JP2003081611A - 積層構造の水素分離装置 - Google Patents

積層構造の水素分離装置

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JP2003081611A JP2001271503A JP2001271503A JP2003081611A JP 2003081611 A JP2003081611 A JP 2003081611A JP 2001271503 A JP2001271503 A JP 2001271503A JP 2001271503 A JP2001271503 A JP 2001271503A JP 2003081611 A JP2003081611 A JP 2003081611A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 積層型の水素分離装置において熱歪みによる
影響の緩和を図る。 【解決手段】 薄板状のエンドプレート20、流路プレ
ート30a、50,30bおよび水素分離プレート40
a,40bを積層して水素分離装置を構成する。各プレ
ートには、改質ガスおよびパージガスが流れる流路を形
成する。各プレートは、拡散接合によって接合される
が、所定の間隔で拡散接合されない非接合部を設ける。
非接合部では、面方向に歪みの自由度が存在するため、
熱歪みまたは熱応力を緩和することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、水素を含有する水
素含有気体から水素を抽出する水素分離装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、水素と空気の電気化学反応によっ
て発電する燃料電池がエネルギ源として注目されてい
る。燃料電池は、水素と酸素との電気化学反応によって
起電力を得る。燃料電池に供給される水素は、例えば、
炭化水素系の原料を改質して得られる改質ガスから、水
素分離装置によって水素を抽出することによって得られ
る。
【0003】水素分離装置としては、例えば、パラジウ
ムあるいはパラジウム合金など水素を選択的に透過させ
る性質を有する水素分離膜を利用する装置が知られてい
る。かかる装置では、水素分離膜の一方の面に改質ガス
を供給すると、他方の面から水素が抽出される。
【0004】水素分離膜を備える水素分離装置として
は、改質ガスが通過する流路を形成する部材と、水素分
離膜と、抽出された水素が通過する流路を形成する部材
とを、複数積層したものが提案されている(例えば、特
開平6−345408号公報など)。かかる積層構造で
は、水素分離膜の表面積を広く確保することができ、単
位体積当たりの水素抽出効率を向上させることができる
利点がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、積層構造によ
る装置の小型化を図った結果、実用上、種々の課題が見
出された。
【0006】第1の課題は、熱歪みまたは熱応力による
影響である。積層構造では、温度分布の不均一に起因し
て、種々の部位で熱歪みまたは熱応力が生じやすいこと
が見出された。温度分布の不均一は、特に、運転開始当
初や水素分離装置内で改質反応等を生じさせる場合に、
起こりやすかった。かかる熱歪みまたは熱応力は、装置
の耐久性を損ねる可能性があった。
【0007】第2の課題は、凝縮水による影響である。
積層構造において、流路の断面積を縮小し、装置の小型
化を図ると、運転停止時に装置内に凝縮水が付着する場
合がある。この凝縮水は、装置の運転開始とともに急激
に昇温され、蒸発し、体積が急造するため、装置の損傷
を招く可能性があった。
【0008】本発明は、上述した従来の課題を解決する
ためになされたものであり、積層型の水素分離装置の小
型化に伴う種々の弊害を緩和する技術を提供することを
目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段およびその作用・効果】上
記課題の少なくとも一部を解決するために、本発明で
は、水素を含有する水素含有気体から水素の抽出を行う
水素分離装置において、次の構成を適用した。即ち、本
発明の水素分離装置は、第1の構成として、水素分離部
材、第1および第2の流路部材を複数層の積層状に備え
ており、その層間の少なくとも一部には、隣接する層が
互いに接合されていない非接合部を設けるものとした。
【0010】こうすれば、各層に熱歪みが生じた場合、
非接合部でその歪みを吸収することができるため、熱応
力の発生を緩和することができる。非接合部は、全ての
層間を非接合部としてもよいし、一部を非接合部として
もよい。一部を非接合部とする場合、その間隔は、熱歪
みの大きさを考慮して、適宜設定すればよい。非接合部
では、気密性を保持するための加工を施すことが好まし
い。例えば、非接合部となる層間の接触面を十分に高い
精度で平滑にしておき、水素分離装置を積層方向に押圧
しておくことにより、気密性を保持する構成を適用する
ことができる。
【0011】本発明の水素分離装置において、水素分離
部材とは、水素を選択的に透過させる薄板状の部材であ
る。パラジウムまたはパラジウム合金など水素透過性を
有する金属によって形成することができる。バナジウ
ム、ニオブ、タンタルなど非常に水素透過性の高い5族
金属を用いて形成してもよい。但し、5族金属は酸化し
やすい性質を有しているため、これらを用いる場合に
は、少なくとも気体と接触する部位には、パラジウムな
ど、耐酸化性があり水素透過性を有する金属の被膜を形
成しておくことが望ましい。
【0012】本発明の水素分離装置において、第1の流
路部材とは、水素分離部材の第1の面に隣接して配設さ
れ、隣り合う水素分離部材と共に、水素含有気体が通過
する水素含有気体流路を形成する薄板状の部材をいう。
第2の流路部材とは、水素分離部材の第2の面に隣接し
て配設され、隣り合う水素分離部材と共に、水素分離膜
を透過して水素含有気体から抽出された水素が通過する
水素流路を形成する薄板状の部材をいう。これらの部材
は、例えば、ステンレスなどの金属によって形成するこ
とができる。また、バナジウム、ニオブ、タンタルなど
水素分離部材と同質の5族金属で形成してもよい。こう
することにより、水素分離部材と流路部材との接合の容
易化、安定化を図ることができる。両者の材質を揃える
ことは、特に、拡散接合によって両者を接合する場合に
有用である。なお、5族金属は酸化しやすい性質を有し
ているため、表面には酸化を防止するための金属被膜を
形成しておくことが望ましい。この場合の金属として
は、チタン、銅、アルミニウムなどを用いることができ
る。熱歪みを抑制するという観点から、被膜は熱膨張係
数が5族金属に近い素材が好ましく、上述の材料の中で
はチタンを用いることが好ましい。
【0013】本発明の水素分離装置においては、非接合
部の少なくとも一部には、隣接する層で積層方向に生じ
る歪みを吸収可能な歪吸収体を備えることが好ましい。
こうすることにより、熱歪みによる影響をより緩和する
ことができる。歪吸収体は、非接合部における気密性を
確保することが可能な素材を用いることが好ましい。例
えば、カーボン、金属または樹脂製のガスケットを用い
ることができる。
【0014】本発明は、水素分離装置における第2の構
成として、水素分離部材、第1および第2の流路部材に
加え、冷媒が通過する冷媒流路を形成する冷却部材を積
層状に備える構成を適用するものとした。こうすれば、
冷媒によって水素分離装置で生じた熱を外部に運搬する
ことができるため、水素分離装置内の温度分布の均一化
を図ることができる。冷却部材を設ける間隔は、水素分
離装置内の温度分布の均一化を考慮して適宜設定可能で
ある。冷却部材を複数層設ける場合、各層によって水素
分離装置内に直列的に冷媒流路を形成するものとしても
よいし、並列的に冷媒流路を形成するものとしてもよ
い。
【0015】冷媒は、種々の流体を用いることが可能で
あるが、水素分離装置の熱歪みを緩和するという観点か
ら、水素分離装置の運転温度との差違が比較的小さい流
体が好ましい。例えば、空気を用いることが好ましい。
この構成は、水素分離装置内で改質反応を生じさせる場
合に特に有用性が高い。かかる場合には、反応温度の保
持および温度分布の均一化の双方を考慮して、冷却部材
の設置間隔および冷媒を設定することが好ましい。
【0016】冷媒流路は、種々の配置が可能であるが、
一例として、第1および第2の流路部材の間に配設する
ことが好ましい。こうすることにより、第1および第2
の流路部材を水素分離部材の第1および第2の面にそれ
ぞれ隣接して配設することが可能となり、水素分離を阻
害しない効率的な配置を実現することが可能となる。
【0017】本発明は、第3の構成として、積層構造を
有する水素分離装置を傾斜して設置するものとした。つ
まり、水素分離装置を、水素含有気体流路および水素流
路の少なくとも一方で重力の作用方向に気体が流れる角
度に傾斜して設置するものとした。設置角度は、各流路
の構成によって適宜定めることができる。こうすること
により、運転停止時に流路内に生じた凝縮水の排出を促
進することができ、これらの凝縮水による弊害を回避す
ることができる。
【0018】水素含有気体に、改質反応によって生じた
水蒸気が含まれている場合には、水素含有気体流路の水
平部位を回避するよう傾斜させることが好ましい。一
方、水素流路に、水素の分離効率を高めるためのパージ
ガスとして水蒸気を供給する場合には、水素流路の水平
部位を回避するよう傾斜させることが好ましい。もちろ
ん、双方の流路ともに水平部位を回避することができる
配置としても良い。
【0019】本発明の水素分離装置は、上述した第1〜
第3の構成のいずれを適用するかに関わらず、各部材が
拡散接合されている場合に特に有用である。拡散接合
は、各層間における気密性を容易に保つことができる反
面、各層間を非常に強く拘束する接合方法であるため、
熱歪みや凝縮水による弊害を特に受けやすいからであ
る。もちろん、本発明は、ロウ付けなど、拡散接合以外
の接合方法で各層が接合されている構成についても適用
可能である。
【0020】本発明は、上述した水素分離装置としての
構成の他、種々の構成を採ることができる。例えば、上
述の水素分離装置によって分離された水素を用いて発電
する燃料電池と併せて、燃料電池システムとして構成し
てもよい。また、上述の第1〜第3の構成は、適宜組み
合わせて一つの水素分離装置を構成することが可能であ
る。
【0021】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を実施例に基
づいて以下の順序で説明する。 A.システム構成: B.水素分離装置の構成: C.水素分離プレートの詳細構造: D.流路プレートの詳細構造: E.エンドプレートの詳細構造: F.水素分離装置の製造方法: G.変形例:
【0022】A.システム構成:図1は実施例としての
水素分離装置を用いた燃料電池システムの概略構成を示
す説明図である。燃料電池システム80は、燃料電池9
0に供給される水素と酸素の電気化学反応によって発電
する。酸素には、ブロワ92によって供給される圧縮空
気が利用される。水素は、以下に示す機構により、原料
の改質によって生成される。原料としては、ガソリンな
どの液体炭化水素、メタノールなどのアルコール、アル
デヒド類、または天然ガスなど、改質反応によって水素
を生成可能な種々の炭化水素系燃料を選択することがで
きる。
【0023】原料タンク82に貯蔵された原料、および
水タンク84に貯蔵された水は、それぞれ蒸発・混合部
86で気化・昇温されて、改質器88に供給される。原
料と水との混合ガスは、改質器88において改質され、
水素リッチな改質ガスを生成する。改質器88で進行す
る改質反応は、水蒸気改質反応や部分酸化反応、あるい
は両者を組み合わせたものなど種々の態様を選択するこ
とができる。改質器88は、原料および反応に適した改
質触媒が備えられている。
【0024】改質ガスは水素分離装置10に供給され、
水素が分離される。水素分離装置10には、水素の分離
を促進するためのパージガスも供給されている。本実施
例では、水蒸気をパージガスとして用いるものとした。
パージガスは、不活性ガス、燃料電池90のオフガスな
ど、種々のガスを利用することができる。パージガスを
用いない構成を採ることもできる。こうして分離された
水素は、燃料電池90に供給される。
【0025】図1に示した構成は、例示に過ぎず、改質
器88に加えてシフト反応を行うためのシフト部、改質
ガス中の一酸化炭素を優先的に酸化する反応を行うため
のCO選択酸化部などを設けてもよい。
【0026】B.水素分離装置の構成:図2は水素分離
装置10の斜視図である。水素分離装置10は、正方形
の薄板状部材を複数積層した構造を有している。積層構
造の両端には、改質ガスおよびパージガスの流入口およ
び排出口が設けられている。
【0027】図3は水素分離装置10の一部の分解斜視
図である。図1中の領域Aに相当する部分を示した。積
層構造の両端には、エンドプレート20が設けられてい
る。エンドプレート20には、改質ガスの流入口22お
よびパージガスの流入口24が設けられている。エンド
プレート20の下層には、流路プレート30a,50,
30bおよび水素分離プレート40a,40bが交互に
配列されている。
【0028】流路プレート30a,50,30bは、面
内を流れるガスの種類によって2通りに分類される。第
1の流路プレートは、面内を改質ガスが流れる改質ガス
流路プレートである。流路プレート30a,30bがこ
れに相当する。第2の流路プレートは、面内をパージガ
スが流れるパージガス流路プレートである。流路プレー
ト50がこれに相当する。水素分離プレート40a,4
0bは、それぞれ改質ガス流路プレートとパージガス流
路プレートに挟まれるように、配置されている。改質ガ
ス流路プレートとパージガス流路プレートは同一形状の
プレートであり、積層方向が表裏で相違している。
【0029】また、流路プレート30aには、水素分離
プレート40a,40bとともに面内の流路を形成する
流路孔34、および改質ガスおよびパージガスをそれぞ
れ積層方向に流通させるための縦通孔32が設けられて
いる。他の流路プレートについても同様である。
【0030】水素分離プレート40a,40bは、改質
ガスから水素を分離する機能を奏する。水素分離プレー
ト40aには、図中にハッチングを付して示した水素分
離部44が形成されている。図中で水素分離プレート4
0aの上面を流れる改質ガス中の水素は、水素分離部4
4で分離されて、下面を流れるパージガス内に抽出され
る。水素分離プレート40aには、改質ガスおよびパー
ジガスをそれぞれ積層方向に流通させるための縦通孔4
2が設けられている。水素分離プレート40bを含め、
他の水素分離プレートも同様の構成である。
【0031】流路プレートおよび水素分離プレートの縦
通孔32,42は、積層時にほぼ一致する位置および形
状で設けられている。積層時には、これらの縦通孔3
2,42によって、改質ガスおよびパージガスを積層方
向に流通されるための流路が形成される。図中に矢印で
示す通り、改質ガスおよびパージガスは、積層方向に流
れつつ、各流路プレートで枝分かれして、面内方向にも
流れる。これらのガスは、最終的には、エンドプレート
20に対向するエンドプレートにおいて排出口から排出
される。
【0032】本実施例において、エンドプレート、流路
プレート、水素分離プレートは、それぞれ拡散接合によ
って接合される。拡散接合を用いることにより、各プレ
ートの接合加工を比較的簡素化することができるととも
に、各プレート間の気密性を容易かつ安定して保つこと
ができる。
【0033】流路プレートは、図3に示したほぼ全面に
おいて、他のプレートと接合される。水素分離プレート
は、図中の水素分離部44を除く領域において他のプレ
ートと接合される。このように他のプレートと接合され
る部分を、プレートの種類を問わず、以下、接合部と呼
ぶものとする。
【0034】C.水素分離プレートの詳細構造:水素分
離プレートは、バナジウムを基材として構成されてい
る。バナジウムに代えて、バナジウム、ニオブ、タンタ
ルなどの5族金属を用いるものとしてもよい。水素分離
プレートの厚さは、適宜設定可能であるが、単体である
程度形状を維持することができる自立膜として構成する
ためには、10μm以上とすることが好ましい。一方、
十分な水素透過性を確保可能な程度に薄くすることを併
せて考慮すれば、水素分離プレートは、20〜40μm
とすることがより好ましい。なお、水素分離プレートの
接合部には、補強のために100μm程度の補強部材を
貼付するものとしてもよい。
【0035】水素分離部には、基材の表面にパラジウム
またはパラジウム合金などの水素透過性を有する金属が
被覆されている。この被覆は、例えば、化学蒸着法(C
VD)、物理蒸着法(PVD)等により形成することが
できる。
【0036】一般に5族金属は、パラジウム等よりも非
常に高い水素の選択透過性を有するものの、酸化しやす
いため、酸化被膜により水素の透過性が損なわれるとい
う性質を有している。本実施例では、パラジウム等で基
材表面を被覆することにより、酸化被膜の形成を抑制し
つつ、高い水素透過性を実現することができる。また、
水素透過性に優れる部材を基材とすることにより、十分
な水素透過性を確保したまま水素分離プレートの厚さを
確保でき、強度を向上することができる利点もある。
【0037】水素分離プレートの接合部は、基材のまま
としてもよいが、その表面を金属で被覆するものとして
もよい。かかる金属としては、例えば、チタン、銅およ
びアルミニウムなどを用いることができる。特に、熱膨
張係数が5族金属に近く、熱応力を抑制することができ
るという点でチタンを用いることが好ましい。このよう
に接合部に被膜を設けることにより、この部分の酸化お
よび水素脆化を防ぐことができる利点がある。
【0038】D.流路プレートの詳細構造:流路プレー
トは、水素分離プレートと同じ材質で形成されている。
本実施例では、バナジウムを用いるものとした。水素分
離プレートと同質の材料を用いることにより、拡散接合
の容易化、安定化を図ることができる。
【0039】流路プレートは、先に説明した通り、面内
のガス流路を形成する部材である。この流路の断面積
は、流路プレートの厚さに依存する。流路プレートを薄
くすれば、流路の断面積が小さくなり、ガスが流れる際
の圧損が増大する。一方、流路プレートを薄くすれば、
水素分離装置の小型化を図ることができる。流路プレー
トの厚さは、これらの両面を考慮して、適宜設定するこ
とができ、例えば100μm〜1mm、好ましくは20
0μm〜500μmの範囲に設定することができる。
【0040】流路プレートの接合部は、基材のままとし
てもよいが、水素分離プレートと同様、チタン、銅、ア
ルミニウムなどの被膜を設けても良い。この場合でも、
水素分離プレートに形成された被膜と同じ材料を用いる
ことが好ましい。
【0041】E.エンドプレートの詳細構造:エンドプ
レートは、水素分離プレートと同じ材質で形成されてい
る。本実施例では、バナジウムを用いるものとした。水
素分離プレートと同質の材料を用いることにより、拡散
接合の容易化、安定化を図ることができる。エンドプレ
ートは、強度を確保するため、1mm程度の厚さとする
ことが好ましい。
【0042】流路プレートと接合する側の面は、基材の
ままとしてもよいが、流路プレート等と同様、チタン、
銅、アルミニウムなどの被膜を設けても良い。この場合
でも、流路プレートに形成された被膜と同じ材料を用い
ることが好ましい。
【0043】エンドプレートには、改質ガスおよびパー
ジガスの流入口および排出口用の配管が接合される。こ
れらの配管はステンレス等で形成することができ、エン
ドプレートとの接合は、ロウ付け、溶接など種々の接合
方法によって行うことができる。
【0044】本実施例では、流路プレートとの接合の容
易性、気密性を考慮してエンドプレートの材質をバナジ
ウムとしたが、配管との接合容易性を考慮して、配管と
同質の素材、例えばステンレス等で形成してもよい。こ
の場合でも、エンドプレートと流路プレートとの接合に
拡散接合を用いることも可能ではあるが、接合の容易
化、安定化の観点から、ロウ付けを適用することがより
好ましい。エンドプレートをステンレスで形成する場合
には、流路プレート等にパラジウム、チタンなど、ステ
ンレスと5族金属との中間の熱膨張係数を有する金属の
被膜を施すことが好ましい。こうすることにより、エン
ドプレートと流路プレートの間の熱応力を緩和すること
ができる。
【0045】F.熱歪み吸収構造:図4は水素分離装置
10の熱歪み吸収構造を示す説明図である。水素分離装
置10の側面を模式的に示したものである。先に説明し
た通り、水素分離装置10は、流路プレート30a、5
0と水素分離プレート40aとが複数積層されている。
図中では、流路プレートにハッチングを付し、水素分離
プレートを黒く塗りつぶして示した。
【0046】流路プレートおよび水素分離プレートの層
間は、拡散接合されている。但し、一定の間隔で、拡散
接合されない非接合部DC1,DC2が設けられてい
る。つまり、水素分離装置10は、拡散接合によって一
体的に形成された複数のモジュールM1〜M3を、積層
した構成となっており、各モジュール間が非接合部DC
1,DC2と成っている。図中では、非接合部DC1,
DC2に敢えて隙間を設けて示したが、実際には、積層
方向にかけられた押圧力によりほぼ密着している。非接
合部DC1,DC2の両接合面の平滑度を十分に確保す
ることにより、この押圧力のみで気密性を確保すること
ができる。非接合部DC1,DC2には、シリコン、オ
イルなどでシーリングを施しても良い。本実施例では、
流路プレート30m,30nのように非接合部の両面に
は流路プレートを設けるものとしたが、いずれか一方が
水素分離プレートであってもよい。
【0047】G.水素分離装置の設置:図5は水素分離
装置10の設置方法を示す説明図である。水素分離装置
10は、図示する通り、鉛直方向から傾斜させて設置す
ることが好ましい。各プレートの法線方向を積層方向と
定義し、積層方向と鉛直方向のなす角度を傾斜角θと定
義する。この時、0度<θ≦90度の範囲で傾斜角θを
設定することが好ましい。水素分離装置10において、
改質ガスおよびパージガスは、矢印Aで示す通り積層方
向に流れるとともに、矢印Bで示す通り面方向に流れ
る。水素分離装置10を傾斜させて設置した場合には、
改質ガスおよびパージガスの流れ方向に重力が作用す
る。従って、運転停止時に内部で結露した場合であって
も、重力の作用によって水滴が排出されやすくなり、再
運転時にこれらの水滴による種々の弊害を緩和すること
ができる。これらの効果を期待しない場合には、傾斜角
θを0度として水素分離装置10を設置しても構わな
い。
【0048】以上で説明した実施例の水素分離装置10
によれば、装置の小型化を図ることができるとともに、
熱歪み吸収構造によって熱歪みの影響を回避することが
できる。つまり、非接合部DC1,DC2を設けること
により、各モジュールM1〜M3では、図中に示すよう
に面方向に歪みが生じる自由度が存在するため、熱応力
を緩和することができる。この結果、熱歪みに起因する
装置の損傷、耐久性の低下を抑制することができる。
【0049】実施例では、複数層ごとに非接合部を設け
る場合を例示した。非接合部を設ける部位は、熱歪みに
よる影響を考慮して適宜設定することができる。全ての
層間を非接合部としても構わない。また、実施例では、
非接合部が一定間隔で設けられている場合を例示した
が、間隔は非統一であっても構わない。
【0050】図6は第1実施例の変形例としての水素分
離装置10Aの構成を示す説明図である。側面の状態を
模式的に示した。変形例の水素分離装置10Aも、実施
例と同様、拡散接合された複数のモジュールM1〜M3
を積層して形成されている。変形例では、これらのモジ
ュール間にガスケット60a,60bを介在させた。ガ
スケット60a,60bは、例えば、カーボン、金属ま
たは樹脂製とすることができる。
【0051】変形例によれば、これらのガスケット60
a、60bを介在させることにより、図中に矢印で示す
通り、積層方向の熱歪みを吸収することができ、熱応力
をより緩和することが可能となる。また、ガスケット6
0a、60bの素材によっては、モジュール間における
気密性をより確保することができる利点もある。
【0052】H.第2実施例:図7は第2実施例として
の水素分離装置の構造を示す分解斜視図である。第2実
施例の水素分離装置も、エンドプレート、水素分離プレ
ート、流路プレートの積層構造を採る点で第1実施例と
共通する。第2実施例では、これらのプレートに加えて
冷媒が通過する冷媒流路を形成するための冷却プレート
を備える点で第1実施例と相違する。以下、第1実施例
との相違点を中心に説明する。
【0053】図7には、図示の都合上、第1実施例(図
3)における流路プレート50、30bの間の部分のみ
を示した。図7における流路プレート50A、30Bが
上記各プレートに相当する。
【0054】第2実施例では、流路プレート50A,3
0Bの間に、冷却プレート70が備えられている。冷却
プレート70の上下面には、各流路プレート50A,3
0Bと冷却プレート70とを区分けするための仕切板7
6が設けられている。冷却プレート70および仕切板7
6には、改質ガスおよびパージガスを積層方向に流すた
めの縦通孔72,78が設けられている。仕切板76
は、冷却プレート70または流路プレート50A,30
Bと一体的に構成しても構わない。
【0055】冷却プレート70には、冷却ガスを面方向
に流すための冷却孔74が設けられている。流路プレー
ト50A,30B、仕切板76には、冷却ガスを流すた
めの縦通孔54,34,77が設けられている。図示を
省略したが、エンドプレートおよび水素分離プレートに
も同様の縦通孔が設けられている。これらの縦通孔は、
積層時に冷却孔74に冷却ガスを供給する流路を形成す
る。本実施例では、空気を冷却ガスとして用いるものと
したが、水蒸気、油など種々の流体を冷媒として用いる
ことが可能である。
【0056】第2実施例では、全プレートを拡散接合し
てもよいし、第1実施例と同様に非接合部を設けるもの
としてもよい。第2実施例においても、第1実施例(図
5)と同様、傾斜して配置することがより好ましい。
【0057】以上で説明した第2実施例の水素分離装置
によれば、冷却ガスによって水素分離装置で生じた熱を
外部に運搬することができ、水素分離装置内の温度分布
の均一化を図ることができる。従って、熱歪みまたは熱
応力による弊害を緩和することができる。
【0058】第2実施例において、冷却プレートを設け
る間隔は、水素分離装置内の温度分布の均一化を考慮し
て適宜設定可能である。第2実施例では、流路プレート
50A、30Bの間に冷却プレートを配設するものとし
たが、流路プレートと水素分離プレートとの間に配設す
ることもできる。但し、流路プレートの間に配設させる
場合には、水素分離プレートにおける水素分離効率を損
ねることなく冷却を行うことができる利点がある。
【0059】I.変形例:本実施例では、図3に示すよ
うに改質ガスおよびパージガスが交差して流れる構成と
した。流路孔および縦通孔の形状および位置を調整し、
両者は対向流となるよう形成してもよい。こうすること
により、水素の分離効率を更に向上することができる。
【0060】本実施例では、改質ガス、パージガスおよ
び冷却ガスの面内流路は、並列流れとなる場合を例示し
た。流路は、種々の構成を適用可能であり、両者が直列
流れとなる流路構成としてもよい。かかる構成は、例え
ば、図3において、縦通孔42cなどを塞ぐこと等によ
り、容易に実現することができる。
【0061】実施例では、改質ガスの供給を受けて水素
を分離する場合を例示した。改質ガスプレート内に改質
反応を生じさせる触媒を担持させることにより、改質反
応と水素分離とを並行して行うものとしてもよい。
【0062】流路構成は、以上の例示に関わらず種々の
構成が可能である。例えば、特開平6−345408記
載の技術のように、積層構造の面に沿う方向にガスの供
給、排出を行う流路構成に、本発明を適用してもよい。
【0063】以上、本発明の種々の実施例について説明
したが、本発明はこれらの実施例に限定されず、その趣
旨を逸脱しない範囲で種々の構成を採ることができるこ
とはいうまでもない。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例としての水素分離装置を用いた燃料電池
システムの概略構成を示す説明図である。
【図2】水素分離装置10の斜視図である。
【図3】水素分離装置10の一部の分解斜視図である。
【図4】水素分離装置10の熱歪み吸収構造を示す説明
図である。
【図5】水素分離装置10の設置方法を示す説明図であ
る。
【図6】第1実施例の変形例としての水素分離装置10
Aの構成を示す説明図である。
【図7】第2実施例としての水素分離装置の構造を示す
分解斜視図である。
【符号の説明】
10,10A…水素分離装置 20…エンドプレート 22…流入口 24…流入口 30a,50,30b,30m,30n,50A,30
B…流路プレート 32,42…縦通孔 34…流路孔 40a,40b…水素分離プレート 44…水素分離部 54,34,77…縦通孔 60a,60b…ガスケット 70…冷却プレート 72,78…縦通孔 74…冷却孔 76…仕切板 80…燃料電池システム 82…原料タンク 84…水タンク 86…蒸発・混合部 88…改質器 90…燃料電池 92…ブロワ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H01M 8/06 H01M 8/06 R (72)発明者 伊藤 直樹 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自動 車株式会社内 (72)発明者 飯島 昌彦 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自動 車株式会社内 (72)発明者 佐藤 博道 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自動 車株式会社内 Fターム(参考) 4D006 GA41 HA44 JA07C JA07Z JA08C JA08Z JA22C JA27C JA28Z JB04 MA03 MA06 MB03 MC02X NA31 PA01 PB18 PB66 PC80 4G040 FA02 FB09 FC01 FD06 FE01 5H027 AA02 BA01 BA16

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水素を含有する水素含有気体から水素の
    抽出を行う水素分離装置であって、 水素を選択的に透過させる薄板状の水素分離部材と、 前記水素分離部材の第1の面に隣接して配設され、隣り
    合う前記水素分離部材と共に、前記水素含有気体が通過
    する水素含有気体流路を形成する薄板状の第1の流路部
    材と、 前記水素分離部材の第2の面に隣接して配設され、隣り
    合う前記水素分離部材と共に、前記水素分離膜を透過し
    て前記水素含有気体から抽出された水素が通過する水素
    流路を形成する薄板状の第2の流路部材と、 を複数層の積層状に備え、 該層間の少なくとも一部は、隣接する層が互いに接合さ
    れていない非接合部を有する水素分離装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の水素分離装置であって、 前記非接合部の少なくとも一部には、隣接する層で積層
    方向に生じる歪みを吸収可能な歪吸収体が備えられてい
    る水素分離装置。
  3. 【請求項3】 水素を含有する水素含有気体から水素の
    抽出を行う水素分離装置であって、 水素を選択的に透過させる薄板状の水素分離部材と、 前記水素分離部材の第1の面側に配設され、前記水素分
    離部材と共に、前記水素含有気体が通過する水素含有気
    体流路を形成する薄板状の第1の流路部材と、 前記水素分離部材の第2の面側に配設され、前記水素分
    離部材と共に、前記水素分離膜を透過して前記水素含有
    気体から抽出された水素が通過する水素流路を形成する
    薄板状の第2の流路部材と、 冷媒が通過する冷媒流路を形成する冷却部材と、 を積層状に備える水素分離装置。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の水素分離装置であって、 前記第1の流路部材は、前記第1の面に隣接して配設さ
    れており、 前記第2の流路部材は、前記第2の面に隣接して配設さ
    れており、 前記冷却部材は、該第1の流路部材と第2の流路部材の
    間に配設されている水素分離装置。
  5. 【請求項5】 水素を含有する水素含有気体から水素の
    抽出を行う水素分離装置であって、 水素を選択的に透過させる薄板状の水素分離部材と、 前記水素分離部材の第1の面に隣接して配設され、隣り
    合う前記水素分離部材と共に、前記水素含有気体が通過
    する水素含有気体流路を形成する薄板状の第1の流路部
    材と、 前記水素分離部材の第2の面に隣接して配設され、隣り
    合う前記水素分離部材と共に、前記水素分離膜を透過し
    て前記水素含有気体から抽出された水素が通過する水素
    流路を形成する薄板状の第2の流路部材と、 を複数層の積層状に備え、 前記水素含有気体流路および水素流路の少なくとも一方
    において、重力の作用方向に気体が流れる角度に傾斜し
    て設置されたことを特徴とする水素分離装置。
  6. 【請求項6】 請求項1〜請求項5いずれか記載の水素
    分離装置であって、 前記各部材は、拡散接合されている水素分離装置。
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