JP2003088336A - ゆで卵の製造方法 - Google Patents

ゆで卵の製造方法

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JP2003088336A
JP2003088336A JP2001282864A JP2001282864A JP2003088336A JP 2003088336 A JP2003088336 A JP 2003088336A JP 2001282864 A JP2001282864 A JP 2001282864A JP 2001282864 A JP2001282864 A JP 2001282864A JP 2003088336 A JP2003088336 A JP 2003088336A
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egg
container
boiled
raw
shell
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JP2001282864A
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English (en)
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Kenji Uchida
賢治 内田
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UCHIDA GODO KK
Original Assignee
UCHIDA GODO KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 食する時に、わざわざ殻を割ってむかなけれ
ばならない面倒しさを解消すると共に、殻をむく時に中
身を手で触らなければならないことに伴なう非衛生さを
解消する 【解決手段】 生卵を割って殻から生卵の中身を取り出
す工程と、加熱しても割れない容器の中に生卵の中身を
入れる工程と、容器にシールして密封する工程と、所要
時間と所要温度をかけて生卵の中身を容器ごとボイルす
る工程とを具備する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ゆで卵の製造方法
に関する。詳しくは、生卵を割り殻から中身を取り出
し、その中身を容器に入れ、容器ごとボイルすることに
よって、食する時に殻を割ってむかなければならない面
倒しさ及び非衛生さを解消するゆで卵を製造するゆで卵
の製造方法に係るものである。
【0002】
【従来の技術】従来、ゆで卵や温泉卵の製造方法は、卵
殻を付けたままの状態の生卵を、水をいれた器の中に入
れ、その水を加熱して卵が完全に凝固するか半熟になる
まで次第に温度を上げて作るか、遠赤外線やレトルト釜
に生卵を入れて加熱をし作る方法などがある。ここで、
卵を加熱した場合、加熱速度でも若干異なるが、卵白は
58〜60℃位、卵黄は63〜65℃位から凝固を開始
し、流動性を失い、完全に凝固するのは卵白が80℃以
上、卵黄は70℃位である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
ゆで卵にあっては、殻付きのままゆでられているため、
食する時に殻を割ってむかなければならず、その作業が
面倒しいと共に、非衛生的でもあった。
【0004】本発明は、以上の点に鑑みて創案されたも
のであって、食する時に殻を割ってむかなければならな
い面倒しさ及びその時の非衛生さを解消し、殻の付いて
いないゆで卵を製造する方法を提供することを目的とす
るものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明のゆで卵の製造方法は、生卵を割って殻か
ら生卵の中身を取り出す工程と、加熱しても割れない容
器の中に前記生卵の中身を入れる工程と、前記容器にシ
ールして密封する工程と、所要時間と所要温度をかけて
前記生卵の中身を容器ごとボイルする工程とを具備する
ものである。
【0006】ここで生卵を割って殻から生卵の中身を取
り出す工程によって、生卵の中身を容器に入れることが
可能となる。また、加熱しても割れない容器の中に生卵
の中身を入れる工程によって、生卵の中身の流動性によ
って生卵の中身を容器の形状になじませることができる
ものである。更に、容器をシールして密封する工程によ
って、生卵の中身を容器ごとボイルする工程でのボイル
をした際に生卵の中身を全体的に均一にボイルできるこ
ととなる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態を説明
し、本発明の理解に供する。
【0008】本発明を適用したゆで卵の製造方法の一例
は、生卵を割って殻から生卵の中身を取り出し、その生
卵の中身をプラスチック製の星型形状の容器に入れ、プ
ラスチック製ラップでこの容器を密封し、その生卵の中
身を入れた容器数個を、別の水を入れた大きな器に入れ
て加熱し水温を上昇させて数分ボイルさせた。その後容
器を取り出した。
【0009】ここで、生卵の中身を入れる容器は、卵を
殻から取り出した状態で加熱することができれば充分で
あって、必ずしもプラスチック製の星型形状の容器であ
る必要性は無く、金属製であっても良く、またその形状
は卵型、丸型、四角形型等であっても構わない。また、
容器の密封は、容器の中に入れた生卵の中身を密封する
ことができれば充分であって、必ずしもプラスチック製
のラップで密封を行う必要性は無く、例えば容器と同素
材やアルミホイール等で密封を行っても構わない。更
に、ボイルについては、生卵の中身に加熱を行うことが
できれば良いのであって、必ずしも水温を上昇させる方
法で行う必要性は無く、例えば、レトルト釜を用いる方
法や遠赤外線を用いる方法によって生卵の中身に加熱を
行っても良い。
【0010】本発明を適用したゆで卵の製造方法では、
食する時に殻をむく面倒しさが無い殻の付いてないゆで
卵を得ることができると共に、星型のゆで卵を得ること
によって美感に富み食欲を増進させることができる。
【0011】本発明を適用したゆで卵の製造方法の他の
一例は、生卵を割って殻から生卵の中身を取り出し、そ
の生卵の中身を金属製の丸型形状をの容器に入れ、アル
ミホイールでこの容器を密封し、その生卵の中身を入れ
た容器数個をレトルト釜の中に入れ、レトルト釜の温度
を次第に上昇させ、略100℃で数分保持した。その後
容器を取り出した。
【0012】ここで、生卵の中身を入れる容器は、卵を
殻から取り出した状態で加熱することができれば充分で
あって、必ずしも金属製の丸型形状の容器である必要性
は無く、プラスチック製であっても良く、またその形状
は卵型、星型、四角形型等であっても構わない。また、
容器の密封は、容器の中に入れた生卵の中身を密封する
ことができれば充分であって、必ずしもアルミホイール
で密封を行う必要性は無く、例えば金属製やプラスチッ
ク製のラップ等で密封を行っても構わない。更に、ボイ
ルについては、生卵の中身に加熱を行うことができれば
良いのであって、必ずしもレトルト釜を用いる方法で行
う必要性は無く、例えば、水温を上昇させる方法や遠赤
外線を用いる方法によって生卵の中身に加熱を行っても
良い。
【0013】本発明を適用したゆで卵の製造方法では、
食する時に殻をむく面倒しさが無い殻の付いてないゆで
卵を得ることができると共に、丸型のゆで卵を得ること
によって美感に富み食欲を増進させることができる。
【0014】本発明を適用したゆで卵の製造方法の更に
他の一例は、生卵を割って殻から生卵の中身を取り出
し、その生卵の中身をプラスチック製の星型形状の容器
に入れ、カレー味の調味料を入れた後に、プラスチック
製ラップでこの容器を密封し、そのカレー味の付いた生
卵の中身を入れた容器数個を、別の水を入れた大きな器
に入れて加熱し水温を上昇させて数分ボイルさせた。そ
の後容器を取り出した。
【0015】ここで、調味料は卵に好みの味付けを行う
ことができればどのような種類のものでも良いのであっ
て、必ずしもカレー味の調味料である必要性は無く、例
えば、塩、醤油等であっても良い。
【0016】本発明を適用したゆで卵の製造方法では、
食する時に殻をむく面倒しさが無い殻の付いてないゆで
卵を得ることができると共に、星型のゆで卵を得ること
によって美感に富み食欲を増進させることができる。ま
た、ゆで卵を製造する過程でカレー味を付けることがで
き、簡単に所望の味をゆで卵に付けることができる。
【0017】本発明を適用したゆで卵の製造方法の更に
別の他の一例は、生卵を割って殻から生卵の中身を取り
出し、その生卵の中身を金属製の丸型形状の容器に入
れ、塩味の調味料を入れた後に、アルミホイールでこの
容器を密封し、その塩味の付いた生卵の中身を入れた容
器数個をレトルト釜の中に入れ、レトルト釜の温度を次
第に上昇させ、略100℃で数分保持した。その後容器
をレトルト釜の中で120℃で約3分再加熱を行った後
容器を取り出した。
【0018】ここで、ゆで卵の再加熱は、卵の中に存在
する細菌を滅菌することができれば良いのであって、必
ずしもレトルト釜を用いて再加熱を行う必要性は無いの
であって、水を用いた再加熱あるいは遠赤外線を用いた
再加熱でも構わない。即ち、生卵の中の卵白中の成分と
して、リゾチューム、コンアルブミン、オボムコイド及
びオボインヒビターがあり、リゾチュームはある種の菌
に対して溶菌性を示し、コンアルブミンは微生物の増殖
に必要な鉄、銅などを捕掟することによって微生物が繁
殖できない環境を整え、オボムコイドやオボインヒビタ
ーは微生物が分泌するプロテアーゼに対し阻害作用をし
微生物からの卵蛋白質の分解を抑えることによって生卵
は腐敗を抑える作用、即ち抗微生物作用が働き腐敗を抑
えることができるものの、ゆで卵を製造する過程におけ
る加熱によりリゾチューム、コンアルブミン、オボムコ
イド及びオボインヒビター等が死滅しゆで卵には抗微生
物作用が働かなくなり、腐敗が早くなるのであるが、か
かる腐敗を抑えるために卵の中に存在する細菌を滅菌す
ることができれば、再加熱の方法はいかなる方法であっ
ても構わない。
【0019】本発明を適用したゆで卵の製造方法では、
食する時に殻をむく面倒しさが無い殻の付いてないゆで
卵を得ることができると共に、丸型のゆで卵を得ること
によって美感に富み食欲を増進させることができる。ま
た、ゆで卵を製造する過程で塩味を付けることができ、
簡単に所望の味をゆで卵に付けることができる。また、
卵の中に存在する細菌の滅菌により品質が安定し、通常
の温度であっても賞味期限(品質保証期間)が長くな
る。
【0020】
【発明の効果】以上述べてきた如く、本発明のゆで卵の
製造方法によれば、ゆで卵を食する時に殻を割ってむか
なければならない面倒しさ及び殻をむく時に手で触らな
ければならないことに伴う非衛生さを解消することがで
きる。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 生卵を割って殻から生卵の中身を取り出
    す工程と、 加熱しても割れない容器の中に前記生卵の中身を入れる
    工程と、 前記容器にシールして密封する工程と、 所要時間と所要温度をかけて前記生卵の中身を容器ごと
    ボイルする工程とを具備することを特徴とするゆで卵の
    製造方法。
  2. 【請求項2】 ボイルする前の生卵の中身に、予め調味
    料を添加しておくことを特徴とする請求項1記載のゆで
    卵の製造方法。
  3. 【請求項3】 調味料が、塩、醤油、カレーのいずれか
    1種であることを特徴とする請求項2記載のゆで卵の製
    造方法。
  4. 【請求項4】 ボイルされた卵を、再加熱する工程を具
    備することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に
    記載のゆで卵の製造方法。
JP2001282864A 2001-09-18 2001-09-18 ゆで卵の製造方法 Pending JP2003088336A (ja)

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Citations (13)

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