JP2003100585A - 基板処理装置および基板処理プログラム - Google Patents

基板処理装置および基板処理プログラム

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JP2003100585A
JP2003100585A JP2001287714A JP2001287714A JP2003100585A JP 2003100585 A JP2003100585 A JP 2003100585A JP 2001287714 A JP2001287714 A JP 2001287714A JP 2001287714 A JP2001287714 A JP 2001287714A JP 2003100585 A JP2003100585 A JP 2003100585A
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JP2001287714A
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Toru Kitamoto
徹 北本
Tetsuya Hamada
哲也 濱田
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Dainippon Screen Manufacturing Co Ltd
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Dainippon Screen Manufacturing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 基板の処理において処理レシピの変数の値が
変更できるとともに、処理レシピの変数の値を容易に追
跡することができる基板処理装置および基板処理プログ
ラムを提供することである。 【解決手段】 実行領域には、ジョブデータに基づい
て、ジョブ識別子1に関連付けられたフローレシピ識別
子1、フローレシピデータおよび処理条件群が編集領域
より複写されるとともに、ジョブ識別子1に関連付けら
れたパラメータ識別子1、パラメータデータ群が複写さ
れている。ジョブ識別子1に関連付けられた処理条件群
の各ライブラリには、ジョブ識別子1に関連付けられた
パラメータ識別子1に基づいて実際の値が格納される。
また、ジョブ識別子2に関連付けられた処理条件群の各
ライブラリには、ジョブ識別子2に関連付けられたパラ
メータ識別子2に基づいて実際の値が格納される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、基板に所定の処理
を行う基板処理装置および基板処理プログラムに関す
る。
【0002】
【従来の技術】半導体ウエハ、フォトマスク用ガラス基
板、液晶表示装置用ガラス基板、光ディスク用基板等の
基板の処理工程では、一連の処理を行う複数の処理ユニ
ットを備えた基板処理装置が用いられている。
【0003】図12は従来の基板処理装置の構成を示す
模式的平面図である。図12に示す従来の基板処理装置
は、レジスト塗布ユニットSC1、現像ユニットSD
1,SD2、加熱ユニットHP1〜HP8,HH1〜H
H4、冷却ユニットCP1〜CP4、基板搬送路TRお
よび基板搬入搬出装置INDを含む。基板搬送路TRに
は、搬送ロボット(図示せず)が設けられている。
【0004】従来の基板処理装置では、基板搬入搬出装
置INDに基板Wの搬入が行われる。そして、基板搬送
路TRに設けられた搬送ロボットにより、処理すべき基
板Wが各処理ユニットに搬入および搬出される。レジス
ト塗布ユニットSC1では、基板Wに対してレジストが
回転塗布され、現像ユニットSD1,SD2では、基板
Wに対して現像処理が行われる。加熱ユニットHP1〜
HP8,HH1〜HH4では、基板Wに対して加熱処理
が行われる。そして、冷却ユニットCP1〜CP4で
は、基板Wに対して冷却処理が行われる。最後に、基板
搬入搬出装置INDにより基板Wの搬出が行われる。こ
のように、従来の基板処理装置では、基板Wに所定の処
理が行われる。
【0005】作業者は、搬入される基板Wに応じて従来
の基板処理装置に設けられているメインコントローラ
(図示せず)を操作して各処理ユニットの処理条件を指
示する。そして、基板処理装置の各処理ユニットが、作
業者により指示された処理条件に基づいて処理を行う。
この作業者により指示される処理条件は、処理レシピに
含まれる。
【0006】図13は従来の処理レシピのデータ構造を
示す説明図である。図13の処理レシピは、99通りの
フローレシピデータ群を備える。各フローレシピデータ
は、基板Wの搬送順を示す搬送手順番号(「フロー番
号」)と、搬送先の処理ユニットを示す識別データ
(「搬送先ユニットデータ」)および各処理ユニットに
おける処理条件を含む。
【0007】図13に示すように、搬送先ユニットデー
タにおいて「IND」は基板搬入搬出装置INDを示
し、「SC1」は回転塗布ユニットSC1を示し、「H
P1」は加熱ユニットHP1を示し、「CP1」は冷却
ユニットCP1を示し、「SD1」は現像ユニットSD
1を示し、さらに「SD2」は現像ユニットSD2を示
す。
【0008】また、各フローレシピデータの処理条件
は、基板処理装置の各処理ユニットごとに設定される。
例えば、回転塗布ユニットSC1の処理条件としては、
回転数、処理時間、薬液の吐出量等が設定される。ま
た、現像ユニットSD1の処理条件としては、回転数、
処理時間等が設定される。処理条件は、各処理ユニット
に設けられたコントローラ(図示せず)に出力され、こ
の処理条件に基づいて各処理ユニットで基板処理が行わ
れる。
【0009】このように、従来の基板処理装置において
は、作業者が、基板Wに応じて処理レシピを指示するこ
とにより、搬入された基板Wに対して指示された処理レ
シピに従う処理が行われる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
基板処理装置を用いて基板Wに所定の処理条件の処理を
施す場合、処理レシピの処理条件を変更して実行するに
は、その変更する処理条件の数の処理レシピを予め作成
して実行しなければならなかった。
【0011】例えば、複数のジョブを実行しており、予
め希望する処理レシピの処理条件を備えた処理レシピが
作成されていない場合、1の処理レシピの処理条件を変
更すると、1の処理レシピと同一の処理レシピを用いた
他のジョブ全ての処理レシピの処理条件に変更が反映さ
れて、設定した際のジョブの処理条件と異なる処理条件
が実行されてしまう。
【0012】そのため、1の処理レシピの処理条件を実
行している場合には、同一の処理レシピを用いた他の処
理レシピの処理条件を変更することを禁止しなければな
らなかった。
【0013】また、予め作成された処理レシピの処理条
件が変更されるたびに書き換えられてしまい、必要な処
理レシピの処理条件が消失するという問題があった。さ
らに、予め作成された処理レシピの処理条件が変更する
たびに書き換えられるため、実行したジョブの処理レシ
ピの処理条件が不明となる問題があった。
【0014】本発明の目的は、基板の処理において処理
レシピの変数の値が変更できるとともに、基板処理の効
率化および作業の効率化が可能な基板処理装置および基
板処理プログラムを提供することである。
【0015】
【課題を解決するための手段および発明の効果】本発明
に係る基板処理装置は、基板に所定の処理を行う基板処
理装置であって、処理手順を規定するとともに処理条件
を特定するための変数を含む処理レシピを処理レシピ識
別子と関連付けて記憶する第1の記憶手段と、第1の記
憶手段に記憶される処理レシピにおける変数の値を変数
識別子と関連付けて記憶する第2の記憶手段と、ジョブ
を識別するジョブ識別子、処理レシピ識別子および変数
識別子を関連付けて記憶する第3の記憶手段と、第1の
記憶手段に記憶される処理レシピ、第2の記憶手段に記
憶される変数の値および第3の記憶手段に記憶されるジ
ョブ識別子、処理レシピ識別子および変数識別子の関連
付けを編集のために保持する編集用記憶手段と、編集用
記憶手段に保持される処理レシピのうち指定されたジョ
ブ識別子に関連付けられた処理レシピを実行のために保
持する実行用記憶手段と、編集用記憶手段に保持される
処理レシピのうち指定されたジョブ識別子に関連付けら
れた処理レシピを実行用記憶手段に複写するとともに、
ジョブ識別子に関連付けられた変数識別子に基づいて処
理レシピの変数に値を格納する制御手段と、実行用記憶
手段に記憶された処理レシピに従って基板に処理を行う
処理部とを備えたものである。
【0016】本発明係る基板処理装置においては、処理
手順を規定するとともに処理条件を特定するための変数
を含む処理レシピが処理レシピ識別子と関連付けて記憶
される。また、第1の記憶手段に記憶される処理レシピ
における変数の値が変数識別子と関連付けて第2の記憶
手段に記憶される。さらに、ジョブを識別するジョブ識
別子、処理レシピ識別子および変数識別子が関連付けて
第3の記憶手段に記憶される。
【0017】処理レシピの編集時には、第1の記憶手段
に記憶される処理レシピ、第2の記憶手段に記憶される
変数の値、および第3の記憶手段に記憶されるジョブ識
別子、処理レシピ識別子および変数識別子の関連付けが
編集用記憶手段に保持される。また、処理レシピの実行
時には、編集用記憶手段に保持される処理レシピのうち
指定されたジョブ識別子に関連付けられた処理レシピが
制御手段により実行用記憶手段に複写されるるととも
に、ジョブ識別子に関連付けられた変数識別子に基づい
て処理レシピの変数に値が格納される。それより、処理
部において実行用記憶手段に記憶された処理レシピに従
って基板に処理が行われる。
【0018】このように、処理レシピは処理条件を変数
として含み、ジョブ識別子、処理レシピ識別子および変
数識別子が関連付けられているので、変数識別子に関連
付けられて記憶される変数の値を変更することによりジ
ョブごとに処理レシピの値を容易に変更することができ
る。この場合、変数識別子に関連付けられて記憶される
値を変更しても、処理レシピは影響を受けない。
【0019】また、ジョブごとに異なる変数識別子に関
連付けることにより同じ処理レシピを異なる処理条件で
複数のジョブで使用することができる。
【0020】さらに、実行用記憶手段に複写された処理
レシピに従って処理部における処理が実行されるので、
処理の実行中に編集用記憶手段に保持された処理レシピ
を編集することができる。また、実行用記憶手段に複数
のジョブ識別子に関連付けられた処理レシピを複写する
ことにより、複数のジョブを連続的に実行することがで
きる。これらの結果、基板処理の効率化および作業の効
率化が図られる。
【0021】第2の発明に係る基板処理装置は、第1の
発明に係る基板処理装置の構成において、実行用記憶手
段に複写された処理レシピに格納された変数の値を変更
する変更手段と、変更手段により変更された値に基づい
て第2の記憶手段に記憶された変数の値を更新する更新
手段とをさらに備えたものである。
【0022】この場合、実行用記憶領域に複写された処
理レシピに格納された変数の値を変更することにより、
ジョブの実行中に処理レシピの処理条件を変更すること
ができる。変数の値の変更後には、処理部において変更
後の処理条件で処理が実行される。また、複数のジョブ
の実行中に特定のジョブの処理レシピの処理条件を変更
することができる。さらに、変更された値に基づいて第
2の記憶手段に記憶された変数の値が変更されるので、
以後は変更後の処理条件でジョブを実行することができ
る。
【0023】第3の発明に係る基板処理装置は、第1ま
たは第2の発明に係る基板処理装置の構成において、実
行用記憶手段に複写された処理レシピに従うジョブの実
行時に、処理レシピに格納された変数の値を変数履歴と
して保存する履歴保存手段をさらに備えたものである。
【0024】この場合、ジョブの実行時に、処理レシピ
に格納された変数の値が変数履歴として保存されるの
で、ジョブの実行時に使用された処理レシピの変数の値
を容易に追跡することができる。
【0025】第4の発明に係る基板処理装置は、第1〜
第3のいずれかに係る基板処理装置の構成において、履
歴保存手段により保存された変数履歴に基づいて第2の
記憶手段に記憶された変数の値を修正する修正手段をさ
らに備えたものである。
【0026】この場合、編集用記憶手段に保持された処
理レシピの編集時に変数履歴として保存された値のうち
適切な値を選択し、第2の記憶手段に記憶された変数の
値を修正することができる。
【0027】第5の発明に係る基板処理装置は、第1〜
第4のいずれかに係る基板処理装置の構成において、実
行用記憶手段に複写された処理レシピに従うジョブの実
行後に、実行用記憶手段に複写された処理レシピのうち
実行後の処理レシピを削除する削除手段をさらに備えた
ものである。
【0028】この場合、ジョブの実行後に実行後の処理
レシピが削除されるので、複数のジョブを効率的に実行
することができる。
【0029】第6の発明に係る基板処理装置は、コンピ
ュータ読取可能な基板処理プログラムであって、処理手
順を規定するとともに処理条件を特定するための変数を
含む処理レシピを処理レシピ識別子と関連付けて記憶す
る処理と、記憶される処理レシピにおける変数の値を変
数識別子と関連付けて記憶する処理と、ジョブを識別す
るジョブ識別子、処理レシピ識別子および変数識別子を
関連付けて記憶する処理と、記憶される処理レシピ、記
憶される変数の値および記憶されるジョブ識別子、処理
レシピ識別子および変数識別子の関連付けを編集のため
に編集用記憶手段に保持する処理と、編集用記憶手段に
保持される処理レシピのうち指定されたジョブ識別子に
関連付けられた処理レシピを実行用記憶手段に複写する
とともに、ジョブ識別子に関連付けられた変数識別子に
基づいて処理レシピの変数に値を格納する処理と、実行
用記憶手段に記憶された処理レシピに従って基板の処理
を制御する処理とを、コンピュータに実行させるもので
ある。
【0030】本発明係る基板処理プログラムによれば、
処理手順を規定するとともに処理条件を特定するための
変数を含む処理レシピが処理レシピ識別子と関連付けて
記憶される。また、記憶される処理レシピにおける変数
の値が変数識別子と関連付けて記憶される。さらに、ジ
ョブを識別するジョブ識別子、処理レシピ識別子および
変数識別子が関連付けて記憶される。
【0031】処理レシピの編集時には、記憶される処理
レシピ、記憶される変数の値、および記憶されるジョブ
識別子、処理レシピ識別子および変数識別子の関連付け
が編集用記憶手段に保持される。また、処理レシピの実
行時には、編集用記憶手段に保持される処理レシピのう
ち指定されたジョブ識別子に関連付けられた処理レシピ
が制御処理により実行用記憶手段に複写されるるととも
に、ジョブ識別子に関連付けられた変数識別子に基づい
て処理レシピの変数に値が格納される。それより、処理
部において実行用記憶手段に記憶された処理レシピに従
って基板に処理が行われる。
【0032】このように、処理レシピは処理条件を変数
として含み、ジョブ識別子、処理レシピ識別子および変
数識別子が関連付けられているので、変数識別子に関連
付けられて記憶される値を変更することによりジョブご
とに処理レシピの値を容易に変更することができる。こ
の場合、変数識別子に関連付けられて記憶される値を変
更しても、処理レシピは影響を受けない。
【0033】また、ジョブごとに異なる変数識別子に関
連付けることにより同じ処理レシピを異なる処理条件で
複数のジョブで使用することができる。
【0034】さらに、実行用記憶処理に複写された処理
レシピに従って処理部における処理が実行されるので、
処理の実行中に編集用記憶処理に保持された処理レシピ
を編集することができる。また、実行用記憶処理に複数
のジョブ識別子に関連付けられた処理レシピを複写する
ことにより、複数のジョブを連続的に実行することがで
きる。これらの結果、基板処理の効率化および作業の効
率化が図られる。
【0035】
【発明の実施の形態】図1は本発明の一実施の形態に係
る基板処理装置を備えた基板処理システムの構成を示す
模式図であり、図2は図1の基板処理システムに含まれ
る基板処理装置の一例を示す模式的斜視図である。
【0036】図1に示すように、基板処理システム10
1は、ホストコンピュータ110および複数の基板処理
装置111〜116および記憶装置120を備える。
【0037】図1の基板処理システム101において
は、ホストコンピュータ110および複数の基板処理装
置111〜116が、LAN(ローカルエリアネットワ
ーク)ケーブル140により相互に通信可能な状態に接
続されており、各基板処理装置111〜116の間にお
いてローカルエリアネットワークが形成されている。
【0038】ホストコンピュータ110は、ネットワー
ク管理、通信および処理レシピのアップロード/ダウン
ロードなどの転送処理を行う演算部を備え、ホストコン
ピュータ110には、磁気ディスクなどの記憶装置12
0が接続される。
【0039】また、ホストコンピュータ110は、ネッ
トワークサーバ用オペレーションシステムで動作可能な
コンピュータシステムである。後述する基板処理装置1
11〜116は、同様にネットワークステーション用オ
ペレーションシステムで動作するコンピュータシステム
を備えている。
【0040】なお、本実施の形態においては、ホストコ
ンピュータ110および各基板処理装置111〜116
がLANケーブル140により相互通信可能に接続され
ているとしたが、これに限らず、他のネットワークまた
はメディアなどにより相互通信可能に接続されてもよ
い。
【0041】次に、図2に示すように、図1の基板処理
システム101に含まれる基板処理装置111は、処理
領域A,Bおよび搬送領域Cを有する。処理領域Aに
は、基板Wに処理液の塗布処理を行う回転式塗布ユニッ
ト(スピンコータ)SC1および基板Wに現像処理を行
う回転式現像ユニット(スピンデベロッパ)SD1が並
設されている。また、処理領域Bには、基板Wに加熱処
理を行う加熱ユニット(ホットプレート)HP1〜HP
3および基板Wに冷却処理を行う冷却ユニット(クーリ
ングプレート)CP1〜CP3が複数段に配置されてい
る。
【0042】搬送領域Cには、基板Wを搬送する搬送ロ
ボット10が設けられている。搬送ロボット10は、処
理領域Aと処理領域Bとの間に配置され、矢印X方向に
移動可能に形成されている。搬送ロボット10は、基板
Wを保持するアーム11およびそのアーム11を進退移
動させるアーム駆動部12を有している。
【0043】処理領域A,Bおよび搬送領域Cの一端部
側には、基板Wを収納するキャリア20を支持するとと
もに基板Wの搬入および搬出を行う搬入搬出装置(イン
デクサ)INDが設けられている。搬入搬出装置IND
は、キャリア20から基板Wの取り出しおよび収納を行
う移載ロボット40を有している。
【0044】キャリア20内の基板Wは、移載ロボット
40および搬送ロボット10により、各処理ユニットに
搬送されて後述する処理レシピに従い処理が行われる。
そして、処理された基板Wは、搬送ロボット10および
移載ロボット40によりキャリア20内に再び収納され
る。
【0045】図3は図2の基板処理装置111の内部構
成の一例を示すブロック図である。図3に示す基板処理
装置111は、メインコントローラ部50、移載ロボッ
ト40および処理ユニット部30を備える。
【0046】メインコントローラ部50は、演算部(C
PU)およびメモリ55(RAM:ランダムアクセスメ
モリ55およびROM:リードオンリメモリ55)を備
えた制御部51、ハードディスク等の外部記憶装置5
2、ディスプレイ53および入力装置54を有してい
る。また、制御部51は、ホストコンピュータ110と
通信可能なネットワークステーション用オペレーション
システムで動作するコンピュータシステムを備え、LA
Nケーブル140を介してホストコンピュータ110に
接続されている。外部記憶装置52には、後述する基板
処理装置のプログラムが記憶される。
【0047】処理ユニット部30は、加熱ユニットHP
1〜HP3、冷却ユニットCP1〜CP3、回転式塗布
ユニットSC1、回転式現像ユニットSD1、搬送ロボ
ット10、加熱ユニットコントローラ(以下、HPコン
トローラと呼ぶ)31a〜31c、冷却ユニットコント
ローラ(以下、CPコントローラと呼ぶ)32a〜32
c、回転式塗布ユニットコントローラ(以下、SCコン
トローラと呼ぶ)33および回転式現像ユニットコント
ローラ(以下、SDコントローラと呼ぶ)34を有す
る。
【0048】加熱ユニットHP1〜HP3には、それぞ
れHPコントローラ31a〜31cが設けられ、冷却ユ
ニットCP1〜CP3には、それぞれCPコントローラ
32a〜32cが設けられている。さらに、回転式塗布
ユニットSC1には、SCコントローラ33が設けら
れ、回転式現像ユニットSD1には、SDコントローラ
34が設けられている。
【0049】処理ユニット部30のHPコントローラ3
1a〜31c、CPコントローラ32a〜32c、SC
コントローラ33およびSDコントローラ34は、制御
部51に相互通信可能に接続されている。制御部51
は、後述するジョブデータに従って処理ユニット部30
および移載ロボット40の動作を制御する。
【0050】以下、本実施の形態に係る基板処理装置1
11において用いる処理レシピ、パラメータデータおよ
びジョブデータについて説明する。
【0051】図4は処理レシピのデータ構造を示す説明
図である。処理レシピは、図4(a)に示すフローレシ
ピデータ群および図4(b)に示す処理ユニットの種別
ごとに作成された処理条件群を含む。
【0052】図4(b)の処理条件群は、同種の処理を
行う処理ユニットの処理条件を格納したライブラリ構造
を有している。以下、各処理条件群をそれぞれSCライ
ブラリ2、HPライブラリ3およびCPライブラリ4と
呼ぶ。
【0053】例えば、SCライブラリ2は、回転式塗布
ユニットの99通りの処理条件、例えば回転数等の変数
を格納している。さらに、HPライブラリ3およびCP
ライブラリ4は、それぞれ加熱ユニットおよび冷却ユニ
ットのそれぞれ99通りの処理条件、例えばプレートの
温度等の変数を格納している。なお、上記以外の処理ユ
ニットのライブラリも適宜作成される。
【0054】また、図4(a)のフローレシピデータ群
には複数のフローレシピデータが含まれる。各フローレ
シピデータには、フローレシピ識別子1〜99が関連付
けられる。さらに、各フローレシピデータには、フロー
番号(基板を搬送する順序)に対応した基板Wの搬送先
を示す搬送先ユニットデータ(処理ユニットの識別デー
タ)が含まれる。例えば、「IND」は図2の基板搬入
搬出装置INDを示し、「SC1」、「HP1」および
「CP1」はそれぞれ回転式塗布ユニットSC1、加熱
ユニットHP1および冷却ユニットCP1を示す。ま
た、搬送先ユニットデータに対応して処理データが規定
されている。この処理データは、搬送先ユニットの処理
条件が格納された処理条件群のライブラリ内の格納位置
を示している。例えば、フローレシピ識別子1のフロー
レシピデータにおいて、搬送先ユニット「SC1」の処
理データ「SCL1」は、SCライブラリ2の1番目の
格納位置に回転式塗布ユニットSC1の処理条件が格納
されていることを示している。
【0055】次いで、図5はパラメータデータの構造の
一例を示す説明図である。図5に示すように、パラメー
タデータ群は、図4の処理条件群に含まれる変数および
実際の値を含む。また、各パラメータデータごとにパラ
メータ識別子が関連付けられる。例えば、パラメータ識
別子1の場合は、回転数を示す変数a1の実際の値は1
00であり、温度を示す変数b1の実際の値は50であ
り、温度を示す変数c1の実際の値は50である。
【0056】次いで、図6はジョブデータの構造の一例
を示す説明図である。図6に示すように、各ジョブデー
タは、ジョブ識別子、パラメータ識別子およびフローレ
シピ識別子を含む。ジョブ識別子には、パラメータ識別
子およびフローレシピ識別子が関連付けられる。例え
ば、ジョブ識別子1には、パラメータ識別子1およびフ
ローレシピ識別子1が関連付けられ、ジョブ識別子2に
は、パラメータ識別子2およびフローレシピ識別子1が
関連付けられる。図6の例では、ジョブ識別子1,2に
同じフローレシピ識別子1が関連付けられている。
【0057】また、図4の処理レシピ、図5のパラメー
タデータおよび図6のジョブデータは、予め作業者が図
1のホストコンピュータ110または図3の入力装置5
4および制御部51を用いて作成している。そして、こ
れらの作成された処理レシピ、パラメータデータおよび
ジョブデータは、図1の記憶装置120に記憶される。
さらに、図6に示すジョブデータは、図3の外部記憶装
置52にも記憶される。
【0058】なお、上記実施の形態においては、処理レ
シピ、パラメータデータおよびジョブデータを図1の記
憶装置120に記憶するとしたが、これに限らず、処理
レシピ、パラメータデータおよびジョブデータを図3の
外部記憶装置52または基板処理装置111と通信可能
な他の記憶装置に記憶させてもよい。
【0059】次に、図7は制御部51のメモリの編集領
域および実行領域の状態を示す説明図である。
【0060】図7に示すように、制御部51のメモリ5
5は、編集領域56および実行領域57を有している。
このメモリ55の編集領域56には、ホストコンピュー
タ110、記憶装置120または外部記憶装置52より
受信した図4の処理レシピ、図5のパラメータデータお
よび図6のジョブデータが保持される。一方、実行領域
57には、編集領域56に記憶される処理レシピのうち
指定されたジョブに対するフローレシピデータおよび処
理条件群が複写されるとともにジョブ識別子に関連付け
られ、さらに図6のジョブデータに含まれるパラメータ
識別子に基づいて各ライブラリの変数に実際の値が格納
される。
【0061】図8は編集領域56に保持される処理レシ
ピの一例を示す図である。図8に示すように、編集領域
56には、全ての処理レシピ、全てのパラメータデータ
および全てのジョブデータが保持される。処理レシピ
は、フローレシピ識別子1に関連付けられたフローレシ
ピデータおよび処理条件群が保持される。処理条件群の
SCライブラリ2、HPライブラリ3およびCPライブ
ラリ4には、処理条件として変数a1,b1およびc1
が格納されている。
【0062】図9は実行領域にジョブ識別子と関連付け
られて複写された処理レシピの例を示す図である。
【0063】図9の例では、図6のジョブデータに基づ
いて、ジョブ識別子1に関連付けられたフローレシピ識
別子1、フローレシピデータおよび処理条件群が複写さ
れるとともに、ジョブ識別子1に関連付けられたパラメ
ータ識別子1、パラメータデータ群が複写されている。
ジョブ識別子1に関連付けられた処理条件群の各ライブ
ラリには、ジョブ識別子1に関連付けられた図5のパラ
メータ識別子1に基づいて実際の値が格納される。ま
た、ジョブ識別子2に関連付けられた処理条件群の各ラ
イブラリには、ジョブ識別子2に関連付けられた図5の
パラメータ識別子2に基づいて実際の値が格納される。
【0064】本実施の形態においては、編集領域56が
編集用記憶手段に相当し、実行領域57が実行用記憶手
段に相当し、パラメータ識別子が変数識別子に相当し、
記憶装置120および外部記憶装置52が第1の記憶手
段、第2の記憶手段および第3の記憶装置に相当し、処
理ユニット部30が処理部に相当し、制御部51が修正
手段、変更手段および更新手段に相当する。
【0065】次いで、図10および図11は基板Wに所
定の処理を行う場合の制御部51の動作を示すフローチ
ャートである。制御部51は、外部記憶装置52に記憶
される基板処理プログラムに従って動作する。
【0066】まず、制御部51は、図3の外部記憶装置
52に予め記憶されているジョブデータを編集領域56
に読み込む(ステップS10)。
【0067】次いで、制御部51は、図1のホストコン
ピュータ110と通信し、記憶装置120に予め記憶さ
れているフローレシピ識別子、フローレシピデータ群お
よび処理条件群と、パラメータ識別子およびパラメータ
データ群とを編集領域56に読み込む(ステップS1
1)。
【0068】なお、本実施の形態においては、制御部5
1は、外部記憶装置52に記憶されたジョブデータを受
信することとしたが、これに限らず、ホストコンピュー
タ110と通信し、記憶装置120に予め記憶されてい
るジョブデータを受信してもよい。
【0069】次に、図2の基板処理装置111の基板搬
入搬出装置INDに未処理の複数の基板Wを収納するキ
ャリア20が搬入され、作業者が実行すべきジョブデー
タに関連付けられたジョブ識別子を指定する。
【0070】制御部51は、作業者によって指定された
ジョブ識別子を認識する(ステップS12)。そして、
制御部51は、作業者によって指定されたジョブ識別子
と関連付けられた編集領域のフローレシピ識別子のフロ
ーレシピデータの複写を作成する(ステップS13)。
この場合、制御部51は、複写されたフローレシピデー
タの処理条件に実際の値を格納し、実行領域に送信する
(ステップS14)。
【0071】そして、制御部51は、実行領域57に複
写された処理レシピのフローレシピデータを処理ユニッ
ト部30に送信する(ステップS15)。処理ユニット
部30の各コントローラは、制御部51により送信され
るフローレシピデータの処理条件に基づいて処理を実行
する。
【0072】次いで、処理が施された基板Wは、移載ロ
ボット40により基板搬入搬出装置INDのキャリア2
0内に再び収納される。一方、処理ユニット部30のH
Pコントローラ31a〜31c、CPコントローラ32
a〜32c、SCコントローラ33およびSDコントロ
ーラ34は、処理ユニット部30を通過する基板Wの位
置、処理の終了時刻および処理ユニット部30での処理
結果を基板Wごとに制御部51に随時送信する。制御部
51は、処理ユニット部30のHPコントローラ31a
〜31c、CPコントローラ32a〜32c、SCコン
トローラ33およびSDコントローラ34により送信さ
れる処理結果を随時受信する(ステップS16)。
【0073】制御部51は、受信した処理結果に、フロ
ーレシピデータを実行した日時および実行したジョブ識
別子を付して外部記憶装置52または記憶装置120に
記憶させる(ステップS17)。
【0074】次いで、制御部51は、パラメータ変更信
号を受信したか否かを判定する(ステップS18)。こ
のパラメータ変更信号とは、現在処理しているジョブの
処理レシピの処理条件の変数に格納されている実際の値
を変更したい場合、作業者が、入力部54を操作して制
御部51に送信されるものである。
【0075】制御部51がパラメータ変更信号を受信し
ていない場合、図2の基板処理装置111の基板搬入搬
出装置INDに未処理の複数の基板Wを収納するキャリ
ア20が搬入されたか否かを判定し(ステップS2
3)、搬入された場合には、制御部51が、ステップS
15に戻り処理を繰り返す。搬入されない場合には、終
了する。
【0076】一方、制御部51がパラメータ変更信号を
受信した場合、制御部51は、ディスプレイ53に現在
のジョブのパラメータ識別子、パラメータデータ群の変
数および実際の値を表示する(ステップS19)。そし
て、作業者は、ディスプレイ53に表示された実際の値
を希望する値に変更する。例えば、現在処理しているジ
ョブが、ジョブ識別子1のジョブデータであり、ジョブ
データ1に関連付けられたパラメータ識別子1の変数a
1,b1およびc1のうち変数a1の実際の値100を
実際の値150に変更した場合、現在のジョブの処理条
件の変数a1に実際の値150が格納される。
【0077】そして、制御部51は、変更されたパラメ
ータデータ群の変数の実際の値を認識する(ステップS
20)。また、制御部51は、変更されたパラメータデ
ータ群の変数の実際の値を編集領域56に送信する(ス
テップS21)。ここで、制御部51は、変更されたパ
ラメータデータ群の変数の実際の値を外部記憶装置52
および記憶装置120に記憶されたパラメータデータに
反映する(ステップS22)。そして、ステップS18
に戻り処理を行う。
【0078】作業者は、実行領域57のフローレシピデ
ータに従って基板の処理が実行されている間にも、編集
領域56に保持されたジョブデータ、フローレシピデー
タおよびパラメータデータを随時編集することができ
る。また、ジョブの実行後には、実行領域57から実行
後のフローレシピデータが削除される。
【0079】なお、制御部51は、ステップS15の処
理ユニット部30の各コントローラに処理条件に格納さ
れた実際の値を送信した後、次に図2の基板処理装置1
11の基板搬入搬出装置INDに搬入される未処理の複
数の基板Wに対して、図9のジョブ識別子2のジョブデ
ータを実行領域57に移行して所定の処理を行う。
【0080】また、実行領域57のステップS16〜S
17の処理の間に編集領域56において、新たなジョブ
データを作成することができる。
【0081】さらに、制御部51は、実行領域57にお
いて変数の実際の値が変更された場合に、変更された年
月日、時間および変更した変数の実際の値を外部記憶装
置52またはLANケーブル、ホストコンピュータ11
0を介して記憶装置120に履歴として記憶させる。
【0082】このように、フローレシピデータは処理条
件を変数として含み、ジョブ識別子、フローレシピ識別
子およびパラメータ識別子が関連付けられているので、
パラメータ識別子に関連付けられて記憶される実際の値
を変更することによりジョブごとにフローレシピデータ
の処理条件の実際の値を容易に変更することができる。
この場合、実行領域57に複写されたフローレシピデー
タに格納された変数の値を変更することにより、ジョブ
の実行中にフローレシピデータの処理条件を変更するこ
とができる。また、変数の値の変更後には、処理ユニッ
ト部30において変更後の処理条件で処理が実行され
る。
【0083】さらに、フローレシピデータをジョブごと
に異なるパラメータ識別子に関連付けることにより同じ
フローレシピデータを異なる処理条件で複数のジョブに
おいて使用することができるため、複数のジョブの実行
中に特定のジョブのフローレシピデータの処理条件を変
更することができる。また、変更された値に基づいて記
憶装置120または外部記憶装置52に記憶された変数
の値が変更されるので、以後は変更後の処理条件でジョ
ブを実行することができる。
【0084】さらに、ジョブの実行後に実行後のフロー
レシピデータが削除されるので、複数のジョブを効率的
に実行することができる。また、実行領域57に複写さ
れたフローレシピデータに従って処理ユニット部30に
おける処理が実行されるので、処理の実行中に編集領域
56に保持されたフローレシピデータを編集することが
できる。さらに、実行領域57に複数のジョブ識別子に
関連付けられたフローレシピデータを複写することによ
り、複数のジョブを連続的に実行することができる。こ
れらの結果、基板処理の効率化および作業の効率化が図
られる。
【0085】また、ジョブの実行時に、フローレシピデ
ータに格納された変数の値が履歴として保存されるの
で、ジョブの実行時に使用されたフローレシピデータの
変数の値を容易に追跡することができる。また、編集領
域56に保持されたフローレシピデータの編集時に、履
歴として保存された値のうち適切な値を選択し、外部記
憶装置52および記憶装置120に記憶された変数の値
を修正することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態に係る基板処理装置を備えた基板
処理システムの構成の一例を示す模式図である。
【図2】図1の基板処理システムに含まれる基板処理装
置の一例を示す模式的斜視図である。
【図3】図2の基板処理装置の内部構成の一例を示すブ
ロック図である。
【図4】処理レシピのデータ構造を示す説明図である。
【図5】パラメータデータの構造の一例を示す説明図で
ある。
【図6】図6はジョブデータの構造の一例を示す説明図
である。
【図7】制御部のメモリの編集領域および実行領域の状
態を示す説明図である。
【図8】編集領域に保持される処理レシピの一例を示す
図である。
【図9】実行領域にジョブ識別子と関連付けられて複写
された処理レシピの例を示す図である。
【図10】基板に所定の処理を行う場合の制御部の動作
を示すフローチャートである。
【図11】基板に所定の処理を行う場合の制御部の動作
を示すフローチャートである。
【図12】従来の基板処理装置の構成を示す模式的平面
図である。
【図13】従来の処理レシピのデータ構造を示す説明図
である。
【符号の説明】
W 基板 10 搬送ロボット 20 キャリア 30 処理ユニット 40 移載ロボット 50 メインコントローラ 51 制御部 52 外部記憶装置 53 ディスプレイ 54 入力装置 101 基板処理システム 110 ホストコンピュータ 111〜116 基板処理装置 120 記憶装置 140 LANケーブル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 濱田 哲也 京都市上京区堀川通寺之内上る4丁目天神 北町1番地の1 大日本スクリーン製造株 式会社内 Fターム(参考) 5F046 AA28

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板に所定の処理を行う基板処理装置で
    あって、 処理手順を規定するとともに処理条件を特定するための
    変数を含む処理レシピを処理レシピ識別子と関連付けて
    記憶する第1の記憶手段と、 前記第1の記憶手段に記憶される処理レシピにおける変
    数の値を変数識別子と関連付けて記憶する第2の記憶手
    段と、 ジョブを識別するジョブ識別子、処理レシピ識別子およ
    び変数識別子を関連付けて記憶する第3の記憶手段と、 前記第1の記憶手段に記憶される処理レシピ、前記第2
    の記憶手段に記憶される変数の値および前記第3の記憶
    手段に記憶されるジョブ識別子、処理レシピ識別子およ
    び変数識別子の関連付けを編集のために保持する編集用
    記憶手段と、 前記編集用記憶手段に保持される処理レシピのうち指定
    されたジョブ識別子に関連付けられた処理レシピを実行
    のために保持する実行用記憶手段と、 前記編集用記憶手段に保持される処理レシピのうち指定
    されたジョブ識別子に関連付けられた処理レシピを実行
    用記憶手段に複写するとともに、前記ジョブ識別子に関
    連付けられた変数識別子に基づいて前記処理レシピの変
    数に値を格納する制御手段と、 前記実行用記憶手段に記憶された処理レシピに従って基
    板に処理を行う処理部とを備えたことを特徴とする基板
    処理装置。
  2. 【請求項2】 前記実行用記憶手段に複写された処理レ
    シピに格納された変数の値を変更する変更手段と、 前記変更手段により変更された値に基づいて前記第2の
    記憶手段に記憶された変数の値を更新する更新手段とを
    さらに備えたことを特徴とする請求項1記載の基板処理
    装置。
  3. 【請求項3】 前記実行用記憶手段に複写された処理レ
    シピに従うジョブの実行時に、前記処理レシピに格納さ
    れた変数の値を変数履歴として保存する履歴保存手段を
    さらに備えたことを特徴とする請求項1または2記載の
    基板処理装置。
  4. 【請求項4】 前記履歴保存手段により保存された変数
    履歴に基づいて第2の記憶手段に記憶された値を修正す
    る修正手段をさらに備えたことを特徴とする請求項3記
    載の基板処理装置。
  5. 【請求項5】 前記実行用記憶手段に複写された処理レ
    シピに従うジョブの実行後に、前記実行用記憶手段に複
    写された処理レシピのうち実行後の処理レシピを削除す
    る削除手段をさらに備えたことを特徴とする請求項1〜
    4のいずれかに記載の基板処理装置。
  6. 【請求項6】 コンピュータ読取可能な基板処理プログ
    ラムであって、 処理手順を規定するとともに処理条件を特定するための
    変数を含む処理レシピを処理レシピ識別子と関連付けて
    記憶する処理と、 前記記憶される処理レシピにおける変数の値を変数識別
    子と関連付けて記憶する処理と、 ジョブを識別するジョブ識別子、処理レシピ識別子およ
    び変数識別子を関連付けて記憶する処理と、 前記記憶される処理レシピ、前記記憶される変数の値お
    よび前記記憶されるジョブ識別子、処理レシピ識別子お
    よび変数識別子の関連付けを編集のために編集用記憶手
    段に保持する処理と、 前記編集用記憶手段に保持される処理レシピのうち指定
    されたジョブ識別子に関連付けられた処理レシピを実行
    用記憶手段に複写するとともに、前記ジョブ識別子に関
    連付けられた変数識別子に基づいて前記処理レシピの変
    数に値を格納する処理と、 前記実行用記憶手段に記憶された処理レシピに従って基
    板の処理を制御する処理とを、前記コンピュータに実行
    させることを特徴とする基板処理プログラム。
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