JP2003070339A - コンバインにおける収穫量の測定装置 - Google Patents

コンバインにおける収穫量の測定装置

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JP2003070339A JP2001269710A JP2001269710A JP2003070339A JP 2003070339 A JP2003070339 A JP 2003070339A JP 2001269710 A JP2001269710 A JP 2001269710A JP 2001269710 A JP2001269710 A JP 2001269710A JP 2003070339 A JP2003070339 A JP 2003070339A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 籾の収穫量を正確に測定するコンバインにお
ける収穫量の測定装置を提供することを課題としてい
る。 【解決手段】 脱穀部6側から脱穀後の籾を収容する収
容部7に籾を排出する排出経路内に、排出経路内を流通
する籾の量を籾の衝突によって検知する検知部材16を
設け、又は排出部11内を流通する籾の量を籾の遠心力
によって検知する検知部材36を設け、検知部材16又
は36に、籾の衝突力又は遠心力を測定する荷重測定器
17を取り付け、荷重測定器17からの情報によって籾
の収穫量を測定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、圃場内における
コンバインにおける収穫量の測定装置に関する。
【0002】
【従来の技術と発明が解決しようとする課題】従来圃場
における所定場所の収穫量をマップ状に表現する収量マ
ップを作成して、圃場内の収量変動を解析し、圃場内の
所定地点における施肥量を変更する等により、収穫量を
増加させたり、トータルで施肥量を低減させたりする精
密農業が知られている。すなわちこの精密農業により収
穫状況の解析を行う場合は収量マップを作成する必要が
あり、圃場の所定区画での収量を計測する必要がある。
【0003】なお収量マップとして図8に示されるよう
な、圃場aを一定面積で分割し、各区画a1,a2…,
a10,b1,…,j10を穀物の収量に応じた異なる
パターンでハッチングして格子状のマップとしたもの
や、図9に示されるような、圃場における一定の幅を持
った同一の収穫量の地点を線で結んで等高線状のマップ
としたもの等が知られている。
【0004】そして通常は圃場における穀物の収穫はコ
ンバインによって行われるため、コンバインによる作業
を前提とすると、圃場内における所定位置の収穫量を測
定する必要がある。このため従来は脱穀部からグレンタ
ンクに穀粒を排出する揚穀筒の排出部に、籾を衝突させ
るための板を設置し、当該板の歪み量を歪みゲージによ
って測定し、該歪みゲージからのデータにより排出量を
測定して収穫量を演算していた。
【0005】しかし上記歪みゲージは上記板に直接貼付
されており、板の形状の変化に伴い校正値(歪み量と荷
重の関係)が異なり、すなわち板の形状を変更する度に
校正を行う必要がある。一方コンバイン側においては各
機種の排出部に応じて板の形状を変更させる必要があ
る。このためコンバインの各機種において個別に校正を
行う必要があり、各コンバインに容易にオプションとし
て取り付けることができないという欠点があった。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の本発明のコンバインにおける収穫量の測定装置は、脱
穀部6からの脱穀後の籾を収容する収容部7を設けたコ
ンバインにおいて、脱穀部6側から収容部7に籾を排出
する排出経路内に、該排出経路内を流通する籾の量を籾
の衝突によって検知する検知部材16を設け、該検知部
材16側に籾の衝突力を測定する荷重測定器17を取り
付け、該荷重測定器17からの情報に基づいて籾の収穫
量を測定することを第1の特徴としている。
【0007】また脱穀部6からの脱穀後の籾を収容する
収容部7を設け、脱穀部6側から収容部7に籾を排出す
る排出部11を筒状に形成したコンバインにおいて、排
出部11の内周面に、排出部11内を流通する籾の量を
籾の遠心力によって検知する検知部材36を設け、該検
知部材16側に籾の遠心力を測定する荷重測定器17を
取り付け、該荷重測定器17からの情報に基づいて籾の
収穫量を測定することを第2の特徴としている。
【0008】第3に籾の流通経路内に籾の水分を検出す
る水分検出器15を設け、該水分検出器15からの情報
に基づいて籾の収穫量を補正することを特徴としてい
る。
【0009】第4に測定された籾の収穫量を表示する表
示装置28をコンバイン側に設けたことを特徴としてい
る。
【0010】
【発明の実施の形態】図1は圃場内の位置検出装置を備
えたコンバインの正面斜視図であり、クローラ式の走行
装置1上に機体フレーム2が支持されている。そして該
機体フレーム2側に支持されて、前方側に前処理部3
が、前処理部3の後方右側に運転席4が、前処理部3の
後方左側に脱穀部6が、運転席4の後方であって且つ脱
穀部6の右側方には脱穀後の穀粒(籾)を一時的に貯蔵
収容する収容部であるグレンタンク7が設けられて機体
8を構成している。
【0011】本実施形態の前処理部3は刈取条数が3条
であり、先端側に分草用のディバイダ9が設けられてい
る。すなわち刈取り条の穀稈は、各ディバイダ9間の受
入部A1,A2,A3に挿入され、前処理部3によって
3条分同時に刈り取りが行われ、刈り取り穀稈は脱穀部
6によって脱穀処理される。なお所定のディバイダ9に
は、各受入部A1,A2,A3に挿入される先頭の穀稈
の株を検知する株検知センサ10が設けられている。す
なわち株検知センサ10によって検知される株は機体8
の概ね先頭に位置することとなり、当該株の圃場内の位
置が確定するとこの株位置によって機体8の位置を特定
することができる。
【0012】一方脱穀部6とグレンタンク7との間に
は、脱穀部6からグレンタンク7に脱穀後の穀粒を揚上
搬送する筒状の揚穀筒が設けられており、図2(a),
(b)に示されるように、揚穀筒11における穀粒の排
出部分である吐出部12には吐出部12を介してグレン
タンク7に排出される穀粒の量を、穀粒の衝突によって
検知する穀粒センサ13が設けられている。
【0013】なお揚穀筒11は、従来同様先端に上記吐
出部12が取り付けられて、全体で筒状を形成し、らせ
ん軸を中心に回転するらせん板が内装されており、該ら
せん板により螺旋状に搬送される穀粒を、吐出部12内
において回転する跳出板が、吐出部12の吐出口12a
から排出せしめる構造となっている。そして上記穀粒セ
ンサ13は上記吐出口12aの外側にブラケット14を
介して取り付けられている。
【0014】上記穀粒センサ13は、揚穀筒11(吐出
口12a)から排出される穀粒の衝突を穀粒の当接によ
って検知する検知部材である板状の当接板16と、該当
接板16に取り付けられて、穀粒の衝突力を測定する荷
重測定器であるロードセル17とからなり、穀粒の排出
量の増減に比例して当接板16への衝突力が変化するた
め、ロードセル17によって当接板16側の衝突力を測
定することによって穀粒の排出量を測定することができ
る。
【0015】また本実施形態においては、図3に示され
るように当接板16の両端に電極18を設けて穀粒の水
分量を検出する水分測定器である水分センサ15が穀粒
センサ13に一体形成されている。このため当接板16
は、吐出口12aから排出される穀粒を幅一杯に受ける
ことができる程度のサイズとなっており、水分センサ1
5は両電極18間に穀粒が接触する際の抵抗値の変化に
よって穀粒の水分量を測定することができる。
【0016】一方本実施形態のコンバインには圃場内に
位置する機体8の圃場に対する相対位置の検出や穀粒の
水分率,穀粒の収穫量,穀粒の流通量等の測定を行い、
少なくとも測定結果の一部を表示することができる収穫
管理システムが搭載されており、次に該収穫管理システ
ムについて詳細に説明する。
【0017】図4に示されるように、上記運転席4に
は、座席21の前方及び側方に操作パネル22,23が
備えられており、該操作パネル22,23に変速レバー
24やマルチ操作レバー26等が設けられている。そし
て前方の操作パネル(フロント操作パネル)23側に、
上記収穫管理システムを内装した収穫管理ユニット27
が設けられており、該収穫管理ユニット27のモニタ2
8を構成する前面に前述の各表示等を行うことが可能と
なっている。
【0018】上記収穫管理システムは、図5に示される
ように、前述の株検知センサ10や穀粒センサ13及び
水分センサ15からデータが入力される演算制御部29
と、該演算制御部29からの出力を表示するモニタ28
と、各センサからのデータや演算制御部29における演
算結果等を記録する記録部31と、機体8の走行距離を
検出する距離センサ32と、機体8の回転角度を検出す
るジャイロセンサ33と、絶対的な方位を地磁気(北)
に基づいて計測する地磁気方位センサ34と、データ入
力用のタッチパネル(モニタと共用)28を備えてい
る。
【0019】そして各センサの出力は演算制御部29に
入力されている。また演算制御部29,モニタ(タッチ
パネル機構付き)28,記録部31,ジャイロセンサ3
3,地磁気方位センサ34が収穫管理ユニット27に収
容されている。なおジャイロセンサ33と地磁気方位セ
ンサ34は従来公知のセンサであるため、詳細な説明は
割愛する。
【0020】このとき上記距離センサは、走行装置1用
のミッションケース(図示せず)における走行装置1の
駆動軸又は該駆動軸と一体的に変速される軸の回転数を
測定する回転センサからなり、株検知センサ10は、株
に当接するとONとなるデジタルセンサ(ポテンショメ
ータ)からなり、両センサとも収穫管理ユニット27外
に設けられる。
【0021】そして演算制御部29内には、上記穀粒セ
ンサ13からの情報からリアルタイムの穀粒の排出量
(例えば1秒間当たりに流通する穀粒の流通重量)を演
算する流量計測システムと、上記穀粒の排出量に基づい
てリアルタイムに予測される10アール(a)当たりの
予測収穫量を演算する収穫予測システムと、水分センサ
15からの情報からリアルタイムの穀粒の水分率を演算
する水分率計測システムと、上記距離センサ32,ジャ
イロセンサ33,地磁気方位センサ34,株検知センサ
10からの情報と後述するように入力される圃場の情報
(圃場条件)及び圃場への植え付け条件等からの情報に
よって圃場内の機体8の相対位置を測定する位置検出シ
ステムと、上記穀粒の排出量から穀粒収穫量を演算して
積算する収穫量測定システムとを備えている。
【0022】まず水分率計測システムについて説明す
る。水分率計測システムは穀粒の電気抵抗が水分量に応
じて変化することから、水分センサ15により両電極1
8間の穀粒の抵抗値を測定し、該抵抗値を水分率に置き
換え演算するものである。そして演算結果をパーセント
(%)で図6に示されるようにモニタ28に表示するこ
とができる。
【0023】次に流量計測システムについて説明する。
該流量計測システムは穀粒センサ13からの衝突力を穀
粒の重量に換算し、この換算された重量を水分率によっ
て補正し、単位時間当たりの穀粒の重量(補正後)を演
算してこの演算結果を穀粒の排出量とするものである。
そして演算結果(穀粒の排出量)を単位時間(秒)当た
りの穀粒の流通重量として図6に示されるようにモニタ
28に表示することができる。
【0024】次に収穫予測システムについて説明する。
演算制御部29には回転センサ(距離センサ32)から
車軸の回転数が入力されており、このデータから通常の
速度計へのデータと同様に機体8の走行速度を演算す
る。そして穀粒の流通重量×1000/走行速度×作業
幅によってリアルタイムの予測収穫量を演算する。そし
て演算結果(予測収穫量)を図6に示されるようにモニ
タ28に表示することができる。なお作業幅はコンバイ
ンの作業幅であり、本実施形態の場合3条分の幅であ
る。
【0025】次に位置検出システムについて例を挙げて
説明する。演算制御部29側にはタッチパネル(モニ
タ)28から、圃場の情報(圃場が特定される圃場自体
の個別情報)として圃場の縦横の実サイズ,向き(東西
南北)等を、植え付け条件として植え付け条数,条間距
離,1条の植え付け株数,株間距離等を、作業条件とし
て機体8の圃場への進入位置等を入力することができる
ように構成されており、上記各情報がオペレータから入
力されているとする。
【0026】また図7は圃場20の平面イメージ図であ
り、機体8が図7における左端A地点から圃場に進入す
るものとする(この情報はタッチパネルから入力される
ものとする)。この圃場の場合横方向(X方向)が田植
え方向となっており、コンバインは機体8がX方向に進
行している際に刈り取り作業を行う。なお図7内の矢印
25は機体8の走行軌跡をあらわす。
【0027】位置検出システムは、圃場入場時点を0と
して走行時間に対する機体8の走行距離を距離センサ3
2からの情報により演算して作業終了まで積算する。な
お走行距離は、圃場と走行装置1(クローラ)とのスリ
ップ等がない理想的な条件での駆動軸の1回転当たりの
機体の計算上の走行距離と回転数と回転時間とから従来
同様演算され、このため圃場と走行装置1(クローラ)
とのスリップ等により実際の走行距離との間には従来同
様の誤差が発生する。
【0028】また刈り取り作業中(X方向への走行中)
は機体8の進行に伴って株検知センサ10が前処理部3
の受入部A1,A2,A3の先頭に位置する株を検知す
るため、位置検出システムはこの株の検知情報から株間
距離に対する走行時間や受入部A1,A2,A3の先頭
に位置する株が何株目かのカウントデータ等を得る。さ
らに株検知センサ10は各受入部A1,A2,A3に設
けられているため、位置検出システムは株検知センサ1
0から作業条数のデータも得る。
【0029】その他また機体の走行方向のデータがジャ
イロセンサ33及び地磁気方位センサ34から演算制御
部29に入力されるため、位置検出システムは機体8の
圃場入場時点を基準(0)として、機体8の走行時間に
対する走行方向のデータを作業終了まで積算する。
【0030】そして位置検出システムは、上記積算走行
距離のデータと積算した走行方向のデータにより、走行
時間を基準とすることによって、機体8の縦方向(Y方
向)及び横方向の走行距離を演算する。そして演算され
た横方向の走行距離と、1条分の株数の株間距離から演
算される横方向に走行するべき距離と、株間距離に対す
る走行時間とを突き合わせることによって、クローラの
スリップ率(クローラが圃場等に潜って進まなくなる
率)を演算する。
【0031】またY方向の走行距離は刈り取った条数×
条間によって縦方向に走行するべき距離が演算されるた
め、位置検出システムは、上記ステップ率により横方向
の走行距離を補正するとともに、縦方向の走行距離を縦
方向に走行するべき距離に置き換え、これにより積算さ
れた走行距離を1次補正する。
【0032】さらに本実施形態においては圃場の実サイ
ズ(縦横のサイズ)もデータとして持つため、位置検出
システムは、上記のように1次補正された積算走行距離
と積算した走行方向のデータにより得られる圃場のサイ
ズと上記実サイズとを突き合わせることによって、例え
ば演算サイズを圃場の実サイズ内に収まるように縮小す
るようにして2次補正し、これにより全走行距離をより
正確に演算する。
【0033】そして位置検出システムは、機体8の圃場
進入時を0とした所定の時間経過に、以上のようにして
補正された全走行距離と、積算された走行方向のデータ
とを対応させることによって、圃場内における機体8の
位置を正確に計測する。なお圃場の向きもデータとして
持つため、走行方向の情報もより正確である。
【0034】ただしジャイロセンサ33及び地磁気方位
センサ34の精度が比較的高い場合は、いずれか一方の
センサのみで対応することも可能である。また株検知セ
ンサ10のデータと積算した走行方向のデータとによっ
て、機体8の圃場への進入位置や、圃場における植え付
け方向や、圃場の向きを入力することなく、機体8の圃
場への進入時間を基準とした、機体8の走行方向を比較
的正確に計測することもできる。
【0035】これにより従来のようにGPSを使用する
ことなく安価に比較的正確な機体の位置計測を行うこと
ができる。さらに従来の距離センサとジャイロセンサと
地磁気方位センサのみでの位置計測に比較しても、株数
や株間距離や条数や条間距離等の植付け条件や圃場サイ
ズ等の圃場条件等により、予め比較的正確に決定されて
いる数値に基づいて積算全走行距離の補正が行われるた
め位置計測はより正確である。
【0036】一方前述の収穫量測定システムについて説
明する。前述のように穀粒の排出量が流量計測システム
によってリアルタイムに計測されている。このため収穫
量測定システムは、機体8の圃場入場時点を0として走
行時間に対する穀粒の排出量を積算することによって、
時間軸に対する穀粒の排出量の関数から穀粒収穫量を演
算する。
【0037】すなわち収穫量測定システムによって穀粒
の排出量も機体8の圃場への入場を基準として積算して
計測されているため、機体8の圃場への入場時点からの
走行時間により、機体8の圃場内における所定の位置に
おける穀粒の排出量が計測され、このため圃場の所定位
置の所定面積における穀粒の収穫量を測定することがで
きる。
【0038】すなわち収穫管理ユニット27内におい
て、収穫量測定システムと位置検出システムとが機体8
の走行時間をパラメータとして連係せしめられており、
圃場の所定位置の所定面積における穀粒の収穫量を容易
に測定することができる。
【0039】なお本実施形態においては揚穀筒11から
排出される穀粒の排出量は、水分センサ15に基づく水
分率によって補正されているため、測定される収穫量も
より正確なものとなっている。また記録部に保存され
る、収穫量測定システムによって測定される機体の走行
時間に対する収穫量のデータと、位置検出システムによ
って測定される機体8の走行時間に対する機体8の位置
のデータを所定のメディアによって機体8外に持ち出
し、圃場の所定位置の所定面積における穀粒の収穫量を
機体外において解析することもできる。
【0040】そして上記位置検出システムと収穫量測定
システムとによって、図8や図9に示されるような収量
マップ(従来の技術において説明済み)を容易に、且つ
正確に作成することができ、精密農業用のデータを得る
ことができ、全ての圃場の各部における苗の収穫量が等
しくなるように肥料の施肥量や施肥位置を収量マップに
基づいて決定することにより、収穫量の増加や施肥量の
低減を図ることができる。
【0041】なお本実施形態においては圃場条件や植え
付け条件は、オペレータがタッチパネル(モニタ)28
から手動で入力するように構成されているが、所定の圃
場の圃場条件や植え付け条件をデータベース化して、演
算制御部29側に連係させて設け、オペレータの操作に
よって作業を行う圃場の圃場条件や植え付け条件を呼び
出して、演算制御部29側に入力させることも可能とな
っている。そしてデータベース化する圃場を、当該コン
バインの使用者が使用する圃場とし、使用者等がタッチ
パネル28の操作等によって圃場の条件を入力して、デ
ータベースを構築するように構成すると良い。
【0042】一方収穫管理ユニット27を有さない通常
のコンバインには、速度計が設けられているため、回転
センサを備えている機種は多い。このため本実施形態に
おいては距離センサ32として回転センサを使用してい
るため、回転センサを備えた機種には収穫管理ユニット
27をオプションとして容易に取り付けることができ
る。
【0043】ただし収穫管理ユニット27外に設けられ
るセンサとしては、距離センサ32の他、穀粒センサ1
3,水分センサ15,株検知センサ10があり、穀粒セ
ンサ13,水分センサ15,株検知センサ10は取り付
ける必要がある。しかし本実施形態においては水分セン
サ15が穀粒センサ13に一体的に形成されているた
め、穀粒センサ13を揚穀筒11側に取り付けるのみ
で、穀粒センサ13と水分センサ15の両方が取り付け
られる。
【0044】そして穀粒センサ13が流通する籾の量を
検知する検知部材である当接板16と、当接板16が検
知した流通量を測定する荷重測定器であるロードセル1
7とが別々に構成されているため、穀粒センサ13を当
接板16の交換により様々な機種のコンバインに容易に
対応させて取り付けることができる。
【0045】一方上記穀粒センサ13は当接板16を吐
出口12aに対向させて、排出される穀粒を受け取るよ
うに当接させて、排出量を測定するものであるが、その
他に図10に示されるように、吐出部12の内周面に当
接板36を位置させ、跳出板12bにより、排出時に吐
出部12内を回転せしめられる穀粒を当接板36に当接
させ、この荷重をロードセル17によって計測すること
により、吐出部12内を流通する穀粒の遠心力を測定
し、排出される穀粒の量を測定するように構成しても良
い。
【0046】すなわち当接板36が穀粒の遠心力を検知
する検知部材となっている。なお当接板36は揚穀筒1
1の内周面であれば、どこに取り付けても上記同様に穀
粒の遠心力を検知することができる。
【0047】このように当接板36を揚穀筒12内に収
容することによって、上記のように当接板16を吐出口
12aに対向させて設ける場合に発生する可能性がある
当接板36による穀粒の吐出部12からの排出の妨げが
発生せず、穀粒の分散の悪化が防止される。
【0048】またグレンタンク7の開閉を当接板やロー
ドセルが妨げることもなく、さらにグレンタンク7の開
閉により当接板やロードセルとグレンタンク7側とが当
接することがないため、グレンタンク7の開閉により当
接板やロードセルが破損されることや、当接板の位置や
角度が歪むことにより測定値が狂う等の不都合が防止さ
れ、より安定した測定が行われる。
【0049】
【発明の効果】以上のように構成される本発明の構造に
よれば、籾の流通量をロードセル等の荷重測定器によっ
て測定するため、収穫量を比較的正確に解析することが
できる他、検知部材を変更しても校正を取り直す必要が
無く、流通する籾の量を検知する検知部材と、検知部材
が検知した流通量を測定する荷重測定器とを別々に構成
することができ、検知部材の交換により様々な機種のコ
ンバインに容易に対応させて取り付けることができると
いう効果がある。
【0050】特に排出部の内周面に、排出部内を流通す
る籾の量を籾の遠心力によって検知する検知部材を設け
ることにより、検知部材が排出部内に収容され、検知部
材側が籾の排出を妨げることが無く、籾の分散が悪化す
ることを防止することができる他、検知部材や荷重測定
器が収容部の開閉を妨げることも防止され、さらに収容
部の開閉により検知部材側と収容部側とが当接して、検
知部材や荷重測定器を破損したり、測定値が狂う等の不
都合を防止することもでき、より安定した測定を行うこ
とができる。
【0051】また水分検出器を設けて籾の水分を検出す
ることによって、籾の水分率に応じて籾の収穫量を補正
することができ、より正確な収穫量を測定することがで
きる。そして測定された籾の収穫量を表示する表示装置
をコンバイン側に設けることによって作業者が籾の収穫
量をリアルタイムに見ることができるという利点があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】コンバインの正面斜視図である。
【図2】(a)は揚穀筒の平面図、(b)は揚穀筒の側
面図である。
【図3】水分センサを有した穀粒センサの側面図であ
る。
【図4】運転席部分の斜視図である。
【図5】収穫管理システムのブロック図である。
【図6】モニタの表示例である。
【図7】コンバインの作業状態をモデル化して示した圃
場の平面モデル図である。
【図8】格子状の収量マップである。
【図9】等高線状の収量マップである。
【図10】(a),(b)は穀粒センサを吐出部の内周
面に取り付けた揚穀筒の平面透視図及び側面図である。
【符号の説明】
6 脱穀部 7 グレンタンク(収容部) 16 当接板(検知部材) 17 ロードセル(荷重測定器) 11 揚穀筒(排出部) 36 当接板(検知部材) 15 水分センサ(水分検出器) 28 モニタ(表示装置)
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Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 脱穀部(6)からの脱穀後の籾を収容す
    る収容部(7)を設けたコンバインにおいて、脱穀部
    (6)側から収容部(7)に籾を排出する排出経路内
    に、該排出経路内を流通する籾の量を籾の衝突によって
    検知する検知部材(16)を設け、該検知部材(16)
    側に籾の衝突力を測定する荷重測定器(17)を取り付
    け、該荷重測定器(17)からの情報に基づいて籾の収
    穫量を測定するコンバインにおける収穫量の測定装置。
  2. 【請求項2】 脱穀部(6)からの脱穀後の籾を収容す
    る収容部(7)を設け、脱穀部(6)側から収容部
    (7)に籾を排出する排出部(11)を筒状に形成した
    コンバインにおいて、排出部(11)の内周面に、排出
    部(11)内を流通する籾の量を籾の遠心力によって検
    知する検知部材(36)を設け、該検知部材(16)側
    に籾の遠心力を測定する荷重測定器(17)を取り付
    け、該荷重測定器(17)からの情報に基づいて籾の収
    穫量を測定するコンバインにおける収穫量の測定装置。
  3. 【請求項3】 籾の流通経路内に籾の水分を検出する水
    分センサ(15)を設け、該水分検出器(15)からの
    情報に基づいて籾の収穫量を補正する請求項1又は2の
    コンバインにおける収穫量の測定装置。
  4. 【請求項4】 測定された籾の収穫量を表示する表示装
    置(28)をコンバイン側に設けた請求項1又は2又は
    3のコンバインにおける収穫量の測定装置。
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