JP7483167B2 - 分離膜モジュール - Google Patents

分離膜モジュール Download PDF

Info

Publication number
JP7483167B2
JP7483167B2 JP2023580102A JP2023580102A JP7483167B2 JP 7483167 B2 JP7483167 B2 JP 7483167B2 JP 2023580102 A JP2023580102 A JP 2023580102A JP 2023580102 A JP2023580102 A JP 2023580102A JP 7483167 B2 JP7483167 B2 JP 7483167B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
reactor
separation membrane
housing
sealing portion
membrane module
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2023580102A
Other languages
English (en)
Other versions
JPWO2023153092A5 (ja
JPWO2023153092A1 (ja
Inventor
剛佑 中川
和希 飯田
博史 菅
淳史 鳥井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NGK Insulators Ltd
Original Assignee
NGK Insulators Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NGK Insulators Ltd filed Critical NGK Insulators Ltd
Publication of JPWO2023153092A1 publication Critical patent/JPWO2023153092A1/ja
Priority to JP2023212244A priority Critical patent/JP2024037924A/ja
Publication of JPWO2023153092A5 publication Critical patent/JPWO2023153092A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7483167B2 publication Critical patent/JP7483167B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01DSEPARATION
    • B01D53/00Separation of gases or vapours; Recovering vapours of volatile solvents from gases; Chemical or biological purification of waste gases, e.g. engine exhaust gases, smoke, fumes, flue gases, aerosols
    • B01D53/22Separation of gases or vapours; Recovering vapours of volatile solvents from gases; Chemical or biological purification of waste gases, e.g. engine exhaust gases, smoke, fumes, flue gases, aerosols by diffusion
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01DSEPARATION
    • B01D63/00Apparatus in general for separation processes using semi-permeable membranes
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01DSEPARATION
    • B01D63/00Apparatus in general for separation processes using semi-permeable membranes
    • B01D63/06Tubular membrane modules
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
    • C07C29/00Preparation of compounds having hydroxy or O-metal groups bound to a carbon atom not belonging to a six-membered aromatic ring
    • C07C29/15Preparation of compounds having hydroxy or O-metal groups bound to a carbon atom not belonging to a six-membered aromatic ring by reduction of oxides of carbon exclusively
    • C07C29/151Preparation of compounds having hydroxy or O-metal groups bound to a carbon atom not belonging to a six-membered aromatic ring by reduction of oxides of carbon exclusively with hydrogen or hydrogen-containing gases
    • C07C29/152Preparation of compounds having hydroxy or O-metal groups bound to a carbon atom not belonging to a six-membered aromatic ring by reduction of oxides of carbon exclusively with hydrogen or hydrogen-containing gases characterised by the reactor used
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
    • C07C31/00Saturated compounds having hydroxy or O-metal groups bound to acyclic carbon atoms
    • C07C31/02Monohydroxylic acyclic alcohols
    • C07C31/04Methanol

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Analytical Chemistry (AREA)
  • General Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Oil, Petroleum & Natural Gas (AREA)
  • Separation Using Semi-Permeable Membranes (AREA)

Description

本発明は、分離膜モジュールに関する。
近年、水素及び酸化炭素を含有する原料ガスからメタノールやエタノールなどの液体燃料(具体的には、常温常圧下で液体状態の燃料)への転化反応において、液体燃料とともに生成される水蒸気を分離することによって転化効率を向上させることのできるリアクタが開発されている。
例えば、特許文献1には、転化反応の生成物の一つである水蒸気を透過させる分離膜と、原料ガスが流れる非透過側流路と、流路内に充填される触媒とを備えるチューブ型のリアクタが開示されている。
特開2018-8940号公報
ところで、長手方向に貫通した複数の流路を有するモノリス型のリアクタを用いることによって、単位体積当たりの分離膜面積を大きくすることが考えられる。
しかしながら、リアクタをハウジング内に固定して作動させた場合、リアクタとハウジングとの熱膨張係数が異なることに起因して分離膜モジュールが損傷するおそれがある。具体的には、リアクタ自体、或いは、リアクタとハウジングの間を封止する封止部が損傷してしまうという問題がある。このような問題は、分離膜モジュールが、リアクタに代えて分離フィルタを備えている場合にも生じる。
本発明は、損傷を抑制可能な分離膜モジュールを提供することを目的とする。
本発明に係る分離膜モジュールは、水素及び酸化炭素を含有する原料ガスから液体燃料への転化反応に用いられ、長手方向に延びるモノリス型のリアクタと、リアクタを収容するハウジングと、ハウジングと長手方向におけるリアクタの第1端部との間を封止する環状の第1封止部と、ハウジングと長手方向におけるリアクタの第2端部との間を封止する環状の第2封止部とを備える。第1封止部は、リアクタとともに長手方向に変形又は移動可能である。第2封止部は、リアクタをハウジングに固定する。
本発明によれば、損傷を抑制可能な分離膜モジュールを提供することができる。
実施形態に係るリアクタ1の斜視図 図1のA-A断面図 図1のB-B断面図 図2のC-C断面図 第1実施形態に係る分離膜モジュールの透視側面図 第2実施形態に係る分離膜モジュールの透視側面図 第3実施形態に係る分離膜モジュールの透視側面図 変形例3に係る分離膜モジュールの断面図 変形例3に係る分離膜モジュールの断面図 変形例4に係る分離膜モジュールの模式図 変形例3に係る分離膜モジュールの模式図
1.第1実施形態
次に、図面を参照しながら、本発明の第1実施形態について説明する。ただし、図面は模式的なものであり、各寸法の比率等は現実のものとは異なっている場合がある。
(リアクタ1)
図1は、リアクタ1の斜視図である。図2は、図1のA-A断面図である。図3は、図1のB-B断面図である。図4は、図2のC-C断面図である。
リアクタ1は、原料ガスを液体燃料へ転化させるための所謂メンブレンリアクタである。原料ガスは、少なくとも水素及び酸化炭素を含有する。酸化炭素としては、一酸化炭素及び二酸化炭素の少なくとも一方を用いることができる。原料ガスは、いわゆる合成ガス(Syngas)であってよい。液体燃料は、常温常圧で液体状態の燃料、又は、常温加圧状態で液化可能な燃料である。常温常圧で液体状態の燃料としては、例えばメタノール、エタノール、C2(m-2n)(mは90未満の整数、nは30未満の整数)で表される液体燃料、及びこれらの混合物が挙げられる。常温加圧状態で液化可能な燃料としては、例えばプロパン、ブタン、及びこれらの混合物などが挙げられる。
例えば、二酸化炭素および水素を含む原料ガスを触媒存在下で接触水素化することでメタノールを合成する際の反応式(1)は次の通りである。
CO+3H ⇔ CHOH+HO (1)
上記反応は平衡反応であり、転化効率及び反応速度の両方を高めるには高温高圧下(例えば、180℃以上、2MPa以上)で実施されることが好ましい。液体燃料は、合成された時点では気体状態であり、少なくともリアクタ1から流出するまでは気体状態のまま維持される。リアクタ1は、所望の液体燃料の合成条件に適した耐熱性及び耐圧性を有することが好ましい。
図1に示すように、リアクタ1は、モノリス型に形成される。モノリスとは、長手方向に貫通した複数の孔を有する形状を意味し、ハニカムを含む概念である。リアクタ1は、長手方向に延びる。リアクタ1は、柱状に形成される。本実施形態において、リアクタ1は円柱状に形成されているが、リアクタ1の外形は特に限られない。
リアクタ1は、第1端部1a及び第2端部1bを有する。第1端部1aは、リアクタ1を長手方向に5等分した場合に、リアクタ1の一端部から2/5までの部分である。第2端部1bは、リアクタ1を長手方向に5等分した場合に、リアクタ1の他端部から2/5までの部分である。本実施形態において、リアクタ1の第1端部1aは原料ガスの流入側であり、リアクタ1の第2端部1bは液体燃料の流出側である。
リアクタ1は、第1端面S1、第2端面S2及び側面S3を有する。第1端面S1は、第1端部1a側の端面である。第2端面S2は、第2端部1b側の端面である。第1端面S1は、第2端面S2の反対側に設けられる。側面S3は、第1端面S1及び第2端面S2の外縁に連なる。
図1~図4に示すように、リアクタ1は、多孔質支持体10、触媒20、分離膜30、第1シール部40及び第2シール部50を備える。
多孔質支持体10は、リアクタ1の長手方向に延びる柱体である。多孔質支持体10は、多孔質材料によって構成される。
多孔質材料としては、セラミック材料、金属材料、樹脂材料などを用いることができ、特にセラミック材料が好適である。セラミック材料の骨材としては、例えば、アルミナ(Al)、チタニア(TiO)、ムライト(Al・SiO)、セルベン及びコージェライト(MgAlSi18)のうち少なくとも一つを用いることができる。セラミック材料の無機結合材としては、例えば、チタニア、ムライト、易焼結性アルミナ、シリカ、ガラスフリット、粘土鉱物、易焼結性コージェライトのうち少なくとも一つを用いることができる。ただし、セラミック材料は、無機結合材を含んでいなくてよい。
図2~図3に示すように、多孔質支持体10は、多数の第1流路11及び複数の第2流路12を有する。
各第1流路11は、図4に示すように、リアクタ1の長手方向に沿って形成される。各第1流路11は、分離膜30の非透過側である。各第1流路11には、原料ガスが流される。各第1流路11は、貫通孔である。各第1流路11は、リアクタ1の第1端面S1及び第2端面S2それぞれに開口する。各第1流路11は、第1端面S1に形成される原料ガスの流入口e1と、第2端面S2に形成される液体燃料の流出口e2とを有する。
各第1流路11内には、触媒20が配置される。第1流路11の本数、位置及び形状などは適宜変更可能である。
各第2流路12は、分離膜30の透過側である。各第2流路12には、分離膜30を透過した水蒸気を掃引するための掃引ガスが流される。掃引ガスとしては、不活性ガス(例えば窒素)や空気などを用いることができる。第2流路12の本数、位置及び形状などは適宜変更可能である。
ここで、各第2流路12は、図2~図3に示すように、複数のセル13、流入スリット14及び流出スリット15によって構成される。
複数のセル13は、リアクタ1の短手方向(長手方向に垂直な方向)に沿って一列に並ぶ。各セル13は、図4に示すように、リアクタ1の長手方向に沿って形成される。各セル13の両端は、第1及び第2目封止部17,18によって封止される。第1及び第2目封止部17,18は、上述した多孔質材料によって構成することができる。
流入スリット14は、図1に示すように、長手方向におけるリアクタ1の第2端部1bに形成される。流入スリット14は、図2に示すように、リアクタ1の短手方向に沿って形成される。流入スリット14は、複数のセル13を貫通する。流入スリット14の両端は、側面S3に開口する。流入スリット14は、側面S3に形成される一対の流入口d1を有する。一対の流入口d1は、長手方向における第2流路12の一端である。
流出スリット15は、図1に示すように、長手方向におけるリアクタ1の第1端部1aに形成される。流出スリット15は、図3に示すように、リアクタ1の短手方向に沿って形成される。流出スリット15は、複数のセル13を貫通する。流出スリット15の両端は、側面S3に開口する。流出スリット15は、側面S3に形成される一対の排出口d2を有する。一対の排出口d2は、長手方向における第2流路12の他端である。
触媒20は、各第1流路11内に配置される。触媒20は、各第1流路11内に充填されていることが好ましいが、分離膜30の表面に層状に配置されていてもよい。触媒20は、上記式(1)に示したように、原料ガスから液体燃料への転化反応を促進させる。
触媒20は、所望の液体燃料への転化反応に適した既知の触媒を用いることができる。触媒20としては、例えば、金属触媒(銅、パラジウムなど)、酸化物触媒(酸化亜鉛、ジルコニア、酸化ガリウムなど)、及び、これらを複合化した触媒(銅-酸化亜鉛、銅-酸化亜鉛-アルミナ、銅-酸化亜鉛-酸化クロム-アルミナ、銅-コバルト-チタニア、及びこれらにパラジウムを修飾した触媒など)が挙げられる。
分離膜30は、多孔質支持体10によって支持される。分離膜30は、第1流路11を取り囲む。分離膜30は、第1流路11と第2流路12との間に配置される。
分離膜30は、原料ガスから液体燃料への転化反応の生成物の一つである水蒸気を透過させる。これにより、平衡シフト効果を利用して上記式(1)の反応平衡を生成物側にシフトさせることができる。
分離膜30は、100nmol/(s・Pa・m)以上の水蒸気透過係数を有することが好ましい。水蒸気透過係数は、既知の方法(Ind.Eng.Chem.Res.,40,163-175(2001)参照)で求めることができる。
分離膜30は、100以上の分離係数を有することが好ましい。分離係数が大きいほど、水蒸気を透過しやすく、かつ水蒸気以外の成分(水素、二酸化炭素及び液体燃料など)を透過させにくい。分離係数は、既知の方法(「Separation and Purification Technology 239 (2020) 116533」のFig.1参照)で求めることができる。
分離膜30としては、無機膜を用いることができる。無機膜は、耐熱性、耐圧性、耐水蒸気性を有するため好ましい。無機膜としては、例えばゼオライト膜、シリカ膜、アルミナ膜、これらの複合膜などが挙げられる。特に、シリコン元素(Si)とアルミニウム元素(Al)とのモル比(Si/Al)が1.0以上3.0以下であるLTA型のゼオライト膜は、水蒸気透過性に優れているため好適である。
第1シール部40は、図1に示すように、多孔質支持体10の第1端面S1と側面S1の一部とを覆う。第1シール部40は、原料ガスが多孔質支持体10に侵入することを抑制する。第1シール部40は、図4に示すように、第1流路11の流入口e1を塞がないように形成される。第1シール部40は、第1目封止部17を覆う。第1シール部40は、ガラス、金属、ゴム、樹脂などによって構成することができる。
第2シール部50は、図1に示すように、多孔質支持体10の第2端面S2と側面S1の一部とを覆う。第2シール部50は、液体燃料が多孔質支持体10に侵入することを抑制する。第2シール部50は、図4に示すように、第1流路11の流出口e2を塞がないように形成される。第2シール部50は、第2目封止部18を覆う。第2シール部50は、ガラス、金属、ゴム、樹脂などによって構成することができる。
(リアクタ1を用いた液体燃料合成方法)
図4を参照しながら、リアクタ1を用いた液体燃料合成方法について説明する。
リアクタ1を用いた液体燃料合成方法は、分離膜30の非透過側に設けられた第1流路11に原料ガスを流しながら、分離膜30の透過側に設けられた第2流路12に掃引ガスを流す工程を備える。
原料ガスは、第1流路11の流入口e1から第1流路11内に流入する。第1流路11内では、上記式(1)に従って、液体燃料とともに水蒸気が生成される。合成された液体燃料は、第1流路11の流出口e2から流出する。生成物の一つである水蒸気は、分離膜30及び多孔質支持体10を順次透過して、第2流路12に移動する。ただし、流出口e2から流出する液体燃料には、転化反応に用いられなかった残原料ガスや生成された水蒸気などが混じっていてよい。
掃引ガスは、流入スリット14の流入口d1から流入した後、流入スリット14からセル13に流入する。次に、流入スリット14からセル13に流入した掃引ガスは、分離膜30を透過した水蒸気を取り込むとともに、転化反応に伴って発生した反応熱を吸収しながら流出スリット15側に向かってセル13内を流れる。流出スリット15に到達した掃引ガスは、流出スリット15の排出口d2から排出される。
図4に示すように、本実施形態では、分離膜30の側面視において、第2流路12を流れる掃引ガスの向きは、第1流路11を流れる原料ガスの向きと逆である。すなわち、第2流路12を流れる掃引ガスは、第1流路11を流れる原料ガスと対向する向きに流れる。
ただし、分離膜30の側面視において、第2流路12を流れる掃引ガスの向きは、第1流路11を流れる原料ガスの向きと同じであってもよい。すなわち、第2流路12を流れる掃引ガスは、第1流路11を流れる原料ガスと平行な向きに流されてもよい。
(分離膜モジュール2)
第1実施形態に係る分離膜モジュール2について説明する。図5は、分離膜モジュール2の透視側面図である。
図5に示すように、分離膜モジュール2は、上述したモノリス型のリアクタ1、ハウジング3、環状の第1封止部4、環状の第2封止部5、及び環状の流れ止め部6を備える。
ハウジング3は、例えば金属材料(ステンレス鋼など)によって構成される。ハウジング3は、内部にリアクタ1を収容する。ハウジング3の内部は、第1封止部4、第2封止部5及び流れ止め部6によって、第1乃至第4空間P1~P4に区画される。ハウジング3は、原料ガス供給口3a、液体燃料排出口3b、掃引ガス供給口3c、及び掃引ガス排出口3dを有する。
原料ガスは、原料ガス供給口3aから第1空間P1に供給される。原料ガスは、第1空間P1からリアクタ1の各第1流路11(図4参照)に流入する。液体燃料は、リアクタ1の各第1流路11から第2空間P2に流出する。液体燃料は、第2空間P2を介して液体燃料排出口3bから排出される。
掃引ガスは、掃引ガス供給口3cから第3空間P3に供給される。掃引ガスは、第3空間P3からリアクタ1の各第2流路12(図4参照)に流入する。各第2流路12内で水蒸気を取り込んだ掃引ガスは、リアクタ1の各第2流路12から第4空間P4に流出する。掃引ガスは、第4空間P4を介して掃引ガス排出口3dから排出される。
なお、図5では、掃引ガス供給口3cが、リアクタ1の軸心を基準として、掃引ガス排出口3dの反対側に配置されている。これによって、後述する各第2流路12を介して掃引ガス供給口3cから掃引ガス排出口3dまで流れる掃引ガスの各流路長を同等にできるため、掃引ガスの流れが偏ることを抑制できる。ただし、掃引ガス供給口3c及び掃引ガス排出口3dそれぞれの位置関係は適宜変更可能である。
第1封止部4は、ハウジング3とリアクタ1の第1端部1aとの間を封止する。第1封止部4は、リアクタ1の第1端部1aを保持する。第1封止部4は、固定部4aと、弾性部4bとを有する。固定部4aは、本発明に係る「第1固定部」の一例であり、弾性部4bは、本発明に係る「弾性部」の一例である。
固定部4aは、環状に形成される。固定部4aは、ハウジング3の内面T1に固定される。固定部4aは、ハウジング3の内面T1から突出するように配置される。固定部4aは、ハウジング3と同種の材料によることが望ましいが固定部として機能する限りこれに限定されない。
弾性部4bは、環状に形成される。弾性部4bは、固定部4a及びリアクタ1の第1端面S1それぞれに当接する。弾性部4bは、固定部4aとリアクタ1の第1端面S1との間に挟まれる。
弾性部4bは、弾性を有しており、長手方向に変形可能である。従って、分離膜モジュール2の作動開始時又は停止時、リアクタ1とハウジング3との熱膨張係数(CTE)が異なることに起因してハウジング3がリアクタ1に対して長手方向に伸縮すると、それに応じて弾性部4bは長手方向に変形(伸縮)する。従って、第1封止部4による保持性及び封止性を維持したままハウジング3の伸縮に対応できるため、リアクタ1及び第1封止部4に応力がかかって損傷することを抑制できる。
第2封止部5は、環状に形成される。第2封止部5は、リアクタ1をハウジング3に固定する。本明細書において、第2封止部5がリアクタ1をハウジング3に固定するとは、長手方向においてリアクタ1が第2封止部5によって位置決めされていることを意味する。本実施形態では、リアクタ1の第2端部1bが長手方向において第2封止部5によって位置決めされている。第2封止部5は、リアクタ1の側面S3とハウジング3の内面T1とに接続される。
第2封止部5の第2空間P2側は高温の液体燃料や水蒸気に曝されるため、高温の液体燃料の化学的負荷に対する耐性と水蒸気に対する耐性とが第2封止部5の構成材料には求められる。第2封止部5の構成材料としては、例えば、ガラス、銀ろう、はんだ、無機系接着剤などが挙げられる。或いは、第2封止部5は、耐化学性、耐熱性及び耐水蒸気性を有するゴム又はエラストマー(例えば、フッ素ゴム、EPDMゴムなど)によって構成することもできる。ただし、第2封止部5の構成材料として、耐化学性、耐熱性及び耐水蒸気性を有さないゴム類やプラスチックは適していない。
流れ止め部6は、環状に形成される。流れ止め部6は、リアクタ1とハウジング3との間に配置される。流れ止め部6は、第3空間P3と第4空間P4との間に配置される。流れ止め部6は、第3空間P3から第4空間P4へ掃引ガスが流れることを抑制する。ただし、流れ止め部6は、掃引ガスの流れを抑えることができればよく、リアクタ1とハウジング3との間を密封していなくてよい。流れ止め部6は、例えば膨張黒鉛、ゴム、樹脂などによって構成することができる。
3.第2実施形態
次に、第2実施形態に係る分離膜モジュール2bについて説明する。図6は、分離膜モジュール2bの透視側面図である。本実施形態に係る分離膜モジュール2bは、第1封止部の構成において第1実施形態に係る分離膜モジュール2と相違する。従って、以下においては、当該相違点について主に説明する。
なお、本実施形態では、ハウジング3の熱膨張係数がリアクタ1の熱膨張係数より大きい場合が想定されている。
図6に示すように、分離膜モジュール2bは、環状の第1封止部8を備える。
第1封止部8は、ハウジング3とリアクタ1の第1端部1aとの間を封止する。第1封止部8は、リアクタ1の第1端部1aを保持する。第1封止部8は、固定部8aと、当接部8bとを有する。固定部8aは本発明に係る「第2固定部」の一例であり、当接部8bは本発明に係る「当接部」の一例である。
固定部8aは、環状に形成される。固定部8aは、ハウジング3の内面T1に固定される。固定部8aは、ハウジング3の内面T1から突出するように配置される。固定部8aは、ハウジング3と同種の材料によることが望ましいが固定部として機能する限りこれに限定されない。
固定部8aは、リアクタ1の側面S3と対向する傾斜面T2を有する。傾斜面T2は、側面S3に対して傾斜している。具体的には、傾斜面T2と側面S3との間隔は、リアクタ1の第1端面S1側に向かうほど大きくなっている。
当接部8bは、環状に形成される。当接部8bは、リアクタ1の側面S3に取り付けられる。当接部8bは、固定部8aの傾斜面T2と当接する。当接部8bは、固定部8aとリアクタ1の側面S3との間に挟まれる。
従って、分離膜モジュール2bの作動開始時、ハウジング3の熱膨張係数がリアクタ1の熱膨張係数より大きいことに起因してハウジング3が長手方向に伸長すると、それに応じて当接部8bは固定部8aの傾斜面T2に押し付けられる。従って、第1封止部8による保持性及び封止性を維持したままハウジング3の伸縮に対応できるため、リアクタ1及び第1封止部8に応力がかかって損傷することを抑制できる。
4.第3実施形態
次に、第3実施形態に係る分離膜モジュール2cについて説明する。図7は、分離膜モジュール2cの透視側面図である。本実施形態に係る分離膜モジュール2cは、第1封止部の構成において第1実施形態に係る分離膜モジュール2と相違する。従って、以下においては、当該相違点について主に説明する。
なお、本実施形態では、リアクタ1の熱膨張係数がハウジング3の熱膨張係数より大きい場合が想定されている。
図7に示すように、分離膜モジュール2cは、環状の第1封止部9を備える。
第1封止部9は、ハウジング3とリアクタ1の第1端部1aとの間を封止する。第1封止部9は、リアクタ1の第1端部1aを保持する。第1封止部9は、固定部9aと、当接部9bとを有する。固定部9aは本発明に係る「第3固定部」の一例であり、当接部9bは本発明に係る「第2当接部」の一例である。
固定部9aは、環状に形成される。固定部9aは、ハウジング3の内面T1に固定される。固定部9aは、ハウジング3の内面T1から突出するように配置される。固定部9aは、ハウジング3と同種の材料によることが望ましいが固定部として機能する限りこれに限定されない。
固定部9aは、リアクタ1の側面S3と対向する傾斜面T3を有する。傾斜面T3は、側面S3に対して傾斜している。具体的には、傾斜面T3と側面S3との間隔は、リアクタ1の第1端面S1側に向かうほど小さくなっている。
当接部9bは、環状に形成される。当接部9bは、リアクタ1の側面S3に取り付けられる。当接部9bは、固定部9aの傾斜面T3と当接する。当接部9bは、固定部9aとリアクタ1の側面S3との間に挟まれる。
従って、分離膜モジュール2cの作動開始時、リアクタ1の熱膨張係数がハウジング3の熱膨張係数より大きいことに起因してリアクタ1が長手方向に伸長すると、それに応じて当接部9bは固定部9aの傾斜面T3に押し付けられる。従って、第1封止部9による保持性及び封止性を維持したままハウジング3の伸縮に対応できるため、リアクタ1及び第1封止部9に応力がかかって損傷することを抑制できる。
(実施形態の変形例)
以上、本発明の第1乃至第3実施形態について説明したが、本発明は第1乃至第3実施形態に限定されるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。
(変形例1)
上記第1乃至第3実施形態では、分離膜モジュールがリアクタを備える場合について説明したが、分離膜モジュールはリアクタの代わりに、混合流体から所定成分を分離するために用いられる分離フィルタを備えていてもよい。分離フィルタは、分離膜30の代わりに、所望成分を透過させる分離膜を有する点、及び、触媒20を備えていない点を除けば、上記第1乃至第3実施形態で説明したリアクタ1と同じ構成を有する。分離フィルタでは、第1流路11に混合流体が供給される。混合流体に含まれる所定成分は、分離膜を透過して第2流路12に流入する。混合流体から所定成分を除いた残成分は、第1流路11から流出する。
なお、分離膜モジュールが分離フィルタを備える場合には、反応熱が生じず温度コントロールを行う必要性が低いため、掃引ガス排出口3d側を掃引ガス供給口3c側よりも減圧させることによって、掃引ガスを用いることなく、分離膜を透過した成分を掃引ガス排出口3dから排出させることができる。
(変形例2)
上記第1乃至第3実施形態において、分離膜30は、原料ガスから液体燃料への転化反応の生成物の一つである水蒸気を透過させることとしたが、これに限られない。分離膜30は、原料ガスから液体燃料への転化反応によって生成される液体燃料自体を透過させてもよい。この場合においても、上記式(1)の反応平衡を生成物側にシフトさせることができる。
また、分離膜30が液体燃料を透過させる場合には、水蒸気が生成されない反応(例えば、2H+CO ⇔ CHOH)によって液体燃料を生成するときにおいても、反応平衡を生成物側にシフトさせることができる。
(変形例3)
図8は、図5に示したリアクタモジュール2の断面図である。図8では、リアクタ1の軸心に垂直な断面が図示されている。
図8に示すように、リアクタ1の内部を流出スリット15が延びる第1延在方向は、掃引ガス排出口3dから外部に排出される掃引ガスの排出方向に対して傾斜又は直交していることが好ましい。具体的には、排出方向に対する第1延在方向の角度θ1は、45度以上135度以下が好ましい。これによって、流出スリット15の両側の開口部から掃引ガス排出口3bまでのガス流れの偏りを抑制できるため、掃引ガスの偏流を抑制できる。
図9は、図5に示したリアクタモジュール2の断面図である。図9では、リアクタ1の軸心に垂直な断面が図示されている。
図9に示すように、リアクタ1の内部を流入スリット14が延びる第2延在方向は、掃引ガス供給口3cから供給される掃引ガスの供給方向に対して傾斜又は直交していることが好ましい。具体的には、供給方向に対する第2延在方向の角度θ2は、45度以上135度以下が好ましい。これによって、掃引ガス供給口3cから流入スリット14の両側の開口部までのガス流れの偏りを抑制できるため、掃引ガスの偏流を抑制できる。
(変形例4)
上記第1乃至第3実施形態では、リアクタ1及びハウジング3それぞれに接続された第2封止部5によってリアクタ1をハウジング3に固定(すなわち、長手方向における位置決め)することとしたが、第2封止部5によるリアクタ1の位置決め構造はこれに限られない。
例えば、図10に示すように、第2封止部5は、フランジ51及びシール部材52によって構成することができる。
フランジ51は、環状部材である。フランジ51は、ハウジング3の液体燃料排出口3bを取り囲むように、ハウジング3の内面T1に取り付けられる。フランジ51は、対向面U1、環状凹部U2及び当接面U3を有する。
対向面U1は、リアクタ1の側面S3と対向する。環状凹部U2は、対向面U1に形成される。環状凹部U2は、シール部材52に当接する第1傾斜面U3及び第2傾斜面U4を含む。第1傾斜面U3は、リアクタ1の側面S3に対して傾斜している。第1傾斜面U3と側面S3との間隔は、リアクタ1の第2端面S2側に向かうほど大きくなっている。第2傾斜面U4は、リアクタ1の側面S3に対して傾斜している。第2傾斜面U4と側面S3との間隔は、リアクタ1の第2端面S2側に向かうほど小さくなっている。
当接面U3は、リアクタ1の第2端面S2に当接する。当接面U3は、環状に形成される。図10に示す位置決め構造では、リアクタ1の第2端面S2が当接面U3に当接することによって、リアクタ1が長手方向において位置決めされている。
シール部材52は、環状に形成される。シール部材52は、リアクタ1のうち第2端部1bの側面S3と、フランジ51のうち環状凹部U2の第1傾斜面U3及び第2傾斜面U4との間に配置される。シール部材52は、リアクタ1とフランジ51との隙間を封止する。シール部材52としては、例えばOリングなどを用いることができる。
また、図11に示すように、第2封止部5は、フランジ61、シール部材62及び押圧部材63によって構成することができる。
フランジ61は、環状部材である。フランジ61は、ハウジング3の液体燃料排出口3bを取り囲むように、ハウジング3の内面T1に取り付けられる。フランジ61は、対向面W1及び当接面W2を有する。
対向面W1は、リアクタ1の側面S3と対向する。当接面W2は、リアクタ1の第2端面S2に当接する。当接面W2は、環状に形成される。図11に示す位置決め構造では、リアクタ1の第2端面S2が当接面W2に当接することによって、リアクタ1が長手方向において位置決めされている。
シール部材62は、環状に形成される。シール部材62は、リアクタ1のうち第2端部1bの側面S3と、フランジ61の対向面W1との間に配置される。シール部材62は、リアクタ1とフランジ61との隙間を封止する。シール部材62は、所謂グランドパッキンである。シール部材62は、例えば膨張黒鉛によって構成することができる。シール部材62は、押圧部材63によって圧縮される。シール部材62のシール性は、押圧部材63の押圧力によって調整することができる。
押圧部材63は、締結部材63aによってフランジ61に固定されている。押圧部材63は、シール部材62を押圧する。押圧部材63の押圧力は、締結部材63aの締め込み量によって適宜調整することができる。
1 リアクタ
2,2a~2c 分離膜モジュール
3 ハウジング
3a 原料ガス供給口
3b 液体燃料排出口
3c 掃引ガス供給口
3d 掃引ガス排出口
5 第2封止部
6 流れ止め部
4,7,8,9 第1封止部
4a 固定部(第1固定部)
4b 弾性部(第1弾性部)
7a 固定部(第2固定部)
7b 当接部(第1当接部)
7c 付勢部
8a 固定部(第3固定部)
8b 当接部(第2当接部)
9a 固定部(第3固定部)
9b 当接部(第2当接部)
10 多孔質支持体
11 第1流路
e1 流入口
e2 流出口
12 第2流路
13 セル
14 流入スリット
d1 流入口
15 流出スリット
d2 排出口
20 触媒
30 分離膜
40 第1シール部
50 第2シール部

Claims (4)

  1. 水素及び酸化炭素を含有する原料ガスから液体燃料への転化反応に用いられ、長手方向に延びるモノリス型のリアクタと、
    前記リアクタを収容するハウジングと、
    前記ハウジングと前記長手方向における前記リアクタの第1端部との間を封止する環状の第1封止部と、
    前記ハウジングと前記長手方向における前記リアクタの第2端部との間を封止する環状の第2封止部と、
    を備え、
    前記第1封止部は、前記リアクタとともに前記長手方向に変形又は移動可能であり、
    前記第2封止部は、前記リアクタを前記ハウジングに固定する、
    分離膜モジュール。
  2. 前記第1封止部は、
    前記ハウジングの内面に固定される環状の第1固定部と、
    前記第1固定部及び前記リアクタの第1端面それぞれに当接する環状の弾性部と、
    を有する、
    請求項1に記載の分離膜モジュール。
  3. 前記第1封止部は、
    前記ハウジングの内面に固定され、前記リアクタの側面と対向する傾斜面を有する環状の第2固定部と、
    前記側面に取り付けられ、前記傾斜面と当接する環状の当接部と、
    を有する、
    請求項1に記載の分離膜モジュール。
  4. 前記リアクタは、
    前記第1端部側の第1端面に形成された前記原料ガスの流入口と、
    前記第2端部側の第2端面に形成された前記液体燃料の流出口と、
    を有する、
    請求項1に記載の分離膜モジュール。
JP2023580102A 2022-02-08 2022-12-22 分離膜モジュール Active JP7483167B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2023212244A JP2024037924A (ja) 2022-02-08 2023-12-15 分離膜モジュール

Applications Claiming Priority (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2022017955 2022-02-08
JP2022017955 2022-02-08
JP2022134438 2022-08-25
JP2022134438 2022-08-25
PCT/JP2022/047357 WO2023153092A1 (ja) 2022-02-08 2022-12-22 分離膜モジュール

Related Child Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2023212244A Division JP2024037924A (ja) 2022-02-08 2023-12-15 分離膜モジュール

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JPWO2023153092A1 JPWO2023153092A1 (ja) 2023-08-17
JPWO2023153092A5 JPWO2023153092A5 (ja) 2024-03-27
JP7483167B2 true JP7483167B2 (ja) 2024-05-14

Family

ID=87564199

Family Applications (2)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2023580102A Active JP7483167B2 (ja) 2022-02-08 2022-12-22 分離膜モジュール
JP2023212244A Pending JP2024037924A (ja) 2022-02-08 2023-12-15 分離膜モジュール

Family Applications After (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2023212244A Pending JP2024037924A (ja) 2022-02-08 2023-12-15 分離膜モジュール

Country Status (2)

Country Link
JP (2) JP7483167B2 (ja)
WO (1) WO2023153092A1 (ja)

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5366712A (en) 1992-02-07 1994-11-22 Enea-Ente Per Le Nuove Tecnologie, L'energia E L'ambiente Ceramic catalytic membrane reactor for the separation of hydrogen and/or isotopes thereof from fluid feeds
JP2001025629A (ja) 1999-07-16 2001-01-30 Nissan Motor Co Ltd ガス分離装置
JP2002187706A (ja) 2000-12-19 2002-07-05 Noritake Co Ltd 高温対応型膜型改質器
WO2015166656A1 (ja) 2014-04-30 2015-11-05 日本特殊陶業株式会社 分離膜構造体、および分離膜構造体モジュール
JP2019156658A (ja) 2018-03-08 2019-09-19 Jfeスチール株式会社 二酸化炭素の再利用方法

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5366712A (en) 1992-02-07 1994-11-22 Enea-Ente Per Le Nuove Tecnologie, L'energia E L'ambiente Ceramic catalytic membrane reactor for the separation of hydrogen and/or isotopes thereof from fluid feeds
JP2001025629A (ja) 1999-07-16 2001-01-30 Nissan Motor Co Ltd ガス分離装置
JP2002187706A (ja) 2000-12-19 2002-07-05 Noritake Co Ltd 高温対応型膜型改質器
WO2015166656A1 (ja) 2014-04-30 2015-11-05 日本特殊陶業株式会社 分離膜構造体、および分離膜構造体モジュール
JP2019156658A (ja) 2018-03-08 2019-09-19 Jfeスチール株式会社 二酸化炭素の再利用方法

Also Published As

Publication number Publication date
WO2023153092A1 (ja) 2023-08-17
JPWO2023153092A1 (ja) 2023-08-17
JP2024037924A (ja) 2024-03-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
AU2005206004A1 (en) Selectively permeable membrane type reactor
US20230372887A1 (en) Liquid fuel synthesis system and liquid fuel synthesis method
KR20200104388A (ko) 수소 정제 장치
JP7483167B2 (ja) 分離膜モジュール
JP7245585B1 (ja) リアクタ及び液体燃料合成方法
EP4302864A1 (en) Reactor module, liquid fuel synthesis method, separation membrane module, and separation method
WO2023162351A1 (ja) 膜モジュール
WO2023153054A1 (ja) リアクタモジュール、液体燃料合成方法、分離膜モジュール及び分離方法
WO2024029569A1 (ja) 分離膜モジュール
WO2024029568A1 (ja) 分離膜モジュール
WO2023162352A1 (ja) リアクタモジュール及び分離膜モジュール
EP4286358A1 (en) Reactor and liquid fuel synthesis method
WO2024029574A1 (ja) 分離膜モジュール
WO2023210804A1 (en) Membrane assembly and separation membrane module
WO2023210803A1 (en) Separation membrane module
WO2023210802A1 (en) Membrane assembly and separation membrane module
WO2023157835A1 (ja) リアクタモジュール
JP2023092991A (ja) リアクタ及び液体燃料合成方法
CN117177803A (zh) 反应器模块、液体燃料合成方法、分离膜模块及分离方法
TW202412924A (zh) 分離膜模組
CN117242048A (zh) 反应器模块、液体燃料合成方法、分离膜模块及分离方法
TW202412925A (zh) 分離膜模組
TW202412923A (zh) 分離膜模組
CN117043129A (zh) 反应器以及液体燃料合成方法
JP7333481B2 (ja) 液体燃料合成システム

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20240111

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20240111

A871 Explanation of circumstances concerning accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A871

Effective date: 20240228

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20240416

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20240430

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7483167

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150