JP2001025629A - ガス分離装置 - Google Patents
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Abstract
スを短時間でパージできるガス分離装置を提供する。 【解決手段】ケーシング26,28の内部が、被分離ガ
スが導入され、特定のガスを選択的に分離可能な中空糸
状ガス分離膜14の開放された両端部14a,14bの
それぞれを支持する第1および第2のフランジ18,1
6とケーシング26の内壁により画定される第1室21
と、第1のフランジ16と、ケーシング26の内壁によ
り画定され、分離された特定のガスが排出される第2室
22と、第2のフランジ18とケーシング26の内壁に
より画定され、パージガスが導入される第3室23とか
ら構成され、中空糸状ガス分離膜の開放された両端部1
4a,14bの各々を、第2室22および第3室23に
臨ませて、各室は、他の室とは気密状態に保たれてい
る。
Description
等に用いられる水素ガス分離装置その他のガス分離装置
に関し、特に、ガス分離装置内に残留する分離ガスを速
やかにパージすることができるガス分離装置に関する。
素リッチガスを供給し、陽極側に空気などの酸素含有ガ
スを供給することにより、両電極で起きる電気化学反応
を利用して起電力を得る燃料電池が、車両用駆動電源と
して検討されている。
化水素の水蒸気改質により生成することができるが、改
質反応により生成された改質ガスには、水素および二酸
化炭素の他に、微量の未改質燃料ガスや一酸化炭素など
の不純物が含まれている。このような未改質燃料ガスや
一酸化炭素などの不純物を含んだガスをそのまま燃料電
池へ供給すると、燃料電池の電極触媒として常用されて
いる白金が被毒し、触媒活性が失われて電池性能が低下
するといった問題がある。
離膜に通すことで不純物を除去することが行われてい
る。こうした水素ガス分離装置を燃料電池システムに設
けることにより、電池性能の低下が防止されるととも
に、改質ガス中の水素がより高純度化されるので、発電
効率も向上する。
中空糸状分離膜をケーシングに収納したものが知られて
いる(たとえば特開平6−191802号公報参照)。
水素ガス分離装置は、燃料電池システムを停止したとき
のパージ操作に問題がある。すなわち、従来の水素ガス
分離装置では、中空糸状の水素ガス分離膜の一端が閉塞
されていたため、水素ガス分離膜内の残存水素ガスをパ
ージガスで押し出して置換するときも、当該パージガス
を分離膜に透過させる必要があり、パージ操作が完了す
るまでに長時間を要するといった問題があった。
して用いる場合には、停車時などのように燃料電池シス
テムを停止したときに当該システム内の配管系を不活性
なパージガスで置換することが必要とされ、プラント用
燃料電池システムに比べるとシステムの停止機会も著し
く多い。このため、従来の水素ガス分離装置は、車両駆
動用電源としての燃料電池システムには不向きであっ
た。
点を解決し、システムを停止した際にガス分離膜内に残
存するガスを短時間でパージすることができるガス分離
装置を提供することにある。
るために、請求項1記載のガス分離装置は、ケーシング
に導入された被分離ガスから特定のガスを分離して排出
するガス分離装置であって、前記ケーシングの内部が、
前記被分離ガスが導入され、前記被分離ガスから前記特
定のガスを選択的に分離可能な中空糸状ガス分離膜の開
放された両端部のそれぞれを支持する第1および第2の
フランジと前記ケーシングの内壁により画定される第1
室と、前記第1のフランジと前記ケーシングの内壁によ
り画定され、前記分離された特定のガスが排出される第
2室と、前記第2のフランジと前記ケーシングの内壁に
より画定され、パージガスが導入される第3室とから構
成されており、前記中空糸状ガス分離膜の開放された両
端部の各々を、前記第2室および第3室に臨ませるとと
もに、前記各室は、他の室とは気密状態に保たれている
ことを特徴とする。
空糸状ガス分離膜の両端部を実質的に支持していればよ
い。したがって、前記中空糸状ガス分離膜の長手方向端
面が、第2室や第3室側に突出した状態で支持してあっ
てもよい。
分離装置では、システムが停止するなどしてパージ操作
が必要となったときは、中空糸状ガス分離膜の第3室側
開放端部から第2室側開放端部へパージガスを流す。こ
れにより、パージガスは、ガス分離膜を透過することな
く、当該ガス分離膜の内部を第3室側から第2室側へそ
のまま流れるので、ガス分離膜の内部の残存ガスが第2
室へ瞬時に排出される。
よれば、中空糸状ガス分離膜の両端部が開放された状態
でフランジにそれぞれ支持されているので、パージ操作
に長時間を要していた従来の水素ガス分離装置に比べ、
ガス分離膜内に残存する特定ガスを短時間で完全にパー
ジすることができる。
れないが、請求項2記載のガス分離装置のように、前記
第1のフランジが、前記中空糸状ガス分離膜の軸方向に
沿って前記ケーシングに対し移動可能に設けられている
ことが好ましい。
中空糸状ガス分離膜自体が熱膨張することもあるが、こ
の請求項2記載のガス分離装置では、中空糸状ガス分離
膜が軸方向に膨張しても、その分だけ第1のフランジが
ガス分離膜の軸方向に沿って移動するので、この膨張に
よりガス分離膜に作用する応力を吸収することができ
る。
れないが、請求項3記載のガス分離装置のように、前記
第1のフランジを前記第1室方向、換言すれば水素ガス
分離膜の収縮方向に付勢する付勢手段をさらに有するこ
とが好ましい。
ジをケーシングに対して移動可能に設けると、第1室に
導入された被分離ガスの圧力が当該第1のフランジに作
用し、これにより中空糸状ガス分離膜が引き伸ばされる
ことになる。特に、ガス分離膜の透過量は第1室と第2
室との差圧に依存することから、第1室へ高圧の被分離
ガスを導入すれば多量の特定ガスを得ることができる。
置では、前記移動可能な第1のフランジを第1室方向、
つまりガス分離膜の収縮方向に付勢する付勢手段を有す
るので、高圧の被分離ガスが第1室に導入されても、付
勢手段によりフランジに作用する被分離ガス圧を軽減す
ることができ、中空糸状ガス分離膜の破損を防止するこ
とが一層容易となる。
が、例えば、請求項4記載のように、前記ガス分離膜を
透過しなかった残ガスを用いても、または、請求項5記
載のように、弾性部材を用いてもよい。弾性部材として
は、特に限定されないが、たとえばコイルスプリング、
板バネなどを挙げることができる。
状ガス分離膜を透過しなかった残ガスは、空圧系を介し
て第2室に導入され、前記第1のフランジに背圧として
作用する。すなわち、移動可能な第1のフランジを中空
糸状ガス分離膜の収縮方向に付勢する。これにより、第
1室に高圧の被分離ガスが導入されても、第1のフラン
ジに作用する被分離ガス圧を相殺または軽減することが
でき、中空糸状ガス分離膜の伸張による破損を防止する
ことができる。
調整すれば、第1のフランジに作用する被分離ガス圧と
背圧とを相殺させることができ、しかも、請求項4記載
の発明では、熱膨張の影響で中空糸状ガス分離膜が伸張
しても、移動可能な第1のフランジの位置はガス分離膜
の軸方向に沿って変化するものの、第1のフランジに作
用する被分離ガス圧と背圧との関係は変化しないので、
システム起動時から、作動時、パージ時、停止時まで中
空糸状ガス分離膜に作用する力を0にすることができ
る。
に、前記付勢手段として弾性部材を用いることにより、
ガス分離装置全体のコスト低減に有効である。
と、システム起動時から、作動時、パージ時、停止時ま
での総てについて中空糸状ガス分離膜に作用する力を0
にすることは困難であるため、たとえば請求項6記載の
発明のように、最も荷重がかかるシステム作動時を基準
として、この時に被分離ガスの圧力が移動可能な第1の
フランジに作用する荷重のたとえば半分を相殺するよう
に、その付勢力を調整することが望ましい。これによ
り、システム停止時の中空糸状ガス分離膜に作用する弾
性部材による圧縮荷重を半減させることができ、同時に
システム作動時の中空糸状ガス分離膜に作用する引っ張
り荷重を半減させることができる。
定されないが、請求項7記載の発明のように、前記第1
のフランジに、前記第1室と前記第2室とを気密に絶縁
するシール部材が設けられ、前記ケーシングに、前記シ
ール部材を冷却する手段が設けられていることがより好
ましい。
損を防止するために、第1のフランジを可動に構成する
と、第1室と第2室とを気密に絶縁するためのシール部
材が各種ガスの熱によって劣化するおそれがあるが、請
求項7記載の発明では、このシール部材を冷却する手段
が設けられているので、シール部材の熱劣化を防止で
き、シール部材を延命させることができる。
ガス分離装置は、特に限定はされないが、車両用燃料電
池システムに適用することが好ましい。
置を、改質ガスから水素ガスを分離するための水素ガス
分離装置として車両用燃料電池システムに適用すれば、
燃料電池システムの停止時に、速やかな水素パージを行
うことができ、車両駆動用電源として最適なものとな
る。
作に長時間を要していた従来のガス分離装置と比較し
て、中空糸状ガス分離膜の内部に残存するガスを短時間
で完全にパージすることができる。
熱影響によって中空糸状ガス分離膜が熱膨張しても、移
動可能なフランジによってその影響を吸収することがで
き、中空糸状ガス分離膜の破損を防止することができ
る。
によってガス分離膜に引っ張り荷重が作用しても、これ
を相殺または軽減することができ、中空糸状ガス分離膜
の破損を防止することができる。
入圧力を調整することにより、移動可能なフランジに作
用する被分離ガス圧と背圧とを相殺させることができ
る。したがって、燃料電池システムの起動時から、作動
時、パージ時、停止時まで、中空糸状ガス分離膜に作用
する荷重を0にすることができる。
ス分離装置全体のコスト低減が図れ、特に請求項6記載
の発明によれば、システム停止時および作動時の両方に
おいて中空糸状ガス分離膜に作用する圧縮および引っ張
り荷重を半減させることができる。
の熱劣化を防止でき、シール部材を延命させることがで
きる。
止時に速やかな水素パージを行うことができ、車両駆動
用電源に好適に用いることができる。
形態に基づき詳細に説明する。なお、本実施形態では、
ガス分離装置として、燃料電池システムに用いて最適な
水素ガス分離装置を例示して説明する。
燃料電池システムの概要を説明する。図1は本発明の好
適な一実施例である燃料電池システムの構成を例示する
ブロック図である。
電池システム2は、たとえば電気自動車などの車両に駆
動用電源として用いられるものであり、改質原料の改質
反応により改質ガスを生成する改質器4と、改質ガス中
の一酸化炭素などの不純物を分離除去する水素ガス分離
装置6と、電気化学反応により起電力を得る燃料電池8
と、排水素燃焼器10とを有する。
質原料)と水蒸気と空気(酸素含有ガス)とを混合し
て、メタノールの水蒸気改質反応と酸化反応とにより改
質ガスを生成することができるようになっている。
ルガスおよび水蒸気の供給を受けて、下記式に示すメタ
ノールの分解反応と一酸化炭素の変成反応とを同時進行
させて水素と二酸化炭素を含有する改質ガスを生成させ
る。
の供給を受けて下記式に示す酸化反応により水素と二酸
化炭素を含有する改質ガスを生成させる。
る熱量を、酸化反応(発熱反応)により生じた熱量で賄
うことで、別途の加熱器を省略あるいは小能力化でき
る、いわゆるオートサーマル型を採用してあるが、本発
明のガス分離装置および車両用燃料電池システムでは、
改質器の形式には何ら限定されない。
化炭素などの不純物の含有量を低減させる装置であり、
配管110,111を介して改質器4からの改質ガスが
供給される。改質ガス中の不純物含有量を低減させて後
述する燃料電池8に供給することにより、燃料電池8の
電極触媒として通常使用されている白金の被毒が防止さ
れ、ひいては発電効率の低下を防止することができる。
また、改質ガス中の水素ガスの純度がより高まるので、
燃料電池8の発電効率が一層向上する。水素ガス分離装
置6の詳細な構成については後述する。
型の燃料電池であり、図示省略するが、構成単位である
単セルをセパレータを介して複数組積層して構成される
スタック構造を有する。単セルは、電解質膜を挟んで一
対の電極が設けられており、その陽極側には図示省略し
てあるコンプレッサからの圧縮空気が供給され、陰極8
a側には配管112,113を介して水素ガス分離装置
6からの一酸化炭素などの不純物が分離除去された高純
度の水素を含有する改質ガスが供給される。なお、少な
くとも陰極表面には、たとえば白金または白金と他の金
属からなる合金を含む触媒層が形成される。
4,115,116を介して水素ガス分離装置6から供
給される残ガス中の可燃ガスを燃焼処理させるための装
置である。
の構成を説明する。図2は本発明に係る水素ガス分離装
置の一実施例を示す部分断面図である。
ガス分離装置6は、水素ガス分離膜ユニット12を有
し、この水素ガス分離膜ユニット12は、水素ガス分離
膜14と、第2フランジ16と、第1フランジ18とを
有する。
フランジ16に形成してある前記水素ガス分離膜14の
外径より僅かに大きい直径を有する貫通孔162を介し
て、前記水素ガス分離膜14の内部が第2フランジ16
の第3空間23と連通可能となるように支持されてい
る。また、その他端14bも、前記第2フランジ16に
おける場合と同様、第1フランジ18に形成してある前
記水素ガス分離膜14の外径より僅かに大きい直径を有
する貫通孔182を介して、前記水素ガス分離膜14の
内部が第1フランジ18の第2空間22と連通可能とな
るように支持されている。すなわち、水素ガス分離膜1
4は、この水素ガス分離膜14の内部を通じて第2空間
22および第3空間23が相互に連通可能となるよう
に、第2フランジ16および第1フランジ18に支持さ
れている。なお、2つのフランジ16,18にて仕切ら
れた中央の空間が第1空間21となる。
へ水素が選択的に透過可能であり、たとえばセラミック
スや焼結金属などから構成された多孔質母材上に、たと
えばパラジウムなどの分離膜を薄く形成した中空糸状の
ものが、コストおよび水素透過量の観点から好適に用い
られる。その厚みは、特に限定されないが、機械的強度
を確保する観点からは、通常、0.2mm程度である。
第1ケーシング24、第2ケーシング26および第3ケ
ーシング28のそれぞれに固定されている。
て第1ケーシング24に保持されており、これにより、
第1フランジ18は、水素ガス分離膜14の軸方向(図
2中のX方向)に沿って移動可能となっている。移動距
離は、水素ガス分離膜14の長さLや、第1ケーシング
24と水素ガス分離膜14との温度差△Tに依存し、こ
れに応じて適宜選択可能である。たとえば、水素ガス分
離膜14の長さLが200mm程度であり、第1ケーシ
ング24と水素ガス分離膜14との温度差△Tが100
°C程度である場合には、材質にもよるが、第1フラン
ジ18が可動すべき距離は1mm以下である。
ーシング24の周辺には、ヒートシンク32が設けられ
ている。ヒートシンク32の内部空間34には、図示省
略してある開口部が形成してあり、この開口部からヒー
トシンク32内に冷却空気を流すことでOリング30周
辺の温度を下げることができるようになっている。これ
により、第1ケーシング24に導入された高温の改質ガ
スによるOリング30の昇温が抑制され、当該Oリング
30の熱劣化を防止することができ、ひいてはOリング
30のシール性を確保することができる。
ストン36が接しており、このバランスピストン36の
外側には、溶接ベローズ38,40を介して、ベース部
材42および第3ケーシング28が接続されている。ベ
ース部材42および第3ケーシング28は、溶接などの
方法で互いに固定される。
8,40およびベース部材42で囲まれる第4空間44
には、配管118およびベース部材42と第3ケーシン
グ28とに形成された連通孔46を通じて、水素ガス分
離膜14を透過できなかった残ガスの一部が、を通じて
導入されるようになっている(残ガス導入路)。これに
より、バランスピストン36が、第1フランジ18を水
素ガス分離膜14の収縮方向X1に付勢する。
生成された改質ガスを内部に導入可能なガス導入口50
と、内部に導入されたが、水素ガス分離膜14を透過で
きなかった残ガスを系外に排出するガス排出口52が形
成されている。なお、第1ケーシング24の外周は、断
熱材54,56で包囲されている。
する。まず、改質器4内で改質原料の改質反応を開始さ
せ、少なくとも改質ガスが発生する時点では、バルブ1
03,104,105,108を開き、バルブ101,
102,106,107を閉じる。この状態で、改質反
応により発生した改質ガス(一酸化炭素などの不純物を
含む)は、配管110,111を通り、ガス導入口50
から第1ケーシング24の第1空間21に導入され、燃
料電池8の陰極8a側へ供給される水素圧力(以下、作
動圧ともいう。)との差圧により、水素のみが水素ガス
分離膜14を透過する。ここで、第1空間21に導入さ
れる改質ガスは高温であるため、水素ガス分離膜14自
体が熱膨張するが、本実施形態では、第1フランジ18
を、第1ケーシング24に固定せず、Oリング30を介
して第1ケーシング24に保持させて水素ガス分離膜1
4の軸方向に沿って移動可能としてあるので、水素ガス
分離膜14自体の熱膨張の影響が吸収される。
素は、配管112,113を通り、燃料電池8の陰極8
a側へ供給されて発電に供される。
素などの不純物ガスは、水素ガス分離膜14を透過する
ことはできず、残ガスとしてその大部分がガス排出口5
2から、配管114,115,116を通り排水素燃焼
器10に導入され、残ガス中の可燃ガスは燃焼されて配
管117より排気され、あるいは後述するパージガスと
して使用に供される。
透過量は、改質ガス圧と作動圧との差圧に依存するの
で、分離効率を高めるためには改質ガスの導入圧力を可
能な限り高く設定することが好ましい。ただし、本実施
形態では第1フランジ18が可動とされているので、導
入された改質ガスが高圧すぎると第1フランジ18を介
して水素ガス分離膜4に過大な引っ張り荷重が作用し、
破損するおそれがある。
cm2 であるとき、改質ガスの導入圧力をたとえば1
0kg/cm2 に設定し、さらにガス分離装置6の第
1フランジ18の面積Aに対する水素ガス分離膜14の
断面積の総和をBとし、B/Aをたとえば18%、第1
フランジ18の径をφ70mmとすると、水素ガス分離
膜14に作用する引っ張り力は250kgf程度とな
る。
厚みは、製造コストおよび水素ガス透過量の観点から、
たとえば0.2mm程度とすることが妥当である。この
仕様において、第1ケーシング24内の圧力だけを考慮
すれば、水素ガス分離膜14にかかる応力は1kg/m
m2 程度と少ないが、各水素ガス分離膜14間にも温
度分布があり、各水素ガス分離膜14毎に異なった熱膨
張差を生じるので、実際に水素ガス分離膜4に作用する
応力は数kg/mm2 程度と大きく、何ら対策を行わ
ないと水素ガス分離膜14が破損する可能性がある。
8の外側にバランスピストン36が接するように構成
し、バランスピストン36および溶接ベローズ38,4
0およびベース部材42で囲まれる第4空間44に、ガ
ス排出口52から排出される残ガスの一部を、配管11
8を介して、連通孔46から導入させて、前記バランス
ピストン36を第1フランジ18側に付勢させる。
と水素ガス分離膜4の熱膨張による力との合計が、移動
可能な第1フランジ18に作用するバランスピストン3
6の付勢力と釣り合い、これにより水素ガス分離膜14
に作用する力が相殺される。ちなみに、移動可能な第1
フランジ18の両面に作用する力をバランスさせるため
には、第1フランジ18の面積をA、水素ガス分離膜4
の断面積の総和をB、バランスピストン36の第4空間
44側の受圧面積をCとしたときに、A−B=Cの関係
が成立するように寸法関係を決定すればよい。
水素ガス分離装置6内をパージする時点では、バルブ1
01,102,104,106,107を開き、バルブ
103,105,108を閉じる。この状態で、排水素
燃焼器10の排気ガスの一部は、パージガスとして配管
119を通って、第2ケーシング26の第3空間23に
導入され、水素ガス分離装置6内のパージが開始され
る。ここで、水素ガス分離膜14はその両端が開放され
た状態で第2フランジ16および第1フランジ18にそ
れぞれ支持されているので、第2ケーシング26内部の
第3空間23側からパージガスを流すと、水素ガス分離
膜14の内部に残存する高純度の水素が瞬間的に第3ケ
ーシング28内部の第2空間22側へ排出される。こう
したパージガスは、配管112,120,116を通っ
て排水素燃焼器10へ戻される。
は、同じくパージガスとして配管119から分岐して配
管121,111を通り、ガス導入口50から第1ケー
シング24の第1空間21に導入され、水素ガス分離ユ
ニット12の外側に残存する残ガスのパージを瞬間的に
行って、ガス排出口52から配管114,115,11
6を通り、排水素燃焼器10へ戻される。なお、パージ
ガスの一部は、配管118を通って連通孔46よりバラ
ンスピストン36にも供給されてもよい。
装置6によれば、水素ガス分離膜14を、その両端が開
放された状態で第2フランジ16および第1フランジ1
8に支持することとしてあるので、第2ケーシング26
内部の第3空間23側からパージガスを流すことによ
り、水素ガス分離膜14の内部に残存する水素を瞬間的
に第3ケーシング28内部の第2空間22側へ排出する
ことができる。また、第1空間21に残存する残ガス
は、導入される改質ガスをパージガスに切り替えてガス
導入口50から導入することにより、瞬間的にパージす
ることができる。すなわち、装置内の水素を除去しきる
までに長時間を要していた従来の水素ガス分離装置と比
較して、本実施形態では、水素ガス分離膜周りの水素を
瞬間的にパージすることができるので、システムを速や
かに停止させることができ、ひいては電気自動車などの
駆動電源としての燃料電池システムに好適に用いること
ができる。
をOリング30を介して第1ケーシング24に保持させ
ることにより、水素ガス分離膜14の軸方向に沿って移
動可能としてあるので、改質ガス中の水素が、水素ガス
分離膜14を透過した際に発生する水素ガス分離膜14
自体の熱膨張の影響を吸収することができる。
8の外側にバランスピストン36が接するように構成
し、バランスピストン36および溶接ベローズ38,4
0およびベース部材42で囲まれる第4空間44に、ガ
ス排出口52から排出される残ガスの一部を連通孔46
から導入させて、第1フランジ18の両面にかかる力を
相殺できる構造としてあるので、システム起動時から、
作動時、パージ時、停止時まで水素ガス分離膜14にか
かる力をなくすことができる。また、第1フランジ18
の両面へかかる力が相殺されるため、熱膨張の影響で水
素ガス分離膜14が伸びても、第1フランジ18の位置
は水素ガス分離膜の軸方向に沿って変化するものの、水
素ガス分離膜14自体には荷重がかからず、したがっ
て、水素ガス分離膜14自体が破損するおそれは少な
い。
を示す部分断面図である。上述した第1実施形態では、
図2に示すように、水素ガス分離膜14を透過しなかっ
た残ガスの一部を利用してバランスピストン36を第1
フランジ18側に付勢させることとしたが、本実施形態
では、図3に示すように、弾性部材の一例であるコイル
スプリング60を所定の付勢力で第1フランジ18側に
付勢させる点が異なっている。なお、図3において、図
2に示した要素と基本的に同一の作用効果を奏する要素
は、同一の参照符号を付してその説明を省略する。
も、第1実施形態と同様、システム作動時には、ガス導
入口50から導入された改質ガス圧が第1フランジ18
に250kg程度の荷重をかける。したがって、システ
ム作動時には、第1フランジ18に対して水素ガス分離
膜14が縮む方向に250kg程度の付勢力をかけてお
けばこれらの荷重は相殺される。
て、第1フランジ18の両面にかかる荷重を相殺できる
ように付勢力を調整したコイルスプリング60を用いた
場合、システム停止時(改質ガス圧=0kg/c
m2 )には、第1フランジ18が250kg程度の力
で水素ガス分離膜14の縮む方向へ付勢されることとな
り、水素ガス分離膜14に圧縮応力がかかり、水素ガス
分離膜14が破損する場合も想定される。
グ60の付勢力を、システム作動時に改質ガスの圧力が
第1フランジ18にかける荷重の略半分を相殺できるよ
うに調整することとしてある。
4の伸び量は、第1実施形態と同様なので、1mm以下
である。ここで、コイルスプリング60のばね定数を1
0kg/mmに調整した場合、コイルスプリング60
は、セット時に12.5mm圧縮されて125kgの力
で第1フランジ18を水素ガス分離膜14が縮む方向に
付勢する。作動時には、改質ガス圧が加わってくるの
で、反対方向(水素ガス分離膜14が伸びる方向)へ第
1フランジ18が押し戻され、水素ガス分離膜14は引
っ張られることになる。この力は、作動圧を0kg/c
m2 と仮定した場合、125kgである。
が熱膨張で伸び、1mm以下ではあるが、コイルスプリ
ング60をよりたわめて、水素ガス分離膜14を引っ張
る外側への荷重を増やす。しかしながら、これによる荷
重増は10kg以下と想定されるので、水素ガス分離膜
14の耐久性に関してさほど影響はないと考えられる。
なお、バネ定数をより小さくすれば、この影響はほとん
ど無視できるようになる。
ば、付勢手段として弾性部材としてのコイルスプリング
60を用い、その付勢力をシステム作動時に改質ガスの
圧力が第1フランジ18にかける荷重の略半分を相殺で
きるように調整してあるので、システム停止時に水素ガ
ス分離膜14にかかる圧縮荷重を半減させることができ
る。第1実施形態のように、水素ガス分離膜14にかか
る荷重を略完全に相殺させることはできないが、安価な
コイルスプリング60を用いることとしているため、コ
スト的に有利であると考えられる。
ステム作動時に改質ガスの圧力が第1フランジ18にか
ける荷重の略半分を相殺できるように調整してあるの
で、水素ガス分離膜14にかかる応力を、第1実施形態
の半分、すなわち0.5kg/cm2 程度にすること
ができる。したがって、水素ガス分離膜14の母材とし
て多孔質の焼結金属を使用するのであれば、十分に実用
化可能である。
容易にするために記載されたものであって、本発明を限
定するために記載されたものではない。したがって、上
記の実施形態に開示された各要素は、本発明の技術的範
囲に属する全ての設計変更や均等物をも含む趣旨であ
る。
スとして排水素燃焼器10から排気される排ガスを使用
することとしてあるが、パージが瞬時に終了することか
ら、パージガスとして窒素を用いて車載ボンベから供給
することとしてもよい。
と同様に、排水素燃焼器10の排気ガスを水素ガス分離
装置6,6aに導入することとしてもよい。こうするこ
とで、水素ガス分離装置6,6a内の水素分離膜ユニッ
ト4を急速加熱することができ、素早いシステムの起動
を可能することができる。さらに、水素ガス分離装置
6,6aは、改質器4中に組み込んでもよい。
ロック図である。
面図である。
分断面図である。
Claims (8)
- 【請求項1】ケーシングに導入された被分離ガスから特
定のガスを分離して排出するガス分離装置であって、 前記ケーシングの内部が、 前記被分離ガスが導入され、被分離ガスから前記特定の
ガスを選択的に分離可能な中空糸状ガス分離膜の開放さ
れた両端部のそれぞれを支持する第1および第2のフラ
ンジと前記ケーシングの内壁により画定される第1室
と、 前記第1のフランジと前記ケーシングの内壁により画定
され、前記分離された特定のガスが排出される第2室
と、 前記第2のフランジと前記ケーシングの内壁により画定
され、パージガスが導入される第3室とから構成されて
おり、 前記中空糸状ガス分離膜の開放された両端部の各々を、
前記第2室および第3室に臨ませるとともに、 前記各室は、他の室とは気密状態に保たれていることを
特徴とするガス分離装置。 - 【請求項2】前記第1のフランジが、前記中空糸状ガス
分離膜の軸方向に沿って前記ケーシングに対し移動可能
に設けられていることを特徴とする請求項1記載のガス
分離装置。 - 【請求項3】前記第1のフランジを前記第1室方向に付
勢する手段をさらに有することを特徴とする請求項2記
載のガス分離装置。 - 【請求項4】前記付勢手段は、前記第1室から排出され
る残ガスを前記第1のフランジに対する背圧として前記
第2室に導入する空圧系であることを特徴とする請求項
3記載のガス分離装置。 - 【請求項5】前記付勢手段は、弾性部材であることを特
徴とする請求項3記載のガス分離装置。 - 【請求項6】前記弾性部材は、前記被分離ガスの導入圧
の略半分の圧力を前記第1のフランジに付勢することを
特徴とする請求項5記載のガス分離装置。 - 【請求項7】前記第1のフランジに、前記第1室と前記
第2室とを気密に絶縁するシール部材が設けられ、前記
ケーシングに、前記シール部材を冷却する手段が設けら
れていることを特徴とする請求項2〜6の何れかに記載
のガス分離装置。 - 【請求項8】請求項1〜7の何れかに記載のガス分離装
置を備えたことを特徴とする自動車用燃料電池システ
ム。
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ID=16459286
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JP (1) | JP3826627B2 (ja) |
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- 1999-07-16 JP JP20254599A patent/JP3826627B2/ja not_active Expired - Lifetime
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JP3826627B2 (ja) | 2006-09-27 |
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