JP2003105707A - 道路用樹脂組成物及びその施工方法と舗装体 - Google Patents

道路用樹脂組成物及びその施工方法と舗装体

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JP2003105707A
JP2003105707A JP2001299517A JP2001299517A JP2003105707A JP 2003105707 A JP2003105707 A JP 2003105707A JP 2001299517 A JP2001299517 A JP 2001299517A JP 2001299517 A JP2001299517 A JP 2001299517A JP 2003105707 A JP2003105707 A JP 2003105707A
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resin composition
meth
road
acrylate
pavement
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JP2001299517A
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English (en)
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Kazuhiro Kuroki
一博 黒木
Shinichiro Nishikawa
慎一郎 西川
Kazuo Otani
和男 大谷
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Original Assignee
Showa Highpolymer Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】表面乾燥性が良好で、柔軟性に富み、新設のア
スファルト舗装またはコンクリート舗装との接着性、耐
久性、耐摩擦性に優れ、且つ気温や季節に左右されるこ
と無く短時間で硬化させることができる道路用樹脂組成
物およびその施工方法と舗装体を提供する。 【解決手段】ラジカル重合性不飽和重合前駆体、ラジカ
ル重合性不飽和単量体及び低温ラジカル重合開始剤から
なり、硬化物の常温における引張り強度が5MPa以上
であり、破断歪みε2 が50%以上、且つ降伏歪みε1
の2.0倍以上である道路用樹脂組成物と、ニート工法
による該樹脂組成物の方法および舗装体。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、道路用樹脂組成
物、滑り止め舗装およびカラー舗装等を目的とした該組
成物のニート工法による施工方法及びその舗装体に関す
る。
【0002】
【従来技術】従来から道路等を舗装する場合、コンクリ
ート舗装やアスファルト舗装が利用されている。これら
は一般的に耐久性が高くかつ比較的安価であるため、自
動車用道路だけでなく、一般の歩行者用道路にも使用さ
れている。これらの道路は、排水性舗装や透水性舗装を
除き、一般には水が浸透しない。そのため降雨などによ
って表面が濡れると、歩行者が滑って転倒するなどの問
題がある。そこでこのような問題を解決する方法とし
て、舗装表面に滑り止めを施す工法が行われ、その一つ
にニート工法がある。
【0003】ニート工法とは既設または新設のアスファ
ルト舗装やコンクリート舗装上にバインダーとして合成
樹脂を塗布し、硬い小粒径の骨材を散布して接着させ、
または必要に応じて骨材散布後にトップコートを塗布し
て骨材を表面に突出させ、路面の滑り止め効果を向上さ
せる工法である。
【0004】この工法は主に自動車用道路や歩行者用通
路に使用されることから、使用される材料には短時間で
施工を終了して交通を開放出来ることが要求される。ま
た下地がアスファルトやコンクリートであることから、
アスファルトが軟化した場合の変形やコンクリートに発
生したクラックに追従できる柔軟性も要求され、一定の
強度を示し、且つ伸び率の大きい性能を兼ね備えた材料
が期待されている。特に注型品の引張り試験において、
ひずみが降伏点に達しても一定強度が保たれ破断し難い
ものが望ましい。しかしながら、現在のニート工法用の
材料ではこれらの要求を満たすようなものは得られてい
ない。
【0005】また、ニート工法には、従来から二液混合
型のエポキシ樹脂がバインダーに使用されているが(特
開平10−212701号公報等)、エポキシ樹脂は付
加重合であるため、硬化に長時間を要し、しかも施工温
度の変化によって硬化時間が安定せず、冬期特に10℃
以下で施工使用した場合、硬化不良になるという問題が
あった。さらに柔軟性を付与したエポキシ樹脂の場合、
特殊なエポキシや溶剤を使用するため、さらに硬化が遅
くなるといった問題がある。しかし現在、一定の強度を
示し、且つ伸び率の大きい性能を持ち、さらに低温での
良好な硬化性を兼ね備えた材料も得られていない。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明はこうした現状
に鑑み、表面乾燥性も良好で、柔軟性に富み、新設のア
スファルト舗装またはコンクリート舗装との接着性、耐
久性、耐摩擦性に優れるという必要な性能を備え、特に
強度、伸び率が大きく、且つ気温や季節に左右されるこ
と無く短時間で硬化させることができる道路用樹脂組成
物およびその施工方法と舗装体を提供することを目的と
する。
【0007】
【課題を解決するための手段】発明者らは以上の如き課
題を有する道路用樹脂組成物およびその施工方法につい
て鋭意検討した結果、特定のラジカル重合性不飽和重合
前駆体、ラジカル重合性不飽和単量体及び低温ラジカル
重合開始剤から樹脂組成物が、優れた強度および伸び率
を示し、ニート工法による道路用樹脂組成物として極め
て有利に使用できることを見出し、本発明に到達した。
【0008】即ち本発明は以下の道路用樹脂組成物およ
びその施工方法と舗装体を提供するものである。 1.(A)ラジカル重合性不飽和重合前駆体、(B)ラ
ジカル重合性不飽和単量体及び(C)低温ラジカル重合
開始剤からなり、硬化物の常温における降伏強度M1
5MPa以上であり、破断歪みε2 が50%以上で、且
つ降伏歪みε1 の 2.0倍以上であることを特徴とする道路用樹脂組成
物。2.破断強度M2 が降伏強度M1 の1.0倍以上で
ある上記1の道路用樹脂組成物。 3.(A)ラジカル重合性不飽和重合前駆体が、ウレタ
ン(メタ)アクリレートおよび不飽和ポリエステルから
選ばれた少なくとも1種以上の重合前駆体である上記1
又は2の道路用樹脂組成物。 4.上記1〜3のいずれかの道路用樹脂組成物をニート
工法により施工することを特徴とする道路用樹脂組成物
の施工方法。 5.上記1〜3のいずれかの道路用樹脂組成物をアスフ
ァルト舗装又はコンクリート舗装面に吹き付けた後、小
粒子径の骨材を散布して、接着、硬化させる上記4の道
路用樹脂組成物の施工方法。 6.アスファルト舗装又はコンクリート舗装面に小粒子
径の骨材を散布した後、散布面に上記1〜3のいずれか
の道路用樹脂組成物をトップコートとして吹き付け、硬
化させる上記4の道路用樹脂組成物の施工方法。7.上
記4〜6のいずれかの施工方法により施工された舗装
体。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明の道路用樹脂組成物は、
(A)ラジカル重合性不飽和重合前駆体、(B)ラジカ
ル重合性不飽和単量体及び(C)低温ラジカル重合開始
剤からなり、硬化物の常温における降伏強度M1 が5M
Pa以上であり、破断歪みε2 が50%以上で、且つ降
伏歪みε1 の2.0倍以上であるものである。また、破
断強度M2 が降伏強度M1 の1.0倍以上であることが
好ましく、1.2倍以上であることが更に好ましい。こ
れらの降伏強度M1 や破断強度M2 を示す引張り強度
と、破断伸び率を示す伸び率および歪みの測定は、通
常、試験片がJIS−K−6911に準じて作製され、
JIS−K−7113に準じて測定される。
【0010】本発明の道路用樹脂組成物の引張り強度と
伸び率(ひずみ)の関係を示す「応力−ひずみ図」は、
たとえば図1のように示される。図1において、引張り
強度の極大値を示す降伏点がYであり、この通常はこの
降伏点の付近で使用される。これより引張りひずみの大
きい状態では引張り強度が一時的に低下するが、さらに
引張りひずみの大きくなる引張り強度が増大し、破断点
Fに達する。本発明ではこのように応力−ひずみ曲線の
最初の極大値を降伏値とする。本発明の道路用樹脂組成
物は、破断点Fにおける破断歪みε2 が50%以上、好
ましくは55%以上であり、降伏歪みε1 の2.0倍以
上、好ましくは3.0倍以上である。本発明の道路用樹
脂組成物は、このように柔軟性が大きく、ひずみが降伏
点に達した後も大きい強度を有することから破断しにく
く、アスファルトが軟化した場合の変形やコンクリート
に発生したクラックに柔軟に追従できる。
【0011】本発明の道路用樹脂組成物における(A)
ラジカル重合性不飽和重合前駆体としては、上記の性能
が得られれば特に制限されないが、エポキシ(メタ)ア
クリレート、ウレタン(メタ)アクリレート、不飽和ポ
リエステルおよびポリエステル(メタ)アクリレートが
あり、ウレタン(メタ)アクリレートおよび不飽和ポリ
エステルが好適に用いられ、両者を含むものが特に好適
に用いられる。
【0012】本発明の道路用樹脂組成物で(A)成分に
使用されるウレタン(メタ)アクリレートは、特に限定
されるものではなく、例えばポリイソシアネートとポリ
ヒドロキシ化合物または多価アルコール類とを反応させ
た後、更に水酸基含有(メタ)アクリル化合物および必
要に応じて水酸基含有アリルエーテル化合物を反応させ
ることによって得ることが出来るラジカル重合性不飽和
基含有オリゴマーである。また、水酸基含有(メタ)ア
クリル化合物とポリヒドロキシ化合物あるいは多価アル
コール類とを反応させた後、更にポリイソシアネートを
反応させても得ることが出来る。
【0013】上記ウレタン(メタ)アクリレートの原料
として用いられるポリイソシアネートとしては、具体的
には2,4−トリレンジイソシアネートおよびその異性
体、ジフェニルメタンジイソシアネート、ヘキサメチレ
ンジシソシアネート、水添キシリレンジイソシアネー
ト、イソホロンジイソシアネート、キシリレンジイソイ
サネート、水添キシリレンジイソシアネート、ジシクロ
ヘキシルメタンジイソシアネートナフタリンジイソシア
ネート、トリフェニルメタントリイソシアネート、バノ
ックD−750、クリスボンNK(商品名;大日本イン
キ化学工業株式会社製)テスモジュールL(商品名;住
友バイエル社製)、コロネートL(商品名;日本ポリウ
レタン社製)、タケネートD102(商品名;武田薬品
社製)、イソネート143L(商品名;三菱化学社製)
等が挙げられるが、特に限定されるものではない。これ
らポリイソシアネートは一種類のみを用いても良いし、
適宜二種類以上を混合しても良い。
【0014】上記ウレタン(メタ)アクリレートの原料
に用いられるポリヒドロキシ化合物としては、ポリエス
テルポリオール、ポリエーテルポリオールなどが挙げら
れ、具体的にはグリセリン−エチレンオキシド付加物、
グリセリン−プロピレンオキシド付加物、グリセリン−
テトラヒドロフラン付加物、グリセリン−エチレンオキ
シド−プロピレンオキシド付加物、トリメチロールプロ
パン−エチレンオキシド付加物、トリメチロールプロパ
ン−プロピレンオキシド付加物、トリメチロールプロパ
ン−テトラヒドロフラン付加物、トリメチロールプロパ
ン−エチレンオキシド−プロピレンオキシド付加物、ジ
ペンタエスリトール−エチレンオキシド付加物、ジペン
タエスリトール−プロピレンオキシド付加物、ジペンタ
エスリトール−テトラヒドロフラン付加物、ジペンタエ
スリトール−エチレンオキシド−プロピレンオキシド付
加物等が挙げられるが、特に限定されない。これらポリ
ヒドロキシ化合物は、一種類のみを用いても良いし、適
宜二種類以上を混合して用いても良い。
【0015】上記ウレタン(メタ)アクリレートの原料
として用いられる多価アルコール類としては、具体的に
は、エチレングリコール、ジエチレングリコール、トリ
エチレングリコール、ポリエチレングリコール、プロピ
レングリコール、ジプロピレングリコール、ポリプロピ
レングリコール、2−メチル−1,3プロパンジオー
ル、1,3−ブタンジオール、ビスフェノールAとプロ
ピレンオキシドまたはエチレンオキシドとの付加物、
1,2,3,4−テトラヒドロキシブタン、グリセリ
ン、トリメチロールプロパン、1,3−ブタンジオー
ル、1,2−シクロヘキサングリコール、1,3−シク
ロヘキサングリコール、1,4−シクロヘキサングリコ
ール、パラキシレングリコール、ビシクロヘキシル−
4,4−ジオール、2,6−デカリングリコール、2,
7−デカリングリコール等が挙げられるが、特に限定さ
れるものではない。これら多価アルコール類は、一種類
のみを用いても良いし、適宜二種類以上を混合して用い
ても良い。
【0016】上記ウレタン(メタ)アクリレートの原料
として用いられる水酸基含有(メタ)アクリル化合物と
しては、特に限定されるものではないが、水酸基含有
(メタ)アクリル酸エステルが好ましく、具体的には、
例えば、2−ヒドロキシエチル(メタ)アクリレート、
2−ヒドロキシプロピル(メタ)アクリレート、3−ヒ
ドロキシブチル(メタ)アクリレート、ポリエチレング
リコールモノ(メタ)アクリレート、ポリプロピレング
リコールモノ(メタ)アクリレート、トリス(ヒドロキ
シエチル)イソシアヌルサンノジ(メタ)アクリレー
ト、ペンタエスリトールトリ(メタ)アクリレート等が
挙げられる。これらの水酸基含有(メタ)アクリル化合
物は、一種類のみを用いても良いし、適宜二種類以上を
混合しても良い。
【0017】上記ウレタン(メタ)アクリレートの原料
として必要に応じて用いられる水酸基含有アリルエーテ
ル化合物としては、具体的には、例えば、エチレングリ
コールモノアリルエーテル、ジエチレングリコールモノ
アリルエーテル、トリエチレングリコールモノアリルエ
ーテル、ポリエチレングリコールモノアリルエーテル、
プロピレングリコールモノアリルエーテル、ジプロピレ
ングリコールモノアリルエーテル、トリプロピレングリ
コールモノアリルエーテル、ポリプロピレングリコール
モノアリルエーテル、1,2−ブチレングリコールモノ
アリルエーテル、1,3−ブチレングリコールモノアリ
ルエーテル、ヘキシレングリコールモノアリルエーテ
ル、オクチレングリコールモノアリルエーテル、トリメ
チロールプロパンジアリルエーテル、グリエリンジアリ
ルエーテル、ペンタエスリトールトリアリルエーテル等
が挙げられるが、特に限定されない。これら水酸基含有
アリルエーテル化合物は、一種類のみを用いても良い
し、適宜二種類以上を混合して用いても良い。
【0018】本発明の道路用樹脂組成物の(A)成分に
使用される不飽和ポリエステルは、多価アルコールと不
飽和多塩基酸、及び必要に応じて用いられる飽和多塩基
酸とのエステル化反応による縮合生成物を、スチレンの
ような重合性モノマーに溶解したもので、「ポリエステ
ル樹脂ハンドブック」(日刊工業新聞社、1988年発
行)または「塗料用語辞典」(色材協会編、1993年
発行)などに記載されている。
【0019】不飽和ポリエステルとしては、具体的に
は、フタル酸、イソフタル酸、テレフタル酸、テトラヒ
ドロフタル酸、アジピン酸、セバチン酸等の重合性不飽
和結合を有していない多塩基酸またはその無水物と、フ
マル酸、マレイン酸、イタコン酸等の重合性不飽和多塩
基酸またはその無水物を酸成分とし、これとエチレング
リコ−ル、プロピレングリコ−ル、ジエチレングリコ−
ル、ジプロピレングリコ−ル、1,2−ブタンジオ−
ル、1,3−ブタンジオ−ル、1,5−ペンタンジオ−
ル、1,6−ヘキサンジオ−ル、2−メチル−1,3−
プロパンジオ−ル、2,2−ジメチル−1,3−プロパ
ンジオ−ル、シクロヘキサン−1,4−ジメタノ−ル、
ビスフェノ−ルAのエチレンオキサイド付加物、ビスフ
ェノ−ルAのプロピレンオキサイド付加物等の多価アル
コ−ルをアルコ−ル成分として反応させて得られるもの
である。
【0020】本発明の道路用樹脂組成物は、以上の
(A)ラジカル重合性不飽和重合前駆体に、(B)ラジ
カル重合性不飽和単量体を配合したものである。このラ
ジカル重合性不飽和単量体としては、通常、スチレンモ
ノマーや(メタ)アクリル酸メチルが用いられる。これ
以外のラジカル重合性不飽和単量体の具体例としては、
スチレンのα−,o−,m−p−アルキル,ニトロ,シ
アノ,アミド,エステル誘導体、クロルスチレン、ビニ
ルトルエン、ジビニルベンゼンなどのスチレン系モノマ
ー、ブタジエン、2,3−ジメチルブタジエン、イソプ
レン、クロロプレンなどのジエン類、(メタ)アクリル
酸エチル、(メタ)アクリル酸−n−プロピル、(メ
タ)アクリル酸−i−プロピル、(メタ)アクリル酸−
n−ブチル、(メタ)アクリル酸−sec−ブチル、
(メタ)アクリル酸−ter−ブチル、(メタ)アクリ
ル酸ペンチル、(メタ)アクリル酸ネオペンチル、(メ
タ)アクリル酸イソアミル、(メタ)アクリル酸ヘキシ
ル、(メタ)アクリル酸2−エチルヘキシル、(メタ)
アクリル酸ラウリル、(メタ)アクリル酸ドデシル、
(メタ)アクリル酸シクロペンチル、(メタ)アクリル
酸シクロヘキシル、(メタ)アクリル酸2−メチルシク
ロヘキシル、(メタ)アクリル酸ジシクロヘキシル、
(メタ)アクリル酸イソボロニル、(メタ)アクリル酸
アダマンチル、(メタ)アクリル酸アリル、(メタ)ア
クリル酸プロパギル、(メタ)アクリル酸フェニル、
(メタ)アクリル酸ナフチル、(メタ)アクリル酸アン
トラセニル、(メタ)アクリル酸アントラニノニル、
(メタ)アクリル酸ピペロニル、(メタ)アクリル酸サ
リチル、(メタ)アクリル酸フリル、(メタ)アクリル
酸フルフリル、(メタ)アクリル酸テトラヒドロフリ
ル、(メタ)アクリル酸ピラニル、(メタ)アクリル酸
ベンジル、(メタ)アクリル酸フェネチル、(メタ)ア
クリル酸クレジル、(メタ)アクリル酸−1,1,1−
トリフルオロエチル、(メタ)アクリル酸パーフルオル
エチル、(メタ)アクリル酸パーフルオロ−n−プロピ
ル、(メタ)アクリル酸パーフルオロ−i−プロピル、
(メタ)アクリル酸トリフェニルメチル、(メタ)アク
リル酸クミル、(メタ)アクリル酸3−(N,N−ジメ
チルアミノ)プロピル、(メタ)アクリル酸−2−ヒド
ロキシエチル、(メタ)アクリル酸−2−ヒドロキシプ
ロピルなどの(メタ)アクリル酸エステル類、(メタ)
アクリル酸アミド、(メタ)アクリル酸N,N−ジメチ
ルアミド、(メタ)アクリル酸N,N−ジエチルアミ
ド、(メタ)アクリル酸N,N−ジプロピルアミド、
(メタ)アクリル酸N,N−ジ−i−プロピルアミド、
(メタ)アクリル酸アントラセニルアミドなどの(メ
タ)アクリル酸アミド、(メタ)アクリル酸アニリド、
(メタ)アクリロイルニトリル、アクロレイン、塩化ビ
ニル、塩化ビニリデン、フッ化ビニル、フッ化ビニリデ
ン、N−ビニルピロリドン、ビニルピリジン、酢酸ビニ
ルなどのビニル化合物、シトラコン酸ジエチル、マレイ
ン酸ジエチル、フマル酸ジエチル、イタコン酸ジエチル
などの不飽和ジカルボン酸ジエステル、N−フェニルマ
レイミド、N−シクロヘキシルマレイミド、N−ラウリ
ルマレイミド、N−(4−ヒドロキシフェニル)マレイ
ミドなどのモノマレイミド化合物、N−(メタ)アクリ
ロイルフタルイミドなどが挙げられる。
【0021】また、本発明の道路用樹脂組成物では、
(B)ラジカル重合性不飽和単量体として、分子中に
(メタ)アクリロイル基を2個以上有する(メタ)アク
リル酸エステル化合物も使用できる。その具体例として
は、エチレングリコールジ(メタ)アクリレート、ジエ
チレングリコールジ(メタ)アクリレート、トリエチレ
ングリコールジ(メタ)アクリレート、ポリエチレング
リコールジ(メタ)アクリレート、1,4−ブタンジオ
ールジ(メタ)アクリレート、1,6−ヘキサンジオー
ルジ(メタ)アクリレート、1,9−ノナンジオールジ
(メタ)アクリレート、ネオペンチルグリコールジ(メ
タ)アクリレート、グリセリンジ(メタ)アクリレー
ト、2−ヒドロキシ−3−アクリロイロキシプロピル
(メタ)アクリレート、トリメチロールプロパントリ
(メタ)アクリレートなど各種グリコール類の(メタ)
アクリル酸エステルや、2,2−ビス[4−(メタクリ
ロキシエトキシ)フェニル]プロパン(新中村化学工業
(株)製:BPE−100)、2,2−ビス[4−(メ
タクリロキシ・ジエトキシ)フェニル]プロパン(新中
村化学工業(株)製:BPE−200)、2,2−ビス
[4−(メタクリロキシ・ポリエトキシ)フェニル]プ
ロパン(新中村化学工業(株)製:BPE−500)、
2,2−ビス[4−(アクリロキシ・ジエトキシ)フェ
ニル]プロパン(新中村化学工業(株)製:A−BPE
−4)、2,2−ビス[4−(アクリロキシ・ポリエト
キシ)フェニル]プロパン(新中村化学工業(株)製:
A−BPE−10)などが挙げられる。
【0022】これらのラジカル重合性不飽和単量体は、
樹脂の粘度を下げ、硬度、強度、耐候性、耐水性、耐摩
耗性等を向上させるために重要であり、エポキシ(メ
タ)アクリレート、ウレタン(メタ)アクリレート、不
飽和ポリエステル、ポリエステル(メタ)アクリレート
などのラジカル重合性不飽和重合前駆体100重量部に
対して10〜250重量部、好ましくは20〜100重
量部使用される。使用量が10重量部未満では、高粘度
のため作業性、含浸性が悪化し、250重量部を超える
量では、充分な塗膜硬度が得られず、諸物性が不足し
て、特にニート工法用樹脂組成物として好ましくない。
なお、上記の(A)ラジカル重合性不飽和重合前駆体と
(B)ラジカル重合性不飽和単量体からなる樹脂が市販
されており、例えばリゴラックFK−2000(不飽
和ポリエステル重合前駆体とスチレンからなる樹脂、
重量比/=1.5:昭和高分子(株)製)、リポキ
シFM−1600(ウレタンメタアクリレート重合前
駆体とスチレンからなる樹脂、重量比/=2.
1:昭和高分子(株)製)、リポキシR−806(ビ
ニルエステル重合前駆体とスチレンからなる樹脂、重
量比/=1.2:昭和高分子(株)製)などがあ
る。本発明においてはこれら市販の樹脂を用いることも
できる。また、本発明の道路用樹脂組成物をアスファル
トに使用する場合、アスファルトの溶解(カットバッ
ク)を防止することを目的として(メタ)アクリル酸エ
ステル化合物を配合することが望ましい。
【0023】本発明の道路用樹脂組成物で使用される
(C)低温ラジカル重合開始剤は10℃以下の冬季施工
条件下で硬化するものであり、このような低温ラジカル
重合開始剤としては、公知であるケトンパーオキサイド
と還元剤の組み合わせ、ハイドロパーオキサイドと還元
剤の組み合わせ、ジアシルパーオキサイドと還元剤の組
み合わせが挙げられる。還元剤の具体例としては、ナフ
テン酸コバルト、オクチル酸コバルト等のコバルト塩、
五酸化バナジウム等のバナジウム化合物、ジメチルアニ
リン等のアミン類等が挙げられる。中でもポットライフ
等の点でパーオキシエステルとコバルト塩の組み合わせ
が特に有効である。その他、公知のラジカル重合開始剤
を使用してもよい。その例としては、ケトンパーオキサ
イド、パーオキシケタール、ハイドロパーオキサイド、
ジアリルパーオキサイド、ジアシルパーオキサイド、パ
ーオキシエステル、パーオキシジカーボネートに分類さ
れるものであり、またアゾ化合物も有効である。具体例
としては、例えばベンゾイルパーオキサイド、ジクミル
パーオキサイド、ジイソプロピルパーオキサイド、ジ−
t−ブチルパーオキサイド、t−ブチルパーオキシベン
ゾエート、1,1−ビス(t−ブチルパーオキシ)−
3,3,5−トリメチルシクロヘキサン、2,5−ジメ
チル−2,5−ビス(t−ブチルパーオキシ)ヘキシン
−3、3−イソプロピルヒドロパーオキサイド、t−ブ
チルヒドロパーオキサイド、ジクミルパーオキサイド、
ジクミルヒドロパーオキサイド、アセチルパーオキサイ
ド、ビス(4−t−ブチルシクロヘキシル)パーオキシ
ジカーボネート、ジイソプロピルパーオキシジカーボネ
ート、イソブチルパーオキサイド、3,3,5−トリメ
チルヘキサノイルパーオキサイド、ラウリルパーオキサ
イド、アゾビスイソブチロニトリル、アゾビスカルボン
アミドなどが使用できる。
【0024】低温ラジカル重合開始剤の添加量は、
(A)ラジカル重合性不飽和重合前駆体に(B)ラジカ
ル重合性不飽和単量体を配合してなる樹脂100重量部
に対して0.1〜7重量部、好ましくは0.5〜5重量
部である。重合開始剤の添加量がこれより少なすぎる場
合は、十分に硬化ができず、また重合開始剤の添加量が
この比率よりも多すぎる場合は、経済的に不利な上、樹
脂組成物の物性低下などが起こる。
【0025】本発明の道路用樹脂組成物においては、更
に乾燥性を向上する目的でパラフィンワックス等の添加
剤を添加してもよい。具体例としては融点が40〜80
℃程度のパラフィンワックスやBYK−S−750、B
YK−S−740、BYK−LP−S6665(ビック
ケミー(株)製)などが挙げられ、異なる融点のものを
組み合わせて使用してもよい。添加量は、通常、上記の
樹脂100重量部に対して0.1〜3.0重量部であ
る。また樹脂中にアリル基を有する場合、コバルト類と
の組み合わせで乾燥性を向上させることも有効である。
【0026】本発明の道路用樹脂組成物の施工方法とし
ては、次のようなニート工法が好適に用いられる。 (1)本発明の道路用樹脂組成物をアスファルト舗装又
はコンクリート舗装面に吹き付けた後、小粒子径の骨材
を散布して、接着、硬化させる方法。 (2)アスファルト舗装又はコンクリート舗装面に小粒
子径の骨材を散布した後、散布面に本発明の道路用樹脂
組成物をトップコートとして吹き付け、硬化させる方
法。
【0027】本発明の道路用樹脂組成物の施工方法で
は、散布した骨材の沈降を防ぎ、かつ十分な骨材保持力
を得ることを目的として、揺変剤を併用することができ
る。揺変剤の具体例としてはアエロジル#200(日本
アエロジル(株)製)、ターレン7200−20(共栄
社化学(株)製)、ディスパロン6900−10S(楠
本化成(株)製)等が挙げられるが、特に限定されるも
のではない。またこれらの揺変剤は、2種類以上を併用
しても良い。添加量は通常、上記の樹脂100部に対し
て1〜10部である。
【0028】本発明の道路用樹脂組成物の施工方法にお
いて用いる小粒子径骨材は、特に限定されるものではな
いが、シリカを主成分とする砂、砂利、砕石その他これ
に類似する材料であり、例えば、川砂利、川砂、海砂
利、海砂、山砂利、砕石、砕砂、珪砂等が挙げられる。
またこれ以外に人工骨材等として、セラミック、ガラス
屑等も使用できる。
【0029】小粒子径骨材の粒径については、特に限定
されるものではないが、2.5〜40mm、好ましくは
5〜30mmである。これ以上の粒径では滑り止め効果
が高くなりすぎ、歩行時の不快感や車両タイヤの早期摩
耗を招き、これ以下の粒径では、十分な滑り止め効果を
得ることが困難になる。
【0030】本発明の道路用樹脂組成物の施工方法にお
ける小粒径骨材の散布量については、特に限定されるも
のではないが、0.1〜1kg/m2 が好ましい。この
小粒径骨材は散布せずに、樹脂中に混入して塗布しても
良い。
【0031】本発明の道路用樹脂組成物およびその施工
方法を用いることによって、表面乾燥性も良好で、柔軟
性に富み、新設のアスファルト舗装またはコンクリート
舗装との接着性、耐久性、耐摩擦性に優れるという必要
な性能を備え、且つ気温や季節に左右されること無く短
時間で硬化させることができる。また、本発明の道路用
樹脂組成物は、降伏領域に達した後も一定の強度を示し
て破断し難く、かつ柔軟性を有することから、アスファ
ルトが軟化した場合の変形やコンクリートに発生したク
ラック等に柔軟に追従することができ、変形やクラック
が起こった際にも道路等の安全が確保される。
【0032】
【実施例】次に実施例および比較例により、本発明の内
容を具体的に説明する。なお、各例中の「部」、「%」
は重量基準を示す。各例における評価試験は次のように
行なった。
【0033】[物性試験] a.粘度 E型粘度計にて常温での粘度を測定した。 b.引張り強度及び歪み 樹脂組成物を脱型後、直ちにJIS−K6911に準拠
する引張り試験テストピースを作製し、常温での引張り
強度と歪みの測定を行った。
【0034】[乾燥性試験]気温5℃環境下でコンクリ
ート表面に1kg/m2 となるようにローラーで塗布
し、続けて珪砂をリシンガンで適量散布して3時間放置
後の状態を指触により評価した。評価基準は、「○:3
時間以内で乾燥、×:3時間では未乾燥」とした。
【0035】[接着試験]気温5℃環境下でコンクリー
ト表面に1kg/m2 となるようにローラーで塗布し、
珪砂をリシンガンで適量散布した。散布直後に接着試験
治具を接着し、適宜切り込みを入れて建研式接着試験機
による接着強度の測定を行なった。
【0036】[耐摩耗試験]雰囲気温度が5℃の環境下
でJISモルタル試験体上に、1.0kg/m2 となる
ようにローラーで塗布した。24時間経過後、JIS−
K−7204に準じて常温で摩耗輪CS−17、荷重5
00g、1000回の条件で行なった。
【0037】実施例1 軟質不飽和ポリエステル樹脂(商品名;リゴラックFK
−2000、昭和高分子(株)製)50部とウレタンメ
タクリレート樹脂(商品名;リポキシFM−1600、
昭和高分子(株)製)50部を混合した樹脂組成物−
1:100部に対し、重合開始剤としてナフテン酸コバ
ルト0.5部、ジメチルアニリン0.01部、メチルエ
チルケトンパーオキサイト(商品名;パーメックN、日
本油脂(株)製)1.5部を添加し、攪拌後脱泡した。
これを3mmの厚さになるように5mm厚のガラス板の
間に注入後、5℃雰囲気中に12時間放置し硬化させ、
物性試験を行なった。また、120℃で2時間アフター
キュアを行なったものについても同様に常温での引張り
強度及び歪みの測定を行なった。樹脂組成物−1を5℃
雰囲気中で硬化させたものについての応力−ひずみ図を
第1図に、120℃で2時間アフターキュアを行なった
ものについての応力−ひずみ図を第2図に示す。次に、
該樹脂組成物−1:100部に対し融点60℃のパラフ
ィンワックス1部添加したものにナフテン酸コバルト
0.5部、ジメチルアニリン0.01部、メチルエチル
ケトンパーオキサイト(商品名;パーメックN、日本油
脂(株)製)1.5部を添加した。得られた樹脂組成物
について、乾燥性試験、接着試験および耐摩耗試験を行
なった。結果を第1表に示す。
【0038】実施例2 ビニルエステル樹脂(商品名;リポキシR−806、昭
和高分子(株)製)50部とウレタンメタクリレート樹
脂(商品名;リポキシFM−1600、昭和高分子
(株)製)50部を混合した樹脂組成物−2を用いて製
造例1と同様の操作を行った。得られた樹脂組成物の各
評価試験の結果を第1表に示す。また、樹脂組成物−2
を5℃雰囲気中で硬化させたものについての応力−ひず
み図を第3図に、120℃で2時間アフターキュアを行
なったものについての応力−ひずみ図を第4図に示す。
【0039】比較例1 エポキシ樹脂(商品名;エピコート828、油化シェル
(株)製:エポキシ当量188)に硬化剤としてジエチ
レントリアミン(エポキシ樹脂100部に対して11
部)を使用し、得られた樹脂組成物の各評価試験を行な
った。結果を第1表に示す。なお、比較例1の樹脂組成
物は12時間後でも硬化せず、5℃注型品の強度試験を
行なうことが出来なかった。また、接着性は24時間後
でわずかに接着している状態であり、耐摩耗試験も測定
不可能であった。このため耐摩耗試験は20℃雰囲気下
で硬化したものを追加した。
【0040】
【表1】
【0041】以上の実施例から、本発明の樹脂組成物
は、低温時でも優れた強度を有すると共に、5℃雰囲気
中でもすべて3時間以内に硬化し優れた低温乾燥性を有
すること、塗布後2時間で十分な接着強度が得られ低温
施工時における優れた接着性を有すること、摩耗減量が
少なく優れた耐摩耗性を有することが確認される。
【0042】
【発明の効果】本発明の道路用硬化性樹脂組成物及びそ
の施工方法により、表面乾燥性も良好で、柔軟性に富
み、新設のアスファルト舗装またはコンクリート舗装と
の接着性、耐久性、耐摩擦性に優れた性能を有する、優
れた舗装体が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1における樹脂組成物−1を5℃雰囲気
中で硬化させたものについての引張り強度と引張り歪み
の関係を示す応力−歪み図である。
【図2】実施例1における樹脂組成物−1を120℃で
2時間アフターキュアを行なったものについての応力−
歪み図である。
【図3】実施例2における樹脂組成物−2を5℃雰囲気
中で硬化させたものについての応力−歪み図である。
【図4】実施例2における樹脂組成物−2を120℃で
2時間アフターキュアを行なったものについての応力−
歪み図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2D051 AA08 AG11 AH01 EA01 4J027 AB02 AB06 AB07 AB08 AB15 AB16 AB17 AB18 AB23 AB24 AB25 AE01 AG01 AG03 AG04 AG09 AG10 AG23 AG24 AG27 AG28 BA03 BA04 BA05 BA07 BA08 BA14 BA18 BA19 BA20 BA24 BA26 CB03 CB04 CB05 CB06 CB07 CD00

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (A)ラジカル重合性不飽和重合前駆
    体、(B)ラジカル重合性不飽和単量体及び(C)低温
    ラジカル重合開始剤からなり、硬化物の常温における降
    伏強度M1 が5MPa以上であり、破断歪みε2 が50
    %以上で、且つ降伏歪みε1 の2.0倍以上であること
    を特徴とする道路用樹脂組成物。
  2. 【請求項2】 破断強度M2 が降伏強度M1 の1.0倍
    以上である請求項1に記載の道路用樹脂組成物。
  3. 【請求項3】 (A)ラジカル重合性不飽和重合前駆体
    が、ウレタン(メタ)アクリレートおよび不飽和ポリエ
    ステルから選ばれた少なくとも1種以上の重合前駆体で
    ある請求項1又は請求項2に記載の道路用樹脂組成物。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3のいずれかに記載の道路用
    樹脂組成物をニート工法により施工することを特徴とす
    る道路用樹脂組成物の施工方法。
  5. 【請求項5】 請求項1〜3のいずれかに記載の道路用
    樹脂組成物をアスファルト舗装又はコンクリート舗装面
    に吹き付けた後、小粒子径の骨材を散布して、接着、硬
    化させる請求項4に記載の道路用樹脂組成物の施工方
    法。
  6. 【請求項6】 アスファルト舗装又はコンクリート舗装
    面に小粒子径の骨材を散布した後、散布面に請求項1〜
    3のいずれかに記載の道路用樹脂組成物をトップコート
    として吹き付け、硬化させる請求項4に記載の道路用樹
    脂組成物の施工方法。
  7. 【請求項7】 請求項4〜6のいずれかに記載の施工方
    法により施工された舗装体。
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