JP2003031526A - モジュールの製造方法及びモジュール - Google Patents

モジュールの製造方法及びモジュール

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JP2003031526A
JP2003031526A JP2001215208A JP2001215208A JP2003031526A JP 2003031526 A JP2003031526 A JP 2003031526A JP 2001215208 A JP2001215208 A JP 2001215208A JP 2001215208 A JP2001215208 A JP 2001215208A JP 2003031526 A JP2003031526 A JP 2003031526A
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cutting
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JP2001215208A
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Naoki Kikuchi
直樹 菊地
Yasuhisa Tojima
泰久 東島
Masayuki Yoshimura
公志 吉村
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Mitsumi Electric Co Ltd
Sanyo GS Soft Energy Co Ltd
Original Assignee
Mitsumi Electric Co Ltd
GS Melcotec Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】ブレードを用いてモジュールを個片化する工程
を有するモジュールの製造方法、及びこの製造方法によ
り製造されるモジュールに関し、軽量化、放熱性の向
上、及び実装信頼性の向上を図ること。 【解決手段】電子部品が搭載された基板10上に封止樹
脂12を形成することにより前記電子部品を封止した
後、所定のカッティングライン13において切断処理を
行なうことにより個片化されたモジュール20を製造す
るモジュールの製造方法において、幅広ブレード14を
用いてカッティングライン13をハーフカットした後、
このハーフカット部15を幅広ブレード14よりも幅狭
な幅狭ブレード16を用いて完全切断する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はモジュールの製造方
法及びモジュールに係り、特にブレードを用いてモジュ
ールを個片化する工程を有するモジュールの製造方法、
及びこの製造方法により製造されるモジュールに関す
る。
【0002】
【従来の技術】図9乃至図11は、従来のモジュールの
製造方法を説明するための図である。尚、以下の説明で
は、リチウム電池に対する保護モジュールを例に挙げて
説明するものとする。
【0003】リチウム電池に対する保護モジュールは、
基板1に対して電子部品(チップ抵抗、チップコンデン
サー,FET,IC等)を搭載した後、この電子部品を
封止樹脂2で封止し、これをブレード4で切断すること
によりモジュール5を製造する。
【0004】即ち、基板1上に複数のモジュール5とな
る回路を形成しておき、これを封止樹脂2で封止した後
に個片化してモジュール5とすることにより、いわゆる
1枚の基板1からモジュール5の多数個取りを可能と
し、これにより生産性の向上を図っている。この製造方
法は、チップ・オン・ボード(COB)といわれるもの
であり、小型・軽量化を図ることができる。
【0005】従来のモジュールの製造方法においてモジ
ュール5を個片化するには、図9(A)〜(C)に示す
ように、封止樹脂2が形成された基板1をブレード4で
一括的に切断(即ち、フルカット)することが行なわれ
ていた。よって、使用されるブレード4も幅狭ブレード
一つであった。尚、図11は、基板1のカッティングラ
イン3を示している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】図12は、従来の製造
方法により製造されたモジュール5を示している。この
モジュール5は、例えば図11において矢印Aで示す部
分である。モジュール5は、図12に示すように直方体
形状とされている。即ち、基板1の側面と封止樹脂2の
側面は面一となっており、封止樹脂2に段部は形成され
ていない。これは、前記したように、モジュール5は封
止樹脂2が形成された基板1をブレード4により一括的
にフルカットされることにより個片化されることによ
る。
【0007】しかしながら、図12に示すモジュール5
では、基板1上に電子部品(チップ抵抗、チップコンデ
ンサー,FET,IC等)が搭載されてない部位にも封
止樹脂2が形成されているため、モジュール5の重量が
重くなるという問題点があった。ここで、電子部品が搭
載されてない部位とは封止樹脂2の角部であり、具体的
には図12に矢印Bで示す破線内の部分である。
【0008】また、モジュール5は上記のように直方体
形状であり、且つ封止樹脂2が均一の厚さで基板1上に
搭載されている電子部品を被覆しているため、内部に配
設されたIC等で熱が発生した場合、これを有効に放熱
することができないという問題点があった。また、モジ
ュール5は、実装基板(図示せず)に実装され使用され
る。この実装の際、モジュール5は実装基板に表面実装
されるため、モジュール5は実装治具を用いて実装基板
に押圧されつつ半田接合される。この押圧処理の時、図
12に示すように従来のモジュール5は直方体形状であ
ったため、実装治具がモジュール5を押圧できる位置は
封止樹脂2の上面部2aだけとなる。
【0009】しかしながら、この種のモジュール5の製
造において封止樹脂2を形成する方法は、通常マスクを
利用した印刷法が用いられていた。このため、封止樹脂
2の上面部2aは平面度が悪かった。よって、この面精
度が不良である上面部2aを実装治具で押圧した場合、
実装基板とモジュール5の間で傾きが発生し、確実な実
装ができないおそれがあるという問題点もあった。
【0010】本発明は上記の点に鑑みてなされたもので
あり、軽量化、放熱性の向上、及び実装信頼性の向上を
図りうるモジュールの製造方法及びモジュールを提供す
ることを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに本発明では、次に述べる各手段を講じたことを特徴
とするものである。
【0012】請求項1記載の発明では、基板上に搭載さ
れた電子部品を樹脂で被覆した後、所定の切断位置にお
いて切断処理を行なうことによりモジュールを製造する
モジュールの製造方法において、前記切断位置におい
て、幅広の第1のブレードを用いてハーフカットを行な
う工程と、前記第1のブレードよりも幅狭な第2のブレ
ードを用いて、前記ハーフカット位置を完全切断する工
程とを有することを特徴とするものである。
【0013】また、請求項2記載の発明は、請求項1記
載のモジュールの製造方法において、前記切断位置を、
第1の方向と該第1の方向と異なる第2の方向の両方向
か、或いは第1の方向または第2の方向のいずれか一方
の方向に延在するよう設定したことを特徴とするもので
ある。
【0014】また、請求項3記載の発明は、基板上に搭
載された電子部品を樹脂で被覆した後、所定の切断位置
において切断処理を行なうことによりモジュールを製造
するモジュールの製造方法において、前記ハーフカット
位置において、第1のブレードを用いてハーフカットを
行なう工程と、前記ハーフカット位置と異なる位置を第
2のブレードを用いて完全切断する工程とを有すること
を特徴とするものである。
【0015】また、請求項4記載の発明は、請求項3記
載のモジュールの製造方法において、前記ハーフカット
位置を、第1の方向と該第1の方向と異なる第2の方向
の両方向か、或いは第1の方向または第2の方向のいず
れか一方の方向に延在するよう設定したことを特徴とす
るものである。
【0016】また、請求項5記載の発明は、電子部品が
搭載された基板と、該電子部品を被覆するよう前記基板
上に形成された樹脂とを具備するモジュールにおいて、
前記樹脂の前記基板と対峙する側と反対側の角部に段部
を形成したことを特徴とするものである。
【0017】また、請求項6記載の発明は、請求項5記
載のモジュールの製造方法において、前記段部を、第1
の方向と該第1の方向と異なる第2の方向の両方向か、
或いは第1の方向または第2の方向のいずれか一方の方
向に延在するよう形成したことを特徴とするものであ
る。
【0018】また、請求項7記載の発明は、電子部品が
搭載された基板と、該電子部品を被覆するよう前記基板
上に形成された樹脂とを具備するモジュールにおいて、
前記樹脂の前記基板と対峙する側と反対側の面に溝部を
形成したことを特徴とするものである。
【0019】また、請求項8記載の発明は、請求項7記
載のモジュールの製造方法において、前記溝部を、第1
の方向と該第1の方向と異なる第2の方向の両方向か、
或いは第1の方向または第2の方向のいずれか一方の方
向に延在するよう形成したことを特徴とするものであ
る。
【0020】上記の各手段は、次のように作用する。
【0021】上記の請求項1,2,5,6記載の発明に
よれば、所定の切断位置において、先ず幅広の第1のブ
レードを用いてハーフカットを行ない、続いてこのハー
フカット位置を第1のブレードよりも幅狭な第2のブレ
ードを用いて完全切断するため、切断位置には各ブレー
ドの幅差に起因した段差が形成される。この段差が形成
される位置は、請求項3に記載のように、封止樹脂の基
板と対峙する側と反対側の角部である。
【0022】このように、ハーフカットにより封止樹脂
の角部に平滑な段部が形成されるため、段部が形成され
てないモジュールに比べ、モジュール重量を軽減するこ
とができる。また、段部が形成されることにより、封止
樹脂の外部に露出する表面積が増大し、且つ電子部品の
搭載されていない封止樹脂の角部の厚みを薄くすことが
でき、放熱性の向上を図ることができる。更に、段部は
第1のブレードにより形成されたものであるため、平坦
性が良好である(即ち、フラット面となっている)。よ
って、例えばモジュールの実装時には、この段部の平坦
な面を基準として実装処理を行なうことが可能となり、
実装信頼性の向上を図ることができる。
【0023】また、請求項3,4,7,8記載の発明に
よれば、所定の切断位置において、先ず第1のブレード
を用いてハーフカットを行なった後、このハーフカット
位置と異なる位置を第2のブレードを用いて完全切断す
るため、ハーフカット位置には第1のブレードによる溝
部が形成される。
【0024】このように、モジュールの切断位置とは異
なる位置にハーフカットによる溝部が形成されることに
より、溝部が形成されてないモジュールに比べ、モジュ
ール重量を軽減することができる。
【0025】また、溝部が形成されることにより、封止
樹脂の外部に露出する表面積が増大し、且つモジュール
に搭載されている電子部品近傍の封止樹脂の厚みを薄く
することができ、放熱性の向上を図ることができる。
【0026】更に、溝部の底面は第1のブレードにより
形成されたものであるため、平坦性が良好である(即
ち、フラット面となっている)。よって、例えばモジュ
ールの実装時には、この溝部の平坦な面を基準として実
装処理を行なうことが可能となり、実装信頼性の向上を
図ることができる。
【0027】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面と共に説明する。
【0028】図1乃至図4は本発明の第1実施例である
モジュール20の製造方法を説明するための図であり、
また図5は本発明の第1実施例であるモジュール20を
示す図である。
【0029】先ず、図5を用いてモジュール20の構成
について説明する。モジュール20は、例えばリチウム
電池の保護モジュールであり、リチウム電池に対するシ
ョート検出、過大充電検出等の機能を相するものであ
る。
【0030】モジュール20は、大略すると基板10と
封止樹脂12とにより構成されている。基板10は、例
えばガラス−エポキシ或いはセラミック製の基板であ
る。この基板10の表面側には、上記のショート検出及
び過大充電検出等を行なう電子回路が配設されている。
この電子回路は、チップ抵抗、チップコンデンサー,F
ET,IC等により構成されている(図に現れず)。ま
た、基板10の背面側には、モジュール20が実装され
る実装基板に接続するための接続端子が形成されている
(図に現れず)。
【0031】封止樹脂12は、例えばエポキシ樹脂から
なり、基板10の表面側に電子回路を構成するチップ抵
抗、チップコンデンサー,FET,IC等を封止するよ
う形成されている。これにより、封止樹脂12は電子回
路を保護する機能を奏する。
【0032】この封止樹脂12は、その長手方向に一対
の段部18が形成されている。具体的には、段部18
は、封止樹脂12の基板10と対峙する側と反対側の両
角部に形成されている。この段部18は、後に詳述する
ようにモジュール20を個片化する際に形成されるもの
である。尚、図5に示す本実施例に係るモジュール20
では、段部18を長手方向(第1の方向)にのみ形成し
た例を示しているが、この方向とは異なる短辺方向(第
2の方向)にも段部18を形成する構成としてもよい。
【0033】続いて、上記構成とされたモジュール20
の製造方法について説明する。尚、本発明では、モジュ
ール20を個片化する切断工程に特徴を有し、他の製造
工程は従来と同一であるため、以下の説明では主に切断
工程について説明するものとする。
【0034】図2(A),(B)は、切断処理前の基板
10及び封止樹脂12を示している。切断前の基板10
は、その表面側にそれぞれが個々のモジュール20とな
る多数の電子回路(個々が、前記のショート検出及び過
大充電検出等を構成する)が形成されている。
【0035】また、基板10の表面側には封止樹脂12
が形成されており、この封止樹脂12は多数の電子回路
を一括的に封止した構成とされている。この封止樹脂1
2は、例えば印刷法を用いて形成される。具体的には、
基板10上に封止樹脂12の大きさに対応した開口を有
したマスクを配設し、この開口内にスキージを用いて封
止樹脂12となる樹脂を装填し、その後に加熱処理する
ことにより樹脂を硬化させ、これにより封止樹脂12を
形成する。
【0036】切断工程では、先ず切断前状態の基板10
及び封止樹脂12に対し、図1(A)に示すように、幅
広ブレード14を用いてカッティングライン13(図1
に一点鎖線で、また図2に破線で示す)をハーフカット
する。これにより、図1(B)及び図3に示すように、
封止樹脂12には溝状のハーフカット部15が形成され
る。このハーフカット処理が終了した状態では、封止樹
脂12の一部及び基板10はまだ切断されておらず、よ
って個片化されていない状態である。
【0037】この際に用いられる幅広ブレード14は、
例えば刃幅W1が約1mmの幅広のものが選定されてい
る。また、ハーフカット部15の深さH1は、例えば封
止樹脂12の厚さHの1/5〜4/5の範囲(0.2×H
≦H1≦0.8×H)に設定されている。このハーフカッ
ト部15の深さH1の選定に際しては、ハーフカット部
15を形成することにより、基板10上に配設された電
子回路が損傷しないよう考慮されている。
【0038】上記のように幅広ブレード14によるハー
フカット処理が終了すると、続いて図1(C)に示すよ
うに、幅狭ブレード16を用いてカッティングライン1
3(図4に破線で示す位置)を切断する。この際、幅狭
ブレード16による切断は、封止樹脂12及び基板10
を一括的に切断(フルカッティング)する。これによ
り、基板10及び封止樹脂12は個片化され、図5に示
すモジュール20が製造される。
【0039】このように、基板10上に複数のモジュー
ル20となる回路を形成しておき、これを封止樹脂12
で封止した後に個片化してモジュール20とするチップ
・オン・ボード(COB)技術を用いることにより、生
産性の向上を図ることができると共に、モジュール20
の小型化,軽量化を図ることができる。
【0040】ところで、上記のフルカッティングの際に
用いられる幅狭ブレード16の刃幅W2は、ハーフカッ
ト時に用いた幅広ブレード14の刃幅W1より狭いもの
が選定されている(W1>W2)。具体的には、幅広ブ
レード14の刃幅W2が約1mmであったのに対し、幅狭
ブレード16の刃幅W2は約200μmのものが用いられ
ている。
【0041】これにより、既にハーフカット部15が形
成されているカッティングライン13では、図1(D)
に示すように、ハーフカット部15の幅(これは幅広ブ
レード14の刃幅W1と略等しい)より狭い刃幅の幅狭
ブレード16により切断処理が行なわれる。よって、幅
狭ブレード16により切断されることにより、ハーフカ
ット部15には段部18が形成される。この段部18の
形成位置は、先に説明したように、封止樹脂12の基板
10と対峙する側と反対側の角部となる(図5参照)。
【0042】このように、封止樹脂12の角部に段部1
8が形成されることにより、段部18が形成されてない
従来のモジュール5(図12参照)に比べ、モジュール
重量を軽減することができる。また、段部18が形成さ
れることにより、封止樹脂12が外部に露出する表面積
が増大し、かつ電子部品の搭載されていない封止樹脂1
2の角部18の厚みを薄くすることができるため、放熱
性の向上を図ることができる。よって、基板10上に配
設されたIC等の電子部品が駆動することにより熱を発
しても、この熱を効率よく放熱することができる。
【0043】また、本実施例では封止樹脂12の長手方
向に延在する段部18が形成したが、封止樹脂12の短
辺側にのみ段部18を形成する構成としても、また封止
樹脂12の短辺側及び長辺側の両方に段部18を形成す
る構成としてもよい。この際、封止樹脂12の短辺側に
のみ段部18を形成する構成よりも、長手方向に段部1
8を形成した方が、更にこれよりも封止樹脂12の短辺
側及び長辺側の両方に段部18を形成する構成の方が、
放熱性の向上及びモジュール20の軽量化には有利であ
る。
【0044】また、段部18は幅広ブレード14により
形成されるため、その表面の面精度は良好となってい
る。即ち、幅広ブレード14は封止樹脂12を切削加工
することによりハーフカットするが、この際、幅広ブレ
ード14により切削された切削面(即ち、段部18の表
面)は平坦性の高い面となる。よって、モジュール20
を実装基板に実装する際には、この段部18の平坦な面
を基準として実装処理を行なうことが可能となる。これ
について、従来のモジュール5と比較しつつ、図6を用
いて詳述する。
【0045】モジュール20は、基板10の背面10A
に実装基板21と電気的に接続するための接続端子(図
に現れず)が形成されている。そして、この接続端子を
実装基板21に半田付けすることによりモジュール20
を実装基板21に電気的に接続すると共に機械的に固定
する構成とされている。このモジュール20を実装基板
21に実装する際、図6に示すように実装治具22を用
いてモジュール20を実装基板21に押圧し、これによ
りモジュール20と実装基板21との間に傾きが発生し
ないよう構成している。
【0046】従来のモジュール5においても、実装基板
と接合される接続端子は基板1の背面に設けられてお
り、実装基板に実装されるときには実装治具によりモジ
ュール5は実装基板に押し付けられる。この際、従来の
モジュール5は、図12に示すように直方体形状であっ
たため、実装治具がモジュール5を押圧できる位置は封
止樹脂2の上面部2aだけとなる。
【0047】この封止樹脂2の上面部2aは、上記のよ
うに平面度が悪い印刷法により形成されている。よっ
て、上面部2aを実装治具で押圧した場合に、実装基板
とモジュール5の間で傾きが発生し、確実な実装ができ
ないおそれがあることは前述した通りである。
【0048】これに対し、幅広ブレード14により形成
された段部18は、その表面の面精度は良好となってい
るため、図6に示すように実装治具22のアーム部23
を段部18に係合させることができる。即ち、平面度が
悪い上面12aを用いることなく、実装治具22は平面
度の高い面を有する段部18を押圧することにより実装
基板21に対する実装処理を行なうことができる。よっ
て、モジュール20を実装基板21に実装する際、モジ
ュール20が実装基板21に対して傾くことを防止で
き、信頼性の高い実装処理を実施することができる。
【0049】続いて、本発明の第2実施例について説明
する。
【0050】図7及び図8は、第2実施例であるモジュ
ール30及びその製造方法を説明するため図である。
尚、図7及び図8において、第1実施例の説明で用いた
図1乃至図6に示した構成と同一構成については同一符
号を付してその説明を省略する。
【0051】前記した第1実施例では、カッティングラ
イン13を幅広ブレード14によりハーフカットしてハ
ーフカット部15を形成した後、このハーフカット部1
5内を幅狭ブレード16によりフルカットしてモジュー
ル20を形成する構成としていた。即ち、第1実施例で
は、幅広ブレード14及び幅狭ブレード16は、いずれ
もカッティングライン13でハーフカット及びフルカッ
トを行なう構成とされていた。これに対して本実施例で
は、ハーフカット位置とフルカット位置を異ならせたこ
とを特徴とするものである。
【0052】図7は、切断処理前の基板10及び封止樹
脂12を示している。切断工程では、先ず切断前状態の
基板10及び封止樹脂12に対し、図7に一点鎖線で示
すハーフカッティングライン25に沿ってブレード(図
示せず)を用いてハーフカットを行なう。これにより、
封止樹脂12には溝部31(図8参照)が形成される。
このハーフカット処理が終了した状態では基板10はま
だ切断されておらず、よってモジュール30は個片化さ
れていない状態である。
【0053】このハーフカットに用いられるブレード
は、第1実施例と異なり特に限定されものではないが、
後述する放熱性の向上等を考慮すると、刃幅W1が約1m
m程度の比較的幅広のものが望ましい。また、形成され
る溝部31の深さH2は、第1実施例と同様に封止樹脂
12の厚さHの1/5〜4/5の範囲(0.2×H≦H2
≦0.8×H)に設定することが望ましい。また、溝部3
1の深さH1の選定に際しては、溝部31を形成するこ
とにより基板10上に配設された電子回路が損傷しない
よう考慮されている。
【0054】上記のハーフカット処理が終了すると、続
いてブレードを用いて図7に実線で示すフルカッティン
グライン26に沿ってフルカッティング処理を行なう。
これにより、基板10及び封止樹脂12は個片化され、
図8に示すモジュール30が製造される。
【0055】このフルカッティング処理では、封止樹脂
12と基板10とを一括的に切断する。また、図7にお
ける縦方向のフルカッティングライン26の位置は、ハ
ーフカッティングライン25の位置と異なるよう設定さ
れている。
【0056】よって、ハーフカット処理及びフルカット
処理が終了した時点において、フルカッティングライン
26により囲繞された領域(図7に矢印Bで示す範囲内
で太い実線で示す領域)内には少なくとも1本の溝部3
1が形成された構成となる。本実施例では、図8に示す
ように2本の溝部31がモジュール30に形成された構
成となっている。
【0057】尚、上記のフルカッティングの際に用いら
れるブレードの刃幅は、第1実施例と異なりハーフカッ
ティングの際に用いられたブレードの刃幅に影響を受け
るものではなく、任意に設定することができる。例え
ば、フルカッティングの際に用いられるブレードの刃幅
と、ハーフカッティングの際に用いられたブレードの刃
幅を同一の刃幅とすることも可能である。
【0058】上記のように本実施例では、封止樹脂12
に溝部31が形成されることにより、溝部31が形成さ
れてない従来のモジュール5(図12参照)に比べ、モ
ジュール重量を軽減することができる。また、溝部31
が形成されることにより、モジュール30の封止樹脂1
2の表面積が増大し、且つモジュール5に搭載されてい
る電子部品近傍の厚みを薄くすることができるため、放
熱性の向上を図ることができる。よって、基板10上に
配設されたIC等の電子部品が駆動することにより熱を
発しても、この熱を効率よく放熱することができる。
【0059】また、溝部31はブレードにより形成され
るため、その底部の面精度は良好となっている。よっ
て、モジュール30を実装基板に実装する際には、この
段部18の平坦な面を基準として実装処理を行なうこと
が可能となる。
【0060】また、本実施例では封止樹脂12の短辺方
向と平行となる方向(第1の方向)に延在する溝部31
が形成したが、封止樹脂12の長辺方向と平行となる方
向或いは上記の第1の方向と異なる方向(第2の方向)
にのみ溝部31を形成する構成としても、また第1及び
第2の方向の両方に溝部31を形成する構成としてもよ
い。この際、封止樹脂12の第1の方向にのみ溝部31
を形成する構成よりも、第1及び第2の方向の両方に溝
部31を形成する構成の方が、放熱性の向上及びモジュ
ール20の軽量化には有利である。
【0061】尚、上記した実施例ではモジュール20と
して、リチウム電池に対する保護モジュールを例に挙げ
て説明したが、本発明の適用はこれに限定されるもので
はなく、他のモジュール或いは半導体装置に対しても適
用可能なものである。
【0062】
【発明の効果】上述の如く本発明によれば、封止樹脂に
段部または溝部が形成されることにより、段部または溝
部が形成されてないモジュールに比べ、モジュール重量
を軽減することができる。また、段部または溝部が形成
されることにより、封止樹脂の表面積が増大し、且つ電
子部品の搭載されていない封止樹脂の角部の厚みを薄く
することができるため、放熱性の向上を図ることができ
る。更に、段部または溝部の底面は平坦性が良好な面と
なっているため、モジュールの実装時には、この段部ま
たは溝部の平坦な面を基準として実装処理を行なうこと
が可能となり、実装信頼性の向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例であるモジュールの製造方
法を説明するための図である。
【図2】切断前の基板を示す図である。
【図3】ハーフカッティングが行なわれた基板を示す図
である。
【図4】フルカッティング位置を説明するための図であ
る。
【図5】本発明の第1実施例であるモジュールの製造方
法により製造されたモジュールを示す図である。
【図6】本発明の第1実施例であるモジュールの製造方
法により製造されたモジュールを実装基板に実装してい
る状態を示す図である。
【図7】本発明の第2実施例であるモジュールの製造方
法を説明するための図である。
【図8】本発明の第2実施例であるモジュールの製造方
法により製造されたモジュールを示す図である。
【図9】従来の一例であるモジュールの製造方法を説明
するための図である。
【図10】切断前の基板を示す図である。
【図11】切断が行なわれるカッティングラインを示す
図である。
【図12】従来の製造方法により製造されたモジュール
を示す図である。
【符号の説明】 10 基板 12 封止樹脂 13 カッティングライン 14 幅広ブレード 15 ハーフカット部 16 幅狭ブレード 17 フルカット部 18 段部 20 モジュール 21 実装基板 22 実装治具
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 東島 泰久 神奈川県厚木市酒井1601 ミツミ電機株式 会社厚木事業所内 (72)発明者 吉村 公志 京都府京都市南区吉祥院新田壱ノ段町5番 地 ジーエス・メルコテック株式会社内

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板上に搭載された電子部品を樹脂で被
    覆した後、所定の切断位置において切断処理を行なうこ
    とによりモジュールを製造するモジュールの製造方法に
    おいて、 前記切断位置において、幅広の第1のブレードを用いて
    ハーフカットを行なう工程と、 前記第1のブレードよりも幅狭な第2のブレードを用い
    て、前記ハーフカット位置を完全切断する工程とを有す
    ることを特徴とするモジュールの製造方法。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のモジュールの製造方法に
    おいて、 前記切断位置を、第1の方向と該第1の方向と異なる第
    2の方向の両方向か、或いは第1の方向または第2の方
    向のいずれか一方の方向に延在するよう設定したことを
    特徴とするモジュールの製造方法。
  3. 【請求項3】 基板上に搭載された電子部品を樹脂で被
    覆した後、所定の切断位置において切断処理を行なうこ
    とによりモジュールを製造するモジュールの製造方法に
    おいて、 前記ハーフカット位置において、第1のブレードを用い
    てハーフカットを行なう工程と、 前記ハーフカット位置と異なる位置を第2のブレードを
    用いて完全切断する工程とを有することを特徴とするモ
    ジュールの製造方法。
  4. 【請求項4】 請求項3記載のモジュールの製造方法に
    おいて、 前記ハーフカット位置を、第1の方向と該第1の方向と
    異なる第2の方向の両方向か、或いは第1の方向または
    第2の方向のいずれか一方の方向に延在するよう設定し
    たことを特徴とするモジュールの製造方法。
  5. 【請求項5】 電子部品が搭載された基板と、該電子部
    品を被覆するよう前記基板上に形成された樹脂とを具備
    するモジュールにおいて、 前記樹脂の前記基板と対峙する側と反対側の角部に段部
    を形成したことを特徴とするモジュール。
  6. 【請求項6】 請求項5記載のモジュールの製造方法に
    おいて、 前記段部を、第1の方向と該第1の方向と異なる第2の
    方向の両方向か、或いは第1の方向または第2の方向の
    いずれか一方の方向に延在するよう形成したことを特徴
    とするモジュール。
  7. 【請求項7】 電子部品が搭載された基板と、該電子部
    品を被覆するよう前記基板上に形成された樹脂とを具備
    するモジュールにおいて、 前記樹脂の前記基板と対峙する側と反対側の面に溝部を
    形成したことを特徴とするモジュール。
  8. 【請求項8】 請求項7記載のモジュールの製造方法に
    おいて、 前記溝部を、第1の方向と該第1の方向と異なる第2の
    方向の両方向か、或いは第1の方向または第2の方向の
    いずれか一方の方向に延在するよう形成したことを特徴
    とするモジュール。
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