JP2018102210A - コンバイン - Google Patents

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【課題】吐出部を小型化することができると共に検出板と案内側壁との隙間に侵入した藁屑や埃等を容易に排出することができるコンバインを提供する。【解決手段】脱穀された穀粒を揚送する螺旋板の終端部に設けられて螺旋板と一体で回転する回転体と、回転体により飛散される穀粒を案内する案内側壁43と、案内側壁43に形成された検出孔に配置され、回転体により飛散される穀粒が当接する検出板と、案内側壁43から外方に突出して配置され、検出板の変位を検出する検出器57と、検出器57の上方を覆う覆い部49gを有し、少なくとも下方が開口している保護部49と、を備え、案内側壁43と検出板との隙間から進入した藁屑や埃等を開口49fから排出可能とした。【選択図】図6

Description

本発明は、脱穀された穀粒等を搬送する搬送路を備えたコンバインに関し、詳しくは搬送された穀粒等の搬送量を検出する検出手段に関する。
一般に、コンバインは、刈取られた穀稈を脱穀し、脱穀された穀粒を搬送してグレンタンクに貯留する。従来、特許文献1に示すように、搬送部により搬送された穀粒を吐出する吐出部に穀粒が接触する検出板を配置し、穀粒等から検出板が受ける衝突力をセンサで検出可能としたコンバインが提案されている。
特許第4280149号公報
しかしながら、上記特許文献1に記載のものは、吐出部の壁面と検出板との隙間に侵入した藁屑や埃等を排出する排出経路が設けられており、吐出部の構造が複雑化すると共に吐出部が大型化する要因となっていた。また、吐出部の壁面と検出板との隙間に侵入した藁屑や埃等の排出が滞ると、検出板の動作不良やセンサの故障の原因となり、安定した検出結果を得ることが難しかった。
そこで、本発明は、吐出部を小型化することができると共に吐出部の壁面と検出板との隙間に侵入した藁屑や埃等を容易に排出することができるコンバインを提供することを目的とするものである。
本発明は、刈取られた穀稈を脱穀する脱穀部(7)と、揚穀筒(31)内に配置されて脱穀された穀粒を搬送する螺旋板(36)と、該螺旋板(36)の終端部に設けられて該螺旋板(36)と一体で回転する回転体(47)と、該回転体(47)により飛散される穀粒を案内する案内側壁(43)と、を備えたコンバイン(1)において、
前記案内側壁(43)に形成された検出孔(43c)に配置され、前記回転体(47)により飛散される穀粒が当接する検出板(50)と、
前記案内側壁(43)から外方に突出して配置され、前記検出板(50)の変位を検出する検出器(57)と、
前記検出器(57)の上方を覆う覆い部(49g)を有し、少なくとも下方が開口している保護部(49)と、を備えてなる、
ことを特徴とする。
例えば図5、図6及び図7を参照して、前記保護部(49)は前記案内側壁(43)に取り付けられ、前記検出器(57)は前記保護部(49)に取り付けられてなる。
例えば図5、図6及び図7を参照して、前記保護部(49)は、前記案内側壁(43)に固定されて前記検出器(57)を覆う有底筒状のカバー(49)からなり、
前記カバー(49)の両側部及び下部にそれぞれ開口部(49e、49f)を形成し、該下部の開口部(49f)が前記開口(49f)を形成し、前記開口部(49e、49f)以外の前記カバー(49)が前記覆い部(49g)である。
なお、上述カッコ内の符号は、図面と対照するためのものであるが、何ら本発明の構成を限定するものではない。
請求項1に係る本発明によると、案内側壁から外方に突出して配置されている検出器を、下方が開口している保護部で保護しているので、案内側壁と検出板との隙間に侵入した藁屑や埃等を排出する別途の排出経路を設ける必要が無く、吐出部の小型化や構造の簡略化によりコストを削減することができる。また、雨等による検出器の水濡れを防ぐことができると共に、案内側壁と検出板との隙間に侵入した藁屑や埃等を保護部の下方へ容易に排出可能とし、安定した検出精度を得ることができる。
請求項2に係る本発明によると、保護部は案内側壁に取り付けられ、検出器は、保護部に取り付けられているので、別途の検出器の固定部材を設ける必要が無く、部品点数の削減や構造の簡略化によりコストの削減をすることができる。また、藁屑や埃等の排出を遮る物が少ないため、案内側壁と検出板との隙間に侵入した藁屑や埃等を保護部の下方へ容易に排出可能とし、安定した検出精度を得ることができる。
請求項3に係る本発明によると、保護部は、検出器を覆う有底筒状のカバーからなり、カバーの両側部及び下部に開口部が形成されているので、カバーの内部における通風性が向上し、案内側壁と検出板との隙間に侵入した藁屑や埃等を保護部の下方へ容易に排出可能とし、安定した検出精度を得ることができる。また、両側部の開口部を貫通して検出器から検出信号を外部へ出力するケーブルを配置することができるので、カバーは別途の穴加工等が不要であると共に、両側部のいずれの開口部を貫通するか選択することによりケーブルの引き出し方向が選択可能となり、多様なレイアウトに対応することができる。
本発明を適用し得るコンバインを示す側面図。 コンバインの平面図。 穀稈の搬送経路を示す概略図。 揚穀吐出部を示す側面図。 図4に示す天板に垂直な方向Aからの斜視図で、(a)は天板が取り付けられた状態を示す図、(b)は天板が取り外された状態を示す図。 検出板に垂直な方向から見た揚穀吐出部を示す斜視図。 流量センサを示す拡大図で、(a)は図6の拡大図、(b)は(a)を検出面側から見た流量センサの斜視図、(c)は(b)の右方側から見た流量センサの斜視図、(d)は(a)のA−A断面図。
<全体構成>
以下、図面に沿って、本発明の実施の形態について説明する。図1、図2及び図3に示すように、本実施の形態に係る自脱型のコンバイン1は、左右一対のクローラ走行装置2によって支持された機体3を有しており、機体3の前部には、穀稈を刈取ると共に、刈取った穀稈を後方へと搬送する刈取搬送部5が昇降可能に設けられている。また、刈取搬送部5の後方には、刈取搬送部5によって搬送された穀稈を更に後方へ搬送するフィードチェン6、フィードチェン6によって搬送された穀稈を脱穀する脱穀部7及び排稈を処理するための後処理部9が設けられていると共に、脱穀部7の下方には、脱穀部7の受網22から漏下した穀粒と夾雑物との混合物である被選別物とを選別する選別部10が設けられている。
刈取搬送部5の側方には、作業者が着座してコンバイン1を運転操作する運転部11が設けられていると共に、運転部11の後方かつ脱穀部7の側方には、上記選別部10によって選別された穀粒を貯留する箱状のグレンタンク12が配置されている。グレンタンク12に貯留された穀粒は、排出オーガ13によって機体3外に排出されるよう構成されている。刈取搬送部5は、その前部に複数設けられて穀稈を分草するデバイダ15、デバイダ15の後方で分草された穀稈を引起す引起装置16、穀稈を刈取るレシプロ式の図示しない刈刃を有する刈取部17、及び刈取部17によって刈取られた穀稈を搬送してフィードチェン6に受け渡す穀稈搬送装置19、などを有して構成されている。
<脱穀部>
また、刈取搬送部5によって刈取られた穀稈を脱穀する脱穀部7は、扱室20内に回転可能に支持された円筒状の扱胴21と、その下方に設けられた受網22と、から構成されており、扱胴21と受網22との間で穀稈の穂先が扱胴21の円筒面に複数設けられた扱歯21aにより扱がれることにより脱穀されるように構成されている。上記脱穀部7の下方に配設された選別部10は、機体3の前後方向に揺動して穀粒の揺動選別を行う揺動選別装置25と、排塵が選別される排塵選別室26と、排塵選別室26内に選別風を送風する唐箕ファン27と、排塵選別室26内から排塵を吸引する排塵ファン29とを有している。
揺動選別装置25は、機体3の前後方向に揺動する揺動流板23と、揺動流板23の後方に連設されたチャフシーブ30と、チャフシーブ30の下方において前後方向の揺動及び選別風によって篩選別をするグレンシーブ34とを備えている。チャフシーブ30は開度を調節可能な多数の選別フィン30aを備え、選別フィン30aの開度及び選別風の通風量を調節することによって、被選別物の漏下量を調節可能に構成されている。揺動選別装置25及び唐箕ファン27によって選別されて漏下した穀粒は、1番螺旋32を介して円筒状の揚穀筒31と、揚穀筒31内に設けられて、揚穀筒31の中心と略一致する図4に示す揚穀螺旋軸31aを中心として回転する螺旋板としての揚穀螺旋板36と、によって揚上搬送され、揚穀筒31の上端に設けられている揚穀吐出部40からグレンタンク12内に吐出されて貯留される。また、選別されずに選別風により後方へ送られた被選別物は2番螺旋33を介して円筒状の還元筒35と、還元筒35内に設けられて回転する図示しない還元螺旋板と、によって揚上搬送され、還元筒35の上端に設けられている還元吐出部39から揺動選別装置25内に還流されるように構成されている。
<揚穀吐出部>
次いで、本発明の要部である揚穀吐出部40について、図4から図7に沿って説明する。揚穀吐出部40は、揚穀螺旋板36の終端部に設けられて、図5に示す方向Bへ揚穀螺旋板36と一体で回転する回転体としての跳出板47、及び跳出板47を覆う箱状の筐体45を有する。筐体45は、跳出板47の上方かつ揚穀螺旋軸31aに対して略垂直に配置されている平面状の天板42、跳出板47の下方かつ天板42に対向するように配置されている平面状の底板41、及び底板41と天板42とを接続して揚穀螺旋軸31aと平行に形成されている案内側壁43を有する。天板42及び底板41は、それぞれ跳出板47の上端及び下端と所定の隙間を形成して隣接するように配置されている。
底板41には揚穀筒31の内径と略同径の連通口41bが形成されて揚穀筒31の内部と筐体45の内部とが連通すると共に、案内側壁43の一部は開放して吐出口46が形成されて揚穀筒31の内部とグレンタンク12の内部とが連通している。ここで、筐体45において、跳出板47に近い側を内方又は内面とし、跳出板47から遠い側を外方又は外面とし、以下、同様とする。案内側壁43は、回転する跳出板47の先端に近接し、揚穀筒31と同心で揚穀筒31の内径より大きな略半円筒状に形成されている半円筒板43a、及び半円筒板43aの下流端と緩やかに接続する平面状の案内板43bを有して、天板42に対する垂直方向である図4に示す方向Aから視た際に略J字状となるように形成されており、筐体45内に到達した穀粒は跳出板47の回転により飛散される。ここで、上流又は下流とは、案内側壁43による穀粒のガイド方向における上流又は下流を意味し、以下、同様とする。
案内板43bの上流端近傍には、円形の検出孔43cが形成されており、検出孔43cと略同心の円形で検出孔43cと所定の隙間を形成し、跳出板47により飛散される穀粒が当接する検出面50aを有する検出板50が配置されている。検出面50aは、案内板43bの内面と略同一平面上となるように配置されている。また、検出板50は、案内板43bの外方に突出して配置されて搬送される穀粒の量を検出する流量センサ56に接続されている。
流量センサ56は、図示しないひずみゲージを備える検出器としてのロードセル57及びロードセル57を覆って保護する保護部としてのカバー49を有する。カバー49は、金属板をプレス加工することにより有底筒状に一体成型され、案内板43bの内方からカバーボルト55により固定されるブラケット49cと、カバー49の両側部及び下部に形成されている開口部49e、49fと、ブラケット49cの外方に突設されているロードセル57の、開口部49e、49f以外の上部や底部を覆う覆い部49gと、を有する。ロードセル57は、ブラケット49cと略平行に設けられている覆い部49gの底部に外方からロードセルボルト54により固定されている。ブラケット49cは平面板状の略正方形で4隅にカバーボルト55を取り付ける穴が形成されている。覆い部49gの側壁は、ブラケット49cに対して略垂直に立設されており、図7(a)における左方に形成されている開口部49eを貫通してロードセル57へ電源を供給すると共にロードセル57からの電気信号を出力するケーブル53が配置されている。ロードセル57は、略円筒状のコラム型のロードセルであり、円筒の中心軸が検出面50aに対して略垂直となるように配置されて、検出面50aの略垂直方向への検出板50の変位を検出可能に構成されている。案内側壁43に設けられている検出孔43cと検出板50との隙間は、搬送される穀粒の大きさより十分に小さくかつ検出板50が上記変位をする際に互いに接触しない必要十分な幅となるように形成されている。
ロードセル57を覆い部49gの底部に取り付ける際、ロードセル57と覆い部49gの底部との間に別途適当な厚みのワッシャを挟むことで、案内板43bの内面と検出面50aとの差αを調節することができる。案内板43bの内面と検出面50aとの差αが大きくなると跳出板47により飛散される穀粒が当接しやすくなりロードセル57による穀粒の検出感度が上昇し、案内板43bの内面と検出面50aとの差αが縮小すると跳出板47により飛散される穀粒が当接しにくくなりロードセル57による穀粒の検出感度が低下する。
揚穀筒31と揚穀螺旋板36とにより揚上搬送された穀粒は、底板41の連通口41bを通じて筐体45の内部に搬入され、跳出板47の回転により飛散されて天板42、底板41、案内側壁43及び検出板50に案内され吐出口46からグレンタンク12の内部に吐出される。跳出板47により飛散される穀粒の一部は、案内側壁43に設けられている検出板50に衝突する。検出板50に穀粒が衝突すると、検出板50は検出面50aに対する略垂直方向へ変位し、検出板50の変位はロードセル57のひずみゲージにより電気信号に変換され、ケーブル53により電気信号が入出力の回路を有する図示しない制御部に入力されて、吐出口46から吐出される穀粒の量が測定される。揚穀筒31と揚穀螺旋板36とは、脱穀された穀粒と共に、藁屑や埃等を搬送し、跳出板47は、穀粒と共にこれら藁屑や埃等を飛散する。跳出板47によって飛散された藁屑や埃等の一部は、案内側壁43と検出板50との隙間からカバー49の内部に侵入し、開口部49e、49fからカバー49の外部に排出される。
<本実施の形態の効果>
以上より、本実施の形態は、案内側壁43から外方に突出して配置され、検出板50の変位を検出するロードセル57を、ロードセル57の上方を覆う覆い部49gを有し、少なくとも下方が開口しているカバー49で保護しているので、案内側壁43と検出板50との隙間に侵入した藁屑や埃等を排出する別途の排出経路を設ける必要が無く、揚穀吐出部40の小型化や構造の簡略化によりコストを削減することができる。また、雨等によるロードセル57等の水濡れを防ぐことができると共に、案内板43bと検出板50との隙間に侵入した藁屑や埃等をカバー49の下方へ容易に排出可能とし、安定した検出精度を得ることができる。
また、ロードセル57は、カバー49を介して案内板43bの外方に取り付けられており、別途のロードセル57の固定部材を設ける必要が無く、部品点数の削減や構造の簡略化によりコストの削減をすることができると共に、藁屑や埃等の排出を遮る物が少ないため、案内板43bと検出板50との隙間に侵入した藁屑や埃等をカバー49の下方へ容易に排出可能とし、安定した検出精度を得ることができる。また、カバー49は、ロードセル57を覆うカバー49の両側部及び下部に開口部49e、49fが形成されているので、カバー49の内部における通風性が向上し、案内側壁43と検出板50との隙間に侵入した藁屑や埃等をカバー49の下方へ容易に排出可能とし、安定した検出精度を得ることができる。
また、流量センサ56は、揚穀吐出部40に設けられているので、グレンタンク12内に穀粒を貯留する際の邪魔とならず、グレンタンク12内の空間を有効活用することができ、穀粒の貯留容量を拡大することができる。また、ロードセル57は、コラム型のロードセル57を使用しているので、同容量のビーム型のロードセルに比して、ロードセル57がコンバイン1から受ける振動が穀粒の量の検出結果に与える影響を小さくすることができると共に流量センサ56を小型化することができる。また、検出板50は案内板43bの上流端近傍、即ち揚穀螺旋軸31a方向から視た際の跳出板47の先端の回転軌跡近傍でかつ揚穀螺旋軸31aと略平行に設けられており、検出板50に当接するまでに空気抵抗や互いの衝突により穀粒が減速しにくく、検出板50に対する穀粒の入射角は、例えば検出板50が案内板43bの下流端近傍に配置されている場合と比して大きいので、検出板50に穀粒が比較的強い力で当接することとなり、高い精度で穀粒の量を検出することができる。
また、流量センサ56は、平坦な面に検出孔43c及びカバーボルト55用の穴が4箇所設けられていれば取り付けが可能であり、取り付け構造が比較的単純であるので、本実施の形態とは異なる形状の揚穀吐出部40を有するコンバイン1に容易に流用をすることができる。また、ケーブル53は、複数設けられている開口部49e、49fの少なくともいずれか一つを貫通して配置されているので、ロードセル57とケーブル53との接続部の雨等による水濡れを防ぐことができると共に、いずれの開口部49e、49fを貫通するか選択することによりケーブル53の引き出し方向が選択可能となり、多様なレイアウトに対応することができる。また、覆い部49gの底部とロードセル57との間に別途適当な厚みのワッシャを挟むことで容易にロードセル57の検出感度を調節することができるので、穀粒の種類によらず搬送される穀粒の量の検出精度を維持することができる。また、カバー49は、線対称形に形成されているので、プレス加工を行う際のバランスを取りやすいと共に開口部49e、49fを形成後の絞り加工工程において表裏の正誤を確認する手間が省け、歩留まりを向上することができる。
なお、開口部49eと開口部49fとが一体で形成されて、覆い部49gはロードセル57の上部と底部のみを覆う構成や、上部のみを覆う構成としてもよい。この場合は、藁屑や埃等の排出性能を更に向上することができる。なお、揚穀吐出部40の構成は、上記実施の形態に限られず、そのまま還元吐出部39の構成として採用することが可能である。その場合、揚穀筒31は還元筒35に、揚穀螺旋板36は還元螺旋板に、グレンタンク12は選別部10に読み替えるものとする。なお、流量センサ56は、コラム型のロードセル57を使用したものに限られず、検出板50に衝突する穀粒の量を検出できるものであれば、ビーム型のロードセルや加速度センサ等、他の手段を使用するものでもよい。
なお、上記実施の形態は主に稲を刈取って脱穀する自脱型のコンバイン1について説明したが、これに限られず、多種の穀物を刈取って脱穀する汎用型のコンバインについても適用可能である。なお、制御部はディスクリート回路により形成されていてもよいし、半導体集積回路素子として一体に形成されていてもよい。
1 コンバイン
7 脱穀部
31 揚穀筒
36 螺旋板(揚穀螺旋板)
43 案内側壁
43c 検出孔
47 回転体(跳出板)
49 保護部(カバー)
49e 開口部
49f 開口(開口部)
49g 覆い部
50 検出板
57 検出器(ロードセル)

Claims (3)

  1. 刈取られた穀稈を脱穀する脱穀部と、揚穀筒内に配置されて脱穀された穀粒を搬送する螺旋板と、該螺旋板の終端部に設けられて該螺旋板と一体で回転する回転体と、該回転体により飛散される穀粒を案内する案内側壁と、を備えたコンバインにおいて、
    前記案内側壁に形成された検出孔に配置され、前記回転体により飛散される穀粒が当接する検出板と、
    前記案内側壁から外方に突出して配置され、前記検出板の変位を検出する検出器と、
    前記検出器の上方を覆う覆い部を有し、少なくとも下方が開口している保護部と、を備えてなる、
    ことを特徴とするコンバイン。
  2. 前記保護部は前記案内側壁に取り付けられ、前記検出器は前記保護部に取り付けられてなる、
    請求項1に記載のコンバイン。
  3. 前記保護部は、前記案内側壁に固定されて前記検出器を覆う有底筒状のカバーからなり、
    前記カバーの両側部及び下部にそれぞれ開口部を形成し、該下部の開口部が前記開口を形成し、前記開口部以外の前記カバーが、前記覆い部である、
    請求項1又は2に記載のコンバイン。
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