JP2003073492A - 発泡性樹脂組成物及びその用途 - Google Patents

発泡性樹脂組成物及びその用途

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 無機充填剤を大量に充填しながらも、良好な
発泡特性を有するポリオレフィン発泡体を提供する。 【解決手段】(A)190℃、21.18Nの荷重で測
定したメルトフローレートが0.5−20g/10mi
nの範囲にあり、かつ、L/D=20、190℃、剪断
速度=36.48s-1の条件下にキャピラリーレオメー
ターで測定したダイスウェル比が1.4以上のポリオレ
フィン系樹脂、(B)無機充填剤、(C)化学発泡剤の
3成分を含有することを特徴とする発泡性樹脂組成物、
及びそれによる発泡体を用いる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、高度の意匠性を持
つポリオレフィン系樹脂(以下、「PO」と略す)から
なるシート状発泡体に関するものであり、例えば壁紙や
床材等の建築内装材を提供するシート状発泡体に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】壁紙や床材等の建築内装材は、従来はポ
リ塩化ビニル(以下、「PVC」と略す)を用い、アゾ
ジカルボンアミド(以下、「ADCA」と略す)や4,
4’−オキシビス(ベンゼンスルホニルヒドラジド)
(以下、「OBSH」と略す)等の作用により発泡させ
たものが主流であった。即ち、ADCAやOBSH等
の、熱分解によって揮発性物質を発生させる化学発泡剤
を含有するPVCのプラスチゾルを紙等のバッキング材
上に塗布し、熱処理して発泡性原反を製造し、更に常圧
下に高温で熱処理して化学発泡剤を分解させ、その際に
発生するガスによって微細なセルからなり、表面が平滑
な発泡体を得るものである。この発泡性は深い立体的意
匠性を付与することに必要である。しかし、PVCによ
る建築内装材は、火災時の発煙性が比較的高いという問
題点があった。
【0003】これに対して、ポリオレフィン系樹脂(以
下、「PO」と略す)に無機充填剤を配合した樹脂組成
物を用い、何等かの方法で発泡させた建築内装材が提案
されている。例えば、無機充填剤を配合したPOの水性
エマルションを基材の上に塗布し、加熱乾燥した後、更
に加熱して発泡させる方法が提案されている。しかし、
この方法では、乾燥工程に時間がかかること、均質な樹
脂組成物の層を得る為には該樹脂組成物層を薄くせざる
を得ないこと、化学発泡剤の効果が薄い為に、低沸点化
合物を熱可塑性樹脂のマイクロカプセル中に封じた高価
な材料が必要であること等の欠点があり、生産性、意匠
性及びコストの面で限界があった。
【0004】そこで、POに無機充填剤を熔融混練した
樹脂組成物を用い、化学発泡剤の作用により発泡させた
建築内装材が提案されている。この際、建築基準法に定
められた難燃性を付与するためには、無機充填剤を大量
に配合する必要がある。しかし、一般に無機充填剤を大
量に配合したPOから化学発泡剤の作用によって常圧下
で高い発泡特性の発泡体を製造することは困難であっ
た。即ち、充填剤の高充填によって、発泡セルは発泡の
過程に於いて破壊されやすくなったり、あるいは発泡セ
ル壁を透過したセル内部のガスの漏洩(所謂、「ガス抜
け」)が発生する等の現象による発泡性阻害が顕著とな
る。
【0005】その為、微細なセルを有し、表面平滑性に
優れ、かつ高い発泡倍率を持つ発泡体を得ることは困難
で、表面の粗面化や発泡倍率が低い等の問題があった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、無機
充填剤が大量に存在しても気泡が安定化されて、高発泡
性を有するPO樹脂組成物、及びそれによる発泡性シー
ト、発泡性原反、これらを発泡処理したもの、更には、
印刷処理あるいはエンボス加工(以下、これらを「意匠
加工」と総称する)を施した発泡シート、発泡原反及び
建築内装材(以下、これらを「成形品」と総称する)を
提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明者等は上記課題に
対して鋭意検討したところ、使用するPOの粘性とダイ
スウェル比とが重要であることを見出し、本発明を完成
するに至った。即ち、本発明の方法によれば、下記
(A)、(B)及び(C)の3成分を含有する高い発泡
特性の発泡性樹脂組成物が得られる。 (A)JIS K 7210の方法に従い、190℃、
21.18Nの荷重で測定したメルトフローレート(以
下、「MFR」と略す)が0.5−20g/10min
の範囲にあり、かつ、L/D=20、190℃、剪断速
度=38.48s -1の条件下にキャピラリーレオメータ
ーで測定したダイスウェル比(以下、「SR」と略す)
が1.4以上のPO、(B)無機充填剤、(C)化学発
泡剤。
【0008】以下、更に詳細に説明する。
【0009】[(A)PO]本発明で用いる(A)成分
のPOとは、オレフィンをモノマーとする重合体であ
り、MFRが0.5−20g/10minの範囲、好ま
しくは0.5−15g/min、SRが1.4以上であ
れば特に限定されない。単一の樹脂でもよいし、複数種
の併用でもよい。(A)成分のMFRが0.5g/10
min未満では、発泡性が低い。MFRが20g/10
minを越えると、破泡が著しくなって発泡性が低くな
る。一方、(A)成分のSRが1.4未満では、破泡が
著しく、発泡性が低い。SRの上限は特に制限されない
が、SRが大きいとMFRが小さくなる傾向があり、M
FRの規定の下限を下回ってしまう可能性が大きく、通
常SRは5以下のものが用いられる。
【0010】ここでいうオレフィンモノマーとは、炭素
−炭素二重結合を有する炭化水素であり、エチレン、プ
ロピレン、ブテン、ペンテン、ヘキセン、ヘプテン、オ
クテン等が例示される。また、これらのモノエン類に限
らず、例えばブタジエン、エチリデンノルボルネン等の
ジエン類も挙げられる。これらのモノエン類、ジエン類
は、構造異性体、炭素−炭素二重結合についての幾何異
性体の全てを含む。
【0011】(A)成分は、単一のモノマーからなるホ
モポリマーでも複数のモノマーからなるコポリマーでも
よい。また、一旦重合で得られたポリマーに他のモノマ
ーを付加させたグラフトコポリマーでもよい。コポリマ
ーのモノマーは、必ずしも全てがオレフィンである必要
はなく、オレフィンをモノマーの一部として用いたもの
であればよい。オレフィン系炭化水素ではないコモノマ
ーとして、脂肪酸ビニル、α,β−不飽和カルボン酸や
その塩、エステル、アミド等の誘導体が例示される。
【0012】これらの樹脂の重合方法は特に限定されな
い。例えばラジカル重合、配位重合、アニオン重合、カ
チオン重合が挙げられる。配位重合としては、チーグラ
ー触媒、チーグラー−ナッタ触媒等や、各種金属錯体触
媒、例えばメタロセン錯体等によるものが例示される。
【0013】上記のMFR及びSRを満たすPOの製法
は特に限定されない。例えば、重合工程での重合度や連
鎖移動の制御、また不飽和結合を複数個有するモノマー
との共重合、一旦重合されたポリマーを、その熱可塑性
を損わぬ程度に緩やかに架橋する等の方法が挙げられ
る。架橋の方法も特に限定されず、ラジカル開始剤を用
いる方法、電離放射線を用いる方法、コモノマー由来の
部分の反応性を活用した方法等が例示される。更には、
架橋反応に関与できる架橋助剤の使用も含まれる。例え
ば、トリアリルイソシアヌラートや(メタ)アクリル酸
アリル等の炭素−炭素二重結合を複数個もつ化合物等で
ある。
【0014】建築内装材としては、柔軟性が要求される
ことも多い。また、製造された発泡性シート、発泡性原
反、発泡シートや発泡原反が反りをもつことも、意匠加
工性や成形品の建築内装材としての施工性の面から好ま
しくないことがある。その様な場合には、結晶化度の低
いPOが好適に使用される。低結晶化度のPOとして
は、エチレンとα−オレフィン、脂肪酸ビニル、(メ
タ)アクリル酸及びその塩やエステル等とのコポリマー
が例示される。エチレン−α−オレフィンコポリマーと
しては、例えば、鎖状低密度ポリエチレン、超低密度ポ
リエチレンと呼ばれているものが含まれ、メタロセン触
媒等によるものも好適な例として挙げられる。脂肪酸ビ
ニル及び(メタ)アクリル酸エステル等としては、酢酸
ビニル、プロピオン酸ビニル、アクリル酸エチル、メタ
アクリル酸メチル等が例示される。これら、エチレン共
重合体の中でも、エチレン−脂肪酸ビニルコポリマー、
エチレン−(メタ)アクリル酸エステルコポリマーが、
柔軟性及び難燃性の高い発泡体を得やすいことから好適
である。エチレン−酢酸ビニルコポリマー(以下、「E
VA」と略す)、エチレン−アクリル酸エチルコポリマ
ー、エチレン−メタアクリル酸メチルコポリマー等が工
業的入手の容易な例である。脂肪酸ビニルや(メタ)ア
クリル酸エステルの含有率には特に限定はない。これら
のコモノマー含有率が高い程、柔軟性に優れ、反りが抑
制され、難燃化が容易となるが、反面、シート成形設備
でのロール剥離性やシートの熱安定性が低くなる傾向も
あるので、実際の用途に応じたコモノマー含有率の樹脂
を選べばよい。
【0015】[(B)無機充填剤]本発明においては、
下地に対する隠蔽性、難燃性付与を目的として(B)無
機充填剤を配合する。(B)成分は単独で用いてもよい
が、複数種を併用してもよい。(A)成分100質量部
に対する(B)成分の配合量は、20−230質量部で
あることが好ましく、更に好ましくは30−200質量
部である。(B)成分の配合量が、20質量部以上であ
れば、下地に対する隠蔽性、難燃性の面で好ましく、2
20質量部以下であれば、発泡性を高くする本発明の効
果が顕著である。
【0016】本発明に用いる無機充填剤としては、水酸
化マグネシウム、水酸化アルミニウム、水酸化カルシウ
ム等の金属水酸化物、シリカ、三酸化二アンチモン、五
酸化二アンチモン、ホウ酸亜鉛、錫酸亜鉛、二酸化チタ
ン等の金属酸化物、硫化亜鉛等の硫化物、ポリ燐酸アン
モニウム、赤燐等の無機燐系物質、硫酸カルシウム、硫
酸バリウム等の金属硫酸塩、炭酸カルシウム、炭酸マグ
ネシウム等の金属炭酸塩が例示される。その他に、ケイ
酸マグネシウム、ケイ酸アルミニウム、アルミノシリケ
ート類、タルク、マイカ、ワラストナイト、シラスバル
ーン、ガラスバルーン、ヒドロキシ錫酸亜鉛等が例示さ
れる。
【0017】特に、板状の充填剤であって、アスペクト
比(直径/厚み比)が2〜10であり、かつ平均粒子径
が2ミクロン以下であるものが、発泡性のよいシートを
与えるのでこのましい。その様な無機充填剤として、水
酸化マグネシウムやMg1-xx(OH)2の化学組成の
化合物がある(ここに、Mは2価の金属イオンであり、
xは0.1以下)。また、水酸化マグネシウム粒子の表
面附近が前記Mg1-xx(OH)2の化学組成の化合物
となっているものもある。
【0018】また、表面を脂肪酸、及び脂肪酸塩、脂肪
酸エステル、脂肪酸アミド等の脂肪酸誘導体、燐酸エス
テル、燐酸エステル塩、シランカップリング剤、チタネ
ートカップリング剤、アルミニウムカップリング剤、メ
ラミン樹脂、フェノール樹脂、エポキシ樹脂、メラミ
ン、メラミンと反応し得る官能基を複数有する化合物で
メラミンを架橋したもの等で処理されたものは、該充填
剤粒子の凝集の抑制、POとの親和性等の面で好まし
い。脂肪酸としては、ステアリン酸、オレイン酸、ラウ
リン酸等が例示され、その誘導体としては、アルカリ金
属塩、ラウロイルリジンの様なアミノ酸のN末端と結合
したものが例示される。シランカップリング剤として
は、3−アミノプロピルトリアルコキシシラン、3−メ
タクリロキシプロピルトリアルコキシシラン、ビニルト
リアルコキシシラン等が例示される。これらの表面処理
の方法については、予め無機充填剤を表面処理した後に
熔融混練するものでも、熔融混練時に無機充填剤と表面
処理剤とを同時に添加するものでもよい。
【0019】[(C)化学発泡剤]本発明に用いる
(C)成分の化学発泡剤は、本発明の発泡性樹脂組成
物、発泡性シート及び発泡性原反を製造する工程では実
質的には分解せず、発泡性シート及び発泡性原反を熱処
理して発泡させる温度では速やかに分解することが必要
である。その代表例としてはADCA、OBSH等の有
機発泡剤、炭酸塩、炭酸水素塩等の無機発泡剤が例示さ
れる。これら化学発泡剤の粒子形状、平均粒径、粒径分
布は特に限定されない。これらは、各々単独で用いても
良いし、併用しても良い。特に、ADCAとOBSHと
を併用すると、ADCAに起因する発泡性シートや発泡
シートの着色が抑制できる。
【0020】発泡特性は(A)成分の種類、(B)、
(C)両成分の種類と量、樹脂組成物や成形品の製造条
件に強く依存するが、(C)成分の配合量は、(A)成
分100質量部に対して0.5−20質量部の範囲であ
ることが好ましく、1〜15質量部の範囲にあれば、高
い発泡性の樹脂組成物が得られるので特に好ましい。
【0021】[(D)発泡助剤]発泡速度を速める為
に、公知の発泡助剤を併用することは好適な実施態様で
ある。発泡助剤については、例えば、技術情報協会編
集:「各種高分子の発泡成形技術」(1993年)に記
載されている。その様な発泡助剤としては、金属酸化
物、有機酸金属塩、亜燐酸塩等の金属化合物、尿素、グ
リセリン、ジエチレングリコール等が例示される。金属
化合物の金属元素としては、亜鉛、バリウム、カルシウ
ム、ホウ素、錫等が例示される。例えば、酸化亜鉛、炭
酸亜鉛、酸化マグネシウム、亜燐酸亜鉛、ジブチル錫マ
レエート、カルシウム系、バリウム系、亜鉛系の脂肪酸
塩が好適な例である。
【0022】特に脂肪酸塩はPOのマトリクスへの親和
性、発泡速度制御効果などが大きいので好ましく、オク
タデカン酸亜鉛、ドデカン酸亜鉛、酢酸亜鉛、オクタデ
カン酸バリウム、オクタデカン酸カルシウム等が挙げら
れる。その配合量は、所望の発泡特性に応じて選定すれ
ばよい。
【0023】また、無機充填剤を多量に充填する場合に
は発泡性が損われることも多いが、(A)、(B)、
(C)成分に加え、下記(Da)、(Db)及び(D
c)成分から選ばれる1種以上を配合することによって
改善できる。
【0024】(Da)下記式(1)で表されるスルホン
酸塩、 (R−X−SO3nM’ (1) [ここに、Rは直鎖状もしくは分岐状の置換されていて
よい飽和若しくは不飽和脂肪族炭化水素の1価の基であ
り、Xは置換されていてよい芳香族炭化水素の2価の基
若しくは直接結合であり、nは自然数であり、M’はn
価の金属である。] (Db)下記式(2)で表される硫酸モノエステル塩、 (R’−X’−O−SO3mM” (2) [ここに、R’、X’、m、M”はそれぞれ式2に於け
るR、X、n、M’と同じ意味である] (Dc)(メタ)アクリル酸アルキル単独重合体及び/
又は共重合体(但し、エチレンとの共重合体を除く)で
あって、質量平均分子量がポリスチレン換算で10万以
下の重合体。
【0025】(Da)及び(Db)の脂肪族炭化水素基
の炭素数、特に限定はなく、M’も限定されない。(D
c)のポリ(メタ)アクリル酸アルキル類とは、アクリ
ル酸もしくはメタアクリル酸のアルキルエステルをモノ
マーとするポリマーである。そのアルキル基について
も、特に限定されない。
【0026】[樹脂組成物の製造方法]本発明の樹脂組
成物を製造する方法は特に限定されない。具体的には、
押出機、バンバリーミキサー、ニーダー、ロール等によ
る混練方法が例示される。その操作条件としては、A成
分のPOが熔融状態になり、かつ、C成分である発泡剤
の分解による発泡が顕著とならないことが望ましい。
【0027】[成形品の製造方法]発泡原反を得る方法
の一つは、上記の方法で製造した樹脂組成物を加工して
発泡性シートとした後、バッキング材や表皮材と貼り合
わせた発泡性原反を製造し、次いで発泡処理を行なうも
のである。もう一つは、同様にして製造した発泡性シー
トを発泡処理によって発泡シートとした後、バッキング
材や表皮材と貼り合わせるものである。発泡性シートを
製造する為の樹脂組成物のシート化方法は特に限定され
ない。即ち、カレンダー成形、インフレーション成形、
押出成形、キャスト成形等が例示される。発泡性シート
製造の温度は、発泡が顕著とならない温度であることが
望ましい。このシート成形の際にバッキング材や表皮材
等との貼合を行なって発泡性原反としてもよい。
【0028】発泡は通常の壁紙製造時に用いられる熱風
式発泡炉あるいは遠赤外線ヒーター等を用いて常圧下で
実施することが出来る。建築内装材に用いる表皮材やバ
ッキング材としては、表面硬度、柔軟性、耐摩耗性等、
それぞれの部材として必要な特性を有するポリマーであ
れば特に限定されない。例えば、壁紙のバッキング材と
しては、水酸化アルミニウムで処理された不燃紙、グア
ニジン類等で含浸処理した難燃紙を用いることができる
が、このような処理のなされていない一般紙を用いるこ
とも出来る。表皮材としては、例えば、ポリオレフィ
ン、含フッ素ポリマー、ポリ(メタ)アクリル酸エステ
ル、ポリシロキサン、エチレン−ビニルアルコール共重
合体等のシート等が例示される。これらの表皮材によっ
て表面の防汚性等を向上させることが可能となる。
【0029】[意匠加工方法]また、建築内装材として
重要な意匠性を与えるために、表面への印刷やエンボス
加工を施すこともできる。印刷は発泡性シート、発泡シ
ート、発泡性原反、発泡原反のいずれにも施すことがで
きる。印刷に先立って、表面の極性を上げる為にコロナ
放電処理やオゾン処理を施すと、印刷適性が向上する。
また、表面にプライマーを塗布する方法を用いると、印
刷適性が更に向上する。
【0030】エンボス加工の一つであるメカニカルエン
ボス加工によって、発泡シート若しくは発泡原反に立体
的意匠性を与えることができる。また、発泡性シート若
しくは発泡性原反に、適切な発泡抑制インクを部分的に
塗布した後に発泡処理すると、該インクの塗布されなか
った部分のみが発泡するので、塗布された部分が凹んだ
立体的意匠性を与えることができる。該発泡抑制インク
としては、次の2成分を含有する溶液若しくは分散液等
が挙げられる。
【0031】(a)(C)成分若しくは(D)成分を併
用した(C)成分の発泡開始温度を上昇させうる化合
物。
【0032】(b)上記化合物を溶解し、かつ(A)成
分に浸透する溶剤。(a)成分としては、トリメリット
酸、マレイン酸、フマル酸、アジピン酸、フタール酸等
の有機酸及びそれらの無水物、ベンゾトリアゾール類等
のアミン等が挙げられる。(C)成分として若しくは
(C)成分の一部としてADCAを用い、(D)成分と
して前記の亜鉛化合物を用いる場合における無水トリメ
リット酸やベンゾトリアゾール類が好適な例として挙げ
られる。また、(b)としては、メチルエチルケトン、
メチルイソブチルケトン等のケトン類、酢酸エチル、酢
酸プロピル、酢酸ブチル等のエステル類、ベンゼン、ト
ルエン、キシレン等の炭化水素が例示される。(b)は
(a)を溶解することが必要であるが、発泡抑制インク
中に(a)の未溶解分が残っていてもよい。
【0033】[他の添加剤]本発明の樹脂組成物や成形
体には、本発明の趣旨を損わない範囲で、上記以外の種
々の添加剤等を添加、塗布することができる。例えば、
樹脂組成物の物性改善の為の変性ポリマー、前記(C)
成分以外の難燃剤、酸化防止剤、光安定剤、架橋剤、帯
電防止剤、抗菌剤、防黴剤、滑剤、顔料等が添加剤の例
として挙げられる。塗布剤としては、接着剤やプライマ
ーが例示される。
【0034】難燃剤としては、燐酸エステル、ホスホナ
ート、ホスフィナート、ホスフィンオキシド、ホスフィ
ト、ホスホニト、ホスフィニト、ホスフィン等の有機燐
系難燃剤、メラミンポリホスファート、ジメラミンポリ
ホスファート等の有機塩基のポリ燐酸塩、有機ハロゲン
化物、メラミン、メラミンシアヌラート、メラミンイソ
シアヌラート等の有機窒素系難燃剤が例示される。
【0035】酸化防止剤としては、ヒンダードフェノー
ル系、ホスフィト系、スルフィド系等のものが例示され
る。光安定剤としては、サリシラート系、ヒドロキシベ
ンゾアート系、2−フェニルベンゾトリアゾール系、ベ
ンゾフェノン系等の光吸収剤やヒンダードアミン系が挙
げられる。架橋剤としては、過酸化物系、アゾ系等が挙
げられる。
【0036】抗菌剤や防黴剤は建築内装材の表面や裏面
での黴や様々な微小生物の発生を抑制する為のもので、
ピリジニウム塩等の四級アンモニウム塩、四級ホスホニ
ウム塩、銀イオンを含んだ化合物や酸化チタン等が例示
される。
【0037】滑剤は熔融混練時やシート成形時における
樹脂組成物の流動性やシート成形性の調整に用いられる
ものであり、各種ワックス類、高級脂肪酸類、高級脂肪
酸アミド類、高級脂肪酸の低級アルコール、芳香族アル
コール、多価アルコール等とのエステル類、高級脂肪族
アルコール類、金属石鹸、燐酸エステル類、亜燐酸エス
テル類等が挙げられる。
【0038】
【実施例】次に、本発明を実施例及び比較例によって説
明するが、本発明はこれらの実施例に限定されるもので
はない。
【0039】実施例及び比較例には以下の原料を用い
た。
【0040】[(A)成分、PO] A1:酢酸ビニル含有率=15%、MFR=1.5g/
10minのEVA(東ソー株式会社製ウルトラセン6
30)100質量部に対して0.008質量部の1,1
−ビス(t−ブチルペルオキシ)−3,3,5−トリメ
チルシクロヘキサン(以下、「BTMCH」と略す)を
150℃に設定した二軸押出機を用いて混練することに
よって、緩やかに架橋したEVA。JIS K 721
0の方法に従い、190℃、21.18Nの荷重で測定
したMFRは1.4g/10minであった。また、L
/D=20、190℃、剪断速度=36.48s-1の条
件下にキャピラリーレオメーターで測定したSRは1.
54であった。MFRおよびSRの測定方法及び測定条
件は、以下のA2〜A10において同じである。
【0041】A2:酢酸ビニル含有率=20%、MFR
=1.5g/10minのEVA(東ソー株式会社製ウ
ルトラセン631)100質量部と0.008質量部の
BTMCHとを150℃に設定した二軸押出機を用いて
混練することによって、緩やかに架橋したEVA。MF
R=1.3g/10min、SR=1.49。
【0042】A3:酢酸ビニル含有率=20%、MFR
=20g/10minのEVA(東ソー株式会社製ウル
トラセン633)100質量部と0.005質量部のB
TMCHとを150℃に設定した二軸押出機を用いて混
練することによって、緩やかに架橋したEVA。MFR
=15.6g/10min、SR=1.51。
【0043】A4:100質量部の東ソ−株式会社製ウ
ルトラセン633と0.015質量部のBTMCHとを
150℃に設定した二軸押出機を用いて混練することに
よって、緩やかに架橋したEVA。MFR=8.5g/
10min、SR=1.54。
【0044】A5:100質量部の東ソー株式会社製ウ
ルトラセン633と0.025質量部のBTMCHとを
150℃に設定した二軸押出機を用いて混練することに
よって、緩やかに架橋したEVA。MFR=1.4g/
10min、SR=1.67。
【0045】A6:酢酸ビニル含有率=26%、MFR
=4.0g/10minのEVA(東ソー株式会社製ウ
ルトラセン634)100質量部と0.02質量部のジ
クミルペルオキシドとを150℃に設定した二軸押出機
を用いて混練することによって、緩やかに架橋したEV
A。MFR=2.8g/10min、SR=1.56。
【0046】A7:100質量部の東ソー株式会社製ウ
ルトラセン634と0.03質量部のジクミルペルオキ
シドとを150℃に設定した二軸押出機を用いて混練す
ることによって、緩やかに架橋したEVA。MFR=
1.3g/10min、SR=1.57。
【0047】A8:酢酸ビニル含有率=25%、MFR
=2.4g/10minのEVA(東ソー株式会社製ウ
ルトラセン635)100質量部と0.02質量部のジ
クミルペルオキシドとを150℃に設定した二軸押出機
を用いて混練することによって、緩やかに架橋したEV
A。MFR=2.0g/10min、SR=1.37。
【0048】A9:100質量部の東ソー株式会社製ウ
ルトラセン635と0.05質量部のジクミルペルオキ
シドとを150℃に設定した二軸押出機を用いて混練す
ることによって、緩やかに架橋したEVA。MFR=
0.3g/10min、SR=1.56。
【0049】A10:酢酸ビニル含有率=20%、MF
R=30g/10min、SR=1.50のEVA(日
本ユニカー株式会社製DQDJ3868)。
【0050】[(B)成分、無機充填剤] B1:表面をステアリン酸ナトリウムで処理した六角板
状水酸化マグネシウム。協和化学工業株式会社製キスマ
5A。
【0051】B2:表面をステアリン酸ナトリウムで処
理した六角板状水酸化アルミニウム。昭和電工株式会社
製ハイジライトH42S。
【0052】B3:表面をステアリン酸で処理した炭酸
カルシウム。日東粉化工業株式会社製NCC2310。
【0053】B4:二酸化チタン。石原産業株式会社製
CR−60。
【0054】[(C)成分、化学発泡剤] C1:ADCA(永和化成工業株式会社製ビニホールA
C#3)。
【0055】C2:OBSH(永和化成工業株式会社製
ネオセルボン)。
【0056】[(D)成分、発泡助剤] D1:オクタデカン酸亜鉛(東京化成工業製、試薬)。
【0057】D2:ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリ
ウム(東京化成工業製、試薬)。
【0058】[試料調製方法及び発泡特性評価方法]1
35℃に設定されたオープンロールで混練することで、
表1に示す処方の発泡性樹脂組成物を調製した。次い
で、この発泡性樹脂組成物から、135℃に設定したオ
ープンロールを用いて、0.1mm厚みの発泡性シート
を作成し、難燃紙と該ロール上で熱融着して、発泡性原
反を得た。この発泡性原反を210℃に設定されたウェ
ルナマチス社製スモールオーブンにて60秒間加熱し
て、発泡原反とした。得られた発泡原反の発泡倍率と発
泡体の状態について、表1に示した。発泡倍率は次式を
用いて求めた値である。
【0059】発泡倍率=[(発泡原反厚み)−(難燃紙
厚み)]/[(発泡性原反厚み)−(難燃紙厚み)] また、発泡状態は、目視観察によるものである。
【0060】[実施例1−7、比較例1−3](B)無
機充填剤、(C)化学発泡剤、(D)発泡助剤を同一に
して、(A)のPOのMFRやSRを変えて評価したと
ころ、表1に示す結果となった。
【0061】(A)のMFRやSRが本発明の要件を満
たしている実施例1−7では、発泡倍率も4倍を超え、
表面が平滑な発泡体であり、しかも、発泡セルも微細で
あった。また、発泡性原反や発泡原反の反りは殆どなか
った。裏面の難燃紙の色相(黄色)は全く透視できなか
った。一方、MFRは本発明の要件を満たすものの、S
Rが1.4以下である比較例1では、発泡セルの破壊に
よるセルの粗大化とそれに起因する表面凹凸が顕著であ
った。SRは本発明の要件を満たすものの、MFRが
0.5以下である比較例2では、発泡が均一に起こら
ず、表面の凹凸が顕著であった。SRは本発明の要件を
満たすものの、MFRが20以上である比較例3では、
発泡倍率が著しく低く、かつ発泡セルの破壊も顕著であ
った。
【0062】[実施例5、8−10](A)成分として
良好な発泡性原反を与えたA5を用いた場合について、
(B)の無機充填剤の量の影響を表1に示す。実施例
5、8及び9の比較から、(A)成分100質量部に対
して無機充填剤が200質量部以下であれば、4倍以上
の発泡倍率で、微細なセルからなり、表面が平滑な良好
な発泡原反が実現できることが明らかである。また、実
施例5及び10の比較から、(A)成分100質量部に
対して無機充填剤が30質量部以上であれば、隠蔽性の
高い発泡原反が得られることが判る。
【0063】[実施例5、11、12](A)成分とし
て良好な発泡性原反を与えたA5を用いた場合につい
て、(C)の化学発泡剤の量の影響を表1に示す。実施
例5、11、12の比較から、(A)成分100質量部
に対して化学発泡剤が1−15の範囲にあれば、4倍以
上の発泡倍率で、微細なセルからなり、表面が平滑な非
常に良好な発泡原反を実現できることが判る。
【0064】[実施例2、13−15](B)の無機充
填剤、(C)の化学発泡剤、(D)の発泡助剤の組成を
変えた系でも、良好な発泡原反を実現できることが、こ
れらの実施例から明らかである。
【0065】
【表1】
【発明の効果】以上述べた様に、特定のMFR及びSR
をもつPOを用いることによって、POに無機充填材を
高充填しても良好な高発泡性を発現できることが明らか
である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) E04F 13/00 E04F 13/00 B Fターム(参考) 4F074 AA16 AA17 AA22 AA23 AA41 AB00 AB05 AC00 AC17 AC24 AG01 BA01 BA13 BA19 BB02 BC04 CA29 CC04X CC04Y CC06X CC08Z CE02 DA02 DA58 DA59 4F100 AA01A AK03A AK03K AK70A AL01A AL05A AR00B AR00C BA03 BA07 BA10B BA10C CA01A CA23A DD07B DJ01A EJ39B EJ41 GB08 HB31B JA06A YY00A 4J002 BB021 BB051 BB061 BB071 BB101 BB111 BB171 BK001 BL011 BN031 DA056 DE076 DE086 DE126 DE136 DE146 DE186 DE236 DG026 DG046 DG056 DH056 DJ006 DJ016 DJ046 DJ056 DK006 DL006 EQ017 EV267 FA016 FA106 FB086 FB105 FB146 FB166 FB236 FB246 FB256 FB266 FD016 FD070 FD130 FD170 FD180 FD320 FD327 GF00 GL00

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】本質的に下記(A)、(B)及び(C)の
    3成分を含有する発泡性樹脂組成物。 (A)JIS K 7210の方法に従い、190℃、
    21.18Nの荷重で測定したメルトフローレートが
    0.5−20g/10minの範囲にあり、かつ、L/
    D=20、190℃、剪断速度=36.48s-1の条件
    下にキャピラリーレオメーターで測定したダイスウェル
    比が1.4以上のポリオレフィン系樹脂、(B)無機充
    填剤、(C)化学発泡剤。
  2. 【請求項2】(A)成分100質量部に対して、(B)
    成分が20−230質量部、(C)成分が0.5−20
    質量部である請求項1に記載の発泡性樹脂組成物。
  3. 【請求項3】(A)成分がエチレン−脂肪酸ビニル共重
    合体、及びエチレン−(メタ)アクリル酸アルキル共重
    合体から選ばれる1種もしくは複数種の混合物である請
    求項1または2に記載の樹脂組成物。
  4. 【請求項4】請求項1〜3に記載の発泡性樹脂組成物か
    らなる発泡性シート。
  5. 【請求項5】請求項4に記載の発泡性シートと表皮材及
    び/又はバッキング材とから構成される発泡性原反。
  6. 【請求項6】請求項5に記載の発泡性原反を熱処理して
    発泡させた発泡原反。
  7. 【請求項7】請求項4に記載の発泡性シートを熱処理に
    よって発泡させた発泡シート。
  8. 【請求項8】請求項7に記載の発泡シートと表皮材及び
    /又はバッキング材とから構成される発泡原反。
  9. 【請求項9】請求項6又は8に記載の発泡原反もしくは
    請求項7に記載の発泡シートで構成され、印刷及び/又
    はエンボス加工が施されたものであることを特徴とする
    建築内装材。
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