JP2003055319A - 第2アミンの製造方法 - Google Patents

第2アミンの製造方法

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JP2003055319A JP2002179034A JP2002179034A JP2003055319A JP 2003055319 A JP2003055319 A JP 2003055319A JP 2002179034 A JP2002179034 A JP 2002179034A JP 2002179034 A JP2002179034 A JP 2002179034A JP 2003055319 A JP2003055319 A JP 2003055319A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 高い収率および高い選択率を達成する好まし
い第2アミンの製造方法。 【解決手段】 式(I) 【化1】 [式中、R、RおよびAは明細書中に示されたもの
である]の第2アミンを、水素および元素周期律表の第
VIII族および第IB族の少なくとも一つの原子また
は元素の化合物を含有する触媒の存在下で、式(II) RN−A−NH (II) [式中、R、RおよびAは式Iと同様のものであ
る]の第1アミンを反応させることによって得る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、遷移金属触媒上
で、第1アミンから第2アミンを製造する方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】第1アミンからの第2アミンの製造方法
は自体公知である。従来技術においては、水素下で、か
つ、それぞれの場合において選択された反応条件下で、
好ましい置換基または構造元素を有する第1アミンを、
好ましい第2アミンに変換する。種々の触媒が使用さ
れ、反応中で使用される圧力および温度は極めて広範囲
である。第2アミンのこの合成中においてしばしば生じ
る問題は、好ましい生成物への変換率または選択率が、
しばしば好ましい値を達成しないことである。さらに、
場合によっては高価な貴金属触媒の使用が必要となる。
【0003】ドイツ特許出願公開第3048832号明
細書は、3−ジメチルアミノプロピオニトリル(DMA
PN)または3−ジメチルアミノプロピルアミン(DM
APA)またはDMAPNおよびDMAPAの混合物か
らのアミン、特にビス(3−ジメチルアミノ)プロピル
アミン(ビス−DMAPA)の製造方法に関する。実施
例中では、ビス−DMAPAの選択率 80%が、Ni
−Cu−Cr上で、高い圧力下(173バール)
で、DMAPAの変換率 53%で達成されるが、その
一方で、ビス−DMAPAの選択率 88%は、Co−
Cu−Cr 上で、DMAPA変換率 49%で達
成される。
【0004】ここで、特に変換率が極めて低いことが見
出された。さらに、環境上の理由から、クロム含有触媒
の使用はもはや認められない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、クロ
ム不含触媒を用いて実施することが可能な、第1アミン
からの第2アミンの製造方法を提供することであり、か
つ、この場合、これは、高い収率および高い選択率で好
ましい第2アミンが得られる。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の課題は、式
(I)
【0007】
【化4】
【0008】[式中、R、Rは同一かまたは異なっ
て、かつそれぞれ互いに独立して、炭素原子1〜20個
を有する直鎖または分枝鎖であり、この場合、これは、
置換基としての1〜5個のフェニル基または1個のシク
ロヘキシル基を有していてもよいかまたはR、R
結合されるN原子と一緒になって、さらにN、Oおよび
Sから成る群から選択されたヘテロ原子を含有していて
もよく、かつ、炭素原子1または2個を有する1〜5個
のアルキル基によって置換されていてもよい、3〜7員
の飽和環を形成し、Aは、その鎖中に1〜5個のフェニ
レン基を有していてもよい、炭素原子2〜20個を有す
る直鎖または分枝鎖のアルキレン基か、あるいは式
(B)
【0009】
【化5】
【0010】の基であり、その際、RはHまたはCH
であり、XはOまたはSかまたはNR基であり、そ
の際、RはHまたは炭素原子1個〜4個を有する直鎖
または分枝鎖のアルキル基であり、kは1または2であ
り、かつmは0〜4の整数であるか、あるいは式
【0011】
【化6】
【0012】の基であり、その際、n、oおよびp、q
はそれぞれ互いに独立して、1〜4の整数である]の第
2アミンを、水素および周期律表の第VIII族および
第IB族の元素または元素化合物を含有する触媒の存在
下で、式(II) RN−A−NH (II) [式中、R、RおよびAは、式(I)に示されたも
のである]の第1アミンを反応させることによって製造
する方法によって達成されることが見出された。本発明
の一つの実施態様において、触媒組成物は、第IB族の
金属またはこれらの化合物を含有していなくてもよい。
好ましい実施態様において、触媒は、周期律表の第IB
族の元素または元素化合物を少なくとも一つを50質量
%まで含有していてもよい。
【0013】したがって、本発明の方法で使用される触
媒は、活性触媒組成物中で、周期律表の第VII族およ
び第IB族、すなわち、Fe、Ru、Os、Co、R
h、Ir、Ni、Pd、Cu、AgおよびAuから成る
群の元素の少なくとも一つまたは元素化合物の少なくと
も一つを100質量%まで含有していてもよい。一つの
実施態様において、活性触媒組成物は、周期律表の第I
B族の少なくとも一つの元素または少なくとも一つの元
素化合物を0質量%、好ましい実施態様においては50
質量%まで含有していてもよく、この場合、これは、C
u、AgおよびAuから成る群、好ましくはCuであ
る。第IB族の金属または金属化合物の量は、より好ま
しい実施態様において、活性触媒組成物の総量に対し
て、1〜30質量%、特に10〜25質量%である。他
の好ましい実施態様において、活性触媒組成物は、N
i、Co、Cu、Ru、Rh、Ir、Pd、Ptから成
る群からの少なくとも一つの元素または少なくとも一つ
の元素化合物を、一般的かつ好ましい実施態様に関して
前記に示された割合で含有する。
【0014】示された金属の化合物が触媒の製造のため
に使用される場合には、たとえば、酸化物、硫酸塩、炭
酸塩、塩化物および酢酸塩を使用することが可能であ
る。
【0015】本発明のより好ましい実施態様において、
使用された元素酸化物は、触媒の製造のために使用され
る。これらは、その後に、反応での使用前に、好ましく
は水素での処理によって還元される。これによって、使
用される金属成分が、本質的に微粉化された形で存在す
る触媒が得られる。
【0016】触媒は、すべて活性の(all-active)触媒
として使用されるかまたは支持された形で使用されても
よい。支持された触媒が使用される場合には、支持体の
割合は、触媒の総質量(活性組成物+支持体)に対して
10〜90質量%である。
【0017】支持体として、すべての公知の適した支持
体、たとえば、活性炭、炭化ケイ素または金属酸化物を
使用することが可能である。金属酸化物の使用が好まし
い。金属酸化物中において、酸化アルミニウム、二酸化
ケイ素、二酸化チタン、二酸化ジルコニウム、酸化亜
鉛、酸化マグネシウムまたはこれらの混合物を使用する
ことが好ましく、この場合、これは、適切である場合に
は、アルカリ金属酸化物および/またはアルカリ土類金
属酸化物でドープされていてもよい。特に好ましくはγ
−酸化アルミニウム、二酸化ケイ素、二酸化ジルコニウ
ムまたは二酸化チタンまたはこれらの混合物、特に、A
である。支持体は、任意の形態で、たとえば押
出物(棒状)、ペレット、タブレット、モノリス、織布
メッシュ(woven mesh)、メリヤスまたは粉体の形で使
用されてもよい。支持された触媒は、一般に公知の方法
で製造されてもよい。これらは、たとえば、支持体の使
用された金属成分の化合物溶液での含浸を含む。適した
溶剤は、すべての一般的溶剤、たとえば水、メタノー
ル、エタノールまたはアセトンを含み、好ましくは水を
使用する。さらに、触媒は、触媒成分の共沈または連続
的な沈殿に引き続いて、濾過およびフィルターケークの
洗浄によって製造されてもよい。含浸または沈殿は、乾
燥工程(50〜200℃)およびか焼工程(200〜5
00℃)によっておこなわれてもよい。触媒はその後
に、200〜400℃の最終温度で還元され、かつ引き
続いて不活性化されてもよいが、それというのも、還元
された金属が自燃性であるためである。合成反応器中へ
の触媒の導入後に、触媒は反応が開始される前に、10
0〜300℃で水素を用いての還元によって再活性化さ
れてもよい。
【0018】本発明によれば、式(I)の第1アミンを
出発材料として使用し、かつ式(II)の第2アミンを
合成することが好ましく、その際、式中の置換基R
およびAは以下の意味を有する:Aは、炭素原子2
〜10個を有する直鎖または分枝鎖のメチレン鎖かまた
は式 −CH−CH−O−(CH−CH−O)−C
−CH− の基であり、その際、nは整数0〜2であり、R、R
は同一かまたは異なって、かつ、それぞれ互いに独立
して、炭素原子1個〜12個を有するアルキル基である
かまたは窒素原子と一緒になって結合し、さらにOおよ
びNから成る群から選択されたヘテロ原子を含有してい
てもよい、5または6員の飽和環を形成している。
【0019】特に好ましくは、Aが炭素原子1個〜6個
を有するアルキレン基であるかまたは式 −CH−CH−O−CH−CH− の基であり、RおよびRは同一かまたは異なって、
かつそれぞれ互いに独立して、炭素原子1個〜4個を有
する直鎖または分枝鎖のアルキル基であるかまたは窒素
原子と一緒になって結合し、ピペリジン環またはモルホ
リン環を形成する、式(I)および(II)のアミンが
好ましい。
【0020】特に、3−ジメチルアミノプロピルアミン
(DMAPA)は、ビス−3−ジメチルアミノプロピル
アミン(ビス−DMAPA)を製造するために使用され
る。
【0021】本発明の方法は、50〜250℃、好まし
くは90〜170℃、特に好ましくは120〜160℃
で、5〜350バール、好ましくは5〜200バール、
特に好ましくは10〜100バール、殊に好ましくは1
0〜30バールで、回分的にかまたは好ましくは連続的
に、オートクレーブのような加圧装置中でかまたは好ま
しくは管型反応器中で実施される。圧力は好ましくは反
応器中の水素圧である。管型反応器が使用される場合に
は、使用される触媒はまた固定床触媒として存在してい
てもよい。
【0022】反応は、ガス相かまたは液相中で実施する
ことができる。
【0023】使用される第1アミンに基づいて、触媒上
での空間速度は、好ましくは、0.1〜2kg/l/
h、特に0.8〜1.2kg/l/hである。液体反応
生成物の一部分は、反応に再循環されてもよい。
【0024】本発明の方法は、溶剤を含まないかまたは
たとえば、水、メタノール、エタノール、テトラヒドロ
フラン、メチル tert−ブチルエーテルまたはN−
メチルピロリドンのような溶剤中で実施することができ
る。溶剤が使用される場合には、使用される第1アミン
は、溶剤中に溶解されていてもよい。さらに溶剤は、反
応器中に任意の箇所で別個に供給されていてもよい。好
ましくは、溶剤の不含の工程で実施する。
【0025】本発明の方法によって得られる好ましい第
2アミンは、反応混合物から分離されてもよく、かつ、
自体公知の方法、たとえば蒸留によって精製される。
【0026】さらに、たとえば、純粋な第2アミンを含
有する流および第1アミンを含有する流を、精留によっ
て得て、かつ、第1アミンを含有する流を合成に再循環
させることは可能である。
【0027】本発明によれば、式(II)の第1アミン
および式(I)の第2アミンは、好ましくは、10:1
〜1:10、好ましくは2:3〜4の質量比で得られ
る。
【0028】本発明の方法は、少量でのみ、一般には1
0質量%未満の量でのみ第3アミンを含有する最終生成
物を得ることを可能にするものである。さらに、方法
は、5質量%未満の第3アミンが得られる程度に実施さ
れてもよい。最適な反応条件下では、また第3アミンが
形成されないようにすることも可能である。
【0029】本発明の方法によって得ることが可能なア
ミン、好ましくはビス−DMAPAは、エポキシ樹脂の
硬化剤、ポリウレタンの触媒、第4級アンモニウム化合
物の製造のための中間体、可塑化剤、腐蝕防止剤、織物
用助剤、染料および乳化剤である。また、多官能価第3
アミンは合成樹脂、イオン交換体、医薬品、農作物保護
剤および殺虫剤に使用される。
【0030】本発明は、以下の例によって例証される。
【0031】
【実施例】中央に配置した熱電対を備えた、内部直径1
0mmおよび全長35cmを有する加熱した管型反応器
を、触媒 89gで充填した。触媒は、酸化アルミニウ
ム支持体上に、CoO 42質量%、NiO 42質量
%およびCuO 16質量%を含有する(触媒の総質量
の76質量%)。
【0032】反応前に、触媒を180℃で活性化し、最
初に、窒素と水素との比が4:1である流中で、引き続
いて、窒素と水素との比が1:1である流中で、最後
に、純粋な水素中で活性化した。
【0033】3−ジメチルアミノプロピルアミン(DM
APA) 1200g(1/h)および水素20標準l
/hを反応器中に、底部から上方へ通過させた。反応器
を140℃および総圧30バールに維持した。
【0034】反応器から排出された混合物を冷却し、脱
ガスし、大気圧にした。ガスクロマトグラフィー分析に
よって、反応器からの排出物は、ビス−(3−ジメチル
アミノプロピル)アミン(ビス−DMAPA) 52質
量%、3−ジメチルアミノプロピルアミン(DMAP
A) 42質量%および種々の副生成物 6質量%を含
有することが確認された。したがって、DMAPA変換
率は58%であり、かつビス−DMAPAへの選択率は
90%であった。
【0035】反応器からの液体排出物 300gは、減
少された圧力下で、5:1の還流比で、パッキング(1
0理論段)を備えた実験室用蒸留装置中で回分的に連続
的に蒸留した。これによって、DMAPA 97.4質
量%を含有する画分157gおよびビス−DMAPA
98.4質量%を含有する第2画分が得られた。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ヨハン−ペーター メルダー ドイツ連邦共和国 ベール−イッゲルハイ ム フィヒテンシュトラーセ 2 (72)発明者 クリストフ ベニッシュ ドイツ連邦共和国 エッペルハイム ヴァ イマーラー シュトラーセ 4/1 (72)発明者 アルトゥール ヘーン ドイツ連邦共和国 キルヒハイム オーベ ーラー ヴァルトヴェーク 17 (72)発明者 ヨアヒム プフェッフィンガー ドイツ連邦共和国 ルートヴィッヒスハー フェン ベッセマーシュトラーセ 20 Fターム(参考) 4H006 AA02 AC52 BA05 BA20 BA21 BA22 BA30 BA81 BC10 BC11 BC18 4H039 CA71 CD10

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 式(I) 【化1】 [式中、R、Rは、同一かまたは異なって、かつそ
    れぞれ互いに独立して、炭素原子1〜20個を有する直
    鎖または分枝鎖のアルキル基であり、この場合、これ
    は、置換基としての1〜5個のフェニル基または1個の
    シクロヘキシル基を有していてもよいか、またはR
    が結合されるN原子と一緒になって、さらにN、O
    およびSから成る群から選択されたヘテロ原子を含有し
    ていてもよくかつ、炭素原子1または2個を含有する1
    〜5個のアルキル基によって置換されていてもよい、3
    〜7員の飽和環を形成し、Aは、炭素原子2〜20個を
    含有する直鎖または分枝鎖のアルキレン基であり、この
    場合、これは、その鎖中に1〜5個のフェニレン基を有
    していてもよいか、あるいは式(B) 【化2】 の基であり、その際Rは、HまたはCHであり、X
    はOまたはSかまたはNR基であり、その際、R
    Hまたは炭素原子1〜4個を有する直鎖または分枝鎖の
    アルキル基であり、kは1または2であり、かつmは0
    〜4の整数であるか、あるいは式 【化3】 の基であり、その際、n、oおよびp、qはそれぞれ互
    いに独立して、1〜4の整数である]の第2アミンを製
    造する方法において、水素および元素周期律表の第VI
    II族および第IB族の少なくとも一つの元素または元
    素化合物を含有する触媒の存在下で、式(II) RN−A−NH (II) [式中、R、RおよびAは式(I)に示されたもの
    である]の第1アミンを反応させることを特徴とする、
    第2アミンの製造方法。
  2. 【請求項2】 式(I)および(II)のアミン中の置
    換基R、RおよびAが次の意味:Aは、炭素原子2
    〜10個を有する直鎖または分枝鎖のメチレン鎖である
    かまたは式 −CH−CH−O−(CH−CH−O)−C
    −CH− [式中、nは整数0〜2である]の基であり、R、R
    は、同一かまたは異なって、かつそれぞれ互いに独立
    して、炭素原子1〜12個を有するアルキル基であるか
    またはR、Rと結合される窒素原子と一緒になっ
    て、さらにOおよびNから成る群から選択されたヘテロ
    原子を含有していてもよい5または6員の飽和環を形成
    する、を有する請求項1に記載の方法。
  3. 【請求項3】 式(I)および(II)のアミンにおい
    て、Aが、炭素原子1〜6個を有するアルキレン基かま
    たは式 −CH−CH−O−CH−CH− の基であり、かつRおよびRが同一かまたは異なっ
    て、かつそれぞれ互いに独立して、炭素原子1〜4個を
    有する直鎖または分枝鎖のアルキル基であってもよい
    か、またはR およびRが結合される窒素原子と一緒
    になって、ピペリジン環またはモルホリン環を形成す
    る、請求項2に記載の方法。
  4. 【請求項4】 3−ジメチルアミノプロピルアミンをビ
    ス−3−ジメチルアミノプロピルアミンに変換する、請
    求項3に記載の方法。
  5. 【請求項5】 触媒が、活性組成物中に、活性触媒組成
    物の総量に対して、元素の周期律表の第IB族の金属ま
    たは金属化合物を0質量%、好ましくは50質量%ま
    で、より好ましくは1〜30質量%、特に10〜25質
    量%を含有する、請求項1から4までのいずれか1項に
    記載の方法。
  6. 【請求項6】 触媒が、活性組成物中に、Ni、Co、
    Cu、Ru、Rh、Ir、Pd、Ptから成る群からの
    少なくとも一つの元素または少なくとも一つの元素化合
    物を含有する、請求項1から5までのいずれか1項に記
    載の方法。
  7. 【請求項7】 触媒が適した支持体、好ましくは活性
    炭、炭化ケイ素、金属酸化物またはこれらの混合物、よ
    り好ましくは酸化アルミニウム、二酸化珪素、二酸化チ
    タン、二酸化ジルコニウム、酸化亜鉛、酸化マグネシウ
    ムまたはこれらの混合物、特に好ましくはγ−酸化アル
    ミニウム、二酸化ケイ素、二酸化ジルコニウム、二酸化
    チタンまたはこれらの混合物に塗布され、かつ、支持体
    が好ましくは触媒の総質量の10〜90質量%を構成す
    る、請求項1から6までのいずれか1項に記載の方法。
  8. 【請求項8】 50〜250℃、好ましくは90〜17
    0℃、特に好ましくは120〜160℃で、かつ、5〜
    350バール、好ましくは5〜200バール、特に好ま
    しくは10〜100バール、殊に好ましくは10〜30
    バールの圧力で実施される、請求項1から7までのいず
    れか1項に記載の方法。
  9. 【請求項9】 第1アミンに対して、0.1〜2kg/
    l/h、好ましくは0.8〜1.2kg/l/hの触媒
    上の空間速度で実施される、請求項1から8までのいず
    れか1項に記載の方法。
  10. 【請求項10】 回分的にかまたは連続的に、好ましく
    は連続的に、管型反応器中で実施する、請求項1から9
    までのいずれか1項に記載の方法。
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