JP2003100577A - 基板処理システム、基板処理装置管理方法、基板処理装置、プログラム及び記録媒体 - Google Patents
基板処理システム、基板処理装置管理方法、基板処理装置、プログラム及び記録媒体Info
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Abstract
く提供することができる技術を提供する。 【解決手段】 ユーザの基板処理工場4に配置された基
板処理装置1の装置構成情報が情報蓄積サーバ2に自動
的に蓄積されるとともに、サポートセンター5にてサポ
ート情報が提供されたときには、サポート情報に記述さ
れた構成要素および上記装置構成情報から基板処理装置
1がサポート対象であるか否かが自動的に判断され、サ
ポート対象である場合のみそのサポート内容が基板処理
工場4に送信される。従って、サポートの担当者は、ユ
ーザごとに、あるいは装置ごとに異なる装置構成を逐一
吟味する手間を省くことが出来、装置構成を全く意識す
ることなくサポート情報を単にサポートコンピュータ3
に入力するだけで、ユーザに必要なサポート内容のみを
迅速に効率良く提供することができる。
Description
表示装置用ガラス基板、フォトマスク用ガラス基板、光
ディスク用基板等(以下、単に「基板」と称する)に所
定の処理を行う基板処理装置とコンピュータとをネット
ワーク経由にて結合したネットワーク通信技術に関す
る。
は、基板に対して洗浄、レジスト塗布、露光、現像、エ
ッチング、層間絶縁膜の形成、熱処理などの一連の諸処
理を施すことにより製造されている。従来より、これら
の諸処理はレジスト塗布処理ユニットや現像処理ユニッ
ト等を組み込んだ基板処理装置において行われている。
基板処理装置に設けられた搬送ロボットが各処理ユニッ
トに基板を順次搬送することによって該基板に一連の処
理が行われるのである。
ンダーは、適宜サポート情報をユーザに提供している。
サポート情報とは、装置ベンダーがアフターサービスと
してユーザに提供する装置のサポートに関する情報であ
り、装置のトラブル情報、ソフトウェアバージョンアッ
プ、改良設計の案内、サービスパーツの供給中止、代替
品の通知、使用上の注意、装置の生産中止の案内等であ
る。
は多岐に渡っているため、全体としてのサポート情報も
非常に多数になる。一方、ユーザの工場には特定の数種
類の装置のみが設置されている場合が多い。このため従
来は、装置ベンダーのサービスマンが多数のサポート情
報を吟味し、ユーザごとに使用している装置に必要なサ
ポート情報のみ選別してそれを文書にて渡していた。ユ
ーザはサポート情報を受け取ることによって、必要なサ
ポートを受けることができ、適宜対策を講ずることがで
きる。
ンダー側で発生するサポート情報は膨大な量であり、こ
れを逐一吟味して、ユーザの使用している装置ごとに選
別する作業は非常に手間のかかる作業であった。その結
果、ユーザに適切なサポート情報を提供する上での大き
な障害が生じていた。
ごとに、あるいはユーザの工場ごとに使用している装置
のデータベースを構築し、そのデータベースを使用して
サポート情報のうちから必要なものだけを抽出する方法
が考えられる。しかし、半導体製造装置の分野において
は、ユーザごとに装置が異なるだけでなく、同種の装置
であっても装置構成が異なっていたりするのが一般的で
あるため、装置ごとに装置構成等のデータをインプット
し、さらに適宜それを更新していくこと自体に多大な工
数を要することとなっていた。
であり、ユーザに必要なサポート内容を迅速に効率良く
提供することができる技術を提供することを目的とす
る。
め、請求項1の発明は、基板処理工場に配置された基板
処理装置と、前記基板処理工場の外部に配置されて前記
基板処理装置を管理するコンピュータとがネットワーク
にて結合された基板処理システムにおいて、前記基板処
理装置の装置構成に関する装置構成情報を蓄積する装置
構成情報蓄積手段と、サポートを要する構成要素を記述
したサポート情報に基づいて前記装置構成情報蓄積手段
に蓄積された前記装置構成情報から前記基板処理装置が
サポート対象であるか否かを判断するサポート判断手段
と、前記サポート判断手段によって前記基板処理装置が
サポート対象であると判断されたときに、前記基板処理
工場にサポート内容を通知する通知手段と、を備えてい
る。
に係る基板処理システムにおいて、前記装置構成情報蓄
積手段を前記基板処理工場に設け、前記サポート判断手
段および前記通知手段を前記コンピュータに設けてい
る。
に係る基板処理システムにおいて、前記装置構成情報蓄
積手段を前記基板処理装置に設け、前記サポート判断手
段および前記通知手段を前記コンピュータに設けてい
る。
に係る基板処理システムにおいて、前記装置構成情報蓄
積手段、前記サポート判断手段および前記通知手段を前
記コンピュータに設けている。
求項4のいずれかの発明に係る基板処理システムにおい
て、前記コンピュータに前記サポート情報が与えられた
ときに、前記装置構成情報蓄積手段に蓄積されている装
置構成情報を更新する更新手段をさらに備えている。
配置された基板処理装置を管理する基板処理装置管理方
法において、前記基板処理装置の装置構成に関する装置
構成情報を蓄積する装置構成情報蓄積工程と、サポート
を要する構成要素を記述したサポート情報に基づいて前
記装置構成情報から前記基板処理装置がサポート対象で
あるか否かを判断する判断工程と、前記基板処理装置が
サポート対象であると判断されたときに、前記基板処理
工場にサポート内容を通知する通知工程と、を備えてい
る。
理を行う基板処理装置において、前記基板処理装置の装
置構成に関する装置構成情報を装置外部に送出する装置
構成情報送出手段を備えている。
理を行う基板処理装置において、前記基板処理装置の装
置構成に関する装置構成情報を蓄積する装置構成情報蓄
積手段を備えている。
備えるコンピュータによって実行されることにより、前
記基板処理装置が請求項7または請求項8に記載の基板
処理装置として動作するプログラムである。
載のプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な
記録媒体である。
実施の形態について説明する。
係る基板処理システム10全体の概略について説明す
る。図1は、本発明に係る基板処理システム10の概略
構成を示す図である。図1に示すように基板処理システ
ム10は、基板処理工場4に備えられた複数の基板処理
装置1および情報蓄積サーバ2と、基板処理装置1のサ
ポートを行う担当者が配置されるサポートセンター5に
備えられたサポートコンピュータ3とが、ネットワーク
6を介して接続された構成となっている。サポートコン
ピュータ3は、基板処理工場4に配置された基板処理装
置1を管理するコンピュータである。
理装置1の装置構成に関する装置構成情報が情報蓄積サ
ーバ2に蓄積されるようになっており、蓄積された装置
構成情報はネットワーク6を介してサポートコンピュー
タ3が取得することができるようになっている。
と情報蓄積サーバ2はLAN(Local Area Network)4
1を介して接続されている。LAN41は、ルータやフ
ァイアーウォール等の機能を有する接続装置42を介し
てインターネットなどの広域ネットワーク61に接続さ
れている。また、サポートセンター5も、サポートコン
ピュータ3が接続されるLAN51を有しており、LA
N51もルータやファイアーウォール等の機能を有する
接続装置52を介して広域ネットワーク61に接続され
ている。これにより、基板処理装置1、情報蓄積サーバ
2及びサポートコンピュータ3との相互間で各種データ
通信が可能となっている。本明細書においてLAN4
1,51及び広域ネットワーク61を総称して単にネッ
トワーク6とする。
複数の基板処理装置1が備えられているが基板処理装置
1は1台であってもよく、同様にサポートセンター5に
は複数のサポートコンピュータ3が備えられているがサ
ポートコンピュータ3は1台であってもよい。
4に配置された基板処理装置1について説明する。図2
は、基板処理装置1の概略平面図である。この基板処理
装置1は、基板にレジスト塗布処理、現像処理およびそ
れらに付随する熱処理を行う装置である。基板処理装置
1は、未処理の基板をキャリアから払い出すとともに処
理済の基板を受け取ってキャリアに収納するインデクサ
IDと、基板を回転させつつその基板主面にフォトレジ
ストを滴下してレジスト塗布処理を行う塗布処理ユニッ
トSC(いわゆるスピンコータ)と、露光後の基板上に
現像液を供給することによって現像処理を行う現像処理
ユニットSD(いわゆるスピンデベロッパ)と、インデ
クサIDおよび各処理ユニット間で基板の搬送を行う搬
送ロボットTRとを備えている。また、塗布処理ユニッ
トSCおよび現像処理ユニットSDの上方には図示を省
略する熱処理ユニットがファンフィルタユニットを挟ん
で配置されている。熱処理ユニットとしては、基板に加
熱処理を行う加熱ユニット(いわゆるホットプレート)
および加熱された基板を一定温度にまで冷却する冷却ユ
ニット(いわゆるクールプレート)が設けられている。
なお、本明細書においては、塗布処理ユニットSC、現
像処理ユニットSDおよび熱処理ユニットを総称して基
板に所定の処理を行う処理ユニット110とする。
構成を示すブロック図である。図3に示すように基板処
理装置1の制御システムは、装置全体を制御するシステ
ム制御部100と、複数の処理ユニット110を個別に
制御するユニット制御部115とにより構成されてい
る。
に制御するものであり、マイクロコンピュータを備えて
構成されている。具体的には、その本体部であるCPU
101、基本プログラムなどを記憶する読み出し専用の
メモリであるROM102、主として演算の作業領域と
なる読み書き自在のメモリであるRAM103、ソフト
ウェアモジュールなどを記憶しておく固定ディスク等か
らなる記憶部104、および、外部装置との間でデータ
通信を行う通信部105を備えており、それぞれをバス
ライン190によって接続した構成となっている。
フェイス(図示省略)を介してネットワーク6に接続さ
れており、これにより基板処理装置1は情報蓄積サーバ
2やサポートコンピュータ3などとの間で各種データの
送受信が可能である。通信部105で行われるネットワ
ーク6を介しての通信方式は有線でも無線でもよいが、
本実施形態では有線による通信方式が採用されている。
00および複数の処理ユニット110とともに、各種情
報の表示を行う表示部130、オペレータからのレシピ
の入力およびコマンドの操作等を受け付ける操作部14
0、磁気ディスクや光磁気ディスクなどの記録媒体91
から各種データの読み取りを行う読取装置150なども
電気的に接続されている。これにより、システム制御部
100の制御下において、基板処理装置1の各部間でバ
スライン190を介してデータの受け渡しが可能となっ
ている。
を行う機構部(例えば、基板を回転させる機構、基板に
処理液を吐出する機構、基板を加熱する機構等)となる
基板処理部116とともに、ユニット制御部115を備
えている。ユニット制御部115は、処理ユニット11
0を個別に制御するものであり、具体的にはそのユニッ
ト制御部115が組み込まれた処理ユニット110の基
板処理部116の動作制御や動作監視を行う。つまり、
上述したシステム制御部100は基板処理装置1の全体
における統括的な制御を担い、ユニット制御部115は
基板処理部116の処理内容に応じた制御を担うように
その役割を分担している。ユニット制御部115は、シ
ステム制御部100と同様にマイクロコンピュータを備
えて構成され、具体的には、その本体部であるCPU1
11と、基本プログラムなどを記憶する読み出し専用の
メモリであるROM112と、演算の作業領域となる読
み書き自在のメモリであるRAM113と、各種データ
を記憶しておくバッテリーバックアップされたSRAM
などからなる記憶部114とを備えている。
は、装置全体にかかわるシステム制御用プログラムが記
憶されている。システム制御部100のCPU101が
このシステム制御用プログラムに従って演算処理を実行
することにより、基板処理装置1の全体としての動作制
御やデータ処理が実現されることとなる。また、ユニッ
ト制御部115の記憶部114には、当該処理ユニット
110の基板処理部116の処理内容に応じたユニット
制御用プログラムが記憶されている。ユニット制御部1
15のCPU111がこのユニット制御用プログラムに
従って演算処理を実行することにより、基板処理部11
6の動作制御やデータ処理が実現されることとなる。
装置150を介しての記録媒体91からの読み出しや、
所定のサーバ記憶装置などからネットワーク6を経由し
てのダウンロードによって取得及び更新することが可能
となっている。
ュータ>次に、基板処理工場4に配置された情報蓄積サ
ーバ2およびサポートセンター5に配置されたサポート
コンピュータ3について説明する。情報蓄積サーバ2お
よびサポートコンピュータ3は、ハードウェアとしての
構成は一般的なコンピュータと同様の構成である。した
がって、情報蓄積サーバ2およびサポートコンピュータ
3の基本構成は同様であるため、同一の概略図面である
図4を参照して説明する。情報蓄積サーバ2およびサポ
ートコンピュータ3のそれぞれは図4に示すように、各
種演算処理を行うCPU(情報蓄積サーバ2ではCPU
21,サポートコンピュータ3ではCPU31、以下同
様)、基本プログラムを記憶するROM(22,32)
および各種情報を記憶するRAM(23,33)をバス
ラインに接続した構成となっている。また、バスライン
には、各種情報を記憶する固定ディスク(24,3
4)、各種情報の表示を行うディスプレイ(25,3
5)、操作者からの入力を受け付けるキーボード(26
a,36a)およびマウス(26b,36b)、光ディ
スク、磁気ディスク、光磁気ディスク等の記録媒体91
から各種データの読み取りを行う読取装置(27,3
7)、並びに、ネットワーク6を介して外部装置と通信
を行う通信部(28,38)が、適宜、インターフェイ
ス(I/F)を介する等して接続される。
3は、読取装置(27,37)を介して記録媒体91か
らプログラムを読出し、固定ディスク(24,34)に
記憶することができる。また、他のサーバー等からネッ
トワーク6を経由してダウンロードして固定ディスク
(24,34)に記憶することもできる。そして、CP
U(21,31)が固定ディスク(24,34)に記憶
されたプログラムに従って演算処理を実行することによ
り各種動作を行うようになっている。すなわち、このプ
ログラムに従っての演算処理を実行した結果として、情
報蓄積サーバ2は情報蓄積サーバ2としての動作を行
い、サポートコンピュータ3はサポートコンピュータ3
としての動作を行うこととなる。
上、基板処理システム10およびそれを構成する基板処
理装置1、情報蓄積サーバ2、サポートコンピュータ3
のハードウェア構成について説明したが、次に基板処理
システム10の機能および処理内容について説明する。
図5は、基板処理システム10の機能構成を示す機能ブ
ロック図である。また、図6は、基板処理システム10
における処理手順を示すフローチャートである。なお、
図5において、装置構成情報送出部125はシステム制
御部100のCPU101が処理プログラムを実行する
ことによって実現される処理部であり、装置構成情報登
録部231、情報取得部232、情報送信部233およ
びサポート内容受信部234は情報蓄積サーバ2のCP
U21が処理プログラムを実行することによってそれぞ
れ実現される処理部であり、問い合わせ部311、情報
受信部312、判断部313およびサポート内容通知部
314はサポートコンピュータ3のCPU31が処理プ
ログラムを実行することによってそれぞれ実現される処
理部である。
情報の蓄積が行われる。装置構成情報とは、基板処理装
置1の装置構成に関する情報であって、具体的には基板
処理装置1の”装置型式”、”製造年月日”、”製造番
号”、基板処理装置1に含まれる処理ユニットや部品の
種類である”装置構成”、基板処理装置1のシステム制
御部100にインストールされているソフトウェアの”
ソフトバージョン”等が該当する。これら装置構成情報
は基板処理装置1ごとに存在するものであり、基板処理
工場4に配置されている基板処理装置1ごとにユニット
制御部115の記憶部114またはシステム制御部10
0の記憶部104に保持されている。そして、各ユニッ
ト制御部115およびシステム制御部100に保持され
ている情報はシステム制御部100が集約し、装置構成
情報送出部125が基板処理装置1全体としての装置構
成情報を通信部105からLAN41を経由して情報蓄
積サーバ2の装置構成情報登録部231に送信する。
置構成情報を基板処理装置1ごとに固定ディスク24に
格納する。その結果、固定ディスク24には基板処理装
置1の装置構成に関する装置構成情報が蓄積されること
となる。なお、装置構成情報送出部125が装置構成情
報を送出して装置構成情報登録部231が固定ディスク
24に格納するタイミングとしては、一定間隔ごとに定
期的に行うようにしても良いし、後述するサポート情報
が提供された時点で、その旨の通知を基板処理装置1お
よび情報蓄積サーバ2に行い、これをトリガーとしても
良い。
置構成情報の一例を示す図である。同図に示すように、
基板処理装置1ごとに装置構成情報が蓄積されてデータ
ベースを構築している。例えば、ある基板処理装置1に
ついては装置型式”X001”、製造年月日”2000
年6月10日”、製造番号”AA00001”、装置構
成”塗布処理ユニットSCおよび現像処理ユニットS
D”、ソフトバージョン”1.0.0.1”という装置
構成情報が登録されている。また、別の基板処理装置1
については装置型式”Y001”、製造年月日”199
9年5月15日”、製造番号”BB00001”、装置
構成”洗浄処理ユニットSS”、ソフトバージョン”
2.0.0.1”という装置構成情報が登録されてい
る。
ト情報の提供が行われる。サポート情報の提供は、サポ
ートセンター5にいる担当者がサポートコンピュータ3
にサポート情報を入力するという作業によって行われ
る。サポートコンピュータ3に入力されたサポート情報
は、固定ディスク34に格納される。既述したように、
サポート情報とは、装置ベンダーがアフターサービスと
してユーザに提供する装置のサポートに関する情報であ
り、装置のトラブル情報、ソフトウェアバージョンアッ
プ、改良設計の案内、サービスパーツの供給中止、代替
品の通知、使用上の注意、装置の生産中止の案内等が該
当する。
ポート情報の一例を示す図である。同図に示すように、
固定ディスク34には文書番号ごとにサポート情報が蓄
積されてデータベースを構築している。そして、サポー
ト情報にはサポートを要する構成要素についての記述が
含まれている。例えば、「SCユニット改良のご案内」
というサポート情報には該サポートを要する構成要素が
塗布処理ユニットSCである旨の記述が含まれている。
なお、図8の構成要素として”SC”は塗布処理ユニッ
トSC、”SD”は現像処理ユニットSD、”SS”は
洗浄処理ユニット、”HP”は加熱処理ユニット、”C
P”は冷却処理ユニット、”EE”はエッジ露光処理ユ
ニット、”IF”はインターフェイスユニットをそれぞ
れ意味し、また”一般”とは構成要素にかかわらずサポ
ートを要することを意味している。
「ソフトウェアバージョンアップのご案内(文書番号”
D−000008”)」というサポート情報を入力す
る。このときに、該サポート情報が固定ディスク34に
記録されるとともに、サポート情報の入力を認識した問
い合わせ部311がネットワーク6を介して各基板処理
工場4の情報蓄積サーバ2に装置構成情報の引き渡しを
要求する。
求を受け取った情報蓄積サーバ2の情報取得部232
は、固定ディスク24に格納されている装置構成情報
(図7参照)を読み出して情報送信部233に渡す。情
報送信部233は、その装置構成情報をネットワーク6
を介してサポートセンター5のサポートコンピュータ3
に送信する。装置構成情報を受け取ったサポートコンピ
ュータ3の情報受信部312は、それを判断部313に
渡す。
313がサポート情報に基づいて装置構成情報から基板
処理工場4に配置された基板処理装置1がサポート対象
であるか否かを判断する。具体的には、判断部313
は、装置構成情報に記述された装置構成のうちの少なく
とも1つがサポート情報に記述された構成要素に含まれ
ているかを検索し、含まれている場合には基板処理工場
4に配置された基板処理装置1がサポート対象であると
し、含まれていない場合にはサポート対象でないとす
る。
は、装置構成情報に”SC”、”SD”が装置構成とし
て記述されている。つまり、基板処理装置1は、塗布処
理ユニットSCおよび現像処理ユニットSDを備えてい
る。一方、サポート情報「ソフトウェアバージョンアッ
プのご案内」に記述された構成要素は”SC”、”S
D”、”IF”である。すなわち、このサポートを要す
る構成要素は、塗布処理ユニットSC、現像処理ユニッ
トSD、インターフェイスユニットである。従って、装
置構成情報に記述された装置構成のうちの少なくとも1
つがサポート情報に記述された構成要素に含まれてお
り、判断部313は基板処理工場4に配置された基板処
理装置1がサポート対象であると判断する。
介(文書番号”D−000007”)」であったとする
と、サポート情報に記述された構成要素が”EE”であ
り、該サポートを要する構成要素がエッジ露光ユニット
となる。この場合は、装置構成情報に記述された装置構
成のうちの少なくとも1つがサポート情報に記述された
構成要素に含まれないため、判断部313は基板処理工
場4に配置された基板処理装置1がサポート対象でない
と判断する。
ポート対象であると判断されたときには、ステップS5
からステップS6に進み、サポート内容通知部314が
基板処理工場4にサポート内容(ここでは、ソフトウェ
アバージョンアップのご案内の内容)を通知する。サポ
ート内容を受信した基板処理工場4の情報蓄積サーバ2
のサポート内容受信部234は、そのサポート内容を固
定ディスク24に格納する。これにより基板処理工場4
のユーザは、「ソフトウェアバージョンアップのご案
内」を知ることができる。
1がサポート対象でないと判断されたときには、一連の
処理が終了し、基板処理工場4にはサポート内容が通知
されない。
4において如何なる装置構成の基板処理装置1を配置し
ていたとしても、その装置構成情報が情報蓄積サーバ2
に自動的に蓄積されるとともに、サポートセンター5に
てサポート情報が提供されたときには、サポート情報に
記述された構成要素および上記装置構成情報に基づいて
基板処理装置1がサポート対象であるか否かが自動的に
判断され、サポート対象である場合のみそのサポート内
容が基板処理工場4に送信されることとなる。従って、
サポートの担当者は、ユーザごとに、あるいは装置ごと
に異なる装置構成を逐一吟味する手間を省くことが出
来、装置構成を全く意識することなくサポート情報を単
にサポートコンピュータ3に入力するだけで、ユーザに
必要なサポート内容のみを迅速に効率良く提供すること
ができる。
について説明したが、この発明は上記の例に限定される
ものではない。例えば、上記実施の形態においては、情
報蓄積サーバ2は基板処理工場4内に配置されるように
なっていたがこれに限定されるものではなく、ネットワ
ーク6に接続されて基板処理装置1およびサポートコン
ピュータ3と通信可能になっていればどこに配置されて
いても良い。
積サーバ2に装置構成情報を蓄積するようにしていた
が、基板処理工場4に配置された各基板処理装置1自体
に装置構成情報を蓄積するようにしても良い。図9は、
基板処理装置1に装置構成情報を蓄積するようにした基
板処理システムの機能構成を示す機能ブロック図であ
る。同図において、図5と同一の機能を有するものに関
しては、同一の符号を付している。また、図9におい
て、装置構成情報登録部131、情報取得部132、情
報送信部133およびサポート内容受信部134はシス
テム制御部100のCPU101が処理プログラムを実
行することによって実現される処理部であり、その機能
は図5の装置構成情報登録部231、情報取得部23
2、情報送信部233およびサポート内容受信部234
と同じである。
2にて行っていた装置構成情報の取得およびサポートコ
ンピュータ3への引き渡しを、各基板処理装置1のシス
テム制御部100が行うこととなる。このようにして
も、上記実施形態と同様に、ユーザの基板処理工場4に
おいて如何なる装置構成の基板処理装置1を配置してい
たとしても、その装置構成情報が基板処理装置1の記憶
部104に自動的に蓄積されるとともに、サポートセン
ター5にてサポート情報が提供されたときには、サポー
ト情報に記述された構成要素および上記装置構成情報か
ら基板処理装置1がサポート対象であるか否かが自動的
に判断され、サポート対象である場合のみそのサポート
内容が基板処理工場4に送信されることとなる。従っ
て、サポートの担当者は、ユーザごとに、あるいは装置
ごとに異なる装置構成を逐一吟味する手間を省くことが
出来、装置構成を全く意識することなくサポート情報を
単にサポートコンピュータ3に入力するだけで、ユーザ
に必要なサポート内容のみを迅速に効率良く提供するこ
とができる。
ピュータ3に基板処理装置1の装置構成情報を蓄積する
ようにしても良い。図10は、サポートコンピュータ3
に装置構成情報を蓄積するようにした基板処理システム
の機能構成を示す機能ブロック図である。同図におい
て、図5と同一の機能を有するものに関しては、同一の
符号を付している。また、図9において、サポート内容
受信部134はシステム制御部100のCPU101が
処理プログラムを実行することによって実現される処理
部であり、装置構成情報登録部331はサポートコンピ
ュータ3のCPU31が処理プログラムを実行すること
によって実現される処理部である。
ンピュータ3にサポート情報が与えられたときに問い合
わせ部311がネットワーク6を介して基板処理工場4
の基板処理装置1に装置構成情報の引き渡しを要求す
る。引き渡し要求を受け取った基板処理装置1の装置構
成情報送出部125は、その時点(引き渡し要求がなさ
れた時点)での基板処理装置1の装置構成情報をサポー
トコンピュータ3の装置構成情報登録部331に送信す
る。装置構成情報登録部331は、受信した装置構成情
報を基板処理装置1ごとに固定ディスク34に格納す
る。その結果、サポートコンピュータ3にサポート情報
が与えられるごとに、固定ディスク34に蓄積されてい
る装置構成情報が更新されることとなる。
置構成情報およびサポート情報に基づいて基板処理工場
4に配置された基板処理装置1がサポート対象であるか
否かを判断する。残余の点については上記と同じであ
る。
に、ユーザの基板処理工場4において如何なる装置構成
の基板処理装置1を配置していたとしても、その装置構
成情報がサポートコンピュータ3に自動的に蓄積される
とともに、サポートセンター5にてサポート情報が提供
されたときには、サポート情報に記述された構成要素お
よび上記装置構成情報から基板処理装置1がサポート対
象であるか否かが自動的に判断され、サポート対象であ
る場合のみそのサポート内容が基板処理工場4に送信さ
れることとなる。従って、サポートの担当者は、ユーザ
ごとに、あるいは装置ごとに異なる装置構成を逐一吟味
する手間を省くことが出来、装置構成を全く意識するこ
となくサポート情報を単にサポートコンピュータ3に入
力するだけで、ユーザに必要なサポート内容のみを迅速
に効率良く提供することができる。さらに、基板処理装
置1の改造やソフトバージョンアップ等が行われていた
としても、常に最新の装置構成情報に基づいて、ユーザ
に必要なサポート内容を提供することができる。
を図5または図9の基板処理システムにおいて実現する
ようにしても良い。具体的には、サポートコンピュータ
3にサポート情報が与えられて問い合わせ部311から
装置構成情報の引き渡しを要求されたときに、その時点
での基板処理装置1の装置構成情報を装置構成情報登録
部231または装置構成情報登録部131が固定ディス
ク24または記憶部104にそれぞれ格納するようにす
れば良い。そして、情報取得部232または情報取得部
132はその更新された最新の装置構成情報を読み出す
こととなる。このようにすれば、常に最新の装置構成情
報に基づいて、ユーザに必要なサポート内容を提供する
ことができる。
ると、ユーザが使用している基板処理装置1の装置構成
と装置ベンダーが提供すべきサポート情報とを照合し
て、ユーザに必要なサポート情報のみを自動的に選別
し、そのサポート内容のみを当該ユーザに提供するよう
にしているのである。
は、基板にレジストの塗布処理および現像処理を行うも
のであったが、これに限定されるものではなく、例えば
光照射によって基板を加熱するランプアニール装置や、
基板を回転させつつパーティクルを除去する洗浄処理を
行う洗浄処理装置や、フッ酸等の処理液中に基板を浸漬
して表面処理を行う浸漬処理装置など、基板に所定の処
理を行う基板処理装置であればどのようなものであって
も本発明に係る技術を適用することが可能である。
によれば、基板処理装置の装置構成に関する装置構成情
報を蓄積する装置構成情報蓄積手段と、サポートを要す
る構成要素を記述したサポート情報に基づいて装置構成
情報蓄積手段に蓄積された装置構成情報から基板処理装
置がサポート対象であるか否かを判断するサポート判断
手段と、サポート判断手段によって基板処理装置がサポ
ート対象であると判断されたときに、基板処理工場にサ
ポート内容を通知する通知手段と、を備えるため、ユー
ザに必要なサポート情報であるか否かが自動的に選別さ
れることとなり、ユーザに必要なサポート内容を迅速に
効率良く提供することができる。
情報蓄積手段を基板処理工場に設け、サポート判断手段
および通知手段をコンピュータに設けており、請求項1
の発明と同様の効果を確実に得ることができる。
情報蓄積手段を基板処理装置に設け、サポート判断手段
および通知手段をコンピュータに設けており、請求項1
の発明と同様の効果を確実に得ることができる。
情報蓄積手段、サポート判断手段および通知手段をコン
ピュータに設けており、請求項1の発明と同様の効果を
確実に得ることができる。
ータにサポート情報が与えられたときに、装置構成情報
蓄積手段に蓄積されている装置構成情報を更新するた
め、最新の装置構成情報に基づいてユーザに必要なサポ
ート内容を提供することができる。
装置の装置構成に関する装置構成情報を蓄積し、サポー
トを要する構成要素を記述したサポート情報に基づいて
当該装置構成情報から基板処理装置がサポート対象であ
るか否かを判断し、基板処理装置がサポート対象である
と判断されたときに、基板処理工場にサポート内容を通
知するため、ユーザに必要なサポート情報であるか否か
が選別され、ユーザに必要なサポート内容を迅速に効率
良く提供することができる。
装置の装置構成に関する装置構成情報を装置外部に送出
する装置構成情報送出手段を備えるため、その装置構成
情報とサポート情報とから基板処理装置がサポート対象
であるか否かを判断するようにすれば、ユーザに必要な
サポート情報であるか否かが自動的に選別されることと
なり、ユーザに必要なサポート内容を迅速に効率良く提
供することができる。
装置の装置構成に関する装置構成情報を蓄積する装置構
成情報蓄積手段を備えるため、その装置構成情報とサポ
ート情報とから基板処理装置がサポート対象であるか否
かを判断するようにすれば、ユーザに必要なサポート情
報であるか否かが自動的に選別されることとなり、ユー
ザに必要なサポート内容を迅速に効率良く提供すること
ができる。
装置が備えるコンピュータにプログラムを実行させるだ
けで、その基板処理装置を請求項7または請求項8に記
載の基板処理装置として動作させることができる。
理装置が備えるコンピュータに記録媒体を読み取らせて
プログラムを実行させるだけで、その基板処理装置を請
求項7または請求項8に記載の基板処理装置として動作
させることができる。
す図である。
平面図である。
すブロック図である。
基本構成を示す図である。
ブロック図である。
すフローチャートである。
能ブロック図である。
機能ブロック図である。
Claims (10)
- 【請求項1】 基板処理工場に配置された基板処理装置
と、前記基板処理工場の外部に配置されて前記基板処理
装置を管理するコンピュータとがネットワークにて結合
された基板処理システムであって、 前記基板処理装置の装置構成に関する装置構成情報を蓄
積する装置構成情報蓄積手段と、 サポートを要する構成要素を記述したサポート情報に基
づいて前記装置構成情報蓄積手段に蓄積された前記装置
構成情報から前記基板処理装置がサポート対象であるか
否かを判断するサポート判断手段と、 前記サポート判断手段によって前記基板処理装置がサポ
ート対象であると判断されたときに、前記基板処理工場
にサポート内容を通知する通知手段と、を備えることを
特徴とする基板処理システム。 - 【請求項2】 請求項1記載の基板処理システムにおい
て、 前記装置構成情報蓄積手段を前記基板処理工場に設け、 前記サポート判断手段および前記通知手段を前記コンピ
ュータに設けることを特徴とする基板処理システム。 - 【請求項3】 請求項1記載の基板処理システムにおい
て、 前記装置構成情報蓄積手段を前記基板処理装置に設け、 前記サポート判断手段および前記通知手段を前記コンピ
ュータに設けることを特徴とする基板処理システム。 - 【請求項4】 請求項1記載の基板処理システムにおい
て、 前記装置構成情報蓄積手段、前記サポート判断手段およ
び前記通知手段を前記コンピュータに設けることを特徴
とする基板処理システム。 - 【請求項5】 請求項1から請求項4のいずれかに記載
の基板処理システムにおいて、 前記コンピュータに前記サポート情報が与えられたとき
に、前記装置構成情報蓄積手段に蓄積されている装置構
成情報を更新する更新手段をさらに備えることを特徴と
する基板処理システム。 - 【請求項6】 基板処理工場に配置された基板処理装置
を管理する基板処理装置管理方法であって、 前記基板処理装置の装置構成に関する装置構成情報を蓄
積する装置構成情報蓄積工程と、 サポートを要する構成要素を記述したサポート情報に基
づいて前記装置構成情報から前記基板処理装置がサポー
ト対象であるか否かを判断する判断工程と、 前記基板処理装置がサポート対象であると判断されたと
きに、前記基板処理工場にサポート内容を通知する通知
工程と、を備えることを特徴とする基板処理装置管理方
法。 - 【請求項7】 基板に所定の処理を行う基板処理装置で
あって、 前記基板処理装置の装置構成に関する装置構成情報を装
置外部に送出する装置構成情報送出手段を備えることを
特徴とする基板処理装置。 - 【請求項8】 基板に所定の処理を行う基板処理装置で
あって、 前記基板処理装置の装置構成に関する装置構成情報を蓄
積する装置構成情報蓄積手段を備えることを特徴とする
基板処理装置。 - 【請求項9】 基板処理装置が備えるコンピュータによ
って実行されることにより、前記基板処理装置が請求項
7または請求項8に記載の基板処理装置として動作する
ことを特徴とするプログラム。 - 【請求項10】 請求項9に記載のプログラムを記録し
てあることを特徴とするコンピュータ読み取り可能な記
録媒体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001290973A JP4707903B2 (ja) | 2001-09-25 | 2001-09-25 | 基板処理システムおよび基板処理装置管理方法 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009272357A (ja) * | 2008-05-01 | 2009-11-19 | Hitachi Kokusai Electric Inc | 基板処理システム |
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- 2001-09-25 JP JP2001290973A patent/JP4707903B2/ja not_active Expired - Lifetime
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