JP2003108259A - クロックノイズ除去回路 - Google Patents

クロックノイズ除去回路

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JP2003108259A JP2001295815A JP2001295815A JP2003108259A JP 2003108259 A JP2003108259 A JP 2003108259A JP 2001295815 A JP2001295815 A JP 2001295815A JP 2001295815 A JP2001295815 A JP 2001295815A JP 2003108259 A JP2003108259 A JP 2003108259A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】システムの動作中に他のシステムのクロック発
振器を起動・停止しても、この起動・停止時に発生する
ノイズが動作中のシステムに対する悪影響がないよう
に、これを除去するクロックノイズ除去回路を提供する
こと。 【解決手段】このため、本発明では、クロックが入力さ
れるクロック入力端子CKと、出力をリセットする第1
制御信号が入力されるリセット端子Rと、入力クロック
に応じた出力クロックdが出力される出力端子Qと、第
1制御信号を切替えるときに出力クロックが入力クロッ
クに非同期で変化しないように、入力クロックに応じて
出力クロックを出力・停止制御する第2制御信号に応じ
た信号が入力される端子を設けたフリップ・フロップ回
路2を具備し、第1制御信号によるクロック生成を非同
期リセットにすることにより、出力クロックの出力・停
止時におけるクロックノイズの影響を除去することを特
徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はクロックの起動、停
止時に発生するクロックノイズを除去するクロックノイ
ズ除去回路に関する。
【0002】
【従来の技術】データ処理装置における半導体集積回路
に使用するクロック信号はオシレータからの出力クロッ
クを用いる。通常はシステム動作中にこのオシレータの
動作を起動停止状態に切り替えることはない。しかしな
がら、電池を電源として使用する、例えば携帯型のデー
タ処理装置、例えば携帯型のパーソナル・コンピュー
タ、携帯端末装置等では電池の寿命を長くするため、使
用しない回路のクロックを停止することが必要となる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このように、データ処
理装置の消費電力削減のために動作中のオシレータの動
作・停止を切り替えるとき、そのクロック出力にノイズ
が乗り、システムが誤動作する問題があった。
【0004】したがって本発明の目的は、オシレータの
動作・停止を切り替えるときに発生するクロック出力に
ノイズが乗ることによる影響を除去したクロックノイズ
除去回路を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の原理を図1によ
り説明する。図1において、1は反転端子1−1を有す
る論理積回路、2はDフリップフロップである。Rはリ
セット信号が入力されるリセット端子、CKは入力クロ
ックが伝達されるクロック端子、Qはクロック出力端
子、Dは入力端子である。
【0006】本発明の前記目的は下記(1)、(2)に
より達成される。
【0007】(1)クロックが入力されるクロック入力
端子CKと、出力をリセットする第1制御信号が入力さ
れるリセット端子Rと、入力クロックに応じた出力クロ
ックdが出力される出力端子Qと、第1制御信号を切り
替えるときに出力クロックdが入力クロックに非同期で
変化しないように、入力クロックに応じて出力クロック
を出力・停止制御する第2制御信号に応じた信号が入力
される端子を設けたフリップ・フロップ回路2を具備
し、第1制御信号によるクロック生成を非同期リセット
にすることにより出力クロックの出力・停止時における
クロックノイズの影響を除去することを特徴とするクロ
ックノイズ除去回路。
【0008】(2)クロックが入力されるクロック入力
端子と、出力をセットする第1制御信号が入力されるプ
リセット端子PRと、入力クロックに応じた出力クロッ
クが出力される出力端子と、第1制御信号を切替えると
きに出力クロックが入力クロックに非同期で変化しない
ように、入力クロックに応じて出力クロックを出力・停
止制御する第2制御信号に応じた信号が入力される端子
を設けたフリップ・フロップ回路5を具備し、第1制御
信号によるクロック生成を非同期セットにすることによ
り、出力クロックの出力・停止時におけるクロックノイ
ズの影響を除去することを特徴とするクロックノイズ除
去回路。
【0009】これにより下記の効果を奏する。
【0010】(1)非同期リセット状態において、出力
・停止時における出力クロックのクロックノイズの影響
を除去することができ、発振器を任意に起動停止できる
ので省電力構成の情報処理装置を提供することができ
る。
【0011】(2)非同期セット状態において、出力・
停止時における出力クロックのクロックノイズの影響を
除去することができ、発振器を任意に起動停止できるの
で、省電力構成の情報処理装置を提供することができ
る。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明の一実施の形態を図1〜図
3により説明する。図1は本発明のクロックノイズ除去
回路の一実施の形態、図2は図1の動作説明図、図3は
図1に示す入力クロックの2分の1の周波数分周回路の
基本構成説明図である。
【0013】図1において、1は論理積回路であり、反
転端子1−1を有する。2はDフリップ・フロップ(以
下DFFという)であり、リセット端子R、クロック端
子CK、入力端子D、出力端子Qを有する。また後述す
る第1制御信号cがリセット端子Rに入力され、第2制
御信号aが論理積回路1に入力される。図1のDFF2
は、入力クロックの2分の1の周波数分周回路を構成す
るものである。 いま図1より第1制御信号cと第2制
御信号aを省略すると、図3(A)の如く、DFF10
−1、インバータ10−2等で示すことができる。
【0014】従ってクロック端子CKに、図3(B)に
示す如きクロックbを入力すると、2分の1に分周され
た出力クロックXが出力端子Qより得られる。
【0015】図1の動作の概略を説明する。
【0016】第1制御信号cは、図1に示すクロック制
御回路のDFF2の動作を非同期リセットするものであ
り、第2制御信号aによりクロックに同期してDFF2
の動作を制御する。
【0017】DFF2のクロック端子CKにクロックb
を入力する、図1では図示省略したオシレータが停止し
ているときは第1制御信号cにより、DFF2を非同期
リセットにより出力を論理0に固定させる。
【0018】従って、図示省略したオシレータが停止か
ら動作に切り替わり、その過程でオシレータから出力さ
れるクロックbにノイズが乗っても、第1制御信号cに
よるリセットのためにDFF2の出力は論理0に固定さ
れている。
【0019】オシレータを停止させるとき、停止に先立
ち第2制御信号aによりDFF2を論理0にしてクロッ
クに同期してマスクする。これによりDFF2の出力は
リセット状態と同じレベルになる。そ後に第1制御信号
1cをリセット状態に遷移させ、オシレータを停止させ
る。このときオシレータの出力クロックにノイズが乗る
が、DFF2はすでにリセット状態に固定されているの
でノイズは外部に伝播しない。
【0020】図1の動作を図2にもとづき詳細に説明す
る。図示省略したオシレータを発振・停止させるとき、
出力されるクロックにノイズNが乗る。すなわち図2の
bに示す如く、オシレータを停止状態から発振にすると
き、時間t0 の間ノイズNが乗る。それ故、入力される
クロックbを停止から発振にするときは、第1制御信号
cと第2制御信号aを論理0にしておく、これら第1制
御信号c、第2制御信号aが論理0のときはDFF2か
ら出力クロックdは出力されない。
【0021】すなわちオシレータが、図2bに示す如
く、停止から動作に切り替わり、その過程でクロックに
ノイズNが乗ってもDFF2は第1制御信号cによるリ
セットのため、その出力は論理0に固定される。
【0022】そしてオシレータ動作が安定する時間t0
が経過した後に、第1制御信号cを論理1にして第1制
御信号cによるリセットを解除する。しかしこのとき第
2制御信号aが論理0のためDFF2は出力クロックd
を出力しない。
【0023】そして第2制御信号aも論理1になると、
図2に示す如く、DFF2は、入力クロックbに同期し
て、2分の1分周された出力クロックdをQ端子より出
力する。第1制御信号cと第2制御信号aが論理1の間
はこの2分の1に分周された出力クロックdが出力され
る。
【0024】オシレータを停止させるとき、まず第2制
御信号aを論理0にする。これにより図2に示す如く、
入力クロックに同期してマスクされ、第2制御信号aが
論理0になったときの次の入力クロックに応じて出力ク
ロックdの出力が抑制され、リセット状態と同じレベル
になる。
【0025】その後第1制御信号cを論理0にし、リセ
ットレベルに遷移させる。この状態で図示省略したオシ
レータを停止させる。このときも図2に示す如く、オシ
レータからの入力クロックbにはノイズが乗るが、DF
F2はリセット状態に固定されているので、ノイズは他
の回路に伝播されない。
【0026】もし第2制御信号aがなく、第1制御信号
cのみでDFF2を制御する場合には、第1制御信号c
が論理0になったとき、DFF2より出力クロックd0
を送出している場合は、幅の狭いクロックd′が出力さ
れる可能性があり、これを防止するため第1制御信号c
を非同期リセットするに先立ち、第2制御信号aを論理
0にするものである。
【0027】本発明の第2の実施の形態を図4及び図5
にもとづき説明する。第2の実施の形態では第1制御信
号cによりDFFの出力を非同期セットするものであ
り、図4は第2の実施の形態を示し、図5はその動作説
明図である。
【0028】図4において、DFF5はクロック端子C
K、入力端子D、出力端子Qの外に、プリセット端子P
Rを具備している。また6は論理和回路であり、出力端
子Qの出力クロックdが反転入力される反転端子6−1
を有する。
【0029】図4において図示省略したオシレータが発
振動作を停止しているとき、DFF5のプリセット端子
PRには論理0の第1制御信号cが印加され、また論理
和回路6には論理1の第2制御信号aが印加され、これ
によりDFF5の出力端子Qは論理1の出力信号を出
力、すなわちDFF5はセット状態にある。
【0030】この状態で図示省略したオシレータを発振
動作させると、最初の間オシレータからノイズNが乗っ
たクロックbが出力され、DFF5のクロック端子CK
に入力されるが、DFF5の出力端子Qの出力はセット
状態のまま論理1を出力する。
【0031】そしてオシレータの動作が安定する時間t
0 が経過した後に第1制御信号cを論理0から論理1に
制御し、その後に第2制御信号aを論理1から論理0に
制御すると、クロック端子CKに入力される次のクロッ
クの立上りに同期して、図5に示す如き、1/2分周さ
れたクロック出力がDFF5の出力端子Qより得られ
る。
【0032】このようにして1/2分周されたクロック
出力をセット状態に固定する場合、先ず第2制御信号a
を論理0から論理1に制御する。これによりDFF5の
出力dは第2制御信号aが論理1に切替制御された次の
クロックCKの立上りに同期してセット状態になったと
き、論理1に固定される。
【0033】この状態で第1制御信号cを論理0に切替
え制御し、次いでオシレータの発振を停止すると、DF
F5にはノイズの乗ったクロックが入力されるが、第1
制御信号cの論理0によりその出力はセット状態のまま
固定されているのでノイズは出力されず、伝播しない。
【0034】本発明の第3の実施の形態を図6〜図8に
もとづき通常ゲーテッドクロック制御回路の場合につい
て説明する。図6は本発明を通常ゲーテッドクロック制
御回路に使用した第3の実施の形態を示し、図7は図6
の動作説明図である。
【0035】通常ゲーテッドクロック制御回路は出力ク
ロック時間を通常ゲーテッドクロック制御信号に応じて
制御するものであり、図8(A)に示す如く、DFF1
0−3と論理積回路10−4を具備し、図8(B)に示
す如く、反転端子付きのクロック端子CKに入力クロッ
クgが入力され、通常ゲーテッドクロック制御信号eが
入力端子Dに入力されると、DFF10−3の出力端子
Qより図8(B)に示す如き信号が出力され、これに応
じて論理積回路10−4より図8(B)に示す出力クロ
ックXが出力されることになる。このとき、入力クロッ
クgを発生停止するオシレータ出力にノイズNが存在す
るとその影響を受けることになる。
【0036】本発明では、図示省略したオシレータの出
力にノイズNが乗らない安定状態期間t0 を経過した後
に、DFF7のリセット端子Rに印加された第1制御信
号hを論理1に制御し、次に論理積回路8に入力する第
2制御信号fを論理1に制御する。それから通常ゲート
クロック制御信号eを、図7に示す如く論理1に制御す
る。こにもとづき論理積回路9より出力クロックiが出
力される。なおDFF7のクロック端子CKは反転端子
付きである。
【0037】そして通常ゲーテッドクロック制御信号e
が論理0に制御されると、これに応じて出力クロックi
も出力停止となる。そして第2制御信号f、第1制御信
号hを順次論理0に制御する。
【0038】これにより、図7に示す如く、入力クロッ
クgの動作開始・動作停止時にノイズNが乗っていて
も、これによる悪影響は防止される。
【0039】本発明の第4の実施の形態を図9及び図1
0にもとづき説明する。第4の実施の形態では第1制御
信号cにより通常ゲーテッドクロック制御回路の出力を
非同期セットする通常ゲーテッドクロック制御回路を示
すものであり、図9は第4の実施の形態を示し、図10
はその動作説明図である。
【0040】図9では、第1制御信号hにより、通常ゲ
ーテッドクロック制御回路の出力iを非同期セットすな
わち論理1にセットすることにより、ノイズの影響を阻
止し、さらに第1制御信号hを論理0から論理1に切替
えるときに出力クロックが入力クロックに非同期で変化
しないように第2制御信号fと通常ゲーテッドクロック
制御信号eによって同期的に出力クロックiを発振・停
止させるものである。
【0041】図9に示す通常ゲーテッドクロック制御回
路は、DFF12、論理和回路13、14を具備してお
り、通常はプリセット端子PRに第1制御信号h論理O
が入力され、論理和13の端子に第2制御信号fが論理
1、通常ゲーテッドクロック制御信号論理1が入力され
ると、論理和回路14の出力iは論理1を出力する。
【0042】図示省略したオシレータが発振動作し、そ
の安定状態期間t0 を経過した後に第1制御信号hを論
理1に制御し、第2制御信号fを論理0に切替え、その
後通常ゲートクロック制御信号eを論理0に切替える
と、この通常ゲートクロック制御信号eに応じて論理和
回路14より出力クロックiが出力される。
【0043】そして通常ゲートクロック制御信号eを再
び論理1に切替制御するとこれに応じて出力クロックは
停止し、論理和回路14から論理1が出力される。その
後第2制御信号fを論理1に切替え、第1制御信号hを
論理0に切替えると、オシレータの出力クロックgの停
止時にノイズが存在していたとしてもこのノイズは第1
制御信号hがDFF12をプリセットしているのでその
影響は出力されず、図9に示す通常ゲーテッドクロック
制御回路は論理1を出力する。
【0044】本発明のクロックノイズ除去回路は、例え
ば図11に示す如き、ICカード51と接続したり、パ
ソコン52と接続して使用される携帯端末50に使用さ
れる。
【0045】携帯端末50とICカード51には、それ
ぞれ互いに接続するため電極53−1、53−2が設け
られ、また携帯端末50にはICカード51等に対する
信号を入出力制御するICカード制御回路55が具備さ
れている。また携帯端末50はパソコン52と接続する
ためのRS232Cインタフェース規格のケーブル54
により接続され、パソコン52に対するRS232Cイ
ンタフェースの信号を入出力制御するRS232C制御
回路59が設けられている。
【0046】これらのICカード制御回路55やRS2
32C制御回路59は、携帯端末50を制御するCPU
62を動作させるシステムクロックとはそれぞれ異なる
専用のクロック周波数を必要とするもので、第1発振器
56、第2発振器60から供給されるクロックで動作さ
れる。なおCPU62はシステムクロック発振器63か
ら供給されるシステムクロックにより動作される。
【0047】第1ノイズ除去回路57は、第1発振器5
6が起動・停止するとき出力クロックにノイズが乗って
もその悪影響を防止するものであり、前記説明した本発
明の各実施の形態により構成される。また第2ノイズ除
去回路61は、第2発振器60が起動・停止するとき出
力クロックにノイズが乗ってもその悪影響を防止するも
のであり、これまた前記説明した本発明の各実施の形態
により構成される。
【0048】制御用レジスタ64は、CPU62が第1
発振器56、第2発振器60を起動・停止制御したり前
記第1制御信号、第2制御信号、通常ゲートクロック制
御信号をオン・オフするための制御データを記入するも
のである。
【0049】またICカードチップ58は、携帯端末5
0を使用するユーザの個人のID情報等が記入されるも
のである。
【0050】図11において、CPU62、制御用レジ
スタ64、ノイズ除去回路57、61、ICカード制御
回路55、RS232C制御回路59等は、図12に示
す如く、LSI70により構成される。なお図12で
は、ノイズ除去回路61、RS232C制御回路59は
省略している。
【0051】図12の動作を、図1に示す実施の形態の
場合について簡単に説明する。
【0052】S1.クロック停止状態から動作する場
合。
【0053】(1)例えばICカードの挿入にもとづく
センサ信号とか、他のソフト等からCPU62に対し
て、ICカード制御回路55の如き内部回路にクロック
供給要求があると、CPU62は制御用レジスタ64を
制御し、この制御用レジスタ64に第1発振器56に対
する起動用制御信号を記入する。
【0054】(2)これによりLSI70の外部にある
第1発振器56が起動して発振する。
【0055】(3)次にCPU62は制御用レジスタ6
4に第1制御信号を出力させる制御信号を記入し、クロ
ックノイズ除去回路57の非同期リセットを解除する。
【0056】(4)それからCPU62は、制御用レジ
スタ64に第2制御信号を出力させる制御信号を記入
し、クロックノイズ除去回路57を同期的に動作開始さ
せる。これによりICカード制御回路55等の内部回路
にクロックが供給されることになる。
【0057】S2.クロック動作から停止する場合。
【0058】(1)例えばCPU62がジョブの終わり
であって省電力モードに移行すべきであるとかICカー
ドを外す直前においてクロック停止等の省電力モードへ
の移行要求があるとき、CPU62は制御用レジスタ6
4を制御して、先に記入した第2制御信号を出力させる
ために記入した制御信号を落とし、クロックノイズ除去
回路57を同期的に論理0にして、ICカード制御回路
55等の内部回路に対するクロックの供給を停止する。
【0059】(2)それから制御用レジスタ64から第
1制御信号を出力させるために記入した制御信号を落と
し、クロックノイズ除去回路57を非同期リセット状態
にする。
【0060】(3)それから第1発振器56に対する動
作停止用制御信号を記入し、LSI70の外部にある第
1発振器56を停止制御する。
【0061】携帯端末50等では消費電力を低く抑え、
電池の寿命を長くすることが重要である。このような携
帯端末ではICカードとの通信やパソコンとの通信を行
わない状態ではそれぞれに対する制御回路は動作しなく
ともよく、すなわちクロックが停止していてもよい。発
振器は電力を消費するので、それぞれの制御回路のクロ
ック供給元である発振器を選択停止させることは省電力
に大きな効果がある。
【0062】パソコン等に対するRS232Cインタフ
ェース制御の場合、初期状態では発振器は停止してお
り、RS232C制御回路59はクロックが供給されず
停止している。したがってRS232Cインタフェース
によりパソコン52と通信するとき、まず、第2発振器
60を停止から発振に切り替える。これによりRS23
2C制御回路59にクロックが供給され、動作可能とな
り、CPU62がRS232C制御回路59を経由して
パソコン52と通信を行うことができる。この通信が終
了し、RS232C制御回路59にクロックを停止させ
てもよくなれば、第2発振器60を停止させる。
【0063】ICカードチップや外部のICカードの場
合も同様に、初期状態では第1発振器56は停止してお
り、通信を始める前に第1発振器56を発振させ、通信
が終了した後に第1発振器56を停止させる。
【0064】ところで情報処理装置において、データ処
理状態でない場合、出力を非同期リセット状態つまり論
理0に保持することも、非同期セット状態つまり論理1
にすることもよく使用されている周知のことである。
【0065】本発明は、前記の携帯端末の外に、携帯型
ICカードリーダ・フィルタ、ICカードチップ搭載携
帯電話、その他の携帯端末等、消費電力が問題となる携
帯型装置に広く使用することができる。
【0066】
【発明の効果】本発明により下記の効果を奏することが
できる。
【0067】(1)非同期リセット状態において、出力
・停止時における出力クロックのクロックノイズの影響
を除去することができ、発振器を任意に起動停止できる
ので省電力構成の情報処理装置を提供することができ
る。
【0068】(2)非同期セット状態において、出力・
停止時における出力クロックのクロックノイズの影響を
除去することができ、発振器を任意に起動停止できるの
で、省電力構成の情報処理装置を提供することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態である。
【図2】図1の動作説明図である。
【図3】従来例説明図である。
【図4】本発明の第2の実施の形態である。
【図5】図4の動作説明図である。
【図6】本発明の第3の実施の形態である。
【図7】図6の動作説明図である。
【図8】従来の通常ゲーテッドクロック制御回路及びそ
の動作説明図である。
【図9】本発明の第4の実施の形態である。
【図10】図9の動作説明図である。
【図11】本発明の使用状態説明図である。
【図12】図11の要部説明図である。
【符号の説明】
1 論理積回路 2 Dフリップ・フロップ R リセット端子 CK クロック端子 10−1 Dフリップ・フロップ 10−2 インバータ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】クロックが入力されるクロック入力端子
    と、 出力をリセットする第1制御信号が入力されるリセット
    端子と、 入力クロックに応じた出力クロックが出力される出力端
    子と、 第1制御信号を切替えるときに出力クロックが入力クロ
    ックに非同期で変化しないように、入力クロックに応じ
    て出力クロックを出力・停止制御する第2制御信号に応
    じた信号が入力される端子を設けたフリップ・フロップ
    回路を具備し、 第1制御信号によるクロック生成を非同期リセットにす
    ることにより、出力クロックの出力・停止時におけるク
    ロックノイズの影響を除去することを特徴とするクロッ
    クノイズ除去回路。
  2. 【請求項2】クロックが入力されるクロック入力端子
    と、 出力をセットする第1制御信号が入力されるプリセット
    端子と、 入力クロックに応じた出力クロックが出力される出力端
    子と、 第1制御信号を切替えるときに出力クロックが入力クロ
    ックに非同期で変化しないように、入力クロックに応じ
    て出力クロックを出力・停止制御する第2制御信号に応
    じた信号が入力される端子を設けたフリップ・フロップ
    回路を具備し、 第1制御信号によるクロック生成を非同期セットにする
    ことにより、出力クロックの出力・停止時におけるクロ
    ックノイズの影響を除去することを特徴とするクロック
    ノイズ除去回路。
JP2001295815A 2001-09-27 2001-09-27 クロックノイズ除去回路 Expired - Fee Related JP3892693B2 (ja)

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