (en) 2003-04-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2003109823A (ja) インダクタンス素子
US7358841B2 (en) Core and inductor having the core
JP3693557B2 (ja) インダクタンス素子
JP6399010B2 (ja) コイル部品
US20070057758A1 (en) Inductor
EP2665070B1 (en) Surface mount inductor
US20180025831A1 (en) Coil component and method of manufacturing coil component
JP4394640B2 (ja) コイル部品
JP3498677B2 (ja) インダクタンス素子
US9859048B2 (en) Coil component
JP4187693B2 (ja) コイル部品
US7515028B1 (en) Coil component
JP3743358B2 (ja) チョークコイル
JP4187705B2 (ja) コイル装置
JP7230882B2 (ja) コイル部品
JP3711920B2 (ja) チョークコイルの製造方法
JP4847159B2 (ja) トランス
JP2005285901A (ja) 電子部品および電子部品の製造方法
US20220108834A1 (en) Surface mount inductor
JP2008108944A (ja) 磁性素子
JP2000269049A (ja) コモンモードチョークコイル
KR200338233Y1 (ko) 초박형 인덕터
KR200298828Y1 (ko) 인덕터 조립체
JP2005327887A (ja) インダクタ
JPH0794346A (ja) チップ形インダクタ

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20040629

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20040827

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20050222

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20050307

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080325

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090325

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100325

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110325

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110325

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120325

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130325

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130325

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140325

Year of fee payment: 9