JP2003248525A - 電子機器における省電力制御装置及び省電力制御方法 - Google Patents

電子機器における省電力制御装置及び省電力制御方法

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JP2003248525A
JP2003248525A JP2002049871A JP2002049871A JP2003248525A JP 2003248525 A JP2003248525 A JP 2003248525A JP 2002049871 A JP2002049871 A JP 2002049871A JP 2002049871 A JP2002049871 A JP 2002049871A JP 2003248525 A JP2003248525 A JP 2003248525A
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control unit
clock signal
communication
communication control
frequency
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JP2002049871A
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Masakazu Kawashita
昌和 川下
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Fujifilm Business Innovation Corp
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Fuji Xerox Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 通信制御部のようなデバイスについても、通
信に支障を来すことなく、消費電力をさらに低減できる
省電力制御装置を提供する。 【解決手段】 モード制御部11は、電子機器内部や通
信状態が所定の条件に合致したものとなると、省電力モ
ード切替信号を出力する。クロック制御部12は、通常
の状態では、第1の周波数のクロック信号を通信制御部
20に供給しており、省電力モード切替信号の入力を受
けると、第2の周波数のクロック信号を通信制御部20
に供給する。ここで第1の周波数は、通信制御部20に
おいてデータの送受信に必要な周波数であり、第2の周
波数は、通信開始要求の受信に必要な周波数として定義
される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ネットワーク接続
されるコンピュータやプリンタ等の電子機器に組込ま
れ、その各部を省電力制御する省電力制御装置及び省電
力制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】電子機器の省電力制御については、近
年、重要な関心が寄せられている。これは、第1には、
機器の小型化に伴い、バッテリにより駆動される機器が
多くなっていることがあり、第2には、地球環境問題の
観点による。
【0003】例えば特開2000−132284号公報
には、クロック信号により駆動される複数のデバイスを
制御する装置において、利用されていないデバイスに対
する電源供給を停止し、また、各デバイスに対するクロ
ック信号の出力を停止するという技術が開示されてい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、近年の
電子機器の多くは、ネットワーク等を介して相互に通信
を行う機能を有し、この通信機能を実現するための通信
制御部については、いつ到来するかわからない信号に応
答するために、その電源供給を停止することができず、
また、クロック信号の供給を停止することもできない。
【0005】そのため、上記従来の装置では、通信制御
部のようなデバイスについては、電力とクロック信号の
供給を通常通り続けることとなり、十分な電力消費の低
減を図ることが難しい。
【0006】本発明は上記実情に鑑みて為されたもの
で、消費電力をさらに低減できる省電力制御装置を提供
することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記従来例の問題点を解
決するための本発明は、クロック信号により駆動され、
前記クロック信号に基づき通信制御を行う通信制御部を
少なくとも一つ有してなる電子機器について、前記通信
制御部での電力の消費を抑制する省電力制御装置であっ
て、通常の状態では、通信を行うために必要な第1の周
波数のクロック信号を、前記通信制御部に供給してお
り、省電力制御する場合には、前記通信制御部に供給す
るクロック信号を、通信開始要求の受信に必要な第2の
周波数のクロック信号とし、又は停止することを特徴と
している。
【0008】また、上記従来例の問題点を解決するため
の本発明は、クロック信号により駆動され、前記クロッ
ク信号に基づき通信制御を行う通信制御部を少なくとも
一つ有してなる電子機器について、前記通信制御部での
電力の消費を抑制する省電力制御装置であって、前記通
信制御部は、物理層制御部と、上位層制御部とを含んで
なり、前記物理層制御部に対しては、通信を行うために
必要な第1の周波数のクロック信号を常に供給し、前記
上位層制御部に対しては、通常の状態では、前記第1の
周波数のクロック信号を供給し、省電力制御する場合に
は、通信開始要求の受信に必要な第2の周波数のクロッ
ク信号を供給し、又は停止することを特徴としている。
【0009】さらに、上記従来例の問題点を解決するた
めの本発明は、クロック信号により駆動され、前記クロ
ック信号に基づき通信制御を行う通信制御部を複数有し
てなる電子機器について、前記通信制御部の各々での電
力の消費を抑制する省電力制御装置であって、通常の状
態では、前記通信制御部の各々が通信を行うために必要
とする、各通信制御部ごとに決められた周波数のクロッ
ク信号を供給し、省電力制御する場合には、前記通信制
御部の各々にて通信開始要求の受信に必要な周波数のク
ロック信号のうち、最も高い周波数のクロック信号を、
共通クロック信号として前記通信制御部の各々に供給す
ることを特徴としている。
【0010】また、本発明のある態様によると、クロッ
ク信号により駆動され、前記クロック信号に基づき通信
制御を行う通信制御部を少なくとも一つ有してなる電子
機器について、前記通信制御部での電力の消費を抑制す
る省電力制御方法であって、通常の状態では、通信を行
うために必要な第1の周波数のクロック信号を、前記通
信制御部に供給し、省電力制御する場合には、前記通信
制御部に供給するクロック信号を、通信開始要求の受信
に必要な第2の周波数のクロック信号とし、又は停止す
ることを特徴とする。
【0011】さらに、本発明の別の態様によると、クロ
ック信号により駆動され、前記クロック信号に基づき通
信制御を行う通信制御部を少なくとも一つ有してなる電
子機器について、前記通信制御部での電力の消費を抑制
する省電力制御方法であって、前記通信制御部は、物理
層制御部と、上位層制御部とを含んでなり、前記物理層
制御部に対しては、通信を行うために必要な第1の周波
数のクロック信号を常に供給し、前記上位層制御部に対
しては、通常の状態では、前記第1の周波数のクロック
信号を供給し、省電力制御する場合には、通信開始要求
の受信に必要な第2の周波数のクロック信号を供給し、
又は停止することを特徴とする。
【0012】さらに、本発明の別の態様によると、クロ
ック信号により駆動され、前記クロック信号に基づき通
信制御を行う通信制御部を複数有してなる電子機器につ
いて、前記通信制御部の各々での電力の消費を抑制する
省電力制御方法であって、通常の状態では、前記通信制
御部の各々が通信を行うために必要とする、各通信制御
部ごとに決められた周波数のクロック信号を供給し、省
電力制御する場合には、前記通信制御部の各々にて通信
開始要求の受信に必要な周波数のクロック信号のうち、
最も高い周波数のクロック信号を、共通クロック信号と
して前記通信制御部の各々に供給することを特徴とす
る。
【0013】
【発明の実施の形態】[実施の形態1]本発明の第1の
実施の形態について図面を参照しながら説明する。本実
施形態に係る省電力制御装置10は、図1に示すよう
に、電子機器に内蔵され、電子機器の通信制御部20に
接続されており、モード制御部11と、クロック制御部
12とを含んで構成されている。ここで、通信制御部2
0は、例えばUSB(Universal Serial Bus)や、IE
EE1394などのシリアル通信ポート、又はイーサネ
ット(登録商標)に接続される、NIC(Network Inte
rface Card)等である。また、電子機器としては、さら
に各通信制御部20を介してデータの授受を行う制御装
置等を有しているのが全体の構成であるが、図1では説
明を簡略にするため、図示を省略している。
【0014】モード制御部11は、電子機器内部の状態
や、外部との通信状態に基づく所定の条件により、省電
力状態への移行が可能か否かを判断し、可能であれば、
クロック制御部12と、通信制御部20とに対して省電
力モードへの移行を指示する信号(省電力モード移行信
号)を出力する。また、このモード制御部11は、通信
制御部20から通常状態へ復帰すべき旨の割込み信号の
入力を受けると、クロック制御部12に対して通常モー
ドへの移行を指示する信号(通常モード移行信号)を出
力する。
【0015】クロック制御部12は、通常の状態では、
通信を行うために必要となる周波数のクロック信号(第
1の周波数のクロック信号)を通信制御部20に供給し
ている。また、このクロック制御部12は、省電力モー
ド移行信号の入力を受けると、省電力制御を開始し、通
信開始要求の受信に必要な周波数のクロック信号(第2
の周波数のクロック信号)を通信制御部20に供給する
ようになる。そして、この省電力制御中に、モード制御
部11から通常モード移行信号の入力を受けると、第1
の周波数のクロック信号を出力し、通常の状態に復帰す
る。
【0016】具体的に第1の周波数はUSBの場合、規
格に従って48MHzとなる。また、第2の周波数は、
次のようにして定義される。すなわち、USBの場合、
データは信号ピンD+とD−とによって伝送される。こ
こで信号に変化がない間(3ms以上)は、図2の期間
(A)に示すように信号ピンD+は「H」レベルに、D
−は「L」レベルにそれぞれ設定されている。そして通
信の開始時には、D+を「L」レベルに、D−を「H」
レベルに設定する期間(レジューム期間、図2の期間
(B))を20ms(ミリ秒)だけ続ける。この期間の
信号が本発明の通信開始要求に相当する。従って、第2
の周波数は、20msに一度クロックが立ち上るような
周波数とすればよいから、50Hz以上であれば構わな
い。周波数を低減すれば省電力効果は向上するので、第
2の周波数は50Hzとすればよい。
【0017】通信制御部20は、クロック信号によって
駆動され、通常の状態では、クロック制御部12から入
力されるクロック信号(第1の周波数のクロック信号)
のタイミングに従って信号を送受信する。また、この通
信制御部20は、モード制御部11から省電力モード移
行信号の入力を受けると、クロック制御部12から入力
されるクロック信号(第2の周波数のクロック信号)の
タイミングに従って通信開始要求が受信されているか否
かを判断し、通信開始要求が受信されているときには、
割込み信号をモード制御部11に出力する。
【0018】次に、本実施の形態の省電力制御装置の動
作について説明する。通常通りの通信が行われていると
きに、電子機器に対する利用者の操作が所定期間行われ
なかったり、通信が所定の期間行われなかったなど、事
前に設定された条件が満足されたときには、モード制御
部11が省電力モードへの移行を指示する信号(省電力
モード移行信号)を出力する。この省電力モード移行信
号は、クロック制御部12と通信制御部20とに出力さ
れ、クロック制御部12が、第2の周波数のクロック信
号の出力を開始する。また、通信制御部20は、第2の
周波数のクロック信号が入力されるタイミングで、通信
開始要求が受信されているか否かを調べ、受信されてい
ればモード制御部11に対して割込み信号を出力する。
【0019】割込み信号の入力を受けたモード制御部1
1は、クロック制御部12に対して、通常モード移行信
号を出力し、その信号の入力を受けたクロック制御部1
2が第1の周波数のクロック信号を出力するようにな
り、通信制御部20は、通常の状態に復帰して、当該入
力される第1の周波数のクロック信号のタイミングに従
って信号を送受信する。
【0020】本実施の形態によれば、電源供給を停止で
きない通信制御部に対しても、通信開始の要求を受信で
きる程度にクロック信号の周波数を低減して消費電力の
低減を行う。
【0021】[実施の形態2]ところで、通信制御部
は、一般に図3に示すように、信号の送受信を行う物理
層部分(いわゆるファイ(PHY))と、物理層部分P
HYで受信した信号を処理し、また物理層部分PHYに
対し、送信しようとする信号を出力する部分(以下、上
位層部分と呼ぶ)Uとを含んでなるが、通信制御部の態
様によっては、例えばIEEE1394のように、物理
層部分PHYに対しては常に通常通りの周波数のクロッ
ク信号を供給しなければならないものもある。
【0022】そこで、本発明の第2の実施の形態に係る
省電力制御装置は、省電力モードにあるときには、通信
制御部のうち、物理層部分PHYと、上位層部分Uとに
別々のクロック信号を供給するものである。すなわち、
本実施の形態に係る省電力制御装置は、図1に示した第
1の実施の形態に係るものと同様の構成をとるものであ
るが、クロック制御部12が物理層部分PHYと、上位
層部分Uとに個別的にクロック信号を供給する点が異な
っている。
【0023】具体的に本実施の形態のクロック制御部1
2は、通常の状態では、通信を行うために必要となる周
波数のクロック信号(第1の周波数のクロック信号)を
通信制御部20の物理層部分PHYと上位層部分Uとの
双方に供給している。また、このクロック制御部12
は、省電力モード移行信号の入力を受けると、省電力制
御を開始し、物理層部分PHYに対しては第1の周波数
のクロック信号の供給を続け、上位層部分Uに対しては
通信開始要求の受信に必要な周波数のクロック信号(第
2の周波数のクロック信号)を供給するようになる。そ
して、この省電力制御中に、モード制御部11から通常
モード移行信号の入力を受けると、上位層部分Uに対し
ても第1の周波数のクロック信号を出力し、通常の状態
に復帰する。
【0024】ここで第1の周波数は、例えばIEEE1
394の場合約50MHzとなる。また、第2の周波数
は、次のようにして定義される。すなわち、IEEE1
394の場合、通信開始要求の信号が受信されると、物
理層部分PHYが上位層部分Uに対してLINKON
(リンクオン)信号を出力し、上位層部分Uがこれに対
して応答信号(LPS)を出力しない限り、物理層部分
PHYは、データの送受信を開始しない。従って、IE
EE1394の場合、上記第2の周波数は、いくらでも
低減できる。尤も、データの送受信が開始されるまでの
待ち時間として許容できる時間との関係で定められるこ
とが好ましい。また、上位層部分Uが、クロック信号と
関係なくLINKON信号を検出する場合、クロック信
号を停止してしまっても構わない。
【0025】またFEC(イーサネット(登録商標))
の場合、第1の周波数は、例えば25MHzとすること
ができる。そしてこの場合、第2の周波数は、次のよう
にして定義される。すなわち、FECでは、データの到
来があると、図4に示すように物理層部分PHYから上
位層部分Uに対して数クロック分の「5」を表す信号が
入力される(図4の期間P)。この「5」の信号の連続
が、本発明の通信開始要求に相当する。そして上位層部
分Uは、この「5」の信号が連続している期間Pに第2
の周波数のクロック信号(CLK2)の立上がりエッジ
が得られればよい。なお、この期間内も、物理層部分P
HYに対しては、第1の周波数のクロック信号(CLK
1)が供給されている。また、この期間にはデータの到
来を表す信号RDVが「H」状態となって物理層部分P
HYから上位層部分Uへ入力される。
【0026】ところで、「5」の信号の入力がされる時
間は、実装によって異なることが多いが10〜15クロ
ックであるのが一般的である。そこで、第2の周波数
は、第1の周波数に対し1/10程度(2.5MHz)
として設定できる。なお、実装が明確であり、nクロッ
クであることが分れば、第2の周波数を第1の周波数の
1/nとして設定することができるので、この第2の周
波数は、第1の周波数に対して1/10〜1/15の幅
で利用者により調整可能となっていることが好ましい。
【0027】[実施の形態3]ここまでの説明では、通
信制御部20が一つである場合について説明したが、近
年、複数の通信制御部20を備えたインタフェースも開
発されている。そこで、かかる複合的な通信制御部を備
えたインタフェースに対して省電力制御を行う第3の実
施の形態に係る省電力制御装置について図5を参照しな
がら説明する。
【0028】本実施の形態に係る省電力制御装置30
は、図5に示すように、複数の通信制御部20a,20
b…を備えてなるインタフェースに対する省電力制御を
行うもので、モード制御部11と、クロック制御部32
とを含んで構成されている。なお、第1,第2の実施の
形態のものと同様の動作を行う部分については同じ符号
を付して詳細な説明を省略する。また、電子機器として
は、さらに各通信制御部20を介してデータの授受を行
う制御装置等を有しているのが全体の構成であるが、図
5では説明を簡略にするため、図示を省略している。
【0029】本実施の形態のクロック制御部32は、通
常の状態では、各通信制御部20が通信を行うために必
要とする、各通信制御部ごとに決められた第1の周波数
のクロック信号を供給する。具体的に、複数の通信制御
部20aとしてUSB、及び通信制御部20bとしてI
EEE1394、の2つの通信制御部20が含まれたイ
ンタフェースの場合、通常時は、USBの通信制御部2
0aに対しては48MHz、IEEE1394の通信制
御部20bに対しては約50MHzの周波数のクロック
を供給する。
【0030】また、このクロック制御部32は、モード
制御部11から省電力モード移行信号の入力を受ける
と、省電力制御を開始し、各通信制御部20にて通信開
始要求の受信に必要な周波数(第2の周波数)のクロッ
ク信号のうち、最も高い周波数のクロック信号を、共通
クロック信号として通信制御部の各々に供給するように
なる。上述の例では、USBに対する第2の周波数は、
既に説明したように50Hzであり、IEEE1394
の上位層部分Uに対する第2の周波数は、いくらでも低
減できる。そこで、これらのうち高い方の周波数であ
る、50Hzの周波数のクロック信号を共通クロック信
号として各通信制御部20a,20b(通信制御部20
bについては、その上位層部分U)に供給する。なお、
クロック制御部32は、IEEE1394の通信制御部
20bの物理層部分PHYに対しては、常に約50MH
zの周波数のクロック信号を供給している。
【0031】このように共通クロック信号とすること
で、クロック制御部32において、周波数が互いに異な
る多数のクロック信号を生成して出力する必要がなくな
り、回路構成を簡便にすることができるようになる。
【0032】尤も、ここでの例のように、USB及びI
EEE1394の場合、第2の周波数のクロック信号と
して両者とも50Hzを供給しても構わないことが仕様
上保証されているので、このような場合には、クロック
制御部32の回路構成はより簡便になる。
【0033】さらに、このクロック制御部32は、省電
力制御中にモード制御部11から通常モード移行信号の
入力を受けた場合には、通常の状態に復帰して、各通信
制御部20が通信を行うために必要とする、各通信制御
部ごとに決められた第1の周波数のクロック信号を供給
するようになる。
【0034】ここまでの説明におけるクロック制御部1
2及びクロック制御部32は、水晶発振子等により生成
される第1の周波数より高い周波数の元クロック信号を
所定分周比で分周して、第1の周波数、及び第2の周波
数を得るようにしておけばよい。
【0035】
【発明の効果】本発明によれば、クロック信号により駆
動され、当該クロック信号に基づき通信制御を行う通信
制御部を少なくとも一つ有してなる電子機器について、
その通信制御部での電力の消費を抑制する省電力制御装
置であって、通常の状態では、通信を行うために必要な
第1の周波数のクロック信号を、通信制御部に供給して
おり、省電力制御する場合には、通信制御部に供給する
クロック信号を、通信開始要求の受信に必要な第2の周
波数のクロック信号とし、又は停止することとしている
ので、クロック信号により駆動される、通信制御部のよ
うなデバイスについても、通信に支障を来すことなく、
消費電力をさらに低減できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施の形態に係る省電力制御
装置及びその接続状態を表すブロック図である。
【図2】 本発明の第1の実施の形態に係る省電力制御
装置を用いた場合の通信制御部における信号状態の一例
を示すタイミングチャート図である。
【図3】 通信制御装置の内部構成を表す構成ブロック
図である。
【図4】 本発明の第2の実施の形態に係る省電力制御
装置を用いた場合の通信制御部における信号状態の一例
を示すタイミングチャート図である。
【図5】 本発明の第3の実施の形態に係る省電力制御
装置及びその接続状態を表すブロック図である。
【符号の説明】
10,30 省電力制御装置、11 モード制御部、1
2,32 クロック制御部、20 通信制御部。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 クロック信号により駆動され、前記クロ
    ック信号に基づき通信制御を行う通信制御部を少なくと
    も一つ有してなる電子機器について、前記通信制御部で
    の電力の消費を抑制する省電力制御装置であって、 通常の状態では、通信を行うために必要な第1の周波数
    のクロック信号を、前記通信制御部に供給しており、 省電力制御する場合には、前記通信制御部に供給するク
    ロック信号を、通信開始要求の受信に必要な第2の周波
    数のクロック信号とし、又は停止することを特徴とする
    省電力制御装置。
  2. 【請求項2】 クロック信号により駆動され、前記クロ
    ック信号に基づき通信制御を行う通信制御部を少なくと
    も一つ有してなる電子機器について、前記通信制御部で
    の電力の消費を抑制する省電力制御装置であって、 前記通信制御部は、物理層制御部と、上位層制御部とを
    含んでなり、 前記物理層制御部に対しては、通信を行うために必要な
    第1の周波数のクロック信号を常に供給し、 前記上位層制御部に対しては、通常の状態では、前記第
    1の周波数のクロック信号を供給し、省電力制御する場
    合には、通信開始要求の受信に必要な第2の周波数のク
    ロック信号を供給し、又は停止することを特徴とする省
    電力制御装置。
  3. 【請求項3】 クロック信号により駆動され、前記クロ
    ック信号に基づき通信制御を行う通信制御部を複数有し
    てなる電子機器について、前記通信制御部の各々での電
    力の消費を抑制する省電力制御装置であって、 通常の状態では、前記通信制御部の各々が通信を行うた
    めに必要とする、各通信制御部ごとに決められた周波数
    のクロック信号を供給し、 省電力制御する場合には、前記通信制御部の各々にて通
    信開始要求の受信に必要な周波数のクロック信号のう
    ち、最も高い周波数のクロック信号を、共通クロック信
    号として前記通信制御部の各々に供給することを特徴と
    する省電力制御装置。
  4. 【請求項4】 クロック信号により駆動され、前記クロ
    ック信号に基づき通信制御を行う通信制御部を少なくと
    も一つ有してなる電子機器について、前記通信制御部で
    の電力の消費を抑制する省電力制御方法であって、 通常の状態では、通信を行うために必要な第1の周波数
    のクロック信号を、前記通信制御部に供給し、 省電力制御する場合には、前記通信制御部に供給するク
    ロック信号を、通信開始要求の受信に必要な第2の周波
    数のクロック信号とし、又は停止することを特徴とする
    省電力制御方法。
  5. 【請求項5】 クロック信号により駆動され、前記クロ
    ック信号に基づき通信制御を行う通信制御部を少なくと
    も一つ有してなる電子機器について、前記通信制御部で
    の電力の消費を抑制する省電力制御方法であって、 前記通信制御部は、物理層制御部と、上位層制御部とを
    含んでなり、 前記物理層制御部に対しては、通信を行うために必要な
    第1の周波数のクロック信号を常に供給し、 前記上位層制御部に対しては、通常の状態では、前記第
    1の周波数のクロック信号を供給し、省電力制御する場
    合には、通信開始要求の受信に必要な第2の周波数のク
    ロック信号を供給し、又は停止することを特徴とする省
    電力制御方法。
  6. 【請求項6】 クロック信号により駆動され、前記クロ
    ック信号に基づき通信制御を行う通信制御部を複数有し
    てなる電子機器について、前記通信制御部の各々での電
    力の消費を抑制する省電力制御方法であって、 通常の状態では、前記通信制御部の各々が通信を行うた
    めに必要とする、各通信制御部ごとに決められた周波数
    のクロック信号を供給し、 省電力制御する場合には、前記通信制御部の各々にて通
    信開始要求の受信に必要な周波数のクロック信号のう
    ち、最も高い周波数のクロック信号を、共通クロック信
    号として前記通信制御部の各々に供給することを特徴と
    する省電力制御方法。
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