JP2003028474A - 換気装置用の室内カバー - Google Patents

換気装置用の室内カバー

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JP2003028474A JP2001213072A JP2001213072A JP2003028474A JP 2003028474 A JP2003028474 A JP 2003028474A JP 2001213072 A JP2001213072 A JP 2001213072A JP 2001213072 A JP2001213072 A JP 2001213072A JP 2003028474 A JP2003028474 A JP 2003028474A
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兼芳 大嶋
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 給気を目的とした換気装置の結露
耐力を手軽に高めることができ、換気装置用の持つ機能
を補完できる換気装置用の室内カバーを得る。 【解決手段】 室外の空気を吸込み、室内へ給気
する給気送風機7を、室内外を連絡する風洞4に設けた
本体8と、この本体8の室内側に装着され、風洞4の室
内側の開口部9を被覆するとともに、その風洞4に対し
て略半径方向に同風洞4からの気流の方向を変えて室内
へ吹出す吹出口14を有する化粧パネル12とを備えた
換気装置の化粧パネル12の吹出口14を除く外側を着
脱可能に被覆できるキャップ構造13を構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、室外の空気を室内
へ供給して室内の換気を図る給気を目的とした換気装置
に装着してその機能を補完する換気装置用の室内カバー
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】給気を目的とした換気装置の多くは、こ
れまで図10に示すような基本構成が採られている。即
ち、室外の空気を吸込み、室内へ給気する給気送風機7
を、室内外を連絡する風洞4に設けた本体8と、本体8
の室内側に装着され、風洞4の室内側開口部を被覆し、
吸込んだ室外の空気を室内へ吹出す吹出口14を有する
化粧パネル12Aで構成されている。本体8は、建物の
壁構造や天井構造に設けた取付孔3に嵌め装着され、取
付孔3又は取付孔3に連絡するダクトを通じて室外の空
気を室内へ給気する。化粧パネル12Aは、室内への給
気方向を変えたり、室内側意匠を構成する通風部品で、
本体8に着脱可能に構成されている。
【0003】吹出口14は、正面に設けられているもの
もあるが、図示のものでは化粧パネル12Aの側面に設
けられていて、居者に直接外気が当たらないようになっ
ている。この種の換気装置でしばしば問題となるのが化
粧パネル12A表面での結露の発生である。冬季など吸
込んだ冷たい外気と、室内の温かい空気と接触する化粧
パネル12Aには、その室内側に結露が発生する。その
ため化粧パネル12Aの背面に断熱材を貼着したり、特
開平7―233984号公報に示されているように、本
体枠の室内に臨む外周部をジャケット構造にして断熱空
気層を形成したりして対応している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来の換気装
置においては、外気温度が室内温度より極端に低い場合
には、有効な断熱が果しきれず化粧パネル12Aの室内
側に結露が発生し、運転を続けることでやがて表面の結
露が成長し、水滴となって壁面を濡らしたり、滴下して
床を濡らすといった問題点がある。
【0005】冬季においては日常的に外気温度が低い寒
冷地では、こうした結露の発生という問題性は大変大き
なものである。十分な結露防止機能を得るためには、断
熱材を厚くしたり、断熱空気層を二重にしたりして断熱
性能を上げることであるが、装置の室内側の構成が大型
化し、コストの高騰を招くうえ、意匠性も大きく損なわ
れたりするため有効な対策とはならない。また、冬季で
も外気温度がそれ程低くならない温暖な地域では、寒冷
地と同様な断熱性能の必要性はなく、結露についての問
題性はさほど高いものではない。
【0006】本発明は、係る従来の問題点を解決するた
めになされたものであって、その課題とするところは、
手軽に給気を目的とした換気装置の結露耐力を高めるこ
とができる換気装置用の室内カバーを得ることであり、
簡単に換気装置の機能を補完できる換気装置用の安価な
室内カバーを得ることであり、その室内カバーの機能を
充実させることである。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記課題を達成するため
に請求項1の発明は、室外の空気を吸込み、室内へ給気
する給気送風機を、室内外を連絡する風洞に設けた本体
と、本体の室内側に装着され、風洞の室内側開口部を被
覆するとともに、室内へ吹出す吹出口を有する化粧パネ
ルとを備えた換気装置の化粧パネルの吹出口を除く外側
を着脱可能に被覆できるキャップ構造を構成し、室内カ
バーとする手段を採用する。
【0008】前記課題を達成するために請求項2の発明
は、請求項1に係る前記手段におけるキャップ構造に、
断熱性を具備させる手段を採用する。
【0009】前記課題を達成するために請求項3の発明
は、請求項1又は請求項2のいずれかに係る前記手段に
おけるキャップ構造に、換気装置の化粧パネルとの間に
断熱空気層が形成されるようにする手段を採用する。
【0010】前記課題を達成するために請求項4の発明
は、請求項1又は請求項3のいずれかに係る前記手段に
おけるキャップ構造に、吸音性を具備させる手段を採用
する。
【0011】前記課題を達成するために請求項5の発明
は、請求項1又は請求項3のいずれかに係る前記手段に
おけるキャップ構造の内側に、断熱材を張設する手段を
採用する。
【0012】前記課題を達成するために請求項6の発明
は、請求項1〜請求項5までのいずれかに係る前記手段
におけるキャップ構造を、発泡樹脂により構成する手段
を採用する。
【0013】前記課題を達成するために請求項7の発明
は、請求項1〜請求項6までのいずれかに係る前記手段
におけるキャップ構造を、ポリプロピレンの成形物で構
成する手段を採用する。
【0014】前記課題を達成するために請求項8の発明
は、請求項1〜請求項7までのいずれかに係る前記手段
におけるキャップ構造に、換気装置の化粧パネルを緩衝
保護する緩衝機能を具備させる手段を採用する。
【0015】前記課題を達成するために請求項9の発明
は、請求項1〜請求項8までのいずれかに係る前記手段
におけるキャップ構造に、換気装置の化粧パネルに弾力
を作用して当接する弾性部材を設ける手段を採用する。
【0016】前記課題を達成するために請求項10の発
明は、請求項1〜請求項9までのいずれかに係る前記手
段におけるキャップ構造に、化粧パネルの吹出口に対応
する吹出口を開口させるとともに、キャップ構造の吹出
口を室内側に向って開口面積が漸減する形状にし、内側
からの開閉蓋の着脱によって閉開できるようにする手段
を採用する。
【0017】前記課題を達成するために請求項11の発
明は、請求項10に係る前記手段におけるキャップ構造
に、その吹出口に略対応する形状の凹部を形成し、凹部
に開閉蓋を収納できるようにする手段を採用する。
【0018】前記課題を達成するために請求項12の発
明は、請求項1〜請求項11までのいずれかに係る前記
手段におけるキャップ構造に、その室内への気流の吹出
し経路中にエアーフィルターを設ける手段を採用する。
【0019】
【発明の実施の形態】実施の形態1.図1〜図4によっ
て示す本実施の形態は、図1に示すように建物の壁構造
や天井構造等の仕切構造1に設けたパイプ2やダクトで
構成された室内外を連絡する取付孔3に嵌め装着され、
外気の室内への給気によって換気を行う換気装置の室内
側に装着する室内カバーに関するものである。適用対象
となる換気装置は、樹脂で作られた直管状の風洞4に、
羽根車5と電動機6よりなる給気送風機7を組付けた本
体8と、本体8の室内側を被覆するように装着される化
粧パネル12とから構成されている。風洞4は、室内側
端に吹出し側となる開口部9を有し、この開口部9の口
縁部には半径方向に張出すフランジ10と、内方へ突出
する複数本の取付脚11が一体に設けられている。風洞
4のフランジ10は、自由端側が後方に向って延出する
縁枠部をなし、本体8の室内側前面部を構成する。
【0020】給気送風機7の電動機6は、風洞4内の室
外側へ向って回転軸が突入するように取付脚11に固定
され、その回転軸に風洞4内での回転を可能に羽根車5
が装着されている。この羽根車5の回転により風洞4内
に室外側から室内側の開口部9へ向う給気流が形成され
る。
【0021】化粧パネル12は、樹脂により角形カップ
状に形成され、その下面を除く上面と両側面とには風洞
4に対して略半径方向に風洞4からの給気流の方向を変
えて室内へ吹出す、それぞれ吹出し方向の異なる吹出口
14が形成されている(図2参照)。各吹出口14には
これらをそれぞれ開閉できるスライド式の開閉部材15
が摺動可能に組付けられている(図1参照)。化粧パネ
ル12の周側部にはその内側に掛止構造が設けられてい
て、風洞4のフランジ10の縁枠部に形成され係合構造
に係合させることによって風洞4の前面を被覆する状態
に係脱可能に取付けられる。化粧パネル12の風洞4に
おける室内側の開口部9に向い合う内面にはクッション
材よりなる断熱材16が貼設されている。そして、電動
機6の外殻を囲むように着脱可能に筒状のエアーフィル
ター17が装着されている。
【0022】この換気装置は、取付孔3に装着した本体
8に化粧パネル12を室内側から装着し、給気送風機7
を運転させることによって、当該室内に外気を導入する
給気による換気機能を果し、給気用の換気装置として完
結した機能を果たす。冬季等で風洞4から吹出される外
気の外気温度が室内温度より多少低くても、温暖な地域
では化粧パネル12の室内側の前面は、内面に貼設され
た断熱材16の断熱機能により室内温度近くに維持さ
れ、結露が発生することは殆どない。しかしながら、寒
冷地や厳冬季等、外気温度が大変低い場合には断熱材1
6による断熱効果は薄く、風洞4から吹出される冷たい
外気により化粧パネル12が冷却され、暖かい室内空気
が接触することにより、室内側の表面に結露が発生する
ことになる。
【0023】本実施の形態の室内カバーは、上述のよう
な結露が発生する状況下において図1に示すように化粧
パネル12に嵌め装着してその断熱機能を補完するもの
であり、化粧パネル12と略相似形状の樹脂による一体
成形物として角形のキャップ構造13に構成されてい
る。キャップ構造13の四箇所の入隅部には、換気装置
の化粧パネル12に弾力を作用して当接する弾性部材2
3が取付けられ、この弾性部材23の弾力によって化粧
パネル12への装着状態が安定に保たれる。キャップ構
造13自体に弾力を付与できれば、化粧パネル12との
嵌合い寸法の設定によって弾性部材23なしに装着状態
の安定性を得ることもできる。この室内カバーにもキャ
ップ構造13の周側面に化粧パネル12の各吹出口14
に略整合する吹出口18が形成されていて、室内カバー
を装着した状態では室内カバーの吹出口18が外気を室
内へ給気する実質的な吹出し口になる。
【0024】室内カバーを、化粧パネル12を被覆する
ように室内側から嵌め装着することにより、換気装置に
おける風洞4の室内側の開口部9と室内とは熱的には二
重の障壁により隔てられることになり、さらに、二重の
障壁の間には空気層が出来ることになる。この空気層は
殆ど流動しないため断熱空気層19として二重の障壁と
ともに確りした断熱機能を果し、換気装置の断熱機能を
補完する。
【0025】即ち、寒冷地や厳冬季等の使用環境にあっ
ては、室内カバーを化粧パネル12の外側に嵌め被着さ
せることによって換気装置の断熱性が増し、結露耐力が
向上し室内側の面での結露の発生を防止することができ
る。また、室内カバーの装着により、換気装置の室内側
意匠も変わることになるので、例えば、化粧パネル12
を寒色系の色調にし、室内カバーを暖色系の色調にする
ことにより、季節に応じた室内雰囲気を作ることも可能
である。さらに、意匠的見地に立てば、色調のみならず
化粧パネル12の前面構成と室内カバーの前面構成を異
なるものとすることもできる。このように、換気装置の
室内側部分を必要に応じて別部材の重ね合わせで二重の
構造とすることは、フレームに一体に断熱空気層を形成
するジャケット構造を構成したり、断熱材を極めて厚く
する対策を採るより低コストで実現でき、結露防止に有
効な断熱性を簡単に得ることができるうえ、使用環境に
応じて対応できる利便性も備わり、換気装置の機能を補
完する室内カバーの実用性は高い。
【0026】図3に示すように、室内カバーにその吹出
口18と化粧パネル12の吹出口14とを連絡する吹出
ガイド部20を設けることにより、化粧パネル12と室
内カバーとの間隔を大きく採ることができ、断熱空気層
19の層幅を大きくして断熱性をより高くすることも可
能である。
【0027】また、本実施の形態の室内カバーには、換
気装置への装着によって室内への二重の障壁とその間の
空気層による断熱機能とともに給気送風機7の運転音の
室内への伝播も減衰させる遮音機能も備わる。従って、
結露防止としてではなく、医療施設等、静粛性を要求さ
れるような室内の換気にもこの室内カバーの装着によっ
て応じることができる。この場合、図4に示すように室
内カバーにスポンジ材等の断熱材16を内貼りにするこ
とにより、断熱と遮音の機能をより向上させることがで
きるうえ、断熱材16の厚さの調整により結露耐力を容
易に調整することができる。
【0028】実施の形態2.図5〜図8に示す本実施の
形態は、実施の形態1で示した室内カバーに断熱性の向
上を図る工夫を講じたもので、これに係る構成以外は実
施の形態1のものと同じである。従って、実施の形態1
のものと同じ部分については実施の形態1のものと同じ
符号を用い、それらについての説明は省略する。
【0029】本実施の形態の室内カバーは、断熱性及び
吸音性のある発泡樹脂の一体成形物として図5に示すよ
うに構成されている。発泡樹脂としては、スチロール系
樹脂やポリプロピレン系の樹脂が採用されている。表面
については外観性や意匠性を持たせるため、成形時の発
泡倍率が抑えられ平滑面となっている。化粧パネル12
の吹出口14に対応する室内カバーの各吹出口18は、
室内側に向って開口面積が漸減する矩形で、しかも室内
への吹出し方向が取付場所の建物構造の室内側面から遠
ざかる方向の通風経路として形成されている(図6,図
7参照)。この各吹出口18は、図7及び図8に示すよ
うに同一材料又は異種材料で構成された脱着可能な開閉
蓋21で開閉可能になっている。また、開閉蓋21の形
状と略同じ形状に形成されたエアーフィルター部材22
も備えられ、開閉蓋21かエアーフィルター部材22の
いずれかを吹出口18に装着することができる。
【0030】室内カバーにこうした構成を採用すること
により、室内カバーを化粧パネル12に装着したときの
換気装置の結露耐力及び静粛性を低コストで向上させる
ことができる。化粧パネル12に設けたスライド式の開
閉部材15は、いずれかの吹出口14が壁面に近接する
ような取付状態になった場合に、当該吹出口14を閉止
して壁面への吹付けを防ぐものであるため、室内カバー
を常設するのであれば吹出口18に開閉蓋21を備えて
いれば、開閉部材15のない換気装置の吹出方向の選択
機能を補完できる。そして、開閉部材15の装着により
当該吹出口18の断熱が図られるため、結露防止にも機
能する。
【0031】また、エアーフィルター17を備えていな
い換気装置についても、吹出口18にエアーフィルター
部材22を備えた室内カバーを常設することにより塵埃
濾過機能を補完することができ、エアーフィルター17
を備えている換気装置に対しては、室内に導入する外気
の清浄度を高めることになる。開閉部材15よりも開閉
蓋21の方が簡素な構成で済み、エアーフィルター17
よりもエアーフィルター部材22の方が簡素な構成で済
むため、換気装置側での対応より低コストで実現でき
る。ポリプロピレンによる室内カバーは、リサイクル性
があるうえ、発泡倍率の選択により必要とする弾力性も
平面性も容易に得ることができるので機能的なものとな
る。発泡樹脂の一体成形物で構成した室内カバーは、換
気装置の包装時に化粧パネル12に嵌め装着しておくこ
とにより、化粧パネル12を緩衝保護する包装材として
の緩衝機能を果す。従って、換気装置の包装部品として
も適用でき、開梱後には廃棄物とならない機能性のある
部品とすることもできる。
【0032】開閉蓋21もエアーフィルター部材22
も、図6に示すように吹出口18が室内側に向って開口
面積が漸減する形状であるため、内側からの差込みによ
って室内側へ離脱し難い状態に装着することができ、離
脱も内側からの引き抜きによって簡単に行うことができ
る。そして、吹出口18が、室内への吹出し方向が取付
場所の建物構造の室内側面から遠ざかる方向の通風経路
として形成されているので冷たい外気が暖かい壁面に当
たり、壁面を結露させるようなことも回避でき、さらに
室内への吹出し風速が速くなることから吹出し部分での
気流の巻込みも回避できる。これ以外の機能は実施の形
態1のものと同じである。
【0033】実施の形態3.図9に示す本実施の形態
は、実施の形態2で示した室内カバーに利便性を備えさ
せるための工夫を講じたもので、これに係る構成以外は
実施の形態1のものと同じである。従って、実施の形態
1のものと同じ部分については実施の形態1のものと同
じ符号を用い、それらについての説明は省略する。
【0034】本実施の形態の室内カバーには、キャップ
構造13の正面部分にその肉厚を利用して吹出口18に
略対応する形状の凹部24が形成されている。この凹部
24には使用しない開閉蓋21及びエアーフィルター部
材22を収納しておくことができる。この構成により、
室内カバーを使わない時には、開閉蓋21及びエアーフ
ィルター部材22を凹部24に収めて散逸しないように
まとまり良く保管しておくことができ、室内カバーに利
便性が備わる。これ以外の機能は実施の形態2のものと
同じである。
【0035】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、給気を目的と
した換気装置の結露耐力を季節や地域特性に応じて手軽
に高めることができ、換気装置の機能を補完することが
できる。
【0036】請求項2の発明によれば、請求項1に係る
前記効果とともに構成の簡素化と結露耐力の向上を推進
できる。
【0037】請求項3の発明によれば、請求項1又は請
求項2のいずれかに係る前記効果とともに低コストで結
露耐力の向上を図ることができる。
【0038】請求項4の発明によれば、請求項1又は請
求項3のいずれかに係る前記効果とともに換気装置に静
粛性を簡単に付与することができ、換気装置の機能を充
実させることができる。
【0039】請求項5の発明によれば、請求項1又は請
求項3のいずれかに係る前記効果とともに結露耐力の調
整が可能になる。
【0040】請求項6の発明によれば、請求項1〜請求
項5までのいずれかに係る前記効果とともに安価な室内
カバーが得られる。
【0041】請求項7の発明によれば、請求項1〜請求
項6までのいずれかに係る前記効果とともにリサイクル
性を備えさせることができ、意匠性も得やすくなる。
【0042】請求項8の発明によれば、請求項1〜請求
項7までのいずれかに係る前記効果とともに包装廃棄物
の減少を推し進めることができる。
【0043】請求項9の発明によれば、請求項1〜請求
項8までのいずれかに係る前記効果とともに換気装置へ
の装着状態が安定する。
【0044】請求項10の発明によれば、請求項1〜請
求項9までのいずれかに係る前記効果とともに利便性が
向上する。
【0045】請求項11の発明によれば、請求項10に
係る前記効果とともにまとまりよく保管することができ
るようになる。
【0046】請求項12の発明によれば、請求項1〜請
求項11までのいずれかに係る前記効果とともに換気装
置のエアーフィルターに係る構成を簡素化できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施の形態1の換気装置用の室内カバーを取
付状態で示す縦断側面図である。
【図2】 実施の形態1の室内カバーを示す斜視図であ
る。
【図3】 実施の形態1の他の室内カバーを取付状態で
示す縦断側面図である。
【図4】 実施の形態1のさらに他の室内カバーを取付
状態で示す縦断側面図である。
【図5】 実施の形態2の室内カバーの斜視図である。
【図6】 実施の形態2の室内カバーの吹出口の構成を
示す拡大断面図である。
【図7】 実施の形態2の室内カバーの分解斜視図であ
る。
【図8】 実施の形態2の室内カバー吹出口と開閉蓋の
関係を示す拡大斜視図である。
【図9】 実施の形態3の室内カバーを示す分解斜視図
である。
【図10】 従来の換気装置を取付状態で示す縦断側面
図である。
【符号の説明】
1 仕切構造、 3 取付孔、 4 風洞、 7 給気
送風機、 8 本体、9 開口部、 12 化粧パネ
ル、 13 キャップ構造、 14 吹出口、16 断
熱材、 18 吹出口、 19 断熱空気層、 20
吹出ガイド部、 21 開閉蓋、 22 エアーフィル
ター部材、 23 弾性部材、 24凹部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小林 大祐 東京都千代田区大手町二丁目6番2号 三 菱電機エンジニアリング株式会社内

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 室外の空気を吸込み、室内へ給気する給
    気送風機を、室内外を連絡する風洞に設けた本体と、こ
    の本体の室内側に装着され、前記風洞の室内側開口部を
    被覆するとともに、室内へ吹出す吹出口を有する化粧パ
    ネルとを備えた換気装置の前記化粧パネルの前記吹出口
    を除く外側を着脱可能に被覆できるキャップ構造を構成
    した換気装置用の室内カバー。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の換気装置用の室内カバ
    ーであって、キャップ構造に断熱性を具備させた換気装
    置用の室内カバー。
  3. 【請求項3】 請求項1又は請求項2のいずれかに記載
    の換気装置用の室内カバーであって、換気装置の化粧パ
    ネルとの間に断熱空気層が形成されるようにした換気装
    置用の室内カバー。
  4. 【請求項4】 請求項1又は請求項3のいずれかに記載
    の換気装置用の室内カバーであって、キャップ構造に吸
    音性を具備させた換気装置用の室内カバー。
  5. 【請求項5】 請求項1又は請求項3のいずれかに記載
    の換気装置用の室内カバーであって、キャップ構造の内
    側に断熱材を張設した換気装置用の室内カバー。
  6. 【請求項6】 請求項1〜請求項5までのいずれかに記
    載の換気装置用の室内カバーであって、キャップ構造を
    発泡樹脂により構成した換気装置用の室内カバー。
  7. 【請求項7】 請求項1〜請求項6までのいずれかに記
    載の換気装置用の室内カバーであって、キャップ構造を
    ポリプロピレンの成形物で構成した換気装置用の室内カ
    バー。
  8. 【請求項8】 請求項1〜請求項7までのいずれかに記
    載の換気装置用の室内カバーであって、キャップ構造に
    換気装置の化粧パネルを緩衝保護する緩衝機能を具備さ
    せた換気装置用の室内カバー。
  9. 【請求項9】 請求項1〜請求項8までのいずれかに記
    載の換気装置用の室内カバーであって、キャップ構造
    に、換気装置の化粧パネルに弾力を作用して当接する弾
    性部材を設けた換気装置用の室内カバー。
  10. 【請求項10】 請求項1〜請求項9までのいずれかに
    記載の換気装置用の室内カバーであって、キャップ構造
    に化粧パネルの吹出口に対応する吹出口を開口させると
    ともに、このキャップ構造の吹出口を室内側に向って開
    口面積が漸減する形状にし、内側からの開閉蓋の着脱に
    よって閉開できるようにした換気装置用の室内カバー。
  11. 【請求項11】 請求項10に記載の換気装置用の室内
    カバーであって、キャップ構造にその吹出口に略対応す
    る形状の凹部を形成し、この凹部に開閉蓋を収納できる
    ようにした換気装置用の室内カバー。
  12. 【請求項12】 請求項1〜請求項11までのいずれか
    に記載の換気装置用の室内カバーであって、キャップ構
    造の室内への気流の吹出し経路中にエアーフィルターを
    設けた換気装置用の室内カバー。
JP2001213072A 2001-07-13 2001-07-13 換気装置用の室内カバー Expired - Fee Related JP4421794B2 (ja)

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