JP2003034747A - 液状エポキシ樹脂組成物及び電子部品装置 - Google Patents

液状エポキシ樹脂組成物及び電子部品装置

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JP2003034747A
JP2003034747A JP2001144110A JP2001144110A JP2003034747A JP 2003034747 A JP2003034747 A JP 2003034747A JP 2001144110 A JP2001144110 A JP 2001144110A JP 2001144110 A JP2001144110 A JP 2001144110A JP 2003034747 A JP2003034747 A JP 2003034747A
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liquid
curing agent
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Masahiko Kosaka
正彦 小坂
Satoru Tsuchida
悟 土田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】低粘度、低弾性率で反りが小さく、耐湿信頼性
及び耐熱衝撃性に優れる液状エポキシ樹脂組成物、及び
これにより封止された素子及び/又はボンディングエリ
アを備えた電子部品装置を提供する。 【解決手段】(A)エポキシ樹脂、(B)硬化剤、
(C)末端アルコキシシリル変性ポリアルキレンオキシ
ド化合物、(D)シラノール縮合触媒、(E)シランカ
ップリング剤、及び(F)無機充填剤を必須成分とし、
(C)末端アルコキシシリル変性ポリアルキレンオキシ
ド化合物の配合量が、(A)エポキシ樹脂、(B)硬化
剤、及び(C)の合計量1重量部に対して0.4〜0.
95重量部である液状エポキシ樹脂組成物、及びこの液
状エポキシ樹脂組成物により封止された素子及び/又は
ボンディングエリアを備えた電子部品装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、特に高信頼性を要
求される電子部品装置の封止用に好適な液状エポキシ樹
脂組成物、及びこの液状エポキシ樹脂組成物で封止した
素子及び/又はボンディングエリアを備えた電子部品装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、トランジスタ、IC等の電子
部品装置の素子封止の分野では生産性、コスト等の面か
ら樹脂封止が主流となり、エポキシ樹脂組成物が広く用
いられている。この理由としては、エポキシ樹脂が作業
性、成形性、電気特性、耐湿性、耐熱性、機械特性、イ
ンサート品との接着性等の諸特性にバランスがとれてい
るためである。また、電子部品装置の低コスト化、小型
・薄型・軽量化、高性能・高機能化を図るために素子の
高密度実装化、配線の微細化、多層化、多ピン化、素子
のパッケージに対する占有面積増大化等が進んでいる。
これに伴い、電子部品装置は、DIP(Dual Inline Pa
ckage)、PPGA(Plastic Pin Grid Aray)等の従来
のピン挿入型のパッケージから、SOJ(Small Outlin
e J-leaded package)、SOP(Small Outline Packag
e)、BGA(Ball Grid Array)、CSP(ChipSize P
ackage)等の表面実装型のパッケージへ主流が移行して
おり、ベアチップ実装型も用いられている。表面実装型
の電子部品装置に用いられる封止材としては、成形性の
観点から薄型、小型のパッケージに有利な液状エポキシ
樹脂組成物が、従来の固形エポキシ樹脂組成物に代わっ
て多用されるようになり、封止方法も、トランスファ成
形法からディスペンス法や印刷法に代わってきている。
【0003】μBGA、BOC(Board on Chip)等の
CSPにおいては、素子と基板を電気的に接合するボン
ディングエリアのみが封止され、封止材は素子の周辺、
センター等を部分的に被覆するため、エポキシ樹脂組成
物の成形収縮や熱膨張係数の違いにより発生する応力に
より素子や基板が反り、パッケージの信頼性が著しく低
下する問題がある。また、最近開発が行われているウェ
ハレベルCSPにおいては、5〜8インチウェハの片面
に封止材を被覆するためウェハが大きく反り、工程内で
の搬送、研磨、ダイシング作業に支障が生じ、デバイス
によっては素子特性に変動が生じる問題がある。そのた
め、このような用途に用いる液状エポキシ樹脂組成物に
は低応力化が要求され、その対策として封止材の熱膨張
係数を小さくするために無機充填剤を高充填する手法、
弾性率を小さくするためにダイマー酸変性、エポキシ化
ブタジエン等の可撓性エポキシ樹脂、架橋ブタジエン、
アクリルゴム粒子等のゴムを配合する手法、シリコーン
樹脂等の超低弾性率の樹脂組成物を用いる手法等が提案
されている。
【発明が解決しようとする課題】
【0004】しかしながら、無機充填剤を高充填する手
法では、封止材の熱膨張係数を素子に近づけ反りを低減
するには限界があり、また、硬化物自体の弾性率が高く
なるために応力低減が不充分である。可撓性エポキシ樹
脂を用いる手法では、硬化物の弾性率が低下し応力緩和
により反りを小さくできるが、耐湿信頼性に劣り、粘度
が高くなって作業性にも劣る傾向にある。ゴムを添加す
る手法では、液状エポキシ樹脂組成物の粘度が高くなる
ため添加量が制限され、十分な効果が得られていない。
超低弾性率の樹脂組成物を用いる手法では、低粘度で応
力を著しく軽減し、反りを小さくすることができるが、
熱膨張係数が大きいため、ヒートサイクル時の伸縮によ
り金線の剥離、切断等の不良を発生しやすくなり耐熱衝
撃性に劣るという欠点がある。本発明はかかる状況に鑑
みなされたもので、低粘度、低弾性率で反りが小さく、
耐湿信頼性及び耐熱衝撃性に優れる液状エポキシ樹脂組
成物、及びこれにより封止された素子及び/又はボンデ
ィングエリアを備えた電子部品装置を提供しようとする
ものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者らは上記の課題
を解決するために鋭意検討を重ねた結果、液状エポキシ
樹脂組成物に、末端アルコキシシリル変性ポリアルキレ
ンオキシド化合物、シラノール縮合触媒及びシランカッ
プリング剤を配合することにより上記の目的を達成しう
ることを見出し、本発明を完成するに至った。
【0006】すなわち、本発明は、(1)(A)エポキ
シ樹脂、(B)硬化剤、(C)末端アルコキシシリル変
性ポリアルキレンオキシド化合物、(D)シラノール縮
合触媒、(E)シランカップリング剤、及び(F)無機
充填剤を必須成分とし、(C)末端アルコキシシリル変
性ポリアルキレンオキシド化合物の配合量が、(A)エ
ポキシ樹脂、(B)硬化剤、及び(C)の合計量1重量
部に対して0.4〜0.95重量部である液状エポキシ
樹脂組成物、(2)(B)硬化剤が、フェノール樹脂、
芳香族アミン、及び酸無水物の少なくともいずれかであ
る上記(1)記載の液状エポキシ樹脂組成物、(3)
(B)硬化剤が、液状フェノール樹脂及び/又は液状芳
香族アミンである上記(2)記載の液状エポキシ樹脂組
成物、(4)(E)シランカップリング剤が、(A)エ
ポキシ樹脂及び/又は(B)硬化剤と反応する官能基を
有するシランカップリング剤である上記(1)〜(3)
のいずれかに記載の液状エポキシ樹脂組成物、(5)
(E)シランカップリング剤が、NHCONH−基を
有するシランカップリング剤である上記(4)記載の液
状エポキシ樹脂組成物、及び(6)上記(1)〜(5)
のいずれかに記載の液状エポキシ樹脂組成物により封止
された素子及び/又はボンディングエリアを備えた電子
部品装置に関する。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明において用いられる(A)
エポキシ樹脂は、特に制限はなく、液状エポキシ樹脂組
成物で一般に使用されているエポキシ樹脂を用いること
ができ、組成物が液状であれば固形、液状のどちらか一
方を用いても両者を併用しても良い。例えば、ビスフェ
ノールA、ビスフェノールF、ビスフェノールAD、ビ
スフェノールS、ナフタレンジオール、水添ビスフェノ
ールA等とエピクロルヒドリンの反応により得られるグ
リシジルエーテル型エポキシ樹脂、オルソクレゾールノ
ボラック型エポキシ樹脂をはじめとするフェノール類と
アルデヒド類とを縮合又は共縮合させて得られるノボラ
ック樹脂をエポキシ化したもの、フタル酸、ダイマー酸
等の多塩基酸とエピクロルヒドリンの反応により得られ
るグリシジルエステル型エポキシ樹脂、ジアミノジフェ
ニルメタン、イソシアヌル酸等のポリアミンとエピクロ
ルヒドリンの反応により得られるグリシジルアミン型エ
ポキシ樹脂、オレフィン結合を過酢酸等の過酸で酸化し
て得られる線状脂肪族エポキシ樹脂、及び脂環族エポキ
シ樹脂などが挙げられ、これらを単独で用いても2種以
上を組み合わせて用いてもよい。これらのエポキシ樹脂
は、十分に精製されたもので、イオン性不純物が少ない
ものが好ましい。例えば、遊離Naイオン、遊離Clイ
オンは500ppm以下であることが好ましい。
【0008】本発明において用いられる(B)硬化剤と
しては、特に制限はなく、エポキシ樹脂の硬化剤として
一般に使用されているものを用いることができるが、フ
ェノール樹脂、芳香族アミン及び酸無水物が好ましく、
保存安定性の観点からはフェノール樹脂がより好まし
く、接着性の観点からは芳香族アミンがより好ましい。
また、組成物が液状であれば固形硬化剤及び液状硬化剤
のどちらか一方を用いても両者を併用しても良い。フェ
ノール樹脂としては、分子中に1個以上のフェノール性
水酸基を有するものであれば特に制限はなく、例えば、
フェノール、クレゾール、レゾルシン、カテコール、ビ
スフェノールA、ビスフェノールF、フェニルフェノー
ル、アミノフェノール等のフェノール類及び/又はα−
ナフトール、β−ナフトール、ジヒドロキシナフタレン
等のナフトール類とホルムアルデヒド等のアルデヒド基
を有する化合物とを酸性触媒下で縮合又は共縮合させて
得られるノボラック型フェノール樹脂、アリル化ビスフ
ェノールA、アリル化ビスフェノールF、アリル化ナフ
タレンジオール、フェノールノボラック、フェノール等
のフェノール類及び/又はナフトール類とジメトキシパ
ラキシレン又はビス(メトキシメチル)ビフェニルから
合成されるフェノール・アラルキル樹脂、ナフトール・
アラルキル樹脂などが挙げられ、これらを単独で用いて
も2種以上を組み合わせて用いてもよい。中でも液状フ
ェノール樹脂が好ましい。芳香族アミンとしては、芳香
環を有するアミン化合物であれば特に制限はなく、例え
ば、市販品として、エピキュアW、エピキュアZ(油化
シェルエポキシ株式会社製商品名)、カヤハードA−
A、カヤハードA−B、カヤハードA−S(日本化薬株
式会社製商品名)、トートアミンHM−205(東都化
成株式会社製商品名)、アデカハードナーEH−101
(旭電化工業株式会社製商品名)、エポミックQ−64
0、エポミックQ−643(三井化学株式会社製商品
名)、DETDA80(Lonza社製商品名)等が入
手可能で、これらを単独で用いても2種以上を組み合わ
せて用いてもよい。中でも、粘度の観点からは液状芳香
族アミンが好ましく、保存安定性の観点からは3,3’
−ジエチル−4,4’−ジアミノジフェニルメタン及び
/又はジエチルトルエンジアミンを主成分とする液状芳
香族アミンがより好ましい。酸無水物としては、特に制
限はないが、例えば、無水フタル酸、テトラヒドロ無水
フタル酸、3−メチルテトラヒドロ無水フタル酸、無水
ハイミック酸、無水コハク酸、無水トリメリット酸、無
水ピロメリット酸等が挙げられ、これらを単独で用いて
も2種以上を組み合わせて用いてもよい。
【0009】(A)エポキシ樹脂と(B)硬化剤との当
量比は特に制限はないが、それぞれの未反応分を少なく
抑えるために、エポキシ樹脂に対して硬化剤を0.6〜
1.6当量の範囲に設定することが好ましく、0.7〜
1.4当量がより好ましく、0.8〜1.2当量がさら
に好ましい。0.6.〜1.6当量の範囲からはずれた
場合、硬化反応が不充分となり信頼性が低下する傾向が
ある。ここで、フェノール樹脂の当量はエポキシ基1個
に対しフェノール性水酸基1個が反応するものとして計
算され、芳香族アミンの当量はエポキシ基1個に対しア
ミノ基の活性水素1個が反応するものとして計算され、
酸無水物の当量はエポキシ基1個に対し酸無水物基1個
が反応するものとして計算される。
【0010】本発明に用いられる(C)末端アルコキシ
シリル変性ポリアルキレンオキシド化合物は、直鎖のポ
リアルキレンオキシドを主骨格とし末端にアルコキシシ
リル基を付加した構造を持つ化合物である。主骨格のポ
リアルキレンオキシドとしては、例えば、1種以上のア
ルキレンオキシドの開環重合により得られる単独重合
体、ランダム重合体、ブロック共重合体等が挙げられ、
単独で用いても2種以上を組み合わせて用いてもよい。
市販品として、サイリル(鐘淵化学工業株式会社製商品
名)が挙げらる。アルコキシシリル基は、ポリアルキレ
ンオキシドを主骨格とする化合物の片末端のみに付加し
ても良いが、両末端に付加することが好ましい。片末端
のみに付加した化合物を用いた場合、硬化時の架橋が不
十分となり硬化物の物性の低下につながる傾向がある。
末端に付加するアルコキシシリル基は、下記一般式
(I)で示される。
【化1】 −Si(R)(OR)3−n …… (I) ここで、式中のnは0〜2の整数、R、Rはアルキ
ル基を示し、同一でも異なっていてもよい。中でも、R
、Rは炭素数1〜5のアルキル基であることが好ま
しい。また、nは1であることが好ましい。n=0では
樹脂組成物の保存安定性が低下する傾向があり、n=2
では硬化時の架橋が不十分となり硬化物の物性の低下に
つながる傾向がある。
【0011】(C)末端アルコキシシリル変性ポリアル
キレンオキシド化合物の配合量は、本発明の効果を達成
するために、(A)エポキシ樹脂、(B)硬化剤、及び
(C)の合計量1重量部に対して0.4〜0.95重量
部に設定されることが必要で、0.5〜0.8重量部が
好ましく、0.6〜0.75重量部がより好ましい。
(A)、(B)、及び(C)の合計量1重量部に対して
(C)が0.4重量部未満では弾性率が高くチップの反
りが大きくなったり、耐湿性や耐熱衝撃性が低下したり
する傾向があり、0.95重量部を超えると接着力の低
下等により、耐湿性や耐熱衝撃性が低下する傾向があ
る。(C)末端アルコキシシリル変性ポリアルキレンオ
キシド化合物の重量平均分子量は、特に制限はないが、
1000〜10000が好ましく、2000〜5000
がより好ましい。重量平均分子量が1000未満では硬
化物が脆くなる傾向があり、10000を超えると粘度
が高くなりすぎる傾向がある。
【0012】本発明に用いられる(D)シラノール縮合
触媒は、(C)末端アルコキシシリル変性ポリアルキレ
ンオキシド化合物の併用成分として必ず配合する必要が
あり、特に制限はなく、従来公知のものを使用できる。
例えば、ステアリン酸錫、オクチル酸鉛等の金属カルボ
ン酸塩、ジ−n−ブチル錫ジラウレート、ジオクチル錫
ジラウレート等の有機錫化合物、アルミニウムアルコレ
ート、アルミニウムキレート化合物、チタンキレート化
合物等が挙げられ、これらを単独で用いても2種以上を
組み合わせて用いてもよい。(D)シラノール縮合触媒
の配合量は、(C)末端アルコキシシリル変性ポリアル
キレンオキシド化合物100重量部に対して0.1〜5
重量部となるように設定されることが好ましく、0.3
〜2重量部がより好ましく、0.5〜1重量部がさらに
好ましい。
【0013】本発明に用いられる(E)シランカップリ
ング剤は、無機充填材と樹脂の架橋剤、及び(C)末端
アルコキシシリル変性ポリアルキレンオキシド化合物と
(A)エポキシ樹脂及び/又は(B)硬化剤の架橋剤と
して用いられる。従って、(E)シランカップリング剤
としては、特に制限はなく液状エポキシ樹脂組成物に一
般に使用されているものを用いることができるが、
(A)エポキシ樹脂及び/又は(B)硬化剤と反応する
官能基を有するシランカップリング剤であることが好ま
しい。例えば、γ−(2−アミノエチル)アミノプロピ
ルトリメトキシシラン、γ−(2−アミノエチル)アミ
ノプロピルジメトキシシラン、γ−グリシドキシプロピ
ルトリメトキシシラン、γ−メルカプトプロピルトリメ
トキシシラン、γ−アニリノプロピルトリメトキシシラ
ン、γ−ウレイドトリメトキシシラン、γ−ジブチルア
ミノプロピルトリメトキシシラン、ヒドロキシプロピル
トリメトキシシラン等が挙げられ、これらを単独で用い
ても2種以上を組み合わせて用いてもよい。中でも、エ
ポキシ樹脂との反応性、各種基材との接着性の観点から
はアミノシラン等の窒素原子を有するものが好ましく、
保存安定性の観点からはNHCONH−基を有するア
ルコキシシラン等のウレイドシランがより好ましい。
(E)シランカップリング剤の配合量は、(C)末端ア
ルコキシシリル変性ポリアルキレンオキシド化合物10
0重量部に対して0.5〜10重量部となるように設定
されることが好ましく、1〜7重量部がより好ましく、
2〜5重量部がさらに好ましい。
【0014】本発明において用いられる(F)無機充填
剤としては、例えば、溶融シリカ、結晶シリカ等のシリ
カ、炭酸カルシウム、クレー、酸化アルミナ等のアルミ
ナ、窒化珪素、炭化珪素、窒化ホウ素、珪酸カルシウ
ム、チタン酸カリウム、窒化アルミ、ベリリア、ジルコ
ニア、ジルコン、フォステライト、ステアタイト、スピ
ネル、ムライト、チタニア等の粉体、又はこれらを球形
化したビーズ、ガラス繊維などが挙げられる。さらに、
難燃効果のある無機充填剤としては水酸化アルミニウ
ム、水酸化マグネシウム、硼酸亜鉛、モリブデン酸亜鉛
等が挙げられる。これらの無機充填剤は単独で用いても
2種以上を組み合わせて用いてもよい。なかでもシリカ
が好ましく、液状封止材の微細間隙への流動性・浸透性
の観点からは球形シリカがより好ましい。(F)無機充
填剤の平均粒径は、特に球形シリカの場合、1〜20μ
mの範囲が好ましく、2〜10μmの範囲がより好まし
い。平均粒径が1μm未満では液状樹脂への分散性に劣
る傾向や液状エポキシ樹脂組成物にチキソトロピック性
が付与されて流動特性に劣る傾向があり、20μmを超
えるとフィラ沈降を起こしやすくなる傾向や、液状エポ
キシ樹脂組成物の微細間隙への浸透性・流動性が低下し
てボイド・未充填を招きやすくなる傾向がある。(F)
無機充填剤の配合量は、液状エポキシ樹脂組成物の20
〜90重量%の範囲に設定されることが好ましく、より
好ましくは30〜85重量%、さらに好ましくは55〜
80重量%である。配合量が20重量%未満では熱膨張
係数の低減効果が低くなり耐熱衝撃性に劣る傾向があ
り、90重量%を超えると液状エポキシ樹脂組成物の粘
度が上昇し、流動性、浸透性及びディスペンス性の低下
を招く傾向がある。
【0015】本発明の液状エポキシ樹脂組成物には、低
粘度化のために必要に応じて有機溶剤を配合することが
できる。特に、固体のエポキシ樹脂及び硬化剤を用いる
場合には、液状の組成物を得るために、有機溶剤を配合
することが必要である。有機溶剤としては、特に制限は
ないが、加熱硬化時の急激な揮発による気泡形成を避け
る観点からは沸点が100℃以上のものが好ましい。例
えば、トルエン、キシレン、ジメチルアセトアミド、ジ
メチルホルムアミド、N−メチルピロリドン、2−(2
−ブトキシエトキシ)エタノール、ジプロピレングリコ
ールメチルエーテル、4−ヒドロキシ−4−メチル−2
−ペンタノン、プロピレングリコールモノメチルエーテ
ル、プロピレングリコールモノメチルエーテルアセテー
ト、ジプロピレングリコールモノメチルエーテル、γ−
ブチロラクトン等が挙げられ、これらを単独で用いても
2種以上を組み合わせて用いてもよい。
【0016】本発明の液状エポキシ樹脂組成物には、シ
クロアミジン化合物、3級アミン類、イミダゾール類、
有機ホスフィン類、リン化合物、テトラフェニルボロン
塩及びこれらの誘導体などの一般に使用されている硬化
促進剤を、単独で又は2種以上を組み合わせて必要に応
じて配合することができる。特に、硬化剤としてフェノ
ール樹脂及び/又は酸無水物を用いる場合には硬化促進
剤を配合することが好ましい。硬化促進剤の配合量は、
硬化促進効果が達成される量であれば特に限定されるも
のではないが、(A)エポキシ樹脂及び(B)硬化剤の
合計量100重量部に対して0.1〜10重量部が好ま
しく、より好ましくは0.5〜5重量部、さらに好まし
くは1〜3重量部である。0.1重量部未満では短時間
での硬化性に劣る傾向があり、10重量部を超えると硬
化速度が速すぎて良好な硬化物を得ることが困難になる
傾向がある。
【0017】さらに、本発明の液状エポキシ樹脂組成物
には、その他の添加剤として、赤燐、リン酸エステル、
メラミン、メラミン誘導体、トリアジン環を有する化合
物、シアヌル酸誘導体、イソシアヌル酸誘導体等の窒素
含有化合物、シクロホスファゼン等の燐窒素含有化合
物、酸化亜鉛、酸化鉄、酸化モリブデン、フェロセン等
の金属化合物、三酸化アンチモン、四酸化アンチモン、
五酸化アンチモン等の酸化アンチモン、ブロム化エポキ
シ樹脂などの従来公知の難燃剤、ハイドロタルサイト
類、マグネシウム、アルミニウム、チタン、ジルコニウ
ム、ビスマス等の元素の含水酸化物などの従来公知のイ
オントラップ剤、高級脂肪酸、高級脂肪酸金属塩、エス
テル系ワックス、ポリオレフィン系ワックス、ポリエチ
レン、酸化ポリエチレン等の離型剤、シリコーンオイル
やシリコーンゴム粉末等の応力緩和剤、染料、カーボン
ブラック等の着色剤、希釈剤、レベリング剤、消泡剤な
どを必要に応じて配合することができる。
【0018】本発明の液状エポキシ樹脂組成物は、上記
各種成分を均一に分散混合できるのであれば、いかなる
手法を用いても調製できるが、一般的な手法として、所
定の配合量の成分を秤量し、三本ロール、らいかい機等
によって分散混練を行う方法を挙げることができる。
【0019】本発明で得られる液状エポキシ樹脂組成物
により素子及び/又はボンディングエリアを封止して得
られる電子部品装置としては、リードフレーム、配線済
みのテープキャリア、配線板、ガラス、シリコンウエハ
等の支持部材に、半導体チップ、トランジスタ、ダイオ
ード、サイリスタ等の能動素子、コンデンサ、抵抗体、
抵抗アレイ、コイル、スイッチ等の受動素子などの素子
を搭載し、必要な部分を本発明の液状エポキシ樹脂組成
物で封止して得られる電子部品装置などが挙げられる。
このような電子部品装置としては、例えば、リードフレ
ーム上に半導体素子を固定し、ボンディングパッド等の
素子の端子部とリード部をワイヤボンディングやバンプ
で接続した後、本発明の液状エポキシ樹脂組成物を用い
てディスペンス方式等により封止してなる、PLCC
(Plastic Leaded Chip Carrier)、QFP(Quad Flat
Package)、SOP(Small Outline Package)、SO
J(Small Outline J-leaded package)、TSOP(Th
in Small Outline Package)、TQFP(Thin Quad Fl
at Package)等の一般的な樹脂封止型IC、テープキャ
リアにバンプで接続した半導体チップを、本発明の液状
エポキシ樹脂組成物で封止したTCP(Tape Carrier P
ackage)、配線板やガラス上に形成した配線に、ワイヤ
ーボンディング、フリップチップボンディング、はんだ
等で接続した半導体チップ、トランジスタ、ダイオー
ド、サイリスタ等の能動素子及び/又はコンデンサ、抵
抗体、コイル等の受動素子を、本発明の液状エポキシ樹
脂組成物で封止したCOB(Chip On Board)モジュー
ル、ハイブリッドIC、マルチチップモジュール、配線
板接続用の端子を形成した有機基板に素子を搭載し、バ
ンプまたはワイヤボンディングにより素子と有機基板に
形成された配線を接続した後、本発明の液状エポキシ樹
脂組成物で素子及び/又はボンディングエリアを封止し
たBGA(Ball Grid Array)、CSP(Chip Size Pac
kage)などが挙げられる。また、プリント回路板にも本
発明の液状エポキシ樹脂組成物は有効に使用できる。
【0020】本発明の液状エポキシ樹脂組成物を用いて
素子及び/又はボンディングエリアを封止する方法とし
ては、ディスペンス方式、注型方式、印刷方式等が挙げ
られる。
【0021】
【実施例】次に実施例により本発明を説明するが、本発
明の範囲はこれらの実施例に限定されるものではない。
【0022】実施例1〜6、比較例1〜11 (A)エポキシ樹脂としてビスフェノールA型エポキシ
樹脂(油化シェルエポキシ株式会社製商品名エピコート
828)、ダイマー酸変性エポキシ樹脂(油化シェルエ
ポキシ株式会社製商品名エピコート878)、末端エポ
キシ変性ブタジエン(日本曹達株式会社製商品名EPB
−13)、(B)硬化剤としてフェノール樹脂(明和化
成株式会社製商品名MEH−8000)、芳香族アミン
(日本化薬株式会社製商品名カヤハードA−A)、酸無
水物(日立化成工業株式会社製商品名MHAC−H
R)、(C)末端アルコキシシリル変性ポリアルキレン
オキシド化合物としてサイリルSAT010(鐘淵化学
工業株式会社製商品名)、(D)シラノール縮合触媒と
してジブチル錫シラウレート(和光純薬工業株式会社
製)、(E)シランカップリング剤としてウレイドシラ
ン(東レ・ダウコーニング・シリコーン株式会社製商品
名AY43−031)又はアミノシラン(東レ・ダウコ
ーニング・シリコーン株式会社製商品名SH602
0)、(F)無機充填剤としてSE−8(株式会社トク
ヤマ製商品名)、硬化促進剤として2−ウンデシルイミ
ダゾール(四国化成工業株式会社製商品名キュアゾール
C11Z)、その他の添加剤として架橋アクリルゴム
(武田薬品工業株式会社製商品名スタフィロイドAC−
3355)を、それぞれ表1及び表2に示す組成で配合
し、三本ロールにて混練分散した後、真空脱泡して、実
施例及び比較例の液状エポキシ樹脂組成物を作製した。
【0023】
【表1】
【0024】
【表2】
【0025】作製した実施例、比較例の液状エポキシ樹
脂組成物を次の各試験により評価した。なお、パッケー
ジ及び試験片は、液状エポキシ樹脂組成物を150℃、
3時間の加熱条件でディスペンス方式により成形して作
製した。評価結果を表3及び表4に示す。 (1)粘度、保存安定性 E型粘度計(株式会社東京計器製)を用いて、25℃の
粘度(Pa・s)を測定した。保存安定性は、液状エポ
キシ樹脂組成物を25℃で放置して粘度の経時変化を測
定し、粘度が初期値の2倍となる日数で評価した。 (2)弾性率 液状エポキシ樹脂組成物を0.4mm厚のシート状に成
形し、このシートを5mm×30mmの短冊状に切り取
り試験片とし、動的粘弾性測定装置DVE型(株式会社
レオロジ製)を用いて昇温速度3℃/min、測定温度
−120〜250℃、周波数10Hzの条件で測定し、
25℃の弾性率(GPa)を読取った。 (3)反り 液状エポキシ樹脂組成物をシリコンチップ(25mm×
25mm×200μm厚)上に0.2mm厚に成形した
試験片を、表面粗さ計(株式会社小坂研究所製)を用い
てチップ裏面を対角線になぞり反り量(μm)を求め
た。 (4)耐湿接着力 30μm厚のアルミ箔又は75μm厚のポリイミドフィ
ルムの片面上に成形した試験片を、オートグラフAGS
−500A型(株式会社島津製作所製)を用いて、ヘッ
ドスピード30mm/分の条件で、10mm幅のアルミ
箔又はポリイミドフィルムを垂直方向に引き剥がし、そ
の強度(ピール強さ:N/m)を測定した。この測定
は、試験片成形直後、及び121℃、2atm、100
%RHのPCT条件で168h処理後に行った。 (5)耐湿信頼性 上記成形条件で封止した評価用BGAパッケージ(チッ
プ:アルミジグザグ配線形成TEG)を121℃、2a
tm、100%RHのPCT条件で240h処理後、超
音波探傷装置AT5500(日立建機株式会社製)を用
いて液状エポキシ樹脂組成物とチップ及びポリイミドフ
ィルムとの剥離の有無を観察した。また、アルミ配線及
びパッドの断線・腐食不良を導通試験及び赤外線顕微鏡
により確認し、不良パッケージ数/測定パッケージ数で
評価した。 (6)耐熱衝撃性 上記(5)と同様の評価用BGAパッケージを、−50
℃/150℃、各30分のヒートサイクルで1000サ
イクル処理し、導通試験を行いアルミ配線の断線不良を
調べ、不良パッケージ数/測定パッケージ数で評価し
た。
【0026】
【表3】
【0027】
【表4】
【0028】本発明における(F)無機充填剤を含まな
い比較例1では耐熱衝撃性に著しく劣り、(C)末端ア
ルコキシシリル変性ポリアルキレンオキシド化合物及び
(D)シラノール縮合触媒を含まない比較例2では、反
り及び耐熱衝撃性に著しく劣る。反り改善の従来法であ
る比較例3〜6については、可撓性エポキシ樹脂を配合
した比較例3、4では反り改善が十分ではなく耐湿信頼
性に劣り、ゴムを配合した比較例5では耐湿信頼性に優
れるが、粘度が高く耐熱衝撃性に劣る。また、無機充填
剤を高充填した比較例6でも反り改善が十分ではなく、
弾性率が高く、耐湿信頼性及び耐熱衝撃性に劣る。
(B)硬化剤を含まない比較例7では、硬化性が極端に
低下し成形できず、硬化剤の代わりに硬化促進剤を高配
合した比較例8では耐湿接着力及び耐湿信頼性に劣る。
(E)シランカップリング剤を含まない比較例9では、
耐湿接着力、耐湿信頼性及び耐熱衝撃性に劣る。本発明
の(A)〜(F)成分をすべて含むが(C)成分の配合
量が本発明の規定範囲外である比較例10及び11は、
いずれも耐湿信頼性及び耐熱衝撃性に劣り、(C)成分
の配合量が規定範囲を超える比較例10では耐湿接着力
にも劣り、規定範囲未満である比較例11では弾性率が
高く反りが著しく大きい。これに対して、本発明の実施
例1〜6はいずれも、低粘度、低弾性率で反りが小さ
く、高温高湿処理後でも接着力が高く、耐湿信頼性及び
耐熱衝撃性にも優れる。特にフェノール樹脂硬化剤とウ
レイドシランカップリング剤を用いた実施例1〜3は保
存安定性に優れ、芳香族アミン系硬化剤を用いた実施例
4、及びアミノシランカップリング剤を用いた実施例6
は耐湿接着性に著しく優れる。
【0029】
【発明の効果】本発明になる液状エポキシ樹脂組成物
は、実施例で示したように低粘度、低弾性率で反りが小
さく、高温高湿処理後でも接着力が高く、この液状エポ
キシ樹脂組成物を用いて素子を封止すれば耐湿信頼性及
び耐熱衝撃性に優れる電子部品装置を得ることができる
ので、その出荷時の梱包や半導体装置等の電子部品装置
の製造工程での吸湿管理等も簡便になり、その工業的価
値は大である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H01L 23/31 H01L 23/30 R //(C08L 63/00 71:02) Fターム(参考) 4J002 CC042 CC062 CD021 CD041 CD051 CD061 CD101 CD131 CD141 CD171 CE002 CH053 DE079 DE099 DE149 DE189 DE239 DJ009 DJ039 DK009 DL009 EC077 EG047 EL136 EN076 EX038 EX068 EX078 EX088 EZ047 FA049 FD142 FD146 GQ00 4J036 AB01 AB07 AB17 AD08 AD20 AF06 AF08 AF15 AG07 AH07 AJ08 AK01 DB21 DB22 DC03 DC10 FA03 FA04 FA05 FA06 FA13 FB06 FB08 FB12 JA07 4M109 AA01 BA01 BA03 BA05 CA02 CA05 CA12 EA02 EB02 EB03 EB04 EB06 EB07 EB08 EB09 EB12 EB13 EB18 EB19 EC01 EC04 EC05 EC14

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】(A)エポキシ樹脂、(B)硬化剤、
    (C)末端アルコキシシリル変性ポリアルキレンオキシ
    ド化合物、(D)シラノール縮合触媒、(E)シランカ
    ップリング剤、及び(F)無機充填剤を必須成分とし、
    (C)末端アルコキシシリル変性ポリアルキレンオキシ
    ド化合物の配合量が、(A)エポキシ樹脂、(B)硬化
    剤、及び(C)の合計量1重量部に対して0.4〜0.
    95重量部である液状エポキシ樹脂組成物。
  2. 【請求項2】(B)硬化剤が、フェノール樹脂、芳香族
    アミン、及び酸無水物の少なくともいずれかである請求
    項1記載の液状エポキシ樹脂組成物。
  3. 【請求項3】(B)硬化剤が、液状フェノール樹脂及び
    /又は液状芳香族アミンである請求項2記載の液状エポ
    キシ樹脂組成物。
  4. 【請求項4】(E)シランカップリング剤が、(A)エ
    ポキシ樹脂及び/又は(B)硬化剤と反応する官能基を
    有するシランカップリング剤である請求項1〜3のいず
    れかに記載の液状エポキシ樹脂組成物。
  5. 【請求項5】(E)シランカップリング剤が、NH
    ONH−基を有するシランカップリング剤である請求項
    4記載の液状エポキシ樹脂組成物。
  6. 【請求項6】請求項1〜5のいずれかに記載の液状エポ
    キシ樹脂組成物により封止された素子及び/又はボンデ
    ィングエリアを備えた電子部品装置。
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