JP2003028888A - 船艇の速度検出装置取付構造 - Google Patents

船艇の速度検出装置取付構造

Info

Publication number
JP2003028888A
JP2003028888A JP2001217662A JP2001217662A JP2003028888A JP 2003028888 A JP2003028888 A JP 2003028888A JP 2001217662 A JP2001217662 A JP 2001217662A JP 2001217662 A JP2001217662 A JP 2001217662A JP 2003028888 A JP2003028888 A JP 2003028888A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
paddle
water
boat
bottom plate
detecting device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2001217662A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4101483B2 (ja
Inventor
Toru Hasegawa
徹 長谷川
Yusuke Funayori
祐輔 船寄
Tomohiko Yashiro
知彦 屋代
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Honda Motor Co Ltd filed Critical Honda Motor Co Ltd
Priority to JP2001217662A priority Critical patent/JP4101483B2/ja
Priority to US10/191,541 priority patent/US6676461B2/en
Priority to CA002393609A priority patent/CA2393609C/en
Publication of JP2003028888A publication Critical patent/JP2003028888A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4101483B2 publication Critical patent/JP4101483B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B63SHIPS OR OTHER WATERBORNE VESSELS; RELATED EQUIPMENT
    • B63BSHIPS OR OTHER WATERBORNE VESSELS; EQUIPMENT FOR SHIPPING 
    • B63B49/00Arrangements of nautical instruments or navigational aids
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B63SHIPS OR OTHER WATERBORNE VESSELS; RELATED EQUIPMENT
    • B63BSHIPS OR OTHER WATERBORNE VESSELS; EQUIPMENT FOR SHIPPING 
    • B63B34/00Vessels specially adapted for water sports or leisure; Body-supporting devices specially adapted for water sports or leisure
    • B63B34/10Power-driven personal watercraft, e.g. water scooters; Accessories therefor
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01PMEASURING LINEAR OR ANGULAR SPEED, ACCELERATION, DECELERATION, OR SHOCK; INDICATING PRESENCE, ABSENCE, OR DIRECTION, OF MOVEMENT
    • G01P5/00Measuring speed of fluids, e.g. of air stream; Measuring speed of bodies relative to fluids, e.g. of ship, of aircraft
    • G01P5/02Measuring speed of fluids, e.g. of air stream; Measuring speed of bodies relative to fluids, e.g. of ship, of aircraft by measuring forces exerted by the fluid on solid bodies, e.g. anemometer
    • G01P5/06Measuring speed of fluids, e.g. of air stream; Measuring speed of bodies relative to fluids, e.g. of ship, of aircraft by measuring forces exerted by the fluid on solid bodies, e.g. anemometer using rotation of vanes
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B63SHIPS OR OTHER WATERBORNE VESSELS; RELATED EQUIPMENT
    • B63HMARINE PROPULSION OR STEERING
    • B63H11/00Marine propulsion by water jets
    • B63H11/02Marine propulsion by water jets the propulsive medium being ambient water
    • B63H11/04Marine propulsion by water jets the propulsive medium being ambient water by means of pumps
    • B63H11/08Marine propulsion by water jets the propulsive medium being ambient water by means of pumps of rotary type

Abstract

(57)【要約】 【課題】 海中のゴミや藻などがパドルに絡み付くこと
を防ぐことができ、さらに海底の泥などがパドルに付着
することを防ぐことができる船艇の速度検出装置取付構
造を提供する。 【解決手段】 船艇の後部に水ジェットポンプを設け、
この水ジェットポンプの下方に船底プレート31を設
け、この船底プレート31に速度検出装置40を取付
け、この速度検出装置40のパドル61で水流の流速を
検出して推進速度を求める船艇において、この船艇の速
度検出装置取付構造30は、速度検出装置40のパドル
61を船底プレート31の上面に備え、この底面プレー
ト31のうちの速度検出装置40の前方に開口31を形
成し、この開口31を介して速度検出装置40に水を導
くように構成した。

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、船底プレートに速
度検出装置を設け、この速度検出装置のパドルで水の流
速を検出して推進速度を求める船艇の速度検出装置取付
構造に関する。 【0002】 【従来の技術】船艇として、艇体の後部に水ジェットポ
ンプを取付け、この水ジェットポンプを駆動することに
より艇底から水を吸込み、吸込んだ水を後方に噴射して
推進するジェット推進艇がある。このジェット推進艇
は、推進速度を検出するために艇体後部の船底プレート
に速度検出装置を備える。速度検出装置の取付け構造と
して、例えば特開平11−304831号公報「船艇の
推進速度検出装置」が知られている。以下、この技術に
ついて同公報の図5を一部再掲して説明する。 【0003】図6は従来の船艇の後部底面図であり、船
底プレートに速度検出装置を取付けた状態を示す。船艇
100は、船底プレート101に艇体の前後方向に延び
る流水溝102を形成し、この流水溝102の後端に切
欠き103を形成し、この切欠き103に速度検出装置
105の回転体(以下、「パドル(paddle)」と
いう)106を回転自在に取付け、パドル106の近傍
にパドル106の回転数を検出するセンサー本体108
を備える。 【0004】この速度検出装置の取付構造によれば、船
艇100を水ジェットポンプ(図示しない)で推進させ
ると、流水溝102に沿って水が矢印aの如く流れる。
矢印aの如く流れた水はパドル106に到達し、パドル
106の羽根107・・・に当たりパドル106を回転さ
せる。このパドル106の回転数をセンサー本体108
で検出することにより船艇100の推進速度を求めるこ
とができる。 【0005】 【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の速度検
出装置の取付構造は船底プレート101の切欠き103
にパドル106を設けているので、パドル106は切欠
き103を介して海中に露出した状態になる。このた
め、例えば海中に漂っているゴミや藻などがパドル10
6に絡み付く虞れがある。また、パドル106は海中に
露出しているので、例えば船艇100が浅瀬に乗り入れ
た場合に、海底の泥などがパドル106に付着する虞れ
がある。 【0006】そこで、本発明の目的は、海中のゴミや藻
などがパドルに絡み付くことを防ぐことができ、さらに
海底の泥などがパドルに付着することを防ぐことができ
る船艇の速度検出装置取付構造を提供することにある。 【0007】 【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明の請求項1は、艇の後部に水ジェットポンプを
設け、この水ジェットポンプの下方に船底プレートを設
け、この船底プレートに速度検出装置を取付け、この速
度検出装置のパドルを水で回転させ、パドルの回転に基
づいて船艇の推進速度を求める船艇において、パドルを
船底プレートの上方に配置し、この船底プレートのうち
のパドル前方の部位に開口を設け、この開口から取入れ
た水をパドルに導くように構成したことを特徴とする。 【0008】船底プレートの上方に速度検出装置のパド
ルを配置し、このパドルの前方に開口を設けた。このた
め、パドルを船底プレートで覆うことにより、パドルを
船底プレートで海中から仕切ることができる。従って、
船底プレートでパドルを保護することができるので、例
えば海中に漂っているゴミや藻などがパドルに絡み付く
ことを防ぐことができる。加えて、船底プレートでパド
ルを保護することで、例えば船艇が浅瀬に乗り入れた場
合でも、海底の泥などがパドルに付着することを防ぐこ
とができる。 【0009】 【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を添付図に基
づいて以下に説明する。なお、図面は符号の向きに見る
ものとする。図1は本発明に係る速度検出装置取付構造
を備えた船艇の側面図である。船艇10は、艇体11の
前部11aに取付けた燃料タンク14と、この燃料タン
ク14の後方に設けたエンジン15と、このエンジン1
5の後方に設けた水ジェットポンプ20と、燃料タンク
14の上方に取付けた操舵ハンドル25と、この操舵ハ
ンドル25の後方に取付けたシート27と、水ジェット
ポンプ20の下方に設けた船底プレート31と、この船
底プレート31に取付けた速度検出装置40とを備え
る。 【0010】水ジェットポンプ20は、艇底12の開口
13から後方へ延びたハウジング21を有し、このハウ
ジング21内にインペラ22を回転自在に取り付け、イ
ンペラ22をエンジン15の駆動軸16に連結したもの
である。なお、船底プレート31に取付けた速度検出装
置40は、ハウジング21の後端の下方に位置する。 【0011】水ジェットポンプ20によれば、エンジン
15を駆動してインペラ22を回転させることにより、
艇底12の開口13から吸引した水をハウジング21の
後端開口を介して操舵管(操舵ノズル)23から艇体1
1の後方へ噴射することができる。 【0012】操舵管(操舵ノズル)23は、ハウジング
の後端に左右方向にスイング自在に取付けた部材であ
る。この操舵ノズル23は、操舵ハンドル25の操作で
左右方向にスイングすることにより艇体11の操舵方向
をコントロールする操舵用のノズルである。 【0013】この船艇10によれば、燃料タンク14か
らエンジン15に燃料を供給してエンジン15を駆動
し、このエンジン15の駆動力を駆動軸16を介してイ
ンペラ22に伝え、インペラ22を回転することにより
艇底12の開口13から水を吸引し、吸引した水をハウ
ジング21の後端を通して操舵ノズル23から噴射して
推進することができる。 【0014】図2は図1の2部拡大図であり、速度検出
装置40に船底プレート31を取付けた船艇の速度検出
装置取付構造30を示す側面図である。この船艇の速度
検出装置取付構造30は、船底プレート31の上面に速
度検出装置40を載せ、速度検出装置40の前差込み部
43を船底プレート31の開口32に差込み、前差込み
部43の先端43aを開口32の前壁面32aに当て、
開口32に速度検出装置40の導水通路42に連通し、
ボルト34・・・をねじ孔44a・・・にねじ込むことによ
り、船底プレート31に速度検出装置40を取付けたも
のである。以下、船艇の速度検出装置取付構造30につ
いて詳しく説明する。 【0015】図3は本発明に係る船艇の速度検出装置取
付構造の分解斜視図である。船艇の速度検出装置取付構
造30は、船底プレート31の上方に速度検出装置40
のパドル61を配置し、この船底プレート31のうちの
パドル61の前方の部位に開口32を設け、この開口3
2からパドル61へ水を導く導水通路42(図2に示
す)を速度検出装置40に形成したものである。 【0016】船底プレート31の開口32は、船艇10
の前後方向に延びた矩形状の貫通孔であり、前壁面32
a及び左右壁面32b,32cを鉛直面に形成し、後壁
面32dを後方に向って上り勾配となる傾斜面に形成し
たものである。また、船底プレート31は、開口32の
四隅近傍にボルト34・・・を貫通するための貫通孔35・
・・を備える。 【0017】速度検出装置40は、船底プレート31に
取付けるケース41と、このケース41の後端に回転自
在に取付けるパドル61と、パドル61の前方に設ける
とともにハーネス45を介して速度計(図示しない)に
接続したセンサ本体71と、センサ本体71を埋め込む
モールド72とからなる。 【0018】ケース41は、略矩形状に形成した基部4
4を有し、この基部44の四隅にねじ孔44a・・・を形
成し、前左右のねじ孔44a,44a間にハーネス45
を保持する保持部46を形成し、基部44の後端に左右
の円弧状支持プレート47,48を形成し、左右の円弧
状支持プレート47,48のほぼ中央に取付孔47a,
48aを開け、これらの取付孔47a,48aに支軸4
9を差込むことにより左右の円弧状支持プレート47,
48間にパドル61を回転自在に支え、左右の円弧状支
持プレート47,48の前方に矩形状のセンサ収容部5
1を形成し、このセンサ収容部51の底面52(図2に
示す)を後方に向って上り勾配としたものである。な
お、センサ収容部51の底面52は導水通路42(図2
に示す)を構成する部位である。 【0019】パドル61は、例えばプラマグ(プラスチ
ック磁石)などの磁気材料で形成したパドルであって、
円筒状のパドル本体62を有し、このパドル本体62の
中央に支軸49を貫通可能な貫通孔62aを形成し、パ
ドル本体62の外周に4個の羽根63・・・を90゜の間
隔をおいて形成したものである。なお、パドル61はプ
ラマグ以外の磁気材料で製造することも可能である。 【0020】羽根63は水を受ける受面を湾曲状の凹み
とし、この凹みで水を受けるように構成した。これによ
り、パドル61を支軸49を中心にして効率よく回転す
ることができる。なお、羽根63・・・は4個に限らない
で、任意に設定することができる。 【0021】このパドル61をケース41の円弧状支持
プレート47,48間に取付ける際には、パドル61を
左右の円弧状支持プレート47,48間に配置し、左右
の円弧状支持プレート47,48の取付孔47a、48
a及びパドル61の貫通孔62aに支軸49を矢印の如
く差込むことにより、左右の円弧状支持プレート47,
48間にパドル61を回転自在に取付ける。センサ本体
71は、パドル61の回転で発生する磁界の変化に基づ
いてパドル61の回転数を検出し、検出した信号を速度
計に伝える磁気センサである。 【0022】図4は本発明に係る船艇の速度検出装置取
付構造の断面図である。船艇の速度検出装置取付構造3
0は、船底プレート31の後端31a上方にケース41
を介してパドル61を回転自在に配置し、センサ収容部
51内にセンサ本体71を配置し、このセンサ本体71
をハーネス45を介して速度計(図示しない)に接続し
たものである。 【0023】船艇の速度検出装置取付構造30によれ
ば、速度検出装置40の前差込み部43を船底プレート
31の開口32に差込み、前差込み部43の先端43a
を開口32の前壁面32aに当接させ、開口32を導水
通路42に連通させる。加えて、船艇の速度検出装置取
付構造30によれば、導水通路42後方に向けた上がり
勾配とすることで導水通路42の出口42aにパドル6
1の羽根63・・・を臨ませることができる。 【0024】このため、船底プレート31の開口32か
ら取入れた水を導水通路42に導き、導水通路42を通
過した水を導水通路42の出口42aから後方に流し、
この水をパドル61の羽根63・・・に当てることができ
る。パドル61の羽根63・・・に水が当たることによ
り、パドル61を支軸49を中心にして反時計回り方向
に回転させることができる。 【0025】ここで、導水通路42を上がり勾配とする
ことで、船底プレート31の開口32から取入れた水を
導水通路42に円滑に導くことができ、さらに導水通路
42内の水を導水通路42の出口42aまで円滑に導
き、加えて導水通路42の出口42aからパドル61の
羽根63・・・まで円滑に導くことができる。従って、パ
ドル61を支軸49を中心にして効率よく回転させるこ
とができる。 【0026】図1に示す船艇10の推進速度が速い場合
には導水通路42内の水の流れが速なり、パドル61は
速く回転する。一方、船艇10の推進速度が遅い場合に
は導水通路42内の水の流れが遅くなり、パドル61は
ゆっくり回転する。なお、図4に示すように導水通路4
2をケース41に一体に形成しているので、部品点数を
削減できる。 【0027】この速度検出装置40は、センサ本体71
をセンサ収容部51内に配置するとともに、センサ本体
71をパドル61の羽根63・・・に対向させるように配
置したものである。センサ本体71をパドル61の羽根
63・・・に対向させることで、パドル61の回転で発生
した磁界の変化を確実に検出することができる。このた
め、センサ本体71でパドル61の回転数を正確に検出
することができる。 【0028】この速度検出装置40によれば、パドル6
1が支軸49を中心に回転して磁界の変化が発生したと
き、この磁界の変化に基づいてセンサ本体71がパドル
61の回転数を検出し、検出した信号をセンサ本体71
から速度計に伝える。これにより、船艇10の推進速度
を速度計に表示させることができる。 【0029】船底プレート31の上に速度検出装置40
のパドル61をケース41を介して回転自在に配置し、
このパドル61を避けてパドル61の前方に開口32を
設けた。このため、船底プレート31でパドル61を海
中から仕切ることにより、パドル61を船底プレート3
1で保護することができる。 【0030】従って、万一船艇10が浅瀬に載り上げた
場合でも、海底の泥などがパドル61に付着することを
防ぐことができる。また、パドル61を船底プレート3
1で保護することで、例えば海中に漂っているゴミや藻
などがパドル61に絡み付くことを防ぐことができる。 【0031】加えて、船艇10の速度検出装置取付構造
30によれば、センサ収容部51内にセンサ本体71を
配置することにより、船底プレート31の上方に配置す
ることができる。また、センサ収容部51内にセンサ本
体71を配置することにより、導水通路42の構成部材
である底面52の上方にセンサ本体71を配置すること
ができる。 【0032】このため、センサ本体71を船底プレート
31や底面52で海中から仕切ることができる。従っ
て、センサ本体71をパドル61と同様に保護すること
ができる。すなわち、万一船艇10が浅瀬に載り上げた
場合でも、海底の泥などがセンサ本体71に付着するこ
とを防ぐことができる。 【0033】また、センサ収容部51内にセンサ本体7
1を収容した後、センサ収容部51内にモールド樹脂7
2を充填することにより、センサ本体71をモールド樹
脂72内に埋め込むことができる。従って、モールド樹
脂72でセンサ本体71を保護することができる。 【0034】次に、船艇の速度検出装置取付構造の作用
を図5に基づいて説明する。図5は本発明に係る船艇の
速度検出装置取付構造の作用説明図である。図1に示す
船艇10を水ジェットポンプ20で推進することによ
り、船底プレート31の開口32から矢印の如く水を
取り込み、取り込んだ水を速度検出装置40の導水通路
42に導く。 【0035】この水を上がり勾配の導水通路42に沿っ
て後方に導き、導水通路42の出口42aから矢印の
如くパドル61の羽根63・・・に向けて流す。導水通路
42を上がり勾配とすることで、船底プレート31の開
口32から取入れた水を導水通路42を介してパドル6
1の羽根63・・・まで円滑に導くことができる。 【0036】この水をパドル61の羽根63・・・に当て
ることにより、パドル61を支軸49を中心にして矢印
の如く回転させる。電磁材料製のパドル61を支軸4
9を中心にして回転させることで磁界が変化する。この
磁界の変化に基づいてセンサ本体71でパドル61の回
転数を検出し、検出した信号をハーネス45を介して速
度計に伝える。これにより、船艇10の推進速度を速度
計に表示することができる。 【0037】ところで、船艇の速度検出装置取付構造3
0によれば、パドル61を船底プレート31の上方(す
なわち、船底プレート31の後端31aの上方)に配置
して、船底プレート31の後端31aでパドル61を海
中から仕切る構成とした。このため、万一船艇10が浅
瀬に載り上げた場合でも、海底の泥などがパドル61に
付着することを防ぐことができる。また、例えば海中に
漂っているゴミや藻などがパドル61に絡み付くことを
防ぐことができる。 【0038】なお、前記実施例では、速度検出装置40
に導水通路42を設けて、この導水通路42で水をパド
ル61まで導く例について説明したが、導水通路42を
船底プレート31に設けて同様の効果を得ることができ
る。 【0039】また、前記実施形態では、速度検出装置4
0のパドル61を磁気材料で形成し、センサ本体71を
磁気センサとすることにより、磁界の変化に基づいてパ
ドル61の回転数を検出する例について説明したが、例
えば光センサなどを使用した速度検出装置適用すること
も可能である。さらに、速度検出装置40のケース41
の形状は実施形態の形状に限らないで、適宜好適な形状
に形成することは可能である。 【0040】 【発明の効果】本発明は上記構成により次の効果を発揮
する。請求項1は、船底プレートの上方に速度検出装置
のパドルを配置し、このパドルの前方に開口を設けた。
このため、パドルを船底プレートで海中から仕切ること
ができ、船底プレートでパドルを保護することができ
る。従って、例えば海中に漂っているゴミや藻などがパ
ドルに絡み付くことを防ぐことができる。 【0041】加えて、船底プレートでパドルを保護する
ことで、例えば船艇が浅瀬に乗り入れた場合でも、海底
の泥などがパドルに付着することを防ぐことができる。
この結果、船艇のメンテナンスを手間をかけないで簡単
におこなうことができる。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明に係る速度検出装置取付構造を備えた船
艇の側面図 【図2】図1の2部拡大図 【図3】本発明に係る船艇の速度検出装置取付構造の分
解斜視図 【図4】本発明に係る船艇の速度検出装置取付構造の断
面図 【図5】本発明に係る船艇の速度検出装置取付構造の作
用説明図 【図6】船艇の後部底面図 【符号の説明】 10…船艇、20…水ジェットポンプ、30…船艇の速
度検出装置取付構造、31…船底プレート、32…開
口、40…速度検出装置、42…導水通路、61…パド
ル。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 屋代 知彦 埼玉県和光市中央1丁目4番1号 株式会 社本田技術研究所内

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 船艇の後部に水ジェットポンプを設け、
    この水ジェットポンプの下方に船底プレートを設け、こ
    の船底プレートに速度検出装置を取付け、この速度検出
    装置のパドルを水で回転させ、パドルの回転に基づいて
    船艇の推進速度を求める船艇において、 前記パドルを前記船底プレートの上方に配置し、この船
    底プレートのうちのパドル前方の部位に開口を設け、こ
    の開口から取入れた水をパドルに導くように構成したこ
    とを特徴とする船艇の速度検出装置取付構造。
JP2001217662A 2001-07-18 2001-07-18 船艇の速度検出装置取付構造 Expired - Fee Related JP4101483B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001217662A JP4101483B2 (ja) 2001-07-18 2001-07-18 船艇の速度検出装置取付構造
US10/191,541 US6676461B2 (en) 2001-07-18 2002-07-10 Speed detecting device mounting structure for a vessel
CA002393609A CA2393609C (en) 2001-07-18 2002-07-16 Speed detecting device mounting structure for a vessel

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001217662A JP4101483B2 (ja) 2001-07-18 2001-07-18 船艇の速度検出装置取付構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2003028888A true JP2003028888A (ja) 2003-01-29
JP4101483B2 JP4101483B2 (ja) 2008-06-18

Family

ID=19051944

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001217662A Expired - Fee Related JP4101483B2 (ja) 2001-07-18 2001-07-18 船艇の速度検出装置取付構造

Country Status (3)

Country Link
US (1) US6676461B2 (ja)
JP (1) JP4101483B2 (ja)
CA (1) CA2393609C (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006242631A (ja) * 2005-03-01 2006-09-14 Honda Motor Co Ltd 船艇の速度検出装置
CN100425062C (zh) * 2004-10-25 2008-10-08 松下电工株式会社 空间信息检测设备

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4287342B2 (ja) * 2004-09-14 2009-07-01 本田技研工業株式会社 ウォータージェット推進艇
CN101758756A (zh) * 2009-11-27 2010-06-30 王政中 水陆两栖汽车水中推进转向装置
CN104118543B (zh) * 2014-08-11 2016-08-31 海安欣凯富机械科技有限公司 多因素船舶航速限制控制系统
CN105775084B (zh) * 2016-04-05 2018-08-24 周瑞 一种船舶专用外挂轴流式电力泵喷推进器

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3706224A (en) * 1971-02-03 1972-12-19 Ronald R Overs Marine speedometer
CA2084209C (en) * 1992-12-01 1996-03-12 Andre Amyot Speed measurement device
US5606253A (en) * 1994-10-04 1997-02-25 Airmar Technology Corporation Guided flow marine speedometer including angularly shaped housing for guiding water to a paddlewheel sensor at that angle
JP3290037B2 (ja) * 1994-10-21 2002-06-10 三信工業株式会社 小型船舶のエンジンの排気構造
JP3510745B2 (ja) * 1996-09-06 2004-03-29 ヤマハ発動機株式会社 水噴射推進艇の船底構造
JP4086263B2 (ja) 1998-04-24 2008-05-14 ヤマハ発動機株式会社 船艇の推進速度検出装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN100425062C (zh) * 2004-10-25 2008-10-08 松下电工株式会社 空间信息检测设备
JP2006242631A (ja) * 2005-03-01 2006-09-14 Honda Motor Co Ltd 船艇の速度検出装置

Also Published As

Publication number Publication date
US6676461B2 (en) 2004-01-13
JP4101483B2 (ja) 2008-06-18
US20030017761A1 (en) 2003-01-23
CA2393609C (en) 2005-09-13
CA2393609A1 (en) 2003-01-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3694092B2 (ja) 小型船舶
JPH09281132A (ja) 小型船舶のスピードセンサ配置構造
JP2003028888A (ja) 船艇の速度検出装置取付構造
JP2008291774A (ja) ジェット推進艇
JP3362903B2 (ja) ジェット推進艇の速度検出装置
US5613887A (en) Jet propulsion unit condition indicator
JP4086263B2 (ja) 船艇の推進速度検出装置
JP4057412B2 (ja) 小型滑走艇
US7140314B2 (en) Stand-up type personal watercraft
JPH10129583A (ja) 水噴射推進艇の船底構造
JP3352847B2 (ja) 船の横スラスト装置
JPH02127187A (ja) ウォータビークル
JP2005153672A (ja) 小型船舶におけるジェット推進ポンプの固定構造
JP2000128064A (ja) 摩擦抵抗低減船及び船体の摩擦低減方法
JP3118013B2 (ja) 船舶推進機の船速計測装置
JP3245023B2 (ja) 水ジェット推進艇の船底構造
JP4244017B2 (ja) ポッド推進船の整流構造
JPS58116296A (ja) 船外機等の前面ガ−ド
JP3121866B2 (ja) ジェット推進艇の表示装置
US20030049978A1 (en) Watercraft having a jet propulsion system that generates improved thrust
JP3617685B2 (ja) 船外機の水飛散防止装置
JP2004114949A (ja) 小型艇のバッテリ取付構造
US20030056706A1 (en) Rear grip structure for a boat
JP3300994B2 (ja) 船舶推進機
JP3402180B2 (ja) ウォータージェット船外機の船体への取付装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20041203

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20071218

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080201

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20080318

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20080319

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110328

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110328

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120328

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130328

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130328

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140328

Year of fee payment: 6

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees