JP3880814B2 - 基板処理システムおよび基板処理装置管理方法 - Google Patents

基板処理システムおよび基板処理装置管理方法 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、半導体基板、液晶表示装置用ガラス基板、フォトマスク用ガラス基板、光ディスク用基板等(以下、単に「基板」と称する)に所定の処理を行う基板処理装置とコンピュータとをネットワーク経由にて結合したネットワーク通信技術に関する。
【0002】
【従来の技術】
半導体や液晶ディスプレイなどの製品は、基板に対して洗浄、レジスト塗布、露光、現像、エッチング、層間絶縁膜の形成、熱処理などの一連の諸処理を施すことにより製造されている。従来より、これらの諸処理はレジスト塗布処理ユニットや現像処理ユニット等を組み込んだ基板処理装置において行われている。基板処理装置に設けられた搬送ロボットが各処理ユニットに基板を順次搬送することによって該基板に一連の処理が行われるのである。
【0003】
このような基板の処理は自動制御がなされており、一般に基板処理装置は装置全体を制御するシステム制御部の他に、各処理ユニットを個別に制御するユニット制御部を備えている。そして、基板処理装置に実装される制御ソフトウェアは、システム制御部およびユニット制御部のそれぞれにインストールされるソフトウェアモジュールによって構成されている。すなわち、システム制御部にインストールされたソフトウェアモジュールによって装置全体を制御するシステム制御系が構築され、各ユニット制御部にインストールされたそれぞれのソフトウェアモジュールによって各処理ユニットを個別に制御するユニット制御系が構築されているのである。
【0004】
システム制御部およびユニット制御部にインストールされている各ソフトウェアモジュールのそれぞれは固有のバージョンを有している。そして、各ソフトウェアモジュールには計画的にバージョンアップが行われる。また、基板処理装置を設置する工場において、サポートの都合上一時的に特定のソフトウェアモジュールについてのバージョン変更が行われることもある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
このようなソフトウェアモジュールのバージョン変更を行うときに重要なことは、1つの基板処理装置にインストールされている全てのソフトウェアモジュール間での整合性を保つことである。ソフトウェアモジュール間での整合性が保たれていない場合には、制御系のトラブルに起因して基板処理装置が誤作動をしたり停止したりする。従って、ソフトウェアモジュールの計画的なバージョンアップを行うときには、各ソフトウェアモジュール間での整合性を維持するように計画される。
【0006】
しかしながら、ソフトウェアモジュールをバージョンアップする時のインストールの操作ミスにより誤ったバージョンのソフトウェアモジュールがインストールされることもある。また、サポート現場において一時的に特定のソフトウェアモジュールについてのバージョン変更を行ったときには、計画されたモジュール構成と異なる場合もある。これらの場合には、必ずしもソフトウェアモジュール間での整合性が保たれていないこともあり、誤作動や停止等の装置の障害が発生するという問題があった。
【0007】
また、基板処理装置に障害が発生した場合には、装置に実装されているソフトウェアモジュールのバージョン情報を迅速かつ正確に把握しないと、障害の原因解析に予想外の長時間を要するという問題もあった。
【0008】
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、基板処理装置にソフトウェアモジュールがインストールされたときの各ソフトウェアモジュール間の不整合に起因した障害を未然に防止することができる技術を提供することを目的とする。
【0009】
また、本発明は、基板処理装置にインストールされているソフトウェアモジュールのバージョン情報を迅速かつ正確に把握することができる技術を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、請求項1の発明は、複数の基板処理装置と、情報蓄積サーバと、前記複数の基板処理装置の障害解析のためのサポートコンピュータと、をネットワークを介して接続した基板処理システムにおいて、(a) 前記複数の基板処理装置のそれぞれは、(a-1) 基板に所定の処理を行う処理ユニットと、(a-2) 基板処理装置全体を制御するシステム制御部と、(a-3) 前記処理ユニットを個別に制御するユニット制御部と、(a-4) 前記システム制御部および/または前記ユニット制御部にソフトウェアモジュールがインストールされたときに、その時点で前記システム制御部および前記ユニット制御部のそれぞれにインストールされているソフトウェアモジュールのバージョン情報を集約して前記情報蓄積サーバに送出するバージョン情報送出部と、を備え、(b) 前記情報蓄積サーバは、(b-1) 前記複数の基板処理装置の前記バージョン情報送出部から送出されたソフトウェアモジュールのバージョン情報を第1記憶部に登録するバージョン情報登録部と、(b-2) 前記第1記憶部に登録されたソフトウェアモジュールのバージョン情報を前記ネットワークを介して前記サポートコンピュータから閲覧可能に公開するバージョン情報公開部と、(b-3) 前記第1記憶部に登録されたソフトウェアモジュールのバージョン情報を参照して、各基板処理装置の前記システム制御部および前記ユニット制御部のそれぞれにインストールされているソフトウェアモジュールの相互の整合性を確認する整合性確認部と、を備えることを特徴としている。
【0011】
また、請求項2の発明は、請求項1の発明にかかる基板処理システムにおいて、(b) 前記情報蓄積サーバは、(b-4) 前記第1記憶部に前記バージョン情報が登録されたときに、新規バージョンの登録を通知する電子メールを前記サポートコンピュータに送信するメール送信部、をさらに備えることを特徴としている。
【0013】
また、請求項の発明は、請求項1または請求項2の発明にかかる基板処理システムにおいて、前記情報蓄積サーバの前記第1記憶部には、相互に整合性を有するソフトウェアモジュールのバージョン情報を登録した整合性確認テーブルが格納され、前記整合性確認は、前記第1記憶部に登録されている各基板処理装置の前記システム制御部および前記ユニット制御部のそれぞれにインストールされているソフトウェアモジュールのバージョン情報のすべてが前記整合性確認テーブルに登録されている場合には整合性有りと判断し、それ以外の場合には整合性無しと判断することを特徴としている。
【0014】
また、請求項の発明は、請求項1または請求項2の発明にかかる基板処理システムにおいて、(c) 前記サポートコンピュータは、(c-1) 相互に整合性を有するソフトウェアモジュールのバージョン情報を登録した整合性確認テーブルを格納する第2記憶部、を備え、前記整合性確認は、前記第1記憶部に登録されている各基板処理装置の前記システム制御部および前記ユニット制御部のそれぞれにインストールされているソフトウェアモジュールのバージョン情報のすべてが前記第2記憶部に格納された前記整合性確認テーブルに登録されている場合には整合性有りと判断し、それ以外の場合には整合性無しと判断することを特徴としている。
【0015】
また、請求項の発明は、請求項から請求項のいずれかに記載の基板処理システムにおいて、前記整合性確認部が整合性無しと判断したときに、前記メール送信部は前記サポートコンピュータに不整合を通知する電子メールを送信することを特徴としている。
【0016】
また、請求項の発明は、基板に所定の処理を行う処理ユニットと、装置全体を制御するシステム制御部と、前記処理ユニットを個別に制御するユニット制御部と、を備えた複数の基板処理装置を管理する基板処理装置管理方法において、前記システム制御部および/または前記ユニット制御部にソフトウェアモジュールがインストールされたときに、その時点で前記システム制御部および前記ユニット制御部のそれぞれにインストールされているソフトウェアモジュールのバージョン情報を集約して前記複数の基板処理装置とネットワークを介して接続された情報蓄積サーバに送出するバージョン情報送出工程と、前記複数の基板処理装置から送出されたソフトウェアモジュールのバージョン情報を前記情報蓄積サーバの記憶部に登録するバージョン情報登録工程と、前記記憶部に登録されたソフトウェアモジュールのバージョン情報を前記複数の基板処理装置および前記情報蓄積サーバと前記ネットワークを介して接続されたサポートコンピュータから閲覧可能に公開するバージョン情報公開工程と、前記記憶部に登録されたソフトウェアモジュールのバージョン情報を参照して、各基板処理装置の前記システム制御部および前記ユニット制御部のそれぞれにインストールされているソフトウェアモジュールの相互の整合性を確認する整合性確認工程と、を備えることを特徴としている。
【0017】
また、請求項の発明は、請求項の発明にかかる基板処理装置管理方法において、前記記憶部に前記バージョン情報が登録されたときに、新規バージョンの登録を通知する電子メールを前記情報蓄積サーバから前記サポートコンピュータに送信する登録メール送信工程をさらに備えることを特徴としている。
【0019】
また、請求項の発明は、請求項6または請求項7の発明にかかる基板処理装置管理方法において、前記整合性確認工程にて整合性無しと判断されたときに、前記情報蓄積サーバから前記サポートコンピュータに不整合を通知する電子メールを送信する警告メール送信工程をさらに備えることを特徴としている。
【0030】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照しつつ本発明の実施の形態について説明する。
【0031】
<1.システム全体構成>
まず、本発明に係る基板処理システム10全体の概略について説明する。図1は、本発明に係る基板処理システム10の概略構成を示す図である。図1に示すように基板処理システム10は、基板処理工場4に備えられた複数の基板処理装置1および情報蓄積サーバ2と、基板処理装置1の障害の解析を行う障害解析担当者が配置されるサポートセンター5に備えられたサポートコンピュータ3とが、ネットワーク6を介して接続された構成となっている。
【0032】
基板処理システム10においては、基板処理装置1に実装されるソフトウェアモジュールのバージョン情報が情報蓄積サーバ2に蓄積されるようになっており、蓄積されたバージョン情報はネットワーク6を介してサポートコンピュータ3において閲覧することができるようになっている。
【0033】
基板処理工場4において、基板処理装置1と情報蓄積サーバ2はLAN(Local Area Network)41を介して接続されている。LAN41は、ルータやファイアーウォール等の機能を有する接続装置42を介してインターネットなどの広域ネットワーク61に接続されている。また、サポートセンター5も、サポートコンピュータ3が接続されるLAN51を有しており、LAN51もルータやファイアーウォール等の機能を有する接続装置52を介して広域ネットワーク61に接続されている。これにより、基板処理装置1、情報蓄積サーバ2及びサポートコンピュータ3との相互間で各種データ通信が可能となっている。本明細書においてLAN41,51及び広域ネットワーク61を総称して単にネットワーク6とする。
【0034】
なお、図1において、基板処理工場4には複数の基板処理装置1が備えられているが基板処理装置1は1台であってもよく、同様にサポートセンター5には複数のサポートコンピュータ3が備えられているがサポートコンピュータ3は1台であってもよい。
【0035】
<2.基板処理装置>
次に、基板処理工場4に配置された基板処理装置1について説明する。図2は、基板処理装置1の概略平面図である。この基板処理装置1は、基板にレジスト塗布処理、現像処理およびそれらに付随する熱処理を行う装置である。基板処理装置1は、未処理の基板をキャリアから払い出すとともに処理済の基板を受け取ってキャリアに収納するインデクサIDと、基板を回転させつつその基板主面にフォトレジストを滴下してレジスト塗布処理を行う塗布処理ユニットSC(いわゆるスピンコータ)と、露光後の基板上に現像液を供給することによって現像処理を行う現像処理ユニットSD(いわゆるスピンデベロッパ)と、インデクサIDおよび各処理ユニット間で基板の搬送を行う搬送ロボットTRとを備えている。また、塗布処理ユニットSCおよび現像処理ユニットSDの上方には図示を省略する熱処理ユニットがファンフィルタユニットを挟んで配置されている。熱処理ユニットとしては、基板に加熱処理を行う加熱ユニット(いわゆるホットプレート)および加熱された基板を一定温度にまで冷却する冷却ユニット(いわゆるクールプレート)が設けられている。なお、本明細書においては、塗布処理ユニットSC、現像処理ユニットSDおよび熱処理ユニットを総称して基板に所定の処理を行う処理ユニット110とする。
【0036】
図3は、基板処理装置1の制御システムの構成を示すブロック図である。図3に示すように基板処理装置1の制御システムは、装置全体を制御するシステム制御部100と、複数の処理ユニット110を個別に制御するユニット制御部115とにより構成されている。
【0037】
システム制御部100は装置全体を統括的に制御するものであり、マイクロコンピュータを備えて構成されている。具体的には、その本体部であるCPU101、基本プログラムなどを記憶する読み出し専用のメモリであるROM102、主として演算の作業領域となる読み書き自在のメモリであるRAM103、ソフトウェアモジュールなどを記憶しておく固定ディスク等からなる記憶部104、および、外部装置との間でデータ通信を行う通信部105を備えており、それぞれをバスライン190によって接続した構成となっている。
【0038】
通信部105は、ネットワーク・インターフェイス(図示省略)を介してネットワーク6に接続されており、これにより基板処理装置1は情報蓄積サーバ2やサポートコンピュータ3などとの間で各種データの送受信が可能である。通信部105で行われるネットワーク6を介しての通信方式は有線でも無線でもよいが、本実施形態では有線による通信方式が採用されている。
【0039】
バスライン190には、システム制御部100および複数の処理ユニット110とともに、各種情報の表示を行う表示部130、オペレータからのレシピの入力およびコマンドの操作等を受け付ける操作部140、磁気ディスクや光磁気ディスクなどの記録媒体91から各種データの読み取りを行う読取装置150なども電気的に接続されている。これにより、システム制御部100の制御下において、基板処理装置1の各部間でバスライン190を介してデータの受け渡しが可能となっている。
【0040】
処理ユニット110は、実際に基板に処理を行う機構部(例えば、基板を回転させる機構、基板に処理液を吐出する機構、基板を加熱する機構等)となる基板処理部116とともに、ユニット制御部115を備えている。ユニット制御部115は、処理ユニット110を個別に制御するものであり、具体的にはそのユニット制御部115が組み込まれた処理ユニット110の基板処理部116の動作制御や動作監視を行う。つまり、上述したシステム制御部100は基板処理装置1の全体における統括的な制御を担い、ユニット制御部115は基板処理部116の処理内容に応じた制御を担うようにその役割を分担している。ユニット制御部115は、システム制御部100と同様にマイクロコンピュータを備えて構成され、具体的には、その本体部であるCPU111と、基本プログラムなどを記憶する読み出し専用のメモリであるROM112と、演算の作業領域となる読み書き自在のメモリであるRAM113と、各種データを記憶しておくバッテリーバックアップされたSRAMなどからなる記憶部114とを備えている。
【0041】
システム制御部100の記憶部104には、装置全体にかかわるシステム制御用プログラムであるソフトウェアモジュールが記憶されている。システム制御部100のCPU101がこのソフトウェアモジュールに従って演算処理を実行することにより、基板処理装置1の全体としての動作制御やデータ処理が実現されることとなる。また、ユニット制御部115の記憶部114には、当該処理ユニット110の基板処理部116の処理内容に応じたユニット制御用プログラムであるソフトウェアモジュールが記憶されている。ユニット制御部115のCPU111がこのソフトウェアモジュールに従って演算処理を実行することにより、基板処理部116の動作制御やデータ処理が実現されることとなる。
【0042】
すなわち、基板処理装置1に実装される制御用プログラムはいくつかのソフトウェアモジュールに分割してシステム制御部100の記憶部104またはユニット制御部115の記憶部114に格納されているのであり、ソフトウェアモジュールとはそのような基板処理装置1の制御用ソフトウェアの分割体である。
【0043】
なお、これらのソフトウェアモジュールは、読取装置150を介しての記録媒体91からの読み出しや、所定のサーバ記憶装置などからネットワーク6を経由してのダウンロードによって取得及び更新することが可能となっている。
【0044】
<3.情報蓄積サーバ及びサポートコンピュータ>
次に、基板処理工場4に配置された情報蓄積サーバ2およびサポートセンター5に配置されたサポートコンピュータ3について説明する。情報蓄積サーバ2およびサポートコンピュータ3は、ハードウェアとしての構成は一般的なコンピュータと同様の構成である。したがって、情報蓄積サーバ2およびサポートコンピュータ3の基本構成は同様であるため、同一の概略図面である図4を参照して説明する。情報蓄積サーバ2およびサポートコンピュータ3のそれぞれは図4に示すように、各種演算処理を行うCPU(情報蓄積サーバ2ではCPU21,サポートコンピュータ3ではCPU31、以下同様)、基本プログラムを記憶するROM(22,32)および各種情報を記憶するRAM(23,33)をバスラインに接続した構成となっている。また、バスラインには、各種情報を記憶する固定ディスク(24,34)、各種情報の表示を行うディスプレイ(25,35)、操作者からの入力を受け付けるキーボード(26a,36a)およびマウス(26b,36b)、光ディスク、磁気ディスク、光磁気ディスク等の記録媒体91から各種データの読み取りを行う読取装置(27,37)、並びに、ネットワーク6を介して外部装置と通信を行う通信部(28,38)が、適宜、インターフェイス(I/F)を介する等して接続される。
【0045】
情報蓄積サーバ2とサポートコンピュータ3は、読取装置(27,37)を介して記録媒体91からプログラムを読出し、固定ディスク(24,34)に記憶することができる。また、他のサーバー等からネットワーク6を経由してダウンロードして固定ディスク(24,34)に記憶することもできる。そして、CPU(21,31)が固定ディスク(24,34)に記憶されたプログラムに従って演算処理を実行することにより各種動作を行うようになっている。すなわち、このプログラムに従っての演算処理を実行した結果として、情報蓄積サーバ2は情報蓄積サーバ2としての動作を行い、サポートコンピュータ3はサポートコンピュータ3としての動作を行うこととなる。
【0046】
<4.システムの機能および処理内容>
以上、基板処理システム10およびそれを構成する基板処理装置1、情報蓄積サーバ2、サポートコンピュータ3のハードウェア構成について説明したが、次に基板処理システム10の機能および処理内容について説明する。図5は、基板処理システム10の機能構成を示す機能ブロック図である。また、図6は、基板処理システム10における処理手順を示すフローチャートである。なお、図5において、バージョン情報送出部125はシステム制御部100のCPU101が処理プログラム(ソフトウェアモジュール)を実行することによって実現される処理部であり、バージョン情報登録部231、メール送信部232、整合性確認部235および情報公開部236は情報蓄積サーバ2のCPU21が処理プログラムを実行することによってそれぞれ実現される処理部であり、メール受信部311およびWEBブラウザ312はサポートコンピュータ3のCPU31が処理プログラムを実行することによってそれぞれ実現される処理部である。
【0047】
まず、図6のステップS1にて、基板処理装置1にソフトウェアモジュール128のインストールが行われる。上述したように、ソフトウェアモジュール128は基板処理装置1の制御用ソフトウェアの分割体であり、基板処理装置1のシステム制御部100および/またはユニット制御部115にインストールされる。より具体的には、ソフトウェアモジュール128のインストールは基板処理装置1の読取装置150を介して行われ、システム制御部100にインストールされるソフトウェアモジュール128は記憶部104に格納され、ユニット制御部115にインストールされるソフトウェアモジュール128は記憶部114に格納される。
【0048】
ここで、本実施形態におけるソフトウェアモジュール128のインストールには、新たにソフトウェアモジュール128の導入を行う場合の他、既に実装されているソフトウェアモジュール128の更新(バージョンアップ)を行う場合も含まれる。また、ソフトウェアモジュール128のインストールは、1台の基板処理装置1に含まれる全てのシステム制御部100およびユニット制御部115に対して一斉に行うようにしても良いし、それらのうちのいずれか(単数または複数)に対して行うようにしても良い。
【0049】
少なくともシステム制御部100またはユニット制御部115のいずれかにソフトウェアモジュール128がインストールされると、バージョン情報送出部125がバージョン情報を集約して情報蓄積サーバ2に送出する(ステップS2)。すなわち、システム制御部100にソフトウェアモジュール128がインストールされると、バージョン情報送出部125は直接インストールを認識する。また、ユニット制御部115にソフトウェアモジュール128がインストールされると、ユニット制御部115からの自己申告を受けたバージョン情報送出部125がインストールを認識する。そして、ある基板処理装置1において、少なくともシステム制御部100またはユニット制御部115のいずれかにソフトウェアモジュール128がインストールされたことを認識したバージョン情報送出部125は、その時点で該基板処理装置1に含まれるシステム制御部100および全てのユニット制御部115にインストールされているソフトウェアモジュールのバージョン情報を集約して、情報蓄積サーバ2のバージョン情報登録部231に送出するのである。
【0050】
送出を受けたバージョン情報登録部231は、上記の基板処理装置1に含まれるシステム制御部100および全てのユニット制御部115にインストールされているソフトウェアモジュールのバージョン情報を固定ディスク24に登録する(ステップS3)。固定ディスク24内では基板処理装置1のそれぞれについてのバージョン情報がバージョン管理テーブル241として格納される。
【0051】
図7は、バージョン管理テーブル241の一例を示す図である。同図において、「装置」は各基板処理装置1に付与された識別番号を示し、「システムバージョン」は基板処理装置1が実装するシステム全体のバージョンを示し、「インストール日時」は少なくともシステム制御部100またはユニット制御部115のいずれかにソフトウェアモジュール128がインストールされた日時を示している。また、「カテゴリー」はインストールされているソフトウェアモジュール128の種別を示し、「バージョン区分」はインストールされているソフトウェアモジュール128が標準仕様のものであるか特注仕様のものであるかを示し、「バージョン」はインストールされているソフトウェアモジュール128のバージョン情報を示している。
【0052】
図7に示すように、バージョン管理テーブル241には、基板処理工場4に配置された基板処理装置1ごとにバージョン情報が登録されている。例えば、装置番号”8101”の基板処理装置1については、システムバージョン”1.00”として2001年4月12日にソフトウェアモジュール128のインストールが行われたことが記録されている。そして、装置番号”8101”の基板処理装置1のシステム制御部100にインストールされているソフトウェアモジュール128(カテゴリー”システム制御”)のバージョン情報として該ソフトウェアモジュール128のバージョンが”1.0.0.1”であることが登録されている。さらに、該ソフトウェアモジュール128のバージョン区分が”標準”であることも登録されている。
【0053】
また、装置番号”8101”の基板処理装置1のユニット制御部115にインストールされているソフトウェアモジュール128(カテゴリー”スピン制御”、”薬液制御”等)のバージョン情報として該ソフトウェアモジュール128のバージョンがそれぞれ”1.1.0.1”、”1.0.0.3”であることが登録されている。さらに、該ソフトウェアモジュール128のバージョン区分が”標準”、”特注E”であることも登録されている。
【0054】
同様に、装置番号”8100”の基板処理装置1については、システムバージョン”1.00”として2001年4月12日にソフトウェアモジュール128のインストールが行われたことが記録されるとともに、その後システムバージョン”1.10”として2001年4月20日にソフトウェアモジュール128のインストールが行われたことが記録されている。すなわち、バージョン管理テーブル241には、その時点での基板処理装置1ごとバージョン情報のみならず、過去のバージョン履歴も記録されているのである。換言すれば、本実施形態の固定ディスク24は、システム制御部100およびユニット制御部115にインストールされているソフトウェアモジュール128のバージョン情報を蓄積するバージョン情報蓄積手段として機能しているのである。
【0055】
図7に示す如きバージョン管理テーブル241は、基板処理装置1にソフトウェアモジュール128がインストールされたときに、その時点でのシステム制御部100および全てのユニット制御部115にインストールされているソフトウェアモジュール128のバージョン情報を蓄積した結果として構築されるものである。例えば、装置番号”8101”の基板処理装置1について2001年4月12日に、薬液制御のための新たなソフトウェアモジュール(バージョン”1.0.0.3”)がユニット制御部115にインストールされたとすると、4月12日時点で装置番号”8101”の基板処理装置1に含まれるシステム制御部100および全てのユニット制御部115にインストールされているソフトウェアモジュール128のバージョン情報が固定ディスク24に蓄積されて図7に示す如きバージョン管理テーブル241が構築される。
【0056】
一方、バージョン情報登録部231は、ソフトウェアモジュール128のバージョン情報を固定ディスク24に登録するとともに、その登録した旨をメール送信部232に伝達する。ソフトウェアモジュール128のバージョン情報を固定ディスク24に登録したことを認識したメール送信部232は、新規バージョンの登録があったことを記載した電子メールをサポートセンター5のサポートコンピュータ3にネットワーク6を経由して送信する(図6のステップS4)。サポートコンピュータ3のメール受信部311が新規バージョン登録に関する電子メールを受信することにより、サポートセンター5にいる担当者は基板処理装置1にソフトウェアモジュール128がインストールされたことをサポートコンピュータ3から知ることができる。
【0057】
次に、図6のステップS5に進み、情報蓄積サーバ2の整合性確認部235が新たにインストールされたソフトウェアモジュール128の整合性チェックを行う。より正確には、システム制御部100またはユニット制御部115にソフトウェアモジュール128がインストールされたときに、固定ディスク24に蓄積されたシステム制御部100およびユニット制御部115にインストールされているソフトウェアモジュール128のバージョン情報を参照して、その時点(インストール直後)でシステム制御部100およびユニット制御部115のそれぞれにインストールされているソフトウェアモジュール128の相互の整合性を整合性確認部235が確認するのである。ソフトウェアモジュール128の一部更新が行われた場合には、当該インストールされたソフトウェアモジュール128とシステム制御部100およびユニット制御部115に既にインストール済のソフトウェアモジュール128との相互の整合性を整合性確認部235が確認することとなる。この確認手法についてさらに具体的に説明する。
【0058】
ある基板処理装置1のシステム制御部100またはユニット制御部115にソフトウェアモジュール128がインストールされたときに、その時点(インストール直後)でのシステム制御部100およびユニット制御部115にインストールされているソフトウェアモジュール128のバージョン情報については整合性確認部235がバージョン管理テーブル241を参照することによって認識することができる。例えば、装置番号”8101”の基板処理装置1のユニット制御部115にカテゴリー”薬液制御”のための新たなソフトウェアモジュール(バージョン”1.0.0.3”)がインストールされたとすると、整合性確認部235は図7のバージョン管理テーブル241を参照することによって、その時点でシステム制御部100にインストールされているソフトウェアモジュール128(カテゴリー”システム制御”)のバージョン情報がバージョン”1.0.0.1”であることを認識し、ユニット制御部115にインストールされているソフトウェアモジュール128(カテゴリー”スピン制御”、”薬液制御”等)のバージョン情報がそれぞれバージョン”1.1.0.1”、バージョン”1.0.0.3”等であることを認識することができる。
【0059】
また、情報蓄積サーバ2の固定ディスク24には、確認テーブル242が格納されている。図8は、確認テーブル242の一例を示す図である。同図において、「システムバージョン」、「カテゴリー」、「バージョン区分」、「バージョン」の意味については図7にて説明したのと同じである。また、「リリース情報」は、各システムバージョンについてのコメント文である。確認テーブル242はシステムバージョンごとに用意されており、図8ではシステムバージョン”1.00”についての確認テーブル242を示している。
【0060】
確認テーブル242は、相互に整合性を有するソフトウェアモジュール128のバージョン情報を登録した整合性確認テーブルであり、固定ディスク24はそのような整合性確認テーブルを保持するテーブル保持手段としても機能している。図8の確認テーブル242によれば、システムバージョン”1.00”において、カテゴリー”システム制御”のソフトウェアモジュール128(バージョン”1.0.0.1”)についてはカテゴリー”スピン制御”のソフトウェアモジュール128(バージョン”1.1.0.1”、”1.1.0.2”)およびカテゴリー”薬液制御”のソフトウェアモジュール128(バージョン”1.0.0.3”)等が相互に整合性を有していることが確認される。同時に、それらはカテゴリー”システム制御”のソフトウェアモジュール128(バージョン”1.0.0.2”)に対しても相互に整合性を有している。すなわち、ある基板処理装置1のシステム制御部100およびユニット制御部115にインストールされているソフトウェアモジュール128のバージョン情報のすべてが確認テーブル242に登録されていれば、それらは相互に整合性を有することとなるのである。
【0061】
なお、このような確認テーブル242は基板処理装置1のメーカー側が作成して配布するものであり、本実施形態ではサポートセンター5のサポートコンピュータ3からネットワーク6を経由して基板処理工場4の情報蓄積サーバ2に配信される。
【0062】
整合性確認部235は、ある基板処理装置1のシステム制御部100またはユニット制御部115にソフトウェアモジュール128がインストールされたときに、バージョン管理テーブル241を参照することによって認識したシステム制御部100およびユニット制御部115にインストールされているソフトウェアモジュール128のバージョン情報の全てが図8の如き確認テーブル242に登録されているか否かを確認する。その結果、システム制御部100およびユニット制御部115のそれぞれにインストールされているソフトウェアモジュール128のバージョン情報の全てが確認テーブル242に登録されている場合は整合性有りと判断し、1つでも確認テーブル242に登録されていない場合は整合性無しと判断する(図6のステップS6)。
【0063】
例えば、上述した装置番号”8101”の基板処理装置1のユニット制御部115にカテゴリー”薬液制御”のための新たなソフトウェアモジュール(バージョン”1.0.0.3”)がインストールされた例では、該基板処理装置1のシステム制御部100にインストールされているソフトウェアモジュール128(カテゴリー”システム制御”)のバージョン情報がバージョン”1.0.0.1”であり、ユニット制御部115にインストールされているソフトウェアモジュール128(カテゴリー”スピン制御”、”薬液制御”等)のバージョン情報がそれぞれバージョン”1.1.0.1”、バージョン”1.0.0.3”等である(図7)。これらのバージョン情報は全て図8の確認テーブル242(システムバージョン”1.00”)に登録されているため、整合性確認部235は新たにインストールされたソフトウェアモジュール128(カテゴリー”薬液制御”、バージョン”1.0.0.3”)がシステム制御部100またはユニット制御部115に既にインストール済のソフトウェアモジュール128と整合すると判断する。
【0064】
上記の例の如く、整合性有りと判断された場合には、新たなソフトウェアモジュール128のインストールに伴う一連の処理は終了する。一方、整合性確認部235が整合性無しと判断する場合もある。
【0065】
例えば、装置番号”8101”の基板処理装置1のユニット制御部115にカテゴリー”薬液制御”のための新たなソフトウェアモジュール(バージョン区分”特注F”、バージョン”1.0.0.4”)がインストールされたとする。このときには、上記と同様に、インストール時点で装置番号”8101”の基板処理装置1に含まれるシステム制御部100および全てのユニット制御部115にインストールされているソフトウェアモジュール128のバージョン情報が固定ディスク24に蓄積されて図9に示す如きバージョン管理テーブル241が構築される。
【0066】
この場合、整合性確認部235は図9のバージョン管理テーブル241を参照することによって、システム制御部100にインストールされているソフトウェアモジュール128(カテゴリー”システム制御”)のバージョン情報がバージョン”1.0.0.1”であることを認識し、ユニット制御部115にインストールされているソフトウェアモジュール128(カテゴリー”スピン制御”、”薬液制御”等)のバージョン情報がそれぞれバージョン”1.1.0.1”、バージョン”1.0.0.4”等であることを認識する。そして、整合性確認部235は、これらのバージョン情報のうちユニット制御部115にインストールされているソフトウェアモジュール128(カテゴリー”薬液制御”)のバージョン”1.0.0.4”が図8の確認テーブル242(システムバージョン”1.00”)に登録されていないため、新たにインストールされたソフトウェアモジュール128がシステム制御部100またはユニット制御部115に既にインストール済のソフトウェアモジュール128と整合しないと判断する。
【0067】
このように、整合性確認部235が整合性無しと判断した場合には、メール送信部232にその旨を伝達し、不整合通知を記載した電子メールをサポートセンター5のサポートコンピュータ3にネットワーク6を経由して送信する(図6のステップS7)。サポートコンピュータ3のメール受信部311が不整合通知を記載した電子メールを受信することにより、サポートセンター5にいる担当者は基板処理装置1にインストールされたソフトウェアモジュール128が整合していないことを認識する。
【0068】
この場合、サポートセンター5の担当者はWEBブラウザ312を使用してバージョン情報の確認を行う(図6のステップS8)。すなわち、情報蓄積サーバ2の固定ディスク24に蓄積されているバージョン管理テーブル241は、情報公開部236によってネットワーク6を介して閲覧可能に公開されている。サポートセンター5の担当者はWEBブラウザ312を使用して固定ディスク24に蓄積されているバージョン管理テーブル241を閲覧し、基板処理装置1にインストールされているソフトウェアモジュール128のバージョン情報を確認するのである。そして、サポートセンター5の担当者は整合していないソフトウェアモジュール128を見つけ出し、それを基板処理工場4のオペレータやフィールドサポートの担当者に電子メール等によって連絡し、不整合を解消するようにする。
【0069】
以上のようにすれば、ある基板処理装置1のシステム制御部100またはユニット制御部115にソフトウェアモジュール128がインストールされたときに、その時点でシステム制御部100およびユニット制御部115のそれぞれにインストールされているソフトウェアモジュールの相互の整合性を確認するようにしているため、ソフトウェアモジュール間の不整合に起因した障害(基板処理装置1の誤作動や停止等)を未然に防止することができる。また、一部のソフトウェアモジュール128が更新されたときには、その新たにインストールされたソフトウェアモジュール128とシステム制御部100およびユニット制御部115に既にインストール済のソフトウェアモジュール128との整合性を確認することとなるため、ソフトウェアモジュール間の不整合に起因した障害を未然に防止することができる。
【0070】
また、ソフトウェアモジュール128の整合性の有無に関わらず、ある基板処理装置1に含まれるシステム制御部100およびユニット制御部115にインストールされている全てのソフトウェアモジュール128のバージョン情報をバージョン管理テーブル241として蓄積し、それをネットワーク6を介して閲覧可能に公開しているため、サポートセンター5側から基板処理装置1にインストールされているソフトウェアモジュール128のバージョン情報を迅速かつ正確に把握することができ、障害発生時にも効率良く原因解析を行うことができる。
【0071】
<5.変形例>
以上、本発明の実施の形態について説明したが、この発明は上記の例に限定されるものではない。例えば、上記実施の形態においては、情報蓄積サーバ2は基板処理工場4内に配置されるようになっていたがこれに限定されるものではなく、ネットワーク6に接続されて基板処理装置1及びサポートコンピュータ3と通信可能になっていればどこに配置されていても良い。
【0072】
また、上記実施形態においては、確認テーブル242をサポートコンピュータ3から配信して情報蓄積サーバ2の固定ディスク24に格納するようにしていたが、確認テーブル242はサポートコンピュータ3の固定ディスク34に格納するようにしておいても良い。図10は、確認テーブル242をサポートコンピュータ3の固定ディスク34に格納したときの基板処理システム10の機能構成を示す機能ブロック図である。この場合、基板処理装置1のメーカー側は作成した確認テーブル242を配布するのではなく、サポートコンピュータ3の固定ディスク34に格納し、ネットワーク6を介して閲覧可能に公開する。情報蓄積サーバ2の整合性確認部235は、ネットワーク6経由にて確認テーブル242を参照しつつ、上述したソフトウェアモジュール128の整合性チェックを行う。なお、これ以外の点については上記実施形態と同じである。このようにしても、上記実施形態と同じ効果を得ることができる。
【0073】
また、情報蓄積サーバ2による処理機能を基板処理装置1に持たせてもよい。図11は、情報蓄積サーバ2による処理機能を基板処理装置1に持たせたときの基板処理システム10の機能構成を示す機能ブロック図である。同図において、図5と同一の機能を有するものに関しては、同一の符号を付している。また、図11において、バージョン情報送出部125、バージョン情報登録部131、メール送信部132、整合性確認部135および情報公開部136はシステム制御部100のCPU101が処理プログラム(ソフトウェアモジュール)を実行することによって実現される処理部である。
【0074】
図11のようにした場合は、システム制御部100の記憶部104にソフトウェアモジュール128の他にバージョン管理テーブル241および確認テーブル242が格納されることとなる。そして、システム制御部100のバージョン情報登録部131、メール送信部132、整合性確認部135および情報公開部136は、それぞれ上記実施形態の情報蓄積サーバ2のバージョン情報登録部231、メール送信部232、整合性確認部235および情報公開部236と同様の機能を有し、同様の処理を行う。このようにしても、上記実施形態と同じ効果を得ることができる。
【0075】
すなわち、本発明に係る技術内容を集約すると、ある基板処理装置1のシステム制御部100またはユニット制御部115にソフトウェアモジュール128がインストールされたときに、その時点(インストール直後)でのシステム制御部100およびユニット制御部115のそれぞれにインストールされているソフトウェアモジュール128のバージョン情報を蓄積してバージョン管理テーブル241を構築するとともに、相互に整合性を有するソフトウェアモジュール128のバージョン情報を登録した確認テーブル242を参照しつつバージョン管理テーブル241からシステム制御部100およびユニット制御部115のそれぞれにインストールされているソフトウェアモジュール128の相互間の整合性を確認するような形態であれば、各処理を基板処理装置1、情報蓄積サーバ2、サポートコンピュータ3のいずれにおいて行っても良い。また、整合性の確認作業自体は、新規バージョン登録の通知を電子メールにて知ったサポートセンター5の担当者が行うようにしても良い。
【0076】
さらに、上記実施形態の基板処理装置1は、基板にレジストの塗布処理および現像処理を行うものであっったが、これに限定されるものではなく、例えば光照射によって基板を加熱するランプアニール装置や、基板を回転させつつパーティクルを除去する洗浄処理を行う洗浄処理装置や、フッ酸等の処理液中に基板を浸漬して表面処理を行う浸漬処理装置など、基板に所定の処理を行う基板処理装置であればどのようなものであっても本発明に係る技術を適用することが可能である。
【0077】
【発明の効果】
以上、説明したように、請求項1から請求項の発明によれば、システム制御部および/またはユニット制御部にソフトウェアモジュールがインストールされたときに、その時点でシステム制御部およびユニット制御部のそれぞれにインストールされているソフトウェアモジュールのバージョン情報を集約して情報蓄積サーバに送出し、情報蓄積サーバ側では、複数の基板処理装置から送出されたソフトウェアモジュールのバージョン情報を第1記憶部に登録するとともに、その登録されたソフトウェアモジュールのバージョン情報をネットワークを介してサポートコンピュータから閲覧可能に公開しているため、基板処理装置にインストールされているソフトウェアモジュールのバージョン情報をサポートコンピュータから迅速かつ正確に把握することができ、障害発生時にも効率良く原因解析を行うことができる。また、第1記憶部に登録されたソフトウェアモジュールのバージョン情報を参照して、各基板処理装置のシステム制御部およびユニット制御部のそれぞれにインストールされているソフトウェアモジュールの相互の整合性を確認するため、基板処理装置にソフトウェアモジュールがインストールされたときの各ソフトウェアモジュール間の不整合に起因した障害を未然に防止することができる。
【0079】
また、請求項から請求項の発明によれば、システム制御部および/またはユニット制御部にソフトウェアモジュールがインストールされたときに、その時点でシステム制御部およびユニット制御部のそれぞれにインストールされているソフトウェアモジュールのバージョン情報を集約して複数の基板処理装置とネットワークを介して接続された情報蓄積サーバに送出し、複数の基板処理装置から送出されたソフトウェアモジュールのバージョン情報を情報蓄積サーバの記憶部に登録するとともに、その登録されたソフトウェアモジュールのバージョン情報を複数の基板処理装置および情報蓄積サーバとネットワークを介して接続されたサポートコンピュータから閲覧可能に公開しているため、基板処理装置にインストールされているソフトウェアモジュールのバージョン情報をサポートコンピュータから迅速かつ正確に把握することができ、障害発生時にも効率良く原因解析を行うことができる。また、登録されたソフトウェアモジュールのバージョン情報を参照して、各基板処理装置のシステム制御部およびユニット制御部のそれぞれにインストールされているソフトウェアモジュールの相互の整合性を確認するため、基板処理装置にソフトウェアモジュールがインストールされたときの各ソフトウェアモジュール間の不整合に起因した障害を未然に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る基板処理システムの概略構成を示す図である。
【図2】図1の基板処理システムを構成する基板処理装置の概略平面図である。
【図3】図2の基板処理装置の制御システムの構成を示すブロック図である。
【図4】情報蓄積サーバおよびサポートコンピュータの基本構成を示す図である。
【図5】図1の基板処理システムの機能構成の一例を示す機能ブロック図である。
【図6】図1の基板処理システムにおける処理手順を示すフローチャートである。
【図7】バージョン管理テーブルの一例を示す図である。
【図8】確認テーブルの一例を示す図である。
【図9】バージョン管理テーブルの他の例を示す図である。
【図10】基板処理システムの機能構成の他の例を示す機能ブロック図である。
【図11】基板処理システムの機能構成の他の例を示す機能ブロック図である。
【符号の説明】
1 基板処理装置
2 情報蓄積サーバ
3 サポートコンピュータ
4 基板処理工場
5 サポートセンター
6 ネットワーク
10 基板処理システム
24,34 固定ディスク
91 記録媒体
100 システム制御部
104,114 記憶部
115 ユニット制御部
128 ソフトウェアモジュール
131,231 バージョン情報登録部
131,232 メール送信部
135,235 整合性確認部
136,236 情報公開部
241 バージョン管理テーブル
242 確認テーブル
311 メール受信部
312 WEBブラウザ

Claims (8)

  1. 複数の基板処理装置と、情報蓄積サーバと、前記複数の基板処理装置の障害解析のためのサポートコンピュータと、をネットワークを介して接続した基板処理システムであって、
    (a) 前記複数の基板処理装置のそれぞれは、
    (a-1) 基板に所定の処理を行う処理ユニットと、
    (a-2) 基板処理装置全体を制御するシステム制御部と、
    (a-3) 前記処理ユニットを個別に制御するユニット制御部と、
    (a-4) 前記システム制御部および/または前記ユニット制御部にソフトウェアモジュールがインストールされたときに、その時点で前記システム制御部および前記ユニット制御部のそれぞれにインストールされているソフトウェアモジュールのバージョン情報を集約して前記情報蓄積サーバに送出するバージョン情報送出部と、
    を備え、
    (b) 前記情報蓄積サーバは、
    (b-1) 前記複数の基板処理装置の前記バージョン情報送出部から送出されたソフトウェアモジュールのバージョン情報を第1記憶部に登録するバージョン情報登録部と、
    (b-2) 前記第1記憶部に登録されたソフトウェアモジュールのバージョン情報を前記ネットワークを介して前記サポートコンピュータから閲覧可能に公開するバージョン情報公開部と、
    (b-3) 前記第1記憶部に登録されたソフトウェアモジュールのバージョン情報を参照して、各基板処理装置の前記システム制御部および前記ユニット制御部のそれぞれにインストールされているソフトウェアモジュールの相互の整合性を確認する整合性確認部と、
    を備えることを特徴とする基板処理システム。
  2. 請求項1記載の基板処理システムにおいて、
    (b) 前記情報蓄積サーバは、
    (b-4) 前記第1記憶部に前記バージョン情報が登録されたときに、新規バージョンの登録を通知する電子メールを前記サポートコンピュータに送信するメール送信部、
    をさらに備えることを特徴とする基板処理システム。
  3. 請求項1または請求項2に記載の基板処理システムにおいて、
    前記情報蓄積サーバの前記第1記憶部には、相互に整合性を有するソフトウェアモジュールのバージョン情報を登録した整合性確認テーブルが格納され、
    前記整合性確認部は、前記第1記憶部に登録されている各基板処理装置の前記システム制御部および前記ユニット制御部のそれぞれにインストールされているソフトウェアモジュールのバージョン情報のすべてが前記整合性確認テーブルに登録されている場合には整合性有りと判断し、それ以外の場合には整合性無しと判断することを特徴とする基板処理システム。
  4. 請求項1または請求項2に記載の基板処理システムにおいて、
    (c) 前記サポートコンピュータは、
    (c-1) 相互に整合性を有するソフトウェアモジュールのバージョン情報を登録した整合性確認テーブルを格納する第2記憶部、
    を備え、
    前記整合性確認部は、前記第1記憶部に登録されている各基板処理装置の前記システム制御部および前記ユニット制御部のそれぞれにインストールされているソフトウェアモジュールのバージョン情報のすべてが前記第2記憶部に格納された前記整合性確認テーブルに登録されている場合には整合性有りと判断し、それ以外の場合には整合性無しと判断することを特徴とする基板処理システム。
  5. 請求項1から請求項4のいずれかに記載の基板処理システムにおいて、
    前記整合性確認部が整合性無しと判断したときに、前記メール送信部は前記サポートコンピュータに不整合を通知する電子メールを送信することを特徴とする基板処理システム。
  6. 基板に所定の処理を行う処理ユニットと、装置全体を制御するシステム制御部と、前記処理ユニットを個別に制御するユニット制御部と、を備えた複数の基板処理装置を管理する基板処理装置管理方法であって、
    前記システム制御部および/または前記ユニット制御部にソフトウェアモジュールがインストールされたときに、その時点で前記システム制御部および前記ユニット制御部のそれぞれにインストールされているソフトウェアモジュールのバージョン情報を集約して前記複数の基板処理装置とネットワークを介して接続された情報蓄積サーバに送出するバージョン情報送出工程と、
    前記複数の基板処理装置から送出されたソフトウェアモジュールのバージョン情報を前記情報蓄積サーバの記憶部に登録するバージョン情報登録工程と、
    前記記憶部に登録されたソフトウェアモジュールのバージョン情報を前記複数の基板処理装置および前記情報蓄積サーバと前記ネットワークを介して接続されたサポートコンピュータから閲覧可能に公開するバージョン情報公開工程と、
    前記記憶部に登録されたソフトウェアモジュールのバージョン情報を参照して、各基板処理装置の前記システム制御部および前記ユニット制御部のそれぞれにインストールされているソフトウェアモジュールの相互の整合性を確認する整合性確認工程と、
    を備えることを特徴とする基板処理装置管理方法。
  7. 請求項6記載の基板処理装置管理方法において、
    前記記憶部に前記バージョン情報が登録されたときに、新規バージョンの登録を通知する電子メールを前記情報蓄積サーバから前記サポートコンピュータに送信する登録メール送信工程をさらに備えることを特徴とする基板処理装置管理方法。
  8. 請求項6または請求項7に記載の基板処理装置管理方法において、
    前記整合性確認工程にて整合性無しと判断されたときに、前記情報蓄積サーバから前記サポートコンピュータに不整合を通知する電子メールを送信する警告メール送信工程をさらに備えることを特徴とする基板処理装置管理方法。
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