JP2003027818A - ヒンジ - Google Patents

ヒンジ

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JP2003027818A
JP2003027818A JP2001216930A JP2001216930A JP2003027818A JP 2003027818 A JP2003027818 A JP 2003027818A JP 2001216930 A JP2001216930 A JP 2001216930A JP 2001216930 A JP2001216930 A JP 2001216930A JP 2003027818 A JP2003027818 A JP 2003027818A
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JP
Japan
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locking
hinge
locking pin
hood
piece
Prior art date
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Pending
Application number
JP2001216930A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuhiko Aihara
和彦 相原
Ryuzo Maeda
隆三 前田
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Caterpillar Japan Ltd
Caterpillar Mitsubishi Ltd
Original Assignee
Caterpillar Mitsubishi Ltd
Shin Caterpillar Mitsubishi Ltd
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Publication date
Application filed by Caterpillar Mitsubishi Ltd, Shin Caterpillar Mitsubishi Ltd filed Critical Caterpillar Mitsubishi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 エンジンフード等、ヒンジを介して開閉揺動
自在に軸支されるものを開状態に保持するための保持手
段を設けるにあたり、省スペース化、コンパクト化を計
る。 【解決手段】 ヒンジ7の機体側取付け片7bに、ブラ
ケット14を介して進退移動自在な係止ピン12を設け
る一方、フード側取付け片7aに、上記係止ピン12を
退避させるガイド体20を設け、さらに、該ガイド体2
0に、フード側取付け片7aがエンジンフード6を開く
上動位置に達したときに、係止ピン12が嵌入係止する
係止孔13を設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、部材同士を相対揺
動自在に連結するためのヒンジ(蝶番)の技術分野に属
するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、建設機械等において、エンジン
室を開閉するためのエンジンフードや、フィルター収納
部、ツールボックスを開閉するためのカバー、ドア等
は、ヒンジを介して機体側に開閉揺動自在に軸支されて
いる。ところで、例えば前記エンジンフードを、エンジ
ンの点検、修理等のメンテナンスを行うべく開いたと
き、該開状態のエンジンフードが不用意に閉じると作業
員が挟まったりする惧れがあり、そこで、エンジンフー
ドを開状態に保持するための保持手段が設けられる。こ
のような保持手段として、従来、例えば開状態のエンジ
ンフードと機体側とのあいだに支架されるステー等が知
られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、前記従来の
ステーを用いて保持するものは、エンジンフードを開閉
する度に作業者がステーを取付けたり取外したりしなけ
ればならず、面倒であるばかりか、保持し忘れてしまう
こともある。そこで、エンジンフードを開いたとき、該
開状態のエンジンフードに自動的に係止してエンジンフ
ードを開状態に保持する保持手段を別途設けたものも提
供されているが、この様な保持手段を設けるにあたり、
例えばエンジン室内にはエンジンの他に種々の機器装置
や配管等が配されることもあって省スペース化、コンパ
クト化を計る必要があり、ここに本発明が解決しようと
する課題があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の如き実
情に鑑み、これらの課題を解決することを目的として創
作されたものであって、一対の片を、中心軸を軸として
相対揺動自在に軸支してなるヒンジにおいて、前記一対
の片のうち一方の片に係止部を設ける一方、他方の片に
は、該他方の片が一方の片に対して所定位置まで相対揺
動したときに前記係止部に係止する係止受部を設けて、
該係止受部に係止部が係止することで他方の片を上記所
定位置に保持する構成にしたものである。そして、この
様にすることにより、一対の片に設けた係止部が他方の
片に設けた係止受部に係止することで、他方の片を一方
の片に対して所定位置に保持できることになり、而して
別途保持手段を設ける必要がなく、省スペース化、コン
パクト化が計れると共に、部品点数の削減、取付け工数
の削減にも寄与できる。このものにおいて、係止部は、
係止受部側に向けて進退移動自在な係止ピンで構成する
一方、係止受部は、係止ピンが係止受部に係止する所定
位置以外の揺動位置では係止ピンを退避させるためのガ
イド体に形成することにより、係止ピンは、所定位置以
外では係止受部から退避する一方、所定位置で係止受部
に係止することになる。また、ガイド体は、他方の片に
対する係止ピンの相対揺動に対応して円弧形状に形成す
ることにより、所定位置以外の揺動位置で係止ピンを退
避させることができる。さらに、係止ピンを係止受部側
に向けて押圧する押圧手段を設ける一方、該押圧手段に
抗して係止ピンを退避させるための操作手段を設けるこ
とにより、係止ピンの係止受部への係止を自動的に行う
ことができる一方、該係止の解除は、操作手段によりワ
ンタッチで行うことができる。
【0005】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図面において、1は油圧ショベル
であって、該油圧ショベル1は、クローラ式の下部走行
体2、該下部走行体2に旋回自在に支持される上部旋回
体3、該上部旋回体3の前部に装着される図示しないフ
ロントアタッチメント等から構成されている。さらに、
前記上部旋回体3の後部には、エンジン4やエンジン周
りの機器装置、配管等が収納されるエンジン室5が配設
されている。
【0006】6は前記エンジン室5を開閉するエンジン
フードであって、該エンジンフード6は、左右のヒンジ
7、8を介して機体側フレーム9に開閉揺動自在に軸支
されているが、これらヒンジ7、8のうちの一方のヒン
ジ(図3において左側のヒンジ)7に、本発明が実施さ
れている。
【0007】前記ヒンジ7は、エンジンフード6の内側
面部にボルト10により止着されるフード側取付け片7
aと、機体側フレーム9にボルト11により止着される
機体側取付け片7bと、これら両片7a、7bが揺動自
在に軸支される中心軸7cとを備えており、そして、フ
ード側取付け片7aは、中心軸7cを軸として、エンジ
ンフード6を所定の全開位置まで開く上動位置と、エン
ジンフード6を閉じる下動位置とのあいだを上下揺動す
るようになっているが、これらの構成は他方のヒンジ8
も同様である。ここで、上記フード側取付け片7aは二
段形状をしており、また機体側取付け片7bは、コ字形
状部の下端からボルト11止着部が垂下形成されてい
る。尚、これら取付け片7a、7bの形状は、該取付け
片7a、7bがそれぞれ取付けられるエンジンフード
6、機体側フレーム9の形状に対応するように設計され
るものであって、前述した形状に限定されるものではな
い。
【0008】さらに、前記ヒンジ7には、フード側取付
け片7aがエンジンフード6を開く上動位置に位置した
とき、該フード取付け片7aを上動位置に保持するため
の保持手段が設けられており、これによりエンジンフー
ド6を所定の全開位置に保持できるようになっている
が、該保持手段は、機体側取付け片7b側に設けられる
後述の係止ピン(本発明の係止部に相当する)12と、
フレーム側取付け片7a側に設けられる後述の係止孔
(本発明の係止受部に相当する)13とにより構成され
る。
【0009】つまり、14は前記係止ピン12を支持す
るためのブラケットであって、該ブラケット14は、機
体側取付け片7b下半部の左側(図3〜図8、図10に
おける左側であって、以下、説明を簡単にするため、図
3〜図8、図10に基づいて左右を表す)端部から、エ
ンジン室5の室内側方向に向けて突設されている。さら
に、このブラケット14の左側面部には、軸方向が左右
方向を向く円筒部15が一体的に形成されているが、該
円筒部15の筒内には前記係止ピン12が軸方向移動自
在に貫通されており、そしてこの係止ピン12の先端部
(右側端部)は、円筒部15の筒内から右方に突出し
て、ブラケット14に穿設された挿通孔14aに左右方
向移動自在に挿通されている。また、係止ピン12の基
端部(左側端部)は、円筒部15の筒内から左方に突出
しているが、該基端部には球状の把手16が一体的に固
着されている。さらに、円筒部15の筒内には、円筒部
15の左側端部に螺合され、中心部に係止ピン12が左
右方向移動自在に貫通する貫通孔17aが開設されたプ
ラグ17と、係止ピン12に止着される弾機受け18と
のあいだに、スプリング19が介装されている。そし
て、該スプリング19の押圧力により、係止ピン12
は、先端部がブラケット14の挿通孔14aからさらに
右方に突出する係止位置(図8(A)参照)側に常時押
圧されているが、後述するガイド体20に当接すること
で右方への移動が規制されることにより、あるいは把手
16を把持して前記スプリング19の押圧力に抗して係
止ピン12を左方に移動させることにより、先端部がブ
ラケット14の挿通孔14a内に略没入する退避位置
(図8(B)参照)に位置するように構成されている。
【0010】一方、フード側取付け片7aの左側端部に
は、側面視において略円弧形状をしたガイド体20が、
エンジン室5の室内側方向に向けて突設されているが、
このガイド体20は、殆ど間隙のない状態で前記ブラケ
ット14の右側に位置していて、前記退避位置の係止ピ
ン12の先端部に当接している。そしてガイド体20
は、前述したフード側取付け片7aの上下揺動と一体的
に揺動するが、このとき、前記退避位置の係止ピン12
の先端部がガイド体20の左側面部上を相対移動するよ
うになっている。さらに、ガイド体20には、フード側
取付け片7aがエンジンフード6を開く上動位置に位置
したときに、係止ピン12の先端部に対向する部位に、
係止孔13が開設されている。而して、フード側取付け
片7aが上動位置に位置したとき、係止ピン12は、ガ
イド体20による右方への移動規制が解除されて、スプ
リング19の押圧力により係止位置に至るまで右方に移
動し、これにより前記係止孔13に自動的に嵌入係止す
るように構成されている。
【0011】叙述の如く構成されたものにおいて、ヒン
ジ7のフード側取付け片7aは、エンジンフード6を開
く上動位置と、エンジンフード6を閉じる下動位置との
あいだを上下揺動することになるが、該フード取付け片
7aが上動位置以外に位置しているとき、機体側取付け
片7b側に設けられた係止ピン12は、フード側取付け
片7a側に設けられるガイド体20により退避位置に位
置せしめられた状態で、フード取付け片7aの上下揺動
に伴ってガイド体20の左側面部上を相対移動するが、
フード取付け片7aが上動位置に達すると、上記係止ピ
ン12は、スプリング19の押圧力によりガイド体20
に形成された係止孔13に自動的に嵌入係止し、これに
よりフード側取付け片7aは上動位置に保持されること
になる。また、該上動位置に保持されたフード側取付け
片7aを下動させる場合には、把手16を把持して係止
ピン12を退避位置まで移動させると、前記係止ピン1
2の係止孔13に対する係止が解除されて、フード側取
付け片7aの下動が許容されることになる。
【0012】この様に、本実施の形態においては、フー
ド取付け片7aが上動位置に達したときに、係止ピン1
2が係止孔13に嵌入係止することでフード取付け片7
aを自動的に上動位置に保持できる構成とし、これによ
りエンジンフード6を開状態に保持できるようにしたも
のであるが、このものにおいて、上記係止ピン12およ
び係止孔13からなる保持手段は、ヒンジ7に組み込ま
れていることになる。この結果、エンジンフード6を開
状態に保持するための保持手段を、エンジン室5に別途
設ける必要がなく、省スペース化、コンパクト化が計れ
ると共に、部品点数の削減、取付け工数の削減にも寄与
できる。尚、本発明は、油圧ショベルのエンジンフード
を開閉するためのヒンジに限定されることなく、部材同
士を相対揺動自在に連結する種々のヒンジ(蝶番)に実
施することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】エンジンフード閉時における油圧ショベルの側
面図である。
【図2】エンジンフード開時における油圧ショベルの側
面図である。
【図3】エンジンフード開時における油圧ショベルの一
部背面図である。
【図4】エンジンフード開時におけるヒンジ取付部の正
面図である。
【図5】エンジンフード開時におけるヒンジ取付部の斜
視図である。
【図6】エンジンフード閉時におけるヒンジ取付部の正
面図である。
【図7】エンジンフード閉時におけるヒンジ取付部の斜
視図である。
【図8】(A)、(B)はそれぞれ上動位置、下動位置
のヒンジの一部切欠き正面図である。
【図9】(A)、(B)はそれぞれ上動位置、下動位置
のヒンジの側面図である。
【図10】(A)、(B)はそれぞれ上動位置、下動位
置のヒンジの斜視図である。
【符号の説明】
7 ヒンジ 7a フード側取付け片 7b 機体側取付け片 7c 中心軸 12 係止ピン 13 係止孔 16 把手 19 スプリング 20 ガイド体

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一対の片を、中心軸を軸として相対揺動
    自在に軸支してなるヒンジにおいて、前記一対の片のう
    ち一方の片に係止部を設ける一方、他方の片には、該他
    方の片が一方の片に対して所定位置まで相対揺動したと
    きに前記係止部に係止する係止受部を設けて、該係止受
    部に係止部が係止することで他方の片を上記所定位置に
    保持する構成にしたことを特徴とするヒンジ。
  2. 【請求項2】 請求項1において、係止部は、係止受部
    側に向けて進退移動自在な係止ピンで構成する一方、係
    止受部は、係止ピンが係止受部に係止する所定位置以外
    の揺動位置では係止ピンを退避させるためのガイド体に
    形成されていることを特徴とするヒンジ。
  3. 【請求項3】 請求項2において、ガイド体は、他方の
    片に対する係止ピンの相対揺動に対応して円弧形状に形
    成されることを特徴とするヒンジ。
  4. 【請求項4】 請求項2または3において、係止ピンを
    係止受部側に向けて押圧する押圧手段を設ける一方、該
    押圧手段に抗して係止ピンを退避させるための操作手段
    を設けたことを特徴とするヒンジ。
JP2001216930A 2001-07-17 2001-07-17 ヒンジ Pending JP2003027818A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN114150957A (zh) * 2020-09-07 2022-03-08 本田技研工业株式会社 引擎罩铰链结构

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN114150957A (zh) * 2020-09-07 2022-03-08 本田技研工业株式会社 引擎罩铰链结构
CN114150957B (zh) * 2020-09-07 2023-10-13 本田技研工业株式会社 引擎罩铰链结构

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