JPH11225708A - 鳥類の卵を主原料とする加工食品の製造方法 - Google Patents

鳥類の卵を主原料とする加工食品の製造方法

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JPH11225708A
JPH11225708A JP10048910A JP4891098A JPH11225708A JP H11225708 A JPH11225708 A JP H11225708A JP 10048910 A JP10048910 A JP 10048910A JP 4891098 A JP4891098 A JP 4891098A JP H11225708 A JPH11225708 A JP H11225708A
Authority
JP
Japan
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egg
eggs
raw material
main raw
processed food
Prior art date
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Pending
Application number
JP10048910A
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English (en)
Inventor
Seiji Horibe
成司 堀部
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ECHO RAITO KK
HEISEI ENGINEERING KK
Original Assignee
ECHO RAITO KK
HEISEI ENGINEERING KK
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Publication date
Application filed by ECHO RAITO KK, HEISEI ENGINEERING KK filed Critical ECHO RAITO KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】従来の茹で卵についているのは塩味のみであ
り、それ以外の味付けがされているものはなく、また卵
白に着色されているものもない。これは、塩味以外の味
をつけたり、着色しようとすると、卵殻を除去しなけれ
ばならないため、保存性が低下してしまうからである。 【解決手段】鳥類の卵を茹でる茹で工程と、前記茹で工
程終了後に卵殻を除去する卵殻除去工程と、前記卵殻除
去工程終了後に卵を調味液に所定時間浸ける浸漬工程
と、前記浸漬工程終了後に卵を焼く焼き入れ工程とから
なることを特徴とする鳥類の卵を主原料とする加工食品
の製造方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は鶏卵等の鳥類の卵を
主原料とする加工食品の製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】鶏卵等の茹で卵を包装したものは、駅の
売店やスーパーマーケット等で販売されている。この種
の茹で卵は、茹でる際に塩を浸透させているので、塩味
がついており、食べる際にいちいち塩をつける必要がな
いものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の茹で卵には塩味
のみがついており、それ以外の味付けがされているもの
はなく、また卵白に着色されているものもない。これ
は、塩味以外の味をつけたり、着色しようとすると、卵
殻を除去しなければならないため、保存性が低下してし
まうからである。
【0004】本発明は上記した従来の問題点に鑑みて為
されたものであり、卵殻を除去して塩味以外の種々の味
を自由につけたり、容易に着色できて、しかも高い保存
性をもつ鳥類の卵を主原料とする加工食品の製造方法を
提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
の、請求項1の発明は、鳥類の卵を茹でる茹で工程と、
前記茹で工程終了後に卵殻を除去する卵殻除去工程と、
前記卵殻除去工程終了後に卵を調味液に所定時間浸ける
浸漬工程と、前記浸漬工程終了後に卵を焼く焼き入れ工
程とからなることを特徴とする鳥類の卵を主原料とする
加工食品の製造方法である。
【0006】請求項2の発明は、請求項1に記載の鳥類
の卵を主原料とする加工食品の製造方法において、茹で
工程で、湯を沸騰させた状態としてから鳥類の卵を入れ
て茹でることを特徴とする鳥類の卵を主原料とする加工
食品の製造方法である。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に従って説明する。 (茹で工程)図1に示すように加熱用容器1に塩分濃度
3%の塩水を入れ、加熱して沸騰させる。そして沸騰し
ている塩水の中に鶏卵3を入れ、6分間から15分間、
茹でる。鶏卵3を茹でる時間は、鶏卵の大きさ等によっ
て適宜調整し、半熟になるまで茹でる。沸騰している塩
水の中に鶏卵3を入れて茹でるので、次に説明する卵殻
除去工程で卵殻を除去しやすくなる。なお塩水でなく真
水によって鶏卵3を茹でることも可能である。また半熟
でなく卵黄が十分に凝固するまで茹でるようにしてもよ
い。
【0008】(卵殻除去工程)鶏卵3が茹で上がり、茹
で卵4となった後、冷水に浸して冷却する。十分に冷却
した後、卵殻を除去する。
【0009】(浸漬工程)図2に示すように、卵殻を除
去した後、茹で卵4を、40°Cの調味液5を入れた浸
漬容器7に入れて12時間放置する。この調味液5は、
茹で卵20個を浸けるために、水1キログラム、塩30
グラム、うこん粉10グラムを配合し、煮沸したもので
ある。茹で卵4を調味液5に12時間浸漬すると、うこ
ん粉の成分によって黄色に着色され、さらに独特の香味
が付与される。さらにうこん粉は薬効成分を含むので、
健胃剤等としての効果も期待できる。なお調味液5の温
度は30°Cから45°Cの範囲で調節し、また浸漬時
間は30分から48時間の範囲で調節する。
【0010】(焼き入れ工程)浸漬工程終了後、図3に
示すように焼き入れ装置9によって茹で卵4を焼く。即
ち、金網製のコンベア11に茹で卵4を載せて搬送し、
バーナー13によって茹で卵4の表面を焼く。そして表
面を焼いた直後に包装を行う。茹で卵4の表面を焼くこ
とによって加熱殺菌され、しかも乾燥されるので、卵殻
を除去していても、長期の保存が可能となる。特に焼き
入れ工程終了直後に無菌包装することによって長期保存
が可能となる。また、茹で卵4の表面を焼くことによっ
て好ましい香味が付与される。
【0011】調味液5の他、茹で卵20個を浸けるため
に、水1キログラム、塩30グラムを配合したものに茶
を入れて煮沸し茶成分を溶出させて調製した調味液を用
いてもよい。この調味液は茶成分を溶出させる他、抹茶
を併用してもよく、さらに抹茶単独で使用してもよい。
茶成分中にはビタミンCを含有するので、鶏卵が本来有
しない栄養素を付与することができる。鶏卵を浸漬する
調味液は上記したものの他、ワイン、梅酢、カレー粉等
を用いたものでもよく、調味液に茹で卵を浸漬して、ワ
イン、梅酢、カレー粉等の香味を付与した茹で卵を製造
することもできる鶏卵以外のうずら等の他の鳥類の卵を
使用することも可能である。
【0012】
【発明の効果】以上のように、本発明の鳥類の卵を主原
料とする加工食品の製造方法にあっては、卵殻除去工程
終了後に卵を調味液に所定時間浸けるので、調味液を十
分に浸透させることができ、しかも浸漬工程終了後に卵
を焼くので、高い保存性を得ることができ、さらに好ま
しい香味を付与することができる。
【0013】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の鳥類の卵を主原料とする加工食品の製
造方法の茹で工程を説明するための図である。
【図2】本発明の鳥類の卵を主原料とする加工食品の製
造方法の浸漬工程を説明するための図である。
【図3】本発明の鳥類の卵を主原料とする加工食品の製
造方法の焼き入れ工程を説明するための図である。
【符号の説明】
1 加熱容器 3 鶏卵 4 茹で卵 5 調味液 7 浸漬容器 9 焼き入れ装置 11 コンベア 13 バーナー

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】鳥類の卵を茹でる茹で工程と、前記茹で工
    程終了後に卵殻を除去する卵殻除去工程と、前記卵殻除
    去工程終了後に卵を調味液に所定時間浸ける浸漬工程
    と、前記浸漬工程終了後に卵を焼く焼き入れ工程とから
    なることを特徴とする鳥類の卵を主原料とする加工食品
    の製造方法。
  2. 【請求項2】請求項1に記載の鳥類の卵を主原料とする
    加工食品の製造方法において、茹で工程で、湯を沸騰さ
    せた状態としてから鳥類の卵を入れて茹でることを特徴
    とする鳥類の卵を主原料とする加工食品の製造方法。
JP10048910A 1998-02-13 1998-02-13 鳥類の卵を主原料とする加工食品の製造方法 Pending JPH11225708A (ja)

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JP10048910A JPH11225708A (ja) 1998-02-13 1998-02-13 鳥類の卵を主原料とする加工食品の製造方法

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR102029042B1 (ko) * 2019-03-26 2019-10-07 박성민 반숙 계란 제조방법
KR102114491B1 (ko) * 2019-03-26 2020-06-17 박성민 구운 계란 제조방법
CN111713651A (zh) * 2020-06-29 2020-09-29 金尚日 一种烤制禽蛋及其制备方法和应用

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